新湊大橋開通記念イベント（結果報告）

とやま経済月報9月号でご案内しました「新湊大橋開通記念イベント」について、続報として開催結果をお知らせします。

9月22日、快晴のもと、新湊大橋開通記念イベントが開催され、県内外からの10万人を超える来場者で大いに賑わいました。

午前中は、開会式・神事の後、昭和42年に富山新港の開発に伴い分断され新湊大橋によって再び繋がった地域の2家族の三夫婦らが、新湊めでた保存会の祝い歌に送られて新湊大橋を歩き、開通を祝いました。その後、射水市内15小学校の5,6年生が橋上で手をつなぎ万歳をする「手をつなごうin新湊大橋」では、児童約1,500人が一列につながり、橋の完成の喜びを全身で表現しました。

そして、橋をはさむ海と空では、海上は大漁旗を掲げた漁船やヨット・クルーザーのパレード、消防艇・巡視艇の記念放水、上空は消防ヘリの記念飛行が行われ、イベントに華を添えました。

午後からの自動車専用道路である車道の一般開放では、多くの来場者が全長3.6km、高さ50mを超える空中散歩を満喫しました。

橋の西側会場の海王丸パークでは、記念物産市、ふわふわドームやミニアイトラム、新湊曳山特別展示、ダンスデフェスティバルなどが、東側会場の海竜マリンパークでは、連凧揚げ、射北中ブラスバンド演奏、富山市消防音楽隊ブラス演奏、獅子舞演舞、海老江曳山特別展示などが行われ、東西が連携して大橋の完成を祝いました。

また、この日、東西の物産市会場で1,000部限定販売された大橋開通記念切手は、販売前から長い行列が続き、販売開始30分も経たずに完売しました。

夜には、イベントのフィナーレを飾る開通記念花火が、大橋の真上で色とりどりの大輪の花を咲かせました。花火終了後に、橋の主塔をライトアップするサプライズを行ったところ、観客から拍手と歓声が起きました。

このように、新湊大橋開通記念イベントは、大いに盛り上がり大成功となりました。今後は、平成17年に策定した「新湊みなとまちづくり方策」の推進を図り、新湊大橋を生かしたまちづくりに取り組んでいきます。

最後に、このイベントを通じ多くの皆様とともに喜びを分かち合い、記憶に残るイベントを行えましたことを感謝します。