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知事記者会見[平成29年度]

2017年11月18日

知事室 目次

定例記者会見[平成29年9月4日(月)]

◆日時 平成29年9月4日(月)午後2時34分〜3時33分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)平成29年度9月補正予算案の概要について リンク
(PDF 4314KB)
リンク
(26分49秒)
(2)平成29年度富山県総合防災訓練の実施について  リンク
(PDF 533KB)
リンク
(4分49秒)
(3)高志の国文学館開館5周年記念特別展「宮本 輝−人間のあたたかさと、生きる勇気と。」の開催について  リンク
(PDF 844KB)
リンク
(3分34秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)平成29年度9月補正予算について
(2)NHK放送会館敷地の活用について
(3)総合防災訓練における北朝鮮関連事案の想定について
(4)高志の国文学館の宮本輝展について
(5)高校再編について
(6)富山県美術館の来館者数について
(7)茨城県知事選挙の結果について
リンク
(23分32秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 最初に、(平成)29年度の9月補正予算であります。お手元資料を見ていただきますと、補正予算額は101億9,000万ほどでありまして、これは3年振りに100億円を超えたということでございます。従来、昨年、一昨年に比べると割に公共事業の配分なども増えてきた。また、医療介護関係の予算、地方創生関係の予算も含まれております。
 1枚おめくりいただきますと、全部でその他まで入れますと8項目ということになっております。
 1番目は、産業未来戦略の推進、大学振興、地域経済活性化ということでありまして、特に上の4本は、生産性向上・付加価値創出促進モデル(構築)事業から4番目の薬都とやま未来創薬開発支援プロジェクトまで、産業未来戦略の推進ということであります。生産性向上モデルのほうは、IoTやロボットの導入モデルを産学官連携で構築をして、県内企業の生産性向上や付加価値創出を促進する。これはIoTを支援するために1件200万(円)の補助金を5件用意しましたり、また(実質)無利子の貸付金1,000万、それから知事特認だと1,500万まで当初予算で用意したのですけれども、意欲的な企業は結構あるのですけれども、なかなか各論になると、もう少し詰めなくてはいけないという感じでありますので、これはこれで当初予算の予算執行をこれからもやっていくのですけれども、むしろ若干きめの細かいところはこれからだとしても、企業のほうからこういう分野でIoTやロボット導入みたいなのをやってはどうかという方向性を示してもらって、それを提案してもらい、それを県が受けとめて県立大学、富山大学、ものづくり研究開発センターが外部専門家と連携して、これはシステム関係、インテックさんなども含まれると思いますが、そういったようなところと連携して進めていって、そこから得られた成果をまた各企業、または業界にフィードバックする。それにそうした新しいもの、IoTの研究開発を進めて、それを各企業共通の部分が業界ごとにあるといいますが、そこに各企業のオリジナリティーとかノウハウに当たる部分をそれぞれ応用して、実際さらにIoT等の実施を進めていくということで、ここまでやっている県は珍しいのではなかろうかと思います。
 その下は、このとやまものづくり未来シンポジウムということで、今度ものづくり研究開発センターで製品機能評価ラボとかセルロースナノファイバー製品実証・試作拠点というのを持っていますけれども、これを活用して、こういうふうなことができますよといったようなシンポジウムを企業の皆さんに大いにアピールをして、もっともっと、せっかく先端設備やそういった仕組みができていますから、活用して欲しいといったことをやるわけであります。
 また、とやま水素エネルギービジョン。水素社会の実現というのは、かねて言われているわけですけれども、これをさらに進めていくということで、このビジョンの策定経費を計上しております。できたら来年はともかく再来年ぐらいまでには、県内に水素ステーションを設置したいといったようなご希望も持っていらっしゃるような向きもありますから、県としてはサポートしていこうということです。
 それから、4番目の薬都とやまは、当初予算で2,000万(円)計上し、新たな予算としてつくったのですけれども、大変意欲的な研究開発項目が出てきましたので、あと500万追加しようということであります。
 それから、県立大学の新棟整備は、医薬品分野の研究開発促進、また首都圏との学生に向けての魅力向上ということで、さらに内容も充実して進めていこうということで、これはご承知のとおり、この春から「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」等で議論も進み、骨太方針にも取り上げられておりますので、ぜひ富山県を国のプロジェクトの対象にしてもらう、そのためにもこの新棟の建設をより充実した形で進めたいということであります。
 その下は、県立大と早稲田大の連携による起業家育成プログラムでございます。
 それから、その下の中小企業事業承継支援事業というのは、全国的にそういう傾向が強いのですが、富山県内でも経営者が60歳以上の中小企業が約5,500社ございます。そうするとそういった企業はご年齢などから考えて、今後5年、10年以内に事業承継ということがかなり現実的な課題になってきますから、そうした各企業のニーズ、あるいは課題をアンケート調査で把握いたしまして、では具体的にどういう支援をしたら事業承継が進んで、新たな発展が可能になるかということを調査するわけでございます。
 それから、その下はコンテナの物流情報サービスの情報、これは全国的にある程度行われておりまして、コリンズ(Colins)といっていますけれども、国交省のほうでシステム開発、運営をしていまして、こうしたものも積極的に取り入れていこうということでございます。
 それから、その下の県産材CLT利用促進は、県産材の利用促進のために、CLT(Cross Laminated Timber の略)というのはご承知の方が多いと思いますが、直訳すると直交集成板、縦横に板を組み合わせて何枚かびしっとやって(積層接着して)合板にすると、大変地震などにも強い比較的高層の建物もできるようになると、こういったことで県産材の利用促進にもつなげるということでございます。
 2枚目にいきまして、中山間地域関係のものが2点ございます。上のほうの水田の水管理省力化は、中山間地域の水田の水管理の省力化を図るために、自動給水栓を設置して、ICT省力化を進めていく。今のところ県内3地区でモデル的に進めていこうとしております。
 また、その下は中山間地域の特色ある農産物や歴史、文化などの地域資源を活用する。また、活性化のためのセミナーを開催する。これも県内3地区程を考えております。
 それから、2つ目の柱が人材確保、県民活躍と働き方改革の推進ということであります。
 最初の働き方改革企業とプロフェッショナル人材のマッチングですけれども、これは国のお金を地方創生推進交付金のうちのフラグシップモデル事業というようなものを2,000万ほどいただきまして、その一部は北陸3県共通で、東京で例えば働き方改革に取り組む企業とプロフェッショナル人材をマッチングする企業説明会をやる。これは各県ばらばらよりも3県合同で例えばやろうと。それ以外に各県それぞれ、富山県で言えば働き方改革セミナーをやったり、兼業促進セミナーを開催したりといったようなものに活用するわけでございます。
 それから、人手不足対策として4項目挙がっておりまして、Tokyo女子Uターン促進事業、これは首都圏在住の20代、30代女性を対象としたUターン事例集、PR動画を作成して各種イベントで活用して、これまでも30歳の同窓会とかいろんなことをやっていますけれども、経済団体とも連携して、こうした世代の女性のUターンを進めていこうと。
 それから、その下の留学生マッチング促進事業というのは、せっかく富山県内の大学に留学されても県内で就職せずに、自分の出身の国に戻ってしまわれる留学生の方が確か44%でしたか、半分近くあったということで、できるだけそういう方々に県内で、いま人手不足の時代、また外国人の優秀な留学生を求めている時代ですから、そうした方々とのマッチングをやっていこうということでございます。
 それから、学食トレイ・ジョブインフォメーションというのは、県内大学の学食トレイに、県や県内企業の就職関連情報をPRするシールを貼りまして、県内企業への就職を勧めようということでございます。
 それから、大学就職支援担当者、首都圏の大学の就職支援担当者の県内視察、県内中小企業の視察あるいは企業と大学の交流会、こういったものをやることにしております。
 それから、その下は女性活躍推進セミナーの開催とアドバイザー派遣、これは特に経営者向けのセミナーをやりまして、全国的な著名な講師、著名な女性の講師になると思いますが、そういう方に来ていただく。それから業界とか職種ごとに女性活躍についてはまだまだ課題がありますので、研修会へのアドバイザーを派遣する、こういったような費用であります。
 それから、その下がイクボス普及啓発事業、これも女性活躍に関連いたします。
 それから、保育士等の処遇改善導入円滑化、これは保育士さんの処遇があまりよくないので、なかなか人手が確保できないということがございますが、保育士さんの処遇改善をするためにも、保育士さんの技能、経験に応じたステップアップといいますか、スキルアップみたいなことも含めて、それからそれをやるための社会保険労務士の派遣などもやるということであります。
 それから、その下は先ほど申しあげた事業の再掲でございます。

 それから、3番目の柱が、観光振興、魅力あるまちづくり、空港の利用促進ということでして、まず、富山湾、「世界で最も美しい湾クラブ」にも入れたのですが、その富山湾の魅力発信のための映像を制作しまして、こうした映像を例えば来年のフランスで開かれる世界で最も美しい湾クラブ総会などにおいても活用する。もちろん県内あるいはアジア各国等で富山の観光PRをする際にも大いに活用したいと思います。
 それから、その下は立山黒部世界ブランド化PR動画制作ということで、ドローンを活用しまして、立山黒部エリアをはじめとする県内各地の臨場感ある映像を撮影編集して魅力発信をするといった事業であります。
 それから、もう一枚おめくりいただきまして、総合デザインセンターもいま新しくデザイン創造交流拠点というのを整備中ですけれども、それを活用して産業観光的な魅力の発信もする。
 それから、日本橋とやま館でもさらなる魅力発信に努めてまいります。
 それから、ユネスコ無形文化遺産、3つあるわけですけれども、特に魚津の「タテモン」についてご希望がありますので、来年1月東京ドームで開かれるふるさと祭り東京2018に出展していただいたり、また春の誘客イベントなどを開催して、曳山行事を初めとした観光をPRする。
 それから、その下の大学コンソーシアムと連携した学生の駅前活動拠点整備というのは、4のほうにも挙がっていますけれども、大学コンソーシアム富山と連携して、大学生の皆さんの教育研究や地域貢献などの活動拠点をCiCビルに整備をするということでございまして、これは教育の面の人材育成、またまちなかのにぎわいづくり、魅力あるまちづくりに関連するということでございます。
 それから、その下のまちなか県有資産有効活用調査検討事業というのは、現在のNHKの富山放送局の敷地の速やかな有効活用を図るために、有識者による検討や調査を開始するものでございます。
 それから、富山で合宿誘致事業は、当初予算で計上していたのですけれども、大変人気がありまして、予算を追加するものでございます。
 それから、その下3つは、今度、台北便が初めて冬も4便ということになりましたので、1つには、まず台湾の著名な方に富山の冬季観光の魅力をPRしてもらう、そういう番組をつくる。台湾やマカオ、シンガポール、マレーシアといったようなところで放映する。一部アメリカとか日本でもやりますが、これがインバウンド対策。
 同じく、アウトバウンド対策で、今度は台湾の魅力をもっと知っていただく、そういうテレビ番組などをつくりまして、富山県内や近隣県の皆さんに台湾に観光等で行っていただくことにしようと。
 それから、その下はロシア沿海地方との交流関係で、先般訪問しましたら、大変日本に対する関心、富山に対する関心も高くなっておりますし、また富山県の皆さんの関心もだいぶ出てきていると思いますので、こうした交流促進に資する番組をつくって放映するということであります。
 それから、4番目の教育・文化の振興の上の3つはだいたい今までに説明したものの再掲ということになります。大学コンソーシアムは人材養成、教育・文化の振興のほうに軸足のある話でもあります。
 それから、4つ目の県立学校の実習用バス及び通学用バスというのは、南砺福野高校の実習用バスですとか、富山総合支援学校の通学用バス、こういったものを更新する。ご承知のように、以前あれは滑川高校でしたか、バスの炎上ということがありましたので、この機会に老朽化したバスを点検しまして、優先度の高いものから更新するということでございます。
 それから、その次はシアター・オリンピックスの開催準備ということで、2019年に富山県で約20カ国から演劇などの団体がご参加になっての国際的な舞台芸術の祭典が開かれるということに決まりましたので、その準備を行う。
 それから、その下はそのこととも関連しますけれども、せっかく国際的というか、世界的な舞台芸術の場にもなることですので、野外劇場の、池に面した舞台の袖をもう少し拡充して機能向上、また安全対策にもなると思いますが、行うものでございます。
 それから、もう一枚おめくりいただいて、高志の国文学館の「文化を語る夕べ」といったものも行います。これは文学館に著名な方を講師に来ていただいて、毎月開催していこうということでございます。
 それから、平昌の冬季オリンピックに、かねて県内の高校生から成る文化公演をやってほしいと要請を受けておりまして、南砺平高校の生徒さんに行っていただく、そういう経費でございます。
 それから、エンジン04は来年3月に富山市内で開催される。県・市で支援するということでございます。
 それから、その下は障害者アートフェスということで、東京オリパラ(※オリンピック・パラリンピック)に向けました障害者の方の芸術文化の振興のためのトークセッションやミニ展示会を県内3カ所で開くということでございます。
 それから、医療・福祉の充実につきましては、地域医療介護総合確保基金の医療分の積み増し、これは国が3分の2、県が3分の1なのですけれども、その積み増しを行う。
 その下は回復期機能・地域リハビリテーション推進フォーラムということで、回復期機能病床へ一般の病床を転換するのを促進するとか、あるいは地域リハビリテーションの推進を図るためのフォーラムを開催する。
 その下は、脳卒中情報システム体制整備ということで、システム改修によってできるだけ急性期だけじゃなくて、回復期の情報を把握して、脳卒中患者のリハビリ等による機能改善を進める。
 それから、最近、産後うつの問題が社会的課題にもなっております。これを予防しようと、また早期発見をしていこうということであります。
 その下は、先ほど申しあげた基金の介護分の積み増しでありまして、国の内示を受けて積み増しを行います。
 また、その下は、交通施設バリアフリー化推進とありますが、地鉄(※富山地方鉄道)の宇奈月温泉駅のバリアフリー化工事に対して支援する。多機能トイレの設置だったかと思います。
 それから、安全・安心は富山南警察署(仮称)の整備事業ということでありまして、富山南警察署新築整備に当たって、土地造成事業を行う。今のところ遅くとも平成32年中の竣工を目指したいと思っております。
 それから、交通安全施設については、これは信号機などの新設、改良でございます。
 それから、山岳遭難救助及び災害救助用の小型無人機の活用。ドローンを配備いたしまして、これは室堂の警備派出所に1機配備して、遭難救助等に当たりたい。
 また、高齢運転車交通事故防止対策事業と申しますのは、ドライブレコーダーを活用して、ご高齢の方、ご本人の運転した映像をもとに、きめ細かな安全運転の指導を行う。これは30台備えまして、県の交通安全協会や自動車教習所に配備をしまして貸出しをする。その結果によっては、運転免許証の自主返納などの促進にも役に立つということと思います。
 それから、もう一枚おめくりいただきまして、特殊詐欺被害防止の県民応援事業とございますが、相変わらずATMなどを使った特殊詐欺被害が後を絶ちませんので、前よりは大分減ってきましたが、さらに被害防止パネルを設置する。なかなか、当初でも予算を組んだのですけれども、割に効果があるということで、さらに補正でも追加するものでございます。
 それから、その下は自治体消防70周年というのが来年3月にまいりますので、県民会館でそれをする防火・防災推進大会をやろうと。それからご功績のあった消防職団員の表彰なども行おうというものであります。
 その下は、災害復旧関係の公共事業、河川とか砂防とか農地・農業用施設の復旧、林道の復旧のようなものであります。
 また、県単独河川等災害未然防止は、7、8月に集中豪雨がかなりありまして、土砂がたまったりしていますから、河川の浚渫、伐木、治山施設の修繕などによりまして、災害未然防止を図ろうと。これはかなり重点的に予算をつけております。
 7番は、社会基盤、生活基盤の整備で、一部重複がございますが、道路、砂防、土地改良、災害復旧事業など公共事業を大幅に拡充した。
 また、県単独の道路橋りょう、河川海岸整備事業の追加を行った。内訳としては、地方創生関連のもの、また今申しあげた県単独の河川等災害未然防止のものがございます。
 あと、その他として、旧富山中央(警察)署の庁舎の解体。
 それから、職員研修所の移転整備、それから28年度決算剰余金の基金への積立てということであります。
 あと、後ろのほうは、公共事業と単独事業の内訳でございますので、ご覧いただきたいと思います。

 それから、第2点として、(平成)29年度の県の総合防災訓練の実施であります。これ(開催)は例年のことですけれども、今回は富山市4会場、立山町2会場で開催いたします。
 主な被害想定としては、呉羽山断層帯を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生する。富山市で震度7、立山町で震度6弱といったようなことでございます。また、立山室堂付近で火山の異常現象が観測されたといったような前提、仮定を置いて進めることにしております。
 訓練の主な内容等はそこに記述したとおりですけれども、○新というところだけごく簡単に説明しますと、1ページ目の3の(1)、まず火山の異常現象に係る災害対策本部等への情報伝達訓練。これは立山町役場で行います。例えば地獄谷付近で確認された噴気について、情報伝達体制によりまして、立山町が富山気象台等へ連絡する等々の訓練を行います。
 その下が、ドローンによる情報収集訓練でありまして、アルペンスタジアム、立山小学校などを使います。
 それから、その下は公共ブロードバンド移動通信システムを活用した映像データ伝送訓練。これは富山港会場で行います。
 それから、1枚おめくりいただきまして、(2)これも○新のところだけお話ししますと、自衛隊、警察、消防バイク隊と連携した道路啓開訓練。
 それから、少しとびまして、木造住宅密集地域でのミキサー車を活用した消火訓練、この2つは、アルペンスタジアムで行います。
 それから(3)は、避難訓練、避難所開設・運営等訓練。これも港湾関係者の津波避難・港湾施設被災状況点検の訓練。
 また、1つとびまして、段ボールを活用した避難所の生活環境改善訓練、これは新庄小学校。
 それから、緊急物資輸送として、新規として自衛隊、倉庫協会、トラック協会が連携したもの。
 また、陸・海・空自衛隊3機関統合による物資輸送訓練、これは富山港で行います。といったようなことでございまして、最後のページを見ていただきますと、参加機関としては120機関、また参加人員3,200人、うち住民の方が1,600人、車両等は車両だけで90台、ヘリコプター6機といったようなことになります。
 なお、こういった総合訓練を予定しておりましたが、ここのところ北朝鮮の核実験、また弾道ミサイルの発射なども続いておりますから、何とか工夫して総合防災訓練の中で啓発訓練の実施などが検討できないか、これは担当課にいま検討するように私からもお話をしております。ただ、これは関係市や町と一緒にやらなければいけない。また、自衛隊さんとか警察等々のご都合もあると思いますので、うまく皆さんのいろいろ努力をして工夫できれば、そういった訓練もやってみてはどうかなと思っておりますが、これはまだ検討中ということでございます。

 それからもう一点、宮本輝さんの企画展を行います。これは高志の国文学館開館5周年の記念特別展ということであります。
 宮本輝さんは、ご承知の方は多いと思いますけれども、昭和52年にデビュー作「泥の河」で太宰治賞、その翌年「螢川」で芥川賞を受賞されたといったことで、以下ここにあるように大変、日本を代表する作家としてご活躍でございます。
 会期は今年10月14日から12月4日まで。また本企画展の特色としては、ご承知のように「螢川」は富山を舞台とした作品ですので、これで芥川賞を受賞されたと。また、現代の最も優れたストーリーテラーのお一人だとされているわけで、宮本輝さんの全国初めての企画展ということになります。
 ただ、この企画展は来年度、姫路文学館で巡回するということでして、この高志の国文学館の企画展が他所の館に巡回するのはこれが初めてとなります。何しろ40年に渡る作家活動の全体像を紹介するということですから、企画展示室だけではちょっと手狭なので、常設展示室、クローズアップコーナー、またふるさと文学の回廊、ライブラリーコーナーなどを活用しまして展示を行う。そういう意味では、高志の国文学館初の特別展として開催いたします。
 それから、宮本輝さんの直筆の原稿としては最後で、本邦初公開となる「田園発港行き自転車」をはじめ、各作品の直筆原稿を関連資料とともに展示する。また関連イベントとして、宮本輝さんと堀本裕樹さんの記念対談だとか連続講座、映画化作品の上映会、連続読書会、こういった多彩な催しを開催いたします。
 そのほか、図録などについても工夫をいたします。また、県内の書店5社で、この宮本輝ブックフェアを開催するということになっております。展示構成は、この後に書いてあるとおりでございますので、これをご覧いただきたいと思います。その他として、北日本新聞さんでもこうしたこと(記載のこと)をやられる。また、県内書店でもご協力いただけると、こういうふうに伺っております。
 私からの発表は以上であります。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 補正予算で2つお願いします。1つは、県立大の新棟整備なのですけれども、首都圏等の学生に向けた魅力を県立大で向上するというのは、いわゆる知事がよくおっしゃっておられる短期留学の受入れとか、首都圏の大学のサテライトキャンパスみたいなものを視野に入れているのかというようなことをまずお1つ伺いたいのと。
 あと、県単の河川の災害未然防止のところで、幾つか浚渫とか伐木とか治山施設の修繕というところの具体的な場所などをおっしゃられるところがありましたら教えていただきたいと思います。

●知事
 まず、第1点の県立大の新棟整備ですけれども、これは当初予算でもある程度意識はしていたのですが、その後、医薬品分野の研究開発促進ということも、各県内の医薬品業界でいろんな取組みが進んできていますし、また首都圏等の学生を受け入れて、そして新しい教育プログラムを提供するという話も、相当、富山県として提案した内容が政府にも取り上げられて、もちろんこれから正式決定は来年度ということだと思いますけれども、そうした可能性も高くなっていますので。また一方で、バーゼル大学とのジョイントシンポジウムも来年やるですとか、いろんなことで県立大学も、この4月から医薬品工学科がスタートしておりますが、来年は知能ロボット工学科(を開設する)というようなこともありますが、特に医薬品については、そうした動きが活発になっておりますから、そうした状況に応じて医薬品工学科の、例えばナノレベルの試験等に必要な高精度の温度湿度管理システムなどの充実を図るですとか、あるいは、お話しのように、首都圏からいらっしゃる学生さんなども対象にした、県内の学生さんももちろん対象にできるわけですが、そういった教育プログラムを提供するということも見据えた内容にするものでございます。
 それから、県単独の河川等災害未然防止対策の、例えばどんな箇所かという点ですけれども、これは8ページのほうに一応主な内訳はありますが、場所で言うと、例えば県単独河川海岸整備の中に、災害未然防止分としては、例えば射水の下条川の浚渫ですとか、あるいは県単独砂防施設整備の中に氷見市の論田川の浚渫でありますとか、それからそうですね、例えば県単独農業農村整備の中で立山町の利田地区の水路の安全柵ですとかいったようなものが、他にもありますが、3つぐらいということで盛り込んでおります。

○記者
 直接予算の話ではないのですけれども、先日、自民党県議会が議員総会を開きまして、高校再編について意見交換したのですが、それについて再編はやむなしではないかというような、おおよそそういった意見にまとまったと思いますが、知事としては今後、総合教育会議を9月、8月下旬以降に開くと先日明言されていましたが、これについては、再編についてどう受け止めているのかということと、自民党の反応についてはどう受け止めているかということと、次回の総合教育会議はいつごろを考えていらっしゃるのか、教えていただけますか。

●知事
 まず、県議会の自由民主党におかれまして、議員さんがお集まりになって、高等学校の再編問題を議論されたということは、もちろん私も伺っております。詳細はその場にいたわけじゃございませんけれども、報道その他を拝見いたしますと、約30名ぐらいの方がお集まりになって、発言された方の全員というのか、ほとんどが多少ニュアンスの違いはあると思いますけれども、再編はやむを得ないのではないかというようなお話だったように聞いております。
 その関連でいろいろご意見も出たようですけれども、これまで県の教育委員会が県内の各地域、各学区でだいたい2回ぐらい説明したことになるのでしょうか、そのほか特にご関心の深い市や町については、さらに出向いて説明会もしている。もちろん、対象の学区によって、再編やむを得ないという県民の方のご意見がかなり強いところと、再編は慎重にすべきだという意見、問題があるという意見が多かったところとありますけれども、私が例えばタウンミーティング等で感じておりますのは、相当、議論、この議論はスタートしてもう3年ぐらい経っていますので、私のタウンミーティングなどだと、むしろこの機会に、いろんな議論があるけれども、高等学校に進む子どもたちの将来を考えると、やはり再編はやむを得ないのではないかという、そういうご意見がほとんどだったかと思っております。
 そうしたことも踏まえながら、今度の総合教育会議では、慎重論をおっしゃるような方から投げかけられた幾つかの課題について、県教育委員会のほうでよく調べていただいたりしていることのご報告もいただいて、その上で、では今後どうすべきかということを議論するということでして、日程はいつかということでしたが、そんな遠くない将来だと思いますが、まだ、何日かというのはちょっと、正式に決めていないのかな。近々だと思います。

○記者
 文学館で開かれる「宮本輝展」についてですけれども、先ほど特別展は文学館が初ということだったのですけれども、現役で活躍される方の企画展としても初めてだと思うのですが、知事として率直に今回の展示に期待されることだったり、初めてということについてどう感じておられるのかということをお聞かせください。

●知事
 私は、比較的若い頃に、「螢川」という小説が世に発表されたのは昭和53年ですから、もちろん私も成人してしばらく経っておりますけれども、そういう時代に読んで大変やはり非常に印象深く、私のちょうどふるさとの、いたち川周辺の情景が出てきますし、蛍が最終場面で空に舞い上がっていくような場面の書き方とか、また、小さい頃の親子関係とか、いろんなことが出てまいりますよね。
 ですから、大変印象深い作家で、例えば「螢川」で、やはり北陸の、今よりはるかに雪の多かった当時の北陸に生きる人達の人情とか心の持ち方とか人生の接し方とか、いろんなことが描かれているすばらしい作品だと思いますし、また「道頓堀川」とか、川3部作といわれる他の作品も、大変、読んだときはすばらしいなと思っておりましたので。もちろん宮本輝さんの本を全て読んでいるわけではありませんが、そういう意味では、大変立派な日本を代表する作家の方であると思っていますので、この方を、ゆかりの富山県の高志の国文学館で、宮本輝先生としては全国初の企画展を実施できるというのは大変うれしいというか、感慨深いものがありまして、これは中西進館長をはじめ、スタッフの皆さんのご努力やご尽力に感謝したい。
 また、せっかくやるのですから、ぜひ多くの県民の皆さん、また最近は富山県美術館にも県外や首都圏からたくさんの人が見えていただいていますが、高志の国文学館も以前からかなり首都圏の人も訪ねて来ていただいているわけで、宮本輝先生は関西にも大変ゆかりの方でございますので、多くの皆さんに、この機会に高志の国文学館に来ていただいて、宮本輝先生の、本当にスケールの大きな全体的なお姿とか、また、宮本先生のテーマというのは、やはり人間が生きるということはどういうことなのか、人とは何かとか、生きるとは何かとか、大変、人生の根源的なものに問題意識を持って作品を書いていらっしゃるように思うので、そういった点を多くの皆さんに感じていただければありがたいなと思います。

○記者
 補正予算の4番目で、今のNHKの建物の有効活用を図るため有識者による検討や調査とあるのですけれども、具体的にどういったものでしょうか、教えてください。

●知事
 これはこれからですけれども、ただいずれにしても、現在のNHK放送会館の敷地というのは、もう皆さんがご覧になったとおり、富山駅と県庁の間のまさに富山県の中心的な場所の大変な交通の要所にあるわけでありまして、そういう意味では、(NHKは旧富山)中央署の跡地に移転されるということですけれども、このNHKの敷地については、建物もどうするかということはありますけれども、多くの県民・市民の皆さんも当然関心を持たれると思いますし、また今後の富山県の5年後、10年後、20年後を考えますと、この場所というのは、いろんな面での有効活用が考えられる貴重な場所でございますから、これはぜひ県内の各界やいろんな方のお知恵をいただいて、どういうふうにしたら一番富山県にとっていいのかということをしっかり議論していかなければいけない。
 ただ、だいぶ実はNHKの会長さんにも直接お目にかかってお願いはして、実際にNHKの今の場所が中央署に移転される時期を少し早めてはいただきましたけれども、少しまだ時間がかかりますので、その間、できるだけ多くの皆さんのご意見やお知恵もいただいて、だんだんと、ではこういうことに使ったら一番いいのではないかというふうに議論が収れんしていくようにしていきたいと思っております。

○記者
 調査というのはどんな調査なのですか。

●知事
 これは、あそこを例えば、公共用に使うというニーズもあれば、民間の人がもしあの土地を何か有効活用する道がありますかと言うと、たぶん民間の皆さんだと、また違ったことにぜひ使いたいということもあると思うのです。そういったニーズとか、それからいろいろな公共施設も県内には他にもあったり、今はないけれども、将来つくりたいというものもあるかもしれませんし、今あるものの中でも少し手狭になったり老朽化したりして(修繕等を)どうするかということもありますから、そういったものとの関連も含めて、やはり幅広く考えていかなくてはいけないと思っております。

○記者
 総合防災訓練に北朝鮮のミサイルのあれ(想定)を盛り込むということなのですが、シナリオとして、被害想定として盛り込むご予定なのか、もしそうだとしたら、なぜそういう訓練が必要なのか、改めてお願いします。

●知事
 これは、大変、私はここ数カ月、特にこの1、2週間、数日、北朝鮮のミサイルとか水爆実験とも言われていますが、そういうことに対する県民の皆さんの関心が非常に高くなっていると同時に、非常にそのことで不安を感じていらっしゃる人も多いと思うのです。そういうことも背景にして、かといって今、では一自治体である富山県にどんなことができるかということもありますから、そういう県民の皆さんの不安にどう(対応するか)。こういう場合はこうするんですよとかこうしましょうねとか。
 例えば、早い話が、J−ALERTというものも、まだ直接聞いたことがないという県民の方が結構多いと思うのです。そういった基本的なことも含めて、こういった事態のときは、例えばJ−ALERTが鳴って、そのときにはこういう場所にいる人はこうしましょうとか。必要最小限度のことを少なくとも、もうあと一月弱、3週間後にやるという話ですから、そんな大がかりなことはとてもできませんけれども、せっかく総合防災訓練というのをやるのに、全くそのことと無関係のことだけやるということでいいのかということはありますから。少し、この点については、もちろん自衛隊や警察、消防、あるいは一緒にやる富山市さん、立山市(※町)さんのご意見も聞いて。ただ正直、今の総合(防災)訓練でもかなり盛りだくさんになっているので、問題意識はあっても、人員の面でなかなかあまり対応しにくいなということになるかもしれませんので、それはよく考えて、最小限度、何かできることがあれば工夫してやってみる。諸事情でどうしても難しければ、別の機会にまた考えると、こういうことになろうかと思います。

○記者
 県美術館についてなのですが、全面オープンしてから1週間で3万6千人余りが訪れたと聞いておりますけれども、改めまして、このことについての受け止めと、知事として今後、この来館者獲得という意味で、何か課題のようなことをお考えになっているようなことがあれば、その対策も含めてお願いします。

●知事
 これについてはまだ詳しく伺っていませんけれども、引き続き富山県美術館にいらっしゃる人は大変多いというふうに伺っていますし、その多くの皆さんに来ていただいているということについては、本当に感謝を申しあげたいというふうに思います。
 一方で、せっかく全面開館をして、雪山館長さんをはじめ皆さん努力した、企画展もスタートをしましたし、また併せて常設(※コレクション)展で藤田嗣治さんの「二人の裸婦」という大変な名作を展示もいたしておりますから、できるだけ多くの皆さんに、今までももちろん既に来ていただいておりますが、もっと来ていただきやすいように、どういったPRをするとか、あるいは来ていただきやすい何か工夫の余地がないか(考えたい)。それから、せっかく来ていただいた方に、屋上のふわふわドームや佐藤卓さんの遊具は本当に著名になりましたけれども、実はあの美術館の中にはもっともっといろんな皆さんが楽しめる、学べる、いろんな工夫がしてあるわけで、そういったところのアピールも含めて、これは美術館の雪山館長さんをはじめスタッフの皆さん、もちろん一生懸命やっていただいているわけですが、さらに工夫の余地がないか、よく相談して対処したいと思います。
 いずれにしても、本当に多くの皆さんに来ていただいている、これは本当にありがたいなと思っております。

○記者
 8月の茨城(県)の知事選で多選というのが争点になりましたが、同じ重い重責を担うお立場として、そういうふうなことが論点になるということについて、どう受け止めていらっしゃるか、お聞かせ願いたいと思います。

●知事
 私は茨城県知事選挙のことは正直、新聞報道ぐらいのことしか知らないのですけれども、お話しのように、多選ということも議論になったやに聞いております。ただ、多選というのを何期以上のことを多選というのかよくわかりませんが、この北陸ではご承知のように、以前8期やった方もいらしたり、今でもお隣の方は何期もおやりになっておりますし、私の前任者もご承知のとおりでありますから、私は、一般的に申しあげると、あまり長いのはどうかなともちろん思いますけれども、最後はそれは有権者の方が決めることで、たぶん長くやっていらっしゃる方は、長くやっていても、例えば常に向上心を持って仕事に取り組むとか、例えば身辺が清潔で、県民の皆さんがそういった点で不信感を持つことがないとか、いろいろな点があるから長くやっていらっしゃるんだと思いますので。
 いずれにしても、私は茨城知事選挙のことはよく知りませんけれども、常にこうした知事という立場にある人間は、他の首長さん方や国の政治家ももちろん同じだと思いますが、いつもやはり初心を忘れずに、何のために今の自分がそのポストにいるかと(考えなくてはならない)。私で言えば、もうこれはまさに県民の皆さんの幸せのため、また富山県を何とか裏日本という地位から脱却させて、新たな飛躍を目指したいということでやってきておりますので、そういう初心を忘れず、また県民の皆さんから信頼される、そういう県政を進めていくということに尽きると思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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