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知事記者会見[平成27年度]

2017年9月23日

知事室 目次

定例記者会見[平成28年1月4日(月)]

◆日時 平成28年1月4日(月)午後2時17分〜3時00分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)「第35回全国豊かな海づくり大会〜富山大会〜」行幸啓に際しての御製(ぎょせい)について リンク
(PDF5KB)
リンク
(5分05秒)
(2)富山県アンドラプラデシュ州友好訪問団概要報告 リンク
(PDF8590KB)
リンク
(20分)
(3)「とやま弁当」の販売開始について リンク
(PDF1273KB)
リンク
(6分03秒)
(4)出火率全国最小記録の25年連続達成見込みについて リンク
(1分35秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)G7環境大臣会合について リンク
(7分32秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

説明する知事●知事 
 皆さん、新年おめでとうございます。また、今年も県政記者クラブの皆さんとともにご協力もいただいて、富山県の発展のために頑張ってまいりたいと思います。
 まず、今日は私から4点ほど発表させていただきます。
 1つは、(昨年10月に開催した)第35回全国豊かな海づくり大会。大変3日間好天に恵まれまして、大きな成功を収めたように思うのですけれども、この大会に行幸いただいた天皇陛下から御製(ぎょせい)をいただきました。お手元にある(資料の)とおりでございます。天皇皇后両陛下には、15年ぶりに富山県にご来県いただいたのですけれども、この御製を拝見しますと、この「深海の水もて育てしひらめの稚魚」というのはまさに県(※富山県農林水産公社)の(滑川)栽培漁業センター(や県水産研究所)で深層水も活用してヒラメとかアカムツとか、そういったものの養殖(育成)をしているというのもご覧いただきましたし、「人らと放つ富山の海に」はまさに子供たちや漁業後継者の若い方々と一緒に富山湾にヒラメの稚魚、それ以外の魚も含めて放流していただいた時の情景を本当に素直にご印象も含めて詠んでいただいたなと思って、ありがたく思います。
 この歌の中に、深層水やいろいろなことで大事に育てられてきたヒラメをはじめ、この稚魚が立派に育ってほしいなというお気持ちと同時に、そこで一緒に放流した、陛下のお手伝いをした子供たちとか漁業関係者、若い後継者の皆さん、また多くの漁業関係者に限らず国民の皆さんが、これからもふるさと富山、あるいは日本の国が健やかに発展するようにぜひ担っていってほしい。小さなヒラメ、放流したヒラメの姿と同時に、そういう両陛下の子供たちや若い漁業後継者、また多くの国民の皆さんに対する温かい気持ちですね。特に稚魚だけではなくて、子供たちにしっかり育って次の時代を担ってほしいという大変温かい願い、国民のことを思うお気持ちが感じられまして、大変感激したところであります。
 こうした豊かな富山の海、また立山黒部も含めまして、両陛下は本当に海越しの立山はすばらしいねとおっしゃっておられましたが、そういうふるさとの富山県の良さを、子供たちや若い漁業関係者の皆さん、多くの皆さんと一緒に見守り、また発展させていかなくてはいけないなという思いを、私もしたところでございます。
 また、この天皇陛下の思いと豊かな海づくりの大切さを末永く後世に伝えていくために、今後、まだはっきり場所は明言できませんが、普通に考えると海王丸パーク内の最もふさわしいと思われる場所に、この御製の碑を建立させていただきたいなと。この点についてはまた検討の場なども設けて進めていきたいなと思っております。

 次に、年末にインドに行ってまいりましたので、そのことについて簡単に報告をいたしたいと思います。
 お手元に「富山県アンドラプラデシュ州友好訪問団概要報告」という(資料)がございますが、1枚おめくりいただきますと、日程としては12月25日に成田を発ちまして、その日の深夜というか、26日の(現地時間の)午前0時半ごろにニューデリーに着いたかと思います。
 翌日というか着いた当日の26日については、これにありますように、インドの在インド日本国大使館あるいはインド商工会議所連合会(以下、「FICCI」)幹部の皆さんとの懇談、またジェトロのニューデリー事務所の所長さんからのブリーフィング、また夕方には県内からインドに進出していらっしゃる企業、また必ずしも富山県に限らずマルチスズキの社長さんとか、日本からインドに進出していらっしゃる企業の有力な方々とご一緒に交流会をすることができました。その席には、インドの保健(家族福祉)省の副長官に来ていただいたりとか、インド関係の政府関係者とも懇談できて有意義だったかなと思っております。
 また、27日、28日はアンドラプラデシュ州に参りまして、最初の夜は財務大臣主催の夕食会、また翌日はナイドゥ州首相との2人だけの会談と、その後公式会合で協定書の披露と、確認書の署名、記者会見、昼食会、アンドラプラデシュ州内の視察といったことでございます。
 年末の限られた期間でしたから、少々慌ただしい日程でしたけれども、大変有意義な機会をもらったなと思っております。
 まず、全般的な印象を申しあげますと、1つには、発展するインドの大きな勢いというか、熱気を実感できたなと思っておりまして、皆さんご承知のように世界第2位の人口で、今の時点で12億1,000万人ですが、遠くない将来、中国を追い抜いて世界一の人口になるということが確実視されておりますし、何といっても平均年齢が30歳代、多分それも前半だと思うのですけれども、まさに青年の国だと思います。
 また、実質経済成長率は過去10年で平均7.5%ということでありますし、また直前でも2014年は7.3%、2015年も第1四半期が7.0%、第2四半期が7.4%ということですから、多少の出入りがあっても大変順調に、また非常なスピードで発展されていると思います。特にこれからは一部の富裕層の方だけではなくて、上位の中間層、下位の中間層といわれる世代の層が大幅に拡大するというふうに見込まれております。
 また、外国からの投資なども積極的に受け入れておられますし、いろいろな規制緩和も3年前に一度行きました時よりも随分進んでいるなと。
 それから、日本でいえば経団連、日本商工会議所を兼ねた存在であるFICCIに寄りましたけれども、3年前に行った時も大変日本との交流については前向きでありましたが、今回さらに、特に今のモディ総理と安倍総理と大変連携を密にされておりますので、そうした流れの中で経済団体が中心であるFICCIの会長さんというか幹部の皆さん、従来以上に日本との交流、あるいは富山県との交流について前向きでいらっしゃるなと思っております。
 また、ちょうど(訪問の)タイミングが安倍総理とモディ首相との首脳会談が12月12日にあった後を受けてでございますが、この首脳会談で出された共同声明等でご承知のとおり、ムンバイとアーメダバード間、約500キロの高速鉄道は、日本の新幹線システムを導入するということが確認されましたり、また日印投資促進パートナーシップということで、5年間で3.5兆円規模の官民投融資の着実な進展を図るといったようなことが順調に進んでいると。2015年には約4,000億円程度の円借款供与の見込み、この3.5兆円の一部になるわけですが、そういったことも公表されております。
 また、それ以外にも話せばいろいろございますが、日本貿易保険と国際協力銀行で最大(※総額)1.5兆円(規模)の「日印Make in India特別ファシリティ」というのをつくって、モディ首相の「Make in India」プロジェクトを日本が応援するといったようなことも決められました。
 また、いろいろ課題は残っているようですが、日本とインドの原子力協定の原則合意といったようなこともございました。
 そういう中での訪問でありましたが、先ほど申しあげました安倍総理とモディ首相との共同声明にも今度の富山県とアンドラプラデシュ州との友好県州について共同声明で言及していただいて、非常に高く評価するという趣旨の文言が入りました。そういう意味では、富山県とアンドラプラデシュ州との友好県州を即、国レベルでも高く評価するという形になりましたのは、日本とインドの国同士で非常に親密に連携していこうという中で、富山県とアンドラプラデシュ州の関係も位置づけられましたので、いろいろな意味で非常に良いタイミングでこうした関係ができたかなと思っております。
 また、アンドラプラデシュ州そのものは人口が4,980万人、富山県の約47倍ぐらいの人口、面積も16万平方キロメートルですから、富山県の38倍といったような大きな州でありますし、そこに前の州都から分かれて新しい州都、アラマバティというところにつくる。これも州としての都をつくるというだけではなくて、インドでも指折りの大きな都市をつくっていこうということでありますから、インドの国のいわばプロジェクト的な位置づけにもなっているようでありまして、大変資源も豊富で地政学的に見ても非常に大きな可能性のある州だなと思っております。
 ちなみに、このアンドラプラデシュ州は、インドの東海岸に面しているわけですけれども、海岸線が970kmでしたか、富山湾の約10倍ということでありまして、そこに現在でも日本海側で伏木富山港も頑張っていますけれども、何といっても今は博多港が一番大きいと思いますが、それの4倍以上に当たる大きな港に、現在でもかなり大きいのですが、拡充していくという方向のようですから、そういう意味では大変可能性がある。また日本の企業もいすゞ自動車さんが今工場を建設中、ユニ・チャームさんも建設中、そのほかコベルコ建機とか愛三工業とか、いろんな自動車関連等の企業が既に立地済みということで、そういう面でも楽しみな県(※州)だと思います。
 なお、富山県との具体的な当面の関わりというと、富山県の医薬品産業、このアンドラプラデシュ州の医薬品の原薬などをいくつかの企業で直接あるいは間接的に買い上げて、それを加工して日本国内や世界で販売されているといった面もございまして、どちらかというと、日本の医薬品産業の原薬供給というのは、やはり中国が非常に比重が大きかったと思うのですけれども、インドも大変そうした面で供給力もある可能性のあるところでありますので、大変そういう意味では良かったなと思いますし、医薬品に限らず今後いろんな面で協力し合えるのではないかと思っております。
 また、まずは具体的にどんな交流を進めるか、これはものづくり産業の面、それからもちろん農業、水産業、あるいは人の交流、いろいろなことが考えられるわけですけれども、特に人的交流については向こうも意欲的でありますので、そういったことも含めて着実に進めていきたいなとこういうふうに思っております。
 内容的に、この報告書を見ていただきますと、2ページ目がインドの今度のアンドラプラデシュ州の位置でございます。このハイデラバードという州都は、今のナイドゥ首相が、独立する前のこのハイデラバードと一緒だった州の時につくったIT関係の大都市なのですけれども、それから分かれてアマラバティという新しい州都を今建設中だと。当面暫定州都は前のハイデラバードになっていますが、そういうことであります。
 (友好訪問団の)メンバーは3ページにあるとおりであります。
 4ページ、5ページあたりはご覧いただきたいと思いますが、例えばFICCIに寄りましたけれども、3年前に行った時にも富山県の経済文化のPR、観光のPRなどもさせていただいたのですが、6ページをご覧いただきますと、その後富山県にも訪問いただいたロヒット・レラン(日印経済委員会)共同会長さんが、とにかく行ってみたら富山県の自然や山岳風景はスイスよりすばらしいとまで、その場で言っていただきました。私からは大変それは光栄なのだけれども、日本のスイスのようだというご評価は大変うれしいのだけれども、あえて申しあげれば、スイスには海がないので、我が富山県には美しい海・湾がある。それ付きのスイスであると言ってくださるとなおありがたいと言いましたら、大変皆さん笑い声が起こって盛り上がりました。やはり人の交流というのは積み重ねていくと良いなと思っております。
 また、富山県の観光説明会をインドでもやってほしいという話がありましたので、ぜひやりましょうと。ただ人口2,300万人の台湾から12万人の今観光客がいらしているんで、人口12億人のインドからいずれ600万人ぐらい来ていただいてもおかしくないと言いましたら、大変和気あいあいとなりまして、まず1,000人ぐらいはインドから来年送りたいといったような声もあったりした次第です。

 それからあとは、9ページあたりはまたご覧いただきたいと思いますけれども、10ページ以降が、アンドラプラデシュ州の様子でありまして、大変大きな州でありますが、熱烈に歓迎をいただいて、大変恐縮いたしました。
 ここの10ページ以降にナイドゥ州首相という方が出てきますけれども、この方はインドでも大変将来が嘱望されている指導力のある州首相で、安倍総理や菅官房長官などにも会ったり、(当時の)宮沢(経済産業)大臣とも会ったりされていますし、富山県だけでなくて、日本国政府としても今後も交流を深めたい州の一つということかと思います。
 12ページあたりで、お互いにプレゼンもいたしまして、特に富山県が北陸新幹線(の開業)で東京まで約2時間となったと。また「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟ができたというようなこと、また国際環境協力をはじめとして、自然環境保全にも大変熱心に取り組んでいることが評価されて、G7環境大臣会合も富山県富山市でやるということになったというようなお話もさせてもらいました。
 また、ASEAN向けに留学生の方を受け入れるモデル事業などもやっていることも紹介しまして、この方式に限りませんけれども、できるだけアンドラプラデシュ州のニーズに即して人の交流、人の受け入れ、また富山県からも行くとか、そういったようなことを積極的にやっていきたいというお話を申しあげた次第であります。
 なお、13ページ、14ページをご覧いただきますと、今回は時間がなかったので、細かくは見られませんでしたけれども、ヘリコプターにも1時間半ほど乗せていただいて、新州都建設予定地周辺を視察させていただきました。何しろ大変大きな州で特に新州都の予定地アラマバティというのは、14ページの参考のところを見ていただきますと、紀元前3世紀に、皆さんも歴史で習われたと思いますが、アショーカ王によりインド北部に誕生した仏教が南インド等に広がって、その南インドに伝わった仏教が紀元前3世紀から紀元3世紀ぐらいまで、このアーンドラ王国、サータヴァーハナ王朝の庇護のもとで栄えた。
 今度の新しい州都になるアラマバティというのは、南インドの仏教信仰の中心地として栄えたというところで、日本でも割に有名な龍樹菩薩(ナガールジュナ)という方が、これは仏教の世界では、いわば中興の祖らしいのですけれども、こうした方が出て、大変この一帯は仏教の中心地として栄えたといったようないわれのあるところであります。
 そういった歴史のあるところが、また2000年を経て現在でまた新たな都づくりをしていると、そういった州とあるいは国と連携協力できるというのは、考えてみると富山県にとっても大変ある面で光栄だと思いますし、これはここ2、3年のお付き合いはもちろんですけれども、10年先、20年先を考えて、しっかりと富山県のプラスにもなるように、またアンドラプラデシュ州はじめ、インドの発展にも協力して、お互いにWin-Winの関係で進めていけるように努力したいなと、こういうふうに思っております。

 それから3点目が、「とやま弁当」の発売についてということであります。
 お手元資料にあると思いますけれども、県としましては、富山県の食の魅力、東京をはじめ首都圏、全国にも知られるようになりましたけれども、もう一段これを加速したいと思っておりまして、今度は、県が企画した形で、県産食材を使用したオリジナル弁当を製作してもらうということをいたしました。これはこの1行目、2行目にありますように、JR東日本さん、またNRE((株)日本レストランエンタプライズ)などの事業者の方と連携して、県産食材を使用した新たな駅弁、「とやま弁当」を販売するということであります。
 内容は、この(資料の)1の(1)にあるように、「とやま牛すき煮」とか、「とやまポークロースト」とか、「ブリカマステーキ」、「白海老浜焼き」と、「紅ずわい蟹ちらし」といったようなことで、一つは富山の美味しいお魚をアピールするということもありますが、牛とかポークもなかなか良いのですよということも併せてPRしようとしているわけでございます。
 これは12月26日から31日に「東京駅ふるさと駅弁大会」で前倒しで販売してみましたけれども、評価はなかなか高いようでありまして、この1月元日から本格販売をいたしております。
 売っている場所は、今のところ、まず東京駅の駅弁販売店舗「駅弁屋 祭」で販売しているのですけれども、順次、例えば上野駅、新宿駅、大宮駅あたりで売ろうと。販売単価は1,300円、当面の販売目標5,000個ぐらい。製造をされる事業者は、(株)源さんですけれども、これは(株)日本レストランエンタプライズのほうで、どこにお願いするか検討されて、(株)源さんが従来からのお取引、実績等で(株)源さんにやってもらうということになったと伺っております。
 それから、PR方法ですけれども、12月末から1月下旬までは東京駅構内でポスターで広告宣伝をします。これはJR東日本企画と連携をする。また、1月4日から1月末までは東京丸の内の連絡通路のデジタルサイネージでの広告宣伝も行う。 
また、県産食材のおしながきを同封する。このことによって富山米、とやま牛、とやまポーク、シロエビ等をPRしたいということでございます。また、弁当に同封されておりますアンケートはがきで、抽選になりますが、100名の方に富山の特産品をプレゼントしようというふうにいたしております。この特産品というのは、とやまカードで県産品を選べるギフトカード、または「富のおもちかえり」オイル漬けセット、それぞれ2,000円台のものですけれども、こういったものをプレゼントするということにしております。
 ちなみに、「東京駅ふるさと駅弁大会」での販売状況ですが、もう6日間で400個売れた。購入者の声としては、「富山のおいしいものが一度に楽しめた」とか、「肉も魚も楽しめる弁当はなかなかないのでおいしかった」とか、「いろいろな味が楽しめるので、高齢の母にも食べさせたい」といったような反応があったということでありまして、またNREの皆さんからも、売れ行きがなかなか好調で、今後も期待できるというコメントをいただいております。
 今後ですけれども、できれば今後の評価なり批評、反応も承ってでしょうけれども、例えばこの販売そのものは3月末まで続けていくように努力したいと思いますけれども、さらにその反応も見てですが、まずまずのご評価、または改善すべき点があれば改善をして、来春4月以降、(株)源さんのほうでは自主販売にしたいと思って、検討されているようにも聞いております。これが富山県の食材なり、また富山のお魚、お肉、富山の食の魅力のアピールに大いに貢献できればと思っております。

 それから最後に、資料はありませんけれども、出火率全国最小というのを昨年まで続けておりましたが、今年も速報値ではありますけれども、幸い全国最小の記録を更新して25年連続、出火率全国最小ということになるのが確実になったということでありますので、報告をいたしたいと思っております。
 出火件数が188件で、前の年に比べますと31件減った。この結果、平成3年から27年まで、これは暦年ですが、25年連続出火率全国最小ということになったわけであります。消防職員の方や消防団員、婦人防火クラブなどの民間防火組織をはじめ、多くの県民の皆さんのご尽力に感謝を申しあげたいと思います。
 今後も火災予防を推進しますために、県民の皆さんの防火意識のさらなる向上につながる、いろいろな試みをまたやっていきたいなと思っている次第であります。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

説明を聞く記者○記者
 先ほどちょっと言及がありましたけれども、今年はいよいよ5月にG7の環境相会合があります。それに向けて知事としてどのようなお気持ちで迎えられたいのかということと、なかなか今の段階で具体的に言いづらい、環境省サイドからもなかなかお話が来ていない段階であると思うのですけれども、具体的にどのような形で迎えたいというところでお考えはございますか。

●知事 
 今度のG7環境大臣会合ですね。これは先般12月の初めでしたか、パリでCOP21がございまして、あれで地球温暖化対策、異常気象の対策をかなり前進をして、特に二酸化炭素(CO2)の排出量もなるべく抑制する。また、地球の温度も産業革命のあたりから数えて2℃以内でしたか、そういうふうに大きな方針、大きな方向が定まったということで、非常に意義のある会だったと思います。これから先進国、発展途上国を含めてそれをいかに各論をしっかりしたものにしていくかというのが、今大事な局面だと思いますから、そういった局面でG7の環境大臣会合が富山県富山市で開催されるというのは、大変ありがたいというか、歴史的にも意義のある大臣会合になるのではないかと思います。
 この環境大臣会合の中身については、これはやはり国の環境省あるいは安倍総理、国レベルが中心になられることでありますけれども、私どもとしては、ご承知のように富山県も環境については大変熱心に取り組んでいた県で、かねて国連のNOWPAPの事務所もありますし、またロシア、中国、韓国の沿海地方、特に遼寧省、江原道と連携して国際環境協力もしてきましたし、また小水力発電とか、あるいはバイオマス発電、太陽光発電、最近では地熱発電の取組みとか、いろいろな実績も上げております。あとはイタイイタイ病の悲惨な公害も経験してそれを克服してきた歴史もある。また、地道なエコストア制度とか、レジ袋の無料配布の廃止とかいうことも、全国に先駆けてやっている。さらに、富山市さんも新交通システム等でコンパクトなまちづくりをやっていらっしゃいますので、ぜひ富山県として、また富山市さんとも連携しながら、日本の地方の県、都市として、こうした意欲的な取組みを環境問題でもやっているということもしっかりアピールをしていきたい。
 また、その前後のエクスカーションでは、これは各国の環境大臣の皆さんのご意向もありますけれども、例えばイタイイタイ病資料館なども見ていただいて、両陛下にも見ていただきましたが、さまざまな公害の教訓を乗り越えて、未来志向で新しい取組みをいろいろやっている。また、国際環境協力も先ほど申しあげたようにやっている。また、地道にレジ袋の無料配布の廃止とか、水と緑の森づくり税をいただいての森づくり運動とか、県民挙げて環境(保全)の取組みをやっている。こういった点をしっかりアピールをして、世界の環境の首脳の皆さんになるほどと、世界の中でも自治体としての取組み、大変先駆的にやっているなとご評価いただけるようにしたいと思います。
 また、もちろん大前提として、環境大臣会合は安全で事故なく終わる。かつ、できればそこでまた地球温暖化対策等々が大きく前進した形で方針が決まるということになればありがたいと思います。また、それを見越してその前にもいろいろな県民挙げての環境(保全)についての取組みや行事もありますし、またそれ(環境大臣会合)が終わった後、1週間後に、この環日本海の沿岸の自治体に呼びかけて、G7環境大臣会合の成果を踏まえて、我々はまたこういう取組みを地域でやっていきましょうと、こういった国際会合を予定しておりますので、ぜひこの機会にものづくりとかで先進的な県、教育水準が高いとか持ち家率が高いとか、いろいろな点でご評価いただいていますが、環境の面でも日本の国内あるいは国際的に見ても先駆的な取組みをやっている地域、市である、県であるといったことがしっかりとご評価いただけるように努力をしていきたい。また自主的にそのことによって富山県内、またこの対岸諸国も含めてこの地域の環境への取組みが、また一段と充実される方向で努力をしていきたいなと、こういうふうに思っております。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

弁当を紹介する知事

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