富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成29年度] > 定例記者会見[平成29年5月15日(月)]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成29年度]

2017年11月18日

知事室 目次

定例記者会見[平成29年5月15日(月)]

◆日時 平成29年5月15日(月)午前10時32分〜11時24分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」地方創生に資する大学改革に向けた中間報告(案)について リンク
(PDF 1723KB)
リンク
(15分10秒)
(2)未来創薬開発支援分析センター(仮称)の実施設計の概要について  リンク
(PDF 965KB)
リンク
(5分47秒)
(3)「日本橋とやま館」開館1周年記念フェアについて リンク
(PDF 440KB)
リンク
(7分35秒)
(4)第68回全国植樹祭の開催について リンク
(PDF 10360KB)
リンク
(6分36秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議について
(2)未来創薬開発支援分析センター(仮称)について
(3)憲法改正について
(4)北朝鮮のミサイル発射について
(5)隣県連携について
リンク
(16分50秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

※配布資料(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

※動画ファイルをご覧になるには、Microsoft社の「Windows Media Player」が必要です。Windows Media Playerがパソコンにインストールされていない方は、下記のMicrosoft社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

Adobe Reader のダウンロード リンク
Windows Media Player のダウンロード リンク

記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 皆さん、おはようございます。
 今日は私から4点、説明させていただきます。
 1つは、地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議の地方創生に資する大学改革に向けた中間報告(案)であります。正式に取りまとまるのは、もう少し先、来週か再来週ぐらいかと思いますけれども、大分マスコミの皆さんも関心が高くて、既に報道も一部されていますので、この機会に説明させてもらいたいと思います。
 中間報告の概要は、お手元資料にありますけれども、大きく言えば4点ありまして、1つは、地方大学の振興ということであります。
 どうしても東京に学生さんが非常に集まってくる傾向が強くなっておりまして、したがって、富山県はまだまだ富山大学、(富山)県立大学も頑張っていると思いますけれども、地方によっては定員割れを起こしたりする大学が大分増えてきております。
 そこで、地方大学といっても、全国に700から800ぐらいありますけれども、そういう中でも、地方の大学が、この(資料)1の四角の中ですが、地方公共団体や産業界との間でコンソーシアムを構築して、地域の中核的な産業の拡充、またその専門人材育成など、地方創生の視点に立った振興計画をつくって、それを有識者の評価を得て認定されたものについては、国と地方が新たな財政支援制度の創設の検討を含め、全面的に支援しますと。また、認定に当たっては、当該プロジェクトを地方版総合戦略、これは富山県でいえば、とやま未来創生戦略の中に位置付けるということでありますけれども、どの道府県も一律にやるということではなくて、首長のリーダーシップやプロジェクト内容などを勘案して、地域が一丸となって、本気で改革に取り組む優れたプロジェクトに限定するというふうにされております。
 2つ目は、東京における大学の新増設の抑制ということでありまして、特に工場等制限法が15年前になくなった後、東京23区にどんどん大学の新増設がありまして、学生さんが集まる傾向が強まっております。東京都の大学進学者収容力が約200%ということで、他の道府県よりも突出して高くなっている。このまま市場原理に委ねておきますと、地方大学の経営悪化、それから東京圏周縁地域からの大学撤退といったようなことも起こるといったようなことでありまして、23区においては大学の定員増を認めない。総定員の範囲内であれば、スクラップ・アンド・ビルドの徹底で、新たな学部・学科の設置を容認する。
 それから、1枚おめくりいただいて、東京における大学の地方移転の促進ということで、地方のサテライトキャンパスを推進するための、地方大学と東京圏の大学がタイアップして単位互換制度やその他の連携方策で、学生さんが地方圏と東京圏を相互に対流・還流する仕組みをつくろうと。
 4番目は、地方における雇用創出と若者の就職の促進ということでありまして、国・地方が行うものとしては、この四角の中の地方創生インターンシップの推進や地方拠点強化税制の見直し、充実です。
 また、東京圏の大学と連携して、3年間は例えば東京圏で学修をして、4年次には、地方に戻って学修するプログラムですとか、地元の企業と地元大学のコンソーシアムをつくって、さまざまな教育研究活動を進めますなど、学生が地元に残る取組みの推進をする。また個々の県が東京圏の大学に対して、地元企業のインターンシップの受入れを促すことを促進するために、東京の大学で構成する協議会をつくって、地方の地元企業へのニーズに対応したインターンシップを促進する全国的な仕組みを創設する。
 また、経済界はその下にありますけれども、企業の本社機能の一部を地方に移転する。地方の採用枠を積極的に導入する。地域限定社員制度の導入を促進する。また、大学等での学び直しを行いやすい処遇や職場環境の整備を行うと、こんなふうになっております。
 この中間報告が、近日中に坂根座長から山本(まち・ひと・しごと創生担当)大臣に手渡される予定でありまして、あと有識者会議につきましては、7月以降、概ね月1回ぐらいのペースで開催するということで、12月に最終報告、またその間に8月に内閣官房や文部科学省等で概算要求を出す。また、税制改正要望を行うというふうになっております。
 メンバーは別紙、もう一枚おめくりいただきますと載っております。
 それから、もう一枚おめくりいただきますと、全国の高校卒業者、学生数の推移とありますけれども、工場等制限法が廃止になったのが平成14年ですが、その頃を1としますと、東京都の23区の学生さんが1.19、19%増えていると。一方、高校の卒業者の数は、平成14年を100(※1)にしますと、平成28年、この青色の線が0.79(※0.81)で、21(※19)%減っている。大ざっぱにいうと、高校卒業者がこの10年で2割あまり減っているのに対して、東京の特に23区の学生さんが2割近く増えているということであります。
 いま大体18歳人口は年間120万人ぐらいなのですけれども、2030年には100万人ぐらいになる。さらに2040年には80万人ぐらいになると言われていますので、このままいきますと、ますます東京に学生さんが集まってしまうと、比率がさらに高まるというようになります。
 なお、もう一枚おめくりいただきますと、東京に学生さんが集まっても、みんなそれでうまくいっているのなら、そういう考え方もあるのかもしれませんが、例えば一日当たりの通勤時間は、何といっても東京は非常に通勤時間が長いとか、それから住宅面積なども狭いとか、あるいは保育所待機児童の数も相変わらず多いといったような問題が出ているわけでございます。赤のところを見ていただくと、一日当たりの通勤時間、東京は93分です。それから持ち家のほうも東京が一番小さくて90平米、保育所待機児童は東京は8,300人、こういったような状況が出ていると。
 それから、もう一枚おめくりいただきますと、合計特殊出生率、若い人がたくさん東京に集まるのですけれども、結果としての出生率は一番低くなっていますので、日本人全体を考えると、次の世代を健やかに育成していく、それに失敗しているとも言えるわけであります。
 次のページを見ていただきますと、これは首都圏への人口集中の国際比較でありまして、欧米の先進国等と比較しますと、日本のようにどんどん首都圏に人口が集まるというのは、極めて例外的な状況だというのがわかります。ここにありませんけれども、全世界を調べると、あとソウルぐらいですか、一極集中が進んでいるのは。他の国々はそういう極端なことはない。この表をご覧になったとおりです。
 また、次のページは、東京一極集中で自然災害のリスクが大変高くなって、東京・横浜は世界で最も災害リスクの多いところだという評価になっております。
 それから、6ページは、首都直下型地震の場合の大変な被害、こういったことを考えると、一極集中に歯止めをかけなければいけない。
 それから、7ページは、工場等制限法の内容でございます。
 今後の課題ですけれども、もちろん国の中でも内閣官房、それから文部科学省、また予算ということになりますと財務省、税制改正ですと与党の税制調査会とかいろいろなこととの調整が出てまいりますけれども、大きな方向は出て、ほぼまとまりつつあるのかなと思います。
 この方向そのものは、全国知事会、地方にとっては大変ありがたい方向だと思いますが、富山県としますと、まずはこの地方大学の振興ということを、厳しい財政状況の中で国も打ち出してくれましたので、ここにもあるように、どの地方の大学も一律に応援するということにはならないわけでありますので、富山大学あるいは県立大学等々の大学や、また経済界と連携して、こうした非常に国として地方創生の視点に立って、これを応援すべきだという対象にしてもらえるように、しっかり取り組んでいきたいと思っております。
 既に医薬品産業でありますとか、あるいはアルミ関係の研究開発とかデザイン振興とか、こういった点で富山県は日本の地方のモデルに十分なり得るのではないかといったようなプレゼンもさせていただいておりまして、それなりにご評価をいただけているのではないかと思いますが、この点については、富山大学の遠藤学長さん、それから県立大学の石塚学長さん等々とも話をしていますけれども、それから経済界など産業界ともご相談しながら、ぜひ富山県がこうしたプロジェクトの対象になるように努力していきたい。
 それから、県内企業、記者の皆さんも取材されているとわかると思いますが、今やはり非常に人手不足感(があり)、特にものづくり人材、高度人材が足りない。富山県の産業振興を図るためにも、人材確保が大事だということが、本当にほとんどの経営者がそういう問題意識(をお持ち)だと思います。
 そういうためにも、先ほどの富山県内の大学の活性化ということもございますし、また東京で学んでいる富山県出身やゆかりの方、あるいは富山県にゆかりではなくても、富山県には若い人にとっても大変魅力的な産業がたくさんありますので、先ほど申しあげた医薬品とかアルミとかデザインというのは一例ですが、そういった点も大いにPRしながら、例えば東京の学生さんが3年までは東京で勉強して、4年生になったら富山で勉強する。あるいはそのためのインターンシップの組織をつくるとか、こういった点は、富山県として提案させていただいて、報告書にも載せていただきまして、何とかこういう方向で富山県でも、こうした提言を受けた具体的な取組みが促進されるように、これから全力を挙げていきたいと思っております。

 次に、未来創薬開発支援分析センターの実施計画について発表させていただきます。
 富山県の医薬品産業は、2015年に全国で1番になったわけですけれども、(その生産金額は)7,325億円です。ただ、これからの富山県の医薬品産業の課題といいますと、世界で一番いまこれから伸びる可能性があると言われているのは、バイオ医薬品等の分野ですけれども、そういった分野については、富山県は今まさに緒についたばかりで、課題もあるわけでありまして、ぜひそうしたバイオ医薬品等の付加価値の高い製品の研究開発を促進するために、高度な分析機器等を薬事研究所内に整備をして、県内企業を対象とした相談室、研修用の会議室の整備などと併せまして、技術開発や人材育成を支援したいということであります。
 場所は、今ある薬事研究所の敷地内であります。整備等はここに書いたとおりであります。国の支援もいただけておるわけであります。
 それから、主な施設の概要ですけれども、これはお手元資料を1枚おめくりいただきますと、後でパネルでも見ていただきますが、まず左上が未来創薬開発支援分析センターの外観であります。それから、その右側が、未来創薬開発支援分析センターに入ったときの玄関ホールのイメージであります。この外観に六角形のパネルが嵌めてありますが、これは、化学式を連想させる光沢感のある六角形のパネルということで、未来創薬を表現しております。また、富山の素材であるアルミを活用している。それから、入ったら明るい廻り階段がありますが、これは利用者の方が訪れやすい、また未来への上昇といったような気持ちになってもらう、そういう設計であります。
 それから、左下は1階の平面図、それから2階の平面図もあります。1階にはエントランスの他に4つの試験室を整備しまして、ここに高度な分析機器を設置する。それから2階にも3つの相談室、県内企業からの研究開発や品質管理の相談に対応する。また、大会議室は、間仕切りによりまして、3つの部屋にも分割可能というふうにしております。
 こういうことで、県内産業界や研究会へも支援をしますけれども、同時にここには明記してありませんけれども、冒頭申しあげた「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」での方向に沿って、例えば医薬品をテーマに、富山大学や県立大学、薬事研究所、それから経済界、産業界が連携していろんなプロジェクトをやる。その一つの拠点として、この未来創薬開発支援分析センターを活用しようと、こういうふうにしておりまして、国の構想をある意味では先取りしているわけであります。
 今申しあげたとおりですが、外観はアルミでできていまして、六角形になっているのは、この医薬品の化学式みたいな感じですね。それからこれ(玄関ホール)は入った感じが大変明るくて、またこの階段を上がると、未来に上昇していくという、発展する富山県の医薬品産業の心意気というか、明るい未来を指し示している。ここに非常に高度な研究開発に役に立つ高度な機械を入れますし、日本でそうたくさんないようなものもあるわけです。
 それから、この2階には、各企業との研究開発の相談をしたり、それから研究者の研修をしたりする場であります。こうしたスペースは、研究開発の高度な機械も含めて、例えば先ほどのような地方大学の振興に関するプロジェクトが実施されたとしますと、もちろん富山大学や県立大学さんも使いますけれども、非常に利便性の高い拠点になる、そういったことも念頭に置いて、国の構想をいわば先取りする形で進めているという面もございます。

 次に、「日本橋とやま館」開館1周年記念フェアについてお話をしたいと思います。
 日本橋とやま館、おかげさまで、今6月4日で丸1周年ということなります。おかげさまで各方面から高いご評価をいただけているかなと思っております。
 まず、開館1周年特別展示としては、「TOYAMA JAPAN」というテーマで、海外で高く評価されています富山の伝統工芸品の魅力発信による富山のブランド力アップをやりたい。その一つが、「TOYAMA JAPAN―ミラノ・トリエンナーレ国際展より―」というものでありまして、昨年の4月から9月に、ミラノのトリエンナーレ国際展、ミラノ・トリエンナーレ美術館で「Design After Design」というテーマに呼応して出展しましたが、大変高いご評価をいただきました。こうしたものを中心に、富山のデザイン性の高い工芸品を使ったライフスタイルを提案していきたい。
 それから2つ目として、「日本橋とやま館×花千代―富山シャクヤクと工芸品―」とありますけれども、この花千代さんというのは、ご存じの方も多いと思いますが、G8の洞爺湖サミット晩さん会などの会場装花を手がけたフラワーアーティストでいらっしゃるわけであります。なかなか著名な方で実力もおありだと思いますが、富山シャクヤクと富山の伝統工芸品を使用したインスタレーションを行うと。空間全体を作品として構成して開館1周年を華やかに演出いたします。
 それから、日本橋とやま館コラボオリジナルグッズ企画販売ということで、こちらにも並んでおりますけれども、ギフト用のショップバック、これはコラボレーションのお相手は、東京のブランディング会社の「GRAPH」さんで、これは北川一成さんですね、なかなか著名な方ですけれども、日本を代表するデザイナーのお一人ですが、その会社と連携する。
 それから2つ目に、オリジナル手拭い2種類、これは東京の手拭い専門店「かまわぬ」と提携してやる。ここも木綿のさらしを素材に、明治以来続く染めの技法「注染(ちゅうせん)」を用いて、職人の手によって作製をいたします。この「かまわぬ」という社名は、古くいえば江戸の元禄時代からの町屋っ子が好んで身につけた衣装から来ているそうでありますが、そういったお相手と連携してやる。
 それから、オリジナルアイスクリームスプーン、これはご存じのように「タカタレムノス」さんとでございます。
 それから3番目として、開館記念日イベントを6月3日、4日に行いまして、富山の和菓子のプレゼント、先着300名様と。それから大抽選会というのも行います。これは、ここに書いてあるとおりであります。
 もう一枚おめくりいただきまして、各フロアでの特別企画というのを、5月30日から6月25日まで行いまして、ショップフロア、和食レストラン、バーラウンジでそれぞれ、ここに記載したような特典を設けて、お客さんに楽しんでいただくということにしております。通常100円購入時に1ポイントのところを、期間中は2倍にするというようなサービスを、この1ポイントというのは、大体購入額の3%ですので、普通のデパートですと、購入額の1%ぐらいが多いようですが、この際1周年ということで少し思い切ってやろうということであります。
 その他、5というところを見ていただきますと、1周年を記念した「SPECIAL THANKS DAY」ということで、会員対象の交流イベントですとか、またご協力いただいてきた方々への感謝の集いですとか、また新規入会促進キャンペーン、また富山の魅力を体感するイベント、ます寿しづくりとかバタバタ茶体験とかといったようなことであります。
 なお、日本橋とやま館と、いきいき富山館の来館者数ですけれども、日本橋とやま館は今年の5月1日に30万人突破いたしました。28年度(は)約10カ月間ですけれども、27万6,000人程がご来館されております。また、いきいき富山館は44万人が来て、これはいきいき富山館の物産館同士で比較すると、前よりも8%ぐらい落ちたのですけれども、両方合わせますと、日本橋とやま館と、いきいき富山館で71万7,000人近い人が来ていらっしゃる。伸び率では41%増と。ただ、日本橋とやま館は10カ月分の計算ですから、そういう意味では、さらにこれからもっともっと伸びると思っております。
 売上げなども大変多くなっていまして、いきいき富山館が2億2,000万ですけれども、日本橋とやま館では2億4,800万を超しております。合わせますと4億7,000万を超したということになります。ただ、くどいようですが、日本橋とやま館は10カ月分の数字ですので、まだまだ伸びていくのではないか。ただ、日本橋とやま館は売上げが目的ではありませんので、富山の上質なライフスタイルのアピールをしていこうということでありますから、今の数字はご参考までということであります。

 最後に、全国植樹祭の開催であります。5月28日に全国植樹祭を天皇皇后両陛下の御臨席を仰いで開催するわけでございます。場所等はもう既にご案内のとおりであります。会場の設営などもほぼ準備が整っておりまして、この資料で見ていただきますと、お野立所もほぼでき上がりましたし、またアトラクションの広場、青色の花、アゲラタムを敷き詰めて、富山の海と川を表現する。冬芝を用いる、豊かな富山平野をイメージすると。
 また、式典演出も、総勢1,000名を超える出演者ということで、先行県の例ですと700人とか900人ぐらいですので、相当多くの方に参加していただくことになります。
 また、オペラ歌手、澤武(紀行)さんと高野百合絵さんによります「越中万葉」の歌唱もやっていただくと。
 それから、14歳の挑戦事業による、優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の育苗、また漁協で作業体験をした中学生が、森や海の保全への思いを発表してもらう。あと、300名を超える壮大なダンスパフォーマンスも行うということになっております。これは予行演習も1回見ましたけれども、大変良い内容になっていると思います。
 もう一枚おめくりいただいて、積極的な県産材の利用ということで、県産材を活用したこの全国植樹祭でも初めて木製のテントをつくる。また、おもてなし広場で、県産材をふんだんに活用した木製の屋台や陳列台をつくる。また、レセプションの招待者が着用する名札も県産材でつくる。また、海づくり大会で使用した県産材の再利用を図るといったようなことでございます。また、井波彫刻、庄川挽物木地の伝統工芸などもいたします。
 それから、植樹会場も7カ所設けまして、近年の大会では植樹会場はどこでもせいぜい1カ所か2カ所なのですけれども、富山県では7カ所を設けて、場所にもよりますが、分散して宿泊された方々が、お近くの最寄りの7カ所のどれかで植樹をされて、そして桃山運動公園の式典に参加されると。特に県外の方は標準的にはそういう仕組みで動かれることになっております。
 それから、サテライト会場を設けまして、魚津市の海の駅「蜃気楼」で、一般の方が参加できる会場を設営して、大型スクリーンなどを設ける。
 あとは、大会弁当を招待者の方々に食べていただくわけですけれども、私もこの間試食してきましたが、私が言うと何ですが、大変おいしいので、今日この後、記者クラブの皆さんに1社1個だけで申し訳ないのですが、お配りすることにしていますので、ぜひ味わっていただいて、記事にしていただくとありがたい。あまり他所との比較を言うと申しわけないのですが、私が幾つか体験した中では、大変、富山のは、さすが海の幸、山の幸、野の幸に恵まれていますから、なかなか良いものができたのではないかと思います。
 1枚おめくりいただきますと、これが富山大会の特徴となっております。中ほどが式典会場全体のイメージです。それから先ほど申しあげたように、お野立所のほか、大会初の木製テントもございますし、それからアトラクション広場での演出も先ほど申しあげたように、冬芝の種を播いて緑を際立たせるとか、いろんな工夫をいたしております。それからこの場所が立山連峰も見える、富山湾も見えるという絶好の場所でございます。それから県産材を使ったウエルカムボードも設置いたしまして、これは魚津市内の小学生全員がペイント作業に協力してくださっています。それから木製の屋台、陳列台、県産材を大変ふんだんに使っております。名札も県産材と。また伝統工芸も活かしていると、こんなことであります。
 今申しあげたようなパネルがここにありまして、特にこの木製テントなんていうのは、大会初ということですし、こういった冬芝を使って大変印象深い森、川、海のつながりを示すダンスを行うとか、全国から来た人も非常に強い印象を持って、良いところだなと思っていただけるかと思います。

 それから、こちらは先ほどとばしましたけれども、日本橋とやま館で今回売り出させていただく「GRAPH」さんの作品だったり、「かまわぬ」さんの作品だったり、「タカタレムノス」さんの作品であったりしますが、ご評価は皆さんにお任せしますけれども、なかなかセンスの良いものができているなというふうに思っております。
 以上で私の説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 未来創薬開発支援分析センターなのですが、ここに、バイオ医薬品等の付加価値の高い革新的な医薬品と、そういったもの開発とありますが、特にこの中でもこういった分野に力を入れていきたいというものがあれば教えてください。

●知事
 先ほど説明を少しとばしたのですけれども、お手元資料の3枚目の別紙2をご覧いただきたいと思います。例えば、ここに入れます高速細胞ソーターというのがあります。これはお値段は8,600万ぐらいするのですが、ここに活用事例とありますけれども、抗がん剤等の医薬品の開発、また、特定の細胞に対する天然物等の作用を解析する。
 それから、中ほどに、液体クロマトグラフ高分解能飛行時間型質量分析計と、大変長々と書いてありますが、これはお値段は1億1,700万ぐらいします。用途は、ここにありますように、バイオ医薬品(抗体等)の開発とありますが、また医薬品の代謝物の構造の推定、これは医薬品を投与して、その成分が体内に入って、どういうふうに変化するかといったようなことを推定するもので、医薬品の効果が測定できたり、新薬の開発等にもつながる。それから原薬中の不純物の構造解析とか、薬用植物の含有成分の構造確認などもできるということでございます。バイオ医薬品のほか薬理活性物質の組成推定とかといったようなことができるわけであります。
 特に、この液体クロマトグラフ(高分解能飛行時間型質量分析計)は、従来の機器に比べると100倍の精度があるということですから、大変期待をいたしております。業界の皆様も大変喜んでいただいていると思います。
 その右側の誘導結合プラズマ質量分析計、これはお値段が3,200万ほどでありますけれども、これも多数の金属元素を同時かつ短期間で定量できる。従来ですと、一つひとつの元素ごとに定量していたのが一気にできる。その活用事例はここにあるように、医薬品中の各種元素不純物の定量、生薬の中の不純物の定量(です)。
 その他にも、左下、液体クロマトグラフタンデム質量分析計というのがございますが、これも活用事例を見ていただくと、疾患の原因となるバイオマーカーの分析、それからベツリンの誘導体、これはシラカバに含まれるがん抑制効果が確認された化合物ですけれども、現在、薬事研究所で新しい創薬の研究をしていますが、そういったものとその代謝物の定量ができるとか、生薬の中の残留農薬の定量ができる。
 その右側の多機能超高速液体クロマトグラフシステム、これもご覧いただきたいと思いますが、バイオ医薬品関係で、いろんな用途がございます。これも従来の機器の10倍以上のスピードで分析できるということであります。

○記者
 有識者会議の件なのですけれども、中間の取りまとめということで、概ね多分この方向性になるのかと思うのですが、今後、政府の有識者会議ですけれども、総務省とか、知事が言われるとおり与党が説明に当たる必要はあるかなと思うのですが、その際には、知事も行かれて、坂根さんと一緒に説明をするような形になるのですか。

●知事
 これは、やはり座長は坂根さんですから、もちろん(説明に当たられると思いますが)、ただ、あとは内閣官房が直接の事務局ですので、内閣官房には文部科学省の方、財務省の出身の方、総務省の出身の方とかいろいろおられますから、基本的にはそういう皆さんがおやりになると思いますが、例えば税制とかということなると、富山県をはじめとして全国知事会としても要望することになりますから、私が説明するということもあり得るとは思います。
 ただ、それも大事ですけれども、こういう仕組みをつくるというのは、法律改正も要るし、税制改正も要るし、予算措置も要るから、同時にもう一つ、これは、どこの地方もみんな一律に応援するというのではなくて、地元の大学と産業界と行政が一体となって、中央政府から見ても、ああ、これはなかなか有益なプロジェクトだと、その地方にとっても良いし、日本全体にとってもプラスになる、これは応援しようというように思ってもらう、そういうのに評価してもらうということが大変大事ですから、こういう仕組み、あるいは予算措置、税制改正がやれるように、内閣官房なども我々もサポートしたいと思うし、全国知事会としても努力しますが、同時に富山県としては、この仕組みができて、それの全国で何カ所か選ばれる一つにぜひしてもらうように、これを全力で取り組んでいきたい。できれば、まさにこれは地方創生のモデルですから、そういうモデルの一つとして選んでもらえる富山県になるように、まさに大学と産業界、県を挙げて取り組んでいきたいと思っております。

○記者
 安倍首相が憲法改正について、時期とそれから内容を明確にして、それから(特定の)新聞紙上で発表するというやり方をされたのですが、その判定について、時期と内容、それから発表の仕方について、政治家としてどう思われたか、お聞かせ願えますか。

●知事
 憲法改正については、私はやはり、憲法そのものができてから70年経っているので、今の世界の中での日本、日本を取り巻く世界の環境変化などを考え、それから日本の国自体もいろんな構造変化もありますから、いずれ改正はやっぱり必要なのではないかと思います。ただ、今ご質問の、実際に安倍総理がこのタイミングでこう言われたり、こうしたことがいいかどうかということについては、富山県知事として、あれこれコメントするのはご遠慮申しあげたいなと、こういうふうに思います。
 いずれにしても、国会で真摯に議論して、やはり憲法改正は、なるべく個々の党派というよりは、憲法調査会とか超党派で議論する場がありますから、そういうところでしっかり議論していただくということが大事ではないでしょうか。その結果として、憲法改正する国民投票もあることですから、多くの国民の皆さんが、ああ、なるほどそうだなと思って、そういうことになるように、そういうプロセスを経て改正されるというのが望ましいのではないかと思います。

○記者
 北朝鮮が4月にミサイルを発射したという報道がされましたけれども、緊張感が高まっているという報道があるのですけれども、知事としての受けとめはいかがですか。

●知事
 やはり今度のミサイル発射についても、政府もおっしゃっているとおりですが、国連の安全保障理事会でもたび重なる議論があって、その都度、北朝鮮に対しては厳しい批判というか、いろんな意味で制裁通知なども課されるというような状態になっておるわけですので、できるだけ、そういう中でのミサイル発射ということで、大変残念だなと、まことに遺憾だと思います。
 ただ、これはやはり基本的には国と国の関係ですから、いま、安倍総理をはじめとして、またアメリカやロシア、中国、いろんな関係の国々と協議もされて対応しようとされているのだと思いますので、そうした動きもしっかり見守りながら、富山県としますと、特に県庁あるいは知事としますと、県民の皆さんの安全ということが一番大事でありますから、幸い昨日も県の職員が早朝からしっかり対応してくれていましたが、今後もこうした不測の事態に対してきちっとした対応ができるように、そうした面での危機管理体制をしっかり準備していきたいと思います。

○記者
 隣県連携についてお尋ねしたいのですが、午後、新潟県知事と7年ぶりですか、懇談されるということですが、近辺、周りを見渡すと、岐阜とか長野とかは近々、そんなに遠くないところで懇談をされています。一方で、西側を見渡すと、石川県との連携ということでいくと、お二人きりの両知事の懇談というのは、私の記憶の中では3年以上は経っているのかなと思います。北陸三県の知事でいろいろ顔合せをされて、一部で喫緊の課題がないというような推測もされますけれども、こういう隣県連携のあり方についてお尋ねしたいのですけれども。

●知事
 近隣県との関係、当然、県は、基礎的自治体である市町村とはまた違って、広域団体でもありますから、なるべく、お隣や隣接する県とは連携をよくして、広域的に協力し合えることはする、こういうことがすごく大事であります。
 岐阜県さんとは、ちょうど私が知事に就任させていただいた直後ぐらいから、しばらくして東海北陸自動車道が、あれは平成20年だったかな、全線開通したということもありますが、そうしたことも通じて、お互いに交互に交流するというふうにし、例えばドクターヘリの導入とか、あるいは広域観光とか、あるいは基幹道路の整備とか、東海北陸自動車道も2車線(付加車線区間)が10km整備されるようになりましたし、具体的な成果も出ていると思います。
 それから、北陸三県、石川県、福井県さんとは、これは確かに、バイ(一対一)の会談というのは案外少ないかもしれませんが、まず、北陸新幹線建設促進ということでは、年に何回かご一緒に東京で政府や与党などに働きかけを一緒にするという機会もありますし、それから北陸経済連合会さんが年に1回、三県知事と経済界が話し合う場を設けておられますが、そういう際にも知事3人だけで協議するようなことも大体普通やっておりますし、そういう意味では、非常に連携はまあまあうまくいっているのではないか。
 新潟県さんとは、北陸新幹線の沿線県の一つでありますけれども、新潟県庁が大分東のほうに寄っていらっしゃることもあるのでしょうか、非常に緊密に相談、急いでやるということが必要な案件がさほどなかったとか、あるいはひところは,
北陸新幹線建設促進の頃には、ご承知のように、建設費負担金を払わないといったような議論もあったりして、当時、私は知事さんにお会いして、ぜひ、富山県を初め北陸三県の思いもお伝えをして、ぜひ協力していただくようにしたり、それからあの時、ちょっと古い話になりますが、政府や与党にもお願いして、8者会談というのをつくりましたよね、JR東・西の社長さんに出ていただいて。といったような経過がありますけれども、今後もニーズに応じてというか、連携をしていきたいと。
 今回は昨年12月でしたか、糸魚川で大火がありましたので、一つはお見舞い。すぐ近くですからお見舞いということもありますし、それから同じ日本海側で気象条件も割合似ている、富山県でも、かつて魚津の大火とか、それから近々でも魚津でやはり同じような火災があったり、高岡でもありました。そういうこともあって、現場を拝見して、お見舞いと激励とを併せて、富山県としても消防関係者と一緒にまいりまして、いろいろ学ばせていただいたのですが、今回は、新潟県知事さんが、その答礼というとなんですけれども、そういったことも含めて(こちらに)いらっしゃるということですので、この機会に、幾つかの案件については協議をして、これまで以上に連携協力の体制を充実していきたいと、こういうふうに思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム