富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成25年度] > 定例記者会見[平成26年1月6日(月)]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成25年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成26年1月6日(月)]

◆日時 平成26年1月6日(月)午後1時30分〜2時7分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)JR上野駅構内地産品ショップ「のもの」での富山県産品の販売及び観光PRの実施について リンク
(PDF 601KB)
リンク
(4分34秒)
(2)県道姫野能町線(牧野大橋)の供用について リンク
(PDF 3067KB)
リンク
(4分44秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)全国高等学校サッカー選手権大会における富山第一高校の準決勝進出について
(2)県議会と県執行部との関係について
(3)北陸新幹線の開業について
(4)志賀原発の再稼働について
リンク
(25分55秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

※配布資料(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

※動画ファイルをご覧になるには、Microsoft社の「Windows Media Player」が必要です。Windows Media Playerがパソコンにインストールされていない方は、下記のMicrosoft社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

Adobe Reader のダウンロード リンク
Windows Media Player のダウンロード リンク

記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見で説明する知事●知事
 皆さん、明けましておめでとうございます。
 それでは、私の方から2点、記者発表させてもらいます。
 1点目は、JR上野駅構内の地産品ショップの「のもの」で富山県産品を販売、また観光PRするということであります。
 富山県産品の販売は、お手元資料にありますように、1月22日から2月17日までの27日間であります。主催は、JR東日本さんとジェイアール東日本商事、それと富山県ということになっております。朝11時から夜10時までということで、地産品の販売スペースですけれども、次のページをちょっとご覧いただいたらと思いますけれども、約100m2で必ずしもそう広くないのですけれども、大変交通量の多い上野駅の中央改札の外のグランドコンコースにあるということであります。もう1枚おめくりいただきますと、これは他所のところがやった「のもの」での展示の一例でありまして、こうしたことも参考にして今から富山県産品をうまくアピールして売りたいと思っております。地産品の販売の内容ですけれども、食品や加工品中心に富山県産品170(※150)アイテム程度を考えております。ここ1、2年評判になった、幸のこわけとか、昨年大変当たりました「T五」、そのほか地酒とかお菓子、おそば、麺、それからかまぼこ、それから飲料、それから昆布類、こういったものを考えております。もう一つはマルシェ、農林水産物の取扱いであります。ここでも県産米とか、それから野菜を扱うことにしておりまして、県産品の実際の試食なども行って、また、週末にはます寿司などの試食とか地酒の試飲とか、大変、最近富山県のお酒も評判が高いですから、こういった試飲もやろうと。また、2月1日土曜日には、「のもの」の前のイベントスペースで富山県の主催で、できれば今のところ私も出席をして、また県内のこきりこ節とか麦屋節などの芸能披露などもして、またきときと君にも出張ってもらって観光のPRをしようというふうにしております。
 こちら見ていただくと「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」、「カンカン」というのは寒いと甘いをかけて、富山県は冬が寒いですから、逆に野菜は実が締まって甘味が増すというのが特色でありまして、これをしっかり売り込んでいきたいなと。こう見ていただくと雪中キャベツとかニンジンとか、カブもありますし大根、それから富山の白ネギが大変最近評判いいですよね。それからナバナ、イチゴ、ホウレンソウ。ホウレンソウもなかなか甘味があっておいしいと言われています。皆さんサツマイモは当然鹿児島だと思っているかもしれませんが、富山県のサツマイモは大変おいしいですから、これを是非東京、首都圏でアピールをしたいということであります。
 それから、もう1点は県道姫野能町線。もっと端的に言うと、牧野大橋の供用開始ということであります。
 これは庄川にかかる牧野大橋については、ご承知のように高岡市の中曽根地内から能町地内の区間で平成9年から(整備を)進めてきました。本当は最初の計画では平成26年度末までに開通するという計画だったのですが、1年早めまして、今年3月30日に開通するという運びになりました。この間、国の大型補正予算とかいろいろ活用しまして、できるだけ早く整備をしたいと。この延長ですけれども、約2キロで幅が13.5m、暫定2車線ということです。ただ、下部工は将来に備えて4車線分既に取得し、また整備をしております。(※用地は4車線分取得し、橋梁下部工は4車線分整備しております。)牧野大橋は、大体橋の長さがここにありますように405m、幅員が11mということですけれども、今、割合富山県内でも渋滞の多いところでありまして、従来は(朝夕の通勤)ラッシュ時には、これを抜けるのに約10分ぐらいは掛かるということでしたが、これが開通すると3分ぐらいで抜けられる。7分短縮できるということで大変交通渋滞の緩和にプラスの効果がある。もう一つは、伏木富山港へのアクセスが向上するということで、伏木富山港の新湊地区と伏木地区の連携が強化できる。また、新湊地区から能越自動車道の高岡北インターへのアクセスが向上すると。また、もちろん新幹線の新高岡駅、新幹線開業ということも考えますと、アクセスが向上して大変いい結果になると思います。
 もう1枚おめくりいただきますと、この牧野大橋の上流部には国道8号の高新大橋というのがございます。これも朝夕の渋滞時には1kmぐらい渋滞して7分ぐらい掛かるとか、また下流には新庄川橋、これもラッシュ時等には850mぐらい繋がって約10分ぐらい掛かるということでありますが、牧野大橋が(※の開通により)交通緩和されることで、この高新大橋なり新庄川橋の方もいい影響が出るだろうというふうに期待をしているわけであります。この写真は見てもらいますと左側の方が、これは左岸でこちらが高岡寄りです。向こう側に見えるのが立山連峰となっています。それから、こちら(左側の写真)は逆の方から見ているわけで、反対側に見えるのが二上山ということです。そういう意味では、これ(左側の写真)が高岡の方から見たもので、これが立山の方。これ(右側の写真)は射水や富山方面から見たわけで、これが二上山ということでありまして、牧野大橋は(※の上流側の高新大橋、下流側の新庄川橋は)県内でも有数の交通渋滞の区間ですから、新幹線開業を控えて1年前に開通できたというのは本当に良かったなと思っております。
 以上が、私からの発表であります。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 一つ、サッカー、知事も観ていらっしゃったということですけれども、今、富山第一高校の準決勝進出をどう受け止めてどういうふうに期待していますか。

●知事
 これは大変何といってもうれしいです。特に、昨日は私もテレビをひねって応援をさせてもらいましたが、非常に順調に点数が入って4対0。準々決勝ですから、相当厳しい戦いになるのではないかと思っていましたが、もちろん先方のチームもいいチームで健闘されましたけれども、やはり準々決勝で4対0というのは大変なことだなと思います。選手の皆さん、また監督や関係者の皆さんのご精進とご尽力に敬意を表したいと思いますし、またこの数年来、サッカーと野球と駅伝を、特に県民の皆さんの関心が深いので、県としての強化種目ということで応援させていただいてきましたが、その成果も出ているのかなと思ってうれしく思います。本当は準決勝が確か11日ですか、決勝が13日ということで、是非応援に行きたいなと思っていますけれども、他の日程もちょっとあるものですから、今のところ11日は教育長などに私に代わって応援に行ってもらって、何とか13日決勝に出てもらったら私自ら応援に行きたいなと。何とか勝ってもらいたいなと思っております。県民の皆さんと一緒に応援したいと思いますし、いずれにしても昨年夏の甲子園もそうでしたが、またオリンピックにもまた田畑選手、穂積選手も出られるというのが決まりましたが、やはりスポーツというのは県民の皆さんに非常に勇気や元気を与える、子ども達に夢や希望を与えるという面があると思いますので、これは新年早々大変うれしいことで、是非みんなで応援して元気とやまの一つのシンボルになってもらいたいなと。いよいよ来年3月、あと1年2カ月で新幹線開業ということもあります。こうしたことも含めて、県民みんなで心を一つにして官民一体となって富山県をちょうど盛り上げていきたいと思っている中ですから、スポーツでもこうして大いにご健闘いただいて、素晴らしい成果が出ている。本当にうれしいことだと思います。ということで、応援していきたいと思いますね。

○記者
 続けてもう一つなのですけれども、先程の(議会大会議室で行われた新春を)寿ぐ会で、杉本議長が議会と執行部は車輪の両輪というふうに例えて、ともにいい距離関係を持っていきたいというお話がありました。改めてちょっと新年の知事自身、県議会と県の執行部というのはどのような関係にあるべきだというふうに思っていらっしゃるか。例えば、予算をはじめ執行部の提出議案というのが否決されるという事態、長らくそういうことはないと思うのですが、ともすればその距離感というとちょっと近過ぎるのかなとも見えたりもするのですけれども、議会と執行部の距離、どういう関係であるべきかというお考えを聞かせてください。

●知事
 地方自治体は国政が議院内閣制なのと違って、首長と県議会がそれぞれ直接選挙で選ばれるという一種の二元的な民主制になっているわけです。ですから、もちろん首長と議会はできるだけ連絡を密にして仲良くやっていくことは大事だと思いますけれども、やはり、それはある意味では二元代表制ということですからある種の適度の距離感があって、もちろん首長は県民の皆さんから直接選ばれているわけですから、県民の皆さんの声に耳を傾けて、誠心誠意いい政策をしっかりと中長期の視野に立って実行していくということですけれども。一方で県議会、これは市町村議会も同じでしょうけれども、やはり民意を反映して議員さんが選ばれているわけですから、そうした皆さんのご意見というものにも耳を傾けなくてはいけないし、また同時に余り最初からいろんなプロジェクトを出だしから連絡が密になり過ぎますと、適度の距離感というのは相互牽制みたいなものがかえって具合いが悪いのではないかということがあります。その辺はお互いに気を付けながら、それぞれ最終的には主権者は、県民あるいは市町村なら市町村民の方々ですから、そうした民意を活かしながら進めていきたいなと。
 また、例えば富山県の場合、私が知事になる以前ですけれども、最初の頃は県議会の審議会(※県の審議会)などに議員さん方もたくさん入っておられたのだけれども、それは、やはり相互に民主的なチェックをするということからいうと適当ではないというので、原則として議員さんは審議会のメンバーにならなくなったのです。これは私が知事に就任する以前のことですが、従って、いろんなプロジェクトを進める時も、県は県で執行当局として県民の皆さんの代表の方に入ってもらって審議会をつくったり、検討会議をやったり、ある程度固まった段階で議会に提案をすると。ただ、全く議会に事前に何の説明もしないでぽんと議案で出すのがいいかというと、それも円滑な議会運営ということももちろんあるし、それから議員さんの方もそれぞれ各地区毎に民意を代表されているわけですから、ある程度県の考え方がまとまった段階で、県としての考え方をまとめる時には、当然県民の皆さんの代表や有識者の方々のご意見を聞いてある程度方向付けするわけですが、そこである程度固まった段階で事前に大事なことについては(議会に)情報提供したり、場合によってはご意見を伺ったり、そういうことで少し洗練度というか磨きをかけて、あるいは手直しをしたりすることがあればして、それで提案をしていくということかなと思います。
 その辺は、今冒頭おっしゃったように杉本議長が適度な距離感を保ってとおっしゃっているのはまさにそういうことだと思いますし、これまでもそういう気持ちでやってきたつもりですけれども、いろんな課題がありますから、その課題やプロジェクトの性質に応じて、県民の皆さんの思いとかご要望とかご意見というものをうまく県政に反映されますように、首長である私としてもさらに精進して努力したいと思いますし、県議会の皆さんとも、まさに適度な距離感を持ってしっかり切磋琢磨して富山県を大いに発展させる、県民の皆さんの生活の充実を図る、こういうことだと思います。

○記者
 執務始めの式でもおっしゃったのですけれども、新幹線の(開業まであと)1年でビッグチャンスということなのですけれども、この1年の新幹線開業に向けての課題であったりだとか、知事ご自身が感じるこの1年、去年とはまた違う1年ということで、改めてどういう気持ちで臨まれるかについてお願いします。

●知事
 よく申し上げることですけれども、北陸新幹線そのものが、構想が打ち出されてからもう40年(以上)経っているわけですし、またそういう経過抜きにしても、やはり客観的に見て富山県にとっては50年あるいは100年に一遍のビッグプロジェクトであることは間違いないと思います。そこで、私も(知事に)就任以来9年経ちましたが、就任当初から新幹線のことは、まずは建設促進、地方負担の軽減、あるいは並行在来線の経営安定というようなことですけれども、建設促進を主体に指針として進めながら、やはり新幹線開業の時に、では、それを活かしてどう富山県を活性化していくか、県民の皆さんの幸せに繋げるかということをいつも考えてきたわけで、それはむしろ頭の片隅というよりは真ん中にあったというテーマだと思います。いよいよ新幹線あと1年2カ月ということですから、特に、今では一昨年になりますか、5月に新幹線戦略(とやま)県民会議というものを立ち上げて、2つのプロジェクトチーム、3つの地域会議もつくって、県民挙げて取り組むことで進めてきました。幸い、最初からそう申し上げていたのですが、ただ議論するだけではなくて、その中である程度これはいいということになったものはお互いに実行しましょうと。行政主体でやるべきこともあれば、民間の皆さんがご自身で中心になってやっていただくプロジェクトもあるというふうに言ってまいったのですが、それからでも県民会議を立ち上げてからでも、もう1年と半年以上経ったと思いますが、大分民間の皆さんにも雰囲気が出てきて、もちろん市町村もそうですけれども、大変それぞれ熱心に取り組んでいただいている。また、県庁や市町村が一生懸命なのはもちろんのことですけれども、民間の皆さんもただ議論したり意見を言ったりするだけではなくて、やはりこの分野は自分たちが中心でやろうではないかという動きが出てきて、現実に事業が進みつつあるということは大変心強いことだなと思います。そうした動きを精一杯さらに盛り上げて、県・市町村、民間、官民一体となって新幹線開業が富山県に最大限いい効果を表すように進めていきたいと思います。
 同時に大切なことは、新幹線は50年、100年に一遍の大プロジェクトには違いないのですけれども、今日幹部の皆さんにもお話ししましたが、今、日本自身が、あるいは世界全体がやはり大きく時代が変わりつつあるなということを痛感します。そういう中でこの10年、20年、日本という国は、世界の中で残念ながら地盤沈下を続けてきたという面があるのですけれども、一昨年暮れの安倍第2次内閣が登場してから、かなり状況が以前に比べれば前途に光が見えるというか、明るさも出てきているのではないかなと思います。しかし、まだまだいろんな課題が日本国全体としてあるわけで、世界も、皆さんも感じていらっしゃるようにいろんな大きな課題があるわけです。ですから、そういう新幹線開業ということも大きく変わりつつある世界の中で日本がしっかりと再生、再興しなければいけない。それは、経済の問題だけではないと思います。文化の問題とか環境の問題みんな含めてですけれども、そういう中での北陸新幹線開業ということだということを念頭に置いて、新幹線開業対策に全力を尽くすのは当然ですけれども、それも大きなやはり時代の転換期の中の一つの大きな出来事だということで、やはり10年後、20年後の富山県、場合によっては30年後の富山県ということも念頭に置きながら、そういう中長期の視野も大事にしながら、では、この1年2カ月後の新幹線開業をどう迎えるかと。それまでにどうしても達成しなければいけないことは、これはもちろんやらなければいけませんし、また物事の順序として、どうしても新幹線開業後でないと手がつかない、あるいは完成しないというものもあるわけで、そうしたものをできるだけ総合的にタイムスケジュールを考えながら、逐次、できるだけスピード感を持って、またいろんな政策の整合性もとりながら対処していきたいなと、こんなふうに思っています。

○記者
 サッカーのことで、ちょっと細かいことなのですが、昨日はどこで観戦されて、準決勝は教育長が行かれるそうなんですが。

●知事
 まだ決まったわけではありませんが。

○記者
 どこかで観戦されるご予定とかもう決まっていますか。

●知事
 昨日はまず、余りそういうご質問があるとは思いませんでしたが、昨日は富山市で消防出初め式があった後、ちょっと一息ついてから御用始め前でしたけれども、どうしても打ち合わせなければいけないことがあって、県庁で何人かの職員の方とある問題についていろいろ勉強会をしました。ちょうどその前に時間がありましたので、サッカーの観戦をさせてもらいました。全部、最初から最後まで見ていたわけではありませんが、1点目が入った時と2点目が入った時と3点目が入った時までは、ちょうど食事もとりながら見られましたので、正直、もちろん先方も強豪校だと思いますから、かなりの接戦になるのかなと思っておりましたが、大変力強い攻撃、また堅実な守備で、いや、本当に我が地元の高校生諸君ながら大したものだなと非常に心強く感激もしました。それから、11日は、他の日程もちょっとあるものですから、応援に行きたいのはやまやまですけれども、やはり県政いろんな重要なことがありますから、今のところ教育長に代わりに行っていただいて、13日はうまく日程が調整できそうなので、何とか決勝戦に行っていただくと私も応援に行けるなと思って、教育長には是非決勝戦に出てほしいという趣旨の激励を、できればもちろん優勝してもらうのが一番いいのですけれども、そういうことで行ってもらいたいなと今のところ思っております。いずれにしても、スポーツで若い人が本当にいろんな精進をした上で精一杯力を発揮するというのは、そのこと自体が大変頼もしいしうれしいことです。皆さんと一緒に応援したいと思います。

○記者
 志賀原発についてお尋ねしたいと思います。
 今日の北陸電力の年頭の訓示の中で、久和社長が志賀原発の早期再稼働が今年最大の課題であるというご発言をなさっています。そうなりますと、今年1年というのは再稼働に向けた様々な手続と、その妥当性についての論議が一つの関心事になるのかなと思っています。そこでご質問なのですが、まずは今年最大の課題、早期再稼働を目指し、今年最大の課題であると位置づけている北陸電力のこのスタンスについて、まずどう知事は思っていらっしゃるかということと、安全協定の締結に向けた協議が今中断しているのですが、この協議の再開に取り組まれるのかどうかということ。もし取り組まれるとなりますと、事前了解ですとか再稼働の同意など様々な課題があるのですが、どのような富山県としてスタンスで臨まれるのか。以上、お聞きしたいと思います。

●知事
 まだ北陸電力さんの今おっしゃった志賀原発の再稼働が最大の課題ですか、何かそういうふうなことを発表されたというのはちょっと現物を見ていないのですけれども、もしおっしゃるとおりだとすれば、それはそれで私は北陸電力さんの立場としては理解できることだと思います。やはり志賀原子力発電所は、北陸電力さんにとって数ある発電所の中でも発電の能力といい、いろんな面で大事な場所で、またもとよりそれをちゃんと稼働させて、もちろん安全にですけれども、産業やあるいは県民・国民に電力を供給したいということでおつくりになっているのでしょうから、それはある意味では当然かなと思います。ただ、もちろん、そこにどう書いてあったのかわかりませんが、何といっても原子力発電については、東日本大震災の時の福島第一原発の教訓ということもあるのですから、何より安全が第一。安全が確保されて初めて再稼働というものがあり得るのだと思うのです。もちろん北電さんもそのことは念頭に置いた上でのお話だろうかと思います。
 そこで、安全協定についての北電さんとの協議をどうするかと。あるいは事前了解云々というようなことも含めてどうかということですけれども、これは前に、昨年の秋か夏頃にも確かお話ししたかと思いますが、北陸電力さんの志賀原発の敷地内あるいは敷地の近くに活断層があるのではないかという話があって、特に直下にあるということになると、これはなかなか再稼働といってもとても難しいことになるわけですが、そのことがあるから、まずその活断層が敷地内なり付近にあるのかということについて調査をされてきたわけです。その結果、追加調査も含めてこの12月に入って原子力規制委員会の方に、ちょっと今手元に資料がありませんが、私の記憶では少なくとも直下に活断層というのはないということが分かったという報告をされたと。それから、比較的近いところに活断層らしきものがあるからそのことについては直下ではないけれども、それに対する安全対策をしっかりやりたいといったような趣旨の報告を出されたのではないかと思います。その報告が事実というか、しっかり調べた上で適切な報告であるのかどうかについては、今原子力規制委員会の方で現地調査もして調査されるというふうに聞いていますので、その結果をまず待つということかと思います。そこで、そういうことは多分ないのではないかとは思いますが、仮に本当に北電さんの報告どおりではなくて直下型ということになればまた話は別ですが、直下に活断層はないとか、付近にそれらしいものがあったとして、それは安全対策をしっかりやればクリアできる課題だということになったとしますと、その段階で、では再稼働するのか、するとしたらどうするのだというような話になるのかなと、普通に考えてそういうふうに思います。
 ですから、まずは原子力規制庁(原子力規制委員会)の方でしっかり調査をして、国民、我々県庁や立地は石川県ですから地元の県や市町村、また隣接の氷見市などもあります富山県や氷見市など関係市町村はもちろんですけれども、何より住民の皆さんも含めて、なるほどそうかという納得のできる調査とその結果についての説明をしていただくのがまず前提になるのかなと。その上で、なるほどそうだという、活断層もないとか、あるいは付近にあったとしてもこういう対策ならなるほど納得できるということになれば、再稼働に向けて、では、安全協定をどうするのだという話になるということではないでしょうか。ですから、まずは原子力規制庁(原子力規制委員会)の方でしっかりした調査をして正しい結論を出して、それをみんなに、国民または立地県、立地市町村、周辺県、周辺市町村、関係者にしっかり説明していただくということがまず大前提になると思います。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分です。
※は、発言内容を訂正した部分です。

「とやまのカンカン野菜」パネルを説明する知事

「牧野大橋」パネルを説明する知事

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム