米どころ富山県では、良質米として評価の高いコシヒカリをはじめ、富山オリジナルの早生品種「てんたかく」や晩生品種「てんこもり」が生産されているほか、平成30年秋には新品種「富富富」がデビューします。チューリップ球根の出荷量が日本一の産地でもあり、伝統ある定置網漁法による漁業も盛んです。また、質の高い労働力、豊富な電力と水、充実した物産・交通網、ものづくりの伝統、日本海側屈指の工業集積など優れた産業基盤があります。「くすりの富山」として全国に知られる医薬品産業のさらなる発展や新たな成長産業の育成・振興により、「ものづくり県」として一層の飛躍を目指しています。

網を一定の海中に常設しておき、回遊魚を待って漁獲します。現在、富山湾の総漁獲量の7割以上が定置網漁法によるものです。

ものづくり産業振興の拠点として、産学官が連携して新商品・新技術の研究開発を行っています。また、最先端のものづくり技術をもつ人材の育成にも取り組んでいます。

高度な分析機器等を整備し、バイオ医薬品など成長分野の研究開発を促進するほか、県内企業等を対象とした技術開発や人材育成を支援するなど県内医薬品産業のさらなる発展をめざします。

「コシヒカリ」の課題を克服し、美味しさを最大限に発揮する品種として、平成15年度の開発着手から13年を経て、「富富富」が誕生しました。その名前は、富山の水、富山の大地、富山の人が育てた富山づくしのお米であることをあらわすとともに、食べた人に「ふふふ」と微笑んで、しあわせな気持ちになってもらいたいという想いも込められています。平成30年秋本格デビュー。
特色ある産業
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医薬品
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生産金額7,325億円<全国1位>
[ 平成27年「薬事工業生産動態統計調査」] -
人口1人あたり医薬品生産金額68.7万円<全国1位>
[ 平成27年「薬事工業生産動態統計調査」] -
人口1万人あたり医薬品製造従業者数74.1人<全国1位>
[ 平成23年「薬事工業生産動態統計調査」] -
人口10万人あたり医薬品製造所数9.0箇所<全国1位>
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住宅用アルミニウム製サッシの全国シェア
36.5%<全国1位>
[ 平成28年「経済センサス−活動調査(製造業)」] -
高岡銅器
全国にある寺の梵鐘はそのほとんどが高岡で製造されたもの。
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兼業農家
兼業農家率83.8%<全国2位>
[平成27年「農林業センサス」] -
稲作
水田率95.6%<全国1位>
[ 平成28年「作物統計」] -
種籾
全国の県間流通量の57%は富山産で42都府県に出荷(平成24年産)
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ジャンボスイカ
日本一大きい入善ジャンボ西瓜
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チューリップ球根
出荷量16,713千球<全国1位>
[ 平成27年 ] -
定置網
日本における発祥地
※ このほか、日本一、世界一、ユニークなもの、まだまだいっぱいありますが、その一部を紹介いたしました。
詳細は「100の指標―統計からみた富山」(統計調査課)等を参照ください。