2月号のダイジェスト
平成24年2月号
2012.FEBRUARY
寄稿 地球の裏側の経済事情
〜南米初のワールドカップ、オリンピックを控えているブラジルより〜

ブラジル第3アリアンサ日本語学校教諭 大木伸宏(富山県派遣)

ブラジルのサンパウロ州の西側端に位置する第3アリアンサ富山村は、昭和2年に富山県出身者がリーダーとして入植、開拓した地域で、今も多くの日系人が住んでいます。

本稿では、富山県からこの第3アリアンサ富山村に派遣されている日本語学校の先生が、現地での身近な生活事情を紹介します。


 

イリマ

イリマ

ハワイ原産の熱帯花木で、同じアオイ科のハイビスカスを小さくしたような黄色〜オレンジ色の花が年中咲きます。この花はハワイオアフ島のシンボルフラワーとして親しまれていますが、この花を数百個集めて作るレイ(花輪)は高貴なものとして知られ、かつては王族のみが身に着けることを許されていたとのことです。

※「熱帯花木」は、熱帯に産する観賞に値する美しい花を咲かす樹木の一般的な呼び方。

(富山県中央植物園で撮影)

写真・文:富山県中央植物園