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知事記者会見[平成26年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成26年7月23日(水)]

◆日時 平成26年7月23日(水)午後2時03分〜2時50分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)知事の香港訪問について リンク
(PDF1117KB)
リンク
(7分40秒)
(2)第32回伝統的工芸品月間国民会議全国会議全国大会の富山県開催の決定について リンク
(PDF66KB)
リンク
(3分50秒)
(3)7月19日、20日の大雨に係る県の対応について リンク
(PDF533KB)
リンク
(5分30秒)
(4)平成26年度富山県総合防災訓練の実施について リンク
(PDF192KB)
リンク
(2分40秒)
(5)県民一斉防災訓練(シェイクアウトとやま)の実施について リンク
(PDF1074KB)
リンク
(1分50秒)
(6)「〜富山からのメッセージ〜花と水と山、文化の交響」事業の実施について リンク
(PDF1015KB)
リンク
(2分20秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)香港訪問について
(2)大雨被害への対応について
(3)危険ドラッグについて
(4)外国人観光客の受入体制について
(5)地方創生本部等の動きについて
(6)ドクターヘリの導入について
(7)原油価格の高騰について
リンク
(24分00秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

説明事項を説明する知事●知事 
 今日は、ざっと6点ほど記者発表をさせていただきます。
 まず、香港に訪問する件についてご報告をしたいと思います。
 今年の8月14、15、16日と、香港で「フード・エキスポ2014」というのが開かれます。これはアジア最大級の(国際食品)見本市でありまして、大体昨年の例ですと、来場者が41万人超、バイヤーが約2万人集まるといった大変大きな見本市でございます。そこで、ここに富山県ブースを出展しようということにして準備していたのですけれども、大体話がまとまりまして、16日に富山県ブース出展企業の激励に行こうというふうにしております。それから、同じ日に、「富山県産食品PRセミナー」も行おうと。また、さらに、「とやまの食材・観光のPR交流会」もやるというふうにしております。
 前の2つ(出展企業の激励及び富山県産食品PRセミナー)はフード・エキスポの会場の商用エリアあるいは一般エリアを借りてやる。また、食材・観光の説明会、PR交流会については、近くのニューワールドミレニアム香港ホテルをお借りすると、こういうふうにしております。ちょうど16日は最終日で、いろんなバイヤーの方以外に一般の方もこの商用スペースに入れるということなので、一番いろんな方がいらっしゃる大事な日でありますから、そこに行って県内企業を激励なりPRしたいと思っております。
 1枚おめくりいただきますと、今申し上げた、まず、1つは、フード・エキスポ2014富山県ブース出展企業の激励ということでございます。ここに書いてございませんけれども、金屋本江のアイリスファームですとか、京吉さんとか、シラホフーズとか、山元醸造とか、海津屋さんとか、トンボ飲料、五万石、こういった県内の企業7社が出展をされるということでありますので、特に食をテーマにしておりますから、応援に行きたいと。
 それから、2つ目は、富山県産の食品PRセミナーの実施でありまして、県産食品を現地の消費者にPRするために、会場内のパブリックホールにおいて、現地消費者を対象として県産の食品PRセミナーを行うということでございます。これには農協中央会の穴田会長などにもご同行いただくことにしております。これは先ほども申し上げましたように、プロのバイヤーも2万人ぐらいお集まりになるのですけれども、現地の消費者を対象として、この富山県産の食品PRセミナーを行う。富山米などの県産食材のPRとか、試食としては、例えば富山米あるいはとろろ昆布、ホタルイカの醤油漬けといったようなものを今考えておりまして、実際にプロのバイヤーの反応も大事ですけれども、香港の一般の消費者の反応を肌で感じることができる。そういう意味では、出展された県内企業にとってもメリットがあるのではないかなと思います。
 それから、3点目は、とやまの食材と観光のPR交流会を開催することにしておりまして、立山黒部アルペンルート、黒部峡谷といったような本県の雄大な自然とか、また、世界遺産の五箇山合掌造りとか、新鮮な魚介類、おいしい地酒、こういった豊かな食の魅力も大いにアピールしようと。これは物産のPRとともに観光誘客にもなるわけでございます。場所としては、ニューワールドミレニアム香港ホテルのレストラン「嵯峨野」をお借りしてやることにしていまして、ここの料理長は日本人の方で、和食に精通されており、香港の唯一の日系ホテルでもありますので、効果が大きいのではないかなと思っております。
 ここでは、富山米のコシヒカリとか、昆布締めとか、あるいは白エビ、ホタルイカ、干し柿アイス、日本酒、こういったものを提供して多くの皆さんに楽しんでいただくと同時に、観光誘客に努めたい。当然、現地の旅行業の方とかメディア関係者、食品流通業者の方においでいただくということでございます。あと、写真がありますのは、参考でご覧いただきたい。一番最後のページに、今回、富山県ブースに出展される各企業のそれぞれの目玉商品というか、ポイントになる商品を挙げてございますので、ご覧いただきたいと思います。
 それから、もう1つ、1枚ついていますが、とやまの食材・観光PR交流会、今ほども申し上げましたが、ホテルの外観と嵯峨野のエントランスの写真などもつけてございます。旅行業では、香港で大変日本への送客で実績のあるEGL(東瀛旅游旅行有限公司)の袁(えん)社長とか、また、政府観光局の香港事務所、総領事館、いろんなメディア関係、いろんな方々においでいただけるということで、効果が大きいのではないかと思っております。16日は土曜日、17日は日曜日ということでありまして、土日を尽くして行ってこようと思っているわけでございます。
 
 それから、2つ目は、伝統工芸品月間国民会議全国大会、これはいろんな県が(開催を)希望しますので、幾つかの県と競合しておりましたけれども、経済産業省の方で、新幹線開業後の平成27年度における本県での開催が決定した。新幹線開業の年でもありますし、大変いいタイミングで国の指定をいただけたなと思って喜んでおります。
 この大会そのものは、昭和59年から毎年11月を伝統的工芸品月間として、毎年開催地を変えてやっていただいているわけでございます。主催は、経済産業省や、ここ(資料)に書いてある方々でございます。来年の11月5日から8日まで土日を挟んでの4日間になります。場所としては、高岡市を中心とする伝統的工芸品の産地を想定しておりまして、今のところメーンの会場は高岡のテクノドームを予定しているわけでございます。
 大体この大会には、事業内容がここに書いてございますけれども、全国から伝統工芸士の方とか、あるいは産地組合の役員とか、中心的な方々が約600人とか800人お集まりになる。それなりに当然関心を持って県内外からいらっしゃるということなので、大変楽しみにしております。
 今後の対応としては、まず、26年度中に、富山県の伝統的工芸品月間推進協議会(仮称)ですけれども、こうしたものを設立しまして、基本計画案とか事業実施計画案を作る。また、その後、運営委員会なども設立して進めていき、そして、27年の11月に全国大会を開催するということになります。このイベントへの来場者は、過去の例ですと、県によって少し違いますけれども、5万人前後は期待できるのではないかなと思っている次第でございます。
 それから、次のページはそれをもう少し詳しくしたもの(経済産業省記者発表資料)でありますので、ご覧いただきたいと思います。
 ちょうどこの5月の連休明けに、高岡の高岡銅器や、あるいは越中瀬戸焼などの3人の作家の方もお連れしたりして、ニューヨークで富山県の伝統的工芸品のアピールをして、大変反響が大きかったと思います。そういう中ですので、そうした富山県の努力を経済産業省なり関係方面で高く評価していただいて、来年富山県で開催するということが決まったということでありまして、こうした点も大変ありがたい。ちなみに富山県でこれが開催されるのは12年ぶり、平成15年以来ということになります。

 それから、3点目は、19日、20日の大雨についての県の対応等でございます。この冒頭にありますように、19日夜から翌20日朝にかけて、大雨(警報)、洪水警報が発令され、本庁、出先合わせて177名の体制で情報収集や被害状況の取りまとめ、現地パトロール、道路の通行止めの緊急措置、応急対策の手配等を実施しております。20日の11時には私も県庁に出まして、知事政策局長、土木部長等々と対応を協議しております。また、県の防災ヘリコプターなども現地に派遣をしているわけでございます。
 数字が少し動いておりましたが、大体これで確定だと思いますが、復旧作業の欄を見ていただきますと、公共土木施設の被害については、河川で8カ所、道路で6路線8カ所、砂防で1カ所発生しております。また、県管理道路の交通規制については、12路線が通行止め、6路線が片側交互通行となっておりましたが、順次供用しておりまして、今日の11時時点では、通行止めの路線はゼロになり、片側交互通行が2路線残っているということであります。
 なお、農水関係については、20日に職員10名が現地に出向いていろいろ対策を講じましたほか、22日には農業共済組合とか農協等へ文書で対策の徹底を依頼しました。また、魚津市東山地区の被害が大きかったので、農林水産部長が22日に現地調査を実施しまして、別紙のとおりの対応をするということになっております。また、県の消防防災ヘリコプターも現地付近に飛びまして、撮影をしたり、万一孤立集落が出たりすれば救出に向かいたいと思っていたのですが、そこまでには至らなかった。一部自主的に公民館に避難された例があるということであります。(※実際には避難を見送った。)
 次の別紙1というのを見ていただきますと、詳しくはまたご覧いただきたいのですが、中ほどの応急復旧という欄を見ていただきますと、河川・砂防で、護岸に被害のありました河川8カ所、砂防1カ所については、大型土のうの設置などの緊急対策を速やかに行いまして、22日までに河川の4カ所で対応が完了しました。残る箇所のうち被害が拡大するおそれのある河川3カ所、砂防施設につきましては、本日中に対応が終わるということになっております。残り河川の1カ所は、被害の拡大のおそれが少ないので、当面経過を観察するというふうにいたしております。
 なお、今後、本復旧の(3)のところをご覧いただきますと、現地を詳細に精査・調査しまして、速やかに本復旧に取り組む。大体発災後2カ月以内に災害査定をやっていただくというふうになっていますので、今のところ9月中旬に建設省(※国土交通省)本省あるいは北陸地方整備局から防災監(※査定官)がいらして国の査定を受け、北陸財務局も立ち会ってやると、こういう段取り、今進めております。また、砂防はもともと今工事中というか、事業計画中でありますので、引き続きスピードを上げて整備を進めるということであります。
 それから、もう1枚おめくりいただきますと、魚津市内での農業用水路の被害と今後の対応ですけれども、これも少し飛ばしまして、中ほどの今後の対応というところをご覧いただきますと、まず、復旧については、できるだけこれはやっぱり国の支援措置の手厚い方がいいわけですので、国の農地・農業用施設災害復旧事業、国の補助率が農業用水路ですと65%から100%、農地ですと50から90%等となっておりますけれども、それの対象になるように北陸農政局と協議を進めておりまして、また、なるべく早く復旧したいということで、7月22日に、北陸農政局に対して査定前着工の申請を行って、これによって2カ月前倒しで復旧を進めるということになります。
 また、その下の2ですが、被害が小規模などのために国の事業の対象にならない箇所は、県単の事業として速やかに対応してまいりたい、こういうふうに思っております。

 それから、26年度の富山県の総合防災訓練の実施でございます。これもポイントだけにしたいと思いますけれども、今年の9月7日8時半から12時にかけまして、黒部3会場、入善1会場、朝日1会場、計5会場で、総合防災訓練を行うことにいたしております。
 主な想定としては、魚津断層帯を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生をして、黒部、入善、朝日で震度7を観測し、地震による建物倒壊多数、ライフライン損傷、あるいは県東部で集中的な豪雨が発生したというような想定でやることにしております。今回、主な特色のところをご覧いただきますと、国土地理院の地理空間情報を活用した被害情報の伝達訓練をやるとか、また、最近、ペットをかわいがっていらっしゃる方も多いものですから、ペットとの同行避難訓練を行うとか、また、もう1枚おめくりいただいて、避難所の設置、特に女性に配慮して更衣室とか授乳室の設置訓練、運営の訓練をするとか、また、海上自衛隊も今回、舞鶴から来ていただけるということですけれども、富山県DMATと連携した災害医療活動を行っていただく。また、災害支援ナース、医師、薬剤師が連携して行う医療支援活動もやる。そのほか、歯科医師会等との連携による遺体収容所の設置・身元不明遺体への対応訓練、こうしたことも今回初めてでございます。
 また、国交省の緊急災害対策派遣隊、TEC−FORCEと言っていますけれども、これによる道路の災害復旧・応急復旧に向けた被害状況調査訓練ですとか、また、建物の緊急危険度判定訓練、また、LPガス供給による仮設風呂の展示等々訓練を行う。また、シェイクアウト訓練も行うことにいたしております。

 それから、もう1点、今回これ(総合防災訓練)とはまた別に、今年の9月1日に、一応全県的には10時ということをめどにしておりますけれども、県民一斉防災訓練、「シェイクアウトとやま」というのを実施することにしております。シェイクアウト訓練というのは、2のところを見ていただきますと、地震の発生を想定して参加者がその場にいたところで、例えば机の下に身を隠すとか、手で頭を守るといったように、落下物から身を守る行動をするような訓練でございます。こうしたことを実際にやってみて、いざという時の対応とか、あるいは周りにどんな危険があるかを気づくきっかけにしてもらうと、こういうことでございます。一応午前10時としておりますけれども、若干時間をずらしてということもあるかもしれません。参加者は、個人でも、学校、企業単位でも、どなたでも参加できるということであります。また、ご協力をいただければと。
 この1枚、チラシがありますけれども、一応9月1日10時でありますけれども、この(防災週間)8月30日から9月5日の間で適宜職場や学校のご都合等もあると思うので、時間や日をずらして実施することも可能だということになっております。

 それから、最後に、今度、高志の国文学館の中西館長や皆さんの企画で、「〜富山からのメッセージ〜花と水と山、文化の交響」といった事業をやることにしております。これはここにポスターもありますけれども、場所は教育文化会館で、花と邦楽の調べとか、富山が誇る踊りの競演とか、(富山の自然が育んだ)文化を語るということで、五木寛之さんと、歌手で女優の早見優さんと、中西館長とでフォーラムをやっていただくといったような企画になっております。また、ぜひ、文化の薫り高いイベントになると思いますので、取材をよろしくお願いします。
 
 なお、1点だけつけ加えますと、新幹線の新型車両歓迎のセレモニーの参加者が大変多くて、倍率も例えば高岡などは21倍というようなことになりました。それで、それぞれに倍率高いのですが、21倍というのはいかにも高いので、鉄道・運輸機構なんかにも私どもの方から話をしまして、かといって安全の問題もあって、たくさん入れればいいというものでもありませんので、せめてということで高岡地区については200人を50人増やして250人にすると。そうしますと、現状の応募状況が4,234人でございますから、21倍と言っていたのが16.9倍にはなるということでありまして、せめてもそうやって対応をさせていただいているということをご報告申し上げます。
 以上で、私の説明は終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事からの説明を聞く記者○記者 
 大雨の県の対応の件で、別紙の2で、7月22日に北陸農政局に対し査定前着工の申請を行ったということで、これは申請を行うだけで、審査とかは必要ないのですか。

●知事 
 事情もお話ししておりますので、査定前着工についてはご了解いただけるものと思っています。なるべく早く、特に農業はいろんな農業生産の歳入と絡みますので、早く復旧したいということでご理解をいただけると思っております。

○記者 
 香港の訪問についてなのですけれども、改めてどんな狙いで行かれるかということと、今回の訪問といいますか、(富山県産食品PR)セミナーなどを通じてどんなことを期待していらっしゃるのか、教えていただきたい。

●知事 
 先ほども述べましたけれども、このフード・エキスポは、名前からしてですが、アジア最大級の国際食品見本市ということであります。特に和食が世界遺産になったということで、日本の食の魅力ということについて改めて国際的にも関心が高まっていますから、そういうタイミングで、かねてからいい機会があれば行ってみたいなと思っていたのですけれども、このフード・エキスポに幸い県内で7つの事業者の方が、ぜひ出展したいということになりましたので、この機会に出展企業の激励も兼ね、また、富山県の食の魅力のPRもやり、さらに欲張りですけれども、富山の食材と観光のPRの交流会もやるということで、実質1泊2日とすると盛りだくさんの中身になりましたが、土日で行きますので、本来の公務にも差し障りがないと思いますから、こういう企画ができてよかったなと思っております。
 富山県はお魚がおいしいとか、あるいは園芸でも大変おいしいものが、果樹なども、ということが、だんだん東京などでも理解・浸透しつつあるように思いますけれども、これをもっともっとアジア中心に世界にアピールをしたい。特に雪の大谷とか、富山県の山とか自然の美しさについては大変浸透してきておりますけれども、また、「世界で最も美しい湾クラブ」への正式加盟ということも、今働きかけも指示しているのですが、もう一つはやっぱり食の魅力というのをもっとアピールしたいと思っておりましたので、そういう意味では来年新幹線開業ということもありますし、また、台北便がこうやって夏ダイヤ週5便、1日1便になった時期もあるということですから、いろんなことを考えますと、大変いいタイミングじゃないかと。ぜひ行って、いろいろ意欲のある県内の生産者、食品関連の企業の皆さんを大いに激励すると同時に、また、知事が先頭に立って富山県の食の魅力をアピールする。また、観光誘客に努めたい。
 特に観光関係では、大分以前に香港に訪問した時から、割に親しくしている香港の代表的な旅行業の方もご都合をつけて、休み中にもかかわらず、「石井が来るなら、じゃ、自分も出よう」と言っていただいていますので、割に実りのある今回出張に、香港訪問になるのではないかなと思っております。

○記者 
 危険ドラッグと呼ばれるもの、昨日も高岡で見つかったという報道もされているわけですが、全国的には都道府県条例で規制強化をしていこうというところもあるようですけれども、富山県でそういった動きというのはありますでしょうか。

●知事 
 危険ドラッグ、従来は脱法ドラッグと言っていたわけですけれども、ご承知のように最近は、大変な悲惨な事件も起こしているわけであります。この対策は、やっぱり事柄の性格から言うと、どこまで危険で、どういう規制をすべきかというのは、やはり国全体でしっかり統一的な見解でやるのが一番望ましいと思っているわけですけれども、そういう意味で、国の方でも従来危険ドラッグについて指定をしても少し化学式を変えた新しいものが出てくるイタチごっこみたいになっていたのが、昨年3月から少し化学構造が類似しているものは包括的に規制するというふうにされたり、この4月から薬事法の改正で、輸入したり、製造したり、販売したりだけではなくて、持っていたり、購入したり、譲り受けることも禁止というようなふうになったので、大分効果が出ているのではないかと思います。
ただ、それでも脱法というか、危険ドラッグが出回る面がまだあるようです。国でもいろいろ今対策を講じて、法規制もさらに強化することも検討されているのではないかと思いますが、ぜひそうしてほしいなと思っております。
 ただ、そういう意味では、もう少し国の法改正あるいは取り締まりの方針、動向等を見守りたいと思いますが、よほど例えば国の法律改正等あるいは体制がちょっと整うのに時間がかかるという場合には、場合によっては条例で規制するということも可能性としてはあると思っております。まずは、やはり県によって何かこう中身が違うというのもどうかなという気がしますので、国がしっかり包括的な規制をやってもらう、かつ新たなものが出ても速やかにスピード感を持って取り締まれるようにしてもらう、それが大事だと思います。それと連携して、もちろん県警と協力しながら、県民の皆さん、特にこの危険ドラッグについ手を出しがちな若い世代の皆さんに、普及啓発を徹底していきたいと思います。法改正と条例の関係については今申し上げたようなことで、まずは事柄の性格上、国にしっかり対応していただくということを第一にしながら、よほど時間がかかるというような場合は条例制定ということも可能性としては念頭に置きながら、しっかり対応していきたいと思います。

○記者 
 今の関連で、どれぐらいの時間というのを知事的には考えていらっしゃるのかというのを、踏み込んで教えていただければと思います。国の対応に時間がかかる場合とはどのぐらいの期間なのか、今のを少し踏み込んで(教えていただければ)。

●知事 
 そうですね、国も少し対応がいかがかという声もありますけれども、今申し上げましたように、昨年3月に、化学構造が類似している特定の物質群については包括的に規制するというふうにされましたし、この4月から薬事法の改正で、今申し上げましたように製造・販売や輸入だけではなくて、持っているだけ、あるいは使用しただけ、購入しただけでも、それは禁止だというふうにされましたので、大分、一頃に比べると、スピードが出てきているのかなと思います。
 今後については、まずは、今の規制が国の規制を踏まえて、その違法(危険)ドラッグの危険性について県民の皆さんに注意喚起したり、あるいは医療機関もちろん県警と連携したさまざまな普及啓発、あるいは県警と連携して、今のところ県内で明らかに危険ドラッグを販売しているところはないのではないかと言われていますけれども、仮に疑われる店舗があれば、合同で立入調査を実施するといったようなこともやっていきたいと思っております。
 その上で、どのくらいとおっしゃいましたが、それは今の時点で何カ月とか、何年とか言いにくいのですが、もう少しあと半年、1年様子を見て、どうもあまり実効ある対応を国がなさってくださらないようだということになれば、やむを得ませんので、そういうこと(条例制定)も考えてみたいということです。

○記者 
 あともう1点、去年、外国人の方が宿泊された方が県内過去最多となったということで、今年はきっとさらにある程度増えるのではないかと見込まれますけども、それを受けて知事のご感想と、あと今後、外国人の受け入れ体制をどういうふうに取り組まれているかということを(お伺いしたい)。

●知事 
 まず、外国の方の富山県への観光客(数)が、随分、昨年は立山黒部アルペンルートベースですと63%増えて、今年は4月、5月だとさらに30数%ですか、それから宿泊でいうと、昨年は前の年に比べると58%(※59%)増えているというようなことでありますので、このことは大変うれしく思っております。
 もっと多くの方に来ていただくには、これまでも努力はしておりますけれども、外国の方がいろんな観光地や、あるいはお土産を買ったりするのに不便、利便性が高まるように、なるべく外国語、5カ国語表示をもっと積極的に進めるとか、それからクルーズの場合でもそうですけれども、Wi-Fi環境が整備されていることについてのニーズが非常に高いので、こういったこともホテルや旅館が対応する場合には県も補助金を出したりして応援してきていますけれども、こうしたことをもっと進めるとか、それから、かねて台湾とか、今度行く香港もそうですし、タイとか、インドネシアとか、私自身も訪問して観光説明会をやったり、また、職員もいろんな国際観光博覧会みたいな、あるいは物産の博覧会みたいなところにもたびたび出向いてアピールしていますけれども、これからもなるべく効果の大きい、そうした見本市とか観光説明会等にも力を入れてやっていきたいと思います。
もう一つ、やはり県民の皆さんも、おもてなしの心が大事だということはかねてよりお話ししているんですが、そうしたことももちろん、例えば外国の方が割に立ち寄っていただけるお寿司屋さんとか、レストランとか、料理屋さん、そういったところには、英語が堪能でなくても基本的な注文の日本語と、英語と、例えば韓国語や中国語、そういうものを対比した典型的な会話集のポイントをまとめて、指をさせば意思が通じるようにするとか、いろんな工夫をいたしておりますので、そうしたことをさらに進めていきたいなと、こういうふうに思っております。

○記者 
 政府の中で、地方の創生ですとか再生というものに向けて、本部ですとか担当の閣僚の設置が検討されていますし、来年度予算の中でもそういったスキームができるのではないかというふうに言われていますけれども、知事として政府に今後具体的に求めたいことですとか、取り組み姿勢について何かあればお願いします。

●知事 
 アベノミクスも大変ありがたいのだけれども、もっと地方に光を当てる政策を打ち出してほしいということは、昨年の夏、安倍総理ご本人に直接私もお願いしましたし、また、茂木(経済産業)大臣とか甘利(経済再生担当)大臣にも個々にお会いして、もっと地方に光が当たる政策をと言ってきました。先日も麻生副総理・財務大臣にも直接お話ししたところであります。もちろん、総務大臣とか国交(国土交通)大臣にもそういうお話ししているわけで、今回、そういう意味で地方創生の本部を作っていただけるというのは大変ありがたいわけで、ただ、先般の全国知事会でもちょっと話題になりましたけれども、ぜひ、地方分権の時代でもありますから、地方がそれぞれ熱意を持って中長期の展望のもとに、地域の特性を活かしながらしっかり取り組むことについては、そうした判断はできるだけ尊重していただいて、それをお金の面とか、税制の面でしっかり下支えをしてもらう、あるいは背中を押してもらう、こういうことが望ましい姿で、国がやや上から目線的な感じで、あれしろ、これしろと、そうしたらお金をあげるというようなことではなく、なるべく地方分権の時代にふさわしい、地方に真摯な、かつ思いつき的ではない、しっかりしたベースのある考え方に沿って、いわゆる前向きの政策を支援するというふうな仕組みにしていただくとありがたいと思います。
 また、地方創生本部の運営についても、例えば国と地方の協議の場でも議論してもらうとか、あるいは地方の声が届きやすいように、人の配置の面でもなるべく地方の実情を理解している見識のある方、そういった方を、人の配置の面とか、あるいは仕事の仕方の面で、そういうプロセスを、しっかり地方の声が反映されやすいような運営の仕方をしていただくとありがたいなと思います。
 それにしても、そういう方向で地方重視で行こうではないかと言っていただいていることは大変ありがたいことで、こうしたことも活かして、富山県のもっとさらなる活性化を進めていきたいと思います。

○記者 
 ドクターヘリの導入について、(先日の検討会において)意見の取りまとめがされましたけれども、それに関する知事のご所見、感想と、あと、他県との連携で、何かお話、検討会の話を聞いている限りだと、岐阜県とか特に連携の可能性があるのかなというふうに思いますけれども、その辺、知事としてどういうふうにアプローチされるのかお考えを伺いたい。

●知事 
 そうですね、まず、今回、検討会で種々議論もされ、また、医師の方が中心ですけれども、それぞれ責任ある立場の方が十分議論をされて、ドクターヘリはやはり導入したほうがいいのではないか、また、そのための条件も、例えば医師の確保についてもそれなりに見通しがあるのではないかといったようなお話が出た。かつ、ドクターヘリを導入すると、それだけのメリットも、もちろんコストもかかりますけれども、それを上回るメリットがあるのではないかというような判断をされていること、かつドクターカーについても、従来のピックアップ方式をもう少し充実していったらどうかと、現実に即した、良い取りまとめの方向を打ち出していただいているのではないかと思います。
 あわせて富山県は割にコンパクトな県でございまして、70キロ圏内の運用となると、隣接県の一部をかなり含むような形にもなりますから、なるべく効率的な運用システムで、かつ一人でも多くの県民なり国民の皆さんの命を救うということからいうと、隣接県にもお話、打診もしてみて、これもやみくもには、あそこへもこっちもということでも困ると思いますので、実務的にも詰めながら、お互いにウィンウィンの関係でうまくいきそうだなといったところにお話をしまして、できれば連携した形でできると大変良い形になるにではないかなと思います。そういう努力は地道にやっていきたいと、こういう様に思っております。

○記者 
 いわゆる原油の価格の高騰が続いているわけなのですけれども、県内の漁業関係者ですとか観光業界等に、非常に大きな影響が出ています。この後こういった傾向がまだ続くようならば、いろいろ海外の情勢もありますけれども、県として何らかの対応を考えられていますでしょうか。

●知事 
 燃油対策、これからどういうふうにまた、これは為替の問題とか、また、エネルギー政策全体、いろんなことと絡んでいるのはご承知のとおりですけれども、従来、燃油対策ということになると、大体漁業の場合でも国の政策でやってきていますから、これはもう少し各事業者、業界の実際の状況も伺いながら、まずは必要だということになれば、国に働きかけるというのは第一で、それをまず優先して考える。また、国の施策に乗りにくい、何かきめ細かいものがあれば、また、もちろん県としての対応も考えなければいけませんが、まずはどうしてもこういう価格は為替とかいろんなことと絡んで上下もしますので、もう少し業界の実情も伺って、同時にこれまでは大体燃油対策は国の政策としてやっていただいていますから、事業者の皆さんとも連携しながら、まずは国に働きかけていくという方向だと思います。

○記者 
 ドクターヘリの関係なのですけれども、他県との連携協議のお話の中で、検討会の後に取材したところ、必ずしも報告書の取りまとめを待たずに協議、何か投げかけたいというような話もあったと思うのですが、現状どこか検討、協議しているというのはあるのでしょうか。

●知事 
 ご相談される県のご立場もあると思いますから、今どこということはちょっと申し上げにくいのですけれども、いずれにしても飛び地みたいなところとはできませんので、それから、現実に独自に自分の方でも、例えばドクターヘリ(の導入)とか、防災ヘリでの対応を考えていらっしゃるとこもおありのようですし、やっぱり先方のご事情もよくお聞きしながら、ご迷惑にならないようにウィンウィンの関係でいけるパートナーが見つかれば、そういうふうにやっていくということだと思います。

○記者 
 (連携の話を)投げてはいるのか。

●知事 
 いろいろ勉強(検討)するときに、当然、先方はこういう問題をどう考えているかという情報収集などはしています。

注)( )内は、発言内容を分かりやすくするため補足した部分です。
 ※は、発言内容を訂正した部分です。

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