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広報紙「県広報とやま」(2013年1月号〜)

最終更新日:2017年10月8日

「県広報とやま」2015年6月号 vol.465

特集1 地域包括ケアシステムの構築に向けて いつまでも住み慣れた自宅や地域で暮らすために

 誰もが住み慣れた自宅や地域でいつまでも自分らしく暮らすことができるよう、高齢者の暮らしを地域で支える「地域包括ケアシステム」の構築を目指した取組みを進めています。

高岡市本保地区「湧水の里運動教室」の様子高岡市本保地区「湧水の里運動教室」

高齢化の現状

 富山県では高齢化率が高まっており、5年後の平成32年には県民の3人に1人が65歳以上となる見込みです。これに伴い、医療費や介護給付費などの財政負担が増加する一方、生産年齢(15〜64歳)人口は減少することから、現役世代だけでは今後、高齢者を支えきれなくなることが懸念されています。
 また、高齢者の一人暮らしや夫婦のみの世帯の増加によって家庭の介護力が低下しており、地域社会全体で高齢者を支えていくことが求められています。このため、住み慣れた地域で医療・介護・介護予防・生活支援・住まいの包括的な支援を行う「地域包括ケアシステム」の構築が急務となっています。

地域包括ケアシステムの構築に向けて

 県では、これまでも声掛けや見守り等のケアネット活動や老人クラブの友愛訪問など、ボランティアによる地域での支え合いの促進に取り組んできましたが、今後も支援が必要な高齢者が増えると見込まれることから、こうした活動の担い手の確保がまだまだ必要です。また、地域住民が主体となった買い物支援や外出支援、介護予防への取組み等が普及することも必要です。
 こうした中、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、県と市町村では、「高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業(支援)計画」を策定し、連携しながら地域包括ケアシステム構築に向けた取組みを進めています。
 また、昨年6月には知事を会長として、住民団体やライフライン事業者等が参加する「富山県地域包括ケアシステム推進会議」を設置し、今年2月には構成団体による共同宣言が採択されました。今年度は共同宣言の趣旨を踏まえた取組みを県全域に広げるため、県民フォーラムの開催などの県民運動を展開していきます。さらに、高齢であっても元気な方には地域の担い手として活躍していただくことが期待されていることから、昨年度に引き続き「エイジレス社会リーダー養成塾」を開講します。昨年度は28人が修了され、地域社会のリーダーとして一歩を踏み出されたところです。

ふれあいコミュニティ・ケアネット21活動の様子

利用者宅への訪問利用者宅への訪問

外出時の付き添いの様子外出時の付き添い

新しい地域づくりを目指して

 高齢期は誰にでも訪れます。高齢者を地域で支える「地域包括ケアシステム」の構築は、新しい地域づくりであり、年齢を問わず、県民一人ひとりの参加が求められています。そして、参加者が多くなるほど支え合いの輪は大きく強くなっていきます。人がつながり支え合う地域づくりに皆さんもぜひ参加しましょう。

地域包括ケアシステム構築推進のための共同宣言(要旨)
一、要介護状態にならないための若い時からの健康づくりと効果的な介護予防の実践
一、ボランティアやNPO、事業者など多様な担い手による生活支援・見守り体制の構築
一、医療や介護が必要となっても、また認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らすことができる医療・ 介護サービス提供体制と高齢者の住まいの確保
一、ICTの活用や新しいヘルスケアビジネスの展開による効率的・効果的なサービスの推進
一、官民連携した地域体制づくりと地域資源の確保・開発、普及啓発の推進
  などに積極的に取り組むことを宣言します。
平成27年2月12日 富山県地域包括ケアシステム推進会議

地域包括ケアシステム構築に向けた主な取組み
●介護との連携による在宅医療の推進
・県在宅医療支援センターの設置
・多機能型訪問看護ステーション拠点施設整備
・地域における多職種連携の推進
・入院から在宅療養への円滑な移行支援
●認知症への理解を深める普及啓発
●介護予防・健康づくり
・エイジレス社会リーダー養成塾の開催
・「めざせ健康寿命日本一」応援キャンペーン
●生活支援
・ふれあいコミュニティ・ケアネット21活動への支援
・老人クラブの訪問活動や仲間づくりへの支援
●要介護者世帯等のバリアフリー改修支援
●介護事業所のICT化や介護ロボット導入支援
●地域包括ケアに関する普及啓発
・シンボルマークの制作
・地域包括ケア実践団体の募集・登録等

県在宅医療支援センター開所式 看板掛けの様子県在宅医療支援センター開所式

エイジレス社会リーダー養成塾 講義の様子エイジレス社会リーダー養成塾

地域で頑張ってます

吉浦 縞子(よしうら しまこ)さん 〜エイジレス社会リーダー養成塾を受講して〜
エイジレス社会リーダー養成塾第1期生
吉浦 縞子(よしうら しまこ)さん (富山市)

 もっと地域に貢献したい!地元の高齢者をもっと元気に!という思いでエイジレス社会リーダー養成塾を受講しました。養成塾では、目標実現のため、高齢者が集う場所「ワンコインサロン『Tomorrow』の設立」という活動プランを立てました。「Tomorrow」は日本語で「あした」。「あ」は歩く。「し」はしゃべる。「た」は「たべる」。どれも高齢者にとって大切なことだと、養成塾で学び、この名前を付けました。プランの実現に向けて、仲間と協力し、活動を続けていきたいです。

南 真司(みなみ しんじ)さん 〜一人暮らしの認知症の人が笑顔で暮らせるまちづくり〜
南砺市政策参与、前南砺市民病院院長
南 真司(みなみ しんじ)さん (南砺市)

 南砺市では在宅医療を整備し、がん末期や寝たきりでも家族と自宅で過ごし、穏やかに死を迎えられます。しかし、少子高齢化で、独居・老々世帯や認知症高齢者が増加しました。地域包括ケアシステムは「安心して暮らせるまちづくり」であり、南砺市は一人暮らしの認知症の人が住み慣れた自宅で暮らせるまちを目指しています。専門職が支援し、高齢者が生き方を決め自立への努力(自助)を行い、住民が支え合う取り組み(互助)が是非必要です。南砺市では、自治振興会単位で、住民同士の話し合いが始まっています。

エイジレス社会リーダー養成塾 塾生募集のお知らせ

 元気な高齢者がもっと活躍できる「エイジレス社会(生涯現役社会)」の実現のため、地域社会の担い手を養成する『エイジレス社会リーダー養成塾』の塾生(第2期生)を募集します。
【開講期間】8月〜12月 【場所】主に富山市内
【募集定員】20名程度(年齢は問いません)
※詳しい資料、応募手続き等は、下記お問合せ先まで


この件のお問合せは
県高齢福祉課 TEL. 076-444-3205
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1211/

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 広報係 電話:076-444-3134  [ お問い合わせフォーム
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情報発信元

経営管理部 広報課 広報係
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