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広報紙「県広報とやま」(2013年1月号〜)

最終更新日:2017年10月8日

「県広報とやま」2013年6月号 vol.455

特集1 水資源の保全と継承 とやまの豊かな水を次の世代へ

小矢部市 宮島峡
豊かで清らかな水に恵まれ、
「水の王国」と呼ばれる富山県。
県では、この豊富な水資源を維持保全し、
次の世代へ引き継いでいくため、
「富山県水源地域保全条例」を制定するなど、
さまざまな取組みを進めています。

水の王国とやま

 立山連峰をはじめとする山々に三方を囲まれた富山県。これらの山々に降り積もる雪や雨は、緑豊かな自然を育み、大小の河川が扇状地を形づくり、豊富な地下水も育んできました。こうした水資源は、おいしいお米やお酒の生産、安価な電力に支えられた日本海側屈指の産業集積など、さまざまな恵みをもたらしてくれる県民共有の財産といえます。

●とやまの豊かな水
・環境省が選定する名水百選、平成の名水百選に全国最多の8箇所が選定
【名水百選】
黒部川扇状地湧水群(黒部市、入善町)、穴の谷の霊水(上市町)、立山玉殿湧水(立山町)、瓜裂の清水(砺波市)
【平成の名水百選】
いたち川の水辺と清水(富山市)、弓の清水(高岡市)、行田の沢清水(滑川市)不動滝の霊水(南砺市)
・年間降水量2668.5mm(平成23年・全国3位)

弥陀ヶ原写真●とやまの水が育む豊富な自然
・本州一の植生自然度
・ラムサール条約登録湿地に登録された立山の弥陀ヶ原、大日平
・日本で初めて確認された立山連峰の氷河
・ホタルイカやシロエビなど約500種が生息する天然のいけす富山湾

水源地域保全条例の制定

 一方で、世界的な人口増加や新興国の経済発展などを背景に、将来的な水不足への懸念が高まっています。また、近年、全国的に利用目的が明らかでない森林買収事例の増加が問題となっています。
 そこで、県では、貴重な水資源を守るため、「富山県水源地域保全条例」を今年3月に制定しました。森林等の水源地域での土地取引の事前届出制を定め、水源地域を無秩序な開発から未然に守り、しっかりと保全していきます。

●富山県水源地域保全条例の概要

【基本指針の策定】
 水源地域における適正な土地利用の確保に関する基本的な指針を策定します。

【水源地域の指定】
 次の地域のうち、水資源の保全のために適正な土地利用を確保することが必要な地域を、市町村の意見を聴いたうえで指定します(7月頃までに指定予定)。
 (1)森林地域
 (2)上水道などの公共用水源の取水地点とその周辺地域
 (3)湧水地などのその他必要と認められる地域

【土地取引の事前届出制】
 水源地域内の土地について、売買などの取引を行う場合は、その契約の6週間前までに、県へ届け出なければなりません。

・届出者:土地所有者等
・対 象:森林地域はすべての土地取引
・森林地域以外は面積が300平方メートルを超える土地取引

【指導・助言】
 県は、市町村の意見を聴いたうえで、必要に応じて土地の利用方法等について届出者に指導・助言を行うことができます。

【施行期日】
 平成25年4月1日から施行されていますが、土地取引の事前届出制については10月1日からの施行となります。


■土地取引の事前届出制の流れ
(1)土地所有者等(売主等)→県
 取引前に届出(6週間前までに)
(2)県→市町村
 通知の上、意見を求める
(3)市町村→県
 意見の申し出
(4)県→土地所有者等(売主等)
 指導・助言(基本指針や市町村の意見を勘案)
(5)土地所有者等(売主等)→買主等
 指導・助言内容を伝達

ふるさとの貴重な財産を未来へ

 さらに、今年、水に関わる施策の総合的な指針である「とやま21世紀水ビジョン」を改定しました。水と緑の森づくり税を活用した県民参加の森づくりや小水力発電の推進、水源地域保全条例の運用など新たな取組みも盛り込みながら、「恵みの水が美しく循環する?水の王国とやま?」をめざします。
 今後も、とやまの豊かで清らかな水を、ふるさとの貴重な財産として守り、次の世代へ受け継ぐため、県民の皆さんと一緒に積極的に取り組んでいきます。

県民参加による植樹活動の写真■水の多面的な利用(小水力発電の推進)
・治山事業等による森林整備を進め、森林の保全を図るとともに、水源かん養機能の発揮につながる県民参加の多様な森づくりを推進。
・地下水の合理的な利用や水田を活用した地域ぐるみの地下水かん養など、地下水保全対策の普及促進

■水源の保全とかん養
・全国第2位の包蔵水力(発電に利用可能な水力エネルギー量)を活かし、農業用水等を利用した小水力発電所の整備

農業用水を利用した小水力発電所(山田新田用水発電所[南砺市])

この件のお問合せは
県県民生活課 TEL.076-444-3126
水の王国とやまWebサイト http://www.pref.toyama.jp/sections/1711/mizu/

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 広報係 電話:076-444-3134  [ お問い合わせフォーム
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