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更新日:2021年6月2日

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アニサキスによる食中毒に注意しましょう!

魚介類に付いている寄生虫「アニサキス」による食中毒が全国で多発しています。厚生労働省の統計によると、令和2年の食中毒事件数は、アニサキスによる食中毒が最も多く発生しています。

食中毒事件総数とアニサキス食中毒件数の推移(全国)

アニサキス食中毒事件数

1 アニサキスの特徴

色:半透明白色
大きさ:魚介類に寄生しているアニサキスは幼虫であり、体長2~3cm(肉眼でも十分に見えます。)
寄生場所:主に内臓表面ですが、筋肉にも寄生します。

2 アニサキスが寄生している主な魚介類

サバ、アジ、イワシ、イカ、サンマ等

3 人への影響

アニサキス幼虫が寄生している魚介類を生で食べたとき、まれに人の胃や腸壁に侵入し、食後2~8時間後に激しい胃痛や悪心・嘔吐を生じます。(血圧降下等のアナフィラキシー様症状を呈することもあります。)
これらの症状は、胃けいれん、胃潰瘍、虫垂炎などの症状と類似しているので、医師の診断を受けて下さい。

4 予防方法

  • 加熱調理(60℃1分間以上)が最も有効です。
  • -20℃で24時間以上(中心部まで)凍結すると死滅しますが、通常の料理で用いる程度の醤油、ワサビ、酢などでアニサキスは死にません。
  • シメサバを作る場合、塩じめ工程で-20℃で24時間以上(中心部まで)凍結することも予防法の一つです。
  • 魚介類を生食する際には、より新鮮なものを選び、早期に内臓を除去しましょう。

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お問い合わせ

所属課室:厚生部生活衛生課 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 県庁本館2階

電話番号:076-444-3230

ファックス番号:076-444-3497

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