14年度の派遣結果(基本コース)
平成14年度が、富山県とロシア沿海地方との友好提携締結10周年、また、日本と中国との国交正常化30周年の節目の年にあたることから、ロシア(沿海地方)班及び中国(遼寧省)班の2班を派遣しました。
※報告書は関連ファイルをご覧ください。
<派遣の概要>
| ロシア(沿海地方)班 | 中国(遼寧省)班 |
|
|---|---|---|
| テーマ | 環日本海交流と日本海学入門 | (同左) |
| 訪問都市 | 沿海地方・ウラジオストク ハバロフスク地方・ハバロフスク |
遼寧省・瀋陽市、大連市 内蒙古自治区・科左後旗 |
| 派遣期間 | 平成14年10月12日(土)〜19日(土) | (同左) |
| 派遣人員 | 団長1人、連絡調整員1人、団員9人 | 団長1人、連絡調整員1人、団員10人 |
| 主な研修日程、 視察先 |
ホームステイ 極東大学生との意見交換 郷土誌博物館 火力発電所 子ども青年研修センター |
ホルチン砂漠 ガザ小学校(砂漠の中の小学校) ・現地団体との意見交換 ホームビジット 大連市環境モデル地区 |
ロシア(沿海地方)班 - ホームステイ -

どの家庭でも心温まるもてなしを受け、生活文化は違っても心は通じることを実感する。
ロシア(沿海地方)班 - 極東大学生との意見交換 -

同大学の東洋学部日本語学科の教室を見学(写真)。日本語学の講師(日本人)が、会社での面接をテーマとした講義を行っていた。
学生達の日本への関心は非常に高く、団員との質疑応答も流暢な日本語で行うとともに、日本の様子を伝える団員の説明をとても熱心に聞いていた。
また、学生の口から、日本語を学ぶきっかけとして、樋口一葉の名前や歌舞伎が出たことに驚きと感動を覚える。
ロシア(沿海地方)班 - 郷土誌博物館 -

1階は沿海地方の動植物、鉱物資源、海洋動物、2階は同地方の先住民の歴史風俗、ウラジオストクの開拓史及び近代までの民族資料が展示され、居留邦人の資料もかなり豊富に見られる。
3階は貨幣、民芸品の展示室で、最奥部には、沿海地方と友好提携を締結している富山県のコーナーが設置されており、我が県の文化、風俗及び物産が展示されている。
ロシア(沿海地方)班 - 火力発電所 -

始動から30年を経過したため、設備が老朽化しており、古い設備の改善と技術力の向上が今後の課題といえる。
なお、外国からの一般人の見学者の受入れは初めてとのことであった。
ロシア(沿海地方)班 - 子ども青年研修センター -

ダンス、民族舞踊、絵画、コーラス、チェス、手芸(写真)など24部門250種の中から受講項目を選ぶ。受講料は無料。図書館、劇場、ダンス専用室等施設も整えられている。一芸に秀でる人間形成を目指している。
子供たちは、楽しく、熱心に学び、女性が8割を占める先生の教育意欲も非常に高い。
中国(遼寧省)班 - ホルチン砂漠 -

近年中国では人為的、気候的な要因により砂漠化が急速に進んでいる。近年は、1年に2,460平方?(富山県の面積の約6割)のスピードで砂漠化が進行している。砂漠と砂漠化した乾燥地、塩害地等の総面積は、日本の国土の約7倍に当たる262万平方?(中国全体の27.3%)に達した。
さらに地球全体では、陸地の25%、36億haが砂漠化の影響を受けている。
中国(遼寧省)班 - ガザ小学校(砂漠の中の小学校) -

この小学校では、まずモンゴル族の言語であるモンゴル語を学習し、3年生からは、中国標準語である普通語を学習する。
泥を固めたままの床、質素な机と椅子、所々割れた窓ガラス、そして迫ってくる砂漠、厳しい環境の中で子供たちは懸命に学んでいる。
中国(遼寧省)班 - ホームビジット -

また、日本文化(茶道)の紹介やギョーザづくりなどを通して交流を深めた。
中国(遼寧省)班 - 大連市環境モデル地区 -

写真は景観にも配慮した高層マンション群。