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腸管出血性大腸菌(O157等)感染症予防のポイント

最終更新日:2018年8月1日

  腸管出血性大腸菌感染症(以下、「EHEC」と略します。)の報告数は、例年8月にピークに達し、全国では1年で3,000〜4,000例程度報告されています。

<腸管出血性大腸菌(EHEC)とは?>
 EHECは、他の下痢原性大腸菌に比べて感染力、病原性が非常に強いという特徴を持ちます。例えば、ヒトが発症する菌量は他の下痢性大腸菌が1億個〜100億個であるのに対し、EHECでは、わずか100個程度であるといわれています。
 また、EHECは「ベロ毒素」という毒素を産生しますが、この毒素により腹痛や出血を伴う激しい下痢、時には溶血性尿毒症症候群(HUS)などの重篤な合併症を引き起こします。そのため、EHECの感染を原因とする「腸管出血性大腸菌感染症」は感染症法で三類感染症に指定されています。

<予防のポイント>
 EHECによる感染症は、一般に夏から秋にかけて多く発生しますが、食中毒等の場合には、時期を問わず一時期に大量に患者が発生することもあります。
 EHECによる経口感染症や食中毒を未然に予防するには、清潔・加熱・迅速の3原則を守ることが重要です。家庭はもとより、野外において飲食等をする場合にも注意しましょう。

【感染経路】食品に付着した菌が直接口に入る場合のほかに、トイレの取っ手やドアノブ等に付着した菌が手を介して口に入る場合もあります。

【症  状】多くの場合は、感染してから3〜5日後に腹痛や水様性の下痢をおこし、後に出血性の下痢となることがあります。成人では感染しても症状が出なかったり、軽い下痢だけの場合が多くありますが、小さいお子さんやお年寄りは重症になる場合があるので注意が必要です。

★予防策1:日頃からよく手を洗い、消毒する習慣を身につけましょう。
  ○トイレの後、調理する時、食事の前には、よく手を洗いましょう。
  ○水道の蛇口にも細菌が付着している可能性があるので、できるだけ消毒を心がけましょう。

★予防策2:食べ物は十分に洗い、できるだけ加熱してから食べましょう。
 ○牛肉などの食材は中心部まで十分に加熱してから食べましょう。(中心温度が75℃1分以上加熱すれば細菌を殺すことができます)
 ○お肉や内臓は生で食べないで下さい。
 ○生野菜・果物は十分な水道水(消毒した井戸水)でよく洗いましょう。

★予防策3:調理後はできるだけ早く食べましょう。 
 ○加熱調理した食べ物でも、時間が経つと細菌が付着・繁殖するので早く食べましょう。
 ○冷蔵庫の過信は禁物です。冷蔵庫の詰めすぎに注意しましょう。
 ○残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう。
 ○温め直すときも十分に加熱しましょう。

★予防策4:プールの管理に注意しましょう。
 ○簡易プールを使用する場合は、水道水を利用し、使用のたびに水を交換しましょう。
 ○プールサイドなどでの接触を避けるため、患者や下痢をしている子供などは、プールの利用を控えるようにしましょう。

【 情報発信元 】
厚生部 健康課 電話:076-444-3222  [ お問い合わせフォーム
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