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知事記者会見[平成25年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成25年9月4日(水)]

◆日時 平成25年9月4日(水)午後3時15分〜4時20分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)平成25年度9月補正予算案の概要について リンク
(PDF 2119KB)
リンク
(25分43秒)
(2)秋の誘客戦略「『富山で休もう。』キャンペーン」の展開について リンク
(PDF 3396KB)
リンク
(4分24秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)近代美術館の移転新築について
(2)9月補正予算案の規模について
(3)(仮称)富山北警察署の建設について
(4)県立中央病院新棟の整備について
(5)北陸新幹線の首都圏PR事業について
(6)医師確保対策について
(7)北陸新幹線工事の談合問題について
リンク
(36分)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事●知事
 それでは、私から2件説明したいと思います。
 1つは、何といっても9月補正予算であります。お手元資料を見ていただきますと、今度の補正予算額は127億1,500万余でありまして、昨年まで、この数年を見ますと、結論的には積極型の予算と思っております。昨年の方がちょっと大きいんですけれども、これは中小企業ファンド30億円というちょっと特殊なものがありましたので、その前あたりと比較しますと相当積極型の予算になっていると思います。
 財源内訳、特別会計ご覧いただきたいと思います。
 1枚おめくりいただきますと、この総額127億円余りの補正ですけれども、1から8といいますか、7ぐらいまで項目がございます。ただ、私は大きく言うと、今回は3つポイントがあると思っております。1つは、何といっても北陸新幹線の開業対策ということでありまして、この1から8まである、この1はもちろんですけれども、そこにも掲げましたが、最後の方にあります教育・文化、7番に入る県民会館の耐震化とか機能充実に向けた改修、また、近代美術館の移転改築(※新築)、こういったものも、もちろん教育・文化の振興ということがメーンといえばメーンなんですけれども、同時に新幹線開業ということを念頭に置いてできるだけ急ごうという意味では、新幹線開業対策ということを強く意識している、こういうものだと思います。これが1点。
 2つ目は、中小企業の振興と経済の活性化、8グループに分けた場合の2番と、もう一つはやはり農林水産業の振興でありまして、この2つは、いずれも一方でTPP問題とか、これからグローバル化が一層進む中で、富山県の中小企業を始めとして経済、産業、農業も含めていかに活性化していくかということを、しっかりここで取組みを始めようという内容であります。
 3点目は、安全・安心ということでありまして、この8グループに分けた場合も、5番目の安全・安心、警察署の問題も含めて防犯の問題もありますし、また、耐震化、消防・防災の問題もある。それから、医療・福祉の中でも、新総合リハビリテーション病院なり、中央病院でも新たにがん対策等のための新棟を建設しようというふうに取組みを始めますけれども、こうしたことは安全・安心対策の一環であると。また、4番目の社会基盤、生活基盤の中にも、豪雨災害対策で、後でお話ししますが、10億円ほどの予算を組んでおるわけでありまして、こうしたものも安全・安心対策と。
 こんなことで、今申し上げた新幹線開業対策、幅広い意味のですね。それからグローバル化、TPP問題等がある中での中小企業の振興、また、経済、農業も含めた産業の活性化。3つ目が安全・安心ということであります。
 以下、ちょっと目ぼしいものをかいつまんでお話ししたいと思いますが、まず、1の新幹線開業の中の冒頭、観光振興、誘客と交流の推進とあります。一つ一つ説明していると長くなりますが、例えば1番目は、新幹線の首都圏PR。新幹線が来るということにあわせて、北陸新幹線いよいよ開業して富山まで便利になりますよというアピールを首都圏でする。また、県内でイベントを行う。内容的にはここに書いてありますように、首都圏PR用のCMを制作・放映しますほか、県内での記念イベントを行います。内容としては、例えば12月に新幹線の本格的な運転、試験運転が始まりますけれども、その際に、黒部市さんと連携して式典等も行い、イベントを行うというようにしております。また、来年3月には高岡市さんと連携をして、高岡駅周辺での1年前イベントを行う。また、首都圏では、試験走行の映像を活用して、PR用のCMをつくって首都圏で放映をすると、こういうことを考えております。
 それから、その下の富山の魅力の創出と発信の強化の推進というところは、富山県の幅広い魅力を公募して、ホームページでPRするということはもちろんですけれども、何とか富山県の、よく言われるのは、富山に観光客が来て、地元の方、タクシードライバーも含めてこういうものがないかというと、「なーん、富山には何もないちゃ」という、謙虚ではあるんですけどいかがなものかという応対が未だに多いという話がありますから、「何もないちゃ!ゼロ作戦」と、そういうことを銘打った講座をやりまして、少なくとも1人の県民が富山の良いところ、自慢できるところを3つぐらいは自信を持って言えるようにするといったようなことをやることにしております。
 それから、新幹線開業、いよいよ来年になるとあと1年ということでありますので、東京ビッグサイトで「スーパーマーケット・トレードショー2014」というのが、来年の2月に行われますので、ここに出展をして、新幹線開業とあわせて富山の観光・食の魅力をPRすることにしております。
 それから、その下も、みんなでおもてなしの心を持ってしっかり対応しようと。リーフレットの作成とか県民講座の実施。
 また、その下の「富山で休もう。」おもてなし推進事業というのも、おもてなしブックの作成・配付ですとか、また、「休んでかれ宣言」の募集・登録をするといったようになっております。
 また、その下も、とやまの「次世代」観光魅力発信事業というのも、これは高校生諸君に若い感性で地域の観光資源を取材して、首都圏で誘客宣伝活動をやってもらおうと。昨年、全国高等学校(総合文化祭)、高(総)文祭をやりまして、富山県の高校生諸君はなかなか頼もしいなということがよくわかりましたので、こういう若い皆さんの感性を生かしたアピールをしようと。これもなかなかおもしろい取組みかと思います。
 その下は「山の幸」、海の幸の方は、あるいは富山米も含めて野の幸も大いにPRしているんですが、山の幸のよさをもっとPRしようと。イワナ、イノシシ、そば、山菜。結構いいものがある。これを専門家にアドバイスをいただいて、もっとブラッシュアップをして、料理方法とかも含めて、そしてガイドブックをつくり、富山県の新たな観光の資源にしていこうと。
 それから、その下は、JRとタイアップした田舎暮らし体験ツアーでありまして、ご承知かと思いますが、JR東日本さんは、熟年の方を中心に160万人、割にお金とお時間がある会員を抱えておられますから、ここと連携して、来年の3月頃に、1泊2日30名ぐらいの田舎暮らし体験ツアーをまずやろうと。これは新幹線開業前ですけれど、まず、ここで一遍、試行的にやってみまして、新幹線開業以降はもっと本格的にやろうということであります。
 その下の「カラーフード」は、富山県はブラックラーメンで、世田谷(※駒沢オリンピック)公園でやる全国大会で確か3年連続グランプリをとったはずですけれども、その後もご承知のようにレッドラーメン、ブラウンラーメン、ホワイトラーメン、グリーンラーメンと、大変商工会の皆さんとかが各地で頑張っていますので、これをもう一段ブラッシュアップした上で、首都圏にカラーフードとして売込みをやろうとこういうことでありまして、こういう取組みは多分全国初めてじゃないかと思います。
 それから、1枚おめくりいただきまして、外国人観光客誘客に向けた観光ホームページの改修で、従来の英語とか日本語(※中国語)、韓国語、ロシア語の内容も拡充しますけれども、タイ語とフランス語を新規に追加をしてやろうということでございます。東南アジアからの観光客急増、また、フランスの、昔は植民地だったところもありますし、フランスの方ご本人も高山なんかにもう既に大分来ておられますし、だんだん五箇山の方とか、富山平野の方にもいらっしゃる雰囲気になっておりますから、早めに対応すると。
 それから、県内飲食店のメニューの多言語化。これは、やっぱりお客さんは随分外国の方が増えて、富山市内でも県内各地で増えてきておりますから、メニューなんかも外国語を3カ国、4カ国、5カ国というふうにやろうと。
 それから、外国人観光客のおもてなしの実践研修。それから意外と人気がありましたのが、外国人旅行者を対象としたWi-Fi整備の支援でして、これは当初予算で組んであったんですけれども、是非やりたいという関係業界のご要望が相次ぎまして、この際、どうせやるなら早くやろうということで、積極的に予算計上しております。
 その後は、台湾からの冬の誘客、台湾ファミリーマートとの連携。これも(昨年度やりまして)台湾でも非常にヒットいたしましたが、今回はちょっとマンネリ化を防ぐために、長野県とも連携してやろうと。
 それから、「世界で最も美しい湾クラブ」、これに立候補をして今準備しておるんですけれども、これの取組みを進めると。年末にもそういう場面が、カンボジアでクラブ年次総会もありますし、最終的には来年、確か韓国か何かで年次大会があって決まるということだと思いますけれども、取組みを進める。この「世界で最も美しい湾クラブ」に入る準備とあわせて、この富山湾をもっと活かそうという勉強も始めようと思っております。
 それから、二次交通の整備、魅力あるまちづくりのところでは、何故か早めに記事が出たりしてますが、「富山ぶりカニバス」とか「世界遺産バス」の利用促進。
 それから、並行在来線の経営安定。民間の寄附が、来年度以降予定いたしていた3億円分を早めに寄附していただけるという大変ありがたい話で、その積立てであります。
 その下は、並行在来線新駅、高岡市内の基本設計についてのものでありまして、幸い高岡市さんもご熱心でありますので、これは県と高岡市さんで折半をしてやるということでございます。
 また、県民会館、近代美術館は後ほどお話しします。

 それから、2つ目の柱が、中小企業の振興と経済の活性化で、まず、富山県ものづくり産業未来戦略会議というものを設置いたしまして、グローバル化がどんどん進むなか、国でも産業競争力会議などもつくっていろいろ検討しておられますし、私も安倍総理や甘利(経済再生担当)大臣、茂木(経済産業)大臣にも議論をしていろいろお話ししておりますけれども、国の政策に注文つけるというだけではなくて、積極的に富山県としての未来戦略を構築して、そして働きかけも強めたいとこういうふうに思います。
 また、あわせて設備投資促進資金の中に「集中投資促進枠」というものをつくりまして、これは国でもこうした老朽化した設備等の更新を進めるための税制措置とかいろいろ考えておられますけれども、この際、富山県としてもこうしたものについて融資枠を、特別枠をつくりまして、金利も通常1.9%なのを0.4%下げて1.5%にすると。もともと設備投資促進資金は2.1%だったのを、暫定的に1.9%にしているんですが、さらにそれを3年間、平成28年の3月末まで0.4%下げようということであります。
 なお、別途、信用保証協会から発表があると思いますが、これにあわせて、かねて信用保証協会さんにもできるだけ保証料率の引下げということを考えてほしいとお願いしていましたが、今回ご決断をいただいて、保証料率、従来0.7%のものが0.5%になると、0.2%下がるということであります。そうすると、今の集中投資促進枠の方でも0.4%下げますから、保証料率の引下げとあわせて大変効果が大きくなるということで、歓迎すべきことと思っております。
 もう1枚おめくりいただいて、3Dプリンターによる産学官共同研究、これも積極的に進めて、従来以上に短い納期で金型をつくるとか、いろんな分野に応用できますので進めていきたい。
 また、伝統工芸品の海外進出も、これまでもあちこちでやっておりますけれども、例えばニューヨークあたりで富山県の伝統的な工芸品、高岡銅器とか、漆器とか、越中瀬戸焼とかいろんなものがありますから、こうしたものの海外進出を支援する、そういう予算も計上しております。
 また、長野県とのビジネスマッチングの商談会を、これは富山県で開催する。確か来年3月頃だったと思いますけれども、そういった経費でございます。
 また、成長分野で人材養成モデル事業の実施をやろうということで、これは日本再生戦略(※日本再興戦略)に対応して、起業後10年ぐらいの企業について、人材確保ができるだけ容易となるように支援するというものであります。
 そのほか当初予算でもつけましたが、例のベツリンのがん免疫増強作用。これ薬事研究所で高津所長さんがかねてやっておられますけれども、なかなか将来が期待できますので、さらに予算を追加して推進するということであります。
 また、農林水産業については、この、とやまの農林水産品ブラッシュアップ事業というのは、これもTPPも意識しているわけでありまして、また、新幹線開業ということも考えますと、農林水産加工品を観光客向けに新たなお土産品として売り出すと、そういった調査・検討をやろうということでございます。
 また、農村女性の起業への人材確保支援も行うということにしております。
 また、一億円産地づくりをさらに進めるために、となみ野農協のたまねぎ冷蔵保管施設(の整備)を財政支援するという予算も計上しております。
 あと、全国植樹祭関係。それから優良無花粉スギ「立山 森の輝き」をできるだけ早く普及させたいんですけれども、それには苗畑がちょっと足りないものですから、追加造成をすると。今のところ魚津の採種園に追加造成しようと、(併せて)管理棟を建て替えるということにしております。
 そのほかの漁港、治山事業など公共事業・主要県単事業の追加をしております。内容はご覧いただきたいと思います。
 それから、4番目の社会基盤、生活基盤も、道路、河川、漁港関係、県単の道路橋梁、河川海岸関係ですけれども、特に一番下に豪雨災害への対応として、公共事業、主要県単事業で、被害が発生した河川、道路というのは緊急的な工事、防災関連工事10億1,100万円と、こういうふうに上げております。これは内数ですけれども、例えば昨年の豪雨で浸水などがありました地久子川や谷内川、地久子川は今年も規模は小そうございましたが、少し浸水もあったわけですが、そのほか砂防施設とか農業農村関係、県有施設関係等でございます。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、安全・安心のほうでは、まず、富山の中央署((仮称)富山北警察署)。今のところ駅北のしかるべきところに立地して再編整備しようということで、今最後の詰めを行っておりまして、その整備のための基本設計を計上したいということであります。
 その下は、緊急地域防犯設備整備モデル事業でありますけれども、新幹線開業等も考えますと、東京から富山まで2時間ですから、今でも広域災害というのは大分増えておりますが、そういう広域犯罪をやるような人から見ますと、早く手を打っておかないと富山県も狙われるということで、防犯カメラをしっかり整備していこうということでございます。県としてはこうした2分の1の補助をしようと。市町村の場合は3分の1といったようなことを今考えております。民間の自治会なんかの場合は県が2分の1を出す、市町村がつくる場合は県が3分の1ぐらい出すといったようなことを考えているということであります。
 それから、通過車両識別システムというのも、犯罪捜査力の向上のためのものでございまして、この際、前向きにやろうということであります。
 それから、消防団員が、ちょっと全国的にこれ減って、富山県なんかはまだいい方なんですけれども、今年は消防団制度ができて120年という節目の年でもありますので、改めて若手の消防団員の確保に向けた募集活動をやる。FMラジオを使ってトーク番組をやるとか、スポットのCMをやるとか、テレビの活用とか、いろいろ考えております。
 また、私立学校校舎の耐震化。また、国民宿舎の立山荘の耐震化。それから議会棟の耐震化。それから災害時の医療救護体制整備への支援。防災関連の公共事業・主要県単事業の追加といったようなことでございます。
 それから、医療・福祉の充実でも、かねてから進めております新たな総合リハビリテーション病院の整備。これは現在の高志リハビリテーション病院の改修設計と新しい病院の電子カルテの導入でありまして、高志リハの現病院の改修設計のほうは、これを地域のリハビリテーション総合支援センターというものにしていこうと。まだ仮称ですけれども、そこで在宅生活相談とか、医療介護の従事者の研修とかといったようなことをやっていこうということであります。
 それから、県立(中央)病院の新棟建設は、やっぱり国民の皆さん、県民の皆さんもそうですが、亡くなる方の3分の1が、がん。特に60歳を超えますと、半分はがんで亡くなると言われております。県立病院で、今までももちろんがん対策に力を入れておりますが、最近、非常に先端的ながんの医療の技術が進んでまいりました。そこで新棟を建てまして、がん等の高度専門医療、災害時の緊急医療に対応していこうということでございます。最近はロボットなんかを使って、映像を使って手術を遠隔操作しながらやるとか、そういう時代になりつつありますので、そういったことにも対応できるようにしていこうということであります。
 それから訪問看護ステーション。それから災害時医療救護体制整備への支援とか、在宅障害者避難スペース整備、グループホームのスプリンクラー設置、歯と口腔の健康づくり等々であります。
 それから、最後に6ページですけれども、県立大学で文科省の採択も受けて、地(知)の拠点整備事業というのも進めることにしておりまして、これは学生が地域の課題に取り組む「地域協働型大学」に向けた取組みをやるということであります。
 それから、富山の小中学校生の学力向上。これまでも一定の成果はあるんですけれども、これまでの取組みを検証して、この際、しっかりした学力向上対策をさらに進めようということで、こうした会議を設けることにしております。
 それから、県民会館の耐震化・機能充実、近代美術館の移転改築(※新築)。これはご承知のようなことであります。
 また、「ふるさとの空」による県内外への魅力発信というのは、なかなか私が言うと身びいきになりますが、評判はいいんですけれども、県内の美しい映像と合わせたDVDをつくってはどうかと、そういうご要望・ご意見もありますので、この機会に民間の皆さんからいただいた寄附金などを活用してやっていこうということです。
 その他、決算剰余金が6億円ほど出ましたので、県債管理基金に3億円積み立てるとかいったような措置を講じております。
 あと、7ページ、8ページは、公共事業や県単事業の内訳でございますので、ご覧いただきたいと思います。

 それからもう1点ですが、秋の誘客戦略「『富山で休もう。』キャンペーン」。こちらにもパネルが上がっておりますけれども、まず、趣旨は、冒頭にありますように新幹線開業対策と、27年の秋の北陸デスティネーションキャンペーンに向けて、首都圏を中心に富山旅行の魅力を強力にアピールしていこうと。「『富山で休もう。』キャンペーン」を、10月から12月まで展開するということでございます。新たな観光資源の掘り起しとか、いろんなことをやっていきます。期間は10月1日から12月31日まで。コンセプトは、かねてこの「富山で休もう。」というので打っておりますが、割に評判がいいものですからこれでやらせていただく。
 また、キャンペーンの内容として、1つは、100を超える体験企画、ガイドツアーを実施すると。企画については、専用のホームページでPRしますとともに、観光客の受け入れ態勢の充実に努めるということで、主な体験企画はこちらの方にもありますけれども、宇奈月ほろ酔いはしごクーポンとか、魚津の競り見学と市場で朝食ツアーとか、鋳物工房「利三郎」、これは高岡の金屋ですよね。鋳物体験とかいったようなものが挙がっております。
 それから、これとはまた別に、市町村と連携して、「大人の遊び、33の富山旅」と題する特別体験プログラムを新たに造成しまして、今年の秋は17の体験プログラム、また、来春は16の体験プログラムを追加造成するというふうにしております。ガイドブックを配布しまして、今だけ楽しむことができる大人の富山旅を提案するということであります。内容的にはこの下に書いてございますので、ご覧いただきたいと思います。
 それから、もう1枚おめくりいただきますと、プレゼント企画、割引特典の実施というのもございまして、県内で宿泊された方を中心に、ペアの宿泊券、特産品などを抽選でプレゼントする。
 また、キャンペーン啓発物品によるおもてなし機運の醸成ということで、そちらにある紙コップ、それからポスター、チラシ、ミニのぼり、こういったものを作成して、市町村や観光協会、道の駅、キャンペーン参加の宿泊施設、(観光)協会、土産物店、いろんなところに配布しておもてなし機運の醸成を図りたい。
 また、全国への情報発信として、山手線、東急線の中吊り広告、首都圏のJRでのデジタルサイネージでの広告掲出、関西でもここに書いてあるようなことをやろうと。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、観光課の職員も頑張ってくれて、例の「ロカルちゃ!」という情報誌が大変好評なんですが、これとは別に今度は「ねまるちゃ」という、平仮名で丸っこいので、観光情報誌を新たに発行しようということにしております。年4回の季刊で、「ねまる」というのは富山弁で「座る」という意味だというようなことはご存じであると思いますが、ゆっくりくつろいでほしいと、こういったイメージでございます。
 その他、宿泊予約サイトでの広告掲出とか、それからトラベルウエブマガジン、この「旅色」という月刊誌、ウエブマガジンですけれど大変好評だということで、こうしたところにも富山県の特集を9月号でやるといったようなことにしております。
 以上で、私からの説明を終えさせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者からの質問に答える知事○記者
 県立近代美術館の移転と県民会館の改修のところはご承知のとおりですということで、ちょっとさらっといかれたんですけれども、近美(近代美術館)の移転というものが8,750万円ですか、計上されましたが、審議会(※検討委員会)もありましたが、スピーディといえばスピーディにきたんですけれども、言い方を換えますと、あれよあれよという間にここまでいって、この9月の議会でいよいよ議会の判断も仰ぐということなんですが、今60億円ほどを超えるかもしれないということもおっしゃっておられます。この財政が非常に厳しい折の中で、近美の移転新築というものが本当に必要であるかどうかということに関しての点は、また違う意見も聞こえたりしますので、これは丁寧な説明が必要だろうというふうに思うんですけれども。そこで改めて、なぜ今移転新築するということを決断したのかということをひとつお聞かせを願いたいということと、これまでの審議が随分スピーディにきたということの影響もあるのかもしれませんけれども、富山市の方は、これまで事前に話がなかったというようなことで、苛立ちといいますか、不満といいますか、溝があるというような、そういうことも再三おっしゃっておられます。ミュージアムバスのことも先達て言われていましたが、その辺りのことをどのように考えていらっしゃるか、また、対応していかれるかということを、これは県民が一番利用しやすいような形になるというのが一番だと思いますので、その辺りのお考えをお聞かせください。

●知事
 まず、近代美術館のことについては、私も知事に就任しましてからいつの間にか8年と10カ月経ちましたけれども、最初に就任した頃から、実は近代美術館というのは非常に入りにくいとか、また、遠隔地(※中心地)から遠いとか、敷居が高いとか、立派な絵なんだろうけど、ちょっとわかりにくい展示が多いとか、そういういろんな改善要望をいただいておりました。ただ、ご承知のように就任当時は財政構造赤字も400億円あったということと、それから、これから新幹線の巨額の地方の負担金、県の負担だけでも2,300億円。これを払わなくてはいけないということでしたから、もちろん近代美術館も大事なんですけれども、やはり少し我慢していただいて、まず、財政再建、行革ということにしっかり取り組み、また、さはさりながら、例えばどうしてもやらなければいかん医療とか、福祉の充実とか、あるいは例えば小中学校の耐震化とか、県でいえば県立高校の耐震化、再編とか、そういったことに、もちろん身の回りの道路、河川とかそういうこともありますが、精一杯進めてまいりました。
 ここに来て、おかげさまで実質的な構造赤字も45億円まで減って、10分の1ぐらいになりましたし、また、新幹線の負担金も大体払い終えて、かつ制度改正もしていただいて、(新幹線)貸付料を地方負担の軽減に充てられるといったような大きな制度改正もしていただいて、大分そういう意味では財政も好転をしてきたと。また、急いでやらなければいかん医療、福祉関係、もちろんまだまだありますけれども、それなりに整ってきておりますのと、高等学校の耐震化などはほぼ実現できたというようなことから、その間に知事公館を廃止して高志の国文学館ということもやらせてもらいましたが、あれは大体19億円ぐらいの費用でできましたので、そういうことからすると、長年の懸案でした近代文学館(※近代美術館)もやはり今やらなければいけない、そういう段階に来たのかなと思っております。
 実は、県民会館も、この際、思い切って移転改築(※新築)しろという議論も実はなかったわけではありませんが、これは県民会館の方も移転改築(※新築)すると100億をかなり超える大変な金額にもなりますし、また、その間、今の県民会館をどうするんだという、果たしている機能をどういうふうにできるのかということもありますから、用地の問題とか。いろいろ考えると、新幹線開業に間に合うように、まず、県民会館の方は耐震化を進めるとか、大幅に改修するということでご理解をいただいて、近代美術館の方も大規模改修でということも考えたんですけれども、報告書を読んでいただいて、ご理解の上でのご質問かと思いますが、現在地であの建物を活かした改修で対応しようとしますと、その改修だけでも25、26億円は最低かかるのと、今の近代美術館の良さというものがほとんど失われてしまうんですね。入ったホールの(近代美術館の特徴である吹き抜け空間のある広い展示室)が好きだという方もいらっしゃるし、いろんな点、それは報告書を読んでもらえばおわかりいただけると思いますが、いいところがほとんど失われてしまう。かつ決め手は、2年前ですか、国の法制度が変わりまして、美術品補償制度というのができて、このままだと近代美術館は、富山県の近代美術館は、全国的な美術品の重要なネットワークから外されてしまうと。そうならざるを得ないという状況に追い込まれております。そうすると、これは何としても、やはり財源の面とかいろんな面を考えてやらなければいけないのではないかと。
 2つ目は、やはり新幹線開業ということで、せっかくやるのなら新幹線開業には間に合わないまでも、できるだけ早く立派なものをつくって、そして県民の皆さんのためということはもちろん基本ですけれども、新幹線に乗っていらしたお客さんたちが、富山を素通りしないで、もちろん立山黒部とか世界遺産の五箇山とか、国宝瑞龍寺とか、いいものはいっぱいあるんだけども、やっぱり富山駅などの足回りのいいところに、理想を言えば歩いていけるようなところに、やっぱり富山はこの辺まで来たら、是非あそこを見ないで帰るわけにいかないという内容の、そういうグレードの高い近代美術館をなるべく早くやっぱりつくっておいた方がいいのではないかと。
 それから3点目は、やっぱり財源の問題で、さっき言ったように行革・財政再建も進んで、赤字も45億円に減ったとか、新幹線の負担金をあらかた払ったということだけではなくて、昨年末からいろいろ政府に働きかけて、2月の大型補正予算のときに、地域の元気(臨時)交付金というのをつくってもらいました。これが当初予算時に大体80億円ぐらいは確保できたと思っておったのですが、その後、働きかけもいろいろしまして、今の時点で100億円を一定程度上回る金額が確保できるというふうになっております。かつ、これは、原則、今年と来年中にきちっと使わなくてはいけないわけです、有意義な事業に。
 そうすると、せっかくそれだけのお金も確保できたので、そういたしますと、仮に、今の規模で移転して平均単価でやっても、確か52億円から57億円かかるという計算だったと思うのですが、これにさらに、仮にもうちょっと規模を1,100m2ぐらいむしろ広げたほうがいいという報告をいただいているわけですから、まだ細かい計算はしておりませんが、60億円をかなり超える金額になる可能性が高い。70億円近くになる可能性もあると思います。前後になると。そうなっても、現地建てかえでも25、26億円かかるとなると、それを上回った金額というのは、30億円から40億円ぐらいになるということになりますかね。25、26億円から、例えば60億円を引くとそういうことになりますよね。そうすると、それの大部分が、計算上は元気交付金(※地域の元気臨時交付金)が100億円を一定程度上回るとなると、財源の面でも確保ができるということになりますので、これは考えてみるといろんな条件がクリアできて、この時期にやるというのが今大事な決断を求められている時期なのかなと思うに至りました。
 ただ、これはまだ県議会の審議はこれからですから、あくまで今の時点で、最終報告もいただきましたので、それを活かすとすると、少なくともこういう9月補正予算を組ませていただく必要がある。場所なんかについても、ああいう報告をいただきましたから、私どもの今の考えとしては、富岩運河の、かつ水防対策とかいろいろ考えたり、景観を考えると、まさかあの環水公園の芝生のど真ん中につくるということはあり得ませんので、結局、西地区の少し高台になっているところにつくるのが望ましいのかなと。こうしたことで県議会にもご相談をして、ご理解を得て進めたいなとこういうふうに思っております。
 なお、どういうふうにご本人が言われたのか、よくその場にいないのでわかりませんが、富山市さんとの関係については、私はちょっと不思議で、何かそういう趣旨の一部新聞記事が出たようですけれども。例えば富山市長さんには、この8月だったと思いますが、会合の席で、隣り合わせに座るときもありましたから、大体そういうことはちょくちょくあるわけですけれども、そういう際に、ちょうど場所をどうするかというのはこの検討委員会の中でも議論がありましたので、ご意見も伺って、「結局、環水公園しかないよね」というふうにご本人もおっしゃっていましたので、私はその際に、「そうですか」と、「そういうことでしょうね」と。市有地でいいところでもあれば紹介していただきたいと思ったものですから。しかし、そこしかないよねという話になって、そうすると、「専門委員会(※検討委員会)でもそういう方向で今議論されているけど、実務的にまとまれば、また実務担当者が説明に行かせていただくのでよろしくお願いします」と言って、「そうか」と、「そうだね」ということになっているはずなので、私としてはどうしてああいう新聞記事が出たのか不思議だなと思いますけれども、いずれにしても県民のため、市民のためには、できるだけ県や市が連携を密にしてやっていくことは当然のことで、これからもそういうふうに連携を、協力すべきことはして進めていきたいなとこういうふうに思っております。

○記者
 今日の午前中なんですけども、北陸新幹線の融雪設備工事の関係で談合の疑いが高まったとして、公正取引委員会が関係の会社に強制調査に入ったんですけれども、先ほどから知事、いろいろ新幹線の関係でおっしゃっていますけれども、ちょっとその盛り上がっている機運が、今回のそういう事件の関係で下がってしまうのかなというふうに思ったんですけれども、知事はその報道なりは見られたかわからないですけれども、ご所見をお伺いしたいんですけれども。

●知事
 そういう報道があったということはついさっき知りましたけども、まだ、まさに新聞報道を読んだということですから、担当の課に聞きますと、今、鉄道運輸機構さんも大変いろいろお仕事が錯綜していて、ちょっと担当者が電話に出ていただけないということのようですから、それ以上のことはよくわからないんですが、仮に報道されるようなことが、仮に事実としてあったとすれば、大変残念な、遺憾なことだと思います。しかし、それはもうですから厳正にしっかり調査して、本当にそういうことがあったなら、もちろんしかるべきことになるでしょうし、結果的にそういうことがなかったということになれば、それはそれでありがたいことと思います。いずれにしても、そうしたことがなかったならもちろん一番いいわけですが、仮にあったとすれば二度とそういうことがないようにしてもらいたいし、また、厳正な対応もしてもらいたい。
 こういうことが、せっかく盛り上がっている北陸新幹線開業ということに水を差すことがないように、これは他の沿線県もありますけれども、また、鉄道運輸機構さんにも十分、これ事実関係がわからないから、今の時点でなかなか言いにくいんですけれども、そうした疑惑というか、疑いを持たれること自身も残念なことですから、是非国も地方もお金も出し合ってつくっている新幹線ですから、そうした残念なことがないように、これからも努力していただきたいと思いますよね。ただ、いずれにしても事実関係がはっきりしません段階ですから、この程度にさせていただきます。

○記者
 今あった美術館の話、もう1点なんですが、完成時期、今のところ知事個人としては何年度ぐらいにオープンさせたいなという思いでいらっしゃるのか。本当に確定して、いつオープンするんだというのがわかるのは、いつぐらいになるものでしょうか。

●知事
 これは何といってもさっき申し上げたように、県議会でもね、むしろ私が聞いている範囲では随分理解が深まってきていると思うんですね。これまでもかなり規模の大きな話ですから、検討委員会で議論がある都度、今こういう議論をしていますよということで、県議会のそれなりのお立場にある方には、事前に担当の課長なり部長がレクチャーに行ったり、また、ご関心のある議員さんからは、ぜひ内容を聞かせてくれということもありますから、しておったはずなので、私は随分理解が深まってきていると思いますが、いずれにしても県議会でご相談をして、予算ですから議決していただかなくてはいけませんから、そうしたご理解もいただきながら、なるべく速やかにやっていきたいと。ただ、何年にどうというのは、ちょっと今の時点では早過ぎるので、もう少しお時間をいただいて、いつ頃どうなるというのは、そうですね、やっぱり来年の当初予算ぐらいの時期になるんじゃないですかね。まあ、ある程度明確な言い方ができるのは。ただ、いずれにしてもご理解いただいて、今、基本設計や実施設計的なものも確か予算に入っておりますから、可及的速やかに進めていきたいなと。
 やっぱり理想を言えば、今のところ、県民会館は何とか新幹線開業に間に合うということですが、さすがに近代美術館はやっぱり移転改築(※新築)ですから、いずれにしても新幹線開業にはちょっと間に合わないのではないかと思いますが、できるだけ早くやりたいなとこういうふうに思っております。

○記者
 あと、もう一点、知事、相当積極的な補正予算になったということをおっしゃったと思うのですが、お言葉にあるように、平成21年度は205億、平成24年度は138億で、過去5年では3番目、これだけ見ると3番目。もっと長いデータ的に、何か客観的に相当積極型ということを裏づけるデータというのは。

●知事
 これはね、まずは質的な面で、24年は中小企業チャレンジファンドをつくるというちょっと特殊な要因があって、それに30億円出資するというふうにしておりましたから、そこが膨らんでいるということ。それから21年の場合は、これはご承知のように当時の中央政治の諸情勢あるいは経済状況で、国が非常に大型の経済対策を打ちましたから、それを受けるという意味で増えているんで、今回、そういう特段の事情がないのにかなりこれだけの予算になっているというのは、なおかつ項目を見ていただいても、何か受け身で国の補正予算が来たから受けるというのではなくて、むしろこちらの方から働きかけたり、自ら考えていろんな取組みをしているというのはご理解いただけるのではないかなと思います。そういう意味では、非常に積極的な気持ちでこの取組みをしているということ、少なくとも私はそう思っております。

○記者
 近代美術館、ハードの面もあるんですけれども、コンセプトであったりとか、名称であったりだとか、そういったそのソフトの面、誘客のための中身の面というのが今後どうされるのか、それはどう決まっていくのですか。

●知事
 まず、名称は、この最終報告にもありますけれども、「新しい美術館のコンセプトや担う機能にも対応して、県民などに親しまれる名称となることが望まれます」とありますので、今、富山県立近代美術館という名前ですけれども、今の名前に必ずしもとらわれずに、今最終報告はいただいたものの、県議会での議論もありますし、これからさらにいろんな専門家の方のご意見、それから、特に今、国では、国立デザイン美術館構想、今度文化庁長官になられた青柳先生などは、まさにそういう主張をしておられたので、そういう方が長官になっておられたり、それから安倍政権もクールジャパンだとかいろんなことをおっしゃっていますから、ちょっと総論だけで中身がもう一つわからない点もありますけれども、そういった中身なんかももう少しお伺いしたり、我々なりに受けとめて整理をして、そしてしっかりしたものにして、そうしたことの結果として名称も決まってくると、こういうふうに思っております。
 それから、コンセプトというのは、この最終報告を見ていただくと、10ページ以降に、これは見方ですけど、以前の高志の国文学館のときもそうでしたけれども、いろんな他所の県のこうした美術館や何かのレポートも幾つか拝見しましたけれども、私が言うと身びいきになりますが、私はやっぱり(検討委員会の)高木委員長さんや各委員の皆さんが大変勉強もされまして、それから経済界、地元の文化人だけではなくて、全国レベルで活躍されている専門家の方にも何人か入っていただきましたし、また、事務局を務めた雪山館長もご承知のように横浜美術館とか、和歌山県の美術館(和歌山県立近代美術館)とか、いろんなところで活躍されて、かついろんな著書もあるような方ですので、こういった皆さんの力で、随分それなりの内容のものが既にまとまっているのではないかと思います。これをもう少しさらに掘り下げて、こうしたことを実現していくには、どうするかということだろうと思います。
 それから、同時に、例えば今までの近代美術館になかったアトリエ機能、子どもたちなどに美術の体験を、制作なんかの面でも体験をしてもらって、手ほどきをするようなワークショップの場としてのアトリエとか、それから皆さんが特にそのアトリエやワークショップでつくったもの、あるいは民間の方、県民の方がやられた例えば県展みたいなものを、できれば今までは近代美術館ではできなかったんだけど、せめて年1回の県展ぐらいは新しい美術館でやらせてほしいという要望も強いので、これはもちろん県議会ともご相談しなくてはいけませんが、私は割に理解が深まってきていると思うので、例えばそういうものを受け入れられるようなギャラリーも設けると。もちろん県民会館との役割分担もあるから、何でもやるということではありませんよ。そうしないと性格が非常に曖昧になってきますから。ですけれども、そういったところも県議会でのご議論も踏まえて確定をして、できれば議会後にこの近代美術館についての基本計画というものを策定して、逐次進めていこうとこういうふうに考えております。

○記者
 警察署の再編整備についてなんですけれども、現在、北署を駅北のしかるべきところで最後の詰めを行っていると知事おっしゃいましたが、改めてしかるべき場所、具体的な場所と最後の詰め、いつ頃まとまるのか、仮契約なのか、内定なのか、ちょっとわからないですけれども、そのあたりの時期を教えてもらえますでしょうか。

●知事
 何かちょっと少し観測的な記事も出たようですけれども、今最後の詰めをやっておりまして、そう遠くない将来には確定できると思うんですが。

○記者
 今月中でよろしいですか。

●知事
 まあそうですね、今月中には。今月中といってもなるべく早くと思っております。

○記者
 具体的な場所は。

●知事
 今、最終の詰めですから、これは今の時点としてはちょっと遠慮させてもらいたいんですが。ちょっとご不満でしょうけど、すみません。

○記者
 先ほど発表のあった県立中央病院の新棟建設基本計画の策定なんですが、これは最終的にはどのような規模を想定していらっしゃるんでしょうか。

●知事
 今のところ、これはまだこれからまさに議会でも議論しなくてはいけませんが、がん対策ということを一つ大事なポイントにして新棟をつくるんですけれども、できるだけ今の先端的な医療技術を取り入れてやっていこうということでありますと、施設機能としてはちょっと専門用語になりますが、低侵襲性(ていしんしゅうせい)手術センターといったようなものを設ける。これは患者さんの体に手術なんかをする場合も、なるべく身体的な負担が少ないような手術ができるようなセンターにするということですけれども、(その他、)手術後の集中的な治療や看護を行う高度治療室とか、災害時の緊急対応病室として、第二集中治療室を設けるとか。あるいは早期がんを内視鏡で発見して、内視鏡治療で切除を行う内視鏡室として内視鏡センターを設ける。また、最先端のMRI、CTなんかを配備する高度な検査室として、MRI・CTセンターを設けるといったような構想になっておりまして、今の段階で確定的なことは言えませんが、中央病院の気持ちとしては、これからですけれども、約7,000m2を少し超えるぐらいの考え方を持っているのではないかと思います。大体そんなことでご理解をいただきたいと思います。

○記者
 首都圏PRの支援なんですけれども、試験走行の映像というお話だったんですが、どういった映像というのと、あと逆算するといつ頃から首都圏のどういうところで流せそうなのかというのを。

●知事
 試験走行とおっしゃるのは、新幹線の(PRの)場所をどこでやるかということですか。首都圏でPRする場合。

○記者
 はい、そうです。あと、具体的にどういった、走っている新幹線の映像なのか。

●知事
 やっぱり新幹線がまさに富山平野、立山連峰なんかを背景にしながら疾走をしている、それを映像に撮って、その中に富山のいろんな魅力的なものも映像に入れたりしながら、富山のよさと新幹線のスピード、乗り心地のよさ、こういったものをアピールする内容になるんだと思っているんですが、それを、この場所をどこというのは、首都圏でやるときに、スカイツリーと新宿ピカデリーというようなことだそうですので、詳しくはまた原課に聞いてもらいたいと思います。

○記者 
 先ほど北陸新幹線の談合のお話をちょっとさせてもらって、厳正な調査をして、しかるべきことにという話がちらっとあったんですけれども、県として負担金を負担、これまでしてきましたけれども、ある程度談合だということがはっきりして、損害が出たというのがはっきりした場合に、あるいはその一部返還を要求するような可能性はあるんでしょうか。

●知事
 これはね、ちょっと今余り仮定の議論にはお答えしにくいんですが、頭の体操的に言えば、仮にですよ、そういうことが事実で、かつそのことによって明らかに(建設工事費が)何億円か割高になったとなればね、3分の1は富山県も負担しておりますから。もっとも今問題になっているのが富山県内かどうかもまだ正確な情報はないんですよね。どこなのかわかりませんが、北陸新幹線だとすれば長野から金沢までの範囲だということですから、富山県内のものもひょっとしたらある可能性もありますけれども、富山県内の工事であれば富山県も負担をしておりますから、頭の体操的に言えば、そのことによる損害がはっきりすれば、それについてお返しいただくとか、そういうことは当然議論としてはあると思います。
 ちょっとこれ、前提となる事実がまだはっきりしませんので、一般論ということで理解していただきたいと思います。

○記者
 医療の話で、今月からドクターバンク事業が始まって、医師を紹介する事業が始まったわけですけれども、背景にはまだ医師不足が県内でもあると。今年4月現在で、まだ公的病院で118人が不足しているという話もありましたが、一方で以前から地域枠だとか、特別枠だとか、地域枠の学生がこの春多分卒業されたと思うんですが、明るい兆しも見えていると思いますが。今の現状を知事はどう認識されていて、今後どんな取組みが必要だと思われますか。

●知事
 医師の確保ですね。これは、やはりおっしゃるように地域枠とか特別枠みたいなものを設けましたので、あと数年経つと、割に医師不足というのはかなり縮小してくるのではないかという気がするんですが、一つ大事なことは、最近ちょっとマッチング率が上がったり下がったりしてますので、これは是非、(県立)中央病院や富山大学はもちろんですけれども、各市民病院とかいろんな公的病院におかれても、なるべく臨床研修医なんかしっかり確保できるようないろんな配慮もしていただいて、決して楽観しているわけではなくて、そういう若い医師の皆さんとのコミュニケーションをよくしたり、それから若い医師が安心して、この病院なら自分のキャリアアップにつながるとか、あるいはここなら一生基本的に勤めて、医師として自分なりの人生を歩みたいと、こういうふうに思ってもらえるような環境整備が大事だと思うので、それを努力していきたいと思います。
 あと、さっきちょっと言い落としましたが、近代美術館まで、一般の方は、1kmぐらいしかありませんので、仮に西地区というふうにしたとしても、大体駅北から芝生の広場に到達するには多分800mかm900m、西の高台だと1kmぐらいではないかと思うんですが、歩いて行ける距離ですよね。東京あたりなら当たり前に歩く距離で、県民の皆さんにも歩いてもらいたい。せっかくなら、例えば芝生のところに、今でも歩くルートはありますけれども、例えばこれから県議会ともご相談ですけれども、ちょっと彫刻を置いてみたり、非常に魅力的な場所になる可能性がすごくあると思うんですね。
 それから、ご高齢の方などにはバスなんかどうかという話もありますが、もちろん富山市さんのああいうバスを活用していただくというのもあるし、それからあそこは地鉄のバスが、すぐ隣の日赤まで1日50本以上ある場所なんです。何かバスで行くと不便だと思われている方が、ひょっとして勘違いして思っていらっしゃる方もあるかもしれませんが、今でも割に便利なところなので。ただ、せっかくなら日赤だけではなくて、ちょっとその隣の近代美術館の前まで行ってもらうかどうかとか、そういった点は今後、地鉄さんとも相談、もう現に実務的には相談しております。また、富山市さんとも引き続き連絡よく、もう現に相談を始めていますから。ということで、何か県民の皆さんが心配されるといけないので、念のために言っておきます。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分です。
  ※は、発言内容を訂正した部分です。

「『富山で休もう。』キャンペーン」啓発物品の展示

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