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更新日:2023年11月30日

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世界に広がる「砂防(SABO)」

日本語の「砂防」は外国語でも「SABO」といいます。

日本の砂防技術は、

  • 長年の災害経験から培ってきた世界に誇るべき技術がすぐれていること、
  • 日本が海外のいろいろな国で砂防の技術指導をしていること、
  • 砂防にあたる適当なことばが外国語にはないこと、

などが理由で、「SABO」ということばが使われるようになりました。

砂防に関係する施設には、以下のものがあります。(参考下記関連リンク)

  • 土石流への対策・・・砂防えん堤など
  • 地すべりへの対策・・横ボーリング工、杭工など
  • がけ崩れへの対策・・法枠工、待受式擁壁工
  • 雪崩への対策・・・・予防柵など

砂防事業イメージ図

砂防の重要性

砂防は、古くより土砂災害から人々の安心・安全な暮らしを守るため重要視されていました。
その一例として、昭和13年頃に制作したと思われる、砂防事業の必要性を訴えた21分間の無声トーキーのモノクロ映画「砂防と治水」があります。
これは、当時砂防事業を担当していた大島土木課長が、県民と川との関わりから砂防の必要性と実際を説明しているもので、立山カルデラ奥地での現地ロケやアニメーションを駆使し、また、数多くの貴重な映像が収められています。
この映画にナレーションと説明のテロップを加えた映像について、下記関連リンクよりご覧になれます。

砂防と治水

映像の一部

立山砂防の世界遺産登録を目指して

富山県では、立山砂防の防災遺産として砂防施設群の価値に着目し、世界文化遺産登録を目指して様々な活動を展開しています。
立山砂防の顕著な普遍的価値や立山カルデラと砂防技術の歴史と役割などを、アニメーションの手法でわかりやすく解説した、アニメ映像「立山砂防・土砂との闘い~世界に誇る防災遺産~」もyoutubeに公開されています。

関連リンク

お問い合わせ

所属課室:土木部砂防課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 防災危機管理センター6階

電話番号:076-444-3341

ファックス番号:076-444-4420

関連情報

 

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