|
![]() |
|
今年は、明治16(1883)年に富山県が置かれてから130年目となる節目の年です。県では、置県130年を機に、現在の富山県が誕生した5月9日を「県民ふるさとの日」とする条例を制定するとともに、県民が「希望と誇りを持てるふるさと富山づくり」へ向けて大きく飛躍できるよう、市町村等とも連携しながら、県を挙げて節目にふさわしい様々な記念事業を展開しています。 具体的には、去る5月12日(日)に置県130年記念式典を開催したほか、「県民ふるさとの日」である5月9日(木)から12日(日)までの4日間は、県の施設等を無料開放したところです。また、現在「ふるさとの空」フォトコンテストと「とやまの祭り」フォトラリーを実施中であり、来る8月には県出身者がふるさと富山に集うホームカミングデイ及び11月には「ふるさとの空」のど自慢コンクールを開催することとしています。 それでは、これらの記念事業の概要について、ご紹介します。 |
1 「県民ふるさとの日」について置県130年の節目を契機に、県民自身がふるさとの歴史、自然、風土、文化、産業等について理解を深め、ふるさとへの誇りと愛着を育むことを目的として、置県の日である5月9日を「県民ふるさとの日」とする条例を本年3月に制定したところです。 県では、毎年5月9日を中心として、市町村等とも連携して「県民ふるさとの日」にふさわしい記念事業を行うとともに、美術館や博物館などの県の施設を無料開放することとしています。特に、今年については、5月9日から12日までの間、14の県の施設を無料開放したほか、市町村等の施設につきましても一部の施設で無料開放や割引等が行われ、県民が改めて「ふるさと富山」について見つめ直す絶好の機会として多くの皆様に大変好評を博したところです。 |
2 置県130年記念式典について富山県が誕生した5月9日の直後の日曜日である5月12日に、富山県民会館大ホールにおいて、県民を挙げて置県130年を祝う記念式典を約1,200人に上るご来賓や県民の皆様の参加のもと、盛大に開催いたしました。 式典の第一部では、石井富山県知事の式辞、杉本県議会議長の挨拶に続き、ご来賓の皆様からご祝辞を頂いた後、「県民ふるさとの日」の設置や置県130年シンボルマークの紹介、置県130年記念事業の一環として県内外の皆さんから募集した「ふるさとへの思い」発表文の表彰式及び最優秀作品の発表が行われました。なお、「ふるさとへの思い」が溢れる発表文の入選者と入選作品については、「富山県置県130年記念事業」ホームページの中に掲載されていますので、是非ご覧いただきたいと思います。 石井知事は式辞の中で、「富山県の誕生当時は、全国的に貧しい県の一つと言われていたが、今では住み良さなどで全国トップレベルの評価を受けており、これも幾多の困難を乗り越えてふるさとの発展に尽力してきた先人の方々のご努力の賜物」とし、今後とも県民と手を携えてふるさと富山の限りない発展に全力を尽くしていくことを誓いました。 ![]() また、第二部では、ともに富山県出身で、高岡市立高陵中学校の同級生でもある女優の風吹ジュンさんと音楽プロデューサーの須藤晃さんによる「ふるさとへの思い」をテーマとしたトークショーが行われました。風吹さんが「昭和の色が残っている富山が好き。今の雰囲気を残してほしい」と述べると、須藤さんから「もっと富山の魅力を積極的にアピールすることが必要だ。」との発言がありました。また、須藤さんがふるさと富山を舞台にした映画製作に意欲を示されたことに対し、風吹さんも是非にと応じ、会場から大きな拍手が沸きました。 そして、記念トークショーに続き、富山シティフィルハーモニー管弦楽団による記念演奏、富山市出身のソプラノ歌手高野百合絵さんと南砺市立井波・福野小学校合同合唱団も加わって富山県ふるさとの歌「ふるさとの空」の合唱が行われました。最後は、会場の参加者全員で「ふるさとの空」を大合唱となり、まさに会場内が心を一つにしてふるさと富山に思いを寄せるとともに、置県130年を全員が心から祝賀するなかで大盛況のうちに閉会いたしました。 |
3 ホームカミングデイについて国内外に住む本県出身者がふるさとに集い、富山の魅力を満喫するホームカミングデイを8月に開催します。獅子舞や越中おわら節など富山の祭りの公演や、富山県ふるさとの歌「ふるさとの空」合唱、富山を舞台にした映画の上映のほか、富山の祭りクイズラリーや縁日の開催、富山の特産品の販売、ふるさと再発見バスツアーなど楽しい催しを色々行います。 どなたでも参加できますので、これらの催しを通じて、改めて富山の良さを感じてみませんか。
|
4 「ふるさとの空」のど自慢コンクールについて富山県ふるさとの歌「ふるさとの空」がさらに普及し、様々な機会に歌っていただく契機となるよう、「ふるさとの空」のど自慢コンクールを次のとおり開催いたします。 どなたでも参加できます(グループでの出場は10名以内)ので、日頃の練習の成果を大勢の前で発揮してみませんか。コスチューム、振付等を工夫したパフォーマンスあふれる参加者も大歓迎です。
|
5 「ふるさとの空」フォトコンテストについて県民や県出身者の皆さんが、ふるさと富山についての理解を深め、誇りや愛着を育むことを目的に、「ふるさとの空」の歌から思い描かれる県内風景の素敵な写真を募集するフォトコンテストを実施中です。 県内外、プロ・アマを問わず、どなたでも応募できますので、ふるさとへの思いがこもった、あなたらしい写真をお待ちしています。 応募締切は、平成25年11月15日(金)午後5時です。詳しい内容や応募方法等については、こちらをご覧ください。 |
6 「とやまの祭り」フォトラリーについて県民や県出身者の皆さんが、ふるさとの祭りをたくさん体感し、富山の魅力を再発見することを目的に、平成25年4月から12月に県内で開催される祭りやイベントに参加し、1人6箇所以上(県外在住者は3箇所以上)の写真を撮影して応募する「とやまの祭り」フォトラリーを実施中です。 県内外を問わず、どなたでも応募できます。抽選で合計119名に県産品ギフトカードや各市町村の特産品をプレゼントしますので、富山県の祭りをいっぱい楽しんで、ふるさを大好きになりましょう。 応募締切は、平成26年1月8日(水)です。対象となる祭りや応募方法等については、こちらをご覧ください。 |
7 最後になお、これらの記念事業のほかにも、次のとおり置県130年を記念して県や市町村等では様々な連携事業を展開しています。 「http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/kj00012995-004-01.html」 また、コンビニエンスストアなど民間事業者においても、置県130年を記念する色々な企画が随時行われており、今年は県内の色々なところで置県130年記念の呼称やシンボルマークを目にされると思います。 県及び市町村以外の方々も置県130年シンボルマークや「置県130年記念」の呼称を使用して、置県130年を記念する活動を行うことができます。この場合には、県の使用承認が必要となりますので、詳しいことは、こちらをご覧ください。 「http://www.toyama-130nen.jp/?tid=100037」
置県130年記念事業については、下記の「富山県置県130年記念事業」のホームページをご覧ください。また、ご不明な点等がございましたら富山県知事政策局管理担当まで問合せ願います。
|