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ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 富山県庁舎本館の国登録有形文化財(建造物)への登録について

富山県庁舎本館の国登録有形文化財(建造物)への登録について

最終更新日:2015年9月12日

 去る3月13日(金)に開催された国の文化審議会において、富山県庁舎本館が国の登録有形文化財(建造物)として登録の答申がなされました。
【追記 平成27年8月4日付文部科学省告示第125号により登録されました】

1 文化財の概要

(1) 名 称 富山県庁舎本館(とやまけんちょうしゃほんかん)
(2) 所在地 富山市新総曲輪1-7
(3) 所有者 富山県
(4) 棟 数 1棟【鉄筋コンクリート造4階建(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、正面長89m、側面長51m、建築面積3,315m2、延床面積13,490m2、高さ約18m】
(5) 概 要
・旧神通川廃川地に昭和10年8月に建築された鉄筋コンクリート造4階建(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)の庁舎建築で、当時としては先進的な耐震耐火建築に留意している。
・同時期に建造された富岩運河水閘施設(重要文化財S9建造)、牛島閘門(登録有形文化財S9建造)、桜橋(登録有形文化財S10建造)や富山電気ビルディング(S11建築)などとともに、富山都市計画事業の名残をとどめ、戦前の富山市街地の近代化を象徴する公共建築として親しまれている。
・昭和20年の富山大空襲から焼け残り、県の歴史と文化を物語る象徴でもある。
・建物の平面は中庭のある横日の字型平面で、北正面中央部には、馬蹄形の斜道をもつ車寄せが付き、二階が玄関となる。
・外観は二階窓下の胴蛇腹までが花崗岩張りで、その上はクリーム色のスクラッチタイル張りとし、正面中央部壁面や玄関車寄せの庇廻りにはテラコッタの装飾が施される。内部では、玄関やホール、大階段にテラゾー(人造大理石)や大理石が用いられる。知事室や特別室などは当初の内装を残している。
・設計は大蔵省営繕管財局工務部長の大熊喜邦で、堅牢かつ実用性を旨としつつも、県行政の中枢機関として県勢の象徴となるよう、シンプルながら左右対称とした豪壮な外観デザインを採用し、威厳と風格ある堂々とした昭和初期を代表する近代建築となった。


2 登録の意義

(1)戦中・戦後の富山県の政治・行政の中心施設として利用されてきた富山県庁舎本館が、竣工80周年や北陸新幹線開業のタイミングで登録されることは、富山県の歴史と文化を物語る象徴として大変有意義である。
(2) 県庁窓口には文化財としての県庁舎本館を紹介するリーフレットを作成し、広く県民の皆様をはじめ県内外の方々の見学を受け入れるほか、平成27年度中には屋上に昭和天皇の歌碑を設置し、緑化して一般に開放することも計画している。
(リーフレットは画面右側からダウンロードしてご覧いただけます。)

【参 考】これまでの県内の登録文化財(建造物)

登録有形文化財(建造物)  本宮砂防ダムなど  50箇所103件
※ 今回の登録により県内の登録文化財(建造物)総数は51箇所104件となる。

富山県富山県庁舎本館01正面(北より)富山県富山県庁舎本館 正面(北より)

富山県富山県庁舎本館04正面東側(北東より)富山県富山県庁舎本館 正面東側(北東より)

富山県庁舎本館 2階階段室富山県庁舎本館 2階階段室

富山県庁舎本館 2階玄関ホール富山県庁舎本館 2階玄関ホール

富山県庁舎本館 特別室(旧貴賓室)富山県庁舎本館 特別室(旧貴賓室)

富山県庁舎本館 大会議室(旧正廰)富山県庁舎本館 大会議室(旧正廰)

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
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