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知事記者会見[平成28年度]

2017年9月23日

知事室 目次

定例記者会見[平成28年5月13日(金)]

◆日時 平成28年5月13日(金)午後2時05分〜2時45分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)G7富山環境大臣会合の全体日程について リンク
(PDF 556KB)
リンク
(3分33秒)
(2)G7富山環境大臣会合開催記念 富岩運河環水公園植樹式の開催について  リンク
(PDF 744KB)
リンク
(3分57秒)
(3)G7富山環境大臣会合英国代表と富山県知事とのバイ会談について リンク
(PDF 264KB)
リンク
(4分03秒)
(4)第68回全国植樹祭プレ大会(第17回とやま森の祭典)の開催について リンク
(PDF 1733KB)
リンク
(3分06秒)
(5)富山県消防防災航空隊の設立20周年記念式典について  リンク
(PDF 507KB)
リンク
(1分31秒)
(6)富山県医療・福祉フォーラムの開催について リンク
(PDF 608KB)
リンク
(1分55秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)G7環境大臣会合の富山開催の意義と期待について
(2)イギリス代表とのバイ会談の内容について
(3)東京都知事に関する報道について
(4)次期知事選への出馬について
リンク
(21分40秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見の様子●知事
 今日、私から4項目発表させていただきます。
 最初に、お手元に明後日から始まるG7の環境大臣会合関連の全体の日程が配付されていると思いますので、ご覧いただきたいと思いますが、既に今日の13日午後1時からのオープニングセレモニーは先ほど終わったところでありまして、この後、夕方ぐらいまで「とやま情報館」、「富山環境展」、また、14、15も16日も続けるという、こういうことでございます。
 それから、明日は、地元主催のエクスカーション、半日コース高岡方面と、同じく地元主催のエクスカーションで1日コース立山方面というのがございます。なお、明日の4時から4時20分まで、記念植樹を環水公園でやることにいたしております。それから、その内容は後ほどお話ししますが、あと、明日の6時半から30分、イギリスの環境担当の局長さんと私とでバイ会談を行うことにしております。また、明日の8時から、地元主催のレセプションがございます。
 それから、15日はいよいよ大臣会合の1日目ということで、セッション1、2と3と、ランチセッションを含めると4つあることになります。それから、日曜の夕方は、環境省としての今度はレセプションがございます。
 それから、月曜日、16日は朝食セッションというのがございまして、ここでいくつかのテーマを話されるのですが、その1つが海洋ごみの問題でして、これについては、私も参加させていただいて、富山県の状況とかその取組みについて、各国の大臣に直接お話をする、また意見交換するというふうになっております。
 それから、その後が、大臣会合のセッション4、またランチセッションがありまして、その後プレスカンファレンス。それから、その後が、環境省のほうのご主催のエクスカーションということですけれども、内山邸、県民会館、イタイイタイ病資料館をご覧になると。特に、内山邸、イタイイタイ病資料館については、各国大臣も相当程度ご参加、かなりというか、ほとんど参加されるようにも聞いておりますので、これについては私も同行しまして、それぞれの館長さんなどと一緒に説明をさせていただくということにいたしております。

 それから、この中の2つ目ですが、G7の環境大臣会合開催記念の富岩運河環水公園の植樹式の開催でございます。これは、今ほど申しましたように、明日の午後4時から20分ということですけれども、ちょうど富岩運河環水公園も、いま富山県だけではなくて北陸の名所になりつつありますけれども、ここにいま建設中の富山県美術館が来年の夏の後半から秋口にかけて全面オープンすることになります。建物そのものは来年の春にできるのですけれども。
 そこで、この富山美術館に向けてのプロムナードを整備しようということにかねてしておりまして、この富山市さんの体育館といたち川の間の、いま県が管理しております管理用の道路をこのプロムナードという位置付けにしまして、ここに1,000年の桜並木と銘を打っていますけれども、エドヒガン、これは、上手に育てますと2,000年は樹齢があると言われております。それから、コシノヒガンは富山県ゆかりの桜ですけれども、これも樹齢500年というふうに言われていまして、このエドヒガンについては、今では5年前でしたか、皇太子殿下が「みどりの愛護」のつどいでお見えになったときにお手植えになりまして、それが今、環水公園のところに保存というか、今でも展示されておりますが、そこからほど近いところに、エドヒガンを中心にした1,000年の桜並木をつくっていこうと。ちょうど環境大臣会合が富山県富山市で開催されるということも記念をして、富山県の美しい良好な環境を守っていこうということの一環として行うわけであります。
 参加者はここにありますように、環境大臣に、丸川大臣に今のところはご出席いただけるのかなと思っていますが、これは環境省からいずれご発表になるかと思います。そのほか、国会の先生方や県議会議長さん、また富山市長さん、またとやま環境財団の永原理事長さん等々、それから中央農業高校の生徒さんや奥田中学の生徒さん、それから大沢野の花とみどりの少年団、こういった方々にご参加いただいて、そして、G7環境大臣会合を機会に富山の優れた美しい環境をしっかり守っていこうと、そのことがまた、来年オープンします富山県美術館、また環水公園の魅力を一層高めることにもなるということでございます。

 それから、次が、イギリス代表とのバイ会談でございまして、これは、明日6時半から30分、グランテラス富山で行います。ソニア・フィパード、環境・食糧・農村地域省の環境・地方局長さんということで、今回イギリスの大臣がおいでになられませんので、イギリスを代表してこの方が出ていらっしゃるということであります。
 ここイギリスというのは、ご承知のようにあまり高い山もなくて自然の植生が割に少ない地域でありますから、かねてそのことで、結果、かえって世界の、日本やアジア地域の固有の植物も含めて、これはという植物、ツバキとかアジサイとかたくさん導入されまして、ガーデニング文化を発展させておられます。
 その他、イギリスでは世界最古の植物学雑誌、「カーチスのボタニカル・マガジン」といったものも発行されているのですが、実は(これは現在でもキュー植物園が発刊を続けており)、それを全巻所蔵している公的施設は日本では富山県の中央植物園だけだと。あと、(全巻ではないが、近年の分まで所蔵しているのは)京都大学と千葉県立博物館、(相当数を所蔵している公的施設という意味ではこれらを合わせた)3つだけですかね、というふうにも聞いております。
 それから、イギリスにはもともと桜はなかったのですが、日本から導入した桜からアーコレードという新しい桜をつくって、それを逆に日本にいただいて、中央植物園で咲いているというような関係とか、あるいは、昨年ヨーロッパクロマツ、トールキンツリーの種子と立山森の輝きの交換をオックスフォード大学と行ったとか、いろんな経過がありますので、この機会に、このソニア局長さんと会談をしまして、イギリスの園芸文化を紹介する企画展を富山県でやりたいと。ちょうど今年の秋に、オックスフォード大学の担当の幹部がこちらにいらっしゃる予定にも一応なっていますので、それについてのイギリス側の協力を求める。
 それから、イギリスからは、特にオックスフォード大学から2年に一遍ほど中央植物園にいらしていろいろ研究されているのですが、これを機会に、富山県の植物園からも、必要に応じてイギリスに渡って両国間の植物調査研究の協力体制をつくりたいと、こういったテーマでお話するわけであります。
 特に昨年の1月でしたか、「立山 森の輝き」と向こうのトールキンツリーの種を交換した際に、ウィリアム王子から、これは本当に生物多様性の確保に資する大変貴重な取組みだといって、わざわざお言葉もいただいた経過もありますので、この機会にこうした会議をやって、両国の絆を深めていこうと。また同時に、生物多様性も含めて、世界の環境問題にできるだけ貢献していこうと、こういう趣旨でございます。

 それから、4点目が、第68回全国植樹祭プレ大会、第17回の「とやま森の祭典」の開催ということでございます。
 これは例年、「とやま森の祭典」という形でやっているのですけれども、今年は来年の、通常ですと5月に全国植樹祭が開催されますので、その1年前ということで、プレ大会という位置付けをしまして、通常、例年は平日にこの「とやま森の祭典」をやっているのですけれども、今度は日曜日に開催しまして、通常ですと2,000人ぐらいの方のご参加ですが、今回は3,000人ぐらいの方は参加されるのではないかと思っております。
 開催テーマは、「たくさんの 緑かがやき 澄んだ水」ということでございます。式典の他に、優良無花粉スギ「立山 森の輝き」などの植樹ですとか、また、大会会場予定地とか周辺森林の整備、特に除伐や伐採した木材を活用してチップ歩道をつくるとか、また、それ以外のアトラクション的なこともやることにいたしておりますし、また、魚津周辺では、「立山 森の輝き」の生産施設がございますので、それの見学ツアーですとか、県内12のご希望の市町村の特産品販売といったようなこともやることにしております。
 プレ大会の特色は、そこに4点ほどございますのでご覧いただきたいと思いますが、全国植樹祭のプレ大会ということでもありますし、それから、せっかく昨年、「全国豊かな森(※海)づくり大会」が、私が言いますと自画自賛になりますけれども、富山県の特色を活かした大変すばらしい大会だったといったご評価をいただいていますので、今度の、来年の全国植樹祭も高いご評価をいただけるように頑張っていきたいと思います。
 1枚おめくりいただきますと、このプレ大会で製作する木製プランターカバー、こういったキットの具材を使ってプランターをつくるとかというような形で、木材の有効活用のいわばモデル的なことを皆さんに体験してもらおうと。それから、3枚目は、このプレ大会のPR用の(チラシ)でございますので、ご覧いただきたいと思います。

 それから、5つ目が、富山県消防防災航空隊の設立20周年の記念式典ということでして、これは、5月18日に午前中、10時半頃から県の広域消防防災センターで行います。
 これは、消防防災航空隊がスタートしてからちょうど20年ということでございますが、この間、活動実績というところを見ていただきますと、毎年250件ぐらいから320、330件ぐらいまで出動しております。昨年の場合はドクターヘリが別途飛びましたので、従来だと消防防災ヘリで対応していたものが、一部ドクターヘリのほうに移ったというものもあろうかと思いますけれども、大変活躍していただいていまして、この機会に、歴代の隊長からの現隊員への励ましですとか、あるいは安全航空祈願とか決意表明、また地元の町内会のお子さんたちにも、また歴代の隊員にも参加していただこうと思っております。

 それから、最後に、富山県医療・福祉フォーラムの開催ですけれども、これは、今年の6月26日にこの医療・福祉フォーラムというのを開催することにしておりまして、主催は富山県ですけれども、医師会や看護協会のご後援もいただくと。特に厚生労働事務次官の二川次官、この方は滑川市の出身ということもございますので、これからの医療福祉行政といったようなことでお話をしていただいて、その後パネルディスカッションというようなことを考えております。特に、今は医療については、在宅医療、在宅福祉というようなことも言われる時代で、地域医療構想の作成も行っているとか、また、ドクターヘリも昨年から導入したり、また、リハビリテーション病院・こども支援センターの開設とか、福祉では富山型デイサービスの普及とか、医薬品産業は全国2番に躍進しているとか、いろいろ新しい材料もございます。また、PMDAの北陸支部の県内設置も決まったといったようなことでありますので、この機会に医療や福祉について幅広く議論していただく場を設けたということであります。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見の全体図○記者
 イギリスのバイ会談ですけれども、企画展というのは、今のところいつどこで(開催を)お考えかというのと、植物調査研究というのをもうちょっと具体的に、何かあれば教えていただきたい。

●知事
 この企画展は、日までは決めていなかったと思いますが、イギリスから、オックスフォード大学からこの分野の専門家が2人ぐらいいらっしゃる予定ですので、その方々の訪日される日程も考慮して決めたいと思いますが、10月初旬頃を予定しております。
 そこで、この企画展の内容ですけれども、さっき申しあげた世界最古の植物学雑誌の「カーチスのボタニカル・マガジン」の公開ですとか、これは世界的にも貴重なもので、さっき申したように国内では3カ所にしかないと。それから、日本最古の原色植物図譜であります「本草図譜」との比較公開とか、それから、イギリスで発展した日本や東アジア由来の植物の展示、例えば、桜とかキボウシとかツバキとかアジサイですね。それから、オックスフォード大学の名前を持つ植物のパネル展示。例えば、チューリップとかスイートピー、マツムシソウとか、いろいろございます。それから、イギリス風景式庭園の紹介ということで、イギリスにはオックスフォード大学の植物園が有名ですけれども、それ以外にも王立の非常に立派な植物園がありまして、そういうものも参考にして富山県の(中央)植物園をつくったといったような経過もございますので、非常に盛りだくさんのことになるのではないか。
 それから、特にトールキンツリーの種子を、イギリス、オックスフォード大学としては非常に大事にされているのを、「立山 森の輝き」の種子の代わりにいただいた、イギリス以外では初めて私どもがいただいたわけですが、このトールキンツリーというのは、ご存じかどうか、「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者であるオックスフォード大学のトールキン教授が非常に愛されたヨーロッパクロマツで、それをトールキンツリーと言っているのですが、それが、200年ぐらいたって伐採せざるを得なくなった。安全上の問題で。そのときに採った種子という、非常に貴重なストーリーがありまして、それをいただいたわけですから、いま中央植物園で育成して、いずれは県の高志の国文学館の庭に植えるといったことにもなっていまして、イギリスがすごくそのことに、我々の思いも受けとめてもらって友好を深めようと、こういうふうにしていますので、大変おもしろい企画展になるのではないかと思います。

○記者
 調査研究を、少し具体的に何か言うことがあれば。

●知事
 そうですね。これは、さっきも申しあげたようにイギリスで育った桜、例えば、日本からのコシヒガン(※コヒガン)とオオヤマザクラから、イギリスでアーコレードという、年に2回花が咲く桜がつくられたのですが、それを富山県はいただいて、中央植物園に既に咲いているんですね。そういったのが一例ですけれども、ほかにもいくつかありますので、今後イギリスで新たにつくられた桜とか貴重な園芸植物等を中央植物園に導入、展示して、多くの県民や県外の方にもイギリスの園芸文化を知ってもらうといったことをやろうと。
 それから、イギリスのほうは、残念ながら自然の植生が非常に少ない気候風土の国なんですね。ですから、日本みたいに温暖で、特に富山県は植生の自然度というのが全国で、本州で一番ですから、そういう豊かな植生のところに、あの人たちが研究者として関心があって、いろいろ、2年に一遍ぐらい今までも(中央植物園に)いらしているのですが、今度、我々もその日本や東アジアで研究したものをオックスフォード大学、イギリスに持って行って。(イギリスは)新しい種を、新種の桜とかいろんなものをつくって、ガーデニング文化の振興に役立てていらっしゃるので、我々もそれを現地に行って見て、逆にそうしたものをまた活かして、富山県でもそういう新たな種子をつくったり。それから、そのことによって生物多様性とか保全に向けた取組みをお互いに協力し合うと。
 それから、イギリスは何といっても世界でトップクラスに、ガーデニング文化(を持つ)と言われるぐらいですから、庭園整備とか造園技術については非常に優れていらっしゃるので、そういったことを、こっちはさらに学んでいくと。お互いに、そういう意味ではWin-Winの関係でやれる可能性があるということであります。

○記者
 (G7富山環境大臣)会合まであと2日になりましたが、改めて富山開催の意義と、朝食セッションにも参加されるというところで、期待することなど簡単にお願いします。

●知事
 そうですね。今度、環境大臣会合、いろんなテーマ、7つぐらいあると言われているのですけれども、その中でも、もちろんいずれも大事なテーマで、環境省さんはこれが特に大事だという言い方はあまりされていないのですが、普通に考えると、例えば、生物多様性の問題とか、それから、もちろん気候変動、温暖化対策ですね、それから海洋ごみ、こういったことがかなり重要なテーマになるのではないかと思います。
 それから、そもそも環境大臣会合が今までなかなか成立しなくて、G7で、7年ぶりに開催されるのですね。G7の一環として環境大臣会合が開かれるのは7年ぶりなので、しかも、昨年12月にパリでCOP21がまとまりましたよね。全ての国々が参加して、温暖化を防ぐために目標を具体的に決めてやっていこうという話になっていますから、そうすると、今の生物多様性のことももちろんですが、特にG7のメンバーというのは、地球温暖化対策に、いわばリーダーとして、先進国の集まりですから、やっぱりそれなりのメッセージを出す必要があるので、私どもの期待とすると、昨年12月に採択されたパリ協定を受けて、それを早期発効にしようとか、あるいは具体的な対策、自分たちはこういうことを目標にしようとか、あるいは途上国がそういうふうに気候変動対策、地球温暖化対策を進める際に、資金の面とかいろんな面で制約があるとすると、こういった支援をしようじゃないかとか、どこまで具体化できるかいろいろありますが、方向は何か相当先進的なものを出してもらえるのではないか、こういう期待をしております。
 また、海洋ごみについては、昨年ドイツでG7が開かれて、そのとき、エルマウ・サミットと言っているのですが、ドイツのG7はですね、このエルマウ・サミットで(合意された)「海洋ごみに対処するための(G7)行動計画」というのがありまして、その中には、海洋ごみの発生抑制とか回収の促進とかに向けてやろうという、一応そこで行動計画ができましたから、それを受けた環境大臣会合ですので、やっぱり具体的にこういうふうにしていこうじゃないかという、何か方向性が出るのではないか。
 実はご承知のように、日本海というのは世界の海の中でいうと、たしか27倍だったかな、とにかくプラスチックとか何かの汚染度というか、そういうものが非常に多いところなのですね。例えば、そのうちの日本海側で、海岸漂着物の8割ぐらいは外国のものだと言われているわけですね、環境省の調査ですと。富山県は能登半島があるからその比率が随分少なくて、(河川の)上流からのものが多いのですけれども、そういうこともありますので、富山県としては、もちろん海外からのものも含めて、このゴールデンウイークに海岸一斉清掃もやりましたが、その海岸漂着物を回収して処分するというだけじゃなくて、上流から流れてこないように発生源対策と、それから、レジ袋の無料配布の廃止も県単位で初めてやりましたし、それから、さらにそれを一歩進めて、トレイとかプラスチック関係の容器とかそういうものを、例えばスーパーやいろんなところで出て、捨てるだけにならない、それを回収するシステムみたいなもの(「とやまエコ・ストア制度」)を、これも日本で多分トップクラスで始めておりますから、最初500店舗ぐらいが、今1,000店舗以上が参加している。人口107万の県としたら随分先進的な取組みをしているので、そういうこともこのG7の環境大臣会合ではアピールさせていただく時間をいただいたので、皆さんのそういう議論に多少でも貢献できるのではないかと期待をしている、こういうことです。

○記者
 発表のものとは関係ないのですが、東京の舛添知事におきまして、政治資金(収支報告書)の問題がいろいろ出てきており、事実かどうかは分からないのですが、ああいうふうにやっぱり知事にそういう疑義が出てくるということは、ちょっと喜ばしくないことかなと思うんですが、石井知事としてはああいう現状をどう見ておられるのか、コメントいただければ。

●知事
 “舛添知事さんについてのああいう現状”というのは、ちょっとどこのところをおっしゃっているのかよく分かりませんけれども、私が新聞等で目にしていますのは、例えば、公用車の問題とか、それから海外出張のときの費用の問題とかですけれども、具体的な中身を詳細に知っているわけじゃありませんからコメントは差し控えたいと思いますが、一般的に言えば、やっぱり我々知事とか市町村長さん、もちろん議員さんもそうですが、やっぱり県民、国民の税金で仕事をしているわけですから、やっぱりそのことを念頭に置いて、いろんな事情があるからやむを得ない場合ももちろんあると思いますが、できるだけ節度のある考え方で対応したほうがいい、すべきじゃないかと。
 ただ、個別に舛添知事さんについて、これがいいとか悪いとか、これはちょっと、事実関係を知っているわけじゃありませんので、差し控えさせていただきたいと思います。

○記者
 同じく舛添知事の問題に絡んでなのですけれども、一番初めというか、海外出張のスイートルームを使ったりだとか、ファーストクラスを使ったりというようなことも問題になっていたと思うのですけれども、(石井)知事が着任されてから、そういったものを使ったことがあるかということと、あと、公務でそういうファーストクラスやスイートルームを使うということの必要性だったりだとか、知事ご自身の見解というのはどうなんでしょうか。

●知事
 例えば飛行機なんかのファーストクラスというのは、たしか知事は、規定上は使ってよいことになっているようなのですが、私自身はファーストクラスを使ったことはありません。せいぜいビジネスということだと思います。
 それから、スイートルームというのも、そういっては何ですが、非常にグレードの高いものから、比較的リーズナブルなものまでありますから、一概に言えないと思うのですが、いずれにしても、特に海外に行きますと、知事という立場だと、多分一緒に、1人、2人で行くのはむしろ例外で、それなりに、例えば、去年だったらミラノ万博に出展ということもあって行ってくるとか、いろんなことがあるから、一緒に行った県の職員はもちろんですが、民間の皆さんと打ち合わせたり、いろんなことがあるので、スイートルームかどうかは別にして、ちょっと広い部屋がほしいなんていうことはあり得るとは思うのですが、ただ、それは、やっぱりおのずから常識というか、さっき申しあげたように、やっぱり我々は県民なり国民の皆さんの税金で仕事をしていますから、やっぱり節度を持ってやるべきだとは思っています。
 それから、私(富山県知事)の場合は、旅費は皆、一定以上に高くなると、人事委員会にこういう理由で(高く)なるのですがということで、その都度審議(※協議)してもらって、これならよいだろうというご審議いただいて、全くガラス張りでやっていますから、あんまりそういう、皆さんからご心配いただくようなことはないと思っております。

○記者
 またちょっと外れた質問で恐縮なのですが、今月6日に知事の後援会のほうで記者会見を開かれまして、次の秋の(知事)選挙に出馬の要請をされたと。何か伝聞ではございますが、知事からも、「重く受けとめ、ただ、議会等関係機関との調整もあるので、しかるべき時期に」というようなお話をお聞きしました。その出馬要請をされたことについて、改めて知事の口からどう思われるかということと、その“しかるべき時期について”ということを、この2点、お教えいただけますでしょうか。

●知事
 まず、前段の隆山会というのは私を応援する方々の集まりでございますけれども、その常任理事会で、富山県の経済界その他でリーダーみたいな方が非常に多かったわけですけれども、そういう方々から、これまでの県政についてご評価いただいたうえで、引き続き続投すべきだというふうに言っていただけたというのは大変、ある意味ではありがたい、光栄なことですし、そうした皆さんのお気持ちというものをありがたいと思い、かつ、重く受けとめたいと思っています。
 ただ、やはり県議会とかいろんな関係者の方もおられますので、そういった皆さんのご意見なども伺って、したがって、(時期は)いつだとおっしゃいますけれども、それはちょっとまだ何とも申しあげにくいのですけれども、しかるべき時期に、今申しあげた県議会とかいろんな関係方面のご意見を賜ったうえで、しっかり決断をしたいなと思っております。

○記者
 大変お聞きしにくいのですが、今は、(出馬するかしないか)どちらかというとどうということはございませんか。

●知事
 それはちょっと。ただ、さっき申しあげたように、県内の経済界や各界を代表されるような方々が名を連ねておられる場で、全員と言っていいのでしょうかね、そういうふうに(出馬をと)言っていただいたということについては、これは、本当にありがたく光栄なことであり、また、重く受けとめなくちゃいかんと、こういうふうに思っていますので。しかし、いろんなご意見あると思いますけれども、県議会はじめですね、ということで、ご理解をいただきたいと思います。

○記者
 4選というのは、一般論として多選に当たるのではないのかという批判があると思うのですけれども、知事のお考え方はいかがでしょうか。

●知事
 これは、私が言うのもおかしいのですけれども、どうなんですかね。割合近い県では8選された人もいらしたり、現に6期やっていらっしゃる、今現役でやっていらっしゃる方も何人かおられますし、昨年の統一選挙で、たしか4期目にあった人が8人ぐらいおられたのではないでしょうかね。ですから、多選という定義がもともとはっきりしていませんので、もちろん、私はまだ4期目どうするかについては今申しあげたようなことですけれども、いずれにしても、何期目であろうと、いつも初心を忘れずに、富山県であればやっぱり県民の皆さんのために誠心誠意仕事をする。また、逆にそういうことを目指すとすれば、それなりの気力、体力がなきゃいけませんから、自分を顧みて、それを担うにふさわしいかどうかを自問自答しながら、いずれ決断をしなくちゃいかんと、こういうふうに思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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