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「論田・熊無の藤箕製作技術」の国重要無形民俗文化財の指定について

最終更新日:2013年1月25日

このたび、氷見市論田(ひみしろんでん)および熊無(くまなし)地区で伝承されている藤箕(ふじみ)を製作する技術が「論田・熊無の藤箕製作技術」として、国の重要無形民俗文化財として指定を受けることになりました。

1 文化財の概要

(1)名称 論田・熊無の藤箕製作技術
     (ろんでん・くまなしのふじみせいさくぎじゅつ)
(2)所在地 氷見市論田および熊無
(3)保存団体 論田・熊無藤箕づくり技術保存会
      (平成24年9月設立 会長:坂下武夫氏)

2 「論田・熊無の藤箕製作技術」の概要

(1)由来ほか
   氷見市論田・熊無地区における藤箕生産は、およそ600年前に天台僧により伝わった  との伝承がある。
   加賀藩政期に役人から藤箕の献上を申しつけられ、その出来ばえを賞賛されたことを契  機に毎年献上し、ついには藩内での藤蔓(ふじづる)等の材料収集に特別の保護を受けて  いたと伝えられている。
   かつて論田・熊無の数軒を除くほぼ全戸において製作され、明治末頃で約5万枚、大正  期には10万枚超を数えるほどに大量の藤箕を製作していた。多少の増減はありながら、  昭和30年代末頃まで同地区の主産業としてその全盛を誇った。
   現在は、生産者の高齢化等もあり、生産量は減少している一方、昭和50年代頃からは  民芸品としての「福箕(ふくみ)」が生産されて、主に関西方面に出荷されている。

(2)論田・熊無の藤箕製作技術の特徴・評価
  ・日本の農業生産の基本的な道具で、穀物の選別・運搬の農具である「箕」は、かつては   全国各地で生産されていたが、現在国内での生産地は極めて少なくなっている。その中   で、氷見市の論田・熊無地区は、材料の確保から生産・出荷まで一連の工程が維持され   箕づくりが本来の姿で継承されている貴重な生産地であること。
  ・地区では、明治42年に組合(現・双光藤箕生産組合)が結成され今日に至っているが   優れた技術の保存と継承に向けて、新たに「論田・熊無藤箕づくり技術保存会」を組織   し、後世への伝承への強い意欲があること。
  ・氷見市教育委員会等による本技術の詳細な調査と成果の公表(『氷見の手仕事』H23.3   氷見市立博物館)がなされ、技術の実態が解明されたこと。

3 その他

(1)富山県の国指定重要無形民俗文化財の件数 8件
(2)富山県の国指定・選定文化財の総件数 103件

かつての藤箕づくりの様子(氷見市教育委員会提供)

かつての藤箕づくりの様子

色々な藤箕(氷見市立博物館展示品) (氷見市教育委員会提供)

氷見市立博物館展示の藤箕

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
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