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富山大学経済学部教授 小柳津 英知 |
昨年夏に発行された増田寛也編『地方消滅』(中公新書)は、『地方消滅』(=地方都市消滅論)の議論と、消滅回避のため地域施策における「選択と集中」を提唱し注目を集めています。
本稿では、この『地方消滅』の人口データについて、(1)どのような前提で「消滅可能性都市」の数を推計したのか、(2)「消滅」を回避するために何をすべきと提言しているのか、(3)この“地方消滅論”に対する批判にはどのようなものがあるかについて簡単に紹介した上で、(4)現在の富山県への示唆となる点について考察していただきました。ぜひご覧ください。
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モモ‘源平’
モモの園芸品種のうち、花を観賞する「ハナモモ」の品種で、植物園では4月中旬から下旬にかけて見ごろとなります。‘源平’は八重咲きの品種で、1本の木の中で赤い花と白い花が、また時には1つの花で赤と白が交じり合うことがあり、源氏と平家の旗に見立てて名前がついています。
(富山県中央植物園で撮影)
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