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ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 「常願寺川砂防施設」の国重要文化財指定の答申について

「常願寺川砂防施設」の国重要文化財指定の答申について

最終更新日:2017年11月10日

 平成29年10月20日(金)に開催された国の文化審議会において、本宮堰堤(ほんぐうえんてい)と泥谷堰堤(どろだにえんてい)が、既指定の白岩堰堤に追加し、「常願寺川砂防施設」として国の重要文化財(建造物)として指定の答申がされました。

指定の概要

(1) 名 称 常願寺川砂防施設(じょうがんじがわさぼうしせつ)
※ 平成21年に指定された「白岩堰堤砂防施設」に本宮堰堤、泥谷堰堤を追加指定し、指定名称を「常願寺川砂防施設」に変更
(2) 所有者 国土交通省(北陸地方整備局 立山砂防事務所 所管)
(3) 指定の理由 
・常願寺川砂防施設は、常願寺川水系を一体的に治める治水対策の礎となった施設であり、我が国の治水史上、価値が高い。
・荒廃河川特有の不利な地盤条件を克服し、短時間で完成した大規模な貯砂堰堤である本宮堰堤と長大な階段式堰堤である泥谷堰堤は、白岩堰堤と共に昭和前期における砂防施設の技術的達成度を示すものとして重要である。

指定の意義

(1) 世界文化遺産の登録推進に向け、本県が着実に取り組みを進めてきた「立山砂防」を代表する3堰堤が、「我が国初の水系一貫の治水計画に基づき、近代的な工法により短期間で建設された」という調査成果が、国においても至当に評価された。
(2) 白岩堰堤に加えて本宮堰堤・泥谷堰堤が重要文化財となることで、世界文化遺産登録に向けた構成資産の内容が充実する。
(3) 「立山砂防」が世界に広まった近代砂防技術の典型・到達点であること、自然と共生した世界に誇れる防災遺産であることを国内外に、より一層広くアピールできる。

構成と特徴

【本宮堰堤】
構成:本堰堤1所、附(つけたり) 旧混合配給所基礎石垣1所
特徴:
・水系一貫の治水計画の構想に基づいて建設された、わが国最大級の貯砂量を誇る砂防堰堤。
・昭和前期の土木工事における機械施工に係る遺構が現存する貴重な事例。

本宮堰堤遠景本宮堰堤 全景

本宮堰堤と第1副堰堤本宮堰堤 本堰堤[第1副堰堤(手前)は指定外]

本宮堰堤 旧混合配給所基礎石垣本宮堰堤 附 旧混合配給所基礎石垣

【泥谷堰堤】
構成:堰堤19所、床固(とこがため)3所、附 山腹基礎工6所、土留工9所、水路工6所
特徴:
・崩壊土砂の浸食や崩壊拡大を防ぎ、現地の植生回復に大きく貢献した、長大な階段式の砂防堰堤。
・建設当初の山腹工が当時の図面と照合できる形で現存する貴重な事例。

泥谷堰堤泥谷堰堤の階段式堰堤

泥谷堰堤 附 水路工泥谷堰堤 附 水路工と石橋

泥谷堰堤 附 山腹基礎工泥谷堰堤 附 山腹基礎工

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
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