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知事記者会見[平成26年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成26年10月1日(水)]

◆日時 平成26年10月1日(水)午後3時32分〜4時21分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)「世界で最も美しい湾クラブ」総会への出席及び富山県・遼寧省友好県省締結30周年記念 富山県友好代表団の派遣等について リンク
(PDF157KB)
リンク
(7分59秒)
(2)とやまマリッジサポートセンターの開設について リンク
(PDF2389KB)
リンク
(2分18秒)
(3)首都圏における北陸新幹線開業PRミニ番組の放映について リンク
(PDF517KB)
リンク
(4分23秒)
(4)富山県民会館のリニューアルオープン日程について リンク
(PDF19KB)
リンク
(1分52秒)
(5)新幹線新駅へのアクセス道路の供用について リンク
(PDF1659KB)
リンク
(2分26秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)世界で最も美しい湾クラブ総会への出席と遼寧省への友好代表団の派遣について
(2)マリッジサポートセンターについて
(3)御嶽山の噴火に伴う本県の監視体制について
(4)子育て支援・少子化対策について
(5)消費増税に伴う影響等について
(6)「かがやき」の新高岡駅停車に向けた取組みについて
(7)城端線・氷見線の直通化構想について
(8)富山市長の任期を全うしたいとの発言について
リンク
(31分)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

説明する知事●知事 
 今日、5項目発表しようと思っているのですけれども、その前に、先ほど、韓国の仁川(インチョン)で開催されていますアジア大会の陸上男子50キロの競歩で、本県出身の谷井選手が見事に優勝したというニュースがありました。これは、県民にとって大変元気、勇気が出る話ですし、子供たちにも夢や希望を与えていただける快挙だと思います。大変うれしく思いますし、谷井選手をはじめ、今日、ちょうど午前中に、アスリートの皆さんの中で全国や世界で活躍していただける有力な方々を支援対象とした認定式もしたところでありますので、これがまた本県選手、ほかの方々にもいい刺激を与えて、皆さん一層精進いただいて飛躍されることを期待しております。

 それでは、5項目の記者発表をさせていただきます。
 第1点は、「世界で最も美しい湾クラブ」の総会がこの10月に韓国で開催され、それにご招待いただきましたので、出席をして、一応、内定状態にはあるのですけれども、あくまで(最終的に)決まるのは総会でありますから、この機会に富山湾の魅力を私自身が参上してしっかりプレゼンをしまして、正式に加盟をさせていただく。併せて、世界各地から、今のところ確か17カ国というふうに聞いていますけれども、世界で36の湾がメンバーになっており、その大多数の方がお集まりだということですから、各湾の代表の皆さんともお目にかかって、今後いろんな点で連携・協力もしていきたいと思っております。
 それから、併せて、富山県と遼寧省と友好県省の間柄になりまして、今年が30周年の節目であります。そこで、今回、遼寧省に参りまして、せっかくですから、観光説明会とか、遼寧大学への訪問とか、富山ファン倶楽部設立10周年記念レセプションなどに行きますけれども、一番のメインは、遼寧省政府を表敬しまして、友好県省30周年の記念式典レセプションを行うことでございます。
 併せて、その翌日には大連市の政府を表敬したり、また、ご承知のように、富山−大連便は中国の南方航空が運営していますけれども、この南方航空の本社は南の方の広東省の広州にあるのですけれども、この大連便等北の方は大連に支社がありまして、実質相当大きな権限をここで持ってらっしゃいますので、ここの代表にもお会いをして、大連便の維持と、できればさらなる増便を働きかけようと思っております。
 また、22日には北京に立ち寄って、日中友好協会とか中国政府の関係機関、日本大使館等を訪問しようと思っております。
 ただ、ちょっとだけ気がかりなのは、今回、今朝になってからの情報ですけれども、中国共産党の第18回の中央委員会の第4回全体会議、いわゆる「4中全会」といっていますけれども、この日程が10月20日から23日に北京で開かれるということになったということであります。
 そのとおりだとしますと、19日の日曜日の友好県省30周年記念式典レセプションなり遼寧省政府への訪問には直接影響しないのかなと思いますけれども、その後の観光説明会なりファン倶楽部の設立10周年レセプションなり、大連市の政府表敬なり、多少は影響があるかもしれません。
 ただ、ちょうどタイミングが悪いことに、10月1日から7日まで中国が国慶節で、官公庁もみんなお休みなものですから、ちょっと連絡が十分にとれないようでありますが、しっかり連絡をしまして、せっかく行くのですから、できるだけ実りの多いものにしたい。
 私の方から言うと、「世界で最も美しい湾クラブ」(の総会)にまず寄って、その後、遼寧省、大連に寄って北京に行くと、大変短い時間でたくさん回れ、効率がいいなということでこういう日程を先方と相談の上でつくったのですけれども、ちょっとそういう点が若干懸念されますが、できるだけ成果があるようにしてまいりたいと思います。
 ちなみに、皆さんから見ると、「4中全会」というのは相当大きな重要会議ですから、もうちょっと早く分からなかったかと思われるかもしれませんが、中国のお国柄で、こういう重要な会議が1週間前とか、10日前とか、そういう短時日のうちに急に決まる、あるいは公表されるということのようでありますので、そういう点はやむを得ないかなと思います。
 ちなみに、前回の3中全会は2013年の11月中旬に開かれていますし、その前は同じく2013年の2月に開かれている。それから、第1回目は、一昨年の11月に開かれているということなので、私どもの予想とすれば、秋なら11月ごろかなと思っていたのですけれども、皆さんご承知のように、中国のお国柄でいろんなご事情もあると思われますので、これはこれでやむを得ないことですから、それを前提に、成果があるように最善を尽くしていきたいと、こういうふうに思っています。

 それから、2つ目が、とやまマリッジサポートセンターの開設であります。
 これは、結婚を希望される独身男女を応援するために、このセンターを10月27日にオープンするものです。今後、結婚を希望される男女一人一人になるべくフィットした出会いの機会の提供とか、また、コミュニケーション能力の向上を図るためのセミナー開催とか結婚支援の取り組みを強化していきたい。センターの概要はその(資料の)下に書いてあるとおりでありまして、設置者は富山県ですけれども、公益社団法人の富山県法人会連合会に運営委託をするというふうにいたしております。場所は大同生命さんの富山ビルの7階、開設日等は火曜から土曜日。受付時間等もここに記載のとおりでございます。
 主なサービスとすると、会員制の一対一の個別マッチング、古典的な言い方をするとお見合いだということだと思いますが、また、結婚希望者向けのスキルアップセミナー。どうも、いろんな機会を提供しても、会話が成り立たない場合があるという話もありますので、コミュニケーション能力の向上等を図っていく。また、企業向けのセミナーもする。また、そのほか、各種の情報提供ということでありまして、開所式は10月27日、ここに記載のとおり予定をいたしておりますし、また、記念の公開講座も、その前日に白河桃子さんをお招きしてやっていただくということになっております。

 それから、第3点目ですけれども、首都圏における新幹線開業のPRミニ番組の放映についてであります。
 これは、まず皆さんにDVDを1分間見ていただいた方が話が早いと思いますので、ちょっと先にこれを見ていただきたいと思います。
 では、お願いします。

(DVD視聴)

●知事 
 ということでありまして、これは、皆さんのお手元の資料にありますように、大体毎週やっていただくのですけれども、10月は立川志の輔師匠、それから11月は野際陽子さんと志の輔師匠、(12月は)柴田理恵さんと志の輔師匠というふうに、11月から3月まではどなたか著名なタレントの方と志の輔師匠がかけ合いをやるということであります。
 それから、今、DVDで見ていただいたのは、10月は志の輔師匠のいわば独演でありまして、今、DVDを見ていただいたものだと。
 ご覧いただいたように、我が富山県が誇りとするタレント、芸能人の方でありますから、大変魅力的なプレゼンをしていただいて、富山県のいろんな魅力をアピールしていただけると期待をしております。
 なお、これは毎週金曜日に来年の3月まで26回、放送枠も16時50分から19時までの「news every.」の中の18時15分ごろに60秒放送するということで、視聴率約9%、大体同時刻の民間テレビの中では一番高いと聞いておりますけれども、首都圏でエリア人口4,260万人ですから、相当大きな効果があるのではないかと期待しております。
 また、併せて、ローカル局でも、富山県では北日本放送、また長野県ではテレビ信州で、それぞれここ(資料)に記載してありますように同じ中身を放映していただくということになっております。
 このローカル局の方もそれぞれ視聴率がKNB(北日本放送)さんですと約15%ぐらい、テレビ信州さんで約6%ぐらいと、それぞれ相当程度の視聴率を上げているということで、大きな効果があることを期待いたしております。

 それから、4点目は、県民会館のリニューアルオープンの日程でございます。
 各方面から、いつごろ県民会館が使えるようになるのかというご要望・問い合わせが多いので、早目に発表したいと思います。
 まず、リニューアル記念式典は来年の3月13日。3月14日が新幹線開業ですから、その前の日に記念式典をさせていただこうと。式典終了後、内覧会もやることにしております。
 また、リニューアル記念の芸術フェスティバルも開催をする。その詳細はまだ検討中のものもありますが、これに併せて舞台公演とか生け花展示なども行うことにしております。また、お茶会とかも開催します。場所はホールと1階美術館ほかということにいたしております。
 それから、一般供用の開始日ですけれども、3月16日月曜日から。予約受付開始日と連絡先はここに記載のとおりでございます。8階のレストラン、宴会場は先着順、それから、それ以外のホール、展示室、会議室などは月ごとに抽選で決めるというふうになっているところでございます。
 関心が結構高いので、周知についてご協力くださればありがたいと思います。

 5点目は、新幹線駅のアクセス道路の供用でありまして、重要なものを3つ挙げております。
 1つは、県道高岡環状線、それから、2つには、これも高岡ですが、能町庄川線の中の蓮花寺〜問屋町、それから黒部宇奈月温泉駅は黒部市の荻生〜若栗。先の高岡環状線は、飛ばしましたが、佐野〜六家の間ということでございます。
 詳しくは、1枚おめくりいただきますと、高岡環状線、佐野〜六家間の総事業費ですとか事業延長、福田高架橋の概況等もありまして、いずれにしても、これができることで、例えば高岡インターから新高岡駅へ向かうとしますと、従来に比べると4分ぐらい時間短縮ができる。車の4分というのは相当効果があると思います。
 また、もう1枚おめくりいただいて、能町庄川線、これは蓮花寺〜問屋町ですけれども、これも記載のとおりでございます。これができますと、高岡中心市街地の渋滞緩和ができまして、高岡市の北部地区から新高岡駅への所要時間がやはり4分程度短縮できる。
 もう1枚おめくりいただきますと、黒部宇奈月温泉駅、これも荻生〜若栗地内ですけれども、これができますと黒部宇奈月温泉駅へのアクセスが向上しまして、黒部市の中心市街地から新幹線駅まで従来ルートと比べて、これも約4分ほど時間短縮ができると、こういうふうになっております。
 地元の皆さんの待望久しい道路でございますので、発表させていただきました。
 以上で、私からの報告を終わらせていただきます。

2 質疑応答

説明を聞く記者○記者 
 今回、美しい湾クラブの総会に出席されますが、今回の認定を受ける意義について改めて伺いたいのと、あと、遼寧省との友好県省締結30周年の節目に当たって、今回の訪問に期待すること、もう一つ、次の時代に向けてどのような交流を描くのかということを伺いたい。

●知事 
 まず、「世界で最も美しい湾クラブ」への正式加盟ということですけれども、幸いにして正式加盟できれば、フランスのモン・サン・ミッシェル(湾)とかベトナムのハロン湾とか、この2つは既に世界文化遺産にもなっていますし、また、アメリカのサンフランシスコ湾とか世界の魅力的な美しい湾と肩を並べてメンバーになれる、37番目の湾ということになるのだと思いますけれども、(宮城県の)松島湾が去年の暮れに入ってきたようですが、日本海側では初めてですし、富山湾そのものが大変もともと魅力的な湾でありますので、大変意義が深い。
 以前から、富山県の魅力として、まずはやはり立山黒部アルペンルートとか黒部峡谷鉄道とかあるのですけれども、もちろんそれは大変世界に誇りとできると思いますが、富山県の魅力は、それと同時に、雄大で美しい山が、立山連峰があるということと同時に、また、豊かで美しい富山湾があって、それが直径4、50キロの富山平野でつながれている、世界でまれに見る景観でもある。それから、同時に、富山湾が美しい景観というだけではなくて、「神秘の海 富山湾」と言われますように、海中から水が、立山連邦から流れ出ずる伏流水や地下水がわき出てくるとか、日本海側の800種類のお魚のうち500種類は富山湾だけで生息しているとか、また、ブリ、白エビ、ホタルイカ、ベニズワイガニとか、ゲンゲとかさまざまにおいしくて、かつ個性的な魅力のあるお魚も生息する。
 同時に、富山湾の環境を良くするために、県民の皆さんが年間500円を負担して、企業は1,000円から8万円負担をして、かつ毎年1万人の県民がこの森づくりに参加をする。また、海岸清掃などにもたくさんの人が参加していらっしゃる。こういったところを世界にアピールして、富山県が、もともと富山湾、自然が豊かで美しいのですけれども、それを今、この富山県に住む県民の皆さんがまさにみんなでこの自然をもっと豊かに、かつ、良い環境にして次の世代につなげていこうという努力をされている。こういうことが富山県の実は魅力だと思っていまして、そういった点をしっかりと韓国の麗水(ヨス)で開かれる「(世界で最も美しい)湾クラブ」の皆さんにもアピールをして、富山湾、あるいは富山県というものを世界的にさらに認知されるようにしていきたい。
 併せて、その「(世界で最も)美しい湾クラブ」という指定を受けただけではまだ足りないわけで、これに併せて、サイクリングロード、海寄りの海岸沿いのサイクリングロードの整備を進めておりますし、サイクルカフェとかさまざまな施設を整備する。また、マリンスポーツの振興を図る。今回の(9月)県議会でも、新湊にあるヨットとかボートの係留施設を大幅に拡張するという予算も見込み、議決をいただきました。
 こういうことをやって、富山県は立山連邦をはじめとする山もすばらしいけれども、富山湾も大変魅力あってすばらしくて、この一対の富山県の環境というものを、実はそこで住んでいる県民がしっかり守って、より魅力的にするように努力をしている。だからこそ、国連の機関(NOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)富山事務所)も、日本海側で唯一富山県にあるのだといったこともアピールをして、そういう県なら一度行ってみたいなというふうに思っていただいて、何度でも世界各地から来ていただける富山県にしていきたい、こういう思いでございます。
 また、遼寧省の訪問については、30年の歴史があるわけですけれども、ご承知のとおり、ここ2、3年といいますか、尖閣諸島問題だとかいろんなことで、国と国との関係はかなり緊張関係があったりしておりますけれども、国と国との関係はできるだけ外交努力をして、こうした課題、障害を乗り越えていっていただきたいと思いますが、そういう国と国とは、やはりそれぞれの国としての主張をしなくてはいけない原理原則というものもありますから課題が多いわけですけれども、こういう時こそ、富山県と遼寧省という地方レベルで、これまでの友好交流や経済交流、観光交流、文化の交流、あるいは環境面での協力、こうしたことを積み上げてきた自治体同士がさらに連携協力を深めて、お互いにウィンウィンの関係でこれからも、次の時代もこの友好関係を続けていこうというふうに確認するというのは大変意義深いことだと思います。また、そういうこともありまして、今回、観光説明会とか文化の交流などもやるのですが、併せて、お求めがありましたので、遼寧大学の日本学科の方にも、知事が話をしてほしいということですから、お話もさせていただいて、次の世代を担う若い人たちが日中間にあるさまざまな課題も乗り越えて、末永い友好関係、経済・文化交流、こうしたことが進んで、それが同時にこの日中間、あるいは東アジアの平和、安全・安心につながっていくということになればうれしいなと、そういう思いで訪中をしたいと、このように思っております。

○記者 
 御嶽山で非常にショッキングな災害がありました。同じ山岳観光地を抱える富山県としては立山が想定されると思いますが、監視体制の強化ですとか、何らかの対応ですとか、国へ要望すべきことがあれば教えてください。

●知事 
 もちろん、御嶽山の噴火ということについては、私どもも立山がありますから、大変関心を持って状況を把握しているわけでございます。
 ただ、ご承知のように、立山弥陀ヶ原火山というのは全国110の活火山には含まれているのですけれども、火山噴火予知連絡会が選定した常時観測火山ではないということでありまして、気象庁では、東日本大震災の発生以降に一時期、地震活動が活発になりましたので、2年前、平成24年の秋に室堂ターミナルに地震計を1基設置されまして、火山性地震の観測を続けておられますけれども、もちろん、今回、早速気象庁等に問い合わせもしているのですけれども、現時点では、立山については地震活動は静穏で、噴火の兆候は見られないということでございました。
 ただ、立山の地獄谷では、今から4年前、平成22年の5月に硫黄火災の発生が確認されますなど、この御嶽山の噴火以前から噴気活動の活発化と、また、それに伴って火山ガス濃度の上昇ということが観測されております。
 そこで、環境省の方で、このあたりは環境省の所管、国の国立公園ですから、地獄谷エリア内の歩道を平成24年度から通年通行止めにしているわけですね。それから、地獄谷周辺の通行を禁止していない歩道についても、火山ガス検知器による濃度調査とか監視員の巡回なども行っております。
 今のところ、この火災ガス探知機による濃度調査で、この数日間、数値に特別の変動があったとか、また、警報基準を超える値が検知されるといったことは、これも確認いたしましたが、(警報基準を超える値の検出は)ないということですので、もちろん今後もしっかり様子を見守って、安全な立山登山、また何らかの危険、既に(歩行を)禁止している場所はありますけれども、しっかり対応していきたいなと思います。

○記者 
 子育て支援の一環のことで、保育料のことを伺いたいのですけれども、知事の子育てミーティングの中で、いわゆる多子世帯、第3子の同時入所のハードルが厳しいとか、その辺もう少しどうにかならないかという声がありますが、その中で知事が、「国の動きも見ながら、県独自の上乗せなども考えていきたい」と前向きに言われた。どんな補助金の上乗せになるのか、今考えている県としての概要、検討中のものがあれば伺いたいと思います。

●知事 
 子育て支援、少子化対策につきましては、昨年来、有識者の検討会を進めておりまして、今お話しのように、例えば、結婚したいけれども適当な人が見つからないといったことも少子化の原因の一つになっているのですけれども、もう一つは、結婚しても、例えば、本当は理想とする子どもの数は3人なのだけど、現実には2人しか持てないなという回答が非常に多いわけです。
 そこで、今の人口を維持していこうとすると、ご承知のように合計特殊出生率が2.08(※2.07)(必要)ということですから、何とかご夫婦が3人目も欲しいなと本当に思っていらっしゃるのであれば、それが実現しやすいようにしなくてはいけない。そういう意味では、例えば保育料などをもっと安くするとか、今も実は一定の場合には保育料を一定程度引き下げるということはもちろんやっているわけですけれども、もう少し思い切った措置をとるということも考えていいのではないかと思う。
 ただ、やはり今、国も地方も財政難ですから、それをやるについてはやはり相当な財源も必要ということですから、一つは国に、昨日もそうですけれども、今、国会というか政府、与党の皆さんに、例えば人口減少対策ということで検討されるのであれば、そういったこと(保育料の思い切った引下げ)もひとつ検討してもらってもいいのではないかと。また、知事会の中でも、まち・ひと・しごと創生本部に対応して、地方創生対策本部をつくり、私もそのメンバーになっておりますけれども、各県ごとにばらばらにしてもいけないので、できるだけ知事会全体としてこういうことをやってはどうかという提言をしようと、今作業を進めております。
 そうした中に、今言った、例えば、第3子以降の保育料をもっと思い切って軽減するといったようなことも盛り込んではどうかということで、今検討を進めております。国にも働きかけますし、国の制度として見直してもらうという方法も一つありますが、もう一つは、今回、地方創生の絡みで、各省庁の概算要求を見ると、今私が申し上げたようなものはちょっと見当たらないように思うのですね。やや既存の制度の少し焼き直しというか、見直しみたいなのが多いような気がしますが、場合によっては、もっと包括的な人口減少対策、少子化対策のための交付金みたいなものをつくってもらって、その使い方は地方にとってできるだけ自由度の高いものにしてもらえれば、我々はそれを財源にして(人口減少・少子化対策を)やる。いろんなことを今考えておりまして、今言ったようなことが実現されるように、まずは国、政府、与党に対して働きかけをしていく。その上で、富山県としてどうするかというのを決めていきたいと思っております。

○記者 
 2点ありまして、1点目は、4月に消費税率が8%に引き上げられて、今日で半年が経ったと思うのですけれども、県内の景況感とか先の見通しについて、知事の受けとめ方というのを改めてお伺いしたいと思います。

●知事 
 先般、この間終わった9月議会でも、消費税が8%に上がったことによる経済への影響という議論がありましたが、私もいろんな指標を見ますと、やはり消費税を上げることによって経済に一定の影響を与えるということは当然そうだろうなとは思っております。
 ただ同時に、全国の数字を見ても、特に富山県などで見ますと、事業経営者の皆さん、設備投資とかいろんな面で、その先行きについては明るい方向で見ていらっしゃる方が割合多いように思いますし、もう一つ懸念されるのは、消費税を10%にするというのは、もう既に法律に書いてあるわけです。これを、金融等の世界では、いろんな投資ファンドとか、皆そういうものを念頭に置いて、日本に対する投資とかなどをなさっているわけで、これを先延ばしすることになると日本は結局、全体として財政再建ができないのではないかというような印象を持たれると、例えば政府が発行している国債が暴落してしまうのではないかとか、かねてそういったことが心配されているわけで、その辺のリスクなども考えますと、最終的にはもちろん総理が全体的な決断をされるわけですけれども、私はむしろ当面、経済の腰折れとかそういうことが仮に心配だとすれば、私はもう既にそういうふうに言っているのですけど、補正予算をもっと組んで、そういう懸念を払拭して、法律に予定されている(消費税率)10%(への引き上げ)は景気やいろんな点で、低所得者に対する対策とか、そういうことはしっかりやった上で、法律に予定されていることはむしろやった方が、国全体として、地方も含めてリスクが少ないのかなという感じがしますけれども、この点は最後は安倍総理、今の内閣全体でご判断いただくことだと思います。

○記者 
 もう一つ、マリッジサポートセンターなのですけれども、狙いといいますか、このセンターは、まだ未婚の方とかにどういう役割を果たしてほしいのかなどについてお伺いしたいと思います。

●知事 
 今までももちろん県として、結婚のサポート等がそれなりに進むように(取り組んできたわけですが)、結婚をまだされていない未婚の方にお聞きすると、「いずれ結婚はしたい」という人が9割ぐらいだったですかね。ただ、今なぜしていらっしゃらないのかと聞くと、「適当な人にめぐり会わない」という回答が、確か7割前後(※52%)だったかと思います。そのほかにも経済的な問題とかいろいろありますけれども、そこで、県としてもいろんなやり方で応援はしてきたのですが、この機会に我々県が、もちろん個々に、例えばNPOとかいろんなところにお願いするというやり方も今まである程度はしてきたのですけれども、この機会に、法人会連合会というのは県内で9,000以上の企業が参加されている公益財団(※社団)法人でありますから、ここに委託をして、もちろん所要経費は県がお出しするわけですけれども、そうすれば、各企業はもちろん自分の会社に未婚の男女をたくさん職員、従業員として抱えていらっしゃって、それぞれの経営者がやっぱりみんな幸せな結婚をしてほしいなと思っているわけで、そういった皆さんのお気持ちというものをもう少し結集して、できるだけ民間の皆さんの自発的なエネルギーで男女の出会いの場も増える、マッチングもする。それからまた、そういうことで結婚をされるわけですから、例えばお子さんができたときの育児休業とか、いろんなことでも、仕事と子育てが両立しやすいように環境整備もしてもらいやすくなる。
 そういった形で、なるべく民間の皆さんに知恵やノウハウ、また会社、企業としての努力もしていただくということが、ここ数年、いろんなことをやってきた上で、さらに(支援の内容を)改善するとするとその方がいいかなという判断をしたということでありまして、私が聞いている範囲では、法人会の傘下の各企業の皆さん、経営者や中間のそうしたことについて関連の深い人事とか福利厚生をやるようなポジションの方も含めて、できるだけ積極的にやっていこうではないかという機運が出ているように思いますので、ぜひ成果が出るように努力をしていきたいと思います。

○記者 
 「かがやき」の新高岡通過についてお聞きします。
 午前中の高岡市長の定例会見で、新高岡の利用促進を図るために高岡市としてはあらゆる手を打ちたいということを話してくださいました。当然、県としてもいろいろこれから高岡市をバックアップしていかれると思うのですけども、具体的にJRへの要望と並行してどういう形で利用促進をこれから図っていかれるのか、どういう形で高岡市をバックアップしていくのか、そのあたりを改めてお願いします。

●知事 
 これは、やはりいろんな要望活動も大事ですけれども、お話しのように、同時に高岡駅で乗り降りするお客さんをできるだけ増やすということが大切です。それは観光客もいらっしゃるし、ビジネス客もいらっしゃるし、また通勤・通学(で利用する方)とか、いろいろあると思いますけども。そのために例えば新高岡駅発着の高山方面とか世界遺産の五箇山を経由して高山まで行くようなバスを運行するとか、あるいはアウトレットパークが来年8月(※7月)に小矢部でオープンしますから、そちらにバスを出すとか、あいの風(とやま)鉄道の石動駅からという議論ももちろんありますけれども、また射水の新湊大橋、海王丸パークも重要ポイントですから、そういったところ、あるいは和倉温泉など能登方面も能越自動車道も七尾まで全線開通するわけですから、これをバスで利用する、あるいは城端線・氷見線の活性化、こういったことについて、高岡市や民間の皆さん、また呉西の皆さんがいろいろ知恵を出して、こういうチャレンジをしたいということであれば精いっぱい応援したいと。
 現に、今申し上げたいくつかは既に県も補助金を出したりして応援しているわけですが、そういった対策を従来以上に手厚くといいますか、もっと多面的にやっていきたい。そういう意味では、ぜひ高岡市さんからも、今までもちろん県もいろんな提案をしてきていますけれども、ぜひ高岡市さんや民間の皆さんからの積極的なご提案や、また自らこういうことをやるから応援してくれといったようなお話があるといいなと思いますし、ぜひそういうことで連携してやっていきたいなと思います。

○記者 
 それに関連して、城端線・氷見線の直通化構想に関しては、呉西地区の市町村の間でかなり温度差があるというように聞きます。これについて知事はどう思われますか。

●知事 
 なかなか、いろんな考えが当然あり得ると思うのです。ですから、まず城端線・氷見線については、沿線市長さん方、民間の皆さんも入って協議会ができていまして、県の方もオブザーバーで参加させていただいていると思うので、ある程度方向が出れば県としても、県全体のことを考えなくてはいけませんけれども、もちろん高岡や呉西の活性化ということは大切なテーマでありますから、その内容、ある程度地元で方向性が出れば、できるだけサポートをしていきたいなと、こういうふうに思っています。
 それから、同時に、決して高岡や皆さん任せではなくて、JR(西日本)の真鍋社長さんにも何度も、城端線・氷見線の活性化、直通とか、いろんなテーマがありますから、あるいは増便してくれとか、これについては県としても、地元の考え方がまとまったらぜひJRさんも協力してほしいということを強く申し上げてありまして、私はある程度JRさんは協力してくれるのではないかなと期待はしています。

○記者 
 昨日、森市長が定例会見で、次の知事選には出ないとの含みではないかと思うのですが、「任期を全うしたい」という発言をしていました。これに対してどのように受けとめられたか、話を伺えますか。

●知事 
 昨日の地元紙に出ておりましたので私も拝見はしましたけれども、どういうふうに実際におっしゃったかは、その場にいたわけでもありませんので、直接的なコメントは差し控えたいと思うのですが、ただ、1つは、エネルギー効率を高めるという都市づくり、コンパクトな都市づくりということが一定の評価、相当な評価を受けて、国連の検討会にも参加をされて、今後こうしたいという抱負も述べられたのだと思います。それを全うするのに任期いっぱいやられるということですから。
 もともと、私もそうですが、知事であれ市長であれ、ほかの政治家もそうでしょうけど、そこ(の立場)に就く以上は任期いっぱいやるというのを前提に普通は立候補しますから、ある意味では当然のことをおっしゃったとも言えますけれども、いずれにしても、富山市さんが今後も、あるいは市長さんが、コンパクトシティーとか、できるだけエネルギー効率の高い、グレードの高い都市づくりに邁進されるということ自身は立派なことではないかなと思います。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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