富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 恐竜足跡化石 > ・富山市(旧大山町)恐竜足跡化石露頭面の表面精査に係る中間報告

恐竜足跡化石

最終更新日:2015年12月14日

・富山市(旧大山町)恐竜足跡化石露頭面の表面精査に係る中間報告

 去る11月8日〜12日に、富山市(旧大山町)の恐竜足跡化石露頭面及びその周辺地において実施した表面精査の結果、新たな動物化石を発見いたしましたので、中間報告いたします。

平成11年12月2日
富山県恐竜化石調査団長

1 調査の概要

(1)日程
・11月8日(月)〜9日(火) 富山市(旧大山町)恐竜足跡化石露頭面の表面精査 
・11月10日(水)〜12日(金) 露頭面周辺の転石調査

(2)参加者
富山県恐竜化石調査団調査員4名及び調査補助員4名

(3)成果
? 肉食恐竜の歯化石の発見 11月8日(月)午前、大山町恐竜足跡化石露頭面左上面にて肉食 恐竜歯化石と考えられる化石を調査補助員が発見。心無い者による盗掘を避けるため等の理由 で、当日中に掘り出して、緊急の保存を図った。
? 亀の甲羅化石の発見 11月10日(水)午後、大山町恐竜足跡化石露頭面直下の河原で、転石 中から藤田調査員(日本地質学会会員、大山町教育委員会)が亀の甲羅化石と考えられる化石 を発見。

(4)対応
? 11月8日に発見された化石については、藤田学芸員が部分クリーニングを行った結果、セレー ション(鋸歯)が確認され、肉食恐竜(獣脚類)の歯化石であることが判明した。
? 11月10日に発見された化石については、東 洋一博士(福井県教育庁)によって、中生代の 
 亀の甲羅化石であることが確認された

2 化石と特長と意義

(1) 8日に発見された化石は、獣脚類(肉食で二足歩行)の歯で、歯化石の大きさは歯根部付近 
 の前後長9mm、高さ16mm。肉食の特長である細かなノコギリ状の鋸歯が確認できる。
(2) 亀化石は、現在露出している部分で、長さ26mm、幅12mm、厚さ1mmである。
(3) 本県においては、恐竜歯化石は2例目、中生代の亀化石は初めての発見である。
(4) 亀化石の発見により、県内手取層群における古環境研究解析のための大きな手がかりが得
 られた。
(5) 多種多様な中生代動物体化石が存在する可能性が、一層高まった。

3 今後の対応

(1) 両化石ともにクリーニング等の理化学的処理を行い、さらに詳細な分析を行う。
(2) 普及啓発等のためのレプリカを製作しておくのが望ましい。

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
Adobe Reader< PDFファイルをご覧いただけない場合 >
左記のボタンのリンク先から「Adobe Reader」をダウンロードしてください(無料)。

情報発信元

教育委員会 生涯学習・文化財室
電話:076-444-3434