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知事記者会見[平成28年度]

2017年9月23日

知事室 目次

定例記者会見[平成28年8月15日(月)]

◆日時 平成28年8月15日(月)午後3時05分〜3時48分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)台湾・香港訪問の概要報告について リンク
(PDF 7390KB)
リンク
(21分32秒)
(2)富山県産「紅ズワイガニ」のブランド化について  リンク
(PDF 660KB)
リンク
(5分34秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)台湾、香港との航空便について
(2)田知本選手のオリンピック金メダル獲得と県民栄誉賞について
リンク
(15分04秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見の様子●知事
 それでは、今日は2点、説明させていただきます。
 1点は、土曜日まで3泊4日で台湾と香港に行ってまいりましたが、それの結果報告ということでございます。
 お手元の概要報告は、またよくご覧いただきたいと思いますが、ポイントを私のほうから先に申しますと、まず台湾では、何といってもチャイナエアラインの何董事長、謝総経理にお会いして、今度、会長、社長を初め経営陣ががらっとお代わりになったので、正直、事前の実務上の情報としてはかなり経営に厳しく見直しをされているというような話もございましたので、富山−台北便についても一定程度、むしろ厳しい話も出るかなと思っておったのですけれども、幸いこの間の富山県の取組み、またこの1、2年(の観光面での大きな話題として)、新幹線開業とか、「世界で最も美しい湾クラブ」(への加盟承認)ですとか、「(三井)アウトレットパーク(北陸小矢部)」の(開業の)話とか、「ミシュラン(ガイド富山・石川(金沢)2016特別版)」の(発刊の)話とか、いろんな話もさせていただき、かつ近隣の空港でも、例えば雪の大谷のピークシーズンでは、1日1便よりむしろ多いぐらい飛ばしているケースもあるというお話をしましたら、大変うれしいことに、来年の夏ダイヤについては、特に立山黒部アルペンルートのピークシーズン、雪の大谷などがピークの時期につきましては、週6便、去年(※今年)は週4便で、増便して週6便ということだったのですが、今回(来年)はピークシーズンには週6便として、さらに臨時で週7便から10便の運航を検討するというふうにご回答、ご返事をいただきました。
 また、今年の10月末から1月7日まででしたか、これについては機材繰りの関係で昨年度同様、週2便とせざるを得ないけれども、来年の冬、冬期ダイヤについては、通年4便化を検討したいというお話もいただきました。このことについては大変うれしく思っていますし、そうした方針を示していただいたことに安心しないで、しっかり実現するように、これから実務的な相談もしたいと思いますし、さらにこの富山−台北便が健全に発展するように、チャイナエアラインともしっかり相談をしていきたいと思います。これが第1点であります。
 第2点は、台湾デザインセンターを訪問しまして、幸い台湾行政府からも経済部の呉工業局長に出ていただいて、ご挨拶、また(調印式への)立会いもしていただいて、県の総合デザインセンターと台湾デザインセンターとの間で、相互連携協力についての覚書を締結することができたという点でございます。台湾も、台湾を挙げてデザインというのを重視しようということで、大変力を入れておられます。
 富山県も、全国の都道府県の中で唯一、県立の、県の直営の総合デザインセンターを持ってデザインに力を入れているところですから、大変その点良かったなと思いますし、また実際にも能作の社長さんとか、何人かの講師でセミナーもやりましたけれども、デザインの専門家の方やデザインを学ぶ方々が約150名ほど集まっておられて、大変熱気もありました。富山県のデザインについての関心が非常に高い、むしろ非常に高くご評価いただけているということもひしひしと感じましたし、富山と連携して台湾としてもさらにデザイン面で力をつけて、中国大陸はもちろんですけれども、アジア、世界に(向けて)、新商品開発や、あるいは販路開拓をしていきたいという意気込みを感じまして、この点良かったなと思います。
 3番目は、これに比べれば個別問題ですけれども、「世界で最も美しい湾クラブ」に入ったことに伴って、湾岸サイクリングとか、できるだけこうした大会も国際的なものになるように努力をしてきているわけですが、今回、1回目に来ていただいた、台湾というか、世界一番大きな自転車メーカーであるGIANT(ジャイアント)の劉会長のご令嬢である劉麗珠執行長とお会いしまして、実務的な事前の相談では、「一度行ったからもう再度行くのはな」ということで、やや難色も示されていたように聞いていたのですけれども、お会いしてみますと大変好意的で、「ぜひ行きましょう」ということで、後で内容を見てもらえば分かりますが、メディアとかサイクリストを合わせて約35名ぐらいで、来年の4月を目途に富山に行く方針で検討準備したいという大変前向きなお話をいただきました。
 あと、阿里山森林鉄道(※鉄路。以下同じ)と私どもの黒部峡谷鉄道との連携協定(※姉妹提携)を2(※3)年前に結んでいるのですけれども、この阿里山鉄道は、世界の三大山岳鉄道の1つと言われているところですので、延長も(約)70キロあるのですね。黒部峡谷は20キロでありますから、そのかわり黒部峡谷はまさに峡谷鉄道で、またこの良さはあるのですけれども、一度、有名な阿里山鉄道も見たいなと思っていましたので、ごく一部ですけれども乗車させていただいたり、また向こうの、日本で言えば林野庁の出先機関と国交省の鉄道局の出先機関との共管になっているので、両方の處長さんがお見えになりましたが、大変好意的で、これからも連携して黒部峡谷鉄道、阿里山鉄道、双方の発展を図っていこうということができてよかったと思います。
 また、5番目ということになりますが、台湾の旅行業者の方々、旅行会社、メディアの方々との交流会もやりましたけれども、先ほど申しあげた北陸新幹線、世界で最も美しい湾クラブ、またアウトレットパーク、ミシュランガイド、富山県を取り巻いて、新しい観光資源が大変増えているなということで、富山にもっと送客できる環境が整った。また、もちろん富山からもおいでいただきたいというお話がございました。大変盛り上がって良かったと思っております。
 また、チャイナエアラインが、ピーク時には(週)7便から10便に検討する方針まで打ち出してもらったこともご披露申しあげて、そこにはもちろん(チャイナエアラインの台北)支社長さんなどもおられたのですけれども、全般に、これは富山と台湾、もっともっと連携を深めていこうという雰囲気になったと思っております。
 それから、香港のほうですけれども、これもいろんな成果がございましたが、1つは香港のパッケージツアーという会社、またEGLという会社、それぞれの社長(※専務)さんや専務(※社長)さんにお会いしましたが、特にパッケージツアーさんなどは、EGLさんもそうですけれども、将来の定期便化に向けたチャーター便の運航を積極的に進めたいという前向きな回答をいただくことができまして、この数年来、香港を訪問したり、また向こうがいらっしゃる都度お願いしてきて、昨年の5月に、一度このパッケージツアーさんのチャーター便が実現したのですけれども、引き続き熱意を持って向こうも取り組んでいただいているということが分かりまして、これからも連携強化しながら、香港とのチャーター便などの空路についても力を入れていきたいと、また一歩前進したなと思っております。
 2つ目は、香港で、香港貿易発展局の上級(※上席)副総裁のベンジャミン・チャウさんという方にお会いしまして、個別問題としては、今年と来年早々に予定しています事業者向けセミナーとか、香港のバイヤーに来ていただいての商談会、これにそれぞれ講師とかバイヤーの方の紹介、斡旋をしてほしいという話。また今後、香港に富山県から農産物、工芸品、いろんなものを輸出することを初めとした経済協力の協定を結びたいというお話もしましたが、このいずれについても、セミナーの講師やバイヤーの派遣、また今後の連携、経済協力としての連携協定、これについても基本的にやりましょうという方向での前向きのお返事をいただいて、これは本当に良かったなと思います。
 それから、フード・エキスポは2年前にも私行ってきました。3日間で48万人もいらっしゃるという、またプロのバイヤーも2万人いらっしゃるということで、大変規模の大きなエキスポだということで、昨年は事業者の方だけで行っていただいたのですが、今年は私自身も再度出向いたのですけれども、中国大陸の経済の減速なんかの影響も多少はあると思いましたけれども、今回も相変わらず大変賑わっておりまして、事業者の方々の激励もさせていただきましたが、各事業者も手ごたえを随分感じていらっしゃるようで、239件の商談があったということでありますし、またコンベンションの(パブリック)ホールで富山の農産物、観光的なことも含めて若干PRのお時間をいただきましたけれども、大変熱心に聞いていただいて、熱気があったなと思いますし、また、夕方は食材、観光についてのPRの交流会を地元の旅行業の方、メディア関係者、また食品流通事業者の方々、もちろん普通の、国で言えば大使館の大使に当たる、在香港の国総領事館の松田大使兼総領事などにも来ていただきましたけれども、大変手ごたえがあったなと、こんなふうに思っております。そういう意味では、今回、3泊4日の大変慌ただしい行程でありましたが、手ごたえがあったなと思います。

 以下、ちょっと報告書、大部なので、さわりのところだけ見ていただくと、3ページをちょっとご覧いただきますと、これが先ほどご紹介した覚書の締結に当たって立ち会っていただいた呉工業局長さんなどとの覚書締結に伴う写真等でございます。もちろん台湾デザインセンターの、今、執行長はちょっと空席のようですが、代理執行長のリンさんにも出ていただきましたし、当方からは大矢所長も出ていただいております。
 それから、ちなみに呉工業局長から、4ページの下のほうにありますが、何か富山県が出している日本橋とやま館が非常に評判が良いようだと、今度東京へ行くときにぜひ寄りたいというお話もありました。また、いずれは富山県にも出向きたいというお話もいただきました。
 それから、6ページをちょっとご覧いただきますと、ちょうど高岡市が日本遺産の海外展開事業ってやっていらしたので私も立ち寄らせてもらいましたが、この下のほうに書いてありますように、ロータリークラブの松原元会長さんなどもおられましたが、台湾の漫画家で、台湾ではなかなか有名な方のようですけれども、小雪さんという方の漫画の贈呈もいただきましたが、この内容が「海のそよ風」というのですが、要するに、まさにあいの風鉄道とか(観光列車)「べるもんた」とか有磯海、それから氷見の海岸とか高岡とか、いろいろ取り上げた漫画になっていまして、これを読むと、台湾の人がやっぱりまた行きたくなるだろうなというできばえでありまして、大変ありがたいなと思いました。
 それから、7ページから8ページには、先ほど謝総経理、また何董事長にお会いしたときのやりとりでありますので、ぜひご覧いただきたいと思います。正直、普通こういう週7便から10便という運航検討というのは、この段階ではっきりおっしゃるというのはなかなか珍しいと思うのですけれども、やりとりの中で出てまいりましたし、また対外的に言ってくれてもいいとまで言っていただいたので、これは実現に向けて、相当大きな前進になったなと思っております。
 また、来年は、ちょうど富山−台北便が就航5周年ですから、何董事長、謝総経理にぜひおいでいただきたいと申しあげたら、2人一緒はちょっと難しいけれども、まず1人はぜひ行きたいと。もう一人も、なるべく早いうちに富山に行きたいということで、大変良かったなと思っております。
 それから、9ページから10ページが先ほどのサイクリングの話でありまして、10ページの下のほうに、劉執行長から、自分も富山のファンだと、来年4月にぜひチームを組んでいきたいといったような、かなり明確なお話をいただけてよかったと思っております。
 それから、12ページあたりが、阿里山鉄道とのいろんな経過でございます。
 それから、14ページが、台湾旅行会社、メディアとの交流会で、北陸新幹線や世界で最も美しい湾クラブ、アウトレット(パークや)、ミシュラン(ガイド)、こういった話をさせていただいて、大変盛り上がったなと思っております。16ページあたりまで書いてございますので、ご覧いただきたいと。
 また、環水公園のスターバックスコーヒーや、アウトレットパークについても皆さん、いや、聞いていなかったと、そういうことがあるなら、ぜひ今度のツアーでコースの1つにしたいという声もありましたし、環水公園のスターバックスコーヒーはもう大分有名になっておりまして、あれにまた行ってみたいといったような話も先方からありまして、ありがたいなと思いました。
 それから、16ページから17ページが先ほどの香港貿易局の上級(※上席)副総裁さんとのやりとりでございます。香港は人口700万(人)ですけれども、考えてみますと、香港と親しくするというのは、香港そのものは国際都市ですし、同時にその背後にある、やっぱり13億人の中国大陸とつながっているわけで、ここに富山県の農産物や加工品の輸出、工芸品なんかの輸出、こういったことでしっかりした基礎を築くというのは、香港そのものも大変な消費都市で、また商業都市でもあるのですけれども、中国大陸やアジア全体、ひいては世界を眺めたときに大変大事な場所であるということを再確認しましたし、そういった香港当局(香港貿易発展局)が富山県との交流に大変に熱心だということについて、ありがたいなと思いました。
 また、19ページ以降、239件の商談があったとか、また事業者の方々が大変良い感触、手ごたえを感じておられたということが書いてございますので、ご覧いただきたいなと思います。
 その後、コンベンション(のパブリック)ホールで、イベントステージで富山のPRを20、21(ページ)あたりに説明しております。
 また、22から23(ページ)にかけて、パッケージツアーという香港の旅行業の方に、将来の定期便化に向けたチャーター便の運航についてご検討いただければありがたい旨お話ししましたところ、相当前向きなご返事を23ページの一番下のほうに書いてありますので、ご覧いただきたいと思います。
 それから、24ページも、大体これでいいのですが、24ページの下から2行目、3行目にちょっと将来の定期便化に向けたチャーター便の運航の検討も含めて、一層送客に努めてほしいということを言ったのがちょっと(資料から)落ちていますので、これは後で訂正したものをお配りしたいと思います。こうしたことについても、前向きに検討したいといったお話をいただけたところでございます。

 それから、第2番目に、県産の「紅ズワイガニ」のブランド化についてお話をさせていただきます。
 これは、ご覧いただいたとおりですけれども、富山県産「紅ズワイガニ」で、キャッチフレーズは「富山湾の朝陽」と、それからネーミングは「高志の紅ガニ」というふうにしております。(資料2枚目上段に記載のものが)ほぼ実物大の大きさで、紅ズワイガニ全部が全部ではありませんが、一定の規格のものを「高志の紅ガニ」というタグをはさみのところにつけまして、そして高級品として売ってもらえるようにしたいということであります。
 背景としては、実際に専門家にもいろいろお調べいただいたのですけれども、紅ズワイガニは、ちょうど富山湾はご承知のように、漁場が漁港からすぐそばなものですから、一般の他所の県の紅ズワイガニに比べても鮮度が大変良くて、食品研究所の調査でも、捕ってすぐの早い段階、ゼロ日目といいますか、甘み成分や旨み成分が、例えば福井の越前ガニ、ズワイガニと変わらないといった調査結果も出ております。
 現状では、越前ガニと漁価で大体7倍から8倍の差があるのですね。大ざっぱに言うと、向こうが4,500円ぐらい、キログラム(あたり)だとすると、当方は500円(※650円)ぐらいだといったぐらいの差があるわけで、今回、紅ズワイガニのブランド化を図ることによりまして、もちろん全部が全部そういうブランドにはなりませんけれども、一定の規格に合うものをそうすることによりまして、全体のイメージアップが図られる。
 今、富山県の紅ズワイガニ、年間売上げが大体3億円ほどなのですけれども、年によって多少違いますが、例えば福井の越前ガニさんは年間21億円でございますから、一方、売れる量はほとんど同じで、富山県の紅ズワイガニのほうがちょっと多いぐらいでありますので、例えばこれを5割増しとか2倍ぐらいに売れるようになれば、大変県内の水産事業者も潤われるし、またこれからの時代、富山県はものづくり、製造業も大事にしておりますけれども、こうした水産業、農業も、もっと強い農業、攻めの農業という時代ですし、観光資源でもありますから、イメージアップも兼ねて、こうした紅ズワイ(ガニ)のブランド化を進めていきたいと、こんなふうに思っているわけであります。
 これ(資料2枚目上段に記載のもの)は、富山県産「紅ズワイガニ」のタグのデザインでございまして、このタグを一定の規格に合う紅ズワイ(ガニ)「高志の紅ガニ」に、この「極上」というふうにさらに付けまして、タグを付けて珍重していただくと、こういうことを考えているわけであります。
 これは9月から漁が解禁になりますので、ぜひこうしたブランド規格のものを、年間大体今のところ3,000杯から5,000杯を想定している。ちなみに、福井県の越前ガニの「極」というのも、年にもよりますけれども、本当にそういう一定のものは400杯とか500杯とか、そういうふうに限定しているもののようでありますので、また皆さんに、取材していただくと同時に、少し思い切って規格の良いものを食べていただいて、私も以前食べましたけれども、確かに、あまり他所のとあれこれ言うのは変ですけれども、いわゆるズワイガニ、特に近隣県のズワイガニとそんなに味が変わらないというか、むしろものによっては本当に富山県の紅ズワイガニは美味しいなと実感しておりますので、ぜひ皆さんもお試しいただければと思います。
 以上で私の説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見の様子○記者
 台湾と香港のチャーター便と定期便の話なのですけれども、(富山−)台北便の定期便の増便と、香港のチャーター便の実現に向けて、県として、それぞれ何をすべきだと特にお考えかをお聞かせいただけないでしょうか。

●知事
 まず、台湾のチャイナエアラインにつきましては、これで来年5周年という積み重ねもございますので、雪の大谷のトップシーズンの頃は、お客さんがもともと大変多いわけですけれども、ぜひ台湾の皆さんが、雪の大谷や立山黒部アルペンルート、またその前後の宿泊なんかも含めて、気持ちよく快適に過ごしてもらえるように、送迎の面とか、またそれぞれの、雪の大谷やアルペンルートを初めとして観光地としての魅力をさらに充実していきたい、ブラッシュアップしていきたいなと、こういうふうに思っております。
 また実務的には、いろんな向こうの希望も聞いてみなければいけませんが、週7便ということになりますと、これはこれで、これまでの延長線上で対応できると思うのですが、仮にピーク時に週10便とか8便とかということになりますと、理屈上は1日2便来る日があるということですから、そうなると、富山(きときと)空港の受入態勢(を整える必要があります)。それから東京からも4便になったとはいえ、富山−羽田便もある、札幌便もある、それからほかの国際路線もあるわけですから、うまく時間調整をして、やたらに1カ所に集まって混雑しないようにとか、いろんな配慮が必要だと思いますので、そうしたことに、もう既にいろんな相談を始めておりますけれども、しっかり対応していきたいなと思います。
 それから、香港のチャーター便(については)、将来の定期便化も視野に入れたチャーター便ということですけれども、今回、数年前からお願いはしていたのですけれども、非常に真剣にいろんな可能性を探っていただいているということが分かりましたので、この点については、旅行会社がそもそもご熱心なのですけれども、先方の航空会社などとも情報交換しながら、(進めていきたいと思います。)結局、企画としてはあっても、所得水準も、1人当たりの平均なんかで見ると、台湾の方以上に香港のほうがさらに高うございますけれども、そうはいっても、運賃があまり高くなっては人が集まりにくくなりますから、そういった点も含めて、どういう工夫をして、しっかりとしてチャーター便にまずつなげるか、またそれができれば、将来の定期便(化)というようなことも視野に入れて着実に進めていきたい。そのためにも、まずはそうした意欲を持っている旅行会社、有力な会社がいくつかございますし、また航空会社などとも意見交換しながら、実務的に進めていきたい。
 ただ香港は、さっき申しあげたように、やはり非常に中国大陸を含めていろんなアンテナがある国でありまして、大変楽しみな国ですけれども、台湾は人口2,300万(人であるのに対し、)香港も人口だけを見ると700万ですけれども、所得水準は(台湾より)さらに高うございますし、それから中国と(関係が深く)、今まさに中国の、ある意味では一部になっていらっしゃるのだけれども、いろんなご承知のような歴史的経過から大変特色のある地域で、香港に拠点というか、しっかりした足掛かりを築けると、食品の輸出なんかの問題もそうですけれども、背後にある13億(人)の中国大陸との連携・交流ということもしっかりつながっていく、またアジア、あるいは世界に向けてつながると。もともとご承知のように、イギリスの管轄にあった時期も最近まであったわけですし、まさに国際都市ですから、そうしたことも念頭に置いて、着実にしっかりと、せっかくのこうした話を実現に向けて進めていきたいなと、こういうふうに思っています。

○記者
 今ほどの香港のチャーター便なのですけれども、先方からは大体いつぐらいに、どれぐらいの頻度で、(と言われているのでしょうか。)通年でというような話もあったように聞いておるのですが。

●知事
 これは、いろいろな案はあるのだと思うのですけれども、当然、今申しあげたように、例えば値段を問わなければ来たい人はたくさん、特に富山県は観光資源も豊富ですし、今回も改めてPRしたら、そういうところなら行きたいなという声を非常に(多く)いただいたのですけれども、やっぱりある程度チャーター便が成り立ち、まして将来は定期便化というようなことになると、コストとの関係とかいろいろございますから、今の段階で何便とかというのはちょっとまだ時期尚早で、去年、一度チャーター便を飛ばしてもらったという実績が、実績としてはまずそこでしたから、いきなり何かどんどん飛ぶということまで、そうなれば一番良いですけれども、もう少し着実に実績を積んで、ああ、やっぱり良いなということで積み重なって定期便化に、チャーター便も増えていく、いずれ定期便化ということにもつながるということになればうれしいなと。
 実際に富山−台北便も、チャーター便で何回もやって、それで4年前、ようやくまず週2便でスタートして、今や週4便、それから(雪の大谷の頃には週)6便、また今度は、場合によってはピークシーズンに(週)7から10(便)という話にもなってきているわけですから、香港についても、あまり事を急いてつまずかないように、やはりしっかり足場を固めて進めていかなくてはいかんと、こういうふうに思っています。

○記者
 知事が台湾を訪問中に、オリンピックで田知本選手が金メダルという大変うれしいニュースがありまして、県民栄誉賞の検討もとありましたが、改めて金メダルをとられたことに対するコメントと、県民栄誉賞に向けた、どのような音頭で、スケジュールでということをちょっと教えていただけますでしょうか。

●知事
 まず、田知本選手の金メダル、台湾に出張中でしたけれども、朝伺って、本当にうれしく思いました。田知本選手は今回(のオリンピックに際しても)県庁にお寄りいただいたのですけれども、4年前(のロンドン五輪の際)も確か表敬訪問いただいて、その時にも大変いろんなお気持ちがあったと思うのですけれども、(ロンドン五輪では)7位ということで、我々も残念でしたけれども、何といってもご本人が一番、そういう意味では試練の時を迎えられたと思うのですが、本当にいろんな困難を乗り越えて、怪我とか、ああいうスポーツはどうしてもありますから、そうしたことを乗り越えて精進に精進を重ねて、金メダルという、いわば世界の頂点を獲得されたというのは本当にすばらしいと思いますし、富山県民の誇りであり、希望だと、元気の源になってもらったなと。また、子どもたちにも夢や希望を与えていただいたなと思います。
 したがって、恐らく県民の皆さん10人にご意見を聞いたら、多分10人とも、県民栄誉賞にふさわしいのではないかと言っていただけると思いますけれども、県の内規(※規則)上は、県民栄誉賞を差し上げて全くふさわしいケースですけれども、やはり県議会や各方面の有識者のご意見なども聞いて、ぜひそうした栄誉を差し上げる方向で進めていきたいなと思っております。
 ただ、明日からどうするかというようなこともおっしゃるかもしれませんが、今度のオリンピックは金メダル候補が他にもいらっしゃるものですから、もう少しリオオリンピックの様子も拝見した上で、全体として結果が出たところで、幅広い皆さんのご意見を伺って進めていくということかと思います。
 ただ、いずれにしても、富山第一(高校)さんも(いま甲子園で)頑張っておられますが、4年後に東京オリンピック・パラリンピックもございます。ここ5、6年、野球やサッカー、駅伝なども含めて、スポーツ振興を一生懸命やってきましたけれども、特に競技力の向上ということを、生涯スポーツの振興と併せて力を入れてきたのですが、本当にうれしいことがこうして出てきましたので、また、分野は違いますが野球も頑張っていらっしゃるし、2年前には高校のサッカー選手権で富山第一(高校)の優勝というようなこともありましたし、やはり富山県のスポーツの環境というか、県民の皆さんの期待水準というか、またその実績というのは、5、6年前と随分変わってきたなと思うのですね。そういう意味では、北陸新幹線の開業もあって、富山県は非常にいま勢いがついているように思うのですけれども、スポーツも本当に県民の皆さんに元気や勇気を与えるすばらしい分野ですから、こうした分野でも個々の選手が大いに精進されて立派な成果を挙げられる、またそれを県民みんなで応援していく、そういうことをしっかりとこれからも進めていきたい、このように思っております。

○記者
 確認なのですけれども、他にもオリンピックで金メダル候補がいらっしゃるというお話でしたが、具体的に言うと、これはレスリングの登坂選手をお指しになっていますか。

●知事
 私がいろんな方から伺っているのでは、レスリングの登坂絵莉選手は金メダルの最有力候補と伺っていますし、また競歩の谷井選手も有力なメダル候補だというふうに伺っていますので、そうした皆さんの活躍をまずは期待をして、オリンピックの結果が一通り出たところで、どんなふうに顕彰してあげたら一番良いのかということで進めていきたいなと思います。

○記者
 確認なのですが、9月議会以降、早急にというようなイメージということになりますか。

●知事
 いや、それはどうでしょうか。そういうことも考えられるし。
 ただ、多分、オリンピック全体の結果がわかるのに、まだ1週間、10日間ぐらいかかるのと、いろんな方のご意見も伺ったり、いわば選考委員会というか、県民会議(※検討委員会)みたいなものを開くことになっていますので、そういうことをしていると、すぐ9月議会ぐらいになりますから、9月議会後になるという可能性も十分あると思いますね。この点は、まだいろんな要素を考えて、それからまた顕彰される選手のご都合もあるでしょうから、こっちが勝手にいつといってもですね。もう少しお時間をいただければなと思います。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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