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知事記者会見[平成25年度]

2017年6月8日

知事室 目次

知事記者会見(平成26年度予算)[平成26年2月19日(水)]

◆日時 平成26年2月19日(水)午前10時〜午後0時15分
◆場所 議会大会議室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
平成26年度当初予算案について
・資料1:一般会計予算(ポイント)
・資料2:収支見通しと財源対策
・資料3:中期的な財政見通し
・資料4:特別重点施策等の主な事業
・資料5:施策テーマ別の主な事業
・資料6:平成25年度2月補正予算案
・資料1 リンク
(PDF 590KB)
・資料2〜5 リンク
・資料6 リンク
リンク
(1時間37分30秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)金沢の終着駅効果に対する認識と新年度予算での取組みについて
(2)予算のキャッチフレーズについて
(3)新年度予算と税収アップ、県内の活性化の展望について
(4)財政調整基金、県債管理基金と県債残高について
(5)新幹線開業直前対策枠の出来栄えとポイントについて
(6)新幹線開業に向けた事業等の進捗度について
(7)県の農業政策の方針、米の品質低下対策について
(8)新県立近代美術館の着工日、完成年、開館年、名称について
(9)臨時財政対策債と県債残高について
(10)財政調整基金と県債管理基金を合わせた基金残高の水準について
(11)新幹線開業直前対策枠事業の内容について
リンク
(37分34秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見で説明する知事●知事
 皆さん、おはようございます。これから、予算の発表をさせてもらいます。
 お手元の平成26年度の(富山県)一般会計予算のポイントという(資料)を見ていただきたいと思いますけれども、今回は総額5,572億円で、対前年度に比べますと2.2%の増となっております。また、このうち経済・雇用対策とか、産業振興とか、医療・福祉とか、公共事業といったような政策経費、新幹線の負担金などを除いたものですけれども、これは9.1%増となっております。簡単に言いますと、予算から人件費と公債費などを除いたものが政策経費ですけれども、9.1%(増)ということです。
 この数字は、まず、予算総額の(対前年度比)2.2%(増)というのも、リーマンショックの後の平成22年の予算が、これは国のいろんな経済対策もあって膨らみまして、大きな伸び(対前年度比4.8%増)でしたが、その年を除きますと、過去10年で最も大きな伸び(平成10年度当初予算以来16年ぶりの高水準)になっております。また、政策経費の(対前年度比)9.1%増というのも、リーマンショック後の今の平成22年度の年(対前年度比11.4%増)を除きますと、過去10年で最も大きな伸び(平成2年度当初予算以来24年ぶりの高水準)になっているということで、まだまだ財政事情は厳しいですけれども、新幹線開業ということもありまして、精一杯、積極型の予算を組むことができたなと思っております。
 内容的には、詳しくは後程申しますが、この総括表(平成26年度富山県一般会計予算(ポイント))で見ていただきますと、北陸新幹線開業直前対策枠。これは昨年のシーリングを設定した時には(予算要求額は)青天井だということにしておりました。前の年の平成25年度は10億4,000万円程でしたが、今回、結果としては約20億2,000万円ということになりまして、実質、昨年の倍増ということになったわけであります。
 主な柱は、また、これも中身は詳しくは後程申しますが、例えば観光、誘客・交流などで言いますと「とやま Week in東京 2015」、これは今年の3月にも第1弾をやりますが、来年の3月、新幹線開業の直前あるいはその前後に、日は確定していませんけれども、3月にやるということにしておりまして、内容は後程申しあげます。
 それから、その下の、JRとタイアップした商品造成・広告なども、これは東京駅をいわばある時期だけスーパージャックしまして、富山県のPR一色で染めたいというぐらいの意気込みでやっております。
 その他、北陸デスティネーションキャンペーンの実施ですとか、富岩水上ラインも大変評判が良いので、また、首都圏や金沢とか県外からたくさんお客さんがみえるようになっていますから、新艇をつくりたいというふうに思っております。
 それから、産業、地域の活性化についても、首都圏展示会への共同出展とか、また、テクノホールの増築についての設計費用を挙げるとか、また、とやまの食の魅力のアピールといったようなことも挙げております。
 また、二次交通の充実、おもてなし力の向上、こういったもので、新規政策がたくさん盛り込んであります。
 それから、陸・海・空の交通基盤の整備については、公共・直轄、主要県単、ここにあるとおりですけれども、国の補正予算も活用しまして、別途2月補正で、これは県議会で先議していただこうと思っておりますが、防災・減災とか社会資本整備、合計で81億円計上することにしております。内容的には、能越自動車道や国道8号入善黒部バイパス、あるいは新幹線新駅へのアクセス道路とか、新幹線開業に間に合わせて、県内の道路交通ネットワークを整備しようということで、計画どおり進めるということでございます。
 それから、未来とやま成長戦略枠は10億円程度の枠というふうにしておりましたけれども、各部局から大変前向きな予算要求が出まして、詳しい中身は後程ですけれども、結果としては10億5,000万円程計上しておりまして、産業競争力の強化、グローバル人材・ものづくり人材の育成というようなことをやることにしております。
 また、(資料の)左下の新・元気とやま創造計画枠。これはもともと約25億円の枠ですけれども、結果としては25.5億円となっております。グローバル競争に勝ち抜く環日本海・アジア戦略とか、少子高齢化・人口減少時代における活力創造とか、災害に強い安全・安心県、あるいは環境・エネルギー、健康先進県、こういったことについて重要政策を並べております。また、全体通じて人づくりが大事だとしておりまして、そのことも計上いたしております。後程申しあげます。
 それから、(資料の)右側をご覧いただきますと、行財政改革は引き続き積極的に推進するということで、平成17年の予算編成前には約400億円の財源不足でしたけれども、今回、平成26年度、28億円まで圧縮することができたということであります。それから、このことのために、先般、行政改革の(記者発表の)時にも説明しましたけれども、一般行政部門で2割を超える職員の削減をするとか、あるいは職員の理解をいただいて給与の臨時的減額ということもやってまいりましたし、一方で、今の国の制度を、例えば東京に集中しがちな法人関係税の再配分とか、あるいは新幹線の地方負担も、人口110万人の富山県で2,000億円を超えるというのは、余りにも重いということで、その負担軽減として交付税制度を見直していただいたり、新幹線についてのJRが支払う貸付料を活用する仕組みをつくってもらったりといったようなことが効果的だったと思います。
 それから、その下、依然として財政環境が厳しいわけですけれども、当然、社会保障関係の経費も増えてまいりますし、また、地方税収はこの4月から消費税、地方消費税率も上がるわけですので、当然、地方消費税の増収もあるわけなのですけれども、ここにありますようにリーマンショック前の水準にはほど遠い水準になっておりまして、全部で1,142億円(※1,143億円)、地方法人特別譲与税を合わせても1,328億円で、19年度の当初に比べ、リーマンショックの前ですから、比べると255億円少ない。こういうことであります。
 それから、行革による人件費の削減は、これは行政改革の説明の時に申しあげましたので省略しますが、(16年度からの10年間で)一般行政部門で約20.4%、847人(の削減見込み)、それから全部門では1,285人(の削減見込み)というふうになっております。これは前にお話したように、警察官とか、教員とか、医師、看護師を大幅に増やした上で、全体としてこれだけ減っているということでございます。
 それから、給与につきましては、先般申しあげましたように、引き続き臨時的減額を続けますけれども、地域手当については富山市内在住(※在勤)の職員について1%復元をすると。今でも国家公務員で富山市内に住んでいる方は3%、多分富山市役所も3%ついているのだと思いますけれども、県の職員にこれまで我慢してもらっていましたが、1%復元するということであります。
 それから、その下の人件費の抑制効果、この辺は省略いたします。
 あと、地方交付税などの確保。結局、予算を前向きに組むにも財源確保が必要なわけでありまして、これを見ていただきますと、全国の地方財政対策、地方財政計画というベースで考えますと、一時いろいろ財務省あたりからもっと減らせという議論もあったわけですけれども、結果として地方財政計画の歳出特別枠を実質的に同水準確保をしてもらうということで、地方の一般財源は6,051億円で1%増となりました。本県の場合は、これが、地方一般財源は合わせますと約49億9,000万円の増、率で1.7%増となっております。これは、一つには、税収は地方財政計画、国全体の地方の伸び、都道府県税の伸びはプラス5.3%であるのに対して、富山県はプラス3.2%で、税収は残念ながらまだ低いのですけれども、交付税の方は、全国のマイナス1%に対して富山県はプラス0.2%ということでありまして、国にも働き掛けて地方の実情もお話をし、交付税をそれなりに確保してもらえたということが、こうした地方一般財源の確保、国全体、地方全体よりはより多く確保できたということに繋がっております。
 それから、新幹線なり並行在来線の経営安定についての地方負担の軽減は、その下に書いてあるとおりでありまして、23年度から25年度までで、例えば(新幹線)貸付料による地方負担の軽減は約293億円となっております。また、並行在来線の初期投資に対して、県として大変巨額の補助をしたわけですけれども、そのうち約47億円については地方交付税の配分を受けることができるということになりました。

 それから、どうしても積極型の予算になりますと、公債費負担について心配になるわけですけれども、県債の新規発行は4年連続削減ということでありまして、26年度は917億円、前の年より13億円減っております。また、新幹線を除く通常債の残高も、13年連続で減少ということであります。ただ、国の財源不足ということで、地方交付税総額が足りませんので、臨時財政対策債といういわば一種の赤字地方債を出しているわけですけれども、これはどうしても国全体の事情がありますから、この分は残高がやはり増えております。フローとして、今年の臨時財政対策債(の発行)はマイナスですけれども、残高としてはまだ増えているわけでありまして、それも入れますと、県債全体の残高は212億円増えていると。ただし、この赤字地方債である臨時財政対策債を除きますと、通常債も、あるいは行政改革・退職手当債なども、いずれもマイナスになっているというのが分かっていただけるかと思います。
 それから、資料2の方をご覧いただきたいと思います。
 26年度の収支見通しと財源対策ということですけれども、今から10年近く前(平成16年11月時点)、約400億円の財源不足ということでありました。これがここにあるような経過で減っていきまして、昨年は25年度予算を組む前の段階で、国が交付税を大幅に減らして地方(公務員)の給料を引き下げてほしいという強い要請をされたりして、いろいろ紆余曲折がございましたが、国の政策も踏まえた措置も職員の理解を得てとりました結果、昨年は(平成25年)11月時点では72億円まで財源不足を減らすことができた。
 その後、県税収入が当時見ていましたよりも増えてきたということ、交付税もある程度増える見込みが立ったということ、それから臨時財政対策債は大分減りましたけれども、また、一方で歳出の方では、新幹線開業対策、社会保障関係費の増はありますけれども、一方で廃止予定であった緊急雇用(創出)基金でありますとか、国による基金事業をある程度継続してもらったとか、あるいはもちろんマイナスシーリングとか行政改革で、経費を例えば14億円減らしたとか、あるいは地方の元気交付金(※地域の元気臨時交付金)、これを最終的には146億円近くもらいまして、当初の見込みよりも多くもらいましたので、それに対応する一般財源が5.5億円減ったとか、あるいは当初予算に予定しておりました分を、25年度の2月補正で前倒し実施することによりまして、0.5億円ほど26年度の歳出を減らすことができたといったような理由で、最終的には28億円の構造的財源不足ということにすることができました。この分については、職員給与の臨時的減額を、縮減はしますけれど、一定程度続けさせていただく。また、行政改革推進債、退職手当債というものを発行させてもらうということで(構造的財源不足を)埋めることができたわけであります。
 もう1枚おめくりいただきますと、職員給与の臨時的減額の数字が次のページに挙がっております。一般職、管理職と一般の方とで、もちろん少し差がついております。それから、県債発行は、今申しあげたとおりでございます。
 それから、もう1枚おめくりいただきますと、資料3ですけれども、これは中期的な財源見通しがどうなるかということですけれども、結論的には、今年は(来年度予算の)財源不足を28億円まで縮減することができましたが、その後はいろんな計算をしますと、27年が38億円、28年が36億円(の財源不足)ということになります。
 この計算の根拠は、歳入歳出欄の摘要欄を見ていただきますと、例えば税収は国の経済成長の見通し、財務省が平成26年度予算で後年度歳出歳入への影響試算というものを今年の1月に発表していますけれども、経済成長3.0%のケースの名目経済成長率を使っております。したがって、27年、28年はいずれも3%経済成長が続くという計算をしております。それから、地方法人特別譲与税も、今回の税制改正を踏まえた形になっております。それから、交付税については、26年度の地方財政計画等を踏まえて試算をしたものであります。また、臨時財政対策債も、今回の国の地方財政計画等を踏まえて推計したと。
 また、歳出の方では、人件費は給与の臨時的減額(前の額)。これは臨時の減額ですから一応ないものとして計算をしたと。また、定員適正化計画は、現状の職員削減を反映させております。その他、扶助費、社会保障関係のところが気になるわけですけれども、介護保険とか後期高齢者医療などの主なものは現行制度をベースに推計をいたしておりまして、ただ、社会保障・税一体改革で、従来よりも社会保障の給付水準を増やすといったようなことになっている部分は、当然、歳出増の方に乗せておるわけでございます。公債費等についてもこれまで県債を発行していますから、26年度以降の発行見込みの分を継ぎ足して計算をいたしていると。それから、公共事業や県単独事業は、基本的には26年同額としまして、ただ、新幹線の方は当然26年度であらかた終わり、27年度は残事業的なものが残るということで、そういう計算をいたしておるわけであります。その結果として、今回の財源不足、構造赤字は28億円だったものが(平成27年度に)38億円、それから28年度が36億になると、こういう計算になっております。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、これまでの財源不足がどんなふうに推移してきたか。それに対して給与の臨時的削減ですとか、基金の繰入れとか、いろんな対応をしてきたという経過が載っておりますので、ご覧いただきたい。特に25年度は、先程申しあげた国の要請による給与の削減等がありましたので、交付税の減額もありましたので、少し複雑になっていますが、ご理解いただきたいと思います。
 次に、資料4をご覧いただきたいと思います。
 特に今回、特別に重点としたものとして、新幹線開業直前対策と未来とやま成長戦略。それから新しい元気とやま創造計画に従った重点戦略。こうしたものを整理しております。また、全体を通じての重要政策、人づくりも挙げております。
 まず、1枚お開きいただきまして、新幹線開業直前対策ですけれども、大きく「観光・交流」と「産業・地域活性化」、「二次交通の整備・充実」、「おもてなし力の向上」というふうな4項目に分けております。
 まず、これは一つ一つ相当盛りだくさんで、全体で(資料の)左上にありますように20億1,800万円ということでありますが、詳しく言っていますと大変時間が掛かりますので、かいつまんでお話をしたいと思います。
 まず、(資料の)左の方の地域資源の魅力のブラッシュアップの方では、立山の弥陀ヶ原のラムサール条約の湿地の保全・適正利用といったようなこととか、また、黒部峡谷鉄道、関西電力のご協力もいただいて、欅平のパノラマ新周遊ルートの整備とか。あるいは今年何とか「世界で最も美しい湾クラブ」に入れるのではないかという期待を踏まえて、マリンスポーツ等の商品化を進めると。あるいは富岩運河環水公園や海王丸パークをライトアップして、水辺と光の空間創出ということで、そういう今でもかなり評価の高い都市空間になっていますけれども、もっと魅力度を上げたいということであります。なお、縄文遺跡も出ましたので、その関係の予算もつけております。それから、関連で、立山バスの排出ガス規制等々を挙げております。
 それから、その下の、富山の魅力の創造・発展と首都圏等への情報発信、これも大変盛りだくさんでありまして、先程も申しあげましたが、「とやま Week in東京 2015」、これは東京駅前のJPビル、昔の東京郵便局(※東京中央郵便局)があったところだと思いますが、そこのKITTE(きって)というところをお借りしまして、富山県の魅力をアピールするイベントをやることにしております。このKITTEというところは、平日6万人、休日5万人が行き交うという場所ですので、相当大きな効果があるのではないかと。
 その下の「ふるさと祭り東京」への出展というのは、これは東京ドームでやるのですけれども、ここは石川・福井と協力して北陸3県でやることにしております。
 それから、その下のJRタイアップ商品造成・広告事業というのは、これは富山県単独でやるわけで、先程も申しあげた、東京駅をいわばスーパージャックをしてやろうということであります。これはちょうど今年の6月を考えておりまして、ちょうど6月に、木村大作さんが撮られた「春を背負って」という映画の封切りがありますので、それとタイアップして富山県を大いにアピールしたいと、こういうふうに思っております。
 それから、その下の「鉄軌道王国とやま」というのも、割に珍しいというか、さいたま市に鉄道博物館というものがあるのですけれども、JRさんと連携をして、日本の自治体としては初めて鉄道博物館で企画展をやると。富山県は全国的にみても鉄軌道が大変たくさんある県ですから、その魅力をアピールしたいと。
 その他、一つ一つ説明していきますと長くなりますのでご覧いただきたいと思いますが、例えば下の方に近い方で、北陸デスティネーションキャンペーン事業というものがありますけれども、これは北陸3県とJR6社それから北陸経済連合会が連携してやるわけですけれども、そのうち北陸デスティネーションキャンペーンそのものは来年の秋やるのですが、今年の秋にそのプレイベントというか、そのために全国の旅行業、観光関係のプロ(の方々)に集まっていただいて、全国販売促進会議、新しい観光商品の販売促進会議をやります。全国から800人から1,000人の人が富山県に集まると。そこで北陸デスティネーションキャンペーンで売り出す新たな観光商品等を提示して、皆さんとマッチングをするというか、その中で一番魅力あるものを取り上げてもらうと。もちろん北陸3県で協力しながらやるわけであります。

 それから、その下で、「富山で休もう。」キャンペーンというものもありますけれども、これは県と市町村、観光協会が協力してやろうということにしております。
 それから、富岩水上ラインの新艇の整備事業とか、それからその下のダイナミックパノラマビュー(製作事業)というものも大変楽しみであります。
 それから、その右側に行っていただいて、首都圏でのミニ番組放映事業というものがありますが、これは富山県にゆかりの誰か著名人に、例えば司会役をやってもらって、ゲストにも誰かそういうゆかりの著名な方に出てもらってやるというものでありまして、これは大体、そうですね、今年の10月から12月ぐらいまで、週1日2回やるというような計画になっております。
 それから、スーパーマーケットトレードショー。これは(東京)ビッグサイト、今年も先般やりましたけれども、大変効果が大きいので引き続きやろうと。
 それから、1つ飛びまして、丸の内ビジョン富山県PR事業というものも、これは東京駅周辺の丸の内の約20のビル、テレビの画面としては90カ所、ここで1日14時間、1時間に2回、1回15秒、年間に換算すると1万回、テレビの画面で富山県のアピールをするといったようなことであります。
 他にもいっぱいありますが、それから下のところで関連事業として、富山湾岸サイクリングコースの整備事業とありますが、これはその下の「世界で最も美しい湾クラブ」加盟への準備と併せて、美しい湾としてアピールするだけではなくて、それを楽しんでもらうサイクリングコースを整備しようといったようなものであります。
 それから、その右側の方で産業・地域活性化の方をご覧いただきますと、この機会に新幹線で非常に近くなりますから、企業誘致を積極的に進めようとか、新幹線を利用したビジネス、企業誘致・企業立地の促進をする。
 また、富山の工業製品を全国や世界に売り込むということで、富山・長野連携して首都圏で商談会をやるとか、あるいは前に一度やりましたが、神奈川県と交流をして商談会を神奈川でやるとか。ものづくり総合見本市というのは、これまで2年に一遍やってきましたが、今度は内容をさらに充実して、新ものづくり総合見本市ということで、新幹線開業直後の来年の4月にやることにしており、その準備であります。
 それから、テクノホールの増築・改築は、今進めているのはご承知のとおりであります。
 あと、首都圏(で開かれる展示会)などに、大きな企業、中堅の企業だけではなくて、小規模企業にもチャンスを提供しようということで、共同出展ということも考えております。
 また、その下の方に、とやまの食・土産品の富山名物をつくるとありますけれども、まちの逸品PRキャンペーン事業では、ご承知のように、例えば小矢部のT五(ティーゴ)というお菓子は、高島屋さんの昨年の中元・お歳暮(※母の日・父の日)のイチオシの商品にしてもらったり、観光庁の究極の世界に誇るお土産(※究極のお土産)に選んでもらったりなどになりましたが、それを引き続き進める。
 また、その下は、首都圏の著名なデザイナーにも来てもらって、企業訪問やセミナーを開催して、富山県のものづくり、いろんな新商品のデザインも充実してもらう。機能とか性能は良いのだけど、デザインの面でいま一つという点もありますので、そういったところを大いにブラッシュアップしてもらう。
 それから、農林水産物のブラッシュアップもこの機会にしようというふうにしております。
 それから、食のフェアを首都圏や新幹線沿線県で進めたいと。おさかなのブランド化も引き続き力を入れてまいります。
 また、商店街おもてなし研修とか、空き店舗のマッチング支援のモデル事業とか、並行在来線の高架下の基本構想を進めるとか、あるいは関連で、若手商業者グループにもっと良い企画をしてもらって、これを支援するといったようなことを進めることにしております。
 また、二次交通関係では、富山駅にアテンダント2人をモデル的に配置してみまして、これは今年の5月から11月頃を予定しておりますけれども、観光客やビジネス客に富山の二次交通網やいろんな情報を差し上げて、その効果を確かめてみると。
 また、富山らくらく交通ナビというのは、4年前につくったのですけれども、さらに利便性を高めるといったようなことで、新しくリニューアルをすることにしております。
 また、少し飛びますけれども、定期観光路線バス定着事業、これは昨年、ぶりかにバスとか、世界遺産バスとかやりましたけれども、これをしっかりと定着するように進めていこうというものでございます。
 それから、その右側の方に県民会館の耐震化・機能充実、新近代美術館(仮称)の新築、(仮称)富山北署、あるいはとやまの名所再発見、市街地再開発も引き続き協力して進めていくというふうにしております。
 また、おもてなし力の向上の方では、新幹線開業カウントダウンイベントの開催ということで、これは地元紙とかテレビなどとご相談もしなくてはいけませんが、例えば150日前ぐらいから何日かに1回は、あと何日ですよとやると。例えば50日前からは毎日やるとか、そんなようなことを考えて機運の醸成を図っていこうということであります。
 それから、引き続き、おもてなしタクシードライバー(養成事業)とか、花いっぱいおもてなし事業とか、あるいは北陸新幹線開業イベント等開催への支援とありますけれども、各地域で大分盛り上がってきていますから、各地域の市民会議などが行う節目イベントとか、県外に向けたPR活動等を支援すると。また、県民の皆さんとの協働事業も積極的に進めることにしております。

 それから、次、おめくりいただいて、未来とやま成長戦略ですけれども、これは大きく、「ものづくり」、「農林水産業」、「人づくり」というふうに分けておりますけれども、ものづくり関係では、新たな産業クラスターの形成に資するという意味で、言うなれば3つのラボを打ち出しております。1つは、左上にあります高機能素材ラボでありまして、これはマグネシウムとか、炭素繊維強化プラスチックの製品の品質や性能を評価するための最先端の施設(※設備)を2つ導入すると。既存のものと合わせると、これで7設備あるということになります。このことで、新商品・新製品開発に資すると。
 それから、デジタルものづくりラボというものが、今の5、6行下にありますけれども、これはデジタルデータを活用した革新的なものづくり開発を支援するということで、新たに3設備を導入すると。例えば電気材料用の3Dプリンターのための金属積層造形システムとか、それから実物を3Dのデジタルデータ化するためのスキャナー、可搬レーザー3Dスキャナーを導入するとか、あるいは3Dプリンター用の高機能樹脂の粉末作製装置を導入するといったようなものであります。
 それから、今のものづくりの中程の一番上を見ていただきますと、製剤開発・創薬研究支援ラボとありますけれども、これは薬事研究所に新規に4つの設備を導入すると。これも例えば一つひとつ説明していると時間が掛かりますが、インビボイメージング装置などというものがありますけれども、これはマウスに投与した薬物の体内分布を解析して、薬剤の動きを検証すると。そういうようなことで、新しい薬の研究開発をしやすくするということであります。いずれもこれは地方のものづくり研究開発センターとか、薬事研究所に置く施設としては相当画期的な設備でありまして、財政事情が厳しい中ですけれども、昨年、地方の元気交付金(※地域の元気臨時交付金)を国から相当いただきましたので、こうした分野にも積極的に財源として活用して、新しいものづくり産業、未来とやまの成長戦略に資するということにしております。その他、話が長くなりますので省略したいと思います。
 それから、設備投資関係では、(設備投資促進資金融資制度に)集中投資促進枠というものを、このものづくり産業の中程右側にありますけれども、新たに30億円融資枠を設けることにしております。
 また、下の方では、医薬・バイオだけではなくて、医薬工連携、次世代自動車、航空機。航空機などは、いよいよ参入する。個々の一つ一つの企業で技術のあるところはあるのですけれども、これをさらにブラッシュアップして、一貫生産可能な共同受注グループというものを結成することができましたので、いよいよ来年から、例えばエアロマート名古屋2014に出展をして商談もするとか。個々にはもちろん事業化して受注もしているところはあるのですけれども、もっと組織的にやろうということであります。
 なお、飛ばしましたが、医薬・バイオ関係では、薬用植物の実証化研究会(※薬用作物実用化研究会)とか、薬用植物を使った新しい創薬につなげるような取組みも進めることにしております。
 それから、(資料の)右側の農林水産業のところも、例えばとやま農業未来カレッジ。これは昨年から研究会をやってきましたが、いよいよ新しい研修機関、1年制が原則ですけれども、来年の4月に開校・開設すると。ただ、非常にニーズが高いので、短期の研修については来年の1月からスタートしようというふうにいたしております。
 それから、その1つ飛びまして、新富山ブランド米開発加速化事業、これはコシヒカリを超える新しい品種の開発を加速化しようというものであります。
 その他、もう1つ飛びまして、薬用作物産地確立モデル事業、シャクヤクとかトウキなどの薬用植物の産地化を進めようと。
 それから、農地中間管理機構等もありますけれども、この辺は農林水産業のところでもう一度お話したいと思います。
 それから、その下が未来を担う人づくりということでありまして、学力向上はもちろんですけれども、スーパーサイエンスハイスクールとか、スーパーグローバルハイスクール事業とか、小学校に英語教師を、全国に先駆けて専科教員を置くとか、あるいは小学校専科教員も全国的に見ても非常に充実していますけれども、さらに理科担当を5名増やすとかいったことにしております。
 また、グローバル人材の育成など産業人材の確保にも力を入れるということにしております。
 また、関連事業のところを見ていただきますと、最近は景気が良くなってきましたので、県内の中堅企業、中小企業の経営者のお話を聞きますと、新たな成長を目指すためにも、あるいは新商品・新技術の開発をするためにも、優秀な人材が欲しいと。しかし、これと思った優秀な学生あるいは大学院生をビッグビジネスにみんな採られてしまうと。何とかならないかという話がございます。そこで、自治体としての県庁がどこまでやるかということもありますけれども、この関連事業の2つ目、UIJターン就職の開拓促進事業の中で、従来もいろいろやってきましたが、特にこれからは首都圏とか、あるいは関西圏の大学あるいは大学院に対しても、富山県のものづくり産業などの魅力をアピールをして、しっかり人材を確保していこうということにしております。その他いろいろありますけれども、省略したいと思います。
 それから、次に、もう1枚おめくりいただきますと、グローバル競争を勝ち抜く環日本海・アジア戦略ということですが、これは、ものづくり産業の高度化は、先程お話ししたこととかなりかぶる面がございますので、ご覧いただきたいと思います。
 中程の新たな成長産業の挑戦で、先程触れなかったことで言いますと、世界の薬都連携チャレンジ事業というものがございますけれども、これも世界の薬の都と言われているバーゼルと連携するようになって、連携協定を結んでからもう丸5年ぐらい経ったかと思いますけれども、相当成果も出ております。今年は富山の方で、富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウムということをやろうと。バーゼル大学への研究者派遣というのはこれまでもある程度やってまいりましたが、ここに世界レベルの先端的な研究者が富山に集まって、となると日本全国からもいらっしゃると思いますが、薬の富山というのをこういう面でもアピールもするし、もちろん中身のある事業をやろうと思っております。
 それから、先程の製剤開発・創薬研究支援ラボは飛ばしまして、例えばジェネリック医薬品などの治験を進めるとか、介護用機器の開発実証試験(※開発実証調査)をやるとかといったようなことでございます。
 それから、海外ビジネスの展開の支援ということで、テクノホールの増改築もその1つですし、新しいものづくり見本市をやるというのもそれです。また、岐阜・長野と連携して海外バイヤーを確か16人、従来よりも飛躍的に増やして招聘して商談会をやるとか、あるいはタイ、台湾、あるいはいろんなところで海外販路開拓のサポートをすると。また、今年はタイ・ベトナム経済訪問団を派遣しようといったようなことも考えております。
 それから、右側にいきまして、とやまの魅力の創出とブランド力ということで、例えば環水公園・駅北ファンタジア事業ということで、環水公園を中心とした食の魅力とか、光を楽しむイベントをやろうと。あるいは東南アジア観光PR事業。それから今年は遼寧省と友好県省30周年ですので、瀋陽・香港観光プロモーション事業もやろうとか。また、食の(ブランド)とやま関係の様々な事業を進めることにしております。それから、海外市場にも打って出ようということもやっているわけであります。
 それから、環日本海・アジアの交流拠点としての交通・物流ネットワーク(の整備)。伏木富山港の拠点化ですとか利用促進、環日本海クルーズ。また、富山空港関係では台北便の利用促進。また、グローバル社会における地域づくり・人づくりでは、特に人材養成で、先程もお話したようなグローバル人材(の育成)あるいは高度ものづくりマネジメント研修で、例えば最近県内企業も海外赴任する方が非常に増えております。そういった方々のうちの例えば管理職向けの海外展開マネジメントについての長期研修を1年ぐらいかけてやるといったことも、また、留学生の受入れについても、従来以上に力を入れてまいります。
 次に、少子高齢化・人口減少(社会)における活力創造ということですけれども、これも若者の自立と健全な家族形成。従来から言っていること以外で言うと、例えば男女の出会いサポートという、結婚をする出会いがないという声も相変わらず強いので、マリッジサポートセンターというものをつくって結婚支援事業をやっていこうということを、今進めております。
 それから、高校あるいは大学を卒業する若者にターゲットを絞った県内定着の促進。先程申しあげたように、特に景気が良くなると、是非欲しいなという有能な人材はみんな東京のビッグビジネスに採られてしまうという話がありますので、UIJターンの就職の開拓促進、先程申しあげたように、従来よりもさらに例えば首都圏の大学や大学院へ、もっとこれまで以上にアピールをするといったことも進めていこうと思っております。留学生関係も先程申しあげたとおりであります。

 それから、女性の力を十分発揮できるようにしようということで、中程にいろんな施策を講じておりまして、保育関係では病児病後児関係。タウンミーティングをやりますと、ここが一番ニーズがあるということが分かります。また、放課後児童クラブも、むしろ6時を超えて、あるいは6時半を超えて開設して欲しいという声が非常に強い。これにしっかり応えていこうと。それから、女性の就業・起業を支援する事業。それから、男性の育児参加・家事参加、こういったことも力を入れたいと思います。
 高齢者向けでは、エイジレス社会リーダーの養成とか。それから、とやまシニア専門人材バンクは一昨年の10月につくって以来、大変評価が高くなっていますけれども、引き続き充実していきたい。
 それから、エイジレス社会活動推進事業というのは、右の方の中段の、下の方にありますけれども、これは一芸に秀でた高齢者などの人材を育成すると同時に、活動のチャンスをもっと増やそうといったようなことであります。
 もう1枚おめくりいただきますと、災害に強い「日本一の安全・安心県」ということですけれども、これは左の方を見ていただきますと、まず、防災・減災のための体制づくり、ソフト関係でありまして、広域消防防災センターとか、あるいはソフトといいますか、魚津で大きな火災もあって、亡くなった人も出ました。住宅密集地だったということで、住宅密集市街地に配備される小型屈折はしご(付)ポンプ車の(整備への)助成をするとか、あるいは自主消防組織の消防力強化を進めるとか。それからその下へいきまして、災害時の情報伝達機能を拡充するといったことで、防災行政無線の再整備とか、河川の情報システムを新しくするとか、また、その下へいきまして、災害救助物資の拠点施設の整備をするとか。あるいは災害拠点病院の耐震化を進めると。また、津波対策もやりますし、左下になりますけれども、原子力災害対策についても、ここに書いてありますように国の交付金なども活用して、従来も随分進めましたが、さらに進めていこうとしております。
 また、右側では、災害に強い県土づくり、ハード主体ですけれども、もちろん公共土木施設、橋梁、河川・海岸施設、あるいは農地防災。それから地久子川、沖田川みたいな河川の治水対策。それから防災拠点での太陽光発電。また、公共施設、県立学校等の改築耐震化、天井落下(防止)対策等々を進めることにしております。
 また、建物の耐震化の促進。大規模建築物の耐震化の診断等について支援をするとか。あるいは防災に強い専門人材を育成するとか、防災教育、地域防災力の向上とか。幸い最近は防災士を希望してなる方が増えていますけれども、そうした養成事業なども力を入れるというふうにいたしております。また、障害者の方の避難訓練モデル事業といったようなことも進めることにしております。
 もう1枚おめくりいただきまして、(環日本海地域の)「環境・エネルギー先端(県)」戦略ということですけれども、これは、まず、循環型・低炭素社会づくりということで、左上の方に挙げてございます。それぞれご覧いただきたいと思います。
 それから、その下が県民参加によるエコライフの実現で、昨年、とやまエコ・ストア制度というものを始めましたが、大変評価もありまして、さらに進めると。また、新幹線開業ということもありますから、この機会に地域団体とかNPOの皆さんに大いに清掃美化活動をやってもらうと。それから、イタイイタイ病資料館、先般もフォーラムをやりまして、随分いろんな方に来てもらいましたが、こうしたことも力を入れてやっていこうと思っております。
 それから、中程が、安全で快適な環境の確保ということで、先程申しあげたことと少し重なっていますけれども、特に上段の方の中程を見ていただきますと、立山バスの排出ガス規制。これは検討会をやってきましたが、いよいよこれを実行段階にしていかなくてはいけないということで、条例もなるべく早く出さなくてはいけないと思っていますけれども、そうしたことを念頭に置きながら、立山バス排出ガスの規制を進めるための所要経費を予算化するわけでございます。
 それから、昨年、室堂地区等で山岳スキーの遭難がありましたが、その安全対策も進めることにしております。
 それから、新幹線がいよいよ来るわけですが、騒音対策は一通り終わっているはずなのですけれども、新たに住宅が建ったりいたしますので、そこへの環境基準の当てはめ、防音効果の調査と拡充、こういったことも進めることにしております。
 それから、右にいきまして、国際環境協力。何といってもNOWPAPの地域本部が富山県にあるわけですけれども、そうしたものをしっかり支援していく。また、富山湾のリモートセンシング調査という、国際的にも先進的な調査をいろいろやっていますけれども、これをしっかり応援すると。また、(国際環境協力を担う)人材養成についても、ここに書いてあるとおり進めていくことにしております。
 それから、5番目として、多様な再生可能エネルギーの導入・効率的な活用とありますけれども、かねて全国でもトップと言ってもいいぐらい小水力発電を進めておりますが、引き続き進める。また、太陽光発電等も進めてまいります。
 次、もう1枚めくっていただいて、「健康先端県」創造戦略ということですけれども、一番左は、まず、健康づくりを進めるということで、生活習慣の改善とか、高齢者の生きがい、介護・認知症予防、スポーツの振興、こころの健康づくりが書いてございます。
 それから、その次ですけれども、先進的な疾病予防の推進、健康管理の充実ということで、特に今年は歯科口腔についての条例もありますので、歯科口腔保健推進、とやまけんこうウェル噛む推進事業とか、語呂合わせみたいなものですが、歯ッスルとやま8020推進運動とか、そういったこともやりますし。それから非常にやはり県民の皆さんのがんに対する関心が高いので、がん等の生活習慣病対策あるいは大学生等にも禁煙をもっと進めるとか、がん検診率を高めると。がん総合相談支援センターは、ご相談にみえる方が非常に多いのですけれども、さらに運営の拡充を図ろうと。
 また、かねて進めております新たな総合リハビリテーション病院、こども医療福祉センター(仮称)については、いよいよ本格的に進めてまいります。
 また、自然を活かした健康管理、食を活かした健康づくりも進めることにしておりまして、それぞれ予算を上げてございます。
 また、くすりの富山の伝統を活かした健康づくりということで、例えば薬剤師の方を活用したセルフメディケーション推進事業、富山シャクヤクのブランド化の事業、あるいは先程申しあげた薬用植物関係の予算もつけてございます。
 それから、医薬品産業の振興、医薬工連携については、先程のラボの話ももちろんですが、ベツリンの創薬とか。この辺は薬事研究所の高津所長が世界的な研究者ですから、こうしたことも応援していくということであります。あと、バーゼルとの連携は、先程申しあげたとおりであります。
 それから、最後に、重要政策の「人づくり」。これも子どもさん、若者、働き盛り、高齢者といろいろあるわけですけれども、子ども関係いろいろありますが、これは後程また教育のこともありますから、そこでまたご説明したいと思いますが、ご覧いただきたいと思います。
 それから、若者関係も、マリッジサポートセンターとか、インターンシップをもっとやるとか、外国人留学生の支援をするとか。あるいは新幹線開業ということもあるので、若い人たちのいろんな情熱とかアイデアを活かそうとか。それから、女性の意欲や能力が活かせる環境づくりを進めようということでございます。それから、働き盛りの方についても、ここに挙がっているような様々な施策を講じております。それから、高齢者向けにもここに挙がっております。これは、後の各論とまたかぶりますので、後で最小限のお話をしたいと思います。
 それから、大分時間が経ちましたので、施策・テーマ別の主な事業というのは、さっとさわりのところを見ていただくということで、まず、1枚おめくりいただいて、中小企業の振興とチャレンジの支援ですけれども、大きく言えば、まず、中小企業の販路開拓を支援する。それから、新商品、新技術開発、新分野進出を支援すると。それから、中小企業の資金繰り支援をやっていくということでございます。
 先程余り触れなかったことで言うと、国内外の販路開拓ということで、例えば左から上の3つ目、中小企業の首都圏販売戦略を支援する。それから、その下、とやまの伝統工芸PR展示会を開催する。ニューヨークで富山県の伝統工芸品をもっとPRする展示会をやろうと。それから、この機会に、昨年、国指定だけではなくて、県指定の伝統工芸品を6種類指定しましたが、この機会に伝統工芸品産業支援事業費補助金というものも新しくつくりまして、国指定はもちろんですが、県指定の伝統工芸品の意欲ある取組み、人材育成、販路開拓を支援すると。また、もちろんそれ以外の地域産業の人材育成・販路開拓も支援するということで、この機会に大幅な充実、新しく事業名を設けて進めております。
 それから、創業・新分野へのベンチャー企業マッチングというのは、とやま起業未来塾(の塾生)などにもいらっしゃるし、それ以外でも若い人たちや女性等が新たな起業を目指す場合に、経営課題へのアドバイスとか、事業拡大に必要な資金を獲得できる機会をもっとつくってあげようということで、あと一押しすると非常にさらに飛躍するという可能性があるものがたくさん見受けられますので、そういうふうにしていこうということであります。

 また、資金繰り関係では、先程申しあげましたが、設備投資(促進)資金の集中投資推進枠(※集中投資促進枠)というのを昨年の9月補正で設けて、金利を一般の設備投資は1.90%なのですけれども、これも、そもそも元より2.1%だったものを下げたのですが、さらに年1.5%にしました。これをこの機会にもっと枠を広げようということで、10億円の枠を30億円に増やして、例えば老朽化した生産設備から、生産性やエネルギー効率が向上する。これも以前は10%以上ということだったのですが、ハードルが高いので1%以上に緩和しまして、これを支援するということにしております。これは、これには書いてありませんが、別途国の税制改正で昨年暮れに決まりましたが、生産性向上に資する設備投資をやると、税制面で即時償却を認めるとか、画期的な制度ができましたが、それと呼応してこうした融資制度をつくって、県内のものづくり産業の活性化を図ろうということであります。
 また、小規模企業者への支援ということで、小規模企業支援枠を設ける。また、小口事業資金というのはかねてありますけれども、これを、従来、例えば商業・サービス業のうち宿泊・娯楽業については従業員5人以下だったのですが、20人以下ということにして対象を拡大するといったようなこともやることにしております。
 また、下の方に消費税率引下げ(※引上げ)への対応ということで、それぞれ資金面等の措置、それから税理士さん等の専門家の派遣とか、相談窓口を置くとか、中小企業の首都圏への販路開拓を支援するとか、下請企業の自立化の支援をやるとか、首都圏展示会に共同出展事業を進めるとか、そういう従来以上に中小企業、特に小規模企業に配慮した政策を組んでおります。
 それから、もう1枚おめくりいただきますと、新たな成長に向けたものづくり産業未来戦略(の推進)。これは昨年から、ものづくり未来戦略会議(※富山県ものづくり産業未来戦略会議)というのをつくってやってきたわけですけれども、先程冒頭で申しあげたように、3つのラボを設けて進めるということであります。先程お話した話とかなり重なりますので、これはご覧いただきたいと思います。
 それから、この左下に新たな成長産業への挑戦ということで、先程は余り触れませんでしたが、イノベーションチャレンジ支援事業とか産学官連携の事業、その中でも特にナノテク関係については別枠で応援するとか、従来以上に手厚い支援をして、新たな成長産業への挑戦を支援しようと。それから、右の方でも、医薬品関係、バイオ関係、介護、航空機産業。それからインフラ検査用ロボットの開発支援、180万円ですけれども、これは例えば橋梁とかが落ちるかもしれないとか、トンネルが崩落するかもしれない、これを人がチェックしようとすると非常に危険だとかいろんなことがありますが、それをロボットを使って診断しようとか、そういうところが、今、国の戦略テーマの一つになっていまして、実は富山県内、そういう分野に強い技術を持った企業が幾つかありますから、それを皆さんでコラボレートをして、この分野で一つ富山県の特色を出していこうと。金額は180万円ですけれども、そういう狙いを秘めておるわけであります。
 あと、ものづくり人材の育成もここに書いてありますので、ご覧いただきたいと思います。
 それから、テクノホールのことと首都圏デザインの活用、これは先程申しあげました。
 それから、3ページは、雇用の安定、人材の確保で、1万7,500人、この21年から27年までという目標を掲げております。既に昨年11月末で1万7,099人となっていますけれども、さらに今増えていると思います。
 左に、起業支援型地域雇用とか、地域人づくり関係で、それぞれがん検診受診の促進対策とか、空き店舗マッチング支援モデルとか、中程にいって精神障害者社会復帰支援事業とか、元気な森人材育成とか、建設業の人材確保とか。また、雇用拡大だけではなくて処遇改善プロセスということで、県内企業の処遇改善支援事業というものが左の欄の下の方にございますが、2億7,500万円。これは皆さん見ていただくと、賃金の上昇、正社員化、職場定着等の処遇改善を計画する企業は1社500万円あげますとか、1社100万円あげますという制度までできていますので、これは経営者の皆さんにしっかりお伝えをして、この機会に企業それぞれいろいろ事情があると思いますが、できるだけ正社員化を図る。また、処遇を改善してもらう。職場に定着するように努力する。こういったことに力を入れたい。
 また、最近、改めて若手の大工さんが足りないとか、非常に困った現象が出ております。こうしたことについても、大工職人の育成支援とかいったこともやることにしております。
 また、右にいきまして、雇用の確保関係で、例えばたくさんあって説明し切れませんが、中程の成長戦略・職業訓練推進事業。技術専門学院で3Dプリンター・産業用ロボット、省エネ住宅に関する訓練カリキュラム、訓練機器を導入して、今の時代の先端をいくような職業訓練をやろうといったことも進めることにしております。
 また、人材確保では、先程のUIJターンの話とか、幾つか申しあげました。この、ママの就活応援プロジェクトなどというものも、子育て中の女性の再就職支援ということで、ワークショップやインターンシップをやる。それから、ものづくり人材パワーアップ研修、若い技術者向け。それから高度ものづくりマネジメント研修、これは管理者向け。先程も申しあげましたが、海外赴任なども増えておりまして、そうしたことに対応しようということでございます。また、グローバル人材の活用促進というのも、一番下に書いてございます。
 それから、次(のページ)が、社会資本関係ですけれども、これは左の方を見ていただくと、活力あふれる地域づくりとありますが、ご覧いただいたらと思いますが、まずは能越自動車道、国道8号入善黒部バイパス、あるいは中程に行って新幹線新駅のアクセス道路、幹線道路。それからスマートインターチェンジ関係、高岡砺波、南砺、氷見南、これへのアクセス道路とか、あるいはずっと下の方にいきますが、環状道路・放射線道路(※放射道路)の中で、例えば能町庄川線とありますが、こういったところは平成26年完了とわざわざ注記してございますが、これはみんな北陸新幹線開業に間に合わせるということで、かねて計画的に進めていまして、順調に全て完成するという見通しになっております。
 それから、右側の安全・安心の方は、治山、治水、特に地久子川、沖田川みたいなところとか、海岸、砂防、それから地震・津波対策。それから農地防災。それから県立学校の耐震化、天井落下防止、こういったものを進めるということであります。
 それから、5ページ目は、地域公共交通、富山空港関係でありまして、左の方を見ていただきますと、富山駅並行在来線高架下基本構想の策定ですとか、また、あいの風とやま鉄道が来年の3月末から、新幹線開業にあわせて3月からスタートするのですけれども、そのための交渉は全て基本的に終わっていますけれども、例えばJRの資産の譲渡を受けるとか、あるいは経営安定基金、これは市町村や民間とも協力して、それにお金を出すとか、また、駅舎の活用、これ住民の皆さん、市町村の皆さんと協力してやるとか、高岡新駅の計画策定を進めるとか、交通ICカードの導入をやるといったようなものであります。
 また、東京便も新幹線開業ということになると、この富山−羽田便がどうなるのだということもあるわけで、もちろんこれは自由主義経済ですから、余り無茶なことはできませんが、東京便の海外乗継利用促進の補助金とか、東京便利用促進キャンペーンとか、羽田経由国内旅行商品の造成とか、東京便乗継利用促進事業費補助金とか、まだまだ富山−羽田便というのはこういった有効な使い方がありますよということを、海外あるいは国内各地の皆さんにアピールをして、できるだけ存続できるように、また、多くの皆さんの利便性に資するように、この機会に利用促進キャンペーンを進めていこうと。
 それから、台北便とか上海便、北京・大連便なども引き続き努力してまいります。
 それから、下の段は地域交通関係でありまして、それぞれ説明していると長くなりますので見ていただきたいと思いますが、例えば富山地鉄さん、ライトレール導入、3両目ですけれども、これも県が独自に支援するということにしております。
 それから、地鉄さんは、新幹線二次交通活性化ということで、外国旅行(※外国人観光客)向けの整備、列車のイベント、観光列車にトイレを整備するとか、いろいろきめ細かくやりたいということでありまして、これも積極的に支援することにしております。
 また、公共交通企画きっぷの社会実験ということで、新幹線で富山駅なり、高岡なり、黒部宇奈月温泉に来るまでは便利なのだけど、その先がどうかということが大事ですから、県内周遊の企画きっぷというものを導入しようと。そのための社会実験、県外バス路線の動向調査などもやることにしております。

 それから、高山本線(全線開通)80周年ということのようです。
 それから、右へいきまして、「鉄軌道王国とやま」全国発信、これ先程申しあげました。さいたま市の鉄道博物館で、自治体としては初めての取組みを行います。
 その他、二次交通のインフォメーションモデル等もございます。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、環日本海物流・国際経済交流(の推進)。伏木富山港(の物流活性化、)それから海外ビジネス・通商貿易の拡大、企業立地(の推進)。それから航路の拡大で、例えばシベリアランドブリッジで特別枠を設けて、従来は補助率2分の1、上限100万円なのですが、シベリアランドブリッジは特に150万円まで上限を上げてやるとか。あるいは釜山港から社長さんか副社長さんクラスに来てもらって、釜山港セミナーをやるとか。あるいは貨物(創出)についても富山県だけではなくて、岐阜や長野県と連携してやるとか。あるいは海外市場への販路開拓も、農林水産物などの海外市場開拓、海外見本市への出展。こういったものも進めるといったようなことが挙がっています。ご覧いただきたいと思います。
 それから、その次(のページ)が、日本海側の「総合拠点港」伏木富山港の活性化とありますけれども、一々は申しませんが、この間、非常に国際海上コンテナ、(国際)フェリー・(国際)RORO船、外航クルーズも大変伸びが大きくなっております。そのために、例えば10(※15)万トン級のクルーズ客船が27年度から入れるようにすると。昨年のボイジャー・オブ・ザ・シーズというのは、確か13万8,000トンぐらいだったと思うのですが、15万トンクラス、アジア最大のものが、15万トンが今度来るようになるようですから、これを受け入れられるようにするということでございます。
 それから、伏木富山港のPR、シーアンドレール、伏木富山港の拠点化支援、利用促進、それから岐阜・長野と(バイヤー商談会を)一緒にやるとか、クルーズ関係もいろいろここにあるように積極推進をすることにいたしております。
 それから、8ページにまいりまして、農林水産業、これはやはり言っておかなければいけないと思うのですが、左の方にいきまして、まず、生産力を高めるということでは、大豆大麦の生産性向上。特に生産性を高めるために額縁排水溝の施工による排水性の改善ということに力を入れることにしております。また、薬用作物については、神奈川県、奈良県とも連携することにしていますが、この薬用作物の産地確立モデル支援、これは農水大臣にもお願いをして、富山県に優先的に新たな補助制度もつくってもらいましたので、やることにしております。
 それから、次世代施設園芸導入加速化支援というものが、この園芸のところの中程にありまして、17億5,896万円とありますが、これは廃棄物の焼却熱を利用した野菜、花の通年型の施設園芸ということで、これは非常に廃棄物の有効利用という意味でも、また、通年型の施設園芸という意味でも非常に大きな意味があると思います。国からも相当大きな支援をいただけるので、これは大変良いことだと思います。
 また、チューリップについても、どうしてもオランダ産に押されるので、チューリップ用の機械、高性能の機械をオランダなどから輸入をして、そうすると割高になるので、従来以上に手厚い支援をすることにしております。
 それから、米の品質向上が大変大事でありまして、高温に強い稲づくり対策ももちろんやりますけれども、コシヒカリを超える新品種、新富山ブランド米開発加速化事業ということで、今のところ農林水産部の皆さんに汗をかいてもらって、平成28年度に新品種の登録ができるように頑張ってもらいたいなと思っております。
 それから、森林整備・林業再生関係ですけれども、路網の整備とか、木材加工流通施設整備とか、あるいは地域材を活用して公共施設の木造化、内装木質化を進める。
 また、水産業では、全国豊かな海づくり大会を、いよいよ来年ですから、着々と進めてまいりたいと。
 それから、中程の担い手育成では、国の法律もできました農地中間管理機構の関係の予算をつけてございます。
 それから、中程は先程申しあげたとやま農業未来カレッジ関係。それから活力ある農山村関係も、例えば中程の農山村地域の活性化を見ていただくと、多面的機能支払支援事業とありますが、従来、10アール(あたり)4,400円、今度5,500円(※5,400円)ということになりますし、支払いの場合の要件も緩和されました。こうしたものも有効活用してまいりたい。
 それから、森づくりでは、中程、優良無花粉スギ「立山 森の輝き」というものがありますけれども、これも大変評判が高いので、積極的に進めていくことにしております。
 また、下の方の「食のとやまブランド」のところを見ていただくと、とやまの農林水産品ブラッシュアップ事業というものがありますが、キャッチフレーズとしては、思わず手にとってみたくなる魅力的な農林水産品のお土産を開発すると、こういうふうになっております。
 それから、次のページ、観光振興。これも大体先程お話したのですけれども、ご覧いただきたいと思いますが、富山らしい魅力開発(※創出)で、先程申しあげた富岩水上ラインの新艇整備とか、水辺と光の空間創出とか、世界で最も美しい湾クラブといったものが挙がっておりますし、マリンスポーツ関係のものもサイクリングコースとあわせて挙げております。
 それから、中程、戦略的なPRでは、先程、「とやまWeek in 東京」とか、「ふるさと祭り東京」とか、首都圏でのミニ番組とか、デスティネーションキャンペーン、JRとタイアップして、例えば東京駅のスーパージャックをやるとか、(映画)「春を背負って」と連携してやるとか、先程申しあげたとおりであります。
 それから、中程から下に、観光季刊誌「ねまるちゃ」発刊事業とありますが、これは職員も頑張ってくれまして、大変評判が良い観光季刊誌になりました。首都圏のJR各社(※各駅)約400カ所ありますけれども、ここで各号20万部を配架するというふうにしております。また、列車時刻表を使ったPR等々。
 それから、右側で、官民一体、おもてなしタクシードライバー(の養成)、とやま観光未来創造塾。それから、例えば産業観光、受入環境整備で、室堂ターミナルのバリアフリー化を支援するとか、産業観光等を促進するとか。あるいは国際観光で言うと、特に冬場、台湾の冬季ツアーの造成応援をするとか、台湾関係の予算も挙げておりますし、また、新規市場、東南アジア、アメリカ東海岸、羽田経由海外誘客、先程のクルーズ関係。それからここで初めて出るのでしょうか、ミラノ国際博覧会、これは2015年にミラノで国際博覧会をやるのですけれども、ここで、富山の食と観光PRをするための実施計画をつくるということにいたしております。

 それから、とやまブランド関係では、先程申しあげたとやま農林水産品ブラッシュアップとか、「富山のさかな」ブランド化、コンベンションでは、エンジン01、それから富山国際会議場の施設運営費等の補助金等も挙げてございます。
 それから、「富山で合宿!」誘致事業というのも、これも大変評判がいいので、予算も増やすことにしております。
 それから、次のページが、賑わいのあるまちづくりでございます。
 これも左の方に、若手商業者グループ元気プラン支援事業とか、まちの逸品(キャンペーン事業)とか、商店街おもてなし研修、空き店舗マッチング支援モデル事業などが挙がっていますし、水辺のまち(の魅力づくり)では、先程の富岩水上ラインの新艇、水辺と光の空間創出。歴史と文化が薫るまちづくり、景観づくりというものも挙がっております。
 それから、11番(ページ)は、子育て支援・少子化対策でありまして、病児・病後児関係、放課後児童クラブ関係、それから仕事と子育ての両立。それから、いじめ対策。それから、経済的負担の軽減。それから、事業所内保育所。それから、児童館などもつくるというのを支援するとか、女性の健康を応援するとか、風疹の検査をしっかりやるとか、マリッジサポートセンターを進める等々の予算があります。
 それから、学校関係12、教育の振興ですけれども、先程も大体触れましたが、特に左の方で小学校専科教員、小学校英語講師、この辺は全国的に見てもまさにトップを走っている大変熱心な取組みかと思います。
 それから、中程、とやま型学力向上、教育県富山ですけれども、少し心配な面もあるということで、授業の達人、授業力向上、学力向上、こうしたことにもしっかり取り組んでまいります。
 また、土曜学習のモデル事業ということで、ここに書いてあるような取組みをいたします。
 それから、スーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイスクールといったような事業に手を挙げて、国に是非指定してもらおうと思っております。
 それから、県立学校整備のあり方についての検討も進めることにしております。
 この中程の一番下、特別支援学校空調設備の整備とありますが、かねて懸案でしたが、この際、全ての特別支援学校の普通教室、全部で208教室ですが、12校、これにエアコンを設置して学習しやすい環境整備をする。もう1校あるのですが、これは増改築とセットでやるということで、そんなことで特別支援学校については普通教室に空調設備を置くということにいたしました。
 その他、早期教育相談ということで、障害のある子どもさんに対する早期からの教育相談支援体制、これは左下の方にございます。
 それから、次に、13番(ページ)、教育の振興ですけれども、いじめ防止対策関係は、また、これまで以上に力を入れてまいります。
 それから、食育関係で、食育実践校モデル事業。これは国のお金もいただいて、これはモデルで高岡市中心にやることにしております。
 それから、右の方にいって高等学校の就学支援金。今回、国の制度がまた変わりましたけれども、その考え方を踏まえながら、例えば2番目、私立高校生徒奨学補助金1億2,378万円とありますが、国からの就学支援金の支給に加えまして、授業料・入学料減免事業に県単で上乗せ補助をするといったようなものも、ここに挙げております。
 それから、奨学のための給付金、これは国の制度も大分変わりまして、ただ、国は3分の1負担、県が3分の2負担でありますけれども、しっかりやることにしております。
 その下は安全関係ですので、省略いたします。
 それから、14ページ、ふるさと教育と魅力あるふるさとづくりで、余り話に出なかったことだけ触れますと、この左の中程、立山砂防世界文化遺産比較分析調査。これは立山砂防の世界文化遺産登録というのを目指してきているのですけれども、相当蓄積が出てきました。残された国際比較というのをしっかりやろうというふうにしております。
 それから、とやまの縄文遺跡などの問題も、この際、公開活用しようとしているわけでございます。
 それから、中程で言うと、とやまの名所再発見案内標識、これは土木部ですけれども、良いところがいっぱいあるのですが、どうやって行ったらいいか分からないという声が多いので、そういった努力をするわけであります。
 また、高志の国文学館でも、中西進先生が文化勲章をもらわれてはりきっておられます。文化フォーラム、「花と水と山、文化の交響」とか、また、藤子・F・不二雄さんの展覧会とか、八尾のおわら風の盆と八尾の文学展とか、いろんな新しい取組みをつくることにしております。
 それから、立山博物館では、布橋灌頂会関係も進めることにしております。
 それから、次の(ページの)芸術文化関係では、左の方で、新幹線開業記念ということで、近代美術館も、水墨美術館も、相当意欲的な取組みをやると。
 それから、県民会館の耐震化・機能充実は、ご承知のとおり着実に進めてまいります。
 また、高志の国文学館は、今ほど少し触れましたが、利賀の鈴木忠志さんたちのやっていらっしゃる国際的な舞台芸術の拠点づくり。これもTOGA国際芸術村構想の支援も含めてしっかり応援してまいりたい。また、今年は北京でシアター・オリンピックスが開かれるのですが、その関連企画として、利賀アジア芸術祭ということもやることにしております。
 それから、新近代美術館(仮称)の整備も着実に進めてまいります。
 それから、立山博物館関係も先程少し触れましたが、布橋灌頂会等の取組みを進めますし、また、高岡の平成の御車山、城端別院など等も含めてしっかり支援していこうというふうに思っています。特に平成の御車山は、高岡開町400周年に、ということだったのですが、少し遅れましたけれども、400周年ということで支援するわけでございます。あと、関連のところはご覧いただきたいと思います。

 それから、とやまの伝統工芸品のPRは、先程も触れましたが、右下に書いてございます。
 それから、16番(ページ)は、水と緑の森づくりで、これは先程幾つかお話しましたが、特に優良無花粉スギ「立山 森の輝き」は、ここにも詳しく書いてありますように、計画を前倒しして大変ニーズが多いものですから、年間30万本の生産体制というのを前倒しをしてやっていくと。38年度20万本、39年度に年間30万本と、こういうことであります。
 それから、次の(ページの)健康づくりを見ていただきますと、「元気とやま健康づくり企業」応援とか、とやまの健康食の開発とか、精神障害者の社会復帰とか、自殺防止とか、いろいろやりますけれども、特に2番(列)目のがん対策のところを見ていただきますと、がんの検診率を上げるとか、がんの総合相談を支援するとかいったこともありますが、何といっても県立の中央病院で新棟を建設しますが、これの大きな目的の1つが、最新鋭のがん検査・治療機器を導入して、国内最高水準の総合的ながん医療を提供すると、こういうことでございます。その他、ご覧いただきたいと思います。それから、救急医療にも力を入れてまいります。それから、リハビリテーション病院もいよいよ実現を目指して進めてまいります。それから、臨床研修医の確保対策も進めます。
 次に、18ページ、地域共生福祉ということですが、富山型デイサービスとか、ふれあいコミュニティ・ケアネット21というものをしっかり進めますし、福祉人材の確保も進めてまいります。
 それから、在宅医療、訪問看護も大切でありまして、それぞれ新規事業、事業の拡充がたくさんございますので、ご覧いただきたいと思います。また、子育て支援関係も、先程とかぶりますけれども、あります。それから、障害者福祉についても、力を入れてまいります。
 それから、19番(ページ)、スポーツの振興で、富山マラソンとか、それからこの機会に県立スポーツ施設の整備を進めると。県営富山野球場の改修とか、総合運動公園の(屋内)グラウンドの人工芝化とかやると。
 それから、学校での体育・スポーツの振興も図りまして、とやま元気っ子かがやき事業ですとか、楽しい体育実践研究とか。また、右にまいりまして、元気とやまスポーツ振興会議(仮称)、TOYAMAアスリートマルチサポート、サッカー・野球・駅伝の強化等々を進めてまいります。
 それから、20ページにまいりまして、環境関係も、循環型社会づくり、低炭素社会づくり、エコライフ、それから、自然環境・水資源(の保全)、大体先程申しあげましたことが多いので、ご覧いただきたいと思います。
 また、生活環境保全のところで、いよいよ富岩運河の公害防止対策、ダイオキシン対策を進めてまいります。
 それから、イタイイタイ病資料館の管理運営もしっかりやってまいります。
 最後に(21ページ)、安全・安心ですけれども、防犯対策、(仮称)富山北(警察)署の整備、(仮称)新高岡駅前交番整備、それから暮らしの安全関係で、高齢者の交通事故などが増えていますので、しっかりやってまいります。それから、消費者行政ですね。
 それから、災害に強いまちづくりは、大体先程申しあげましたのでご覧いただきたいと思います。
 それから、防災危機・消防体制も、その右側に書いてございますが、消防団の充実とか、防災士の養成、それから、原子力災害対策にしっかり力を入れる。石油コンビナート防災関係もやるといったことであります。
それでは、2月補正も簡単にご説明申します。
 お手元資料にあると思いますが、157億円の補正額でございます。
 内容は、1枚おめくりいただきますと、防災・減災対策の事業。これは国の補正予算で防災・安全交付金が計上されましたので、これは大いに予算でやってほしいと我々もお願いしたわけですけれども、それを精一杯活用させていただくと。
 それから、地域活性化の社会資本整備。新幹線関係あるいは道路等や農業関係もございます。
 それから、3番目が、県立学校施設整備、少子化対策。県立学校の改築、耐震化、特別支援学校の空調整備、それから少子化関連。あと人材育成、子育て、農林水産業関係で、国のいろんな基金の積み増しがありましたので、ここで一旦受け入れまして、来年度(平成26年度)活用していくと。
 あと、公共事業の内訳は、一番最後、4ページに書いてございますので、ご覧いただきたいと思います。
 以上です。どうもありがとうございました。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 新幹線についてお尋ねします。新幹線の開業に向けた意気込みを大変感じる予算編成だとは思うのですけども、一方で、東京から北陸とか、北陸新幹線というものを見た時に、当面の終着駅であるということもあるのですけれども、どうしてもやはり金沢というもののインパクト、知名度が大きいと思います。そうしたことに対して、知事はどのような認識を持っているのかというのと、もし、仮に埋没することへの危機感みたいなものがあるのでしたら、あと残りの1年でどういったことをする必要があるのか、どういう思いを込めて予算を編成したのかという考えをお聞かせください。

●知事
 今お話のように、新幹線が開業すると、どうしても終着駅が有利に一般的になりますし、また、金沢はもちろんそれなりに歴史・文化のある街ですから、当然、知名度も高いし、今おっしゃったような見方をする考え方もあろうかと思います。ただ、私は、金沢と競争をするという視点ではなくて、まず、東京をはじめとする首都圏のお客さんを、例えば東北新幹線が開業した時もそうでしたし、要するにそういう首都圏、東京のお客さんがいかに、まず、北陸に来てもらうか。その中でも、是非富山県に注目してもらいたいということでありまして、必ずしも金沢と何か競争関係にあるということは、余り過度に意識しないで、まず、北陸全体に関心を持ってもらう。
 それと、終着駅は、一般的には確かに有利だと言われておりますし、(私も)そうかなと思うのですけれども、同時に富山県は、何しろ富山駅、黒部宇奈月温泉駅、高岡駅と、3つの駅が同時にできるわけですから、このアドバンテージは大変大きいので、私はもっともっとそのことに自信を持って、県民の皆さん、各企業の皆さん、特に観光旅行業、関連産業の皆さんには、いろいろ危機感を持つのは大いに結構で、(むしろ)持ってほしいのですけれども、同時に、是非それぞれこの機会に富山県の観光振興を図る、あるいは地元産業の活性化を図る、企業誘致を進める、新たな定住・半定住を進める、こういったことの絶好のチャンスだと考えて、しっかり前向きに取り組んでほしいなと。
 私自身がそういう思いでこの4、5年やってきましたし、振り返れば9年半前に知事に就任した時も、常にそのことを念頭に置いて様々な施策を進めてきましたので、いわばいろんな準備が大分整ってきたなと。また、企業や県民の皆さんの関心も大分高まってきたなと。あと残された1年、精一杯やらなくてはいけない。ただ、いろんな施策も当然タイムスケジュールがあり、それから、それに投じる予算とか、また、民間の皆さんのいろんなご事情もありますから、当然全てのことが開業前にできるわけでもなくて、それからまた、新幹線開業後の富山県、北陸、日本海側、あるいは今後、5年、10年後の日本という国はどうなるのか。こういった視野で、この富山県の振興というのも考えていかなくてはいけないので、私はもちろん危機感もありますけれども、同時にこの絶好のチャンスをいかに活かすかと、そういう前向きに、様々な施策もこれまで積み重ねてきましたので、それなりの成果もあるのではないかと期待もしております。

○記者
 いろいろ今の質問と重複するかもしれませんけれども、短い言葉で、知事の言葉で言うと、今回の予算は一言で言うとどのような予算だというお考えですか。

●知事
 やはりあれではないですか。この「人と未来かがやき予算」という、まさにこれではないですか。私は、かねて、人が輝く「元気とやま」の創造というものを目標にしてきたのです。今でも富山県、結構、皆さん、富山県だけ見ていらっしゃるとこんなものかと思うかもしれませんが、日本の東京などの大都市は別にして、地方へ行ってご覧なさい。富山県というのは結構活気がある(ことが分かる)。駅に立った時に全然違うと。富山県内の経済人がそう言います。ですから、やはりそれなりの場所になりつつあるので、この富山という地域、これをさらにここで、それなりに厳しい環境の中で、リーマンショックもあったし、東日本大震災もあったし、いろんな厳しい環境の中で、しかし、陸海空のインフラ整備も含め、地元産業の活性化も含め、相当地方の中ではそれなりに頑張ってきて成果も出てきた富山県をさらに新たに飛躍させる絶好のチャンスなのですから、そのチャンスをしっかり活かすための予算なのです。そういう意味で、富山県で働き暮らす人、そしてそういう人たちが、子どもたちも含めて未来に希望を持って、そして暮らせる富山県、そういう意味で、人と未来が輝く富山県にしたい、そのための予算だという、この思いがここにまさに入っている。
 そのためには、しかし、役所が何かやってくれるのではないかと黙っててもというのではなくて、まさに新幹線開業というものを一つのきっかけにして、富山県の県民の皆さん、企業の皆さん、県庁や市町村が汗をかいて一生懸命寝ないで仕事をするのは当たり前なのだけど、まさに県民挙げて知恵とパワーを結集していこうではないかと、こういう呼び掛けをしているので、このとおり受け止めてもらったらいいと思います。

○記者
 非常に未来志向の予算編成ということなのですけれども、今回、新幹線にしろ、成長戦略にしろ、今やらなければいけないことを、時期を逃さずにやるということで、こういう積極的な予算編成となっていると思うのですが、その成長戦略というところで見た時に、景気の拡大局面にありながらも、税収がはっきり言ってまだ届かないといった中で、今回のこの予算を使って、翌年度以降の税収アップですとか、県内経済の活性化ですとか、そういったところのどんな点を目指されたのか、自信のほどといいますか、展望といいますか、お聞かせいただければと思います。

●知事
 おっしゃるように、冒頭説明したように、税収はまだ全国の都道府県税の税収の伸びよりも低いぐらいなのですが、ただ、税収というのは多少いろんな事情でタイムラグもあったりしますから、富山県の産業なり経済が全国平均より悪いということではないです。現に有効求人倍率も1.27倍で、全国で高い方から今確か8番目(平成25年12月時点)ですか。それは東京とか、名古屋なども入れた数字ですから。今、東日本大震災で本当に被災地の方、苦労はされているかわりに、いろんな公共事業も増えて有効求人倍率が高い県もあります。そういうところを全部入れて全国で8番目ですから、それなりだと思っているのですが、さらにそれを飛躍させるということで、未来とやま戦略会議(※ものづくり産業未来戦略会議)、ものづくりの戦略会議もつくったりしましたけれども、やはり県内の中心的な産業の一つがものづくり産業で、こういった方々の経営者のお話を聞きますと、やはりうれしいのは、富山県のものづくりの経営者は基本的に未来志向で、非常に前向きな方が多いのです。しかし、やはり中小企業、中堅企業だから、ビッグビジネスと違って、やはりいろんな資金面での制約がある。
 そこで、先程申しあげた高機能素材ラボとか、あるいはデジタルものづくりラボとか、製剤開発・創薬研究支援ラボとか、こういうのも日本の普通の工業技術センターとか、あるいは研究所では持っていない、また、持つことも普通あまり考えられないようなものを、今回、億の単位でお金を掛けてやることにしたのも、実際に企業ニーズがあって、そういうものがあったら、自分たちの研究開発、新商品・新技術(開発)も早く進むのになと。そういう切なる希望、ニーズも聞いて、皆さん、これまで多分こういうものを役所が整備するなんて期待していなかったと思うのです。これがなぜできたかというと、遡れば24年度の補正予算で、麻生(財務大臣)さんなどにも頼んで、地域の元気(臨時)交付金をどんと1.4兆円もつくってもらって、これの配分を145億円も受けることができたからで、こういうものは、普通の県は、例えば県によって一概には言えませんが、道路を作ったり、そういうことにお使いになるところが多いかもしれないけれども、私はもちろんそういうことにも使いますが、やはりこうしたことにも、地元の産業をいかに活性化するか、そして富山県で産み出される富をいかに増やすか、そうしてから今だけではなくて、この5年後、10年後につながることをやる。そのために使おうというふうにしているわけで、私はきっと県内の経営者の皆さんは、県の姿勢を非常にそういう意味では理解してくれる、心に響くのではないかと。みんなで一緒になって、今世界の中で日本の製造業というのは地盤沈下しているのですが、政府がもちろんしっかりやってもらわなくてはいけないのは基本なのですけれども、県としてもできる精一杯のことをやろうと。この予算を見れば、私はその気持ちは十分伝わると思います。

○記者
 今回、その積極的予算を組む上で、税収アップもあるのですけれども、基金を取り崩さずに、逆に県債管理基金などを積み増した上でのということだと思うのですけれども、財政健全化の方も配慮した上での予算案ということでよろしいのかということと、その一方で、来年、年度末の県債残高が伸びてしまうということになると思います。そのことについて知事の受け止めというか、お聞かせください。

●知事
 おっしゃるとおり、相当(財政の)健全化に努めて成果も上がってきていると思うのですが、お話のように県債残高という面で、私が正直に説明していますように、どうしても増えるのです。これは県の判断でやっている通常の起債の方は、こうして新規発行額も減り、残高もむしろ減っているのですが、この臨時財政対策債という、結局、国が本来地方交付税で配るべきものを、お金がないからとりあえず地方で赤字地方債を出してくださいと。後で交付税、国のお金で補填しますからという、これがどうしても増えているのです。今年は、フローでは、それでも前の年より減ったのですが、残高としてはさらに増えているわけです。ですから、地方の財政、富山県を含めて本当の意味の健全化というのは、結局は国の財政の健全化も達成できないと実現できない部分があると思うのです。これは止むを得ないので、国だけ貧乏して地方が豊かということはあり得ないから、それは止むを得ないと思うのですが、しかし、同時に県としてできるだけ財政健全化をもちろん進めなければいけないので、今まさにご質問でおっしゃったように、財政調整基金とか県債管理基金は今回は取り崩さずに対応して、むしろ一部の基金は積み増したということであります。
 ですから、私は、確かに厳しくはなっているのですけれども、普通、財政の健全性の指標を比べるのは、県債残高は増えているけど、それは財政規模との関係とか、毎年のフローの公債費の負担比率がどうかということが大事だ。(平成24年度決算における)実質公債費比率は18.2%だが、公債費比率(※実質公債費比率)が18%を超しますと、例の起債の協議団体ではなくて許可団体になったのですけれども、これを平成28年度までに18%を切るようにしますという目標を立てていますけれども、今のところ1年前倒しをして、27年度中にそういうふうに下げられるということにもなりますから、私は余り財政の健全性はかなり確保しつつできるようになりつつある(と思っている)。それは今回基金を崩さずに、むしろ若干積増しをして予算が組めたということにも現れているのではないかと、こういうふうに思います。

○記者
 新幹線開業直前枠といって、改めて青天井で要求されて、県庁中のアイデアを結集されたということだと思うのですが、出来栄えを一つお伺いし、知事のそれをお伺いいたしますのと、もう一つ、去年といいますか、今年度と違って来年度、新年度は特にここに力を入れますという、新幹線開業枠でということなのですが、あれば教えてください。

●知事
 そうですね、昨年、そもそも新幹線開業対策枠というものを初めてつくって、精一杯要求してもらったら約10億円になったのですけども、今回、青天井ということでやってもらって、結果として20億円を少し超すぐらいになりましたが、正直、よく県庁各部局いろいろ考えてくれたなと思いますし、もちろんその背後には多くの県民の皆さん、企業の皆さんのご意見も聞いて、私自身も聞きましたし、いろんな考えられることはほとんど組めたのではないかと思います。
 その中でも、例えば「とやま Week in東京」なども、今年の3月もやるのですけど、今度は場所を変えて、同じ東京駅周辺ですけれども、JPビル(※JPタワー)のKITTEであるとか。それからJRとタイアップして東京駅のスーパージャックをやるとか。あるいは首都圏で民間の民放などと組むことになると思うのですが、ミニ番組を、先程申しあげたように連続して10月から12月、週1日に2分やるとか。それから丸の内ビジョンで富山県のPRをやるとか。こういったようなところは大変おもしろいのではないかなと思います。
それから、ただPRするだけではなくて、新しいお土産をつくるとか、新しい食の魅力をつくるとか(ということも行う)。まちの逸品ブラッシュアップ事業は、大変うれしいことにいい成果が上がったと思いますが、こうしたことをさらに広げて、とやまの農林水産物のブラッシュアップ事業とか、あるいは首都圏のデザイナーなども呼んで、もっとデザイン面で強化するとか。それからもちろん北陸デスティネーションキャンペーンの準備をするとか。それから富岩水上ラインも、これは延長線上といえば延長線上かもしれませんが、大変評価は高いので、改めて新しい新艇をつくるとか、そういう意味で、いろんな面で大きな前進があったのではないかと思っております。

○記者
 ちなみに400m走に例えると、どの段階ですか。

●知事
 そうですね、400mと言っても、いつからスタートするかによりますが、あと100mか、50mというところではないですか。私、ある意味では、9年半前に知事に就任した時から、この新幹線開業ということを一つの念頭に置きながらいろんな仕事をやってきました。そういうとこから考えると、400mの残り100mなのか、1kmの残り100mというのか、そんな感じもします。
ただし、念のために申しますと、新幹線開業は一つのゴールですけど、それで終わりではなくて、その先に新たな未来があるのです。ですから、近代美術館などのことも、それからテクノホールもそうですが、その先のまた、新幹線開業後の5年後、10年後、20年後をもう既に見据えているということも皆さんお忘れなく、そういう意味でやっているのです。

○記者
 農業政策についてお尋ねします。富山の農業なのですけれども、米とか、野菜とか、園芸とか、いろいろなものがありますが、今、TPPとか減反廃止とか言われている中で、その最初の本当の農業というものをこれから現場では展開するという状況になると思いますが、改めてお聞きしますけれども、いろんな切り口がある中で、知事は富山の農業というものは、どこにポイントを置いてこれから取り組んでいくべきかというスタンスをお聞かせいただきたいのと、あと、最近、米の品質低下ということが言われていまして、最近でしたら食味の判定で、富山県だけ近県では特Aがとれなかったと。これは10年以上続いているというような話もありますけども。そういうような実情がある中で、今回の予算案を拝見していますと、それなりの対策はとられているようですが、もっと技術対策とか、現場の状況を見たようなやはり予算措置というか、対策というものも立てる必要もあるのではないかなと思ったりしますけども、その辺りどんなふうに見ておられるのか、お聞かせください。

●知事
 富山県農業ということを考えますと、やはり、まず、富山県農業、特に従来のような減反政策とか、生産調整とか、いろんなことが段々見直されるという諸状況を踏まえると、やはり富山県の農業というのは何が強みなのかということを、もう一遍考えなくてはいけないと思うのです。そうすると、確かに富山県というのは、米などつくるのに一番気候的にも風土的にも向いているところだとかねて言われていたので、米というものの大事さは、やはり今後も重要だと思うのです。ただし、競争が増えますから、それから国内消費量も減ってくる、人口減少もあって。そういう中で、富山米が売れるようにしていくには、やはり他所よりもより優れた品質、それから値段もそれなりでリーズナブルと、こういうことが必要なので、そうすると、今ご指摘の1等米比率が下がったり、特Aがとれなかったりというのは、私は本当に残念だと思っています。去年も、もっとしっかりやろうと、一定農業関係者の方にも呼び掛けて、予算も相当つけたつもりだったのですけれども、もちろん天候不順とかいろんなことがあるので、(農業は)やはり自然を相手にする産業ですから、そう単純なものではないと思いますけれども。
ですから、1つは、これからも今のコシヒカリだけではなくて、てんたかくとか、てんこもりとか、もう少し暑さに強いようなものの比率も上げて、他所の県を見ると、新潟県などでももう少し多様なものを植えていますから、そういうふうにした方がいいのではないかということが1つと。
それから、もう一つは、やはり米の品種をもっと良くしようと。今のコシヒカリ、非常に評判が良いのですけれど、これを超えるようなものをつくっていこうと。これは正直言うと、予算をもっと倍にしてもいいから早くやってくれと(農林水産部に)言っているのだけど、(農林水産部は)お金の問題ではないのだと。毎年、毎年栽培をやってみて、その品質がどういう米の質になるか、では、どこが足りないからこうするかというようなことを考えて、時間がどうしても掛かるので、予算はもう結構だから、これで。しかし、スピードアップしますので、予算を少しは増やしたことになるのだと思いますけれども。私は、農林部(※農林水産部)がこれを、新しい品質の米を作るから予算を倍にしてくれといったら、倍にしてもよかったのです。ただ、そういう問題ではないと言うからもう仕方がないので、それでも平成30年か31年頃とか言っていたのを、28年を目標に新しい品質の米を登録できるように頑張ると言っていますので、これに期待したいと思います。
 それから、同時に、米だけではやはり限界があるので、やはり今園芸ですとか、花卉とか、いろんなものを組み合わせなくてはいけないと思うのです。そういう意味では、例えば砺波のタマネギなどは、確か3年、4年前に始めた時は、タマネギ、砺波の農協は売上げが全部で数百万円ではなかったかな、確か。それが一生懸命やったら、3年目でもう1億円を超して、4年目も1億円を超しています。だから、これで、県内の他の農協さんも目の色が変わった。やればできる。私はそういう意味で、だからある地域はホウレンソウとか、いろんなことを今やっていらっしゃるのは大変いいことで、これをもっともっと後押しをしたいと思います。
 それから、今日説明の余り時間がありませんでしたが、例えば大豆・大麦で、額縁の掘りをつくると言いましたが、あれは結局、排水をもっと良くしないと、普通は米を作っている水田に大豆・大麦をやると、やはり少し水はけが悪いとかそういう問題が起こるので、そういったことに改めて補助制度も充実させるとかというふうに、そこは農業の内容を良くする、質を高める、生産性をもっともっと上げていくためのいろんな組合せが考えられますので、それをしっかり応援したいと思います。
 それから、これは県だけでできることではないので、例えば米を、主食用米の消費量はどんどん減るのだから、したがって飼料米を作れと、牛や豚が食べるものを作れというのが国の方針だから、私は林農水大臣にわざわざ会いに行って、去年は4回も会ってくれて異例なことですが、単純に国全体を考えたら、主食用米は消費量が減ると。生産過剰になるから、牛、豚用の飼料米を作れと(国は)おっしゃるけれど、北海道や九州ならそういう理屈は通じるが、我々富山県でそういうものをやっても、牛や豚を作っているのは九州、北海道ですから、そこへ持っていく流通コストだけで全く採算がとれないと。
 だから、そうではなくて、例えば富山県みたいなところには、ということで、一つのアイデアとして、薬用植物(の生産)ということを言い出して、国も新しい予算をつけてくれたのですが、やはりその地域に相応しい農業の生産性の高め方があるので、そういうことを我々ももちろんしっかりした農政の基本は国にやってもらわなくてはいけませんが、国に要望して、その政策をもちろん変えてもらう必要もあるし、そのためにも富山県自身が、では、富山県の農業をどうやって生き残らせていくのか、本当に夜も寝ないで考えて、そして汗をかいて、知恵を出して、それでなお足りない点は国に求めると、こういうふうにしていかないと、何か、富山県の(農業に従事している)人には皆そういうことではなく真面目にやっていただいて非常に感謝していますが、国頼みではもうやっていけない時代になってきている。それはひしひしと感じて、だから我々が努力しなくてはいけない、そういうふうに思っています。

○記者
 新しい県立近代美術館についてお尋ねします。新美術館の建設費が盛り込まれ、いよいよ始まるわけなのですが、改めて着工日、完成年、それから、からしの期間などもあると思うのですが、開館年をお尋ねしたいと思います。あと、“(仮称)”とありますが、これは名称を変更するのかしないのか、これいつ頃決まるのか、併せてお願いいたします。

●知事
 まず、新近代美術館(の名称)は仮称ですけども、これは今度予算も出しますので、その予算審議の過程で、ある程度議会のご意見を伺いながら、できるだけ(早く決めたい)。
今のところ私の受け止めとしては、一般のかなりの県民の方から言われるのは、「知事、せっかくそこまで決断したのなら、(移転新築を)新幹線開業に間に合わないのか」と言われるのだけど、これはどんなに急いでもそれは無理なので、ただ、せっかくなら内容の良いものを、よく良いものができたなと、10年後、20年後、30年後に言ってもらえるようなものにしたいから、拙速になってはいけませんが、しっかりした内容のものをつくるという大前提で、急げるものは急ぎたい。ただ、やはり今からいろんなものを、設計費はもう組んでありますが、その次の段階のものを予算に提案する段階ですから、今の段階で私がいつ幾日どうしたいというのはまだ早いと思うので、今の気持ちだけ理解してもらえたらどうでしょうか。新幹線開業には、いずれにしても間に合わないけれど、なるべく早く進めたい。ただし、せっかくつくるのなら、20年後、30年後にも評価されるいいものにしたい。やはり熟慮していろいろ検討することも必要です。おっしゃるようにからし期間も必要だし、もう少し時間をいただきたいのですね。そのスケジュールを明確にするには。

○記者
 先程のNHKさんの質問にあったのですけれども、臨時財政対策債の話なのですが、フローの部分ではあれなのですが、ストックの県債残高の大体3割ぐらいを占めている状況で、単純に見ると、国がこれだけ苦しい状況なのに、今年度本当に交付税で措置されるのかどうかというのは単純に疑問に思ってしまうのですが、そこら辺は大丈夫かどうかということなのですが。
あともう一つ、臨財債が導入された当初、総務省は各自治体が借金の負担を受けとめ、自律的な財政運営に努めてほしいとの見解を総務省が示しています。この間の県の行政改革でも、臨財債であっても、県の負債であることは変わりないというふうに指摘しています。フローで努力していらっしゃることは分かるのですけれども、県債残高がずっと1兆円を超え続けていることについては、どう受け止めて、果たしてこの県債残高が減少に転ずるのは何年ぐらい先になるという見通しなのでしょうか。

●知事
 まず、臨時財政対策債について、できるだけ依存しないようにしたいというのは、それはもう当然のことなのですが、それはくどいようですけれども、国は地方財政計画というものをつくって、東京都であろうと、沖縄県であろうと、富山県のようなところであろうと、みんなそれなりの行政水準を確保できるように保障する。これは法律上も(国に)そういう責任があるわけです。そこで、一定の地方交付税総額を確保しなくてはいけないけれど、残念ながら財政危機で確保できないから、代わりに赤字地方債で賄ってくださいと。その代わりに償還時に交付税を渡しますと。
 それが本当に大丈夫かと言われると、結局、国の財政の健全化をいかに進めていけるかという話になるので、これは、そう容易ではないと思いますけれども。ですから、国は地域の財政計画をつくったりして、できるだけプライマリーバランスを改善していこうとしているわけで、国に努力していただくと同時に、それには今回も消費税が引き上がりますが、税制でいかに税収確保ということもあるけれど、もう一つは、経済を活性化してパイを膨らませていかなくてはいけないわけです。そういう国の経済政策、財政政策をしっかりしてほしいと、これに尽きると思います。もちろん地方も協力すべきことはする。それから、自前で努力することは当然しますけれど。

○記者
 県債残高は、そうしたらいつぐらいからマイナスになるか。

●知事
 それはちょっと無理です。国の財政が悪くて、いつまでも本来の交付税を配れなければ、減らせるわけがないでしょう。ただ、努力はしたいと思います。

○記者
 財政のことに関わることで、財政調整基金の件なのですけれども、今回、県債管理基金を積み増しして、財調(残高)は微増だったと思うのですけれども、財調の推移を見ていると、平成の若い年代だと(残高が)60億円とか100億円もあった時代があると思うのですけれども、知事の認識として、今回、県債管理基金を優先させ積み増した理由と、財調の規模が20億円規模では心もとないという意見もあると思うのですけども、この辺をどのくらいまで戻せれば大丈夫というふうな認識を持たれているのかということ。
新幹線の対策枠の事業の内容を見ると、倍増したという割には、何か新規事業がどこまで新しいものがあるのかというのを見て、細かく事業を見ていくと、何か目新しい、ぱっと目を引くものが余りないのかなというふうにも見えて、新幹線の県民会議とかでも、もっと富山が金沢に埋没しないためにも、何か薬膳を利用した足湯スポットをつくったらどうかとか、そういう11月くらいにあった県民会議でそういう意見もあったと思うのですけども、改めて評価されているというふうに先程の質問でもおっしゃっていたのですけども、その内容として、もう少しあったのではないかという見方もあると思うのですけど、その辺を、アイデアの集め方をもっと工夫したらよかったとか、何かそういった面で、知事、どういうご認識をお持ちかお教えください。

●知事
 まず、県債管理基金なり財調ですけれど、私は前にもそういうお話をしたかと思うのですけれども、大体考えますと、標準的な(財政)規模の5%位は基金を確保できたらなと思っていまして、それで言うと、今ですと富山県でそれを計算すると、標準財政規模の5%というと大体150億円なのです。今その数字は、今回26年度末だと財政調整基金と県債管理基金を合わせますと、満期一括償還分を除くと、大体今83億円程度なのです。満期一括分まで入れると270億円あって、すごく大きいように見えるのですが、起債というのは30年償還で、普通は。((5年や10年で借り換える際に)満期一括での借入分については)ぽんと一旦返して、また繋ぎますから、細かい話。そういうところを除くと83億円なのです。ですから、まだ150億円までいっていないと思っていまして、まだまだ財調基金とか、県債管理基金をもう少し増やしたいと、こういうふうに思っております。
 それから、新幹線開業対策で、目新しいものが余り見受けられないとおっしゃいましたが、もちろん足湯をつくったりするのも結構なことで、現に宇奈月にもつくっていますし、それはそれぞれの温泉街とか、あるいは市町村で、ニーズがあればいくらでも応援しますけれど、そういうことでたくさん人が来るのかどうか。もちろんつくらないよりつくった方がいいことも多いと思いますが。私は、足湯を50も100もつくるよりは、今の予算の方が非常に効果的だと思いますけど。もちろん必要なところは足湯をつくったらいいので、一例でおっしゃったのだと思いますが、ニーズがあって、ここなら相応しい良い場所、現に宇奈月などそういうことをやっています、あちこちで。それはもちろん地元からもそういう声があったり、自分たちもお金を出すと、市町村も出しますということなら、県で大いに支援する気がありますので、いろんなそのために必要な予算も全部のっていますから。むしろ地元からもっともっとそういう地域毎のきめ細かいアイデアをどんどん出してほしい。出てくれば、応援できるようにもう予算組んでありますから、ということです。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分です。
※は、発言内容を訂正した部分です。

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