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知事記者会見[平成25年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成25年8月7日(水)]

◆日時 平成25年8月7日(水)午後1時30分〜2時
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)東日本大震災による本県の被災漁船の復旧完了について リンク
(PDF 124KB)
リンク
(4分34秒)
(2)平成25年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(COC事業)の採択について リンク
(PDF 87KB)
リンク
(2分56秒)
(3)「富山型福祉サービス推進特区」における障害児(者)向けサービスの一部全国展開について リンク
(PDF 115KB)
リンク
(2分57秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)近代美術館の移転新築について
(2)北京・大連便の運航再開の見通しについて
(3)復興予算の返還について
(4)お盆休み取得予定について
リンク
(16分54秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子(知事からの説明)●知事
 私からは3点、説明したいと思います。
 まず、東日本大震災による本県の被災漁船の復旧完了についてであります。お手元、資料にありますように、一昨年の3月の東日本大震災で、富山県の方の所有のサンマ・サケマス・マグロ漁船8隻が津波で陸上に乗り上げたり、沈没したり、火災等の被害に遭ったりしました。6隻が全損で、2隻が一部損傷ということでありました。
 そこで、当時、早速、水産庁に出向きまして、当時の長官に国の支援制度の創設をお願いした経過がございます。そのときに、被災漁船再建のための特例的な補助制度の創設、また被災漁業者の方の経営維持のための無利子・無担保融資制度の創設といったことをお願いしました。
 その結果、(2)にありますように、国の支援制度の創設がありました。23年度の1次補正予算と3次補正予算で所要の金額を確保していただいたということであります。
 それで、補助制度としては、国が3分の1補助、県も3分の1ということでありましたけれども、県の支援については、県の予算は6月と11月(の補正予算)で、補助金36億円と、それから県独自の運転資金と業務等の設備資金への低利融資3億円というのを予算化しております。
 これまで8隻のうち、23年度に3隻が竣工し、24年度に4隻が竣工しておりました。残り1隻が、これは「第81豊清丸」ということになりますが、明日、宮城の気仙沼市の造船所で竣工して、これで全部の船が復旧完了ということになります。
 総事業費は49億8,000万円かかりまして、国、県、事業主体がそれぞれ3分の1負担をするということであります。ただ、県の負担の16億6,000万円につきましては、最終的には震災復興特別交付税により全額措置していただきましたので、結局、県の負担は実質ゼロになったということであります、船の分はですね。それ以外に県単の融資制度はもちろん持っておりまして、融資の県の分は3億円ですけれども、これはそれぞれ漁業者において活用いただいております。
 それから、復旧漁船の操業状況ですけれども、「第81豊清丸」は8月中旬に気仙沼(港)を出港しまして、北海道の根室の花咲港で、既に復旧している6隻と合流して、8月20日にサンマ漁に出漁すると。大体12月末まで北海道から東北沖の太平洋で操業予定となっております。残る1隻は太平洋で、これはマグロ延縄(はえなわ)漁船ですけれども、太平洋で操業中でございます。
 ということで、この漁船、当時、かなり大きな被害を受けたんですけれども、復旧したということで説明させていただきました。

 それから、2つ目が、25年度の文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」、COC事業と言っておりますけれども、この採択についてであります。
 1のところを見ていただきますと、大学などが自治体と連携して、このCOC、(地(知)の)拠点整備事業をやるということでありまして、大学等が自治体と連携して、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献などを進める場合に、これを支援すると、こういうことであります。補助期間は5年間となっております。
 それで、県立大学の方で申請しまして、2の(1)(2)(3)とございますけれども、一つは、工学部の単科大学ですから、「工学心」で地域とつながる「地域協働型大学」の構築というのをテーマにしております。
 連携自治体としては、富山県、あと地元射水市ほか、富山市、黒部市、南砺市、入善町と、こうなっております。
 それから、事業概要は、(3)にあるとおりですけれども、ポイントとしましては、全学的な取組みで、新たな学長直属組織、COC推進本部とありますけれども、今のところ、3人ぐらいCOCコーディネーターという方を、これは企業のOBとか、大学OBなどの方の中から適切な人をお選びして、産学官で進めていくと。
 それから、自治体との連携は、私ども富山県、射水市始め、連携に実績のある市や町と進めると。
 それから、教育という点では、学生の主体的な社会参画とか、課題解決力の育成を図るということで、地域との交流・対話・協働の促進を目指すカリキュラムの見直し、サポート体制の整備ということであります。
 以下、研究、社会貢献等もここに書いてあるとおりでございまして、まだ予定ですけれども、5年間で1億2,900万円余りの国の補助をいただけると。申請額ですから、全くこのとおり来るかというのは、まだこれからですけれども、概ねこれに近いものがいただけるのではないかということでございます。

 それから、次に、「富山型福祉サービス推進特区」についての障害児(者)向けサービスの一部全国展開ということであります。
 これは、富山県が「富山型福祉サービス推進特区」という指定を受けてきましたが、これは2のところを見ていただくと、平成18年7月にこの特区の認定を受けました。範囲は、富山市と高岡市と立山町の区域であります。
 これまで、特区で認められていたものを順次全国に広げるということになってきましたが、3の段落をご覧いただきますと、従来は特区外ではここに挙がっている4つの項目全て駄目だったんですけれども、今申し上げた特区内で、この指定小規模多機能型居宅介護事業所について、特区内では認められるということになっておりました。このうち、生活介護と短期入所はそれぞれ3年前、あるいは2年前から(全国展開を)認めていただいたんですけれども、残っておりました2つのうち、児童発達支援・放課後等デイ、この分野について、今年の10月から全国に広げるということになりました。これは特区の中で実際に実践をしてみて、確かにこれは広く認められてしかるべきだというご判断をいただけたということで全国展開するわけですから、これまでこうした富山型福祉サービスについては、富山県は先進的に進めてきましたけれども、さらにその中で新たな実績ができたということになります。
 これまで特区内では4つの事業所が登録をして、実績としては3事業所でやってまいりました。また、この特区というのは現在では全国で12道県に広がっておりまして、そのうち実績が7つ。実績7のうち、富山県が3カ所だったということですけれども、これが全国展開されますので、広く国民の皆さんにこうした新しいサービスが受けられるということになる。そのことに富山県が貢献できるということでありますので、大変うれしく思っている次第であります。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事記者会見(知事と記者との質疑応答)○記者
 近代美術館についてですが、今日、移転新築の方向性が固まりましたが、現在、環水公園が有力だということなんですけれども、まだ決定したわけではありません。この決定する時期はいつぐらいだとお考えかということと、仮に環水公園だった場合、どのあたりを念頭に検討されているのかというのは、気になるところです。もう1点、先程知事がおっしゃっておられましたが、厳しい財政状況の中で懸念する声もあるということなんですが、このあたり、県民にどう理解を求めていくかということもあわせてお聞かせ下さい。

●知事
 まず、環水公園が有力になったことは間違いないと思いますが、さらに実務的にもいろいろ課題も詰めまして、まだ時期は未定ですけれども、8月の末か、9月の初めぐらいまでには専門部会や委員会をもう一度開催もしていただいて、大体そのころまでには、当然、県議会とのご相談もございますけれども、立地場所、あるいはどういうスケジュールで移転改築(※新築)を進めるかといったことの概ねの骨子を固めたいなと思っております。
 それから、お話に出た財政状態のことですけれども、国、地方を通じて大変厳しい財政事情であります。ただ、富山県について言うと、この8年と7カ月、8カ月ぐらいになりますか、相当行政改革を真剣にやってまいりましたので、かなり財政面では筋肉質の、無駄のない効率的な行政を進められる状況になってきているのではないかと思います。
 もちろん、今後も来年度以降、安倍第2次内閣も財政再建ということもテーマにされておりますから、財政面での健全性の確保をしっかりしていくという観点からのチェックが当然必要ですが。一つ、私は、県民の皆さんにとっても、ああ、そうかと思ってもらえる材料としては、国の今年の1月、2月にありました大型補正予算の際に、富山県が全国の先頭に立った形で、知事会の税財政委員長もやっておりますので、地方の元気交付金(※地域の元気臨時交付金)という制度をつくってもらいました。これは、当初予算のときにも説明したと思うんですが、その時点で80数億円ぐらいは確保できる見通しになっておりましたのと、その後、これがもう少し増額して、拡充して確保できる見通しがつきつつありますので、はっきりするのは8月末なり、9月頃になるかなと思いますけれども。もちろん近代美術館についてだけ活用するということではなくて、いろんな分野に目配りをして活用したいと思いますけれども、そうした努力をして、新しい財源確保もできておりますから、そうしたものを有力な財源の一つとして活用するといったことも考えられますので、全体として県民の皆さんから見て、そういうことであれば安心かなと思ってもらえるような努力もしまして、できるだけ、大変前向きのご意見の委員の方が多いものですから、またかねて、かなり多くの県民の皆さんから、近代美術館は国の新しい美術品の補償制度の対象にもならないといったような大きな欠点があり、このままだと、全国の(美術館の)ネットワークから外れてしまうと。また、施設そのものも大分老朽化して、耐震性の問題などもあると。また、(湿式スプリンクラーなど)火災のときの対応も問題があるというようなことでありましたので、できるだけそうした財源面での見通しも立てながら、県民の皆さんに、ああ、そういうことなら、この時期に踏み切っていいのではないかと、こういうふうに思っていただけるような、そういう諸課題の整理をした上で、8月末なり、9月の初め頃までに方向性を出したいと、こういうふうに思っております。

○記者
 (環水公園内の)立山の見えるどの辺がいい場所だと。

●知事
 それはちょっと、今、私の口から言うのは避けたいと思いますが、皆さん、富岩運河環水公園を散歩されると、ああ、なるほど、この辺かなと思われるところはあるんじゃないかと思いますので。まさか芝生のど真ん中につくるなんていう無粋なことは考えておりませんから、おのずから候補地は限られてくると思いますが、これは(検討)委員会で審議していただいたり、また今後、県議会ともご相談する案件ですから、余り私が先走らないように、十分実務的に検討した上でまとめたいと、こういうふうに思っております。

○記者
 今の美術館に関連してなんですが、通常、美術館というのは、設計から開館まで3年ぐらい、最低でもかかると言われておりまして、そう考えると、最短でも開館の目処は、勝手ながら、2016年の夏頃ではないかと、ちょっと勝手に想像したりするんですけれども、9月議会も近づいていまして、今後、どのようなスケジュールになるのか。基本設計や開館の目処、もし今の時点でおわかりかなと。もしあれば、教えてもらえますか。

●知事
 非常にご研究されてのご質問で、大変ありがたいと思いますが、今申し上げたように、まだ移転改築(※新築)の場所も、有力な場所はだんだんまとまりつつありますけれども、実務的な検討とか、県議会とのご相談とかも、これまでももちろんある程度しておりますけれども、今から詳細なスケジュールを申し上げるのは、この時点ではちょっと時期尚早で、今申し上げたように、8月末なり、9月初めの段階で、ある程度最終的な案、また今後のスケジュールといったこともある程度お話しができるのではないかと、こういうふうに思っていますので、それまでちょっと楽しみにしておいていただきたいと思います。

○記者
 具体的な候補地については、環水公園が最有力となっておりますが、その他のパターンというのは、何か想定されておられますか。

●知事
 そうですね。1回目(の検討委員会)なんかは、松川べり周辺なんかもいいのではないかというお話があって、私もそう思うんですけれども、問題はやっぱりこういう厳しい財政事情でもありますから、できるだけ今、県が保有している県有地を中心に考えていくのが素直だなと思うんですね。そうなると、今のところ、いろいろ検討はしているんですけれども、特に今日(の検討委員会で)も、せっかくつくるんなら、それなりに将来も見通したいろんな対応が可能な、少しゆとりのある規模、設計にしてはどうかというご意見も多かったわけですから、それなりにまとまった土地というと、ちょっと今のところ、松川べりでは、ちょっと見当たらないなといったようなこともありますので、そうなると、そこで委員の皆さんもやっぱり、富岩運河環水公園のあたりがいいんのではないかというご意見が非常に有力になっているということかなと思います。

○記者
 北京・大連便の話なんですけれども、この間、お話しもありましたけれども、6月に外務大臣が来られて、8月頃に目処をつけたいという話がありましたけれども、今、8月7日になりましたけれども、今現在の状況、何か知事の耳に入っていらっしゃるかどうか。あと、見通しはどういったような見通しを持っていらっしゃるか、教えてください。

●知事
 これは交渉相手もあることですから、なかなか申し上げにくい点が多いんですけれども、この数カ月、昨年来の経過もありますけれども、いろいろ南方航空さんや関係方面ともご相談をして、私の印象としては、南方航空さんは、再開に向けてかなり前向きに検討を始めていらっしゃるんじゃないかというふうに受けとめております。ただ、機材繰りの関係とか、いろんな事情が航空会社としてはおありでしょうし、それから元々、今回の運休が日本と中国との最近の外交関係、安全保障、こういったような問題に関連して出てきたことでもありますので、なかなか富山県と南方航空さんだけの話し合いでは済まないという面もありますので、ここはいろいろ話としては進んでいると。しかし、ちょっとまだ時間がもう少しかかるということだということでご理解を賜りたいと思います。こうしたことは、やっぱりできるだけいろんな関係者もいらっしゃることですから、慎重に運んでいくことが大事だと、こういうふうに思っております。

○記者
 前回の会見で出た話なんですが、復興予算を戻してくれというという話がありましたけれども、昨日6日、兵庫県等は、大体どれぐらい返すという具体的な数字を出して発表、報道されていたんですけれども、富山県はこの間、数億円というふうにおっしゃいましたが、大体どれぐらいになるかというのは、もうわかったかどうかという点と、もう一つ大きな点は、知事もこの間おっしゃったように、林業の方は随分、3年計画で出た分は予算がなくなるということで、心配されている森林組合の関係者もいらっしゃるようですけれども、そこら辺をどう対応なさるか、お聞かせください。

●知事
 復興関係ですと、当時、前々回(※前回の記者会見)ぐらいでしたか、お話が出たときに、数億円程度は出るのではないかと申し上げましたが、そのうち緊急雇用創出基金につきましては、大体約8,000万円ぐらいお返しすることになるんじゃないかと、大体固まりつつありまして、これをできれば9月議会で予算計上したいなと思っております。それ以外のものがもともと数億円と申し上げた幅のある話でございますが、これについては今まさに国と調整中でございまして、もう少し確定までには時間がかかるということでご理解いただきたい。ですから、9月補正に間に合わなければ、もう少し後で補正予算を組むということになろうかと思います。
 また、(森林整備加速化・)林業再生(基金)については、実際にはそれを財源にしてやろうと思っていた、現に計画もあって、期待されている林業関係者、あるいは地元の皆さんもいらっしゃると思いますので、これは国としっかり折衝もして、返す額ができるだけ少なくなる方がいいんですけれども、いずれにしてもそれなりの金額は、国の方針変更ですから、お返しせざるを得ないんですけれども、こうした経緯に鑑みて、前にもちょっと申し上げたように、いきさつから言うと、国のおっしゃるとおりにやってきて、最後になって突然に途中で返せというのも、ちょっと腑に落ちない点はあるんですけれども、これはこれで国がそういうふうに国会等でも審議をされた結果として、そうおっしゃっているんでしょうから、国とお話し合いした上で、返すべきものは返す。そのかわりと言っては何ですけれども、(森林整備加速化・)林業再生(基金)についても相当期待していたり、そのことで林業の再生に確かに役に立つといったような事業もありますので、これは今後、今回の返還問題とはまた別に、来年度以降、あるいは今年度の補正予算とか、いろんな機会に国に対して、実際にニーズが間違いなくありますから、ぜひ国の補助金を新たな形で確保してもらえるように働きかけを強めていきたい、こういうふうに思っております。

○記者
 今回、もうお盆なんですけれども、総理は10日ぐらい休まれるという話がありますけれども、知事さんのお盆のご予定、お休みのご予定というのは。

●知事
 今のところ、休ませていただくつもりでおりますけれども、日数は何日かというのは、もちろん、今詰めているところでありまして、できるだけ休ませていただこうと思っています。また、私とは無関係に、県の部長さん、次長さん、課長さんや、もちろん一般の職員もできるだけ夏休みを取るように、また常日頃、有休休暇を余り消化できていない職員が多いと思いますから、できるだけ仕事に支障が出ないように、課内なり部内で休む日をうまく調整して、しっかり休んで鋭気を養ってもらうように、昨日も庁議の席で私から、改めて皆さんに要請したところでありますので、暑い夏、うまく工夫しながら、休むところは休んで、また鋭気を養って、新鮮な気持ちで仕事に取り組んでもらうようにしたいと、こういうふうに思っております。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分です。
  ※は、発言内容を訂正した部分です。

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