富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 厚生部 健康課 > 富山県感染症対策計画の骨子 >           第3章 感染症に対する医療提供体制の確保

富山県感染症対策計画の骨子

最終更新日:2013年4月13日

          第3章 感染症に対する医療提供体制の確保

1 感染症に対する医療提供の考え方

(1)医療の提供に当たっては、早期に良質かつ適切な医療を提供し、重症化を防ぐとともに、感染症の病原体を減弱又は消失させることにより周囲への感染症のまん延を防止する。

(2)感染症に係る医療は、特殊なものではなく、まん延防止を担保しながら一般 医療の延長線上で行われることを基本とする。特に、感染症指定医療機関においては、次の措置を講ずる。

ア 患者等に対しては、感染症のまん延の防止のための措置を講じた上で、できる限り感染症以外の患者と同様の療養環境において医療を提供する。

イ 通信の自由を十分に担保するとともに、患者等の心身の状況を踏まえつつ十分な説明とカウンセリングを行う。

(3)第一種感染症指定医療機関及び第二種感染症指定医療機関は、その機能に応じて、それぞれの役割を果 たすとともに、相互の連携体制や、他の医療機関、保健所、衛生研究所はもとより、特定感染症指定医療機関、国立感染症研究所及び国立国際医療センター等との連携体制の構築をしていく。

2 第一種及び第二種感染症指定医療機関の整備

(1)第一種感染症指定医療機関については、当面 、その要件に該当する県外の医療機関に医療の提供を委託する。

(2)ただし、一類感染症の患者等の病状等により、保健所長が県外への移送を不可能と判断した場合には、必要に応じて最寄りの第二種感染症指定医療機関又は当該患者等が現に入院している医療機関等と協議した上で、保健所長が適当と認める医療機関に入院させ、国及び関係機関の協力を得て、患者の治療を行う。

(3)第二種感染症指定医療機関については、県内各二次医療圏域毎に次のとおり指定する。

二次医療圏 第二種感染症指定医療機関 指定病床数 管轄保健所
新川医療圏 黒部市民病院 4 床 新川保健所
富山医療圏 富山市立富山市民病院 6 床 中部保健所
富山市保健所
高岡医療圏 高岡市民病院 6 床 高岡保健所
砺波医療圏 市立砺波総合病院 4 床 砺波保健所

3 感染症の患者の移送体制の整備

(1)入院が必要となる二類感染症の患者等の移送は、原則として各保健所に配備する移送車両により、患者等が現にいる場所を管轄する保健所において行う。

(2)保健所長は、新感染症の所見のある者又は一類感染症の患者等についての届出を受理した場合は、県等を通 じ国と十分協議するとともに、必要に応じて国の応援を求め、当該患者等を特定感染症指定医療機関、第一種感染症指定医療機関又その他適当と認める医療機関に移送する。

(3)患者等の移送に当たっては、当該患者等に係る感染症がまん延しないよう十分注意を払うとともに、必要に応じて所轄の警察署の先導及び感染症指定医療機関の医師等の同行を求めるなど関係機関に対し協力を要請する。

(4)消防機関が移送した傷病者が法第12条第1項第1号等に規定する患者等であると医療機関が判断した場合には、医療機関から消防機関に対して、当該感染症に関する情報を提供する。

4 一般の医療機関における医療の提供

(1)一般の医療機関においても、平時から国及び県等より公表された感染症に関する情報の把握に努めるとともに、院内における感染症のまん延防止の措置を講ずる。

(2)感染症の患者に対する良質かつ適切な医療の提供には、迅速かつ的確な診断が不可欠であることから、一般 の医療機関においても平時から感染症に関する診断能力の向上に努める。

(3)一般の医療機関は原則として三類感染症又は四類感染症に対する医療を担当することとなるが、一類感染症及び二類感染症の患者等が集団発生した場合など、一般 の医療機関に緊急避難的にこれらを入院させることもあるため、一般の医療機関は、感染症のまん延の防止のために必要な措置を講じながら、感染症の患者等に対する差別 的な取扱いを行うことなく、医療の提供を行う。県等においては、医師会等の医療関係団体等と連携し、医療の確保に努める。

5 院内感染の予防と対策

(1)医療機関において施設内感染が発生しないよう、県等は、最新の医学的知見等を踏まえた院内感染に関する情報を、関係部局及び(社)富山県医師会等関係団体の協力を得ながら、医療機関に対し適切に提供する。

(2)医療機関は、国、県等の発する感染症情報の収集に努め、関係職員に周知するとともに、講習会や研修会への派遣等によって関係職員の院内感染防止に対する知識の向上を図る。

(3)医療機関は、定期健康診断を実施するなど、普段より関係職員や患者等の健康管理に努める。

(4)医療機関は、院内感染対策委員会等の設置や院内感染防止に関するマニュアルの作成等を行い、院内感染の防止に努める。

6 医療関係団体等との連携

(1)感染症の患者等に対する良質かつ適切な医療の提供のため、県は、感染症指定医療機関に対し必要な指導を行う。

(2)保健所は、地域における感染症対策の中核的機関として、感染症指定医療機関と緊密な連携を図るとともに、地域の郡市医師会等を通 じて、一般の医療機関とも有機的な連携を図る。

【 情報発信元 】
厚生部 健康課 電話:076-444-3222  [ お問い合わせフォーム
Adobe Reader< PDFファイルをご覧いただけない場合 >
左記のボタンのリンク先から「Adobe Reader」をダウンロードしてください(無料)。

情報発信元

厚生部 健康課
電話:076-444-3222