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知事談話等[平成28年度]

2017年10月17日

知事室 目次

知事コメント(北陸新幹線及びJR在来線、あいの風とやま鉄道のダイヤ発表について)[平成28年12月16日(金)]

 本日、JR西日本及びJR東日本より平成29年春ダイヤ改正が発表された。また、あいの風とやま鉄道も平成29年春ダイヤ改正を発表した。
 今回のダイヤ改正により、利便性が一層高まり、新幹線開業3年目以降も開業効果が持続・深化することを期待している。

1 北陸新幹線の運行本数について

(1)北陸新幹線の運行本数については、東京−金沢間の速達タイプ「かがやき」は1日10往復、停車タイプ「はくたか」は1日15往復(うち1往復は長野−金沢間)、富山−金沢間のシャトルタイプ「つるぎ」は1日36本と、これまでと同じ本数とされた。
 開業2年目の乗車人員については、引き続き、開業前の3倍近い状況を維持しており、多くの方々に利用されていることから、運行本数が維持されたものと考えており、評価したい。

(2)なお、今回は、定期列車のダイヤのみ発表されたが、乗車人員は開業2年目も引き続き一定水準を維持していることから、臨時列車のダイヤにおいては、昨年同様に多くの列車が設定されることを期待している。

2 「かがやき」の運行について

(1)「かがやき」の利便性の向上
 「かがやき」については、便数や最速時間に変更はなかったものの、東京方面については、設定時間帯を見直し、比較的利用の多い16時台に新たに「かがやき」を運転することにより、夕刻時間帯の首都圏方面への利便性向上が図られている。

(2)新高岡駅の「かがやき」停車
 新高岡駅への「かがやき」停車については、現在、臨時列車が毎日1往復のみ停車しており、これまで高岡市をはじめ県西部6市では新高岡駅利用促進に取り組み、県としてもこれらの取組みを支援するとともに、JRや国に対し強く働きかけてきたところであるが、今回も定期化が実現しなかったことは誠に残念である。今後、臨時列車のダイヤにおいて、新高岡駅に「かがやき」の停車の継続や増便となることを期待したい。

 また、今後とも、地元高岡市をはじめ、県西部の市や民間団体と連携し、観光振興や誘客対策等の取組みを進め、乗降者数の確保・拡充に努めるとともに、国会議員、県議会、関係市町村、経済界等幅広い皆様と連携しながら、新高岡駅での定期列車での停車や臨時列車の増便・停車となるよう、引き続き、JRや国に対し働きかけてまいりたい。

3 「はくたか」の運行について

 「はくたか」については、できるだけ所要時間を短縮する運行とされるよう働きかけてきた。東京方面については、富山−東京間の平均所要時間は変更がないが、金沢方面については、東京−富山間の平均所要時間は1分間、最長所要時間は3分間の時間短縮が図られた。
 なお、最短所要時間が5分間延びている点については、発着時刻の等間隔化の一環とのことであるが、引き続き、東京から金沢方面への速達性の向上に努めていただきたい。

4 特急「ひだ」の利便性の向上について

 特急「ひだ」については、北陸新幹線との乗継利便性の向上や、午前中に富山駅に到着する高山発列車の増便などについて、岐阜県等と連携し、JRに対し働きかけてきたところであるが、今回の改正に反映されなかったことは残念である。 
 高山市をはじめとした飛騨地方には、外国人旅行客が大幅に増加していることや、11月30日(日本時間12月1日)に、本県の高岡御車山祭、たてもん、城端神明宮祭に合わせ、岐阜県の高山祭や古川祭がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを追い風に、広域観光の推進の観点からもさらに強く要望していきたい。

5 あいの風とやま鉄道の増便と利便性の確保について

 あいの風とやま鉄道では、利用状況等を踏まえて、増発、区間延長、接続の改善など、ダイヤを見直すこととされたところであり、利用者の利便性の向上が図られており、評価したい。

(1)増発
 【1】16時台、22時台の列車間隔が空いている時間帯に高岡から富山方面への列車を、【2】23時台に「つるぎ、はくたか」との接続のため、富山から黒部方面への列車を増発するとされた。

(2)区間延長
 特に、通勤・通学時間帯の混雑緩和と利便性確保のため、【1】現行15時台と現行20時台の「泊発富山行き」を「泊発高岡行き」に、【2】現行21時台の「富山発黒部行き」を「富山発泊行き」に、【3】現行7時台の「富山発高岡行き」を「黒部発高岡行き」にそれぞれ延伸することとされた。
 これらの増発や区間延長により現行ダイヤと比較して高岡〜富山間で4本、富山〜黒部間で2本、黒部〜泊間で1本の運行本数が増加することとなり、利用者の利便性の向上が図られている。

(3)接続の改善
【1】 富山駅で、東京からの新幹線「かがやき」や「つるぎ」から乗り換えができるよう、現行9時台の「富山発泊行き」、現行19時台の「富山発泊行き」、現行21時台の「富山発金沢行き」について、富山駅発の時間を変更するとされた。上記の増発による乗り換えも含め、更に利便性が向上したものと考えられる。
【2】 JR城端線・氷見線・高山本線との乗り継ぎについては、16時台の「泊発(富山17時台後半)高岡行き」から氷見線「高岡発氷見行き」に乗り換えができるよう高岡駅発の時間が調整されると聞いているが、JR西日本では、できるだけ円滑に乗り換えができるよう取り組まれるとのことである。

(4)富山駅で乗り換えなしで東西を直通する列車の増発等
 富山駅で東西を直通する列車については、本年3月のダイヤ改正時でも、上下合わせて、開業時の23本から37本に増加し、運行されてきたところであるが、更に1本追加し、38本に拡大することとされた。
 富山駅での乗換の解消や目的地までの到達時間の短縮が図られた。
    
(5)増車
 混雑が予想される大型連休や休日等に、現行9時台の「富山発金沢行き」列車及び現行11時台の「金沢発泊行き」列車のうち「金沢→富山」間については、2両編成から4両編成に増車することとされた。

○ 結び

 北陸新幹線の開業により、本県への観光客等の宿泊者数は大幅に増加しているほか、本県への本社機能等の一部移転や大型商業施設の相次ぐ出店など開業効果が現れている。また、あいの風とやま鉄道でも、安全・安心の確保、利便性の向上、利用促進の面で、相当程度の成果が出ている。
 県としては、北陸新幹線の開業効果をしっかりと持続・深化させ、数年来の働きかけにより国の重要政策としていただいた地方創生戦略も最大限に活かしながら、観光振興や地元産業の活性化、新たな企業誘致、販路開拓、定住・半定住の促進など関連施策と合わせて利用者の増大を図り、富山県の新たな未来を切り拓き、活力と魅力あふれるふるさとの創生につなげてまいりたい。

                (担当:総合交通政策室 TEL:076-444-3124)

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム