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知事談話等[平成27年度]

2016年4月27日

知事室 目次

知事コメント(富山−羽田便の平成28年夏ダイヤについて)[平成28年1月20日(水)]

 本日、全日本空輸(株)から、富山空港発着路線の平成28年夏ダイヤ(3月27日〜10月29日)が発表されました。発表に際し、全日空からは、富山−羽田便について、北陸新幹線開業後、利用者が大幅に減少し、路線収支も大幅に悪化しているため現状維持は困難であることから、羽田空港からの早朝出発便や、日中の午後3時前後の需要の少ない便などを減便し、4往復(うち1往復は中型機(B767:270席))で運航するとの報告を受けました。
 県としては、これまで富山−羽田便の重要性を踏まえ、官民挙げて利用促進に取り組むとともに、全日空に対し、富山−羽田便の極力便数維持や利便性向上などを強く要請してまいりましたが、2往復減便という判断に至ったことは極めて残念な結果だと考えております。

 一方、全日空からは、今回のダイヤ編成では「新幹線との共存」や「富山県の未来創生への貢献」をコンセプトに、本県からの要望も踏まえながら、路線収支を改善するためダイヤ構造を大幅に見直し、利便性の高いダイヤ編成や羽田・成田両国際空港での国際線接続の確保、羽田国内乗継の利便性向上などに最大限配慮されたと伺っております。具体的には、
 ・従来から利用率が低く、収支悪化要因となっていた羽田発第1便(311便)を減便(その結果、富山発第2便(314便)を廃止)し、新たな第1便(313便)及び第2便(315便)をそれぞれ8:50発(9:50着)、10:15発(11:15着)に早発化することにより、本県での午前・午後からのビジネス・観光に利便性の高いダイヤを設定、
 ・富山発第1便(312便)(羽田発第4便(321便)の折り返し)に中型機(B767)を投入して座席供給数を拡大することにより、314便の需要を吸収するとともに、快適性を向上。また、航空貨物の輸送能力を向上、
 ・富山発第1便(312便)出発時間を7:10発(8:15着)で維持し、新たな富山発第2便(316便)を10:40発(11:45着)に早発化することで、首都圏での早朝や午後からのビジネス・観光に便利なダイヤを設定し、314便の既存需要にも極力対応、
 ・需要の弱い日中午後3時前後の時間帯の便を減便し、路線の体質強化を図るとともに、夕方以降の2便の運航を維持し、首都圏や本県へのビジネス・観光客の利便性を極力維持、
 ・富山発第1便(312便)を維持することにより、全国でもトップクラスの羽田空港での国際線乗継接続を維持、
 ・富山発第2便(316便)を10:40発とすることにより、成田空港の夕方発の国際線との接続を維持、
 ・羽田発第4便(321便)の出発時間を10分遅らせ20:05発とすることにより、東南アジアの中で最も多くの県内企業が進出しているバンコクから羽田に向かう便の羽田空港での同日接続を実現、
 ・羽田国内乗継の割引対象に関西三空港(伊丹・関空・神戸)を特例として追加するとともに、乗継割引適用条件を緩和し、乗継割引設定区間数を維持、
するなど、様々な工夫がなされております。

 このように富山−羽田便のダイヤをできる限り工夫して利便性を最大限維持されたことをはじめ、
 ・北陸新幹線開業後大幅に引き下げられている運賃設定継続の検討、
 ・富山−札幌便の富山出発時間の前倒しによる利便性向上、
 ・国際線運航維持のため必要となるハンドリング体制の確保、
など、本県からの要望事項にも多くのご対応をされたことについて、一定のご配慮を頂いたと受け止めております。

 また、本県が要請した関西・九州・沖縄方面への新規路線開設への取り組みについては、今回の夏ダイヤでは実現しておりませんが、先日全日空の篠辺社長に電話で改めてお願いしたところ、篠辺社長からは、新規路線・チャーター便設定に関する協議の場を近く設けたいとご回答を頂いており、今後も全日空と協議し、新規路線・チャーター便の設定をはじめ、富山空港の活性化に努めてまいります。

 今回の利便性の高いダイヤ編成などにより、富山−羽田便の路線の収益性が強化されることを期待しておりますが、新幹線が開業して首都圏と2時間程度で結ばれた地域の航空路線は全て廃止されてきた経緯を踏まえれば、現時点で路線の安定化の見通しが得られた訳ではなく、減便後の4往復体制を維持することも決して容易ではないと考えております。本路線は本県と全国各地や海外との交流、本県の未来創生を支える極めて重要な路線であることから、今後も羽田便の利用促進に積極的に取り組み、路線の維持安定化に最大限努めてまいります。また、全日空におかれても、本日、篠辺社長から電話にて「富山空港からの撤退の意思はない。」と明確にご回答頂いているところですが、今後も利用促進に努めて頂くとともに、これ以上の減便を回避するよう強く要請してまいります。

 今回の減便は大変厳しい結果ですが、北陸新幹線開業後、本路線の利用促進にご協力頂きました地元企業・団体や県民の皆様に感謝申し上げます。今後も、本路線の重要性や新ダイヤの利便性について改めてご理解を頂き、積極的に飛行機をご利用頂くとともに、首都圏方面からのご来客に対しても飛行機利用を呼びかけて頂くなど、より一層のご協力を下さいますよう、お願いいたします。

                   (担当:総合交通政策室 TEL:076-444-9601)

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム