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知事記者会見[平成28年度]

2017年9月23日

知事室 目次

定例記者会見[平成28年12月28日(水)]

◆日時 平成28年12月28日(水)午後2時05分〜2時40分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)大伴家持生誕1300年記念企画展「官人(つかさびと)大伴家持−困難な時代を生きた良心」の開催について リンク
(PDF 1421KB)
リンク
(9分08秒)
(2)冬季の沖縄チャーター便の運航について  リンク
(PDF 22KB)
リンク
(1分54秒)
(3)富山県ものづくり研究開発センターでの「セルロースナノファイバー製品実証・試作拠点」の整備について  リンク
(PDF 667KB)
リンク
(6分05秒)
(4)年末のあいさつ  リンク
(PDF 228KB)
リンク
(6分09秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)北陸新幹線建設促進同盟会の会長職について
(2)富山空港の新規路線開拓について
(3)今年の県政で最も印象に残ったこと
(4)来年の抱負
リンク
(11分32秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 それでは、最初に私から3点、お話をしたいと思います。
 まず1点は、大伴家持生誕1300年記念企画展ということでありまして、今回は、「官人(つかさびと)大伴家持−困難な時代を生きた良心」と、こういうタイトルにしております。
 皆さんご承知のとおり、大伴家持の(生誕)1300年(記念)事業というのをかねて進めてきているのですけれども、今回は、大伴家持というと、どうしても歌人ですね、万葉集を編纂したといったこととか、万葉集にも越中で詠んだ歌だけでも223首あるといった点で、歌人という印象が非常に強いのですが、多くの皆さんご承知のとおりで、家持はもともとこの時代の名門大伴家の嫡流で、官僚でもあるし、また大臣クラスにもなった人でありますから、そういう官人としての行政官、そういう大伴家持の側面を、今回企画展として取り上げようと。
 この後、再来年になるのか、歌人としてのもちろん家持も取り上げるわけであります。来年の3月19日から6月5日までですけれども、まず、展示構成としては3部になっていまして、「内舎人として−異国文化の中での成長と天皇に近侍する誇り」とありますけれども、ご承知のように、聖武天皇の内舎人ですね。現代でいうと侍従みたいになるのでしょうか。そういうことで、若いころ仕えて、生涯、聖武天皇に対しては非常に尊敬と尊崇というのか、敬愛もしていた、そういう人だと思います。
 それから2部は、「国司として−新たな風土への驚きと民に接するよろこび」とありますけれども、これは天平18年に当時の越中、今の富山県に国司として赴任したわけですが、そのときに、最初風邪を引いてというか、相当重い病にかかったのですけれども、病癒えてから越中三賦と言われるような歌、二上山の歌とか、布施の水海の歌とか、立山の賦とか、今に残るいろんな名歌を歌っていますけれども、そういうふうに大きく家持の歌の内容が変わったのも、まずは立山、今の立山連峰などに代表される越中の風土、またそこに生きた人々の生活に接したからだと言われているわけでございます。
 それから、3部としては、「武門の人として−官人としての苦悩」とありますけれども、もともと大伴家持は、聖武天皇が大仏建立を思い立って、それは当時のことですから、日本国の安寧のためにということだったと思いますけれども、その資金を確保すると。そこで越中も、当時から豊かな田園地帯ですから、そこからしっかり大仏造営に要する経費を調達する、確保するというのも使命だったと言われていますけれども、そういったことで赴任したのですけれども、いろんな課題もあった。
 また、その時代に、天皇中心ではあったのですけれども、藤原一族が非常に勢力拡大した時代ですから、もともと大伴家は非常に由緒ある家柄なのですが、ある意味では斜陽になりつつあったのですね。そういう中で、いろいろ苦悩しながら生きた人だと、こういうようなことをこの企画展で多くの方に知ってもらおうと、こういうことであります。
 この資料の表はご覧になったとおりですが、この裏に、官人、大伴家持で、ここにある九州歴史資料館だとか斎宮歴史博物館、こういう各地にあるところの大変重要な資料をたくさんお借りして展示をする、かつ、ちょっとこれはまだ公表できないので、なかなか記事になりにくいのですが、重要文化財数点を文化庁が掌管しています東京の国立博物館、奈良の文化財研究所やなんかからも今、借りる方向で相談をいたしております。借りられることはほぼ確定的なのですが、まだ発表はできないということでありますので、重要文化財を、特に大伴家持ゆかりの重要文化財を出すというのは、高志の国文学館では初めてということになります。
 それから、当然家持のそうした官人としての人生と、家持が歌った歌を照らし合わせて、家持の生き方、また良心、そういうのも明らかにしたいと。ややもすると、どうしても固い話になりがちですので、里中満智子先生にかねてお願いしておりまして、今、大伴家持の生涯を描いた漫画を執筆していただくことでお願いして、やっていただいているのですけれども、その漫画はまだ完成していませんので、とりあえずこんなイメージになるというので、大変全国的に人気を博した里中先生の「天上の虹」という作品の原画を12点ほど用意して、これを多くの方に見てもらおうと、こういうふうにしております。
 それから、関連イベントとして、(高志の国文学館館長の)中西進先生ご本人による記念講演ですとか、歌人の黒瀬さんによる講座とか、(青山学院大学文学部教授の)小川先生による講座、また(帝京大学薬学部の)木下名誉教授による、この方は植物学者なのだと思うのですけれども、万葉集に歌われた花とか草花とか植物を取り上げた講座をやっていただけると、こういうことであります。
 なるべく、せっかくやるのですから、多くの方に来ていただけるように工夫をいたしたいと思っております。

 それから、2つ目は、冬季の沖縄チャーター便の運航でありまして、これは、今年2月にANAの篠辺社長が県庁に表敬訪問していただきましたときに、まず、沖縄チャーターについては、7月に5往復程度を運航するということにしまして、また、秋以降の運航は継続的に検討しましょうというふうになっておりました。
 夏は、この皆さんのお手元資料の下のほうに参考とありますけれども、5往復飛ばしまして、搭乗率は81%、実際利用した人は672人と、それなりの数字でありました。
 冬季については、ANAのボーイング787機のエンジントラブルとかいろんなことがあって、チャーター便の機材確保が困難じゃないかという議論があったのですけれども、幸い2機分の機材確保の見通しが立ったので、今回、2往復させていただくということであります。
 年明け以降、県内旅行会社でツアー商品を販売予定することにしていますが、この冬、まだまだ冬場、春先のちょっと寒い頃ですから、沖縄に行ってみたいという人はかなり多いのではないかと思っておりまして、多くの県民の皆さんに利用していただければありがたいと思います。

 それから、3点目は、富山県ものづくり研究開発センターでのセルロースナノファイバー製品実証・試作拠点の整備についてでございますけれども、これは、ちょうど同じ時刻に文部科学省のほうでも記者発表されているようですけれども、国の第2次補正予算で富山県が応募しておりました事業が今日付けで採択をされたと。
 これまでもこのセルロースナノファイバーについて研究をしてまいったのですけれども、これを実際の製品をつくるのと同じスケールで、同じ製品の実寸大の試作品を作成しまして、評価して、具体的な製品化につなげようと、こういうことであります。
 前にも聞いておられるかもしれませんが、ものづくり研究開発センターで富山県のスギノマシンさんの超高圧、超高速の発生技術を利用して、不純物の混入の少ないセルロースナノファイバーを大量生産する技術を開発しておったのですけれども、これを、今まではいわば実験室で試作品的なものをつくってまいったのですが、いよいよ実用段階のものをつくるということであります。
 このセルロースナノファイバーの性格、ちょっと3のところに、かぎで囲んだ感じで書いてありますが、木材繊維をナノレベル、100万分の1ミリ、1ミリの100万分の1にまで微細化した生物由来の材料で、環境負荷が小さくて、特に特徴は軽いと。鉄の5分の1。一方で、引張強度が高くて、これは鉄の5倍と。温度変化による長さの変化が小さくて、温度が高くなったり低くなってもガラスの50分の1の熱膨張しかないと。それから生体へのアレルギー反応が少ないと。そこで、次世代の素材として、自動車や機械、医療などの幅広い分野に大いに期待されているとありますけれども、これからこれを使って様々な分野で新しい製品が開発できるということであります。
 この補助の内容としては、5億円で、全額国が出してくれると。1つは施設整備で、工業技術センターにありますものづくり研究開発センターの、従来、既存の施設があったものを、大分、鋳物関係の、鋳造関係の設備があったのですが、古くなっていまして、使わなくなっていたところを大改修をする。それに1億。それから設備の整備に4億。これは14設備ありまして、主なところとしては、その下にセルロースナノファイバーなどナノ繊維の製造設備が2設備、その代表は大型湿式微粒化装置、それからその下が同じくCNF(セルロースナノファイバー)と樹脂の複合材による試作品の製造設備、これが8設備。これは、ちょっと読みにくいのですが、高混練二軸押出機(こうこんれんにじくおしだしき)などがその代表ですけれども、こういった機械、それから3番目がCNFの複合材の試作品の評価設備、これ用の設備ということであります。
 これは、別紙2というのを見ていただきますと、その代表例が3つ挙がっております。大型湿式微粒化装置というのは、ここにありますように、高圧の水を利用して原料同士を衝突させることによりまして粉砕等を行うと。このことによって、今までなかなかできなかった、例えば化粧品とかいろんなものがつくりやすくなると。その下の高混練二軸押出装置というのは、樹脂とCNFを2本のスクリューを使って攪拌、混合すると。それで小さい穴から押し出して、射出成形材料となる細い棒状の材料をつくると。
 この絵を見ていただくと、自動車用の樹脂バンパーが3つ重なっていますけれども、こういうものができてくるということであります。
 それから、一番最後の例が、高機能材料用ナノフォーカスエックス線CTということでありまして、ご覧いただきたいと思います。
 大体、今日はこの3点であります。

 最後に、この1年間振り返りますと、大変いろんなことがありました。世界では、イギリスのEU離脱問題とか、アメリカの次期大統領もなかなかの方がなるとか、いろいろありますけれども、富山県について見ますと、5月にG7の環境大臣会合がありましたし、また8月にはリオオリンピック・パラリンピックで田知本選手や登坂選手、あるいは藤井選手、それぞれ大変活躍していただいた。それから、10月末の富山マラソンも、県外だけではなくて海外からも含めて1万3,000人ぐらいの方が参加して、私が言うと身びいきになりますが、大変評判がよかったと。
 さらに、11月30日でしたか、高岡御車山祭、魚津のタテモン(行事)、城端の神明宮祭の曳山(行事)、こういった3つの案件がユネスコの無形文化遺産登録があったといったようなことで、全般に明るいニュースが多かったなと思っております。
 また、新幹線開業2年目でありますけれども、新幹線開業後1年9カ月経ちましても、開業前に比べて3倍近い方が首都圏と北陸の間を流動しているということでありますし、また、開業後1年の時点での推移ですけれども、富山県内の宿泊者数は対開業前の25.4%増で、伸び率では全国で1番といったような数字も出ております。
 さらに、YKKさんをはじめとして、大きな企業の本社機能の一部移転とか、研究開発拠点の立地、大型商業施設の進出、こういったことも相次いでおります。
 そしてまた大変うれしいのは、富山県へのUターン率も高くなっていますけれども、移住がふえてきて、8、9年前までは大体200人ぐらいだったのが、一昨年は411人、昨年は462人、かつ若い方が多くなって、20代、30代の人が72%と、こういったことであります。
 先般、東京の有楽町のふるさと回帰センター(※東京交通会館)で、富山県への移住・転職フェアというのもやりましたけれども、大変若い皆さんが、東京や首都圏で今仕事したり生活されている方が結構いらして、大変熱心に富山の諸事情をお勉強して、関心を持ってもらいました。大変そういう意味では、富山県、今なかなか勢いが出ているなと思いますけれども、これをしっかり、一時的なものに終わらせないで持続・深化させる、それから地方創生、国の地方創生戦略をうまく活かして、富山県をさらなる飛躍発展につなげていこうと思っております。
 そういう面では、この年末、北陸新幹線の敦賀以西、京都・大阪までのルートが地元の福井県、また我々富山県、最終的には石川県さんも同じ意見になってもらいましたけれども、北陸3県の主張、働きかけが実って、敦賀、小浜、京都、大阪ルートというふうに決まった。これは乗換えなしで速達性が一番高い、料金も安い、また防災とか危機管理の面からも、大変望ましいルートに決まったなと思っておりまして、またそれから間を置かずに、来年からさっそく11億円かけて敦賀以西の調査、環境アセスメントの前提となる地質調査などもやっていくということでありますから、いい締めくくりに今年はなったなと。
 ぜひ、来年さらに富山県が、県民の皆さんが、皆、希望や明るい展望を持って働き暮らせる元気な県にしていくために、県議会や市町村や、また経済界はじめ多くの皆さんと連携して頑張っていきたいと思っていますので、記者クラブの皆さんにも、この1年いろいろとご協力もいただきましたが、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 以上で、私の記者会見の発表を終わらせていただきます。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 今もお話に出てまいりました北陸新幹線なのですが、お伺いしたいのは建設促進同盟会のほうでして、現在知事が会長を務めておられますが、来年以降といいましょうか、次期会長のことについて考え方を伺いたいなと思っていまして、今おっしゃったように、敦賀以西のルートが決定しましたし、そうした中、建設費の負担の問題も既に出ていますけれども、既に開業した県が担当するよりも、これからさらに建設が進んでいく石川なり福井の方が担当するほうがふさわしいのではないかという見方もあると思うのですが、そのあたり、知事はどう考えていらっしゃいますか。

●知事
 私は、金沢開業を昨年の3月にしたときに、今あなたがまさに言われたような考えに近いのですけれども、これはそろそろ建設をこれから進めるところの県の代表される知事さんがおやりになったほうがいいのではないかというふうにも考えたのですけれども、敦賀以西の京都・大阪までのルートも決まっていないとか、また、幸いにして決まったとしても、財源をどう確保するかとかいった問題もある。また、北陸と関西の沿線県の意見調整といったこともある。そんなこともあるから、ぜひ引き続きやってほしいと関係方面の皆さんがおっしゃるので、そこまでおっしゃるならということでお引き受けしたのですけれども、今後どうするかは、また諸情勢を見きわめながら、何かいい機会にと思っていますけれども。
 いずれにしても、今回も途中経過は、ご存じのようにいろいろありましたけれども、北陸三県も足並みをそろえた形で敦賀以西のルートも主張できたので、それがやはり一つの力になって、私どもが期待するルートになったということもございます。
 これから財源問題などもありますが、本当は、各論で考えると、実際にもう、まして敦賀以西ということになると、それの実際の地方負担なんかの問題は、それぞれの沿線県になるわけですから、今ご質問のような考え方もあると思いますけれども、これは結局、長年にわたって北陸新幹線の推進の事務局やお世話役を富山県がやってきたという経過もあるので、今後、よく関係方面と相談したいなと、こういうふうに思っております。

○記者
 知事の個人的なお考えは。

●知事
 ちょっとこういう問題について個人的な意見を述べるのは、あまりふさわしくないのではないでしょうか。

○記者
 冬季の沖縄便、チャーター便の運航について決定したということで、具体的な新規路線の開拓への足がかりというところで、現在の富山空港の維持、活性化の展望として、今後、新規路線開拓という点で、今、展望といいますか、どういったところに今後、国内外、開拓していきたいというような展望を持っていらっしゃるのでしょうか。

●知事
 これは、この2月にANAの篠辺社長とも議論したときも、話題としては出たのですけれども、福岡とか九州方面とかいったことも考えられると思いますし、また近隣の海外との、いきなり定期便というのはあれですけれども、チャーター便とか、当然考えられるわけであります。
 ただ、これは、それぞれ富山空港の特性とか、それから各航空会社のそれぞれの経営ビジョンなどもあるでしょうし、それから機材繰りの関係、少し先の展望としてはそう考えていても、当面優先度の高いところ、どうしても大都市中心になりますから、そういうところを優先するので、順番がもう少し先になるとか、いろんな事情があると思うのですね。
 それから、今開発中の、例えば新しい航空機が普及してくれば、非常に円滑な運航がしやすくなるとか、諸事情がありますので、これはいろんな意味で意欲は持っておりますし、勉強もしていますけれども、今具体的にどこどこというのは、これはやはり相談する関係方面もありますから、一般論のお答えでご理解いただきたいと思うのですが。

○記者
 県政の動き、いっぱいありますけれども、最も印象に残ったことを何か1つ挙げるとすれば、これというのは何かありますでしょうか。

●知事
 これは、随分それぞれ思いがありますけれども、やはり一つは、富山県が全国的にも、あるいは国際的にも評価を受けつつあるのかなと思ったのは、これはG7の環境大臣会合(の開催地)に選んでもらったということと、その会議の結果として、「富山物質循環フレームワーク」という富山県の名前をつけてもらった新しいフレームワークができたと。
 これは、あのとき丸川(環境)大臣ご自身が記者会見でおっしゃっていましたけれども、やはりレジ袋の無料配布の廃止とか、あるいはさまざまな回収ですね、ペットボトルとかトレーとか、ああいうものも非常に熱心に富山県はやっているとか、小型家電製品の回収などもそうですし、あれは法律のモデルになったぐらいですから。それから水と緑の森づくり税とか、あと海岸清掃とか、国連のNOWPAP(:北西太平洋地域海行動計画)と連携しながら日本海の海洋ごみなどの問題にも取り組んでいるとか、こういうことが評価されたので、もちろん、富山市さんのコンパクトシティなどもあると思いますけれども、そういう意味では、富山県の一つの周りから見た認知度というか、評価というか、そういうのがやはり明らかに高くなっているのかなと。
 従来、なかなか富山県ぐらいの規模でG7の大臣会合が行われるというのはなかったことですから、これは喜んでいいのではないかなと思います。従来は大体、政令指定都市とか東京都とか、そういうところでやっていたようですから。
 それからもう一つは、やはり新幹線開業。もう2年目ということですが、やはり1年目は3倍近くなっても、2年目は、失速はしないまでも、大分落ちるかなという見方をする人もなかったわけではありませんが、1年9カ月経っても3倍近い、2.8倍とか2.9倍とか、そういった方が首都圏と北陸を流動していると。それが私は非常に大きな力になったことと、バックとしては、ベーシックなところでは。
 もう一つは、やはりいろんな経過ありましたけれども、北陸三県の足並みが揃って、そして敦賀以西、大阪までのルートはこうあるべきだということをきちっと申しあげたことで、まさに私どもが望むルートが決まったと、この2つでしょうかね。

○記者
 知事は来年、年男ですが、個人的にはどんな年にしたいですか。

●知事
 おかげさまで、今年の当初予算で400億(円)の(県財政)赤字もゼロにできましたし、また県債残高も半世紀ぶりマイナスに転じたと。新幹線の負担金も払い終わったと。北陸新幹線の開業効果もそれなりに高いと。
 ですから、やはり来年は、確かに酉年ということで、私が年男でもありますから、鳥にあやかって、鳳というのか、大鵬ですね。やはり大きく富山県が飛翔する年、飛躍する年にしていきたいなと、こういうふうに思っております。
 ちょうど今度、県の総合計画も、新しい計画をつくる議論も始めておりますので、できるだけ中長期の視点にも立ちながら、今しっかり5年後、10年後、あるいは20年後、30年後の富山県のために必要なことを、スピード感を持ってしっかり布石を打つ、またしっかり成果を上げるものは上げる、こういう年にしたいと思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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