富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成29年度] > 定例記者会見[平成29年7月10日(月)]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成29年度]

2017年11月18日

知事室 目次

定例記者会見[平成29年7月10日(月)]

◆日時 平成29年7月10日(月)午後3時07分〜4時12分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)富山県・ロシア沿海地方友好提携25周年記念富山県友好訪問団の派遣等活動報告について リンク
(PDF 4055KB)
リンク
(21分16秒)
(2)「イクボス企業同盟とやま」設立式について  リンク
(PDF 415KB)
リンク
(4分53秒)
(3)医薬品医療機器総合機構(PMDA)北陸支部設立1周年記念シンポジウムの開催について リンク
(PDF 1081KB)
リンク
(2分57秒)
(4)富山県リハビリテーション病院・こども支援センターのグランドオープンについて リンク
(PDF 1453KB)
リンク
(6分03秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)貿易経済日露政府間委員会・地域間交流分科会第6回会合の富山県開催について
(2)シベリア・ランド・ブリッジの迅速化と伏木富山港の活用について
(3)高校再編について
(4)議会基本条例制定検討会議の非公開について
(5)獣医師の育成確保について
(6)黒部ルートの旅行商品化について
(7)不二越本社の東京移転について
リンク
(29分30秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

※配布資料(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

※動画ファイルをご覧になるには、Microsoft社の「Windows Media Player」が必要です。Windows Media Playerがパソコンにインストールされていない方は、下記のMicrosoft社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

Adobe Reader のダウンロード リンク
Windows Media Player のダウンロード リンク

記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 それでは、今日は4項目、私のほうから説明しますけれども、韓国、ロシア方面については、まだちょっと資料をコピー中のようですので、2つ目の「イクボス企業同盟とやま」のほうから説明をさせていただきます。
 お手元資料にありますように、男女がともに仕事と家庭の両立が可能な職場環境づくりを進めようということで、このたび、企業や団体等の枠を越えたネットワーク「イクボス企業同盟とやま」を設立するということにいたしました。こちらにありますように、7月25日、サンフォルテで行います。うれしいことに、250名程度参加していただけるということで、大変心強く思っております。内訳は、イクボス宣言をされた県内の企業、経営団体、行政の代表者等150名、また男女共同参画チーフ・オフィサー、あるいは男女共同参画推進事業所などの指定(※認証)をさせていただいておりますけれども、そういったところのチーフ・オフィサーや役員の方約100名、合わせて250名ということであります。
 式は、第1部と第2部に分かれておりまして、第1部の中では、設立発起人が、ここのお手元資料にあるように、市町村長の代表で高岡市長さんにも入っていただきます。そして設立共同宣言というのを読み上げさせていただいて、また記念撮影等も行います。
 また、第2部として、記念講演としてコクヨの、これは、コクヨさんはご承知のように富山県ゆかりの企業で、大阪中心に、もちろん全国的な企業ですけれども、活躍されていまして、この黒田会長、現在は関西経済同友会の代表幹事もお務めですけれども、この「働き方改革〜イクボスが育つ環境づくり」、仮の演題ですけれども。あと、事例(発表)として、県内企業で活躍する女性社員の方、お二人ほどお願いして、これ、(県では)この5年ほど「煌めく女性リーダー塾」というのを毎年やりまして、働く女性の会社などの枠を越えた女性のネットワークをつくろうということでやっていますけれども、そういう中でも特にご活躍のお二人にお願いするということでございます。
 2枚目が、コクヨの黒田さんのプロフィールなどが挙がっていますが、ご承知のようにコクヨさんは、明治年間に大阪に、あれは3代前の方ですかね、出ていかれて、大変ご苦心をされてすばらしい立派な会社をつくられた方で、初代の黒田善太郎さんが近畿富山県人会の2代目の会長で、それから先代の黒田しょう之助さん、これが7代目の会長というような、大変富山県にとっては、単に会長をやられただけではなくて、富山大学の黒田講堂とか、ふるさと富山県のために大変ご貢献いただいた方の直系の方でございます。
 これが第1点ですか。

 それでは、次に、医薬品医療機器総合機構(PMDA)北陸支部の設立1周年の記念シンポジウムの開催について説明させていただきます。
 8月21日、1時半からですけれども、国際会議場におきまして、これはメインホールを使いますが、PMDAと富山県の主催で、600名ほどご参加いただきまして、講演会などを行います。
 特に今回、特別講演は大変著名な方で、ご存じの方も多いと思いますが、本庶佑先生。京都大学の高等研究院の特別教授でいらして、この方は、がんの免疫療法の発展に貢献し、国際的にも高い評価を受けておられて、去る5月には、オックスフォード大学に招待されてご講演もされている。また、がん免疫療法薬のオプジーボ、この開発のきっかけとなった分子を発見されたということでございます。昨年、アメリカの調査会社で、ノーベル賞受賞者の有力候補として名前が挙がったといったような方で、ご両親が富山県出身でいらっしゃいます。こうした著名な方ですから、県内だけではなくて各方面から相当な方が話を聞きにいらっしゃるのではないかと期待をしております。
 また、特別講演後、ここに書いた、ちょっと人数多いのですが、6名でパネルディスカッションをやります。その中には、本庶先生はもちろんですけれども、PMDAの近藤達也理事長にもご参加をいただくということでございます。
 なお、内閣官房の末宗地方創生総括官補にもご参加いただくことにしておりますが、この方は、東京一極集中是正と地方の活性化のための「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」の事務局の中心的な存在でいらっしゃいます。また、地方拠点強化税制についても取りまとめ役をやっていただいている方であります。そういう意味では、大変意義深い講演会とパネルディスカッションになると考えております。

 それから、3つ目に、富山県リハビリテーション病院・こども支援センターのグランドオープンということでございます。
 ご承知のように、この県のリハビリテーション病院・こども支援センターは、昨年の1月に新しい病院を開業しました。その後、現場に行かれた方も多いと思いますが、旧病院がまだ残っておりましたので、それを改修する。それから新たに駐車場になるところに古い建物がだいぶ存続しておりましたのですが、こうした老朽化した既存施設を解体しまして、新病院の外構や外来駐車場等の整備を行って、この7月22日に、当初計画しておりました整備事業全て完了しましたので、全面的に共用開始する。そこで、グランドオープンの記念式典を行いたいということでございます。
 県内外から多くの方にご参加いただきますけれども、特別ゲストとして藤井友里子さんに、リオパラリンピックでボッチャ(団体)銀メダル(を獲得されたのは)ご承知のとおりでありますが、ご参加いただくということになっております。
 また、こどもアート除幕ということで、こども支援センターの環境アート、廊下の壁面にストーリー性のあるアート、絵が描いてあるのをご存じだと思いますが、それのシンボルとなるブロンズ像を今、作成中でありまして、これの除幕もさせていただくということであります。
 1枚おめくりいただきますと、昨年1月にオープンしたリハビリテーション病院・こども支援センターの機能、実績と、それから、その後整備して昨年7月に障害者支援施設等の移転というのもやりましたし、また、昨年の10月には、地域リハビリテーション総合支援センターというのも旧病院の1階に入れると。それから障害者相談センターも今年の4月に旧病院の1階に移っておると。また、アプローチデッキや外構、中央駐車場は、まさに今、今月完成するということでございます。
 もう1枚おめくりいただきますと、このリハビリテーション病院・こども支援センターの施設の全貌が出ておりますけれども、これは、ご覧いただいたとおりですが、昨年1月にオープンしたときには、(パネルで説明しますと)この辺にまだ旧の老朽化した施設が残っていまして、出入りはこちら側から、向こう側からやっていただきまして、その後、ここの旧の高志リハビリ病院棟を大幅改修しまして、ここに残っていた旧施設のうち幾つかの施設をこちらに移転をして、また、ちょっと隠れていましたが、このあたりにも移転をして、また、他所にあったものもここへ移したりして、リハビリテーション・こども支援センターの拠点施設としては、なかなかこういうものは全国的に比較は難しいのですが、1カ所にこういうふうに総合的に集まっているという意味では、たぶん全国トップ、少なくともトップクラスのものになったと思っております。
 これを見ていただくと、リハビリテーション病院・こども支援センター、これがリハビリテーション、こども支援センターです。この施設がこうなって、この旧病院、この中に、5階に療養介護関係のものが入る。それから4(※3)階は高志ワークホームを移した、1階は地域リハビリテーション総合支援センター、その一画に障害者相談センターも入ったということで、そういう意味では、障害のあるお子さんもここでケアできますし、治療もし、また、特にドクターヘリが就航することになったことによって、従来なら大きな事故で、あるいは何らかの先天性の病気などで亡くなったかもしれない、そういう可能性が高い人が命を取りとめたと、しかし残念ながら後遺症が残ったというときに、ここでしっかり受けるという形ができた。
 さらには、そういったお子さんたち、今でもそういう方はおられるわけですが、ある程度の年齢になって、18歳以上になると、今まではそこの受け皿がなかなか課題だった、富山病院とかいろいろなところでやっていましたが、そういうことで、療養介護の施設ができるとか、また、高齢者障害者も含めて地域リハビリの総合支援センターを置くとか、非常に全国的に見てもトップクラスの総合的な拠点になるということでございます。

 それでは、次に、昨日まで3泊4日ということになるのでしょうか、韓国のソウルとロシアのウラジオ(※ウラジオストク)に行ってまいりましたので、それのご報告をいたしたいと思います。
 こういう分厚い概要報告が、これでもかなり簡素にしたのですけれども、これを一つひとつ説明していますと長くなりますので、ちょっと雑ぱくですが、主な成果というので1枚、A4のものを手元に配っていると思います。これを見ながら説明したいと思います。
 まず、韓国のソウルでは、ポイントは2つございまして、1つは、エアソウルの柳代表取締役社長と会談をしまして、昨年、ご承知のように、エアソウルは経営がアシアナからエアソウルに移ったわけですけれども、当時は全国的にもソウル便がなかなか大変厳しい状況でありまして、昨年11月27日から3月25日(※26日)は、残念ながら運休となったわけであります。
 そこで、今年3月26日かな(※27日)、再開したわけですけれども、ぜひ冬も含めた通年運行をお願いしたい、少なくとも昨年よりは運休期間を短くしてもらいたい、また、運航時刻の早い時間帯への変更について要請いたしまして、エアソウルの柳社長からは、富山−ソウル便のことは一番大きな宿題と思っているということで、できるだけ前向きに検討したいというご返事をいただきました。
 そのことは、ちょっとこの総括はやや雑ぱくな表現になっていますので、報告書の6ページを開いていただきたいと思いますが、今年の富山−ソウル便も、必ずしも搭乗率がすごくいいというわけでもないのですけれども、実はこの6ページの【2】にありますように、韓国からの観光客は、昨年は1万8,000人で前の年より10%増となって、さらに今年4月から6月までの韓国人の方の観光客、83%増となった、これは立山黒部アルペンルートですが、また、黒部峡谷鉄道も同じ期間、77%増となっていると。それなのに、エアソウルさんの搭乗率が必ずしもよくないのは、実はこのお客さんが他の航空路線に流れて立山黒部に来ているからではないかという問題提起をさせていただいて、割に説得力あるお話ができたのではないかと思います。
 そういうことで、柳社長も大変真剣にこれは考えて、何とか富山−ソウル便を、冬ダイヤについても通年運航なり、休航ということがあったとしてもなるべく短くする、そういうことで真剣に考えていただけるのではないかと思っております。
 併せて、富山県には立山黒部、黒部峡谷、世界遺産の五箇山だけではなくて、大変新しい、特に最近大変増加していますFIT(外国人個人旅行客)の皆さんにとって大変好ましい富岩運河環水公園とか、内川・(射水市)新湊(地区)とか、(小矢部市の)アウトレットパークとか、庄川温泉郷とか、大変魅力的なスポットが増えてきていますので、ぜひそうした点のPRを一緒にやりましょうといったことで、前向きの検討のご返事をいただけたかなと思っております。

 次に、総括表のほうに戻っていただきますと、ロシア・ウラジオストクでは、大きく言えば4点あろうかと思います。
 1つは、もちろん新たな協定書の締結、また、港同士の新たな友好港湾との連携ということであります。これは、ページでいうと報告書の19ページをちょっと開いていただきたいと思いますが、19ページから20ページをご覧いただきますと、富山県と沿海地方は、1992年に友好提携始めて以来、留学生の受入れとか海外技術研修員とか国際交流員の受入れ、また、富山側も県職員の派遣とか、いろんなことをやってきたわけですけれども、また、その間に富山県は、ものづくり、医薬品産業を初めとして大変発展してきてもおりますし、また伝統工芸品もここ数年、従来の殻を突き破って国際的に存在感がある姿になりつつあるといったようなこともお話をして、ちょうど安倍総理とプーチン大統領の8項目の提案と合意というのがありますから、それを実効あらしめるためにも、国と国の関係も大事だけれども、地方同士の連携、協力が大切だということで、新たな協定を結ばせていただきました。
 この点については、先方の―失礼しました、今、お話ししたところ、11ページですね。ミクルシェフスキー知事からもいろいろお話がありましたが、ミクルシェフスキー知事の少し魅力的なところというか、特色は、私も何人かのロシアの知事さんとお会いしてきましたが、皆さんほとんど経済発展のことをおっしゃるのですが、ミクルシェフスキー知事は、経済発展、貿易、物流の発展はもちろんですけれども、文化の振興にも力を入れたいと、こういうことを言うロシアの知事は、私は初めてお会いしまして、大変、馬が合いました。波長が合いました。
 ということでございますが、いずれにしても、例えばサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館の分館をウラジオストクに建設するとか、いろんなプランも持っていらっしゃるようでありますので、エルミタージュ美術館というと、もう世界トップクラスの美術館ですから、モスクワ(※サンクトペテルブルク)はやっぱり飛行機で行っても遠いですから、ウラジオですと成田からでも2時間半とか、乗り継ぎの時間はありますが、そのぐらいで行ける、3時間ぐらいで行けるという実感がありますので、大変これは、日本海隔てて対岸同士ですから、そういったウラジオストクなり沿海地方が、経済の面だけではなくて、文化とかいろんな面で発展していくというのは、大変我々にとっても結構なことでありまして、そうした面でも連携していこうと。
 幸い富山県、医薬品産業が全国一番になったとか、また、「とやま世界こども舞台芸術祭」には沿海州(※地方)の子どもたちも来ていますし、また、南砺市利賀の県立利賀芸術公園では、鈴木忠志さん中心に、今や世界の演劇や舞台芸術の拠点になっていると、2019年にはシアター・オリンピックスもやる、正式にはまだ決まっていませんが、そういう運びになりつつあるといったようなこともご紹介しまして、これから経済はもちろんですけれども、文化も含めて交流を深めようという趣旨の協定を結んだところでございます。
 それからもう一点は、ロシアの2つ目は、シベリア鉄道、シベリア・ランド・ブリッジの定時性の向上、迅速性の向上ということでありまして、これが報告書本文では21ページから22ページに至るところであります。
 ここで、かねてから富山県は、シベリア・ランド・ブリッジ、望ましい姿としては10日という議論もありますが、13日ぐらいで運べるのではないかと、この報告書の一番後ろにこういうカラーコピーの資料があると思いますけれども、ということを、かれこれ7年ほど前、その前の段階もありますから、8、9年言い続けてきたということになりますけれども、また、政府外務省や国土交通省、経産省にもお願いして、いろいろ働きかけもしてきました。また、7年前には、日露知事会議というのがモスクワでありまして、そのときにも共同声明にも出てきた経過があります。
 ただ、このカラーコピーの中ほどから下の例を見ていただくと、ここ数年の、実際に富山県がインセンティブ制度を持っていますから、輸出したものを見ますと、通関・荷役に7日とか10日とか、極端な場合24日かかったりして、20日を超えるのはむしろ当たり前で、30日超える例もあると。こういうふうに不定時性が強いと、結局安心して物を送れませんので、今は日本の物流というのは、名古屋、横浜も含めて、結局大半がマラッカ海峡を渡り、スエズ運河を渡って、例えばモスクワ、サンクトペテルブルクに物を運ぶときは、ほとんど海上輸送になっているわけです。
 しかし、このシベリア・ランド・ブリッジをもっと合理的にスピードアップしてもらえば、どんなことがあっても20日、むしろ本当は10日と思うのですが、13日ぐらいでは行けるはずだというのが私ども富山県の働きかけの根拠でありまして、今回、この数年来、さすがにロシア側もいろいろご検討されていたようで、ご返事としては、13日はともかく、14日では運べるようにしますという大変力強い言明をいただきまして、正直、私も、ある意味では、ちょっとそこまでおっしゃるかなと、とにかく20日は守りますと、それより短縮するのはもうちょっと時間を貸してほしいという返事かなと思っていたのですけれども、しかし実際には、FESCOのウラジオストク支店長さんなどが、この表で言うと「通関・荷役」、我々が4日間が望ましいというのを3日でやりますと。そのかわり鉄道輸送7日はちょっと厳しいので9日になりますと。で、合わせると14日だというふうに、内訳も示して言明されましたので、ぜひ、それでは、大変うれしいので、そのとおりぜひ実行していただきたいということで、お話をしております。
 ただ、その後、大勢のロシア側も入った、富山県の商社などの代表も入った交流会でもそういう話をご披露して、皆さん、大変大きな反響もありましたので、FESCOやウラジオストク商業港の皆さんもきっと言明どおりやっていただけると、私としては確信というか、大きな期待を持っておるということであります。
 いずれにしても、これまで何しろせめて20日にならないかと、理想は13日だということをずっと言ってきたことについて、相当きっぱりとしたご回答がありましたので、これはこれで大きな前進であると、非常に大きな明かりが1つ見えたなというふうに思っております。
 それから、あと、とやま文化DAYSと沿海地方友の会の設立というのがございまして、これもご関心の方は読んでいただきたいのですが、報告書の24ページ、25ページにとやま文化DAYSのことは出ておりまして、富山県の伝統工芸品、能作さんとか二上さんのものとかいろいろ、あと、特に島谷好徳さんの「すずがみ」や「おりん」の製作実演なども、富山の地酒や食べ物の試食なども併せてやったのですけれども、大変反響がありました。
 ウラジオストクも7年前に訪問したときに比べますと、経済がかなり安定してきたということもありますのか、大変関心が高くて、ウラジオストク国立経済サービス大学の博物館をお借りしてやったのですけれども、ざっと初日だけで、我々の関係者もいますけれども、170名ぐらいの方が、土曜日という休みの日にも関わらず、ロシアの感覚だとそういう感じなのだと思いますが、集まっていただいて、大変熱気がありました。25ページをご覧いただきますと、来場者のアンケートでも、能作の「KAGO」や島谷さんの「すずがみ」、山口久乗の「おりん」などについて人気が出たほか、デザインがおもしろいとか、富山県の伝統的な技術が気に入って、ぜひ一度行ってみたいとか、とてもすばらしいイベントでもっとしばしばやってほしいとか、せっかくならもう少し規模を大きくしてやってほしいと、こういったようなご意見が多々ございました。
 これは、昨年(※一昨年)のミラノ万博のとき、ミラノでやったときにも、ミラノではこれ以上の反響でしたけれども、しかし、ウラジオストクという土地柄を考えますと、こうした反響は大変、予想以上にうれしいことでありまして、今後に新たな可能性が出てきたなと。一緒に行った芸術文化協会の会長さんなども、大変これは期待ができるというふうに受けとめられたのではないかと思います。
 その他、友の会も発足しましたが、富山県に留学しておられた方とか、技術研修員でいらした方とか、CIR(国際交流員)でいらした方などが中心ですけれども、これもご家族連れでいらした方も含めて30名余りの人が参加するということになりましたので、これはやはりロシアと日本、いろんな課題があるわけですけれども、そうしたことを乗り越えて交流を深めていくのに、こうした地方同士、さらには一人一人の国民同士の交流というものが大事だと思いますので、大きな意義があったのではないかと思います。
 以上で私の報告を終わらせていただきます。

 それから、ちょっと関連で、お手元にお配りしてあるかと思いますが、7月24日に貿易経済日露政府間委員会・地域間交流分科会の第6回会合というのを富山県で開催するということになりました。これまでは、これは東京、あるいはウラジオストク、あるいはニジニ・ノヴゴロドとかハバロフスクとか、日本では東京でだけ行われていたのですけれども、今回、ロシアと一定の交流実績もある富山でぜひやりたいというお話がありましたので、これをお受けするということにいたしました。
 詳細はまだはっきりしない面もあるのですけれども、日本側は、外務省を初め、もちろん普通に考えると経産省とか、港などもあるから国交省とか、そういう関係省庁、また、もちろん富山県、それから企業ですね、それからロシア側も経済発展省のほか関係省庁が入って、企業の皆さんも、地方行政府には沿海地方の人もいらっしゃるのかなと思いますけれども。
 実は、まだ内容がもうひとつ不明確なところがあるのですが、参考に、1枚おめくりいただいて、前回やりました5回目の、これはロシア極東のハバロフスク市で開かれたときの概要がここに触れてありますので、こういったイメージでやるのだということで、皆さんからお取り上げいただければと思います。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 最後のやつなのですけれども、テーマみたいなものも、まだはっきりわからないということ。

●知事
 そうですね。ただ、会議の性格上から言って、当然ながら安倍総理から提案し合意された、プーチンさんも合意された例の8項目を踏まえて、じゃ、具体的にどんなことを、特に地域間で協力し合ってやるかということが中心テーマになるのだと思います。
 そういうことで、主要省庁だけではなくて、自治体、富山県も含めて参加する、それから民間企業、これは全国レベルの企業だけではなくて、富山県でも関心のある企業は参加するということだと思いますので、例の8項目合意を受けた各論を、今までは東京とロシア極東の都市でやってきたのだけれども、日本側もやはり東京でだけこういう議論をするのではなくて、地域間交流というのだから地方の拠点でやろうではないかと、その第1号に富山県が選ばれたというふうに、ぜひ前向きに受けとめた記事にしていただくとありがたいと思います。

○記者
 県が働きかけたのですか、(それとも)国のほうで。

●知事
 これ、この間、岸田外務大臣も見えていますので、富山県としても、沿海地方を含めてロシアとの交流についてはかねて努力もしてきているし、意欲もありますよということをお伝えしましたので、そうしたことを受けとめていただけたのかなと思っております。

○記者
 昨日、ロシア訪問、お疲れさまでした。

●知事
 お疲れさまでした。

○記者
 シベリア・ランド・ブリッジの件でお伺いします。
 知事は、今回のロシア側からの約束を得たことで、伏木富山港にとっては大変チャンスであるということをおっしゃっておられました。具体的には、伏木富山港をどんなふうにアピール、どんなところへどんなふうにアピール(していくのですか)。

●知事
 今、伏木富山港は、ご承知のようにコンテナ船が月2便、それからRORO船が月5便で、月7便の定期便があるんですね。これは日本海側の港ではトップですし、全国でもトップクラスではないかと思います。特に日本海側の伏木富山港から出すと、ウラジオに太平洋側の港から出すよりずっと早く着きますし、それからもう一つは、そういう定期航路の回る順番も、富山県はこれでかれこれ8、9年前、どこかに書いてあると思いますが、ラストポートにしていただいたので、輸出する場合は2日でまさにウラジオに着くのです。むしろ、この間、向こうの支店長、36時間ですなんて胸を張っていましたが、そのぐらいで着くので、率直に言って太平洋側の港から出すよりよほど早く着く。
 そういったことを考えて、かつ、今シベリア鉄道の沿線にもマツダさんとかいろんな自動車産業が立地してきて、そこに、例えば日本から部品を送るとか、中古車の完成品を富山港から出すのも結構多いですけれども、そういったことを考えると、それから、最近、住宅の建材みたいなものを伏木富山港から出すという例も徐々に見られていますので、この伏木富山港のメリットと、それから、今まではどうしても出す企業も、例えば25日後とか一月後、場合によっては20日後には必ず使いたいと、現地で。それを出すときに、ひょっとしたら、建前は20日ぐらいで何とかなることになっているのだけれども、下手すると一月とか、場合によってはそれ以上かかるかもしれないと思うと、ちょっと不安があって出しにくいわけです。そうすると、ともすれば、今までは、時間は40日とか50日近くかかるのだけれども、スエズ運河経由で行ったほうがやはり安定している。そうなると、太平洋側の大きな港から恒常的に出していくという手法になる。そうすると、現地に着いた後、そこでとめておいて、使うときに使うということになるので、今言ったシベリア鉄道の定時性、迅速化が図られれば、非常にその点で既存の航路に比べて競争力が高まる、比較優位な姿勢が高まりますから、もちろんウラジオストク港にとっても良いことだし、ロシアにとっても良いことなのですが。だって、南の海上航路行っていたのがシベリアを通ることになるわけですから。
 実際は、伏木富山港も大変メリットもあるし、そういう面で、富山県がプラスというだけではなくて、日本全体の物流にも、より合理的になるわけですから、プラスの影響がある。これはぜひ、ようやくこの8年間、9年間言い続けてきて、ここまで来ましたので、言いっ放しではなくて、本当に現実のものにして、我々も協力できることはする、もっとPRもする、そのことによって伏木富山港の活性化も図っていくと、こういうことにしていきたいと思います。
 また、港が便利になれば、じゃ、この辺に生産基地つくるかとか、そういう話にもつながるわけですから。

○記者
 高校再編の意見交換会、各地で地域ごとにやられていまして、まだ全部が終わっていませんけれども、賛成、それから反対、いろんな意見が出ています。郡部ですとか、(合併した市の)旧郡部では反対意見のほうがかなり多いのではないかなというふうに受けとめているのですが、知事のほうの現時点での受けとめはいかがでしょうか。

●知事
 ちょっとこの4日ほど日本を離れておりましたので、その間の各地での高校再編の議論の詳しいことは聞いておりませんけれども、当然のことながら大変重要なことですから、賛成の意見、また反対というか慎重な意見、いろいろ当然あるだろうと思います。これについては、まずは教育委員会で幅広い県民の皆さんの意見をしっかり聞いて、耳を傾けてもらいたい。それから、同時に、教育委員会としては、やはりこれからの高校生の皆さんの人生を考えると、できるだけ充実した高校教育の機会を提供したいと。
 そのためには、もちろん小規模校もみんなだめだという考えではないはずで、そういう考え方ではないと思いますが、小規模校にもそれなりの良さもある。しかし課題もある。一定規模以上だといろいろとプラスの面がある。全部このまま高校再編しないと、教育委員会の試算だと、地域によってはほとんどが小規模校になってしまう。それだと、次の時代を担う高校生の皆さんに、やっぱり自分はもう少し規模の大きいというか、標準的な規模の高校に行きたいと、そういう希望が叶えられにくくなるのですね。
 思い起こしますと、私が高校生になったときは、私の場合は9クラス、私のもうちょっと後の人は10クラスを超えていたのではないかと思いますが、そういうときでも、私が入った高校に飽き足らずに、お隣の県の某大学の附属高校に通ったという人もいますから、ですから、気をつけないと、いろんな次の時代を担う高校生の皆さん、いろんな内容の高校に通う道を確保してあげないと、県内にはそういう規模のものしかないのだとすれば、じゃ、県外に行きますとか、今、東京に2時間になってしまいましたから、いっそ東京の進学校に行こうとか、そういうことになってもいけないなと。
 かといって、いろんな意見があるのは当然のことですから、教育委員会の意図するところ、何か小規模校はみんなだめという考えではないと私は教育長に聞いていますし、またそういう考えはだめだと私も思っていますので、決してそうではないということは、教育長以下そう思っているわけですから、そのことをよく県民の皆さんに理解してもらって、じゃ、どういうふうにしたら一番みんなが、もちろん全員が全部諸手を挙げて賛成ということはなりにくいテーマだと思いますけれども、大方の人がやむを得ないなと、やはりいろいろ考えるとこれが収まりとしていい案ではないかというふうになるように、汗をかき努力をするということだと思います。

○記者
 もう一つ、意見交換会の中では、再編による、財政面ということが再編のもう一つの大きな理由になっているのではないですかというふうに尋ねる一幕もありましたが、6月議会でもお答えになっているかと思いますが、改めてその質問に対する知事のお答えを。

●知事
 これは、何よりやはり高校生諸君に、その後の人生を考えたときに、あのときに良い勉強の機会をもらったなと、大方の高校生諸君が思えるような教育機会をいかに提供するかと、それが基本で、それを基本にしてしっかりした議論をしていきたいというふうに思います。

○記者
 財政面は大きな理由ではないという。

●知事
 そうですね。やはり教育というのは非常に大事ですから、財政を全く考えないでいいというわけには、それはいかないと思いますが、私は、基本は、より良い教育をいかに生徒さんに提供していくかというのが基本で、特に今回の高校再編は、何かそのことによってお金を少し減らそうとか、そういう考えは全くありません。前期の高校再編でも調べてもらえばわかりますが、むしろ再編して一緒になることによって、一緒になった高校のほうはいろんな設備投資をしたのですね、その機会に。工業系の高校もそうだし、普通科の高校もそのことによっていろいろ整備したりしておりますから。それから、生徒1人当たりの教育費などもお調べいただいたらわかりますが、むしろ再編前より再編後のほうが増えているぐらいで、それだけ富山県として教育に力を入れている。この基本線は全く変わりませんので、ぜひご理解をいただきたいと思います。

○記者
 県議会の基本条例に関して、検討会が一部非公開で行われていることについて、批判もあるようなのですけれども、去年、基本条例制定を提案した知事のお立場として、現段階の見解を教えてください。

●知事
 県議会のほうでいろいろ、もちろん二元代表制のもとですから、自主独立でいろいろ議論をされて、議会基本条例をつくろうではないかということで議論を進め始めておられるというのは、基本的にまず非常にいいことではないかと思っております。
 ただ、詳しいことは知りませんけれども、その検討会議について、今のご質問は、公開でやるのがあるべき姿ではないか、今は確か、冒頭か何かは、確か写真か何か撮れるけれども、あとは議事録ということになっているのでしょうか、それについてどうかというご質問かと思いますが、これはやはり首長と地方議会は二元代表制となっていますから、首長である私が県議会の議論の進め方についてコメントするのは差し控えたほうがいいのではないかと、こういうふうに思います。

○記者
 県のほうで、獣医師の確保が通年採用にした結果うまくいったという例がありますけれども、国のほうでは、獣医学部をより多く新設して、もっと獣医を増やしたいという考え方だと思いますが、県知事としてはいかがお考えでいらっしゃいますか。

●知事
 獣医師さんのことについては、正直私、まだ全国的に詳しいデータを持ったり、きちっと勉強したという点では、まだまだ足りない点があるので、全国の問題についてお話しするのは差し控えたいと思いますが、ただ、私の実感とすると、富山県では、実際に牛とか豚とかそういう家畜、これを健診してもらったり、あるいは、例えば鳥インフルエンザとかそういう問題が起こったときに、やはり獣医師さんに活躍していただかなくてはならない場面が当然あるわけですが、そういう獣医師さんが十二分にいらっしゃる、要員として確保できているかというと、今いろいろ努力してようやく確保はできたけれども、かつかつというか、ほっと一息ついたというところで、全国の状況はわかりませんが、多分、私が聞いている範囲では、せっかく獣医師さんの資格を取られても、ペットとかそちらのほうを扱われる分野に行かれる方が多いので、そういう今私が申しあげたような行政方面に行く獣医師さんの数が、多分、ちょっと正確な統計は、今、手元にないのでわかりませんが、やや不足気味なのではないかという気はします。
 ですから、今度の問題もよく国のほうで、今まで相当議論はされてきたのだろうと思いますけれども、そうした状況も踏まえて適切に対処をしていただければ。例えば、非常に今後も足りないということであれば、そういう養成数を増やすということも必要ではないかと思いますし、全国的に見た場合に十分足りているということになると、どうしても不足のある地域だけ、じゃ、どうするかとか、そういうことになるのかなというふうに思います。
 ただし、あくまで一般論で、今ちょっと手元に数字ありませんので、ご理解いただきたいと思います。

○記者
 さまざまなところで、もうお考え等は表明されていらっしゃるかと思うのですけれども、改めて黒部ルートの旅行商品化についてお伺いさせていただきたいのですけれども、旅行商品化をすることによって、県にとってプラスになるメリットというのは、どのようなメリットがあるとお考えでいらっしゃるのかという点と、あとは、関西電力との話し合いについて、今後どういうような姿勢で臨まれるかということについてお伺いさせていただけますでしょうか。

●知事
 まず、いわゆる関電ルートについては、私も一度体験させていただきましたけれども、大変やはり黒四ダムとかあの沿線のいろんなダム開発に、本当に艱難辛苦に耐えてあれだけの世紀の大事業を実現されたという、その足跡をたどったり、それからやはり水力発電というのは、やはり自然エネルギーですので、大事なエネルギー資源だと思いますし、そうしたものを営々と開発をし、また管理もしてこられた。また、その周辺がすばらしい立山黒部の景観もあるところでもございますから、多くの方がやはりああした関電ルートを体験されて、そして電源開発の歴史や意義、また同時に立山の貴重な自然にも触れて体感していただく、これはやはり非常に望ましいことではないかと。また、多くの皆さんがもっと自由な形で観光できれば、行ってみたいなと思う人は非常に多いのではないかと思います。
 しかし、一方で、いろいろ事情はあるのだと思いますが、関電ルートは、これまでの経過で、現状で言うと一般公募枠が約2,000人、それから関電さんの説明ですと、社客枠、会社のお客さんとしてご案内している人が約3,000人以内ということでありますので、もちろん一般公募の枠を2,000人に抑えたりされているのは、安全確保の必要性があるからだというのは関電さんのご説明なんですけれども、スタート時点で、あるいはそういう説明も、なるほどと思う人もそれなりにいらしたかもしれませんが、今20年以上超えて、それはもちろん関電さん側のご努力もあるのですけれども、無事故で約5,000人の人が通っているということを考えると、例えば5,000人を5万人にしたり50万人にしたりするというと、いろいろあるかもしれませんが、今言った程度の数字であれば、できれば多くの県民や国民の皆さん、観光に来る外国の方なども含めて、一般開放をして、そして先ほど申しあげた電源開発の意義や歴史、また貴重な立山黒部の自然、こうしたものを体感する機会を提供すべきではないか。
 特に、関電ルートを開発される際の許可条件として、これは工事完成後は公衆の利用に供しますという、供することという許可条件がついていたということ。それから、その関電ルートの土地は国の財産でありまして、国有地を借りてやっていらっしゃるということも考え合わせますと、関電さんには、大変立派な会社でいらっしゃるわけですから、ぜひできるだけ早く一般開放して、多くの方が観光にも来られるようにするというと、いわば観光商品化ということになりますけれども、趣旨は、要するに、一般の方に開放すべきだということなので、ぜひご理解とご協力をいただければなと思っております。
 また、そのために、この間第1回の(「立山黒部」世界ブランド化推進)会議を東京で(開催した)。その前身となる会議はもちろん去年からやっていたわけですが、1回目の有識者会議を東京でやり、これからワーキンググループということなので、なるべく早くワーキンググループの検討も始めたいと思っているのですけれども、この点については、いま実務的に関電さんと富山県とでいろいろ協議をしているということかと思います。

○記者
 不二越さんの本社が東京に移転するという話で、知事は、地方拠点強化税制と東京の一極集中是正にご尽力というか、かなり汗をかいてこられたという点では、それに逆行するような動きかなと思います。会社の論理もありますけれども、創業者の志という観点で、先ほど、コクヨさんとかシンポジウムの講師をやられる本庶さんも、ご両親が富山県出身という点で、そういうゆかりの方々のご紹介もありましたけれども、こういう不二越さんの動きについてのご見解というのを教えていただけますか。

●知事
 これも、ちょうど韓国、ロシアに行こうと思って、成田からというルートになったものですから、東京へ出ていった後に聞いた話で、また、その後も詳しい説明を特に会社として発表されているわけでもないようですが、お聞きしますことからいうと、不二越さんは、今お話に出たように、戦前から、確か昭和3年からだったと思いますが、一貫して富山を拠点にして今日を築いてこられた会社で、戦前、戦中、戦後、いろんなこともあったと思いますが、それを乗り越えて今日の大変優良な企業として成長されたわけですので、そういった企業が本社を東京に移されるというご方針と発表されたわけですけれども、正直、東京一極集中是正と地方創生ということに、何とかそれを実現していきたいと思って努力してきた富山県から見ますと、やはり残念なことだと思っております。
 ただ、企業としますと、社外に発表された資料など拝見しますと、ロボット産業などに力を入れて、そうした面で世界と競争されている企業でしょうから、本社が東京にあったほうがいいというようなご判断を、いろいろ考えられた上でなさったのだろうと思いますから、それについて私どもがあれこれ申しあげることではなくて、それはそれでそういうご事情があったのだろうなと推察する他ありませんけれども、富山で創業されて今日まで営々と築いてこられたわけですから、ぜひ今後のいろんな事業展開も、富山県でできるだけ事業展開をしていただくということでお願いしたいなと思っています。
 幸い、何か引き続き主力の生産拠点、いわゆるマザー工場は富山に置くのだとか、あるいは人事とか財務とか材料、そういった企業としての一番根幹にかかわるビジネスの分野は、ロボットはともかくとして、富山に引き続いて置くのだというような趣旨のこともおっしゃっているようですので、そうした面で、今後とも富山で大いに基盤を置いて活躍していただければなと思っております。

○記者
 最後、1つだけお願いします。
 高校再編なのですけれども、今日で砺波で意見交換というのが終わると思うのですけれども、次の総合教育会議、知事、いつ頃開きたいと今お考えになっているか教えてください。

●知事
 今、ちょっとその点は教育委員会から、まだ実は各地域でやった説明会というか、住民の皆さんとの対話の結果も、詳しく報告を受けていませんので、ですが、そんなに遠くない将来、各地域でやった議論の結果も踏まえて、いずれ近いうちに総合教育会議を開いて、そうした議論を整理して、今後どうしていくのかという方向づけ的なことを、今後はやはりやっていかなくてはならないと思います。
 ただ、いずれにしても、まだ詳しく聞いていませんので、もう少し時間をいただきたいと思います。

○記者
 シベリア(・ランド・ブリッジ)の14日間というのは、大体いつぐらいから実施できるというのは、先方から何か説明はあったのですか。

●知事
 向こうのウラジオストク商業港の副社長さんと、本当はFESCOの副社長兼ウラジオ港の社長とお会いできるはずだったのですが、何か体調不良ということになったのですが、いずれにしても、ウラジオストク商業港の確か副社長さんとFESCOのウラジオ支店長さんとお二人にお会いしたのですけれども、お二人の言明によれば、要するに、そういう14日で行ける体制は整ったと、で、もうタイムスケジュールも、それで対外的に発表しますということでありました。あるいは、もう今日あたりはしているのではないかと思いますが。ということで、私が二度、三度と確認しましたから、実施されると思っていますけれども、ただ、問題は、あまりこう言うと失礼になってはいけませんが、日本の場合は、そういうことを発表すると、JRさんも1分も、1秒か2秒遅れるということはあるのかもしれないけれども、ほとんどそのとおりになりますが、あと、私の願いとしては、はっきり、この8、9年のいきさつがあってのあれだけ明確な回答というか言明ですから、あとはきちんとそのとおり実行していただくと、本当に喜ばしいなと思います。期待しております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム