富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 教育委員会 > 生涯学習・文化財室 > 恐竜足跡化石 > ・富山市(旧大山町)で発見された恐竜の歯化石について

恐竜足跡化石

最終更新日:2015年12月14日

・富山市(旧大山町)で発見された恐竜の歯化石について

富山市(旧大山町)の恐竜足跡化石露頭面において、恐竜の歯化石が発見されましたので、ご案内します。

平成11年6月23日
富山県教育委員会
大山町教育委員会

1 発見の経緯

(1) 6月16日(水)に佐藤喜男(注)氏、県文化財課の溝口主任、町教育委員会の藤田学芸員の3 名が恐竜足跡化石露頭面の地下水処理の状況を把握するための現地調査中に、露頭面におい て恐竜の歯化石を発見した。
(2) 3名は、梅雨時の風雨による風化のおそれがあること、心無い者による盗掘を避けるためなど から,当日に掘り出して、緊急の保存を図った。
(3) 発見の報告を受けた文化財課では、翌日ただちに町教育委員会と協議し、恐竜化石の第一 
 人者である東 洋一博士(福井県文化課、富山県恐竜足跡化石保存等検討委員会委員)に鑑定 を依頼し、獣脚類の歯化石であることを確認した。

注:通産省工業技術院地質調査所主任研究官、富山県恐竜足跡化石保存等検討委員会委員で地層保存に係る専門家

2 発見の意義

(1) 本県において初めての恐竜歯化石(骨格化石も含めて)の発見であること。
(2) 現地の露頭面にはこれまでに、足跡化石と植物化石が残されており、歯化石が発見されたこ とで、日本の中生代研究に貴重なデータを提供するものであること。
(3) 福井県で確認されている同種の歯化石などとの比較研究により、恐竜の進化を研究するため に貴重な資料となること。

3 恐竜の歯化石

(1) 獣脚類(肉食で二足歩行)の歯で、全長は約3〜4mの中型の恐竜と推定される。
(2) 歯化石の大きさは約2.3?、左上顎歯の比較的後方部のもので、肉食の特長である細かなノ コギリ歯が確認できる。
(3) さらに恐竜骨格化石そのものが埋蔵されている可能性が高まった。

4 今後の対応

(1) 恐竜の歯化石として一級資料であることから、クリーニング等の理化学的処理を進める。
(2) 学術的価値を明確にさせるため、国内外の恐竜化石研究者に詳細な分析を依頼する。
(3) 今後の保存と活用を検討するため、「富山県恐竜足跡化石保存等検討委員会」を速やかに開 催し、指導助言を得る。

【 情報発信元 】
教育委員会 生涯学習・文化財室 電話:076-444-3434  [ お問い合わせフォーム
Adobe Reader< PDFファイルをご覧いただけない場合 >
左記のボタンのリンク先から「Adobe Reader」をダウンロードしてください(無料)。

情報発信元

教育委員会 生涯学習・文化財室
電話:076-444-3434