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平成29年度「日本・中国青年親善交流事業」参加青年を募集します

最終更新日:2017年8月10日

参加青年の体験記

 ぜひ、内閣府青年国際交流事業に参加した青年の体験談をご一読ください!

派遣事業を通して

平成28年度日本・韓国青年親善交流事業参加 
 中尾 有希

 私は既参加青年である友人の紹介で本事業を知りました。そして、以前から韓国の文化・歴史に興味があったこと、観光では見ることのできないディープな韓国を見たいという思いから日本・韓国青年親善交流事業への応募を決意しました。
 今回の派遣プログラムでは三洞少年村、ヘマルグムセンターなど韓国の社会福祉施設を多く訪問しました。三洞少年村は朝鮮戦争で親を亡くした子供たちのために設立され、現在は64名の男子が生活している施設で、ヘマルグムセンターは校内暴力のため学校に通うことができなくなった中高生を支援するための施設です。三洞少年村やヘマルグムセンターの子供たちと交流し韓国の社会福祉の現場を実際に見たことは日本の社会福祉の現状について改めて考えるきっかけになりました。韓国について深く知りたいという思いで参加した事業でしたが思った以上に日本について考えたり日本を見つめなおしたりすることが多かったです。また今まで関心をもっていなかった分野に目をむける良いきっかけにもなりました。
 日韓青少年交流会ではレクリエーション、文化交流、ディスカッションなどを通して韓国青年との交流を深めました。文化交流では日韓両国の青年が時間をかけて準備したパフォーマンスを披露し合い、最後に参加者全員が手を取り、輪になって日韓両国の歌を歌いました。日韓両国の青年が一つになったこの瞬間、今までの日韓の溝を私たちが埋められるような気がしました。ただ交流を楽しむだけでなく日韓の親善がこの先途絶えることなくずっと続くこと、日韓の新しい未来への希望が感じられる時間でした。
 派遣のプログラムを通して自分が知らなかった韓国の一面を知り、韓国の方々と一緒に過ごすことで韓国についてより興味と関心が深まりました。そして本事業を通し、たくさんの方々と触れ合ったことでこれから色々なことに挑戦していこうという意欲がわきました。派遣事業が終わったらそれで終わりではなく韓国への興味から始まった私の国際交流活動は今始まったばかりです。これから先何十年も国際交流事業に携わっていけたらと思います。

世界を知って、自分を知る

平成27年度次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」参加
 佐々木 麻衣

 私には、“留学したい”という長年の夢があります。世界で社会について学び、そこでの収穫は日本に還元したい。日本をより幸せな国にしたい。大学4年になって、将来を考えなくてはいけない時期になった頃、私はこのまま就職して、その先に留学を考えているけれども、このモチベーションは一体いつまで保てるのだろう。“絶対に行きたい”という思いはどこまで本気なのだろう。そんな疑問で頭がいっぱいになり、自分を世界で試すため、社会について学ぶため、そして夢を忘れないための“つながり”を築きたいと思い、参加を決めました。
 事業の中では、上手く動けない自分に劣等感を感じる場面が沢山ありました。そんな中でも、この経験を無駄にしたくないという思いで、分からない事は周りによく相談し、今なにをすべきか、今自分が何をしたいのかよく考えました。そして、“自信をもつ”事が私にとって大きく欠けていた事であるとわかりました。そこから自分を変える事に努めました。
 事業への参加は、大きく自分を成長させ、そして生き方を学ぶ事ができた、大変貴重な経験だったと感じています。また、本当に沢山の友達が世界各国にできました。そして、自分の夢に対する思いもさらに強くなりました。今後は、何にでも挑戦し、より新しい自分を発見したいです。そして、自信をもって夢を追い続けたいと思います。
 さて、来年度参加する皆さん、この事業の中では自分がやろうと思えば何でもできます。そして、自分が怠けようと思えばそれも自由にできます。どうして参加しようと思ったか、よく考えて毎日行動してみてください。外国人の友達が欲しい、英語を話したい、そんな簡単な目的でも構いません。事業後の事は終わってから考える事も出来ます。だから、自分の目的を常に忘れずに、一生懸命参加してほしいです。それが最後、より大きな目標に変わります。人生の変わる経験をしてきてください。体調管理だけは本当に気をつけて。
 行ってらっしゃい。

無知の知

平成27年度次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」参加
 岡田 晃範

 私は学生時代から理系の人間で、国際交流に興味はありませんでした。社会人になり、暇潰しと自己啓発の為に英会話を始めたことから、見聞を拡げる為に海外一人旅や海外経験の多い人との接点が多くなり、漠然と「自分でも何か出来ることはないか」と考えるようになりました。そんな中でCiCの掲示板で一昨年この事業の存在を知りました。非常に興味深かったのですが、最大のネックは1月半仕事に穴を空ける事でした。結局その年は見送りました。年齢制限の為、今年がラストチャンスだったので、後先考えず応募したら採用され、会社からも許可が下りて無事参加出来ました。
 収穫としては日本がいかに恵まれている国であるかを痛感したこと、自分がこれまで当然だと思っていた常識が悉く覆されたこと、スペックの高い参加青年が多く、予想もしないようなアイディアが飛び出てきたことには常々驚かされました。
 参加青年以外にも、内閣府の職員の方、既参加青年、ボランティアの方、現地の当局、ホストファミリー、送り出してくれた職場、家族に感謝してもしきれません。今後、どんな形かは分かりませんが還元していきたいです。
 今後の展望としては、元の職場に戻って通常業務に励みます。この事業での経験と自分のルーチンでどんな化学反応が起こるか全く想像できないですが、心が疼いたらまた考えます。勿論この事業で得た人的ネットワークを生かして、知らない土地や文化に飛び込んで、伝播していきたいです。また、1月半では分かり合えない人が多かったので、連絡を取り合って議論出来たら面白いです。
 この事業に関心を持っている方に伝えたいのは、この事業は、よく「人生が変わる経験」だと言われるのですが、ただ参加しただけでははっきり言って何も変わりません。自ら行動し、発信していくことで「変える」ことが出来ます。何をしていいか分からない人は周りを観察して、自分の好きなものに飛び込んでいって下さい。ほんの少しの勇気で道が開けると思います。

人と人との交流

平成27年度日本・中国青年親善交流事業参加
 輿水 凛

 所属先の大阪大学の掲示板で日本・中国青年親善交流事業を知り、私は駆り立てられたように参加を申し込みました。というのも私は日中関係、親善交流に関して強い思い入れがあったからです。
 富山中部高校在学中に、英会話部に所属してディベートをしていました。初めは国際交流などに全く関心を抱いていませんでしたが、部活動を通して少しずつ異文化理解や国際交流に興味を持ち始めました。2年生だった2012年の夏には富山県で全国高等学校総合文化祭が開催され、中国からも多くの高校生が来ていました。私もスタッフとして参加していたのですが、ちょうどこの時日中関係が急激に悪化してしまいました。領土問題や歴史認識問題が原因でしたが、文化を共有している日中両国が政治的な要因一つでここまで関係が悪化してしまうことにひどく心が痛んだのを今でも覚えています。中国についてもっと詳しく知って、日中友好に少しでも貢献したいと思うようになり、私は大阪大学外国語学部中国語専攻に入学しました。入学以来、授業や留学生との交流の中で多くの中国人と関わってきましたが、実際に中国に行って交流したいという気持ちも日に日に増していました。そのような私にとってこの事業は絶好の機会だと感じたのです。
 中国では北京・太原・杭州の3都市を訪問しました。どの都市でも私たち団員を大歓迎してくださり、嬉しく感じたと同時に、未来の日中関係を託されているのだという責任感を感じました。私が本事業で得たものは非常に多く、全てをここで語ることはできませんが、一言で表すならば「人と人との交流」の大切さに改めて気づいたということです。各都市で多くの若者と語り合い、そしてみな高い志を持っていることに敬服させられました。中国で出会った仲間とは帰国後もスマートフォンアプリを用いて連絡を取り合い、近況報告や言語交換を行っています。また、「人と人との交流」というのは日本人同士の交流のことも指すということにも気付きました。事業を通して団の仲間と寝食を共にし、様々な体験をし、語り合いました。2か月間、意識が高い集団の一人として全力投球し、本当に充実した2か月間を過ごせました。団のメンバーは今やかけがえのない存在であり、生涯の仲間です。本事業での収穫は私の予想を遥かに超えるものでした。
 「人と人との交流」は日本の未来、日中の未来、ひいては世界の未来を創っていくと今なら胸を張って言えます。日中友好は民間交流を担っていく私たち若者一人一人の双肩に掛かっていると本事業を通して実感しました。社会に出てからは民間交流の立場から日中友好に携わっていきたいです。日中の懸け橋になるのが私の夢であり目標です。

もっと富山を身近な県に!

平成27年度日本・韓国青年親善交流事業参加
 廣岡 弥咲

 私は富山市立外国語専門学校に通っている廣岡弥咲です。このプログラムに参加したきっかけは母に薦められたことです。もともと私は小学校の頃から英語を学んでいて、外国の人との交流に興味がありました。それを知っていた母が地元の広告を見て発見し、「こういう事業もあるよ」と教えてくれたので、詳しく内容を知りたいと思い調べました。最初は英語以外の語学を学びたい、それから近い国で同じアジアの人としてどのような意見を持っているのか、同じような年齢の子はどのような考え方をするのかを実際に感じたくて韓国を訪問するプログラムを選びました。
 このプログラムは二週間で普段訪れないような場所にたくさん行きました。現地の高校生、大学生、青年たちと交流する機会もありました。ディスカッションや文化交流などを行いました。私は富山県をもっと知ってもらいたくてパワーポイントにまとめて発表を行いました。また、友達にお願いして、ショートムービーも制作して発表しました。私自身富山県で生まれ富山に育ててもらいましたが、観光地など行ったことのない場所もあり、自分でも富山のことについていろいろ知る必要があるなと思いました。そして、現地の学生との会話の中で富山のことを聞きますが、名前すらまだ知られていない様子でした。その時私は富山と韓国は近いのに知られていない事にショックを受け、もっと富山を知ってもらいたいと思いました。もちろん最初に思っていた動機もありますが、参加していくうちにまた違う目標もできました。今後富山の知名度をさらに上げていきたいと思っています。富山の魅力を発信し続け、直通便も増えたらいいなと考えています。すぐに実現は難しいですがもっと富山を活性化させます!!
 帰国後にはこの交流事業の地方プログラムにてカンボジア・パプアニューギニアから派遣された青年のホームステイを受け入れ交流もしました。この事業のOG・OBの方と関わる機会などがあり、たくさんの人にも出会えました。親善交流で知り合った方々、それからカンボジア・パプアニューギニア青年、OG、OBの方たちとは今でも連絡を取っています。私にとってこの経験は宝物です。

ドイツでの学びを活かし、日本をよくしたい!!

平成26年度青年社会活動コアリーダー育成プログラム(ドイツ連邦共和国(青少年関連活動)派遣団)参加
 飯田 良智

 わたしは富山市愛宕町にある通信制高校の星槎(せいさ)国際高校富山学習センターに勤務しています。そこに通う生徒はほとんどが中学校で不登校になったり、高校になじめずに退学したりして、学校に居場所が見つからなかった経験をしてきています。わたしは常日頃から「もっと身近な場所に子どもたちの居場所があればいいのに」と感じています。今回の募集を知り、以前からドイツでは青少年の育成に力を入れていると聞いていたので、ぜひ勉強したいと応募することにしました。
 ドイツ派遣団には、全国からわたしを含め8人の若者が参加しました。仕事は様々でしたが、不登校児のクラス担任、若者の政治参画を促す団体のリーダーや、行政の担当者など、いずれも何らかの形で青少年と関わっていました。ドイツに行く前にその8人で何度も青少年研修を重ね、今の日本の青少年育成にどんな問題があるかを話し合いました。その中で、わたし自身が今まで気づかなかった日本の青少年育成についての課題を感じ、今までより強い意識をもって「これからの日本の青少年育成のあり方はどうしていけばいいか」を考えることができました。
 2014年10月12日から21日まで10日間、ドイツに行ってきました。首都ベルリンとコブレンツの2都市を訪問し、子ども・若者への施策や取組について、行政をはじめ、大学や学校、青少年団体から多くを学んできました。日本との大きな違いは、それぞれの現場が「子どもたちをどう育てるか」をとても強く意識していたことと、それをバックアップする制度や仕組みが整っていることでした。日本の場合、青少年育成に関わる多くがボランティアによるものですが、ドイツでは大学で国家資格をとらないとどの現場でも働けません。しかし、そのことにより、働く側は給料が多くもらえ、子どもたちには質の高いサービスが提供されていました。日本にはまだあまりない、ドイツではユースセンターと呼ぶ「中高生の居場所」となる施設が、小さな地方都市にもだれもが利用できる場所に用意されていました。ドイツも日本同様に少子高齢化が進み、財政も厳しい状況のようですが、子どもたちへの支援、お金の使い方は日本よりも手厚く感じました。
 帰国後、この学びをどう活かしていくかが問われています。8人それぞれが自分の現場で何ができるかを必死に考え、行動しています。わたしは日本の青少年育成の現状をよくするため声を上げていくことが大事だと思い行動しています。つまり、この研修は参加して終わりではないということです。高い意識を持って働いている人、いろいろな問題に対して解決をしたいと考えている人にとって、この研修はとても刺激的なものになると思います。ぜひ多くの人に参加してほしいと思います。そして、いっしょに日本をよくしていきましょう!

内閣府青年国際交流事業に参加して

平成26年度青年社会活動コアリーダー育成プログラム(デンマーク王国(高齢者関連活動)派遣団)参加
 中村 小百合

 本事業に参加することになったのは、勤務事業所からの勧めが始まりでした。派遣団員は、団長1名、団員8名の全部で9名。男性3名、女性6名の、北海道から沖縄まで様々な地域からの選抜団員でした。
 それぞれの職業は、経営者、行政職、医療・高齢者の専門職などと多岐に渡っていました。
 6月に初めて顔を合わせた団員は、最初はぎこちなく、緊張の面持ちでしたが、「日本の福祉に対する考え」を共有するうちに、早々に打ち解けることができました。そこから、派遣時期を迎えるまでに、お互いの職務について、日本とデンマークの制度や文化の違いの理解を深め、チームワークを高めることを共通認識としました。
 そして、デンマーク研修へ!
 コペンハーゲン市役所、高齢者評議会など、デンマークの施設や団体を訪問し、福祉行政の概要の説明や、各団体の活動内容に耳を傾け、日本との違いを実感し、学びを深めました。また、日本大使館や福祉施設を訪問し、施設の利用者や、職員の方との交流の機会もあり、普段訪問できない場所や、人々との触れ合いがあることも、この事業の醍醐味でした。他にも、認知症専門住宅、アルツハイマー協会、ファウスゴー市表敬訪問など、帰国直前まで、目一杯の研修がありました。
 充実した研修から帰国し、休む間もなく報告会の準備、成果を発表。終了証を受け取り、事業は一旦幕を閉じます。
 しかし、この事業は、参加することが目標ではなく、帰国した後に自身の領域においてこの学びをどのように活かしていくかが大切です。
 この派遣事業を通じ私が感じたことは、日本の高齢者福祉は他の国と比較して、劣っていることはないということです。自国の良さを改めて実感し、デンマークの先進的取組からの学びを、今後の業務に活かすことが大切ではないかと考えます。そして、同じ高齢者分野で、高い志を持って業務に取り組んでいる仲間との出会いも、この事業で得ることのできた実りです。
 現状を変えたいけど、何から行動したらいいのか分からない、何かをしたいけどどうしていいか分からない、さらなる飛躍の一助にしたい。理由はさまざまであっても、この事業が参加者の何か「きっかけ」に繋がることを確信します。

これからに「つなぐ。」

平成25年度国際青年育成交流事業(カンボジア王国派遣団)参加
 高井 ちひろ

 本事業に応募した時の、自分自身のスローガンは「『井の外』を目指して」でした。
大学入学と同時に上京した私は、何度も「井の中の蛙」である自分を痛感しました。学びと体験により、国際協力では現地の人たちと同じ目線に立ち、利他の信念を持って支援し、彼らと共に発展していくことが重要だと考えるようになりました。現地の人たちと寝食を共にし、彼らの言葉から現状を「正しく知る」ことを目指してカンボジアへ向かいました。
 プノンペン空港での温かい歓迎から始まったカンボジア青年との交流は、かけがえのない体験の一つです。彼らは「自分たちが将来の国を担うのだ」という強い意識を持っていました。カンボジアの教育格差の問題を尋ねた時、「たしかに重大な課題ではあるけれど、私たちは教育を受けられる者として学び、国に貢献することがまずは必要だと思う。教育格差の問題は今すぐ解決できる問題ではない」という答えが返ってきました。地方出身の大学生に同じ質問をすると、「地方の学びたいと思っている学生にも同じようにチャンスが与えられるように、変わらないといけない」と熱く語ってくれました。現地で経験し「正しく知った」ことの一つです。
 「視野を広げる、井の外へ」という個人の目標は、たくさんの人、場所、できごととの出会いで100%近く達成できたと思います。しかし、自分は今後どのように大学生活や仕事を通して国際協力に関わっていけるのか、という問いについては、さらに選択肢が広がり、模索が続きそうです。カンボジアでお会いした、「芯」を持って活動する日本人の方々のように、私の「芯」を見つけていきたいです。
 事後活動として、今回の経験を一人でも多くの人と共有しています。誰かに伝えることで、自分も振り返り、考える機会になっています。また、国際交流に興味はあるが、情報へのアクセスが難しく、どのように参加したらよいか分からない方々に、知るきっかけづくりを社会貢献活動の第一歩として取り組みます。
 今回の事業を終え、成長の勢いを感じさせる東南アジアにより一層魅了されました。これからの大学での学びや事後活動を通して、カンボジア王国派遣団の団目標「つなぐ。」に関わり続けていきたいと思います。

出会い、つながり、そして成長〜日中親善交流に参加して〜

平成24年度日本・中国青年親善交流事業参加
 古川 栞

 私が「日本・中国青年親善交流事業」に参加した目的は、自分の知らない「中国」をたくさん見つけるということでした。私は大学で中国語専攻に所属しており、毎日中国語や中国の文化・歴史・経済・政治などを学んでいますが、この派遣に参加することで、授業では決して学べない中国の新たな側面を発見できるのではないかと思い、応募しました。その目的は見事に達成され、さらにこの先なかなか得られないような貴重な友情や出会いをも手にすることも出来ました。
 まず、日本が尖閣諸島国有化を発表した直後に私たちは中国へ派遣されました。現地では活動が困難な状況が続く中であっても、中国側の関係者の方々が温かく私たちを受け入れてくださり、親善交流の環境を整えてくださいました。北京・フフホト・ハルビンの地をめぐり、ディスカッションや日本の文化の披露を通して、等身大の日本を発信できたと共に、中国の方の人生観・価値観や多種多様な伝統文化に触れることができました。
 この派遣では、普段の旅行では決して行けない貴重な場所へ行くことができ、自分の視野が大きく広がりました。中国の最前線の企業を見学し、メディアやデータを通してではなく自分の目ではっきりと中国の発展を確認できたことは自分の大きな財産になったと思います。今までは中国の発展を数値から漠然ととらえることしかできませんでしたが、この派遣中、様々な企業や場所を見学することで、有り余るほどの資源・自然と研究能力の高さ、広い国土面積に豊富な人材があることを再認識し、中国には今後も様々な可能性があるということを実感させられました。普段の旅行では体験できないことをできる――それがこの事業の最大の価値だと思います。
 最後に、この派遣を通して自分の目標を達成できただけではなく、多くの人と出会うことで、数え切れない「つながり」を築きあげることができました。一期一会という言葉がある通り、まさにこの派遣中に出会った方の中でもう二度と会えない人がいるかもしれません。しかし、私はその一人一人が自分に与えてくれたもの、刺激してくれたものを忘れず、しっかりと受け止め、噛みしめながら今後の人生に生かしていきたいです。

青年国際交流事業における成果

平成23年度日本・中国青年親善交流事業参加
 柳原 翠

 私が日本・中国青年親善交流事業に応募した理由は、事業活動において関わる中国人と文化や言語の違いを越えてコミュニケーションを図ることで、隣国である中国という国について知りたい、中国人の考え方に触れたいと思ったからです。さらに、全国から集まる志の高い参加青年との関わりを通して、自分の視野を広げられるチャンスになるのではないかと考えていました。
 この事業の活動の中では、事前研修、訪問国活動、訪問国活動前後の研修を通して、とても貴重な経験をすることができました。これらのプログラムを終えた今振り返ってみると、中国人とディスカッションを行ったり、訪問国活動では、このような事業でなければ行けないような地域へ訪問したりと、滅多にできない貴重な経験ができたからこそ、与えられた環境や情報から自分が持つ意見を深めることで、中国への理解を深められたように思います。経験という事実だけではなく、この経験を通して自分の持つ考えが広くなったということが私にとってとても大きな収穫でした。
 また、経験したプログラムに加えて、自分以外の参加青年と築いた関係も、私がこの事業で得た成果のうち重要な要素となっています。事業活動中、中国派遣団員として多くの日数を一緒に過ごすため、団員間ではとても強い絆を築くことができました。また、何らかの意志や目的を持ってこの事業に参加した団員だからこそ、彼らの持つ意見や情報からは大きな刺激を受けました。このようなお互いに高め合える仲間を持つことができたこともまた、この事業での収穫の一つです。
 私は、大学3年の就職活動を目前に控えた時期にこの事業に参加しました。私たちの生きる社会を構成する、外国との関わり、人と人との関わりがとても大切だと強く感じた今、社会に出る準備をするうえで、このタイミングで参加できたことを必ずいかしたいと思います。
 最後に、日本に大きな被害をもたらした東日本大震災が起こった今年、内閣府青年国際交流事業が行われたこと、加えて、この事業に関わる全ての方々に感謝申し上げます。

東南アジア青年の船事業に参加して

平成23年度 東南アジア青年の船事業参加
 北 裕介 

 私の参加動機は、近い将来に東南アジアでビジネスをする際のネットワーク作りが主な理由です。その他には、東南アジア各国の社会情勢や文化を知りたかったことや、価値観が違う青年達とどう上手く協調性を発揮しながら成果を出すか、またそれに伴う英語の上達です。
 事業で得られた収穫として、上記で述べた参加動機であるプログラムに対する目標は、基本的に全て達成出来ました。ディスカッショングループでは、グループ代表2名のうちの1名に選ばれ、ファシリテーターの補助やディスカッションプログラムの円滑な進行に貢献しました。ディスカッショングループ内でファシリテートしたり、ディスカッションプログラムの構成を話し合う際に英語の上達はもちろんのこと、様々なバックグラウンドや知識を持った海外青年の意見をまとめ、共通の目標を達成することが如何に難しいかを体験出来ました。その際には、お互いを認め合い尊敬して接することによって理解度が深まり、その結果みんなが一致団結して良い成果が出せるのだと感じました。
 他には、ナショナルプレゼンテーションや海外青年との交流や特にホームステイプログラムを通して、社会情勢や文化も含めて各国のことを深く知ることができました。そのおかげで以前よりアジアに対して興味を持てました。
 また、全ての活動を通して、海外青年と一生の絆と言っても過言では無い程の深い友情関係を築けました。日常生活の中で海外青年達と良く何気ない話や船上での思い出にふけるなど、私にとって非常にかけがえのない存在となり、お互い離ればなれになっても、今後ずっと大事にしたいと思います。
 今後の展望として、この貴重な繋がりを保つのはもちろんのこと、そこから現地で抱えている問題の分析や、ビジネスが出来る余地を調査することに繋げたいです。それらに対して、自分が今後習得するスキルを活用し、より良い社会の実現に貢献したいです。
 来年度参加される方へのメッセージとして、このプログラムでは様々な事にチャレンジ出来る環境が整っています。各々の目的意識、やる気、積極性によって最大限に充実したプログラムになると思います。是非、興味がある方は応募してみてください。

国際社会で生きるには

平成23年度東南アジア青年の船事業参加
 朝倉 夏歩

 2011年10月26日から12月16日の53日間、私は東南アジア10カ国の青年と共にASEAN5カ国を回りながらディスカッションや異文化パフォーマンスを通して国際交流を深めてきました。
 私がこの事業に参加を決めた理由は、自身の専攻地域が東南アジアであったことに加え、内閣府が実施している青少年育成事業の中でもとりわけこの事業は事後活動組織が整備されていると既参加青年の方々からお話を伺っていたからです。
 事業を振り返って強く意識したことは、国際社会で通用する人間になるためにはまず自国の文化をしっかりと伝えられるようになる必要があるということです。私たち日本人が海外の文化に関心を抱くのと同様に、海外青年は日本の着物や踊りにとても高い関心を示していました。その点本年度は、日本参加青年で着物をそろえて乗船前に着付けの練習も行えたため、海外青年に着付けたり着付けを教えたりと日本文化の紹介に活かすことが出来たと思います。そうした日本文化紹介を通して自らが日本人であることを強く自覚すると同時に、国際社会において日本・自分をいかに表現していけばよいか考えるようになりました。また海外青年と接する中で、文化も習慣も、そして言語も異なる人々と協同することの難しさを実感しましたが、その時々で自分が置かれている立ち位置を理解し対応していく柔軟さが必要だと分かり、その集団の中で自分が出来ることを常に考えて動くようになりました。
 思い返せばあっという間の1カ月半でしたが、その短い間に一生ものの絆を築き上げられたとの確信があります。帰国してから1カ月の現在は、この事業で得た学びをいかに社会へ還元していくか具体的に描けていませんが、将来的にはこの事業で築き上げた絆をもとに東南アジアと日本の友好関係促進、または地方の国際交流活動の活性化に貢献していきたいと思っています。国際交流活動に興味のある方はもちろん、今後の自分の生き方を考える大きなきっかけを与えてくれる事業なので、ぜひ挑戦してみてください。

内閣府航空機派遣プログラムに参加して

平成22年度国際青年育成交流事業(ラオス人民民主共和国派遣団)参加
 中野 ミチ子

 以前から国際交流に興味があった私は、文化の異なる人々と触れ合いたい、また、将来を考えるにあたり、意識の高い参加青年と出会うことで刺激を受け自分の成長に繋げたいという思いから応募を決意しました。そして、偶然にも選考を突破し、ラオス派遣団員として縁あってこの事業に参加することができました。
 現地青年とのディスカッションやホームステイなど、ラオスでの様々なプログラムを通して、私は異文化交流の難しさとそこから得られる喜びを強く感じました。現地の小学校で行ったワークショップでは、日本文化を小学生に伝えたいという思いから、身振り手振りや覚えたばかりのわずかなラオス語を使い、子どもたちと一緒に折り紙や剣玉をしました。しかし、日本語も英語も通じない子どもたちとの交流であるが故に、遊び方を教えるのに苦労したり子どもたちの言葉が理解できなかったりと、意思疎通の難しさに直面し、自分の思いを伝えられないもどかしさを感じました。それでも、純粋に私たちとの時間を楽しんでくれる子供たちの笑顔を見て、それだけで幸せな気持ちになりました。そして、たとえ言葉が通じなくても、互いに相手を理解しようと努力することで、文化の違いを越えて心を通わすことができることを、身をもって感じました。
 内閣府が主催する本事業に参加できたことで、私は主体的に取り組むことの大切さと自国の文化の素晴らしさを学びました。個人的には、大学3年生になり就職活動を始めるに際し、自分自身を見つめ直す良いきっかけになったのも事実です。18日間という長いようで短いこの事業での経験やラオスでの出会い、仲間との一生続く絆が、今後の自分のキャリア形成において大きな役割を担っていると、最近改めて思いながら過ごしています。
 最後になりましたが、国際青年育成交流事業への参加という貴重な機会与えて下さった全ての方々に感謝するとともに、自分に大きな刺激を与えてくれたこの事業により多くの方が参加されることを願っています。本当にありがとうございました。

後悔のない航海 〜「世界青年の船」事業に参加して〜

平成21年度「世界青年の船」参加
 狩谷 涼子

 平成22年1月22日から3月5日の43日間、私は内閣府主催「世界青年の船」事業に参加しました。本事業は、日本青年137人、12カ国の海外青年133人の計270名が、客船「ふじ丸」にて共同生活を送りながら、数ヶ国を訪問し、国際交流を図るといったものです。
 事業参加のきっかけは、二つあり、一つは職場からの推薦、そしてもう一つは過去の自分にリベンジしたいという想いでした。学生当時、イギリスへ短期間のホームステイをした私は、海外旅行を楽しむという感覚しかなく、「何のためにここにいるか」を考えることはありませんでした。しかし、今日に至るまで、大学では国際連合について学び、また現在は地域金融機関の監督業務を行う中で、世界との繋がりをより一層感じるようになり、もう一度国際交流を図りたいという想いが強くなりました。
 英語が不得手な私が、何を伝えられるのか考えたときに、富山県伝統民舞踊の「おわら踊り」を世界青年に紹介することだと思いました。昭和42年度から続く当事業において、「おわら踊り」を公式プログラムであるクラブ活動として立ち上げるのは初めてのことで、準備・活動計画等全てが手探りからのスタートでした。しかし、プログラム終盤に開かれたクラブ活動成果発表会を無事終え、メンバーから「楽しかった」の一言が聞けたときに、今まで感じたことのない達成感を味わうことができました。そして、海外青年と共に一つの活動を成し遂げたことで、若干ではありますが国際交流に寄与できたと感じております。
 「世界青年の船」という特別な環境において、13ヶ国の青年と交流することにより、日本での通常の生活も同様、世界各国との関わりの上に成り立つことを再認識しました。また、世界との繋がりを感じたことで、普段はなかなか気に留めることのない「日本」や「日本人としての自分」を改めて分析する機会を得ることができました。
 今後は、地域社会においては、本事業で築いたネットワークを活かし、社会貢献や国際協力等促進のため諸活動を行っていくとともに、職域においては、本事業を通して培った国際的感覚及び視野を活かし、広い視点に立った柔軟な業務の遂行や提案ができる公務員となれるよう努めて参りたいと思います。
 本事業に少しでも興味を持たれている方、ぜひ勇気を出して参加してみて下さい。あなたの人生にとって、後悔のない航海となることを約束します!

未来へ向けての日中交流

平成20年度日本・中国青年親善交流事業参加
 東海 麻緒

 中国・貴州省への一年間の留学を終え、「留学の経験が生かせる場がないか」と考えていた時に、この事業のOGである母(青年の船OG)から、参加してみたらどうかと勧められ、申し込みを決意しました。
 浙江省・雲南省(昆明・玉渓・ プーアル)・北京を訪れ、各地で中国青年が様々な伝統・近代文化を紹介してくれ(特に雲南での少数民族文化が印象深かったです)、私たち日本団員も、事前研修・自主研修中に練習を重ねてきたパフォーマンス(ソーラン節や、中国語の歌など)を披露しました。また、人民大会堂や大使館、発展目覚しい企業や施設への訪問など、個人では出来ない、内閣府の事業だからこそ出来る貴重な体験ばかりさせていただきました。
 現地の方々との交流活動においては、未来の日中関係を築いていく我々青年が、意見交換する場が多くあったのが印象的でした。特に今後の日中関係について話し合うことができたのが良かったです。
 また、日本全国各地に、一生涯とも言えるであろう素晴らしい仲間が出来たことも、この事業で得た大きな収穫のひとつでした。帰国後も一緒に日中交流活動に参加するなど、人間関係の広がりも出来ました。
 今回この事業に参加したことをきっかけとし、私は更に日中交流活動に力を入れていきたいと考えています。また、今回の訪中での体験を、ひとりでも多くの日本人に伝え、日本人の、中国に対するイメージをより良くしていきたい、という気持ちも大きくなりました。やはり、実際中国へ行き、現地の人々と交流した経験のある青年が、率先して今後の日中青年交流に努めていくべきであると考えます。私は今回この事業で新たに得た多くの知識や経験を活かし、日本・中国の両国で多くの方々との交流を目指そうと思います。
 この事業に参加して、自分自身とても成長できたと思います。一生に一度の素晴らしい経験が出来るので、興味のある方は是非参加して、日中交流の輪を広げていって欲しいと思います。

コアリーダー育成プログラムに参加して

平成21年度青年社会活動コアリーダー育成プログラム(高齢者:英国団)参加
 三家 慶子

 以前より国際交流に興味があり、自分なりに活動する中で、仕事に生かすことの出来る国際交流事業に参加したいという思いが強くなっていきました。そんな折、コアリーダー育成プログラムのことを知り、周囲の協力のおかげで英国派遣団の一員となれたことは、私にとって本当にラッキーな出来事でした。
 今回、私が参加したコアリーダー育成プログラムは、唯一経験年数が必要な事業であり、志の高い参加者が多かったように思います。私は保健師として高齢者と関わる機会が多かったため、高齢者分野で参加したのですが、一緒に派遣された仲間は、高齢者の施設経営者やNPOの役員、ケアマネジャーなどバラエティーに富んでいました。
 イギリスへの派遣は10日間という短い期間でしたが、皆職場を離れ参加していることもあって、限られた時間の中で一つでも多くのことを吸収しようと積極的に活動し、とても内容の濃いものとなりました。ロンドンでは、大使館訪問に始まり、イギリスの政府機関への訪問やボランティア団体への訪問を通して、国における高齢者分野の概要を知ることが出来ました。また、その後滞在したロイヤル・タンブリッジ・ウェルズというロンドンから鉄道で1時間くらいの街では、自治体職員からの地域における高齢者に対する活動内容の説明を受けたり、デイケアセンター見学やホームステイ体験をしたりするなど、実際の高齢者分野活動を垣間見ることが出来ました。派遣中は毎晩ミーティングをしてその当日学んだことの共有をしたり、反省点を話し合い、次の日に生かしたりすることで、メンバーの絆も深まり、より素晴らしい研修になったと思います。今回の研修で学んだことを今後に生かしていきたいと思います。
 この事業は、他の国とのネットワークの構築が出来るのはもちろんのこと、現在の自分の活動を振り返るよいきっかけとなると思います。高齢者分野・障害者分野・青少年育成分野で活動されている皆さん!今の活動をよりよいものにするためにも、ぜひ参加してみてください!!

将来に通じる大きな一歩

平成20年度国際青年育成交流事業(ドミニカ共和国派遣団)参加
 矢後 千紘

 私は今回、国際青年育成交流事業のドミニカ共和国派遣団団員の一人として2008年9月7日から9月25日にかけてドミニカに滞在した。
 小学生の頃からガールスカウト活動に参加しており、その活動で出会ったリーダーがこの事業について紹介してくださった。外国語を勉強していることもあり、もともといろいろな国に興味があったこと、また、応募する段階では学校の教員として働きたいと思っていたので、この経験が将来に生かされるのではないかと思い応募した。
 実際に派遣されるにあたって、いくつか目標をたてたが、そのうちのひとつはドミニカの教育をしっかりとみてくること、そして日本の教育との共通点や違いを感じてくることであった。現地では何度か学校を訪問する機会があり、サンティアゴでJICAの青年海外協力隊の方々がやっておられる「算数プロジェクト」を見学してきた。JICAの隊員によって広められている算数教育のメソッドで授業を受けている子供達にまざって授業を受けた。とてもきれいと言える校舎環境ではなかったが、きらきらとした目で「はいはい!!」と手を挙げる子供達、楽しそうに勉強している子供達の中に、発展国と呼ばれる日本の子供達には見られない子供達の姿を目の当たりにした。
 一体ドミニカと日本は何が違うのか、答えはまだでていない。しかし、派遣後、正式に来年度から学校の英語の教員として働けることが決まった。私にはまだまだその答えを考える時間がある。もっと専門的な勉強をして、いつか日本の子供達みんなが素敵な表情で学校に通える日が来るために、ドミニカでの経験が役立てばいいと思っている。また、算数プロジェクトのリーダーとして、現地でもまた別のガールスカウトの先輩が活躍しておられた。私にこの派遣のきっかけを与えてくれたガールスカウト活動においても、これから出会うスカウト達にこの経験を伝え、もっと世界に目を向けることのできる子供達を増やしていきたい。
 最後に、このような機会を与えてくださった方々に感謝の意を表したい。ありがとうございました。

【 情報発信元 】
厚生部 子ども支援課 青少年係 電話:076-444-3136  [ お問い合わせフォーム
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