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広報紙「県広報とやま」(2013年1月号〜)

最終更新日:2017年10月8日

「県広報とやま」2013年10月号 vol.457

富山から全国へ広がる地域共生の福祉のかたち 特定非営利活動法人 デイサービス このゆびとーまれ 理事長 惣万佳代子(富山市)

富山市富岡町にある「このゆびとーまれ」。一つ屋根の下で過ごす みんなは、まるで大家族のよう。いつも笑い声が絶えない。 年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが一緒に過ごしながらケアを受けられる「富山型デイサービス」。今や全国に広がるこの取組みの生みの親がNPO法人このゆびとーまれ理事長の惣万佳代子さんです。
 惣万さんは、中学生の頃、母親の介護がきっかけで、看護の道を志しました。’73 年から富山赤十字病院で看護師として勤務し、「最期は自宅で死にたい」と涙を流すお年寄りを見てきた惣万さん。「こうした患者の願いをかなえ、その家族の負担を少しでも軽くしたい」と、’93 年、同じ志を抱く看護師3人で病院を退職。誰もが一緒に過ごせるデイケアハウス「このゆびとーまれ」を開設しました。
 「お年寄りと子どもが一緒に過ごすと元気や笑顔が生まれる相乗効果がある」と惣万さん。施設の立ち上げに際し、県や市に補助金の相談をしましたが、当時は、高齢者や障害者等に分かれた補助金しかなく、縦割り行政の厚い壁に直面しました。しかし、惣万さんの共生社会への信念に突き動かされ、’97 年、全国初の柔軟な補助金制度が富山県で創設されました。
 ’99 年、介護保険制度導入を見据え、このゆびとーまれは県内初のNPO法人となりましたが、このとき、法人格の取得を助言してくれたのは行政でした。「行政は敵だと思っていたが、今はパートナーだと思っている」。
 今年、国の総合特区制度を活用し、障害者の就労をサポートする事業を始めました。これは障害者の自立を目的とした取組みの第一歩です。
 「子どももお年寄りも障害者も、幸せだと言える生き方をできることが大切」。みんなが生きがいのある富山を目指し、惣万さんの挑戦は続きます。

今年10月19日〜20日、「第6回地域共生ホーム全国セミナー」が富山市で開催される(写真は第3回の様子)。今年10月19日〜20日、「第6回地域共生ホーム全国セミナー」が富山市で開催される(写真は第3回の様子)。

「このゆびとーまれ」の名称には、誰もが気軽に利用できるようにという願いが込められている。「このゆびとーまれ」の名称には、誰もが気軽に利用できるようにという願いが込められている。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 広報係 電話:076-444-3134  [ お問い合わせフォーム
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