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ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 恐竜足跡化石 > ・富山市(旧大山町)で発見された恐竜の歯化石の特徴

恐竜足跡化石

最終更新日:2015年12月14日

・富山市(旧大山町)で発見された恐竜の歯化石の特徴

1 発見された恐竜の歯について

(1)発見地 富山市(旧大山町)の恐竜足跡化石露頭
(2)種 類 獣脚類(肉食の二足歩行)
(3)個 数 1個(左上顎歯?)
(4)大きさ 長さ約23mm 幅約13mm (先端部がわずかに欠損)
(5)歯化石の地層
?層準 手取層群のうち跡津川累層(※)の可能性が高い
※富山県、石川県、福井県、岐阜県に広く分布する中生代の地層を手取層群と呼ぶが、この手取層群は、西部の福井県、石川県では下位より(古い順)「九頭竜亜層群」「石徹白亜層群」「赤岩亜層群」に分けられる。また、東部の富山県、岐阜県北東部では下位より「東坂森累層」「長棟川累層」「跡津川累層」に分けられる。「跡津川累層」は、「赤岩亜層群」に対比されている。

?時代 白亜紀前期(約1億3000万年前〜1億2000万年前)

?岩質 砂質頁岩

化石発見状況化石発見状況

岩盤のなかで黒く光っているのが化石
(S=1cm単位)

歯の化石歯の化石

先端は欠損しているが、下方に鋸歯がみえる
(S=1cm単位)

鋸歯の拡大鋸歯の拡大

2 化石の意義と特徴

・これまで富山県内では、富山市(旧大山町)から恐竜足跡化石の産出が確認されていたが、今回の発見は恐竜の体化石としては、県内初の発見である。
・鋸歯(のこぎりのようなギザギザ)がはっきりわかる保存状態のよい歯である。
・同じ現場から体化石、足跡化石、植物化石がそろって発見されたことによって、恐竜足跡化石の現場周辺が、恐竜が生息した古環境そのものを復元するための第一級の露頭として位置付けできる。
・一般に、手取層群は、西部地域(福井県、石川県、岐阜県白川村、荘川村)と東部地域(富山県東部、岐阜県北東部)に分けられるが、恐竜化石など多数の動物化石が見つかっている西部に対し、東部では恐竜足跡以外の動物化石としては初の発見である。今後、東部地域での恐竜体化石発見の大きな手がかりとなるものと思われる。
・今後、福井県勝山市、石川県白峰村、岐阜県荘川村で発見されている肉食恐竜の歯化石との比較研究などにより、白亜紀前期の恐竜化石の進化を解明する手がかりとなる。

3 国内での過去の肉食恐竜(獣脚類)の歯化石発見例

発見場所 備考
熊本県 “ミフネリュウ”、”クマモトミフネリュウ”(御船町)、種不明(御所浦町) 約20 1979年より
石川県 “カガリュウ”(メガロサウルス科?)他、(白峰村) 数点 1985年より
福井県 ドロマエオサウルス科など多数(勝山市)ティラノサウルス科1点(和泉村) 多数 1988年より
岐阜県 ヴェロキラプトル亜科他2種(荘川村) 多数 1990年から
福岡県 (宮田町、北九州市等で発見) 数点 1990年より
福島県 大きいものはティラノサウルス科(広野町) 2 1999年発見

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
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