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ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成27年度] > 知事記者会見(平成28年4月人事異動)[平成28年3月25日(金)]

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知事記者会見[平成27年度]

2017年9月23日

知事室 目次

関連ファイル

知事記者会見(平成28年4月人事異動)[平成28年3月25日(金)]

◆日時 平成28年3月25日(金)午後2時05分〜2時45分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
平成28年4月人事異動について リンク
(PDF370KB)
リンク
(18分53秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)人事異動について
(2)富山きときと空港の収支について
リンク
(21分30秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

説明する知事●知事
 それでは、この4月1日付の人事異動の概要についてご説明したいと思います。お手元の資料を適宜ご覧いただきたいと思います。
 まず、異動の件数ですけれども、2,029人ということで、昨年よりは若干少のうございますけれども、過去を振り返りますと、私が知事になってからというふうに考えますと、4番目ぐらいに大規模だろうと思います。
 ことし4月に日本橋とやま館、これは5月末頃開設となっていますけれども、こうした新しい首都圏の情報発信拠点ができるとか、また県の観光連盟について、今度日本版のDMOということで機能強化を図るとか、また富山きときと空港の利用促進、それから来年は全国植樹祭なども予定されているといったことで、その準備のために今からさまざまな体制整備を図りたいということで、関連して人事異動の規模も平年よりはかなり規模の大きなものになったということでございます。
 人事異動に当たっての基本的な考え方でありますけれども、行財政改革については引き続き真摯に取り組むということと、開業後1年が経ちまして、北陸新幹線、思った以上に県内に大きな開業効果があるわけですけれども、これを一時的なものにしないで、国の地方創生戦略というのをうまく活かして、この2つを追い風にして富山の新しい未来をつくっていこうということでございます。また、経済文化長期ビジョンなども今議論している最中でありますし、20年先、30年先も展望したうえで、今から着実に組織体制の整備、また適材適所の人事を行ったということであります。
 まず、特別職・部局長につきましては、まず退任されます公営企業管理者の後任ですけれども、引き続き内部登用ということで、ご承知のように農林水産部長で活躍をしてくれた須沼さんを登用することにいたしました。技術職の方で企業管理者になるというのは、遡ると32年ぶりだそうでありますけれども、これまでも大変、農林水産部長としてはもちろんですけれども、それ以前も森林政策課長とか、また観光・地域振興局の課長として大変頑張ってくれまして、能力識見ともふさわしい人材というふうに判断をいたしました。
 それから、それ以外にもちろん観光・地域振興局長さんとか厚生部長、また新しい農林水産部長、土木部長。それから新たな地域政策局長に今まで経営管理部長だった新田君になってもらい、それから山崎さんには経営管理部長になってもらうことにしておりまして、いずれも適材適所ということでございます。
 それから、県政重要事項に対処するための人員配置ということですけれども、日本橋とやま館の開設とその円滑な運営ということが大変大切であります。何でもスタートが大事ですから、今回はいろいろ書いてありますけれども、首都圏本部の開設準備担当職員を増員したうえで、富山会館に派遣をしまして、初代のこの日本橋とやま館の館長・総支配人、これには40歳代の女性職員を起用したと。具体的には山下さんを充てたということであります。
 それから、1枚おめくりいただきまして、総合調整・情報収集機能強化ということで、首都圏本部、ご承知のように一昨年東京事務所から首都圏本部としたのですけれども、業務の内容も増えておりますし、また今度、日本橋とやま館もスタートいたします。また、新幹線開業効果の一層の加速・深化ということとか、地方創生戦略、これまで以上に首都圏本部に本庁との総合調整ももちろんですけれども、国会の先生方も含めて各省庁からの情報収集体制の強化を図りたいということで、室長級の首都圏本部長代理を新たに設置して、これには今まで厚生企画課長をやっていました利川さんにこの本部長代理を務めていただくということであります。また、首都圏本部については定員を1人増員しているところであります。
 それから、その下の日本版DMOということですけれども、今までの観光連盟、これも名前をいま見直そうということで検討しておりますが、観光戦略とかマーケティングとかプロモーション、こうしたことを一体的に実施するDMOの機能を構築しまして、マーケティングに基づく事業戦略の策定とか、幅広い関係団体との連携強化による観光地域づくりを進めるということでございます。このDMOの事務局長には、観光・地域振興局で課長をやっておりました水落君を派遣すると。以下含めて3人、従来の観光連盟の3名増員を図るということにしております。
 それから(4)ですけれども、交通ネットワークの確保・充実ということで、総合交通政策室の航空政策担当課長のもとに、航空路線利用促進班というのを新設すると。班長に吉田君を充てるということにしております。また今度新しい地域交通ビジョンをつくりますが、それを踏まえて、あいの風とやま鉄道ですとか、あるいはそれも含めた広域的交通ネットワークの充実策を一体的に進めるということで、この室にありました並行在来線担当を、並行在来線広域交通対策班に改組することにしておりまして、これにはこれまで文化振興課にいました橋本君を充てるということにしております。
 それから(5)の中央病院の先端医療棟稼働に向けた推進体制ですが、今回はまず先端医療棟オープンに向けて大幅な増員を図りました。医師が9人、看護師が33人、その他の技術職が11人で、合わせて53人という大幅増員になっております。これに伴って、集中治療部を設置する。また、医療安全補完体制の充実のために、この医療安全部に医療安全管理室と感染対策室を設けるとしております。
 それから(6)ですけれども、全国規模のイベント開催に向けた推進体制ということで、先ほども触れましたが、全国植樹祭、これは来年の春であります。また、全国健康福祉祭、これは再来年の秋ということになっております。そのために森林政策課の全国植樹祭推進班の職員を、従来8名体制だったのを18名体制にするとか、また高齢福祉課のねんりんピック推進班も、4名増員しまして課内異動の2名も含めて6名体制にしております。それに伴って、全国植樹祭推進班の班長(※主幹)には藤本さん、またねんりんピック推進班(の班長)には麻生さん、これ(※麻生さん)は豊かな海づくり大会でも活躍していただいた人であります。
 また(7)の新エネルギー開発の推進に向けた体制整備という点では、地熱開発とか小水力発電、太陽光発電、こうしたことを積極的にかつ総合的に進めたいと。企業局電気課の企画開発係を新エネルギー開発班に改組することにいたしております。従来の電気課長の高畑さんが企業(局)の参事になりまして、経営管理課長を兼ねると。また、新しい電気課長兼新エネルギー開発班長には坂井さんを充てると、こういうようにしております。

 それから、1枚おめくりいただいて、今回の1つの特色は、昨年もそうだったのですけれども、女性職員の積極的な登用を引き続き図っていこうということでございます。この4、5行目に書いてありますけれども、平成25年4月をスタートとして10年間で知事部局における管理職への女性の登用を15%以上という目標を立てました。15年4月現在では、これが7.1%で全国では10番目だったのですけれども、順次上がってきまして、昨年の段階では9.8%、全国5位となっておりました。今回ももちろん適材適所、また実力本位ということですけれども、女性の登用ということで、今回47人の女性管理職。これは中央病院の医療職は除いてですが、そうしますと知事部局の全管理職に占める比率といいますと約11.0%となりまして、昨年よりさらに女性の登用が進んだということになります。この辺は25年4月から今回の28年4月まで部長級から課長級以上まで、それぞれ女性の方の登用の人数が書いてありますので、ご覧いただきたいと思います。
 その主な内訳としては、(1)の部分で、まず事務系については課長級に4名昇任してもらったと。また本庁課長職や班長職に新たに4名を登用したと。結果として課長級以上の女性職員は28人となったと。これが16年4月と比較しますと4倍ということでありますし、係長級以上ですと、前の年に比べると10人増の85人となりまして、16年4月と比較すると4.7倍と、こういうふうになっております。これからも大いに女性の活躍に期待したいと思います。
 もう1枚おめくりいただきますと、技術系についても、保健師、薬剤師、獣医師さんで約3名の方を課長級に登用するといったようなことをやっております。これについても、中央病院などの看護師さんは除いた数字ですけれども、事務、技術合わせて61名となりまして、16年4月の27人に比べると2.3倍になっております。
 それから、そこの表はとばしまして、4の段落を見ていただきますと、本庁の次長とか課長、班長への若手職員の積極的な登用にも配慮をいたしたつもりであります。今回本庁の次長相当職に新たに10人登用しまして、そのうち4人の方については50歳代前半の職員ということになっております。例えば経営管理部の石黒さん、商工労働の大橋さん、首都圏本部さっき申し上げた利川さん、それから中央病院の事務局次長の今井さんであります。
 それから、その下にありますけれども、本庁事務系の課長、班長職についても新たに登用した10人のうち40歳代以下の方が3人、それから本庁班長職に登用した11名のうち、40歳代の方が6人としまして、ご承知のとおりこれからいわゆる生産年齢人口が減る時代ですから、熟年の方に大いに力を発揮してもらいたいということで、勧奨退職の年齢も、課長級以上だと勧奨退職の対象になっていたのを、7、8年前に室長級以上にしたというようなこともございまして、50歳代の職員の数が割に高まる中で、ベテラン職員にも配慮しながら、若手職員の登用にも努めたということで、40歳代以下の課長、班長職への登用は合計9人となっております。昨年より若干少ないのですけれども、16年4月、私が知事に就任する以前と比べますと、当時は2人しかおられませんでしたので、それなりに若手登用が進んでいると思います。
 それから、次のページをごらんいただきますと、若手職員の本庁と出先機関との積極的な人事交流ということで、事務職員についてもなるべく早い時期に県民の皆さんと接する現場を経験してもらうということに配慮いたしております。
 それから、その下の技術系職員の本庁企画部門等への起用ということでありまして、従来からですけれども、例えば総合交通には土木職の方が1人いる。地方創生推進室でも土木職が1人、首都圏本部にも農業の方が1人いるというような、以下同じように技術職の方を登用することにしております。今度企業管理者になった須沼さんも、観光・地域振興局の課長として大いに活躍していただいた経過がありまして、できるだけ技術職の人も幅広い活躍の場を確保したいというふうに考えております。
 それから7番目は、職員の政策形成能力の向上と意識改革の積極的な推進ということで、国や自治大へ職員を派遣したり、また海外に、中国、韓国、シンガポール等の海外機関に派遣したり、また民間の企業へ派遣したりということで、できるだけ交流を深く、積極的に進めることにしております。
 なお、東日本大震災の関係ですけれども、5年経ちましたが、さまざまな復興関係、むしろこれからが本番というか、さらに職員に対するニーズが高いということで、引き続き12名を派遣することにいたしております。
 以上が今回の人事異動の要点でございます。何かご質問がありましたらお受けいたします。

2 質疑応答

説明を聞く記者○記者
 今回の人事で、全部大事だと思うのですが、知事として特に力を入れられたところというのはどこですか。

●知事
 やはり新幹線開業ということがございまして、それは期待した以上の良い効果が出ているのですけれども、これをしっかり継続させて、さらに深化させていくと。そのためには1つには、首都圏にしっかりした情報発信拠点を置きたいと。それで日本橋とやま館を置くことにしたのですけれども、ここの責任者が多くの首都圏の皆さんに富山県をアピールする、いわば富山の顔みたいな存在になりますので、ここはどなたに力を発揮してもらうかいろいろ考えましたが、山下さんという女性、40代後半の女性ですけれども、観光課とかいろんなところでいい仕事をしてきてくれていますので、これは一つよかったかなと。
 それから、観光連盟の日本版DMOにするというところも大事であります。それから、中央病院はやっぱり県民の皆さんの安全安心にかかわる分野ですから、力を入れたわけでございます。そのほか、全国植樹祭、これはまた天皇皇后両陛下ご臨席を通常ですといただける国民的行事ですし、また、地熱発電も含めて新しいエネルギーの確保、こういったところにも力を入れて、それぞれ人の配置の面でも配慮したかと思っております。
 それから、もちろん企業管理者は特別職ですから、いろいろと考えましたけれども、冒頭申しあげたように、いろんな点で適切な人が登用できたのではないかと。それから(企業管理者は)だいたい普通事務職の方がなるのですけれども、技術職で入った方でも幅広く活躍をして、また専門性も大いに発揮していただくと特別職になれると、そういう道もあるということは、技術職で入った人たちの士気の高揚とか、仕事に取り組む意識を変える、そういう効果もあるのではないかなと思っております。

○記者
 本庁内の部局長さんが商工労働と生活環境以外は替わっているのかなと思って、結構多いような印象を受けるのですけれども、期待されることとかその狙いとかをお聞かせいただければと思います。

●知事
 一つ一つどの部長ポストも大切なのですけれども、観光・地域振興局については、やっぱり新幹線開業の2年目で、まさに今が正念場でありますから、そういう意味では若手でかつ経産省にもいらっしゃって、富山県に来て2年間、観光・地域振興局と商工労働、両方やっていた亀井さんが非常にふさわしいのではないかなと思って、手腕に期待しておりますし、それから、前後しますけれども、ここに本人がいますが、新田経営管理部長も富山県に来て3年余り経ちましたので、今度は知事政策局長ということで、ぜひ幅広い分野で力を発揮してもらえればなと思っております。
 それから、山崎さんは今度、経営管理部長になられるのですけれども、地元の方が経営管理部長になられるのは久しぶりかと思うのですが、財政とか、人事課にもいたことが確かあったと思いますし、厚生部長もやって幅広い方ですので、大変これも期待をいたしております。
 それから、厚生部長の蔵堀さんとか、また農林部長になった伍嶋さんとか、こういった方々は、それぞれ(蔵堀さんは)財政課長とか(伍嶋さんは)秘書課長、教育次長とか農林部の水産漁港課長とか、いろんなポストで大変力を発揮して、私が見るところ、庁内でも人望も厚いですし、それぞれ良い仕事をしてくれるのではないかなと思います。
 もちろん一人ひとりお話ししていると切りがありませんが、上田さんについては県政史上初めての女性の議会事務局長ということで、大変立派に仕事をしていただきましたので、今度は会計管理者兼出納局長と。
 また、芝田さんは首都圏本部で初代の首都圏本部長として随分苦労してくれましたので、今回は人事委員会事務局長ということで、また別の角度から若い職員の登用とか、人事委員会は採用とかいろいろございますから、そういった点でまた力を発揮してもらえばなと思っております。
 また、今まで交通をやっていた酒井さん、今度は首都圏本部長の2代目になるのですけれども、首都圏本部の役割は2年前にスタートしたとき以上にさらに重要になってきていますから、酒井さんは非常にフットワークも良いですし、なかなか勉強家でもありますから、適任ではないかと期待をいたしております。
 そのほか、県立大学の事務局長に田中さんが行きますけれども、田中さんも非常にいつも手がたい仕事ぶりで、人事の面、教育行政の面、幅広い人材ですから、いま県立大学もご承知のように来年は医薬品工学科を新設する。また、工学部の定員を複合素材とかロボット工学とか都市の防災とか、いろんな面で定員を230人から330人に増やすと。さらに4年制の看護学部を新設して1学年120人、4年ですと480人という大変大きな世帯がまた増えますので、そういうところを切り盛りしてもらう事務局長としては大変適任ではないかと、この方についても期待をしております。
 今申しあげなかった方も皆それぞれ、例えば土木部長になる加藤さんも土木部切ってのベテランですから、大いに力を発揮してくれるのではないかなと、こういうふうに思っております。
 以上であります。

○記者
 今回、退職されて中央省庁に戻られる方、井内部長とか漆畑局長とかがいらっしゃって、新たにお二人ですね、総務省から厚生労働省からお一人ずつ(いらっしゃる)。このお二方に対して期待することや思うところはありますか。
●知事
 もう二方というのは、今度新たに中央省庁から来る人ですか。
○記者
 はい。中谷明博さんと前田彰久さんです。

●知事
 これは、それぞれの省庁とも相談をしまして、地域振興課というのは観光・地域振興局の連絡課だと思いますし、それから、今までの柿沢さんも大変よくやっていただいて私は非常に評価しているのですけれども、それはそれとして、今の観光・地域振興局の所管の仕事というのは、常に新しい感覚でアンテナを国の内外に張って、マンネリ化しないようにフレッシュな気持ちでいつもチャレンジする、そういう姿勢の人が次々に座ってくれるといいなと思っておりまして、久しぶりにここに総務省からの人材を置くというのは、これはこれで大いに私としては期待したいと思いますが、また本人にもしっかり精進して頑張ってもらうようにお願いしたいと思っております。
 それから、前田さんについては、厚生部次長ということですけれども、厚生労働省時代に歩かれたポジションを見ましても、なかなか大変課題の多いところを次々に歩いていらっしゃるので、逆にいうと非常に、厚生労働省の中でもその力量を評価されて、将来を嘱望されている人の一人じゃないかと思いますので、今までの井内さんも大変よくやっていただきましたけれども、そうした方々に来ていただいて、地元生え抜きの県庁マンの皆さんといい意味で競い合って刺激し合って、そして県庁全体が大いに活性化するということになればいいなと思っております。

○記者
 今日プロ野球が開幕なのですが、球春ということでもあって、県庁組織を一つのチームとして捉えた場合、知事の場合は監督兼選手という側面もあるかもしれませんけれども、一言で言うなら、今回の人事異動というので、攻めのチームの色なのか、守りのチームの色なのか、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。

●知事
 これは行政ですからそう単純に割り切れませんが、やはり新幹線開業丸1年、2年目という、ある意味では先ほどから申しあげているように、一方で地方創生ということもございますし、新幹線の開業1年もまずますというか期待以上の面もあったと思いますし、地方創生も最近の政府機関の移転なんかも含めていろいろ難しい点、課題はもちろんあるのですけれども、いろいろ地方自治体も皆頑張っている中で、富山県はそれなりに成果というか、課題も乗り越えて一定の実効性のある結果も出してきているように思うので、今年はまさに2年目で新幹線開業の2年目でもありますし、地方創生も実質いわば2年目で、何でも最初が肝心という面もありますけれども、もう一点、せっかくそれなりのスタートを切っても、2年目というのがやっぱり正念場で、そこで失速しないように。そういう意味では、私は守りもおろそかにしてはいけないと思いますが、攻めの人事というか、守りにも配慮しながら攻守両方を担える人を配置できたのではないかと思っています。

○記者
 5ページのところに海外への派遣とか民間企業とかありますが、今年(※新年度)から全日空さんと(人事交流が)あったと思いますが、今年(※新年度)から(他に)新しく何かやるところとかというのはあるのでしょうか。

●知事
 今年(※新年度)から新しいというと、民間の場合だとANAさんのところですね。それからびゅうトラベルサービスさんは2年目ということになりますかね。それからあとはだいたい今までとトータルには、多少の出入りはあるけれども、ほぼ同じですかね。いま富山県も随分真面目に行革をやりまして、本当に筋肉質になりましたから、そういう意味ではそういう中で、しかしやっぱりこうした海外への事務職の派遣とか民間への派遣とか、それからまた東日本大震災(被災地への派遣)については、しっかり大切にして対応していこうという姿勢を示しているということでご理解いただければなと思います。

○記者
 人事の話から少し外れるのですが、今週末にいよいよ東京便の夏ダイヤがスタートいたします。まずお聞きしたいということが1点。空港の収支に関しましては、いま平成25年度までが公表されていまして、キャッシュフローベースでは1億2,000万円余りの赤字が出ているということなのですが、昨年小型化し、この週末から減便になるということで、小型化に伴う、あるいは減便することによって赤字の規模をどう把握していらっしゃるか、あるいはこれからどうなるかと推測していらっしゃるか、そのあたりをお聞きできますでしょうか。

●知事
 まず、富山空港について、ある試算をすれば確かにおっしゃっているように1億数千万の赤字とか、そういうふうな計算も成り立つのですけれども、前から申しあげているように、地方の空港というのはもちろんそこだけ取り出してとんとんになったり、多少でもプラスが出ればもちろんそれにこしたことはないと思いますけれども、押しなべて地方の空港というのは、その地域の県民の皆さんの利便性の向上ということはもちろんありますし、それから産業、経済の活性化とか観光の振興とか、いろんな狙いを持ってやっているので、そういう意味では、必ずしも空港の、狭い意味での空港の直接的な収支、収入と支出だけ見て赤字であるかどうかというのは、そういう試算は参考としてはあると思うのですけれども、それがマイナスだから即非常に困ったというようなものではなくて、その空港があることによってどんなプラスがあるのだと。逆に言うと、なくなったら本当にどうなのだと考えると、私はさっき言われたような一定の算式で出てくる数字というのは、県議会はもちろんそういうふうに理解してくださっていると思いますし、幅広い県民の皆さんからも、だからといって空港はないほうがいいというふうに思う人はほとんどおらないのではないかと。むしろ厳しい中で頑張っているなと思っていただける方が多いのではないかと思います。
 そのうえでですけれども、富山・羽田便は6便あったのが4便になったことももちろん事実です。しかし同時にこれは、県民の皆さんにアンケートをしても、結局北陸新幹線が開業で、首都圏・東京との距離がすごく近くなりましたから、東京方面に行くときにどっちをとりますかと言うと、たしか今までは7対3ぐらいで鉄道と空港だったのが、今は9対1に近くなっていますよね。これはやはり県民の皆さん、費用対効果ということもあって、それぞれのお立場で交通手段を選択されるわけですから、そういう需要にあったことにならざるを得ないのはやむを得ないのですけれども、一方で例えば富山−羽田便でいえば、全日空さんも民間会社ですから、よほど採算が悪ければなかなか維持できないので、できるだけ空港というものが持っている直接的な収支以外のメリットというか、実際にかつてに比べると羽田経由の国際便が非常に増えてきて、また今後も増えていきますから、そこに1時間弱でつながるというメリットですね。それから、国内各地にも羽田経由で乗継ぎができて、かつ乗継割引制度を使うと、直接そこへ行くのと同じコストで行けるということになっていますから、こういった点をさらにアピールをして、また観光商品の面でも工夫をしまして、この富山・羽田便、それからそれ以外の便も含めてさらなる活性化を図っていきたいなと。
 そういう意味では、私は全日空さん、6便を4便にされたのは残念には思っている反面、やはり需要に応じたダイヤに変えていただいていますし、かつ一旦は6便全部小型機にされたのだけれども、そのうち1便は少なくとも中型機にすると。さらには需要が伸びればさらに中型機を投入してもいいとおっしゃっているわけで、これはご承知のように貨物を運ぶとかいろんな面から考えると、みんな小型機で6つあるよりも、中型機が1日に少なくとも1つはあるということは結構メリットはあるのですね。そういうこともいろいろ複眼的に考えて、なるべく前向きに捉えていきたいなと。
 それから、チャーター便なんかについても、既に7月に沖縄へのチャーター便をやるということも方針として出ていますし、秋以降についてはいま全日空さんにいろいろお願いして議論している最中ですけれども、そういったこと。それからそれ以外のいろんな可能性をさらに追求してやっていきたいと、こういうふうに思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
  ※は、発言内容を訂正した部分です。

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