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知事記者会見[平成26年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成26年8月7日(木)]

◆日時 平成26年8月7日(木)午後2時30分〜3時10分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)富山−台北便の冬季ダイヤの増便について リンク
(PDF19KB)
リンク
(7分15秒)
(2)「鉄軌道王国とやま」展in鉄道博物館の開催等について リンク
(PDF6716KB)
リンク
(12分15秒)
(3)県道立山山田線(高善寺橋)の通行再開について リンク
(PDF834KB)
リンク
(2分10秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)富山−台北便の冬季ダイヤの増便について
(2)内閣改造に伴う地方創生担当大臣の人選について
(3)北陸新幹線のスピードアップについて
(4)ミラノ万博への出展について
リンク
(15分25秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

説明項目を説明する知事●知事 
 それでは、私から3点記者発表させていただきます。
 まず第1点は、富山−台北便の冬ダイヤの増便ということであります。
 ご承知のとおり、夏ダイヤについては今年から週5便になり、特に4月中旬から5月末まで1日1便となって、かつ搭乗率も大変良かったわけですけれども、冬ダイヤはこれまで週2便でありましたので、これをどうするかということが懸案でありました。昨年の12月に台北に私が参りまして、向こうの董事長の孫さん、それから総経理の林さんともお話をしまして、ぜひ冬ダイヤも4便にならないかということでお話をしました。それが持ち越しで、夏場の搭乗率も見てからと、こういうふうになっていたわけですけれども、今回とりあえず、発表資料にありますように、日、月、木、金の週4便、これを10月26日から12月29日まで4便にするということになりました。これまでに比べると木曜と日曜の便が増便になる。また、出発の時間などは基本的に従来と同じでございます。また、使用機材はB737−800、158席ということになっております。
 これについては、週2便から通年で週4便になればもちろんもっと便利ではあるのですけれども、実際の冬場の搭乗率、昨年などを見ましても、一昨年より昨年が良くなってはいますけれども厳しい面があるのも事実でありますから、まずは11月、12月、週4便になったということは大変良かったなと、こういうふうに思っております。
 一昨年にまず夏ダイヤが週2便でスタートし、昨年の夏ダイヤから週4便になって今年から週5便、また4月中旬から5月末が1日1便ということでしたが、その間、なかなか週2便から増便できなかった冬場のダイヤを11月、12月、週4便にできたというのは一定の前進だと思っております。台湾の方からこれまで以上に多くの方に来ていただくことはもちろんですが、富山の皆さんも冬場の台湾、何といっても暖かい国・地域ですから、従来以上に利用していただければなと、こういうふうに思っております。
 それから、なるべく冬場に台湾から富山においでいただくのに、昨年、一昨年から努力は始めていますけれども、さらに富山の冬の魅力、立山黒部アルペンルートが何といっても一番人気なのですけれども、それがクローズされた後も、例えば庄川温泉郷の遊覧船とか、また世界遺産五箇山の冬景色とか、また台湾の方も最近は雪遊び、冬の遊びに大変関心が深くなっている、さらにはここ一、二年急速にスキーを楽しむ人が増えている、こういうことがございますので、例えば富山県内でいうとIOX−AROSAとか立山山麓、これは国際的に見ても評価されるスキー場でありますので、こういったところにスキーのツアーで来てもらうとかいろんな工夫をしたいと思っております。こうした点については、既に台湾のスキー協会の幹部の皆さんともいろいろご相談をして、実際に富山にスキーツアーで相当な方に来ていただける、そういう運びも今しておりまして、そうした形で実績を積んで、いずれは年間を通じて冬場も少なくとも4便だという体制にしていきたいと思います。
 この間、チャイナエアラインの孫さんはこの数年しばしばお会いして信頼関係もできておりますし、また昨年社長になられた林さんとの関係も良好でありますので、こうした皆さんが、もちろん民間の航空会社ですから安定運航、やはりそれから経営の成績、こうしたことがもちろん関心事でいらっしゃるわけですけれども、こうした立場と同時に、せっかくスタートした富山−台北便ですから、できるだけ安定的に確実に拡充させていきたいということでかねておっしゃっていまして、そういう意味では一昨年、昨年、今年と順次拡大している、大変良いことではないかなと、こういうふうに思っております。さらにいろんな面で努力をしてまいります。
 なお、これについては、そこにいる日吉(知事政策)局長をはじめ、職員も随分努力をしてくれたと思っております。

 それから、2つ目ですけれども、「鉄軌道王国とやま」展についてでございます。
 これは、予算のときに総論的には項目に入っていたわけですけれども、埼玉県のさいたま市大宮区、以前の大宮市ですね。あそこにJR東日本さんの東日本鉄道文化財団が運営されている鉄道博物館がございまして、全国の鉄道ファン、またお子さんたちに大変人気で、年間の来館者も多いときは100万人、通常でも80万人はいらっしゃるというスポットになっております。ここの展示会場の2階に「スペシャルギャラリー」というのがありまして、皆さんのお手元資料ですと、3枚めくっていただきますと会場という(資料)があって、その下に会場図というのがございますが、1階、2階とございますけれども、この2階の中ほどに「スペシャルギャラリー2」というのがありますね。ここをお借りして、富山県の誇りとしております鉄軌道の大型のジオラマなどを展示するということであります。
 1ページ目に戻っていただきますと、「展示会場」の下の「1とやまの鉄軌道大型ジオラマ」とございますけれども、これは、北陸新幹線はもちろんですけれども、県内の鉄軌道を再現した大型ジオラマ、実物の150分の1となっております。これを作っていただいたのは国立富山高専の鉄道部の皆さんで、女性を含め約20人いらっしゃるのですが、これはもう人件費は無料で、縦2.7メートル、横5.4メートルの大型ジオラマを作っていただいた。もちろん製作費、管理費、運搬費、材料費、それから模型を物によっては取得しなくてはいけないものもありますので、そういうものの予算はもちろん県としてお出ししているのですけれども、大変そういう意味では(国立富山高専の鉄道部の皆さんには)ご協力いただいたなと思います。
 走行車両としては、下にありますけれども、新幹線のE7系、この間、(JR)西日本さんのW7系が試験走行しましたが、(JR)東日本さんの方はE7系という同じあれ(車両)ですけれども、そのほか、JRの521系とか、あるいは1つ飛んで地鉄(富山地方鉄道)のレッドアロー号だとか路面電車のセントラム、またポートラム、アイトラム、ドラえもんトラム、こういったようなものを10種類ですね。そのほかに黒部峡谷鉄道のトロッコ電車の模型展示もするということになっております。
 このパネルを見ていただきますと、これがスペシャル展示室(ギャラリー)で、大型ジオラマがありまして、それでそこに見どころとして富山の最先端の、これは新幹線のW7系とあるけれど、ここは(JR)東日本さんの管轄ですからE7系、それからこれはセントラム、これは地鉄(富山地方鉄道)さんですね。それからポートラム、これは富山市のライトレール。それからアイトラム、ドラえもんトラム、この辺は万葉線ですね。ということで、富山を代表する10ぐらいのもの(鉄道)が出ると。例えば、ここにあるのがレッドアロー号ですね。それから、これが京阪電車のダブルデッカー車、それからこれがキハ40型、真ん中はレッドアロー号。皆さんの中には余り関心ない方もいらっしゃるかもしれませんが、このキハ40型というのは、鉄道マニアにとってはよだれが出るほど見たいのだそうでありまして、それから、真ん中のレッドアロー号、これは埼玉の西武鉄道で走っていた電車ですので、埼玉の大宮でやるわけですから懐かしがってたくさんの人が楽しみにして来ていただけるのではないか、こんなふうに思っております。
 それから、1ページの下の方をご覧いただきますと、「とやまの懐かしい電車・駅舎」ということで、例えばこれまで県内で運行していました車両のヘッドマークの実物展示、これはJR1枚、それから地鉄(富山地方鉄道)5枚、黒部峡谷鉄道1枚とか、また映画で使われた駅舎とか開業当時のままで現在も使われている駅舎をパネルで展示する。ご承知のように「劔岳 点の記」の岩峅寺駅とか「RAILWAYS」の月岡駅とか、またJRの城端駅、地鉄(富山地方鉄道)の寺田駅とか、鉄道ファンにとっては大変楽しいものが出るわけであります。
 この他に映像コーナーもございまして、新幹線のW7系の試験走行とか、それから開業PR用のコマーシャル、これは立川志の輔さんが4つぐらいのパターンでそれぞれ17秒ほど出演されて、首都圏等で大変評判のいいコマーシャルの映像、また県内の鉄軌道のダイジェスト版、これは県の方で制作をしまして、その走行映像を出すということにしております。
 それから、1枚おめくりいただいて、オープニングセレモニーとか観光キャラバンもやることにしておりまして、9月6日には私も出向くことにしております。
 また、特別展示ということで、毎日曜日に各鉄道事業者の方による特別展示等を実施する。古い昭和の時代の写真とか記念切符、模型、PR看板、そしてそういうものを「子ども撮影会」ということで、運転士さんの制服、制帽などもお貸しして撮影会をやる。また、日によって、例えば9月14日は富山ライトレール、21日は地鉄(富山地方鉄道)さん、28日は黒部峡谷鉄道、10月5日は万葉線といったような感じでそれぞれ日曜日に日がわりで出番をつくって、皆さん大いにアピールしてもらうということでございます。
 また、その下、写真展も開催するということにしております。また、映画の上映会もやります。そのほか、クイズラリーということで、お子さん向けに分かりやすいクイズを出して、正解者には新幹線の関連グッズを進呈する。
 それから、隣接するスペシャルギャラリーの1では、鉄道博物館主催の夏季イベント展で「新幹線LOVE」ということで、新幹線、これは最初の0系、100系ぐらいから数えますと11種類あるのだそうでありまして、これも展示されるということでございます。大体これ20分の1の模型ですけれども、鉄道ファンが随分いらっしゃるのではないかと期待をしております。
 そのほか、鉄道博物館には「Teppa倶楽部(てっぱクラブ)」という、大変な人数のファンクラブもある。それのメールマガジンに開催案内をするとか、鉄道博物館とかいきいき富山館などにチラシを配布する等々、いろいろPRして多くの方に来てもらおうと思っております。
 もう一枚おめくりいただいて、そのほか、併せて「鉄軌道王国とやま」モニターツアー、これは日本旅行さんと提携をして、この機会にファミリー向けに「富山の自然やエコを体感する鉄道の旅」とか、いろんなモニターツアーをすることにしております。
 それから、「鉄軌道王国とやま」周遊スタンプラリー、これも、県内初となります鉄軌道6社合同の周遊スタンプラリーを実施する。これは、6つの事業者で15の駅に設置をいたします。この使うスタンプは、皆さん好きな人もいらっしゃると思いますが、横尾有希子さん、ゲームセンターの「太鼓の達人」のキャラクター(をデザインしたこと)で著名な女性ですけれども、この方にスタンプを作ってもらいますので、結構人気が出るのかなと。そのほか、シンポジウム等もボルファートでやるといったような企画になっております。
 鉄道ファンの方はもちろんですが、ぜひ皆さんも取材等お願いしたいと思います。

 次に、3点目としまして、県道立山山田線高善寺橋の運行再開ということであります。
 これは、昨年9月の台風18号による集中豪雨で通行止めとなっておりました。これを、結論的には今月29日2時から通行を再開できるということになりました。本当はあと4カ月ぐらいかかるかなと思っておりましたが、4カ月前倒しをできるということで、これは地元の皆さん、またちょうど八尾のおわらに間に合うということになりますので、大変良かったなと思っております。
 この災害復旧工事について、(資料の)横に事業費1億2,000万とか工事の概要等もありますのでご覧いただきたいと思いますが、例えば、(橋梁の径間数について3径間を2径間とし、)橋桁(※橋脚)が2つあったのを1つにまとめたり、あるいはコンクリートの橋脚を基礎部と柱の部分が一体となった鋼管杭橋脚(こうかんぐいきょうきゃく)としたといったようなことで、予定より早くできたということであります。
 最近、異常気象も多い中ですけれども、今後とも速やかな災害応急対策、また災害復旧対策、しっかりと努めてまいりたいと、こういうふうに思っております。
 以上で、私の説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事の説明を聞く記者○記者 
 台北便ですが、12月29日までは4便なのですけれども、これは、3月の夏ダイヤまでの1、2、3月というのは通常のまた2便に戻るのでしょうか。

●知事 
 はい、そうです。少なくとも来年の1月から3月は、よほどのことがなければ週2便でいく。これはこれで実際の昨年、一昨年の富山−台北便の乗客数等を見ますとかなり増えつつあるのですけれども、今回、まずは11月、12月、週4便にして、その上で様子を見たいというチャイナエアライン側のご判断、これはやっぱり民間の航空会社でもいらっしゃるので、それは尊重したということですね。
 ただ、今後もできれば通年で週4便以上にしたいものだなと思っていますので、先ほど申し上げたように冬場の富山の観光資源、雪遊びとかスキーとか庄川遊覧船とか世界遺産の五箇山の魅力とかいろんなものの魅力を、富岩運河環水公園なんかの光と水辺のショーアップというようなことも含めまして、努力をしていきたい。
 ただ、こうして着実に毎年毎年拡充していますので、まあ良かったのではないかと思います。

○記者 
 同じく台北便の件で、チャイナエアライン側は何か搭乗率等でこのくらいだったら、よく60%とかございますけども、それに対するそういった数値を設定したりとかしているのですか。

●知事 
 まあそうですね。チャイナエアラインのそれは当然、民間会社でいらっしゃるので、搭乗率は高い方が良いのですけれども、できれば80%ぐらいいっていれば良いなと。それは、普通に考えると80%の搭乗率なら、それはもちろん運航する方としては大変満足な数字ではないかと思いますが、そういうお考えであることは我々も受けとめながら、できるだけそれに向けて、あるいはそれに近い水準になるように努力はしていきたいなと思っております。

○記者 
 同じく台北便についてなのですけれども、今回、いつ頃どういった形でそういう旨の連絡があったのかという詳しい経緯と、あと高雄のチャーター便の話などは出てきていなかったのか。

●知事 
 これの経過から言えば、遡ればいろいろございますが、まず、昨年12月に台湾に訪問しました際にですね、今年4月の夏ダイヤからの週5便、4月中旬から5月末までの1日1便というのはほぼそこで決まり、正式に返事があったのは1月頃ですけれども、また、その際にぜひ冬場も、我々から言えば、できれば通年で週4便にしてほしいというふうな申し出はしてあったわけですけれども、またその後、林総経理がこの4月に1日1便になる機会にいらした際にも、冬場をぜひ週4便にということもお願いしてきました。それは直接、孫董事長なり林総経理と私が直接お話ししてやっているわけですけれども、その後、いずれにしても夏ダイヤの搭乗率の様子も見てみましょうということと、もちろんチャイナエアラインも全世界で仕事をされているわけですから機材繰りの関係とかいろんな配慮があって、例えば、富山−台北便はこういうふうにしたら一応成り立つのだけれども、(他に)収益の高い路線があればやはりそちらの方に機材を回したいとか、それは当然いろんな経営判断があると思います。そうした中で、まずは今年の夏ダイヤも大きく前進したわけですけれども、冬ダイヤについてもまず11月、12月、週4便にという判断がありましたので、私としては、その間、もちろん日吉(知事政策)局長を含めて事務方もいろいろやってくれましたが、最近、まずは12月まで週4便ということでいきたいというお話がありましたので、私も、やはりこうしたものは余り無理しないで、逐次拡充していくということだと思いますので、先ほど申し上げたように、一昨年から1年目、2年目、3年目と順次(増便し)、よく東京あたりの人と話すと、よくそんなに急速に次々と拡大できますねというふうにむしろ言われるぐらいであります。今回それなりの前進があったということで、さらに今申し上げたように、冬場対策をして台湾からも来ていただく、こちらからももっと行く、そうしたことを積み重ねてさらなる富山−台北便の拡充に努めていきたい、こういうふうに思っております。

○記者 
 高雄(のチャーター便の件)は今(どのような状況なのか)。

●知事 
 それから高雄(のチャーター便)は、話としてはあるのですが、ただ、これは経営問題というか向こうのいろんな事情もありますから、あまり中身までいろいろ言うのはあれですけれども、高雄とか台中あたりからチャーター(便)を飛ばすという話等は話としてはあるのですけれども、向こうの機材繰りとかいろんな経営判断で、今のところ、例えばこの秋なり来年こうしますという具体的な話までには至っておりません。今後も努力していきたいと思います。向こうも、例えば機材を順次、何年には何台増やすとかいろいろありますから、そういう中でうまく実現できれば、もちろんそういう努力をしていきたいと思います。

○記者 
 2カ月後に内閣改造がありますが、安倍総理は地方創生担当大臣というのを設置(する予定に)していますが、知事から見て大臣という人はどういう人が良いとお考えになるか。あと、具体的に国会議員とか民間でこういう人がふさわしいのではないかというのがもしあれば(お伺いしたい)。

●知事 
 具体的にどの方というのはちょっと控えたいと思いますけれども、やはり一つには地方の現場といいますか、地方の実情がある程度は分かっている人ですね、こういうことが大事。それから、同時に、やはり中央政治でそれなりに力を発揮できる方だと思いますね。そういう方になっていただきたいなと思いますけれども、例えばこういう方というふうに具体的なお話をするのは、ちょっとやはり人事に絡むことですから差し控えたいなと思います。

○記者 
 (北陸新幹線)W7系の走行試験がありましたが、W7系の最速機能は260キロというふうに抑えられているのですけれども、今、整備新幹線ができていくところなのですが、大体ほかの路線では300キロ以上出しているところもあるんですよ。技術的には300キロ以上出すということは可能だというふうに聞いているのですけれど、もっとスピードアップを目指すとか、そういった要望というのは出す予定があるのか伺いたい。

●知事 
 これは、来年3月の開業ということで、かつ260キロというのは従来いきさつがあって、とりあえずそれでスタートするということでありますから、来年すぐということになるかどうかわかりませんけれども、私は、できればもう少しスピードアップしていただくとなおありがたいなともちろん思っているわけで、それにはそれなりの工夫とか、また設備、いろんな面でJRさんなりの運行される側でご検討いただかなくてはいけないところもあるようですから、まず今、40年来、遡れば半世紀近い北陸新幹線の富山−金沢までの開業ですから、これをまず円滑にしっかりスタートしていただいた上で、さらなるスピードアップもご検討願えればありがたい。また同時に、やっぱり敦賀までの延伸を早くやっていくということも大事で、そういう意味では皆さんご承知のとおり、私どもは少なくとも3年以上短くと言っていたのですが、今度、与党のPTで政府に対して3年短くしてほしいという具体的な申し入れをされた。かつ総論的な話ではなくて、貸付料の期間延長とか、あるいはJR九州さんの株式の売却益とか、かなり具体性を持った財源の議論もされた上でおっしゃっていますので、私はこれはかなり手応えがあるなというか、相当期待できるなと。先般、麻生副総理兼財務大臣がいらしたときにもいろいろと突っ込んだお話もさせていただきましたけれども、それなりの手応えを感じております。
 いずれにしても、北陸新幹線、いろんな面で、まず開業そのものを心から喜んでおりますが、さらなるいろんな面での改善ですね、当然それはタイミング、TPOもありますけれども、引き続き働きかけもしていきたい、こういうふうに思っています。

○記者 
 今日、ジェトロの方でミラノ万博についての発表があったのですけれども、来年のミラノ万博に向けて県として発信したいことを、また改めてそこで狙いとされることについてお考えをお聞かせ願います。

●知事 
 ミラノ万博への出展ということはもちろん前向きに考えて、いろいろ検討を進めているのですけれども、食をテーマにした万博というふうに伺っていますので、当然、日本の和食がユネスコの無形文化遺産になったり、日本の食ということに対する関心が高まっている時ですから、その中で富山県として出展するならば富山の食の魅力、日本の食の魅力は多々ありますけど、その中で何を強調してアピールしていくか。
 ただ、1点ちょっと難しい面があるのは、ちょうど会場とか、またミラノ万博の時期等のこともあったり、また運搬する時間があったりして、(EUの輸入規制などにより)今のところお魚の生ものなどは(出展が)難しいと聞いている。ですから、そういう制約がある中で最も富山県の食の魅力をアピールする方法、やり方について、また食といっても範囲が広いですから、例えばお酒みたいなものも含めてどこまで食として売り込んでいくかと、こういったことについてはミラノ万博側の考えもあるでしょうし、富山県として、もちろん日本全体のスタンスのこともありますが、出展する以上はできるだけ先方と折り合いをつけながら、富山県を大いにアピール、食の魅力をアピールできる方法、最善の道を探っていきたいなと思います。
 例えば、能作さんがミラノへ出展するというか、あれは総代理店方式ですけれど、ああいうふうにもう既に富山県内で能作さんの作品をすずとか高岡銅器とか、食そのものではないけれども食の関連の品物ですよね。ああいったようなものが既にパリとかミラノである程度評価を受けつつあるわけですから、そういったものもうまく活かすような出展の仕方とか、いろいろ工夫する余地はあると思う。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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