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ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 国の登録有形文化財(建造物)の登録について

国の登録有形文化財(建造物)の登録について

最終更新日:2017年3月29日

 かねてより地域の歴史と文化の継承のため、適切な保存と活用に向けて取組を進めていた次の建造物について、平成29年3月10日(金)に開催された国の文化審議会において、登録有形文化財(建造物)として登録するよう答申がなされました。

1 文化財の概要

NO.1
(1) 名 称 富山県立魚津(うおづ)高等学校
(2) 所在地 魚津市吉島
(3) 所有者 県
(4) 棟 数 1棟
      講堂【鉄筋コンクリート造平屋一部2階建、建築面積535平米】
(5) 概 要 
  ・昭和12(1937)年建築の2階建て鉄筋コンクリート造りの学校建築物として県内最古
   であり、歴史的価値が高い。
  ・外観は左右対称形で威風堂々とした気品と存在感があり、上部まで通る柱型にタイル
   を貼り、屋根の端部を立ち上げるなど特色ある意匠を持つ。
  ・内部は三方にギャラリーを設け、ワニス塗りの木部と白塗りの壁の対比が美しい。

NO.2
(1) 名 称 有隣庵(ゆうりんあん)(旧土肥(どい)家住宅)
(2) 所在地 滑川市瀬羽町
(3) 所有者 個人
(4) 棟 数 1棟
      主屋【木造2階建、瓦葺、建築面積185平米】
(5) 概 要
  ・慶応3(1867)年建築の木造2階建て町屋建築で、町屋として滑川最古の部類に属する。
  ・正面1・2階建具の格子や腕木で支えた庇(コヤネ)、正面2階両脇の袖壁(コワキ)
   など、地域の景観を特徴付けている。
  ・現在は、地域文化の研究や町並み保存活動の拠点として利用されている。

NO.3
(1) 名 称 菅田(すがた)家住宅
(2) 所在地 滑川市瀬羽町
(3) 所有者 個人
(4) 棟 数 2棟
      主屋【木造3階建、瓦葺、建築面積192平米】
      衣装蔵【土蔵造2階建、鉄板葺、建築面積40平米】 
(5) 概 要 
  ・明治前期建築の木造3階建の主屋は、旧北陸街道に面した町屋建築で、中庭を隔てて
   安政2(1855)年建築の衣装蔵が建つ。
  ・主屋の間取りは滑川の伝統的かつ標準的な構成を取り、出入り口の大戸や蔀戸、厚板
   葺きの庇(コヤネ)に古い形式を伝える。
  ・衣装蔵は、慶応2(1866)年の大火で焼け残った貴重な建造物の一つ。

NO.4
(1) 名 称 養照寺(ようしょうじ)
(2) 所在地 滑川市領家町
(3) 所有者 養照寺
(4) 棟 数 1棟
      本堂【木造平屋建、瓦葺、建築面積452平米】 
(5) 概 要 
  ・大正5年(1916)年建築の入母屋造り木造平屋建ての社寺建築で、近世以来の典型的な
   真宗寺院の本堂形式をとる。
  ・地元の宮大工、岩城庄之丈の晩年の作品のひとつで、設計図や書簡が残る。

NO.5
(1) 名 称 滑川館(なめりかわかん)
(2) 所在地 滑川市神家町
(3) 所有者 個人
(4) 棟 数 2棟
      本館【木造2階建、瓦葺、建築面積121平米】
      道具蔵【土蔵造2階建、瓦葺、建築面積25平米】
(5) 概 要
  ・明治20(1887)年建築の木造2階建の本館と土蔵造2階建の道具蔵からなる。
  ・滑川の伝統的で標準的な平面構成の町屋から改造されたもので、現在は旅館として使用
   されている。
  ・道具蔵は、白漆喰の壁面に2階中程まで黒塗りの腰竪板を見せる外観が特徴的である。

NO.6
(1) 名 称 櫟原(いちはら)神社
(2) 所在地 滑川市神明町
(3) 所有者 櫟原神社
(4) 棟 数 4棟
      本殿【木造平屋建、銅板葺、建築面積7平米】
    拝殿【木造平屋建、瓦葺、建築面積156平米】
      一の鳥居【石造、間口4.6m、高さ4.5m】
     二の鳥居【石造、間口3.5m、高さ3.9m】
(5) 概 要
  ・明治5(1872)年建築の本殿、大正4(1915)年頃建築の拝殿ほか、安政7(1860)年と大正
   10(1921)年建築の2基の鳥居からなる。
  ・本殿は総欅造りで、精巧で非常に質の高い井波彫刻が施されている。
  ・拝殿の内部は「拝殿」、「薬殿」、「幣殿」、「祭文殿」からなり、独特の構成を取る
   拝所建築の好例である。
  ・本殿は地元大工の岩城庄之丈の初期の作品で、拝殿は庄之丈晩年の作である。

NO.7
(1) 名 称 荒町庵(旧米田楼)(あらまちいおり)(きゅうよねだろう))
(2) 所在地 南砺市城端
(3) 所有者 一般社団法人城端景観・文化保全機構
(4) 棟 数 1棟【木造2階建、瓦葺、建築面積76平米】 
(5) 概 要 
  ・明治中期建築の木造2階建の町屋建築
  ・当初は米田楼と称する料理屋で、城端の賑わいを今に伝える建造物として価値が高い。
  ・庵歌を所望する空間を1階に、曳山を眺めるための縁を2階に設け、料理屋の接客空
   間と曳山祭の庵歌の所望のための空間の両立という、この地域の特殊性をもつ建物
   として希少性が高い。
  ・今後はNPO法人で既登録の「じょうはな庵」(国登録)とともに観光・交流の拠点とし
   て活用。

2 登録の意義

(1) 所有者のみならず、県民が、地域の身近な文化資産の価値や魅力を再発見・再認識すると
  ともに、地域の宝・誇りとして末永く保存・継承していくための契機となる。
(2) 県内各地に所在する地域固有の優れた歴史的・文化的な資源を活用した地域づくりの推進
  に繋がる。

【参 考】これまでの県内の登録文化財(建造物)

登録有形文化財(建造物)  本宮砂防ダムなど  55箇所109件
※ 今回の登録により県内の登録文化財(建造物)総数は62箇所121件となる。

富山県立魚津高等学校 講堂富山県立魚津高等学校 講堂

有隣庵(旧土肥家住宅) 主屋有隣庵(旧土肥家住宅) 主屋

菅田家住宅 主屋菅田家住宅 主屋

養照寺 本堂養照寺 本堂

滑川館 本館滑川館 本館

櫟原神社 本殿櫟原神社 本殿

荒町庵(旧米田楼)荒町庵(旧米田楼)

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
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