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知事記者会見[平成28年度]

2017年9月23日

知事室 目次

定例記者会見[平成28年7月4日(月)]

◆日時 平成28年7月4日(月)午後2時02分〜2時40分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)新湊マリーナ 新水上桟橋等の供用開始について リンク
(PDF 1600KB)
リンク
(7分22秒)
(2)「富山湾岸サイクリング2016」の開催について  リンク
(PDF 761KB)
リンク
(3分00秒)
(3)「富山県若年性認知症相談・支援センター」の開設
について
リンク
(PDF 1672KB)
リンク
(4分49秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)新湊マリーナについて
(2)富山湾岸サイクリング2016について
(3)若年性認知症相談・支援センターの他県での開設状況について
(4)県庁職員の朝型勤務について
(5)海外の治安情報の提供について
(6)憲法改正の議論について
リンク
(22分14秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

会見の様子●知事
 今日は私からは3点、記者発表させていただきます。
 最初は、新湊マリーナであります。
 お手元の資料にありますように、新幹線開業と「世界で最も美しい湾クラブ」加盟をきっかけにして、この富山湾のさらなる魅力向上を図りたいということで、今般新湊マリーナの整備を進めるということであります。
 もちろん、タモリカップを今年も再度誘致しましたり、後ほどお話しします富山湾岸サイクリングとか、あるいは元気の森パークゴルフ場の整備とか、いろいろなこととセットでやっているわけでございます。
 内容的には、この施設概要のところを見ていただきますと、水上桟橋の増設、これは水上桟橋の収容可能隻数を37隻分増加します。これまで148隻あったのが185隻になると。それからそのうち9隻分は日本海側初めてのシングルバースということになります。それから、陸上保管ヤード、これは57隻分広がりまして318隻が375隻になる。それから、クラブハウスの改修を行うことにしておりまして、既存のクラブハウスを改修して、トイレ、シャワールームなどをリニューアルすることにしております。
 なお、(平成)29年度末になりますと、陸上保管ヤードがあと更に146隻増設されまして、521隻になるといったような計画になっております。全部水上のもの等(※水上桟橋の収容可能隻数を)入れると平成29年には706隻分収容できると、こういうふうになるわけであります。
 今回の分は事業費が4.5億円と、全体やりますと12億6,000万円ほどになります。
 それから、事業期間、今回の分まで入れると26から28ということで、今後整備予定はその下に書いてあるとおりであります。
 供用式典を7月14日に予定しておりますので、よろしくお願いします。
 図面で見ていただきますと、ここに新しくつくる水上の桟橋がありまして、これ全体で37隻分なのですが、特にここが15メートルシングルバースでありまして、15メートル級のボート、ヨットなどを9隻、こうやって1つずつ入れると、だからボートやなんかに乗るとき両側から乗りやすくなって、非常にそういう意味では乗りやすい。それから、こちらのほうは12メートル級のボートが7隻入る。ここは1隻ですが、ここに2隻入りますので、2、3、4、5、6、7とこうなるわけです。こちら側は、10メートル級のが21隻入ります。それぞれこの中に2隻入って、片側からそれぞれアクセスできるということであります。
 それから、陸上の保管ヤードは、もうちょっと後になるのですが、今回ここの陸上保管ヤードのプラス57隻というのはここにできるわけであります。それから、ここも今クラブハウスの改修をしておりまして、シャワールームとかトイレとか完成するということでありまして、それからもう一つ、監視カメラ、これが全部で今1台しかないのを8台に増やしまして、1台は海のほうを見ている。それからこの8台のうち4台はこの辺につけまして、いろいろな角度から海上に保管されているボートに異常がないかどうかという監視ができる。それからここにももう1つつくります。それからここに2つ、ここからこれを眺める監視カメラ、それからこの出入りを見守るといいますか監視するカメラと、全部で8台になりまして、特に海側のほうを監視するカメラはウェブで公開されまして、海上の様子がよく分かるということになります。
 それから今後は、さっきちょっとお話ししましたが、陸上保管ヤード、更にここに146隻分が29年度に完成するということでありますし、それからちょっとその前に今年度末に日本海側最大級の50トンのクレーンを置くと。ここにあるものもそうですが、18メートルぐらいの、あるいは1部20メートルぐらいのボートもあるようですけれども、50トンのクレーンを置きますと、そういうものが全部ここにちゃんと円滑に運び出せるとこういうことであります。
 それから、桟橋のライトアップなんか、ちょっと時期がずれますが、今年の秋に完成をする。それから年度末にはクラブハウスの増設、バーベキュー広場をつくったり、ゆったりくつろげるボートのオーナーズルームとか、それから船具を保管できるロッカールームとか、こういったものを整備いたしまして、日本海側まさに最大のマリーナになると、こういうことであります。

 それから、次に富山湾岸サイクリングの説明をいたします。
 これも、「世界で最も美しい湾クラブ」関連ですけれども、県内の自転車関係団体や沿岸の市町と連携しまして、富山湾岸サイクリングコースを活用したサイクリングイベントを開催するということでございます。
 7月24日、ちょっと朝早いのですけれども、6時半出発、それからミドル・サイクリングコースは7時40分と、こういうふうになっております。スタートは氷見でございます。それからここに書いた富山湾岸サイクリング2016実行委員会が主催をするとなっておりまして、県と沿岸市町、サイクリング協会等々と、また一部報道関係の方にも加わっていただいております。
 それからコースは、4つに分かれておりまして、チャレンジコースというのが氷見から朝日の越中宮崎駅まで行って、これはいずれも往復でございます。今のところ参加者425人と、それからロングコースは氷見から黒部の漁港まで209人、それからミドルコースは氷見からウェーブパーク滑川288人、そのほかにサイクリングコースが101人、トータルで1,023人ですけれども、昨年4月にやりましたのは、その下に書いてございますが、この時はロングライドとグルメライドの2つのコースで627人ということですから、今回その2倍近い人が参加されると。また県外参加者も増えております。
 海外への発信という意味では、一番下にありますように、ユスロン・イザ・マヘンドラ駐日インドネシア大使ほか、当日は台湾とか国内の欧米系のメディア関係者等も招聘しまして、大会の模様とか本県のサイクリング環境を海外に向けて発信するというふうにいたしております。
 1枚おめくりいただきますと、コースが、また参加資格等も表示してございますので、これはまだ間に合うのかな、ぜひ記者クラブの方もご希望の方はご参加いただきたいなと思っております。

 それから、3番目ですけれども、富山県若年性認知症相談・支援センターの開設ということであります。
 この若年性認知症というのは、65歳未満で発症する認知症の総称でありまして、国内では全体では約3万7,800人いらっしゃると、これは厚生労働省の調査結果であります。全国では発症の平均年齢は51.3歳で、女性より男性に多いと。それから18歳から64歳における人口10万人当たり47.6人というような数字が出ております。富山県の場合に正確な数字は今の時点では分かりませんけれども、約380人ぐらいかなと。(富山県の人口が全国に対し約)1%としますとです。
 設置の概要ですけれども、こうした若年性認知症には、当然、発症年齢がお若いですから仕事の面でも現役の方が多いわけで、職場とか家庭への影響、また社会経済的な問題も起こりますし、それから初期の段階では疲労とか鬱とか更年期障害などと思い込んで受診が遅れがちになると、こういった課題もございます。一般の高齢者の認知症とかなり違うわけで、そこでそうした課題に配慮した医療・福祉・就労等の相談・支援を行う身近な窓口ということで、富山県若年性認知症相談・支援センターを設置する。
 主な業務としましては、個別相談・支援で、御本人や家族、企業の労務担当者、あるいは医療・福祉関係者からの相談に対応する。また、ネットワーク会議ということで、関係者からなる支援ネットワーク会議を開催します。それからネットワーク研修会、これは若年性認知症の方の支援に携わる関係者の研修の実施ということでございます。
 ちなみに、若年性認知症になられる原因としては、血管性の認知症、それからアルツハイマー病、それから頭部の外傷の後遺症、こういったようなことが原因で、特に先の2つが原因でなるケースが多いと言われております。
 受付時間はここに書いてあるとおりです。設置場所は、総合福祉会館サンシップとやまの5階、富山県難病相談・支援センターの中に置いて、ここに1人コーディネーターというか職員の方を配置するのですけれども、難病の相談と一緒に(※一体的に)対応していただくということになります。
 それから、この難病相談・支援センターそのものは5名体制でございます。コーディネーターの方は保健師をしていらした方で、東京都の若年認知症総合支援センターなどで視察をされたり、また国の若年性支援コーディネーター研修というのを受講されたりして、一定の知識・スキル・ノウハウがある人を配置するということでございます。
 開所式が7月15日、サンシップで行うことにしておりますので、またよろしくお願いいたしたいと思います。
 以上で、私からの発表を終わらせていただきます。

2 質疑応答

会見の様子○記者
 今日から県職員の方の朝型勤務が始まったと思うのですが、朝型勤務(の実施期間)について2週間延長されたということで、その理由と、あともう一つ、参加人数は去年より少なくなっているので、効果と問題点というか課題について、知事はどう考えられているかというのをお聞きしたいと思います。

●知事
 今の点はあまり詳しく聞いていないのですけれども、私の承知している範囲では、去年まずやってみたのですけれども、思ったほど希望者が多くなかったということで、今回は少し実態に合わせて想定としては少な目にしたということと、なるべく前向きに応募してもらえるように受付期間を長くしたと、こういうことだったかと。
●経営管理部長
 期間は実施期間を延ばした。
●知事
 実施期間を延ばしたということね。ということでありまして、できるだけこうした仕組みを活用してほしいなとは思うのですけれども、職員の皆さんの公務に携わるこれまでの長年の習慣などもありますから、なかなかそういっぺんに増えるということではないかと思いますが、なるべくそれぞれのポジションや、ご本人の諸事情に応じて積極的に活用していただければなと思っております。

○記者
 今日発表がありました新湊マリーナなのですが、首都圏からオーナーの誘致に取り組んでいらっしゃると思うのですが、いま例えばこういう状況でオーナーの誘致が進んでいるとか、今度供用開始される部分についてはどのぐらい埋まっていらっしゃるとか、あと今後の取組みについてお伺いします。

●知事
 今、これまでの取組みとしますと、マリーナ施設を始めとして富山の魅力をPRする動画(の作成)ですとか、それからマリーナ関係の雑誌というのは結構たくさんございますので、そこに富山湾を特集した別冊附録ですね。例えば「ボート倶楽部」といったような雑誌がありますけれども、その附録、特集冊子を作成する。それから国内最大級のボートショー、「ジャパンインターナショナルボートショー」がありますけれども、こういったところに出展してPRするといったように、それ相応に積極的に取り組んでまいりました。いよいよ新湊マリーナに、まだ全部ではありませんが、先ほど説明しましたように水上桟橋などの一部施設が供用開始されますので、船舶オーナーに対して、富山湾そのものの魅力だけではなくて、新たに整備されるシングルバースなどのマリーナ施設や周辺観光地などの魅力もあわせて発信PRする取組みを強化したいと思っております。
 ちょうど、今月17日に「タモリカップ富山大会2016」が開催されまして、これは国内最大のヨットレースでございますから、ここで大いにPRをさせていただく。それからタモリカップ横浜大会というのも太平洋側で(の開催)はここだけのようですが、行われますから、そういったところに出向してPRをする。また、船舶オーナークラブというのもありますので、そういったところに出向いてPRをすると。
 それから、実際に富山湾や県内観光地の魅力を体験してもらうための県外船舶オーナーを対象にしたモニターツアーを実施すると。また、関係雑誌へのツアー記事の掲載をするということで、首都圏などへのPRをさらに強化しまして、県外からの船舶オーナー誘致に努めていきたいと思っております。
 これまでは、一応ある程度はやっていますけれども、こういうものは実物を見ないと実感が湧かないので、実際できるだけ、さっき言ったモニターツアーを積極的にやりまして、ここへ来てもらえば海越しの立山とか、新湊大橋周辺や海王丸パークの美しさとか、いろいろな点で(魅力があることを分かってもらえるし、)料金なんかも横浜とか夢の島とか、そういう首都圏なんかのマリーナに比べれば比較的リーズナブルな値段にもなっていますので、それなりに来ていただけるのではないかと思っております。
 今の時点では、県内で今までボートに親しんでいたような方で、今度つくる15メートル級のシングルバースをぜひ使いたいといったような方も出ておりまして、これからいよいよ本格的にセールスをやっていくと、こういうことだと思います。

○記者
 若年性認知症相談・支援センターのことをちょっとお伺いするのですが、これは他の県ではこういったセンターの設置例というのはあるのでしょうか。それとも富山県が一番初めなのでしょうか。

●知事
 (平成)27年度までに設置したところが6道府県(※都道県)でして、東京や北海道、あと県では4つほどです。
 それから、28年度は25府県が設置予定となっておりまして、お隣の石川県なんかも設置されているのではないかと思います。福井県はまだ開設されていないようですけれども、今の時点ではですね。やっぱりこれだけ全国的に問題になりつつありますので、今年とか来年とか、相当開設するところが増えてくるのではないかと思っております。

○記者
 二点伺いたいと思います。
 一点は、昨日、バングラデシュでもテロ事件がありました。それで特に富山県では、薬都・富山もそれなりにそうですが、アジアへの輸出をこれから力を入れようとしている矢先にこういう事件が起きて、改めて情報収集でありますとか、あるいは今後の対応、対策で検討されていることをお伺いいたします。

●知事
 これまでは、ISなどによるああしたテロ事件というのは、どちらかというとヨーロッパに多かったわけですけれども、今回アジア、バングラデシュということでありますけれども、起きてきたということでありまして、まだ詳しいことはわかりませんが、報道等によりますと、犯行に関わった方は比較的若いバングラデシュの大学などを出たような方々だというようなことも報じられております。
 そういうことを踏まえますと、これから医薬品産業に限らず富山県企業、従来からASEANの国々、また最近ではインドとかいろいろなところに進出意欲が非常に高くなっています。そういう面でこうした事件がアジアでも起きたということでありますから、これから国の外務省とか経産省、あるいはJICAとかいろいろなところとよく連携をとりまして、今でも「この国はちょっと要注意だ」というような連絡は当然、外務省などからも出ておりますけれども、今後は一層そうした点に気をつけて、また我々、県が関わって訪問団を編成するようなときはもちろんですけれども、民間で自主的にいろいろ現にやっていらっしゃるケースもありますから、今回の事態、もう少し詳しく調べた上で、こういった情報について民間の皆さんにも適宜、民間の皆さん自身も自分でも情報収集されているとは思いますけれども、そうした情報を(県から)ご連絡するといったことも考えていきたいと思っております。

○記者
 富山湾岸サイクリングについてちょっとお伺いします。
 今回、インドネシアや台湾や欧米のメディア等、海外への発信に非常に力を入れていらっしゃるようなのですが、この点期待される効果についてと、あともう一点、知事ご自身は参加されるのかどうかというのを伺います。

●知事
 まず、対外的な効果という点では、去年は特に4月後半でしたから、ちょうど雪の大谷のオープンの時期でもありまして、そうしたこともあって例えば台湾などから結構たくさん来ていただいたのですけれども、今年は既存の県内でのサイクリングイベントとの関連などもございまして、それから4月だと若干肌寒く感じられるというご意見もあったりして、7月になりました。今後特に海外からの参加者をもっと増やすということになりますと、もちろん富山湾(岸)をサイクリングするだけでも楽しみということでいらっしゃる人が少なくないとは思いますが、他の富山県内の魅力、立山とか立山黒部アルペンルート、雪の大谷もそうですし、それから今回湾岸(サイクリングコース)だけではなくて、田園サイクリングコースも昨年来(から今年4月にかけて)整備しておりますし、それから世界遺産の五箇山ですとか、高岡、富山の環水公園も含めて、いろいろなまちの魅力も含めて総合的に見て、ぜひ来てみたいと参加したいという場所になるように、こういう点についてはそうした様々な角度から海外の方にも参加していただきやすいような、環境整備を心がけていきたいと思います。
 今回は、駐日インドネシア大使さんはサイクリングも大変お好きでサイクリストと言ってよい方のようですし、それからもともと台湾は大変サイクリングが盛んですし、最近欧米、フランスなども「ツール・ド・フランス」とかサイクリングに大変関心の深い国もたくさんございますから、そういった国のメディア関係者も招聘して、「世界で最も美しい湾クラブ」に入ったとはいえ、また北陸新幹線が開業したとはいえ、まだまだ(富山県の)知名度は特に海外ではこれからだと思いますので、積極的にやっていきたいなと思っております。
 それから、私自身はまだ今後の他の公務との関係とかいろいろございますけれども、できれば、去年も参加いたしましたので、今年も参加したい。このチャレンジコースというのはさすがに大変だなと思いますが、氷見ぐらいから海王丸パークぐらいにするのか、もう少し先まで行くのか、他の公務との関係も踏まえて、いずれにしても参加しようと。槍が降ったりすると困りますが、そういうことはないでしょうからということで考えております。去年の富山マラソンにも記者クラブの方でも確か参加された方がいたように思うのですが、皆さんもぜひ。なかなかサイクリングやってみると楽しいですよ、皆さん。健康にも良いし、最近多少生活習慣病になる恐れがあるなと気になっている人はなおのこと、ぜひご参加いただければと思います。

○記者
 新湊マリーナについてなのですけれども、こういう富裕層向けの施設に何億円も巨費を投じるというのはいろいろ意見あると思うのですが、県にとってどういうメリットが、オーナーが増えるとか、県内から人が来るとか、どういうメリットがあると期待されているのでしょうか。

●知事
 1つはこういうマリーナがあることで、ボートとかヨット(など海)の拠点になっていくわけですから、当然そこに拠点を置くような人が増えてくれば、施設の性格上、特に県外からいらっしゃる方は日帰りということは普通ないので、やっぱり恐らく滞在型になる。どちらかというとまだまだ富山県、観光では発展途上県ですので、日帰りとか、一晩泊まりでも比較的時間が短い傾向にありますけれども、こうした拠点を設けることで、しかも富山県はどうしても今まで山の魅力、立山とか世界遺産の五箇山は中山間地域ですし、もちろん高岡の文化的なものとか、まちの魅力、最近の富岩運河環水公園とかつくってはいますけれども、こういった海の魅力をもっとアピールするために、これは何百億円と投資するならあれですけれども、割合こうしたものであれば、いろいろな方が利用料を払って係留されるわけですから、長い目で見ると十分リーズナブルな設備投資じゃないかなと、こういうふうに思っております。

○記者
 参議院(議員通常)選挙は、後半に入りまして、いよいよ(今)週末、投票(日)ということになりました。これまでのいろいろな世論調査の結果等も含めて、情勢等もいろいろ入っていると思いますが、特に憲法の改正のことについてこれまでの情勢のままでいくと、選挙の後、国会の中でも論議がされていくという方向性を早期に示していくと思います。この点について今回の選挙で論議が深まっているというふうに知事はお考えでしょうか。

●知事
 なかなかそれは難しいご質問だと思うのですが、いま一般的に、街頭演説とか全部聞いたわけじゃありませんが、あとはマスコミで報道されているところからいうと、何といっても経済政策、いわゆるアベノミクスというのをこのまま進めていくのが良いのか、あるいはむしろ加速すべきじゃないか。一方で、それはあまり効果がないので、違う方向を目指すべきだとか。そっちのほうがやや重点の議論になっているのではないでしょうかね。
 ですから今回の参議院選挙で、もちろん憲法改正も論点の1つではありますけれども、この結果ですぐ憲法改正とかそういう話に直結するということではないと思いますし、また私が承知している限りでは、安倍総理とか自由民主党の幹部の皆様なども、憲法改正というのは、いずれにしても憲法調査会とか、特定の政党の考えだけではなくてできるだけ幅広い政党間で十分議論を国政の場で尽くして、それから最終的には国民投票という制度もあるわけですから、いずれにしても段階を追って国民の皆さんの理解を深めて進めていくということじゃないかと思います。

○記者
 関連で、そうした中では、知事は現在の憲法に何か付け加えたり、あるいは変えたりということについてのお考えというのはいかがでしょうか。

●知事
 具体的に「正式にこうすべきだ」というところまで意見を固めているわけではありませんが、例えば地方分権ということを一つ考えますと、今の憲法の規定というのはやっぱり地方自治に関する条文が比較的コンパクトというか少なくて。例えば最近参議院選挙で合区問題というのがありますよね。ご承知のとおりで、今回まだ数は少ないですけれども、幾つかの県で最高裁判決との関係もあったりして、1票の格差を縮めるのに合区というようなことも始まりましたけれども、これもそういった地域を中心に、やっぱり少なくとも各都道府県で1人は代表を出せるようにすべきじゃないかという議論がありますね。こうしたことを突き詰めていくと、都道府県制なりあるいは地方自治なりについて、もう少し憲法上の位置付けを明確にすることによって、今の1票の格差問題から導かれる(都道府県単位での選出よりも、憲法上の要請である投票価値の平等が優先されるという)結論、これと、各都道府県や自治体の自治権ということから「じゃその代表をどうするか」という話とは少しベクトルの違う点がありますから、本当はそういう(一票の格差の)議論を深めるにはしっかり(自治権の問題も)議論した上で、憲法上のそうした規定をどうするかというのをしっかり考えるべきだということはあろうと思います。
 それから、環境問題なんかでかねて環境権といったようなものを憲法上に位置付けたらどうかという議論もあったり、また大災害、非常に大きな危機的な状況にあったときの緊急的な場合の対応について、ちょっと憲法の規定が不十分じゃないかといったような議論もございますから、こうしたことについてはいずれにしても国の立法の一番の根幹をなすのが憲法ですから、十分論議を尽くして、多くの国民の皆さんの理解を得て今よりもっと良いものができるということになれば、それはそれで良いことじゃないかと思います。
 ありがとうございました。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

【 情報発信元 】
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