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ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成28年度] > 知事記者会見(平成29年度予算)[平成29年2月20日(月)]

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知事記者会見[平成28年度]

2017年9月23日

知事室 目次

知事記者会見(平成29年度予算)[平成29年2月20日(月)]

◆日時 平成29年2月20日(月)午前10時02分〜12時40分
◆場所 議会大会議室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
平成29年度当初予算案について
・資料1−1:一般会計予算(ポイント)
・資料1−2:平成28年11月時点の
       要調整額32億円の対応
・資料2:中期的な財政見通し
・資料3:特別重点施策等の主な事業
・資料4:施策テーマ別の主な事業
・資料5:平成28年度2月補正予算案
・資料1−1
 リンク
 (PDF 1.56MB)

・資料1−2
〜 資料4
 リンク

・資料5
 リンク
リンク
(1時間41分46秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)予算名「とやま新時代県民活躍予算」(に込めた思い)、
   4期目最初の予算の狙い・期待について
(2)「とやま新時代チャレンジ枠」と富山県の将来展望について
(3)財政健全化の状況について
(4)「海のあるスイス」先進地調査団派遣事業について
(5)富山県美術館の美術品購入方針について
(6)富山県美術館の来館者数の目標について
(7)県立大学の拡充の狙いについて
(8)地熱発電の推進について
(9)予算編成過程の公開(要求額・査定額)について
リンク
(46分20秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

後日掲載しますので、しばらくお待ちください。

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 皆さん、おはようございます。
 昨年末からいろいろと実務的に積み上げてまいりました平成29年度予算もまとまりましたので、これからその内容を発表させていただきます。
 お手元に「平成29年度富山県一般会計予算(ポイント)」というのがあろうと思います。資料1であります。
 今度の予算、トータルでは5,474億4,200万となりまして、前の年度に比べると1.9%のマイナスになっていますけれども、実際にはその中の政策経費を取り出しますと2,368億円で、前の年よりは1.1%増と、25億円増というふうになっております。当然減の新幹線関係経費ですとか、またリーマンショック以来の経済緊急関係の融資とか、それから高等学校の耐震化等も終わりましたので、当然減としてそういうものを除いた数字でございます。
 なお、昨年10月に、異例なことですけれども、普通なら11月補正でやるところを、臨時議会を開いて10月補正で国の第2次補正予算に対応しまして、また、今年に入ってですね、2月補正予算でも国の2次補正予算で10月段階で間に合わなかったものを今回計上しまして、今議会に先行提案することにしております。10月補正の額が149億、また2月補正の先行提案が85億ということであります。
 なお、その下に人件費と公債費が挙がっていますが、これまでの行政改革の効果でそれぞれマイナス0.3%、マイナス0.7%となっていますけれども、この2つ合わせて、前の年よりもちょうど10億円減るということになっております。
 予算の特色というか、特にめり張りをつけたところは、まず1つは「とやま未来創生戦略推進枠」、これは一昨年9月にいったん計画をつくりまして、昨年の3月に改訂版を出した「とやま未来創生戦略」を受けたものであります。これについては、シーリングのときに25億円という枠にしておりましたが、非常に意欲的な予算要求が出まして、最終的には25.2億円となっております。
 また、今回の2月補正予算で、国から地方創生拠点整備交付金事業や文部科学省から(セルロース)ナノファイバー関係の予算をいただきましたので、これを合わせますと22.5億円、これと合計しますと、「とやま未来創生戦略推進枠」は47.7億円だという言い方もできます。
 なお、「とやま未来創生戦略推進枠」25.2億のほうは、基本的にはソフト関係のものでありますが、それに地方創生拠点整備交付金事業等22.5億のほうは、今申しあげた地方創生の拠点整備交付金の分が17.4億円、それから文部科学省の(セルロース)ナノファイバー関係の採択5億円、合わせて22.5億円となっているわけであります。
 内容的には、1から10までございますけれども、とやま未来創生戦略の10の基本方向に合わせたものでございます。
 1番が結婚から子育てまで切れ目のない支援による少子化対策の推進、2番目が産業・経済活性化、3番目が若者や女性がいきいきと働き暮らせる魅力ある地域、以下、観光とか定住・移住、また女性が輝いて働ける環境づくりとかといったようなことでありまして、最後が未来を担う人づくりというふうになっております。
 それから、右側に「とやま新時代チャレンジ枠」とありますけれども、これは要求枠に上限を設けませんで、いわば青天井というふうにしたわけですけれども、大変各部(局)も張り切っていろんな意見を出していただき、また、私も最終的にいろんな点で、県民の皆さんからお伺いしているいろんなご要望を反映させようということで、結果としては50.5億円ということになりました。
 内訳としては、活力とやま17.4億円、それから未来関係が17.9億円、安心とやま10.2億円、人づくり5億円、これは未来とやまとある程度ダブる面もありますけれども、それぞれ連携した形であります。
 あと、例えば人づくりについては、県立大の拡充とか看護学部4.6億円を合わせますと、これは9.6億、ほぼ10億ぐらいになるということであります。
 全体を通じまして、後でまたお話ししますけれども、グローバル経済、どんどんグローバル化が進みますから、このチャレンジのところにありますように、IoTの導入とか第4次革命への対応、医薬・バイオ、それから文部科学省からも大変優れた取組みということで採択してもらいましたが、セルロースナノファイバー(CNF)ですね。あと、デザインなどのクリエイティブ産業、商店街の後継者育成、こういったことに力を入れていくし、農業については、ここにありますように米の新品種戦略、1億円産地づくりの加速化、また輸出戦略の支援体制強化、また、県産材の利用促進、全国植樹祭もありますけれども、こうしたことに力を入れていきます。
 また、環日本海アジア新時代ということで、伏木富山港の機能強化、また空港へのチャーター便の誘致ですとか、また、このチャレンジ枠はハードは基本的に入っていませんけれども、関連でここに公共・直轄、主要県単を挙げてありますけれども、公共事業は公共・直轄足すと一見0.6%のマイナスに見えますけれども、その中でも一般公共では、平成29年当初431.5億となっていましてプラス1%、また主要県単も、高校の耐震化等が完了しましたので、単純に見ますとマイナス0.5%ですけれども、土木、農林等の一般県単、地方創生関係の基盤整備や県単独の災害未然防止対策事業なんかにつきましては、113.5億円でプラス1.8%となっています。
 また、観光は、後ほどもお話ししますが、立山黒部の世界ブランド化、それからここ、チャレンジのところには書いてありませんが、左の未来創生戦略のところにありますが、世界で最も美しい湾クラブに加入承認された美しい富山湾を活かした観光振興、こうしたものに力を入れていく。
 また、文化財も、一層その魅力をブラッシュアップして、そして誘客にもつなげていきたい。それから、食の魅力については、ミシュランの三つ星とか、ゴ・エ・ミヨの最高シェフ賞とかもらった方も出てきましたが、食の磨き上げと発信に力を入れていきたいと思います。
 それから、未来関係でいいますと、何といってもさっきの未来創生戦略と重なりますけれども、今回は結婚・出産・子育ての願いがかなう環境づくり、切れ目のない支援体制ということで、少子化対策はもちろん、その前の出会いのサポートから始まりまして、また、少子化対策・子育て支援のためにも、県民活躍と働き方改革を進めなきゃいけない、これは今回そうとう力を入れております。あと、企業子宝率とか子育て環境、また、不育症の治療への助成とかですね。
 また、県立大学の学科拡充のようなハードはここに入れてありませんけれども、県立大学学科拡充に係る体制整備や、また、不登校、ネットトラブル、それから少人数学級、4年生に対する30人(※35人以下)学級、今回以降、選択を認めるということにしています。
 また、文化・スポーツもですね、いよいよ富山県美術館がオープンいたしますし、また大伴家持生誕1300年、今年から来年にかけてでありますが、もちろん高岡市さんなどとも連携しながら進めていく。また国際北陸工芸サミットも11月に予定されておりますし、またスポーツの振興をしっかりやっていきたい。
 それから、移住関係についても、これまで以上に力を入れることにいたしております。それから、立山砂防の国際的認知度、世界文化遺産に向けた取組み、それからユネスコの無形文化遺産を活かす取組みといったようなことであります。
 それから、安心関係では、当然、医師・看護師の確保、そうとう今、ひところに比べますとかなり順調になってきまして、またIoTを生かした在宅医療の充実といったようなこと、それから犯罪被害者等の支援にも配慮してまいります。
 また、住みなれた地域で安心して暮らせるということで、地域包括ケアとか認知症対策、介護・保育人材の確保、こういったことをやっていきます。
 また、環日本海環境関係では、昨年のG7環境大臣会合を受けた富山物質循環フレームワークを踏まえた食品ロスなどの削減、ライチョウ保護とか、小水力発電など地熱(発電)も進めてまいります。
 あと、安全は、先般、津波シミュレーションを発表しましたけれども、今年、地上の地震の被害予測調査もやることにいたしておりますし、また地震・津波と合わせて、火山対策にも力を入れることにしております。また糸魚川の大火災を受けた火災予防、住宅密集地の火災対策、これも力を入れてまいります。
 あと、人づくり関係でも、後ほどもお話ししますように、お子さん向けの自然科学学習の充実とか、グローバル化に備えた次世代リーダーの育成とかといったことに努めてまいります。また、ICT教育、また大学生の県内定着の促進、また働く女性の活躍に向けた取組みです。
 それから、高度ものづくり、農業の担い手、戦略的な観光地づくり、また、シニア層の就労支援、ねんりんピック、こういったことに力を入れてまいります。

 それから、行革のところを左下半分を見ていただきますと、400億の財政構造赤字はおかげさまで昨年解消できたわけですけれども、国・地方ともに引き続き財政環境は厳しいわけで、ここにありますように、社会保障関係費は大幅に増加をして、富山県では医療費なんかも17億円増えて3.1%増、国・地方自治体とも増えているわけであります。
 また、国内経済、県内経済も回復基調にありますけれども、県税収入は未だに厳しい状況になっておりまして、リーマンショック前の水準にまだ留まっているということでございます。
 そういう中で、地方交付税などの確保にも努めまして、臨財債も合わせた地方一般財源というか、地方交付税等については、国全体ではマイナス0.6%なのですけれども、富山県はプラス0.1%という努力をしております。
 また、行政改革は先般、行革発表もいたしましたが、これまでの成果を踏まえますと、普通会計ベースで言いますと、28年度までで職員数が1,534人削減、人件費の累積削減効果額は1,447億円ということになっております。また一般行政部門で見ますと、定数抑制と給与水準の見直しによりまして、人件費は例えば平成16年度と28年度を比較しますと約83億円、27.7%の削減となっております。
 こういった行政改革を進めて、筋肉質でスリムな組織にしたことで、財政が厳しくても、環境が厳しくても、前向きな予算編成ができる基盤ができたと思っております。
 なお、県債の発行抑制ですけれども、新規発行額はこれで7年連続で毎年減らしてきておりまして、今年度は621億円ということであります。これは、平成22年あたりですと、そこにありますように1,232億円、この頃は新幹線の建設といったことももちろんありましたが、当時に比べると半分程度の新規発行額になっております。
したがって、県債残高は、昨年に引き続いて、29年度末においても減らすことができる見込みで、約132億減るだろうと思っております。28年度末に対してですね。
 一方で、国のほうは、国債残高が前の年より約20兆円増える計算になっていますから、そういう意味では、もちろん国も大変だと思いますけれども、富山県は相当行政改革で成果を上げてきている、その成果があるから前向きな予算が組める、そこはご理解いただけるかなと思っております。
 以下、幾つか各論を話したいと思いますが、2枚目の資料1−2は、昨年の秋、シーリング11月の時点で約32億円の要調整額が見込まれると言ってきましたけれども、その後いろいろ努力をして、地方交付税や臨時財政対策債を約13億ほど増やしてきました。また事務事業の見直しで、先般、行革発表でもありましたが、約6.4億円ぐらい(負担を)減らした。
 また、国の補正予算、地方創生拠点整備交付金は、全国47都道府県のうちで一番富山県が多額にいただけたということで、そうすると普通なら29年度でやる予定の事業を前倒しをして、2月補正予算で実施できたと。また国のお金も入ってきたといったようなことで、この32億円は大体解消することができたわけでございます。
 今後も、次の資料2をご覧いただきますと、決して楽観できるわけじゃなくて、国・市町村の財政事情は厳しい状況が続くのですけれども、この29年度は要調整額はゼロになりましたが、30年度、31年度は、今のままですと、一定の試算を置きますと、平成30年度25億とか31年度24億とか、要調整額が出る計算になります。
 ちなみに、この計算の基礎は、歳入の下のほうの表の右のほうの摘要欄をご覧いただきますと、国の中長期経済成長見通しを踏まえてやっておりましたり、また、明確に法律上等で位置づけられている国の税制改正を反映しておりまして、ちなみに平成29年は、名目経済成長率が2.5%、30年は2.9%、31年は3.7%を前提にして、これは国のほうもこうした(数値を)内閣府が発表して、予算編成等に活かしておられますので、それを採用しております。いわゆる経済再生ケースの名目経済成長率を使っているわけでございます。
 あと、それぞれ見ていただければ、例えば地方交付税については、公債費等は積み上げ、例えば新幹線の地方負担として発行した地方債については、交付税が一定の率で、かつてよりも相当高い率で交付税措置がされるようになっていますが、そういったものの計算(前提)でやっております。
 また、歳出の面では、人件費は新しい定員適正化計画による職員削減を反映した形にしておりますし、また扶助費、社会保障関係は、介護、後期高齢者医療など主なものは、現行制度をベースに計算しまして、ただ、後ほどお話ししますけれども、保育士や介護職員の処遇改善なんかもありましたので、これは当然見込んだ計算にいたしております。
 また、公共事業、主要県単などは、例えば新幹線負担金は平成29年度7.4億円、これも今までに比べればだいぶん大幅に減ったのですけれども、30年以降はゼロという計算でしているわけでございます。
 この結果として出る30年、31年度の25億、24億の要調整額につきましては、引き続き行財政改革をやりましたり、また、事務事業の見直し、国に対する地方税財源の充実確保等の働きかけで解消していきたいと思います。

 それから次に、資料3をご覧いただきたいと思います。
 これ、事業が大変たくさんありますので、主なものだけお話ししたいと思いますが、ちなみに今回の予算を通じまして、新たな新規の事業予算は274本と見ていまして、昨年が189本ですから、非常に意欲的に新規政策を打ち出したということでございます。
 まず、先ほども総論的にはお話ししたとやま未来創生戦略推進枠でありますけれども、これは10の方向を示しましたが、結婚から子育てまで切れ目のない支援による少子化対策、全体で6.9億円組んでいますけれども、例えばその中で目玉的に申しますと、結婚支援ネットワーク事業、左上の1番目にございます。これは、結婚支援を、県としてもマリッジサポートセンターというのをつくったりしていますが、市町村でも独自にやってらっしゃるところもありますし、民間の企業や、あるいはNPO等で努力されているところもあり、そういったところが会議を開いて、そう(ネットワーク化)していくと。
 さらには、結婚支援をどうしたらもっと有効に、また、若い人の気持ちを尊重した形でできるかといった検討会を開いたり、それからまた、県内在住の20歳代、30歳代の男女2,000人にアンケート調査をする。さらには、グループインタビューとか個別面談も、例えば30〜40人ぐらい、アンケートを寄せてくれた方の中から抽出して、お話を聞かせていただいて、その結果を踏まえて、より実効性のある結婚支援をやっていきたいと思っておりまして、支援の活動計画の取りまとめも行うことにしております。
 それから、結婚関係もその下に幾つかございます。
 それから、その下の子育て支援では、一昨年から制度化した第3子以降の保育料を原則無料化する、その市町村を支援する保育所・幼稚園等保育料軽減事業約2億8,000万円を計上いたしております。
 それから、2つほど飛びまして施設型給付費支援事業、これはここにもありますように、保育士さんなどの2%の処遇改善、またさらに、一定のキャリアを積んだ方への上乗せの処遇改善、こういったものを含めて37億1,134万円計上しているわけでございます。
 また、後ほど詳しくお話ししますけれども、働き方改革とか、その下、それから2つ目、とやま県民活躍・働き方改革推進会議、こういったものも開催していきたいと思います。
 これは、同一労働・同一賃金、労働生産性の向上、長時間労働の是正と、また、テレワークなど柔軟な働き方、外国人材の受入れ、こういったようなことをしっかりこうした場で議論して、県民運動として進めていきたいと思っております。もちろん、この中に女性の活躍推進委員会といったものも設けたいと思っております。
 それから、中ほどは、産業・経済の活性化関係でございます。これも後ほどまた、詳しい資料がありますけれども、企業間連携による事業化実現、先ほどもちょっと触れましたセルロースナノファイバー製品実証・試作拠点、これは文科省の補助金もいただいている。また、デザイン交流創造拠点、これは総合デザインセンターに新たにつくるわけでございます。また、薬事研につくる未来創薬開発支援分析センターなども出ております。
 それから、PMDAの北陸支部ができて6月に1周年を迎えますので、この記念シンポジウム等を行うことにしております。
 それから、農業分野では、後ほどもお話ししますが、1億円産地づくりの加速化を行う。
 それから、少し飛びますが、「富山のさかな・水産加工品」のブランド化推進、これは「富山のさかな」おもてなしフェア、また「高志の紅ガニ」のブランド化、こういったことに取り組むわけでございます。
 また、タマネギの乾燥貯蔵施設の整備、これは砺波のタマネギをさらに進めていくと。
 また、若者や女性がいきいきと働ける魅力ある地域づくりのほうですけれども、地方創生インターンシップ推進事業というのが右の一番上にございますが、これは富山県インターンシップ推進センターを自遊館のヤングジョブとやまと連携した形で設置いたしまして、これまでの取組みに加えて、インターンシップ情報を掲載するWebサイトの開設、また首都圏等でのイベントにブースを出展するということでございます。
 その他、Uターンとか大学連携コーディネーター配置事業とか、女子学生の県内定着を図るための取組みとか、また富山のしごと・くらしアピール事業といったことも進めてまいります。
 その下は、県立大学の新棟の新築、4年制看護学部関係でございます。
 また、地域の魅力創出ということで、引き続き、まちの未来創造モデル事業なども進めてまいります。
 それから、もう1枚おめくりいただきまして、観光の振興、定住・半定住関係ですけれども、これはまた後ほどお話ししたいと思いますが、アートのまちめぐりパスポート事業ですとか、産業観光にさらに力を入れるとか、また、欧米の観光客誘致ガイドブック等活用事業、これはミシュランのグリーンガイドのWeb版ですとか、また、訪日観光客向けポータルサイトを活用するとかです。
 また、定住や移住関係では、東京だけではなくて、大阪圏や名古屋圏にでも移住情報発信強化事業をやる。また、とやま移住・転職PRをやる。また、移住希望者のデータベースの活用事業をやるといったことでございます。
 また、「世界で最も美しい富山湾」のPRという点で、左下のほうに集っていまして、「とやま海遊び」魅力発信、また「世界で最も美しい富山湾」マリン体験等々でございます。
 それから、中ほどが、若者・女性・高齢者のさらなる活躍ということで、まず女性が輝いて働ける環境づくり、これはご承知のように、女性活躍推進法というのができましたけれども、これに基づく一般事業主行動計画の義務付けは、従業員300人(※301人)以上となっております。300人以下はほっといていいのかということで、今回、経営者や従業員の方それぞれ600人ぐらいにアンケート調査などを行いまして、できればこの300人(※301人)に至らない規模の企業についても、女性活躍にそれぞれのお立場で尽力していただく、協力していただく、そういうことを進めようとしているわけでございます。
 それから、中ほどに、とやまシニア専門人材バンク事業というのが挙がっていますが、これはこれでシニアバンクができてから4、5年、もっと経つかな。だいぶん成果が上がっていますけれども、さらに新たにシニア層と企業との交流会を開催いたしまして、積極的に進めてまいります。
 それから、少し飛びまして、若者・女性建設人材確保育成事業とありますけれども、これは建設業における女性・若者の増加に向けて、雇用型訓練や職場外研修を行うというものでございます。
 そのほか、プロフェッショナル人材確保事業等もございます。
 それから、交通ネットワーク整備と活力あるまちづくりという点で、富山−羽田便のリフレッシュキャンペーンとか、様々な取組みを行いますが、これはまた後ほどお話しします。
 また、交通ネットワークで、デマンド型交通転換支援事業とかですね。また、あいの風鉄道の新車両導入とかいったようなことも進めます。
 また、右にまいりまして、健康で安心して暮らせる社会、ここは生活習慣改善ヘルスアップ事業でございますけれども、従来、これで2年間、健康合宿というのをやってきましたが、大変成果があって、評判がいいようで、希望者も随分増えていますから、さらにバージョンアップしようということでございます。
 それから、その下も健康関係、食の健康づくり推進事業というのも、野菜たっぷりメニューとか減塩メニュー、シニアメニュー等を提供する。健康寿命日本一応援店、これは仮称ですけれども、これを募集してPRしていこうと。その他、野菜をもう一皿食べようとか、もっとウォーキングをやろうとか、がん検診の受診率向上とか、また、介護職員の処遇改善関係とかの予算がついてございます。
 また、認知症関係の対策も強化してまいります。
 また、右下に地域を担う人づくりとありますけれども、私立幼稚園の教員人材確保支援事業、こうしたことも(やります)、これはまた後ほど重点(施策)のほうにも出てまいります。
 それから、冬季スキー国体の準備もしてまいります。
 もう1枚おめくりいただきまして、とやま新時代チャレンジ枠ですけれども、これも丁寧に説明していると長くなりますが、まず第4次産業革命への対応、グローバル競争に勝ち抜く力強い産業育成、雇用の確保ということですが、IoTの「富山型モデル」を推進していく。また、これは後ほどまたお話ししますが、IoTを積極的に進めていく企業に無利子の貸付金という新しい制度をつくる。また、次世代自動車・ロボット、これのフォーラムなども行います。
 それから、今後、医薬品の世界では、やはり医薬・バイオ、こういったところが重要なポイントの一つになっていますので、そうしたことを意識した施策方向に、薬都とやま未来創薬開発支援プロジェクトですとか、また、薬事研への未来創薬開発支援分析センター、専門員、検査員の配置とかといったことを進めてまいります。
 また、伝統産業、クリエイティブ産業では、デザイン交流創造拠点、先ほどの総合デザインセンターに置くわけです。

 また、観光振興と魅力あるまちづくりというのが下に挙がっていますが、これは立山黒部の世界ブランド化とか、あるいは「海のあるスイス」先進地調査といったようなものが挙がっておりますし、これはまた後ほどお話しいたします。
 それから、生産性・付加価値の高い農林水産業として、中山間地対策にも力を入れますし、また、食のとやまブランドマーケット戦略展開、それから何といっても富山米の新品種戦略の推進、こういったことに力を入れてまいります。
 また、ブリの回遊とか、キジハタ、アカムツ種苗生産、こういったことにも力を入れてまいります。
 それから、陸・海・空の交通基盤整備も、新湊地区、伏木富山港ですね。それから20万トン級のクルーズ客船の寄港に対応した施設整備等々を進めてまいりますし、また今年は沿海地方と富山県の友好港提携25周年、友好関係になって25周年ということがありますので、そうした予算も組んであります。
 それから、未来のところでは、結婚、出産、子育て関係でいろんな取組みをやりますけれども、不育症の治療費助成事業というのを新たにつくりまして、これは県の政策としては多分、全国で初めてか、トップクラスだと思います。
 それから、ひとり親家庭子育てサポート事業というのがその4つほど下にございますが、これは放課後児童クラブやファミリーサポートセンターの利用料を、こうしたひとり親家庭、一定の要件に当たるところの方は利用料の低減のために助成するということでございます。
 それから、県民活躍・働き方改革、イクボス企業同盟、こういったところはまた後ほどお話しいたします。
 また、真の人間力を育む学校の振興、家庭・地域の教育力ということで、小中連携のスクールカウンセラーですとか、先ほど申しあげた35人学級選択制を4年生に拡充する、35人ですね。
 それから、県立大学関係が挙がっております。
 また、文化・スポーツの関係では、国際北陸工芸サミットを今年の11月にやりますし、また、大伴家持関係、それから美術館は8月に本格オープンいたします。
 また、東京オリンピック・パラリンピック関係では、ホストタウン・合宿誘致を進めていく。また、新たなスポーツ・文化等多目的施設についてのニーズ調査なども行います。また、湾岸サイクリングコースの自転車専用道です。また、右下のほうに、大阪圏や名古屋圏でも移住情報の発信強化をやる。
 また、ユネスコの無形文化遺産魅力発信なども行う。また立山砂防についても、さらに世界遺産登録に向けて一歩進めていくことにいたしております。
 それから次に、もう1枚めくっていただきますと、安心関係でありますが、これも医療と健康関係では、例えばあんしん在宅医療IoT活用実証事業でありますが、これはWebカメラやセンサーを活用して在宅医療を進めていくと、こういうことで患者さんも安心できる。また、お医者さんや看護師さんも、深夜や早朝の巡回診療、そういうことの回数を減らすことができるということであります。
 また、働き盛りの健康づくり支援ということで、スマホアプリによりますウォーキングや健康診断受診の健康行動のポイント化を図りまして、抽せんで景品なども差し上げて、健康づくりを進めていこうと。
 また、犯罪被害者関係、また性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター開設準備、こうしたものもしっかりと進めてまいります。
 また、その右側で、地域包括ケア関係ももちろん進めてまいりますし、それから環境・エネルギー先端県づくりとしては、富山物質循環フレームワーク、食品ロス・食品廃棄物削減対策、またその普及啓発を進めてまいります。多分、県単位としては全国でトップで、熱心にやっているということかと思います。
 それから、安全・安心な県づくりでは、糸魚川大火災がありました。この、上から3行目にありますが、住宅密集地域での火災予防等モデル事業を進めます。私も先般、現地を県内の消防関係者の皆さんと見てまいりましたけれども、やはり非常に山と海が迫っている地形です。また、住宅密集地、そこに強い風が吹くと、こういう大変なことになるのだなというのを痛感いたしました。決して他所事ではないということで、県内にできれば2カ所ぐらいモデル地区を選びまして、これは市町村のほうのご要望等も踏まえまして、効果的な火災予防を進めていきたいと思います。
 それから、自然環境保全では、例えば4つ目のライチョウ朝日岳生息数調査事業、これ大体5年にいっぺんぐらい調査して、富山県はだいたいこの40年、50年、1,300羽が朝日岳、室堂などで生息しているわけですけれども、長野や岐阜などでは激減しているとも言われているわけですが、今回は朝日岳の調査、長野県は結構それに近い白馬岳で調査をして、お互いにこれを参考にして、情報交換をしてライチョウの保護に取り組んでいこうと。
 それから、その下のほうに再生可能エネルギー、地熱資源開発の予算が5億円ほど挙げてございます。
 また、津波・地震対策がその右側にございますが、地震・津波防災読本というのもつくることにしておりますし、また、主要活断層による地震の被害想定調査を計上いたしております。また、弥陀ヶ原の火山ハザードマップ、これもつくることにいたしております。
 また、富山南警察署、仮称ですけれども、整備に取り組みます。また、サイバーセキュリティ戦略事業ということで、これは県警で大いに頑張っていただこうと。
 また、人づくり関係では、左のほうの下にいきまして、土曜日の豊かな教育活動の推進、また、富山型キャリア教育の充実。
 それから、中ほどに来て、ICTの教育推進、ICT機器を活用してやると。これ、時間があれば、後ほどお話ししますが、対象校も2校を12校、タブレットも40台を480台に一気に増やして進めていこうとしております。また県内大学生によるグローバル人材育成・県内定着。
 それから、女性の活躍関係も力を入れてまいります。
 それから、シニア社会実現「かがやき現役率」の向上ということで、シニア専門人材バンクはかねて力を入れて、成果を出しておりますが、今度はねんりんピック、再来年ですか、これの富山大会を準備してまいります。
 それから、とやま観光未来創造塾、起業未来塾、高度ものづくり正社員人材確保です。
 ねんりんピックは再来年と言ったかもしれません。平成30年ですね。
 それから次に、グローバル競争を勝ち抜く─この後は重点(施策の資料)ですけれども─環日本海・アジア戦略ということで、ものづくり産業の高度化、特に企業間連携による事業化実現ということに力を入れてまいります。アルミ分野などで産学官金が連携したコンソーシアムをつくりまして、専任のディレクターを置いたり、企業の技術データベースを作成、試作品開発への支援、そしてそのことによって県内取引を活性化したり、新商品の開発を行います。
 それから、医薬工連携イノベーション創出事業、これは医療関係でも同じような問題意識で、なるべく全国あるいは海外から受注してきたような事業の第1次サプライヤー、第2次サプライヤーも、できるだけ県内の企業で受けてもらい、今の第1次サプライヤーが、せっかく県内にいる企業が確保した事業が、結局、県外のほうに仕事として回るというケースもありますので、できるだけ県内で回したほうが、物流の面のコスト、環境保全、余りCO2を出さない、そういったことにもいいだろうということで進めてやっております。
 あと、セルロースナノファイバーは先ほど申しあげました。
 あと、デザイン関係、それからものづくり研究開発センターの製品機能評価ラボですね。
 それから、薬関係も先ほど申しあげたとおりであります。
 また、次世代自動車・ロボット産業富山フォーラムといったことも進めてまいります。
 それから、海外ビジネスの展開促進ということで、今年はものづくり総合見本市を10月末から、2年ぶりに行いますけれども、ご承知のように、テクノホールの機能が大幅に増強されましたので、参加する企業の数、分野も増やし、また、これまで以上に海外からも来ていただこうと思っております。
 また、富山・台湾のエクセレンスデザイン開発事業ということで、台湾デザインセンターと連携して、海外向けのデザイン開発、販路開拓を支援してまいります。
 また、富山県と沿海地方が友好提携25周年でございますので、経済物流訪問団の派遣等を行うことにいたしております。
 また、アンドラプラデシュ州、あるいはタイとのビジネス交流、タイとの環境協力、こうしたことも進めてまいります。
 また、とやまの魅力創出とブランド力強化ということで、欧米観光客の誘致ガイドブックの活用とか、あるいは国際北陸工芸サミット、「富山のさかな・水産品」のブランド化。
 また、伏木富山港、日本海クルーズ、それからグローバル人材ということで、特にとやま外国人技能実習生受入事業、これは注目していただいてもいいかと思いますけれども、技能実習生制度、これまでの3年間だったというのが5年間というふうに延長されました。ただ、3年目から5年目に移るときに、一定の資格を取らなきゃいけないといったようなこともあって、ある面で規制が厳しくなった面もございます。
 一方で、県内企業ですね、技能実習生を受け入れるということで、それは外国の方のためにもなりますし、また、当面の労働力不足を補うという面もあるわけですけれども、ここにありますように、優良事例集の作成、制度の普及啓発シンポジウムの開催、それから実習期間延長3年から5年になるときに一定の資格を取らなくてはならないということになりましたが、その事前講習、それから日本語研修の支援、こういったことを行ってまいります。県がこういうことをやるのは全国でも珍しいのではないかと思います。

 また、その下のほうに、アセアン地域からの外国人留学生、アセアンとインドから、これは3年目にというか、2回目になります。
 それから、国際観光インターンシップ促進事業、これもホテルや旅館が受け入れておりますタイとか台湾の大学生で、例えば観光学科みたいのがあるのです。そういうところの学生さんが今、例えば宇奈月温泉などにいらしたりしているのですけれども、せっかくいらっしゃるのであれば、個々の企業の努力もさることながら、県としても日本語学習研修とか、だいたい1年間インターンシップをされるわけですけれども、最初に来たときの日本語研修、あるいは故国にお帰りになるときに、改めて県内の観光ツアーをしてもらって研修してもらう。そのことによって、受け入れる側の旅館・ホテルも助かると思いますが、こういったインターンシップで来るタイや台湾等の学生さんに、それぞれの国に戻られても、観光関係の分野に携わる人が多いわけですから、富山県の観光の魅力も体感してもらって、お互いにウィンウィンの関係のネットワークをつくろうという狙いであります。恐らく、こうしたことを県がやっているのも、全国で初めてか、珍しいかと思います。
 そのほか、大学コンソーシアム富山でグローバルチャレンジ入門講座等を進めることにいたしております。
 次に、少子化・人口減少社会における活力創造ですけれども、だんだん時間がなくなってきましたので、今までの説明とダブるところはなるべく省略したいと思いますが、特に中ほどの女性が活躍できる環境づくりのところでは、上から5、6行目に施設型給付費支援事業とありますが、保育士等の2%の処遇改善、キャリアを積んだ人にさらに上乗せするというような経費はここに入っておりますし、1つ飛んで、私立幼稚園教員人材確保支援事業も、私立幼稚園の人材確保のための取組み(給与改善)への支援ということになっております。
 それから、ひとり親家庭の子育てサポート事業、下から5、6行目になりますが、これもさっきご説明したとおりであります。
 また、仕事と子育て両立では、富山県イクボス企業同盟推進事業というのを進めることにしております。
 それから、高齢者関係では、ねんりんピックですとか、また、シニア専門バンク、シニアの就労強化キャンペーン事業。
 また、右下のほうにいきまして、女性の就業、女性の活躍推進調査検討事業といったようなことも新たに進めることにいたしております。また、ものづくり女子の育成とか、がんばる女性農業者の支援ということにも力を入れてまいります。
 それから、その次が、県民活躍と働き方改革ということですけれども、まず左上にありますように、とやま県民活躍・働き方改革推進会議というのをつくりまして、これはさっきもちょっとお話ししましたが、同一労働、同一賃金など、非正規雇用の処遇改善ですとか労働生産性の向上、また長時間労働の是正、またテレワークの活用、高齢者の就業支援、それから外国人の人材の受入れ、こういったことをしっかりやって議論していきたい、それから方向性を出していきたい。
 また、働き方改革推進事業ということで、企業子宝率の調査・活用も引き続き行いますし、働き方改革セミナー等を進めてまいります。
 その1つ下が、先ほどのイクボス企業同盟であります。
 それから、その下のほうに、高度ものづくりとか中小企業ものづくり人材、また、介護関係の予算が挙がっておりますが、介護職員処遇改善加算取得促進事業とか、また、保育士さんの処遇改善関係とか私立幼稚園の教員人材の確保、こういったものも挙がっております。
 また、IoTやロボットの活用も進めてまいります。IoT「富山型モデル」、それからIoT支援特別資金・利子補給、それからあんしん在宅医療IoT活用実証事業ということで、これは先ほどちょっとご説明しました。患者や家族の不安を解消する、軽減する。一方、お医者さんや看護師さんも、早朝や深夜の回診等が減る効果を期待しているわけであります。
 なお、富山県庁も、飛ばしましたが、働き方改革推進ということで、各部局の次長クラスにメンバーになってもらって推進チームをつくる。また、タブレット端末を活用したモバイルワークの試行を行ってまいります。タブレット、確か15台ぐらいあったかと思います。
 それから、その右側ですけれども、スマートものづくり人材育成とかものづくり自動化支援人材育成のほかに、プロフェッショナル人材の確保ということで、新販路開拓など積極的な経営、企業の成長の実現を担う人材確保をサポートしたい。新たに都市部の大企業と県内企業の出向とか、人事交流を促進するための交流会をやるといったようなことを進めてまいります。
 また、保育士のキャリアアップ研修、とやま観光未来創造塾、農業未来カレッジ、また、若者・女性の建設リーダーの育成、こういったことに力を入れてまいります。
 それから次が、災害に強い「日本一の安全・安心県」ということでございますが、先ほど申しあげた住宅密集地域の火災予防モデル事業、左の上から4、5行目にございます。
 また、消防研究センターとの共同研究を昨年以来やっていますけれども、結果として、こうした消防庁の消防研究センターとの連携も進めてまいります。
 また、地震・津波関係が下から7、8行目に、主要活断層による地震被害想定調査が載っております。
 また、左下のほうに、弥陀ヶ原火山ハザードマップの策定が挙がっております。
 また、災害に強い県土づくりが右のほうに、公共事業、公共施設の耐震化。
 また、災害に対応できる人づくりということで、例えばドローンを活用した災害状況把握訓練、それから地震・津波防災読本の作成。
 それから、下のほうにありますが、下から3つ目、若者・女性・学生向け消防団加入促進事業、これは3つのプロスポーツチームと連携して、大学生の方などに向けて、消防団活動のPRを行って、加入促進を図りたい。また、地域の自主的避難所の運営計画作成モデル事業といったものもあります。
 それから次に、「環境・エネルギー先端県」を目指すということですけれども、左のほうを見ていただいて、食品ロス・食品廃棄物削減、それからその対策、この辺はご覧いただいたとおりです。その下に、タイとの環境協力推進事業なども新規で挙がっております。
 また、県民参加によるエコライフということで、富山物質循環フレームワークプロモーション事業、またエコ・ストア連携スマホ活用事業、こういったことも進めてまいります。
 それから、中ほどで自然環境の保全ですけれども、立山・黒部外客対応施設等の整備、この外客というのは外国人客のことで、最近、環境省さんなどがこういう表現を使ってらっしゃるようですが、立山・黒部外国人客対応施設等の整備という趣旨でございます。それから、中ほどにライチョウの朝日岳生息数調査。
 それから、一番下に全国植樹祭、これは当然挙がっております。
 また、国際環境協力では、NOWPAP関係とかNEARの関係とか、また、環日本海地域の漂着物対策啓発事業というのを挙げてございます。
 それから、右下のほうには地熱資源開発、もちろん小水力発電も引き続き進めてまいりますし、また次世代ということで、とやま水素インフラ研究、とやま次世代自動車研究、こうしたのを進めてまいります。
 それから次に、健康先端県ということですけれども、これも、左のほうの生活習慣改善というところを見ていただきますと、食の健康づくり、また、野菜をもう一皿!食べようキャンペーンとか働き盛りの健康づくり支援事業などが挙がっておりますが、これは先ほどちょっと触れましたが、ウォーキングや健康診断受診などの健康行動をポイント化しまして、ある程度ポイントがたまった方は、抽せんで景品等を差し上げて、積極的に参加していただく。それから、IoTを活用した運動習慣定着支援モデル事業といったことも進めてまいります。
 また、歯科の医院の皆さんとも連携してまいります。
 それから、リハビリテーション、左下のほうを見ていただきますと、療養介護病棟整備費、今度、リハビリテーション病院・こども支援センターで療養介護事業のための改修等を行いまして、相当重症な方の受入れをここでやっていこうということでございます。また、回復期機能病床の確保ということで、不足する回復期機能病床への転換を支援してまいります。
 それから、高齢者の生きがいづくりとか、こころの健康づくり、スポーツ振興はもちろんですが、富山の資源を活かした健康増進ということで、例えばとやま食育運動の推進、それから1つ飛びまして、HACCP導入支援、これは食品の安全基準が国際規格になりまして、従来よりも相当厳しいわけですが、こういったものを積極的に導入してもらうように支援していくということでございます。
 また、「くすりの富山」の伝統を活かした健康づくりということで、「富山のくすり」を活用した未病産業創造事業とか薬用作物実用化。
 それから、医薬品産業関係では、未来創薬開発支援分析センターとか医薬工連携イノベーション創出、こういったものが挙がっております。

 それから、もう1枚めくっていただいて、重要政策「人づくり」で、子どもさん、若者、働き盛り、高齢者それぞれが挙がっておりますが、だいたいこれまで説明したことを、子ども、若者、高齢者で挙げていますので、省略させていただきたい。
 それから、ちょっと説明時間が長くなりましたが、この施策テーマ別の主な事業、ちょっとだけ眺めてもらいますと、まず1枚おめくりいただいて、未来を担う人材確保ということでは、左のほうは先ほどの保育士さんの処遇改善関係です。それから、子どもの居場所づくり関係。また、仕事と子育て両立関係で、先ほどもお話ししたように、仕事と子育て両立支援パワーアップ推進事業というのがありますが、もう一つは働き方改革推進、これも大体先ほどご説明しましたイクボス関係。
 それから、子どもの権利と利益の尊重というのが右の上のほうにありますが、児童相談所の体制を強化してまいります。それから、家庭の教育力。
 それから、次世代を担う若者への支援では、先ほど触れましたが、結婚支援ネットワーク事業、とやま結婚応援サポート事業、こういったことも新たに行います。
 また、経済的負担の軽減では、右のほうへいきまして、不育症の治療、不妊治療費の助成、この不妊治療費のほうは今でも全国トップクラスですし、不育症の治療の助成は多分、都道府県単位では全国で初めてか、それに近い取組みであったと思っております。
 あと、保育料の第3子以降の無料化とかですね。それから、がんばる子育て家庭支援融資・利子補給、実質無利子でありますから非常に要望が増えていますので、引き続きしっかりと支援してまいります。それから、私立中学校の修学支援実証事業とか挙がっております。
 それから次に、UIターン・移住の促進ですけれども、先ほどちょっと触れましたが、地方創生インターンシップ推進事業で、これは自遊館に(ある)ヤングジョブとやまと連携してこうした事業をやっていこうと思っております。
 それから、首都圏等のイベントにブース出展とありますが、東京、大阪、名古屋で民間がやっていらっしゃる就活フォーラムです。全国の自治体としては、富山県が初めてブースを出展するものでございます。
 それから、県内定着支援ということで、富山女子限定の就職応援カフェですとか、もちろん県立大学の看護学部、県立大学の新棟関係。
 また、移住・定住では、先ほども触れましたが、大阪圏等における移住情報発信強化、移住希望者データベースの活用、それからとやま移住・転職フェア、昨年暮れもやりました。とやまの暮らし・仕事体感ツアー、これは大体、とりあえずまず2泊3日で2回やろうと。主に、20歳代から40歳代の若い人が富山に来てもらう。現地集合ですけれども、県内の交通費を1万円程度助成しようというふうにしております。
 また、外国人の受入・育成では、先ほど触れましたが、とやま外国人技能実習生受入事業、それからとやま国際観光インターンシップ促進事業、いずれも県が行うものとしてはたぶん全国で初めてじゃないかと思いますが、力を入れてまいります。
 それから次に、富山の自然・文化の魅力を磨き世界ブランドへということで、時間もきましたけれども、「立山黒部」の世界ブランド化に力を入れる。
 また、「世界で最も美しい富山湾」をしっかりアピールしていく。
 それから、文化遺産・文化力の魅力発信ということで、立山砂防の国際シンポジウム、だいぶん世界文化遺産に向けて評価が高まってきているわけでありますし、アニメの映像制作、これは若い人たちの提言も受けまして、こうした取組みを行います。
 また、布橋灌頂会も今年行います。フランス等からも参加者がある可能性があるということであります。今回は、参加者を増やす方向で、支援も従来よりも拡充することにしております。また、ユネスコの無形文化遺産、三つの曳山、また、これは全国大会等もございます。
 それから、大伴家持関係は個々にありますけれども、大伴家持の企画展以外に、大伴家持文学賞というものをつくろう、仮称でありますけれども。それから、首都圏で万葉シンポジウムを開催しよう。
 それから、(南砺市)利賀村では、鈴木忠志さんが大変世界的に活躍されていますが、新たに利賀塾というものをつくって、一般の県民・市民向けの、あるいは県外の方も含めた講座を開設しようと。
 また、文化財の美装化ということも進めてまいりたいと思います。
 それから、中小企業の振興とチャレンジ支援関係では、左のほうに「技術・人・未来をつなぐ」見本市出展モデル事業とありますけれども、昨年、機械要素技術展にものづくり関係団体、機電工業会などに属しているような団体の皆さんが出展されましたら、大変評価が高くて、私も現地を見てきましたけれども、そう言っては何ですが、他所の県に比べても出色の、大変すばらしい出展だと言っていただきました。そこで、2年にいっぺんというふうにしていたのですが、事業者の皆さんからぜひ毎年やりたいと、自分たちも応分のもちろん負担はするからということで、毎年実施するということにいたしました。
 また、ものづくり総合見本市、これは2年に一遍ですけれども、先ほど申しあげたように、いよいよテクノホール新展示場等がオープンしますので、行います。
 あと、中ほどに、若者女性等まちなかオフィス応援モデル事業、商店街プロフェッショナル体験モデル事業といったものが挙がっておりますし、また、起業未来塾もさらに充実してまいります。
 また、伝統工芸品関係では、伝統工芸「匠の技術」継承支援事業というのが、これは昨年からスタートしているわけですが。さらに、とやま新伝統工芸人材確保育成事業、これは伝統工芸分野で職場体験、また、雇用型訓練、インターンシップをやるということで、50人分ぐらいの予算を計上しております。
 それから、右側へいきまして、IoTの導入をもっと進めようということでありますが、その一環として、積極的にIoTを用いた設備を導入して、生産性やエネルギー効率を1%以上高める中小企業者、1,000万、特認が1,500万まで無利子でお貸ししようと。これは、金融機関にも協力していただいて、もちろん無利子にする分の利子補給は県が行う。これは多分、全国で初めての仕組みかと思います。
 それから、設備投資促進資金も、金利引下げは引き続き延長しますと同時に、これまで償還年限はたしか7年だったと思うのですけれども、この期間を10年に延長するということにいたしております。
 それから、文化力を活かした産業振興ということで、先程の国際北陸工芸サミット、台湾とのエクセレンスデザイン開発、大学連携デザイン人材マッチング、いろいろ行います。
 それから、ものづくり産業未来戦略関係では、IoTの「富山型モデル」、左のほうですね。それから、今ほど申しあげた無利子貸付、あとロボット関係もございます。
 それから、セルロースナノファイバー関係。
 それから、左下のほうに、企業間連携(コンソーシアム)による事業化実現、それから医薬工連携イノベーション創出なども行います。
 それから、右のほうへいきまして医薬・バイオ、未来創薬開発支援分析センター、次世代自動車・ロボット産業富山フォーラムとか、また、デザイン関係のが右下のほうにございます。
 それから、6ページは、公共事業関係ですが、これはご覧いただきたいと思います。富山駅付近連続立体交差事業も積極的に進めますし、それから湾岸のサイクリングコース自転車専用道1億円というのも出てきております。
 また、市街地再開発も引き続き推進してまいります。
 また、6ページの右のほうに、南砺市利賀村の土砂災害対策の予算が挙がっております。そのほか、空き家の利活用等も進めてまいります。
 それから、7番が地域公共交通関係ですけれども、今度、富山県地域交通活性化推進会議、そこに交通機関相互の乗継利便性の向上、持続可能な地域公共交通の確立、こういったものをそれぞれ分科会的なもの、小委員会というか、作りまして、しっかりやっていきたい。
 また、デマンド型の交通転換支援事業費補助金、これはコミュニティバスからデマンド型交通に切り替える場合の運行経費等について支援をする。
 また、バス路線の再編調査・計画策定支援事業、これも利用者ニーズに適切に対応できるバス路線に転換することを目的とした調査・計画策定の支援。
 それから、その下の地域内フィーダー系統活性化事業補助というのは、例えばあいの風鉄道の駅などに接続するコミュニティバスなどをしっかり活性化していこうと。
 また、城端線・氷見線、万葉線活性化支援関係の補助金も挙がっております。
 それから、下のほうへいって、あいの風とやま鉄道の新車両導入促進、それから高岡−西高岡間の新駅設置関係。
 それから、右にいきまして、富山−羽田便のリフレッシュキャンペーンとか快速宅空便のキャンペーン、これは昨年暮れから既定予算を流用して始めましたけれども、当初予算として初めて予算計上して、充実を図ります。
 また、空港サポーターズクラブの拡大も図りまして、会員特典の拡充、それから今までは企業会員でしたが、個人会員制度も設けるというふうにしております。
 また、東京の京急電鉄とのタイアップとか、それから富山空港と白馬エリアのスキー場ルート創出ということで、富山市さんなどと連携して旅行商品の造成支援、バスの実証運行をやることにいたしております。県、市それぞれ3分の1補助をするといったようなことでございます。
 それから、新たな路線の開拓とかにぎわい創出の努力もしてまいります。
 この一番下は、空港の事業者と連携してビアガーデンをやったり、JAさんと連携して特産品を配ったり、いろんなことをやろうと。

 それから、次の環日本海物流関係ですけれども、これは見ていただきたいと思いますが、小口混載貨物コンテナ利用促進補助金、これは小口の混載貨物を利用する荷主企業を支援して、ロットがまとまると直接貨物で上海とか、さらに南のほうまで運ぶといったようなことも可能になります。そういう努力をするわけであります。
 それから、中ほどがミャンマーの経済訪問団の派遣、それから富山県・沿海地方の友好25周年、先ほど申しあげました。
 それから、立地助成のところでは、ものづくり産業見学・体験施設等設置支援事業とか産学官研究開発ベンチャー支援事業、こういうことで、今までの立地助成金と違って、この産業見学・体験施設、例えば能作さんが今度やられるような、そうした産業観光みたいなものを支援しようと。
 それから、その下のベンチャー支援は、例えば朝日町などで取り組んでらっしゃるアムノスの立地、こういったベンチャー企業の支援をしようといったようなことでございます。
 それから次に、伏木富山港関係ですけれども、これはだいたい見ていただきたいと思いますが、伏木地区、新湊地区、富山地区それぞれございます。
 新湊マリーナもいよいよ、今年いっぱいでほぼ完成するということでございます。日本海側最大の保管可能隻数ということになります。これ560隻とありますが、もうちょっと少なかったはずで、400ぐらい(※466隻)なのが706隻になるということでございます。
 それから、新湊マリーナを活用してもらうために、レンタルボートを試験導入をしまして、首都圏やいろんなところの方々に来てもらう。それから、タモリカップ富山大会も多分やっていただくのではないかと思っておりまして、それにも対応できるようにしております。
 それから、富山県・沿海地方の25周年関係の予算を挙げてございます。
 また、クルーズにつきましても、これまで以上に積極的に取り組んでいます。今年はダイヤモンド・プリンセスが2回来てくださるということになっております。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、農業関係ですけれども、これは何といっても富山米新品種戦略推進事業、それから1億円産地づくりの加速化、それから例えばJAとなみ野さんがタマネギの乾燥貯蔵施設の整備をする。ご承知のとおり、6、7年前はたしか950万円だった売上げが昨年4.9億円になったのですけれども、これを平成32年までに10億円にしたいといった意欲をお持ちでありまして、これをぜひ応援しようということでございます。
 その下のとやまの園芸産地グレードアップというのも、施設園芸とか薬用作物の機械設備等の支援をする。これは県単の事業でございます。
 それから、少し飛びまして、県産材利用促進基本計画の策定なども行いますし、また、ブリの回遊経路の解明、それから食品ロス関係は先ほどお話ししました。
 それから、中ほどに来て、中山間地域の担い手農地集積支援モデル事業、これも力を入れてまいります。これはポイントは、中山間地域で集落を越えて農地を借り入れて、モデルとなる担い手を支援する。なかなかその中の集落で受け手がいないものですから、今言ったような集落を越えてやるというのも支援しようということでございます。
 それから、とやま農業未来カレッジは、引き続き力を入れてまいります。
 また、「食のとやまブランド」関係も、この中ほどの下のほうにございます。高志の紅ガニのブランド化とか大宮駅でのイベントとか、力を入れてまいります。
 また、農林水産物の輸出関係、これは今まではフードエキスポへの出展ということだったのですが、それだけではなくて、香港で県産食材のPR、商談会を、今までもある程度やっていたのですが、本格的に進めてまいります。
 それから、右側にいって、鳥獣被害対策も力を入れてまいります。
 また、小水力発電は、引き続き実施してまいります。
 それから、森づくり、全国植樹祭を始めとして、優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の普及なども進めてまいります。
 それから次に、観光関係ですけれども、これもある程度今までお話ししましたが、例えばこのページの左のほうに、豊かな食の磨き上げということで、富山グルメ旅魅力アップ事業とか、あるいは富山の地酒デザイン発信とかイタリアン食の祭典、これは落合さんなどが会長をなさっているイタリア料理協会ですね、全国の。せっかく毎年来ていただいているので、もっとこれを食の祭典風にして、富山の名物にしてはどうかといった取組みであります。
 あと、フードビジネス商談会、「富山のさかな・水産加工品」ブランド化の推進、こういったことも力を入れてまいります。
 また、その右側は美しい湾クラブ関係で、先ほどもちょっとお話ししました。
 それから、戦略的なプロモーションということでは、首都圏の富山ファンをもっと拡大しよう。日本橋とやま館などを活かしてまいります。
 それから、「富山県のひみつ」制作事業、これはなかなかお子さんたちに人気の雑誌、本がありますので、これを全国的に富山版をつくるというのは珍しいと思いますが、進めてまいります。
 それから、右のほうにいって、国際観光インターンシップ、それは先ほど申しあげました。あと、クルーズ乗船客おもてなし向上とかですね。
 それから、その下にいって、欧米観光客誘致ガイドブック、これはミシュランのガイドのWeb版とかポータルサイト等を活かしてまいります。
 それから、その下に中国ANA等連携プロモーションがありますけれども、これはANAなどと連携して、現地旅行会社、メディアを招聘したり、現地観光プロモーションを実施するということで、これは連携事業となります。
 それから、コンベンション関係では、おもてなしタクシードライバー養成、これもずいぶん成果が上がっている反面、まだまだマナーがいかがなものかと言う方もいらっしゃるとも聞きますので、さらに力を入れてまいります。
 それから、「世界で最も美しい湾クラブ」関係は、このとおりでございます。大体、今ほど申しあげた中に入っていると思いますが、「立山黒部」の世界ブランド化と、併せて「世界で最も美しい富山湾」の保全活用、しっかりやっていきたいと思います。
 それから、もう1枚めくっていただいて、賑わいあるまちづくり、これは左下のほうに若者女性等まちなかオフィス応援モデル事業、商店街プロフェッショナル体験モデル事業、こういったところで新規にしっかりやっていこうと。
 それから、地鉄さんのサントラムの更新を支援する。これは、国が3分の1、県が6分の1、市も6分の1、事業者3分の1という負担割合でありまして、県も積極的に支援することに従来からいたしております。
 それから、富山県美術館、いよいよ本格オープンということと、また、環水公園もたいへん人気が出ていますので、環水公園等賑わい空間創出事業、こういったところも引き続き力を入れてまいります。
 それから次に、教育の振興関係ですけれども、左上のふるさととやまの自然・科学探求推進、これは小学生に富山の自然を通じて科学的な考え方を養うための副読本を配布する。これは、田中耕一先生と、それから梶田先生にアドバイザーを引き受けていただいておりまして、お子さんたちには大変魅力ある内容になっており、確かに勉強できる中身だと思います。
 あと、小学校英語教育モデル事業を、今までの継続が20校、それに新たに22校、英語専科教員を配置しまして、合わせますと42校と、これも全国トップクラス、今までは断トツに1番で、今回もそうじゃないかと思いますが、充実してまいります。
 それから、その下のほうは、35人学級選択制を4年生に拡充するというものであります。
 それから、右のほうへいって、ICT教育推進事業というのが右の中ほどにありますけれども、これはタブレット端末を40台を480台にしまして、ICT機器を活用した効果的な授業を一層推進、今まで2校でやっていたのを12校にするということで、大いに拡充いたしました。
 また、土曜日の豊かな教育活動推進事業というのが下から4行目にございますが、地域人材を活用して、9市町75教室、県立高校20校で進めてまいります。
 それから次に、いじめ・不登校対策では、小中連携のスクールカウンセラー、今まで20校だったのを40校にいたします。
 また、とやまの子どもを守るネットトラブル防止、こういったことも進めてまいります。これは、生徒が自主的にネットルールづくりをする、これを進めていくというのは、全国的にも珍しい取組みではないかと思います。
 また、その下のほうに、高校等就学支援金ですとか奨学のための給付金等々、それから私立中学校の修学支援実証事業等が挙がっております。
 また、とやま親学び推進事業も拡充してまいります。
 また、いじめ防止対策等はもちろん力を入れてまいります。
 また、ハードの面でも県立高校の建設、中央農業の寄宿舎とか富山工業の武道館。それから、運動場の整備では、魚津工業のテニスコート、高岡高校のグラウンド改修等々でございます。
 それから、中ほど一番下に富山型キャリア教育の推進というのがございますけれども、児童生徒が起業等を体験する学習を新たに実施しますとともに、県内企業への理解促進、就職支援のための取組みなど、発達段階に応じたキャリア教育を進めます。
 それから、16ページは、「ふるさと教育」関係、「魅力あるふるさとづくり」ですが、ユネスコの無形文化遺産の魅力発信、左下のほう、立山砂防、世界ジオパーク、富山湾の活用・保全。

 それから、中ほどが大伴家持関係です。立山砂防のアニメ映像なども挙がっております。それから、高志の国文学館、今度5周年を迎えますので、しっかりやっていこうというふうにしております。
 ここにちょっと(資料への掲載が)落ちているわけなのかな、先ほど申しあげた大伴家持文学賞を新設することにしております。
 それから、17ページ、芸術文化の振興ですけれども、文化活動、文化を鑑賞・創造・発表する機会の向上ということで、内山邸、水墨美術館、立山博物館それぞれ力を入れますし、中ほどの富山県美術館、いよいよ全面オープンでございます。最初の企画展は、美の根源的テーマである生命(ライフ)のすばらしさを表現した優品を紹介するというふうにしております。
 それから、富山県美術館開館記念作品の購入ということも行いまして、これはいろんな県民の皆さんが、いい絵を買ったなと言ってもらえるものを購入したいものだと思っております。
 それから、大伴家持生誕1300年関係、また大伴家持文学賞の創設、それから首都圏で万葉シンポジウムを行う。
 それから、利賀では利賀塾を開設する。それから、創造型・舞台芸術人材育成プログラム。
 それから、布橋灌頂会を従来以上に支援をすると。また、立山砂防の世界文化遺産シンポジウムやアニメ映像の制作、文化財の美装化、ユネスコ無形文化遺産の魅力発信。
 また、右のほうへいって、国際北陸工芸サミットを行う。これは、文部科学省さんもずいぶん熱意を持って対応していただけるということで、よかったなと。これは、青柳前文化庁長官との議論から始まっていますので、よかったなと思っております。
 それから、とやまの食の魅力アピールです。
 あと、文化振興と観光振興、アートのまちめぐり、デザイン県とやま魅力発信、こうしたことも進めてまいります。
 それから、18番は森づくり関係でして、里山再生とか、あるいは優良無花粉スギ「立山 森の輝き」、もちろん全国植樹祭といったようなことを進めてまいります。また、県産材利用促進にも力を入れてまいります。
 それから次が、がん対策でございます。これもいろいろありますが、特に働き盛りの健康づくり支援事業、先ほどもちょっと触れましたが、ウォーキングや健康診断受診などの健康行動をポイント化して、一定の場合は景品などを差し上げよう。
 また、IoTを活用した運動習慣定着支援モデル事業、それからがんの検診率をもっともっと上げたいということで、科学的根拠に基づいた効果的な受診勧奨等を実施する市町村を支援する。ちなみに、魚津市などは努力をされて、受診者数が2倍になったということであります。全国的に見ますと、受診率の高い富山県ですけれども、さらに努力してまいります。
 また、職域での肝炎ウイルスの検査なども進めてまいります。
 また、がんの相談総合窓口ですね、これも充実してまいります。
 それから次に、健康づくりですけれども、これまでだいたいお話ししたことと重なっていますが、健康事業においては、今の働き盛りの健康づくり支援、IoT活用、それからそうしたことに資するためにも、東京オリンピックへの機運創出支援も行っていきたい。
 それから、感染症関係も力を入れてまいりますし、先ほど申しあげました不育症の治療とかですね。
 それから、地域医療、ドクターヘリの運用。
 それから、リハビリ関係では、先ほど申しあげた療養介護病棟の整備、そうとう重症な方を受け入れる施設が不足がちですので、こうした(方々に対応するために)旧高志リハの5階を改修するということであります。
 それから、在宅医療のところでは、先ほど触れましたあんしん在宅医療IoT活用事業です。また訪問看護ステーション関係も充実を図ってまいります。
 また、医師の養成では、一番右上に特定診療科医師確保推進事業でありますが、富山大附属病院に医師需要の調査研究、派遣・調整を行う寄附講座を設置しまして、医師不足に対処したい。
 あと、専門医の認定支援とか専攻医の確保対策とか、女性医師の支援とか、また認定看護師さんの支援、それからもちろん県立大の看護学部の設置等々を行ってまいります。
 それから、次が地域共生福祉ということですけれども、これはふれあいコミュニティ・ケアネット事業を拡充して、左上ですね。それから、介護関係にも力を入れてまいります。
 また、認知症対策が左の中ほどにありますが、認知症の地域支え合い推進事業、これは県単の事業でございます。地域の見守り、広域見守り体制を整備していこうと。また、認知症サポーターの上級者育成講座の指導者養成などを行ってまいります。
 それから、介護では、処遇改善加算とか福祉介護職員介護加算取得促進特別支援といったのが、この左の下のほうにございます。
 また、子ども・子育て関係で、先ほども触れました保育士の処遇改善、私立幼稚園の人材確保のための処遇改善、また、ひとり親家庭の家庭・子育てサポート事業。
 また、障害者福祉も、先ほど申しあげた療養介護病棟の整備等々、障害者工賃向上とか、さらに進めてまいります。
 それから、スポーツ関係が14(※22)ページにありますが、ねんりんピック関係とか、また県営スポーツ施設の整備もこれまで以上に充実してまいりたいと思いますし、また新たなスポーツ・文化施設の多目的施設のニーズ調査というのも行います。
 それから、2020年東京オリンピック・パラリンピック、このホストタウン・合宿誘致です。それから、未来のアスリート発掘事業、小学校5年生対象ですが、さらに充実してまいります。それから、冬季のスキー国体開催の推進です。それから、世界を目指す障害者スポーツアスリートの応援をしてまいります。
 それから、スポーツエキスパートの活用推進事業。
 それから、環境関係でありますが、これは先ほどの食品ロス・食品廃棄物関係、地熱資源開発、富山物質循環フレーム、ライチョウの朝日岳生息調査、海岸漂着物調査等々でございます。
 それから、最後の安全・安心、富山南警察署、犯罪被害者支援、性犯罪・性暴力(被害者)関係のワンストップ。
 あと、弥陀ヶ原のハザードマップとか、また、地震・津波防災読本、それから地震被害想定調査、これは右のほうにございます。
 また、右の上のほうに、住宅密集地域での火災予防のモデル事業が載っております。
 時間がだいぶん超過しましたが、これで一旦休憩させていただきます。

(休憩)

 2月補正予算、おめくりいただき総括を見ていただくと、補正額は85億3,600万ほどでございます。そのほかに債務負担行為がここに挙がっております。
 内容を見ていただくと、2ページですが、地方創生に向けた拠点整備ということで、県立大学の看護学部の建設、デザイン交流創造拠点、ものづくり研究開発センターの製品評価ラボ、それから最後のセルロースナノファイバーの製品実証・試作(拠点)の整備。
 上の3つは、国の地方創生の交付金をいただいてやるものでありまして、またセルロースナノファイバーのほうは、先ほどもちょっと触れましたが、文部科学省の補助金をいただいてやるものでございます。
 それから、そのほかに地域福祉の関係で、社会福祉施設等施設整備費補助金(障害者支援施設)でありますが、これは具体的には、新川むつみ園の居住棟の整備であります。これは29年度に予定していましたが、一部前倒しをする。
 それから、介護福祉士の奨学資金の貸付け、それから防犯対策、児童相談所の防犯対策、放課後子ども教室等がございます。
 あと、環境保全で、海岸漂着物の発生抑制、また環日本海地域の漂着物対策。あと、自然公園の整備で、自然公園の歩道改修などでございます。
 4番目が、漁業の振興と社会基盤・産業基盤の整備ということで、沿岸漁業の構造改善、農業基盤の整備、道路橋りょう、農業農村整備、治山についての債務負担。
 その他として、29年度当初予算と関連しまして、国保の財政安定基金の積立て、安心子ども基金の積立ての分がございます。これは一旦これで積み立てまして、29年度に活用するということであります。
 それから、土砂災害では、(南砺市)利賀村の土砂災害対策関係の予算が挙がっております。砂防が16億5,000万、治山が14億、それから道路関係1億3,000万、河川維持が5,000万。
 あと、地方創生災害未然防止対策の社会資本整備というところで、県単で13億2,200万ほど組んでいますけれども、内訳はここにあるとおりでありまして、道路や河川関係、あと信号制御機の更新前倒し等々、あと文化施設やスポーツ施設の整備等も挙げております。
 あと、内訳、公共事業、それから県単事業で挙がっておりますので、ご覧いただきたいと思います。
 以上で説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 美術品の購入についてお伺いさせてください。
 2億5,000万円という金額は、前身の近代美術館から数えて、すごく大きな意欲的な金額なのかなと思いますが、具体的にどんなものを買うのかという、多分これから決められることなのだと思うのですが、20世紀美術のコレクションを補完するとか、デザインを強調するようなものになるとか、大まかな大方針のようなものを教えていただければと思います。多分、こういったことは打上げ花火的にやられるのではなくて、また今後も継続されていくのかなということも聞かせていただければと思うのですが。

●知事
 富山県美術館のオープニングに合わせて、ぜひ記念となる美術品を購入してはどうかということについては、美術愛好家の方とか県民の方々からそういう声を、この半年、1年、伺ってきました。
 打ち上げ花火というお話がありましたが、私はそういうふうに思っていませんで、せっかくやはり富山県美術館、地方の美術館としては全国や世界に発信できる美術館になる、また、ぜひそうしたいと思っていますので、これまで長いこと財政が厳しかったものですから、なかなか新しい美術品ですね、特に高額のものを買うということは遠慮申しあげていたのですけれども、今回は開館記念にふさわしい美術品を購入したいなと思っておりまして、これは、これについて購入するときは、専門家のご意見を聞く場もございますので、そこでご議論いただくのですけれども、私の気持ちとしては、これまでの近代美術館時代に20世紀を代表するような世界的な名画をたくさん購入してきましたが、いろんな経過で、本当はこの作家の作品があればなお良いといったようなもので、残念ながら取得できて収蔵していないものもありますから、そういうような大方の方がなるほどと思われる立派な絵を購入できたら(と思っています)。
 なお、今回限りかどうかということについては、私としては、県議会初め県民の皆さんのいろんなお考えや反響も伺って考えたいと思いますが、できれば、毎年毎年そういう高額のものを買うかどうかは別にして、やはり美術館として機能していくためには、ある程度美術品も、優れた美術品、あるいは時代の先をいくような美術品、あるいはこれまでの中でも時代を画すような優品、そういうものを持っていたほうがですね。また、それを購入するという構えがあって、そしていろんな方の作品が候補に挙がることで、美術館に携わる方や、また美術館の存在感が高まるという面もありますので、大方のご理解が得られれば単年度だけではなくて、ある程度続けていく。
 ただ、今回、2億5,000万計上しましたが、それだけの額を毎年やっていくという意味では決してありませんが、その点については、また今後の県民を始め皆さんの議論を踏まえて考えていきたいと思います。

○記者
 今回、新たに設けられました、とやま新時代チャレンジ枠についてですが、これは将来的にどういう県をつくりたいのか。魅力アップとか産業強化とかいろいろあると思うのですけれども、知事のこういう富山県にしたいんだというのを、知事のお言葉で聞かせていただけますでしょうか。

●知事
 予算に「とやま新時代 県民活躍予算」という名前を付けさせてもらいましたけれども、やはりこの富山県というフィールド、ふるさと富山で県民の皆さんが輝いて、男性も女性も、高齢者も若い人も子どもたちも輝いて生きる、そういう社会にしていきたいとかねて思っていますから。
 それにはですね、やっぱり活力、未来、安心と言っていますけれども、経済・産業の分野でグローバル化がどんどん進む時代で、また、イノベーションもいろんな、中国を始めとしていろんな国々が技術開発もどんどん進めていく時代ですから、やはり富山県、日本もですね、日本全体がそうだと思うのですが、絶えざる経済・産業のイノベーションをやって、富山県、幸いものづくり県としては地方では有数の県ですから、そういうことをしっかりやってもらう。そのためには、したがってIoTの導入などの第4次産業革命にしっかり対応していくとか。
 また、「くすりの富山」ですけれども、これからは医薬・バイオのほうが大変伸びる可能性が高いと大方の方が言っておられますから、クリエイティブ産業も含めてデザインとか、そういう時代の潮流を踏まえて、常に富山県の産業経済を活性化していく、そのことが富山県の産業基盤なり、経済基盤を固めると同時に、県民の皆さんが生き生きと、未来に希望や夢を持って働ける1つの大事な点だと思います。
 そういう点では、例えば農業であれば、富山米の新品種を今回やると、あるいは1億円産地づくり、950万円ぐらいだった売上げが数年で4.9億、これを早く10億円を目指そう、こういった動きが農業の世界でも出てくるというのは大変うれしいことで、こういった県民の皆さんのチャレンジをしっかり応援していきたい。
 それは、観光でも同じで、立山黒部も富山湾も元々あったのですけれども、やはりまだまだ宝を活かし切れていない。今度は立山黒部の世界ブランド化を目指し、「世界で最も美しい富山湾」をもっと磨き上げて発信する、こういったことも強化していきたい。そのことが、やはりこの富山県に生きる若い人の、あるいは女性の皆さんも含めて、ご高齢の方も含めて、希望や勇気、元気を与えることになる。同時に、やはり今、少子化が大変全国的な課題ですから、次の世代をしっかり育成していくということが大事ですので、結婚とか出産とか子育て、これは先ほど来ご説明していますように、これまでも力を入れてきたつもりですけれども、相当に今回も充実したつもりであります。
 また、県立大学の医薬品工学科や知能ロボット工学科、4年制の大学も、これはまさに未来への投資で、こういうことをやることが地方創生のまさに僕は1丁目1番地だと思っております。このご時世に大学の学部をつくったり、学科を増やすというのはなかなか少ないのだそうですけれども、むしろこういう時期だからこそ、少なくともこの富山県においては必要なことだと思っております。
 同時に、経済の活性化と同時に、県民の皆さんが充実した人生を送るには、やはりかねて言っていますように、経済の活性化も大事ですけれども、心の元気、精神の元気というものが大事で、それには文化の振興が大切だと。
 そこで、今回の富山県美術館、本格オープンしますし、また、高志の国文学館も大伴家持1300年生誕ということもあります。そうしたことも大事な節目でありますから、幸い国際北陸工芸サミットも、前の文化庁長官の青柳先生と話し合っている中で出てきたアイデアで、これも実現の運びになりましたし。
 また、スポーツも、昨年、田知本、登坂あるいは藤井選手が金メダル、銀メダルをとってくださいましたが、スポーツの面でも、朝乃山関も含めて、非常に若い人達が、女性も男性も頑張ってくれている。こういう人たちを大いにサポートする。また、それに続く若い人を育てる、未来のアスリート育成事業などもそうですが、しっかりやっていきたいと思います。
 それから、同時に、やはり出生率をこれから、希望出生率1.9を目指すと言っていますけれども、そういう状態にあるのに、どうしても幾ら努力しても時間かかると思いますから、その間、県内は非常に労働力が今、不足になっているわけです。したがって、従来以上に東京など大都市からの移住を進める。また、海外の優秀な留学生にも来てもらって、定着してもらうようにする。
 さらには、先程説明しましたように、今、ものづくり関係の研究実習生、それからホテル・旅館なんかでも、台湾とかタイには大学に観光学部、日本にもありますけれども、そういうのがあって、そういうところから実際に1年間のインターンシップで来てらっしゃる実態があるということがわかりましたので、せっかく受け入れるなら、個々の旅館やホテルも努力されているのですが、我々が県として公的なある部分はサポートして、そのことが観光業界の結果としては人手不足対策になる。それだけにとどまらずに、今後のですね、グローバル化が進む中での富山県の国際観光政策に寄与する、そういうふうにしていこうとしているわけです。
 さらには、安全・安心、特に高齢社会が進みますから、当然、医療や福祉や介護といったことが大切で、こういったことは先ほど縷々ご説明しましたように、たぶん日本の地方の中でもトップクラスで、しっかりとした取組みをしていく。富山は、物質循環フレームワークなどもそうですが、そういうことだと思います。
 人づくりについても、今のような考え方でしっかりやってまいります。

○記者
 幾つかあるのですけれども、まず最初に、改めて今回の予算の名前を、改めて知事にもう一度発表していただきたいということと。
 もう一つは、知事が4期目ご就任されてから初めての予算組みとなりました。これまでの行財政改革ですとか大型のハード整備が一段落したなどで、先ほどの事業の数が大幅に増えたということがございます。4期目の初めての予算組みの中で、知事が狙われたこと、期待されることをちょっと一言でいただけますでしょうか。

●知事
 今回、予算の名前を「とやま新時代 県民活躍予算」というふうにネーミングさせてもらいました。とやま新時代というのは、北陸新幹線がほぼ2年前に開業して、やはり明らかに富山県は変わったと、いい方向に。新しいステージに入ったと思っておりまして、元気というか、賑わいも出ていますし、県民の皆さんの表情も従来以上に何か明るくなったような感じがしております。
 この機を逃すことなく、まさに女性も男性も子どもたちも、また、ご高齢の方も、みんなが持てる力を存分に発揮して活躍して、そして充実した人生を送ってもらう。同時に、そのことがふるさと富山県の活性化、振興につながる、そういうふうにいい循環にしていきたいなと思います。
 これまで、12年と3カ月ほど前に知事に就任したときには、残念ながら財政構造赤字400億とか、新幹線の建設が決まったのはうれしいのですが、2,300億円の地方負担を10年ぐらいで払わなくてはならないとか、いろんな課題がありまして、こういうことがやはり1つ重い課題になって、行財政改革もしっかりやる。それと、もともと元気な富山県をつくりたいということを公約に掲げて知事に就任したのですから、そのようにしていくことでやってきました。
 2期目、3期目ですね、だいぶん、元気とやまのほうに軸足を置いて、そうとう力を入れてきたつもりですけれども、4期目に入って、財政構造赤字もゼロにできましたし、行革もそうとう成果が出て、筋肉質の、いろんな面でフレキシビリティーな県の行政体制が、特に今回の組織改革でも実現できるように思いますから、ぜひですね、富山県をもっと元気にするほうに全力投球したい。それが今度の予算の名前にあらわれているわけで、その中でも、やはり県民の皆さんが未来に希望を持って、生き生きと働き暮らせるためにも、やはり基盤になる経済・産業の活性化というものがどうしても必要で、これはグローバル化の時代ですから、いろんな発展途上国の追上げもあります。
 日本全体の課題ですけれども、その中でも富山県、地方の県としてはフロントランナーになって、経済・産業の活性化、絶えざるイノベーション、また、中小企業の振興、それから農業もね、富山米新品種あるいは1億円産地づくり、これがいつの間にか10億円産地づくりになるわけですから、そういうことに力を入れたい。
 併せて、先ほども申しあげましたように、人が充実した人生、元気な人生を送るには、やはり経済の活性化と同時に心の元気、精神の元気が大事ですから、文化の振興とか芸術の振興というのは、これはどうしても必要なことで、そういう意味では、いよいよ富山県美術館もオープンしますし、5年前にオープンした高志の国文学館も、ちょうど大伴家持生誕1300年の節目の年を迎えます。こういったことを一つ節目にして、芸術文化の点でも大きく飛躍を図りたい。そのために、北陸の国際工芸サミットというのは、先ほど申しあげたような経過でやることになったわけで、文科省も珍しいと言っては何ですが、相当なお金も出して、一緒にやろうということですから、ぜひですね、地方の国際工芸サミットとしてはなかなか大したものだと言ってもらえるように進めていきたいなと思います。
 同時に、富山県の自然環境という意味では、やはり立山黒部と美しい富山湾というのは2つの大きな財産だと思うのです。これまでも、ぜひそれを磨いて発信しようということでやってはきたのですが、まだまだ課題がありました。いよいよこれからは、立山黒部の世界ブランド化、美しい富山湾、せっかく世界で最も美しい湾の一つとしてもらったのですから、これをしっかり磨き上げて、多くの県民の皆さんがそこで充実した人生を送れる、また、あそこに住みたいといって移住やUターンが増える、また、いいところだなといって観光に来る方も増えると、外国人の方も含めて。そういう社会にしていきたい、こういうことであります。

○記者
 すみません。ちょっと個別の事業について、もう2つだけお聞きしてよろしいでしょうか。
 地熱発電の推進につきまして、これを県単独で行われるのはおそらく全国で初めてかと思うのですが、そちらに対する意図、期待。
 あともう一つ、県立大学の整備につきまして、これは学科の拡充ですとか、そういうことがですね、人口減少ですとか担い手の育成、あるいは男女の出会いの場といった非常に複合的な要素を持っているかと思うのですが、こちらのほうは、知事、一石何鳥ぐらいを狙われたのか、ちょっとお聞きしたいのですが。

●知事
 最初の立山の地熱発電については、正直、12年余り前に知事に就任したときからで、私、若いころから、大分なんかの阿蘇の地熱発電の現場を見てきたこともありますし、何かできないものかなと、実は問題意識としては持っていたのです。ただ、これまでは、国立公園ということでもう格段に規制が厳しくて、特に富山県の立山黒部地域というのは非常に良好な状態で自然環境の保全がされていますから、なかなか難しいかなと。しかし、立山温泉の跡などに行きますと、やはりここはどう考えても地熱が相当可能性があると。
 その後、規制緩和がされて、もちろん自然保護は大事ですけれども、穴を掘る場合も、自然の植生なんかに配慮しながらなら良いというふうになってきましたので。もちろん、これについては、いわゆる民間の電力会社がおやりになるし、可能性もあったと思うのですけれども、必ずしも非常にご関心が高いというわけでもなかったので、それでは県としてやらせてもらおうかと。
 幸い企業局、管理者始め皆一生懸命やってくれて、期待どおり、非常に可能性が高い場所だということになりましたので、これはぜひやりたい。と同時に、これはやる以上はですね、自然再生可能エネルギーですから、地熱で発電すること自体にあるのですが、同時に、できればそれも活かしながら、昔は立山温泉があった地域で、もちろん、これは一方で立山カルデラの世界文化遺産の問題もありますから、うまく調和をとらなければいけませんけれども、立山山麓地域がもう少しグレードの高い観光地となるような面、あるいはあの地熱を活かした農業みたいなことも考えられなくもないし、これはぜひ夢のあるプロジェクトにして、かつ、単なる夢じゃなくて、もう相当現実性が出てきたと思って、進めていきたいと思います。
 それから、県立大学については、医薬品工学科、それから来年は知能ロボット工学科、その先に4年制の看護学部ということなのですけれども、1つは、もちろん医薬品工学科、知能ロボット工学科については、産業界の要請、それからまた私どもからしても、「富山のくすり」、医薬品とか、あるいは電気・電子部品にロボット関係は、もともと富山県、地方の県としては相当力がある県ですから、これをさらに飛躍させていくには、それを担う人材を、もちろん東京や大阪から来てもらう、戻ってきてもらうとか、あるいはIターン、他所にいた人をスカウトするというのももちろんあっていいのですが、やはり地元でもっと、自前で養成できるようにしなきゃいけない、このことを痛感しましてやったということと。
 それから、4年制の看護学校については、以前ですね、富山大学にお願いして、定員が60人だったのを80人にしてもらい、そのために、寄附講座をあれ(設置)したりと、随分私どもとしては富山大学さんに期待した時期があるのですが、それはそれで一定の成果はあるのですけれども、やはりまだまだこれからの看護、看護師さんに負ってもらえる資質とかというものも、高齢化とかいろんな疾病構造の多様化とか、高齢社会が進む中で、より高度に多様化してきますから、やはりこれからの看護師さんは、4年制を出ている人が相当いるということも大事になってきていると思います。そこで、やはり自前でですね、県立大学に4年制看護学部を置こうということと。
 もう一つは、これまでの県立大学は工学部の単科大学で、それはそれで良さもあったかとは思いますけれども、やはり男女共同参画で、また、県民活躍の時代ですから、看護学部はもちろん男性の方もいらっしゃるわけですが、女性の比率が現実の話としては圧倒的に多いわけで、一方、工学部は、今の県立大学はもちろん女性の方もそれなりにいらっしゃるのですが、これはどうしても男性の方が非常に多い。
 そうすると、大学としてみると、工学部に看護学部ができて、そして教養課程などで一緒に講義を受けたりするような場面も出たり、あるいはクラブ活動などでは一緒にやるという場面があったり、これはやはり非常に何というのでしょうか、まさに男女共同参画の時代、男性も女性もそれぞれの持ち味というか、何か活かしながら、大いに活躍してほしいと願っているのですけれども、そういう点でいうと、いろんな面で工学部の単科大学、あるいは看護大学、独立して4年制の看護大学というのをつくるよりは、いろんな面で良い効果が出るのではないかな、こういうふうに思っております。

○記者
 一石何鳥ぐらい。

●知事
 一石三鳥ぐらいには少なくともなるのではないでしょうか。

○記者
 先程、財政の行財政改革の推進のところで、県債残高がさらにまた減少するというようなご説明がございましたが、現段階で、県の財政の健全化の状況はどんなふうに認識してらっしゃいますか。

●知事
 ひところは、先ほども申しあげたように、12年と3カ月前の状態からいうと、400億円の財政構造赤字と、あと新幹線の負担金2,300億円というのがあったわけですけれども、幸い新幹線の負担金のほうは大幅に軽減していただいた上で、ほとんど払い終わりましたし、おかげでですね、お手元の資料にも、さっきのポイントという1枚目にありますように、平成22年度県債の発行額1,232億円だったのが、これ以降、紙面の制約で間しか書いてありませんが、毎年毎年発行額が減りまして、今は621億、7年連続で減ってきているわけです。
 県債残高も、ここにありますように、28年度見込みに比べると132億減ってきたと。今後もですね、新幹線の負担金の支払いが結構大きかったのですが、これが交付税措置も相当ありますけれども、それから途中から制度改正で貸付料を財源にできることになったので、発行額も相当落ちてきましたので、これからは、よほど、どう言ったらいいですか、財政秩序に配慮しないような運用をすれば別ですけれども、当分はこの県債残高は減り続けていくと思っております。
 それから、行政改革の結果、職員の皆さんにも協力してもらって、累計で、人件費の累積削減効果が1,447億円とありますけれども、これは16から28年度までですが、そのことも大事ですが、単年度の人件費を一般行政部門で比較すると、16年度と28年度の人件費で単年度で83億減っているわけです、27.7%。それだけスリムで筋肉質で、しかし、職員の皆さん頑張って、いろんな課題にスピード感を持って対応できる。私が言うとひいき目かもしれませんが、前よりは少なくともそうなっているように思うので、そういう県庁の体制になっていきましたから、いろいろ前向きな政策を打つ、財政的な少し何というか、幅が余裕幅というか、弾力性というのは出てきたと思いますので、そういう意味で。
 それから、例えば減債基金と財調基金を足すと、大体、従来からいうと、あれ比率からいうと150億円というのは7%ぐらいかな。

○経営管理部長
 5%。

●知事
 5%か。標準財政規模の5%ぐらいの積立金があるとね、一応財政のある種の健全性が確保されていることになるのではないかなと。この予算発表の時に時々質問が出て、そう答えていたのですが、今回はだいたい減債基金の、満期一括償還の分を除いた減債基金と財政調整基金を足して、それを標準財政規模で割りますと、今、だいたい4.8%ぐらいになったと思うのです。ですから、ほぼ5%に近くなってきましたので、ある程度そういう点では健全性が確保できていると言ってよいのではないか。
 今後、先を見ても、先ほど言ったように、スリムで効率的な組織になっていますから、人件費も、学校の先生なんかの退職がこれからまだ増えて、そういう意味でいうと退職金は結構増えるのですけれども、ただ、ベースの人件費、本俸とかそういう手当とか、そういうところが適正化してスリムになっていますのでどんどん、そうした一時的に退職金が増える時期はまだ5年か7、8年続くはずなのですが、それを飲み込んで、割に人件費も膨張するとか、そういうことは避けられますので、そういう意味では、県の財政はかなり健全性が確保できつつある。
 ただ、大もとの国の財政が、ご承知のようなことですから、これは決して楽観はできないので。かつて、こんなことがあっていいのかと思うぐらい、突然、地方交付税が何兆円も削られた時期もあるわけですから、そうしたことをいつも念頭に置いて、しっかり地方財政対策は講じてもらうように、政府・国にも働きかけながら、しかし、自分で努力して健全性を確保できる点は相当やってきましたので、これからはぜひ、さっきお尋ねあったように、これまでも、財政に少しゆとりというか、柔軟性があればやりたかったなと思ってきたことを本格的にやれる時期になったと。
 そのためにも、先般、組織改革を発表しましたけれども、知事政策局と観光・地域振興局それぞれ今までよくやってもらったのですが、この時代に新たな役割を果たしてもらうのに、総合政策局と観光・交通・地域振興局というふうに再編したのも、こうした予算と組織改革一体で、新しい県民の皆さんが希望や夢を持てる富山県づくりに邁進する体制を、組織の面でも予算の面でも、今度はしっかりとつくり出せたのかなと思っておりますが、また、いろんな県議会始め県民の皆さんのご意見を伺いながら、謙虚に頑張っていきたいと思います。

○記者
 施策別の11番のところにある「海のあるスイス」を目指してのところで、1点だけ伺いたいのですけれども、一番上のほうにある立山黒部の高付加価値化というところで、これから世界ブランド化推進─保全と利用を考える検討会で挙がったプロジェクトをいろいろ詰めていくことになると思うのですけれども、「海のあるスイス」先進地調査団派遣というのは、知事、今のところ行かれるつもりなのかというところと、行かれるとしたらどういうところをそのプロジェクトの課題として見てきたいと思っておられるかというところをお聞かせ願いたいと思います。

●知事
 この「海のあるスイス」先進地調査派遣事業ですけれども、これはご承知のとおり、立山黒部の世界ブランド化ということで、有識者会議を年末から先般と2回開いておるわけですが、この後も何回か、1、2回は開くことになると思いますが、そこでいろんなアイデアがですね、民間の有識者の方、あるいは現職の観光庁長官という立場にある方からも出ているわけで、例えば立山黒部ほどの豊かで雄大な美しい自然の中、その美しい自然環境、景観を壊さないようにしながらですね。やはり、自然の植生も大事にしながら、もっと今あるモデルとか、ああいうものもブラッシュアップしたり、いろんな可能性を探ってはどうかとか、それから今のバスなども、例えばもう少し夜遅くまで、今、確か5時半ぐらいで終わりだったか。もう少し遅くまで運行してもいいのではないかとか。
 それから、議論としては、例えばスイスや世界の山岳観光地では、富山県にもロープウェーあることはありますがね、ケーブルとか。ロープウェーをうまく使ってやっているところもあるとか、いろんなご提言があるわけで、いずれにしても、百聞は一見にしかずですから、スイスも私、昔行ったことありますけれども、ずいぶん昔で、もちろん知事になるずいぶん昔であります。ですから、そういう今、世界の特に山岳の観光地といえばスイスとかイタリアですから、そういったところを見聞してくるということは大事なことではないか。
 ただ、私自身が本当に行けるかどうかは、今後、日程のこともありますから、まだ私が行くと決めたわけではありませんが。ちょうど有識者会議のメンバーになっていただいたり、それからとやま観光未来創造塾の教授も務めてもらっている山田桂一郎さんなど、この方はスイスのツェルマットで一年の半分を過ごして、スイスでも有名な方。それから、日本の観光カリスマに、外国在住の人で初めて第1号になったという、ご著書もありますし、大変著名な方で、かつ、いわゆる評論家じゃなくて、あの人は実践家ですから。ああいった方々もおられて、ぜひスイスの一流の山岳観光地もよく勉強されたほうがよいというふうなご助言もいただいていますから、チャンスがあれば、それも考えたいと思いますが。
 いずれにしても、県と、あるいは民間の有志の皆さんでしっかり現地も見て、それも参考にしながら、今後の立山黒部の世界ブランド化、いろんな手法があると思うのですけれども、しっかり取り組んでいきたい、こういうふうに思っています。

○記者
 2点あるのですけれども、富山県美術館の開館初年度ということで、来館者数の見込みというか、目標を聞かせていただきたいのと。
 あと、予算編成過程そのものについてなのですけれども、他の自治体では、各部局からの要求額とか、査定後いくらになったのかという過程を公開しているところがあるのですけれども、富山県は今後、何かそれについて取り組んでいかれるのか、ご意見を伺いたいのですが。

●知事
 まず、美術館の来館者数がどうなるかという、どのぐらい見込んでいるかということですが、これは、館長さんとか、また、この美術館がスタートするにはいろんな方にお世話になっていますから、皆さんともご意見を聞かなくてはいけないと思いますので、今、何万人とかというのはなかなか言いにくいのですが、これまで近代美術館のときに一番大きい数で、年間15万人ぐらい(平成28年4月から12月で約14万3,500人)かな。(ちょっと調べてくれ。)後でお答えします。
 いずれにしても、それを相当上回る規模の方にぜひ来ていただきたいし、きっと来ていただけると思っておりますが、ちょっと、いまこの場で何万人と言うのはちょっと遠慮したいと。ただ、ご承知のように今、環水公園は、7、8年前にだいたいあそこに来る人は年間70万人ぐらいだったのです。それが一昨年、新幹線開業の年、ちょうどふわふわドームというところが工事中で、お子さんたちが来られなくなったという中でも142万人ぐらいの方が来て、昨年はまだ正式な集計の数字は私もらっていませんが、多分150万人を超えていると思うのですね。そこに富山県美術館がスタートしますと、美術館の20世紀の名だたる名画とかいろんな企画展、それからアトリエやギャラリーで一般の方や親子連れなども受け入れる。それから、一番上に、佐藤卓さんにお願いして、子どもたちや親子連れが来られる、遊具を備えたような、このオノマトペの丘ですね。世界で初めてといったような大変、美術館本来の機能プラスそういったものを備えた、多分、世界で初めてといった、内藤さんもそう言ってらっしゃるのですが、これは美術館ですから。
 いずれはもっとすごい、たくさんの方がいらっしゃる美術館であり、公園になると思います。人によっては、200万人は来るのではないかと言う人もいますけれども、それは今後、努力していきたいと思います。

○記者
 県として、先ほど聞いたのですけれども、予算編成過程の公開について。

●知事
 これは、何も隠すことはないのだけれども、要するに行政の内部の意思形成過程ですから、それを何か公開することにどういう意味があるのでしょうか。要するに、いろいろそういうふうなことをやろうとすると、また仕事は増えますよね、率直に言って。非常に我が富山県は、予算編成を非常に民主的というか、しっかり議論を積み重ねてやってきていますから。それからまた、県議会の代表の皆さんの要請というか、そういうのも承ったり、各種団体のご要望も聞いたりしながらやってきているわけで。
 いずれにしても、この成果というのは県議会にお示しをして、そこで十分議論していただいて、議決をいただいて執行するわけですから、その途中のいろんな細かなことを皆様に報告することにどれだけの必要があるのかがちょっと。例えば、この経費が非常に不明朗だと、どうしてこんなものがついたのだというような議論であれば、もちろんそのことについてはちゃんと資料も出して説明しますが、予算全般は私がなるべく短く1時間で説明しようと思っても1時間45分もかかってしまうぐらい、いろんな多岐に渡っていますから、なかなかどうかなという気はします。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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