富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成25年度] > 臨時記者会見[平成25年6月21日(金)]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成25年度]

2017年6月8日

知事室 目次

臨時記者会見[平成25年6月21日(金)]

◆日時 平成25年6月21日(金)午後5時3分〜5時26分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)平成25年7月1日付け人事異動について (1)平成25年7月1日付人事異動の概要
リンク
(PDF 186KB)
(2)平成25年7月1日付職員異動一覧(課長級以上)
リンク
(PDF 114KB)
リンク
(7分47秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)水墨美術館長の京都国立近代美術館長への就任について
(2)近代美術館の整備検討について
(3)JR東日本との人事交流について
リンク
(15分)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

※配布資料(PDFファイル)をご覧になるには、Adobe社の「Adobe Reader」が必要です。Adobe Readerがパソコンにインストールされていない方は、下記のAdobe社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

※動画ファイルをご覧になるには、Microsoft社の「Windows Media Player」が必要です。Windows Media Playerがパソコンにインストールされていない方は、下記のMicrosoft社のダウンロードページよりダウンロード(無償)してご覧ください。

Adobe Reader のダウンロード リンク
Windows Media Player のダウンロード リンク

記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子(知事からの説明)●知事
 今日は、皆さん関心のお高いことが幾つかありますので、臨時に記者会見をさせていただくことにいたしました。
 3点ありまして、1つは、水墨美術館の柳原館長が京都国立近代美術館長に就任するということでございます。これは、独立行政法人国立美術館の理事長であります青柳先生から私に直接要請がありまして、結論的には、本県の水墨美術館の館長である柳原さんが7月1日付で京都国立近代美術館の館長になるということであります。ただ、水墨美術館にとっても大変有用な人材でありますので、来年の3月いっぱいは、本務は水墨美術館にしていただいて週3日勤務、それから、週2日は京都の国立近代美術館の館長を務めていただくということになっております。ご承知のように、国立美術館の青柳理事長は、まだマスコミ報道ですけれども、次の文化庁長官になると言われている方でございまして、私も大変、かねて親交がありましたので、ご要請があって、いろいろなプロセスがありますが、ちょっと人事に係ることですから、いろいろ詳しく申し上げるのは差し控えますが、私は大変、ご本人のためにも名誉なことだし、また富山県にとっても名誉なことであるとも思いますし、それから、今後の富山県の美術を中心として新しい芸術・文化政策の展開を図るためにも、水墨美術館の館長、またその前は近代美術館の課長とか、この分野で要職も次々こなされて、かつ実績を積んでもらった柳原さんが、京都の国立美術館の館長になるというのは、大変実は日本のためにもいいんじゃないかと思いますが、富山県にとっても大変プラスになるんじゃないかと、そういうふうに思っておりまして、大変うれしく思っております。
 そういうことで、当面1年間は両方やるということですから、ご本人も大変でしょうけれども、しっかりいろんな面でサポートもしていきたい。富山県の美術を始め、芸術・文化の振興にも寄与していただくし、また日本のためにも頑張ってもらいたい、こういうふうに思っております。
 それから、2つ目は、この議会でも随分議論になっておりますけれども、近代美術館の整備検討に関する体制強化、また県民会館なんかの問題もありますけれども、そのための体制強化を図るということであります。1つは、近代美術館のほうの整備検討についての体制強化のために庁内のプロジェクトチームをつくると、この間ご答弁では申し上げたんですが、具体的に生活環境文化部長を座長とします近代美術館整備検討プロジェクトチームを来週月曜日に立ち上げることにいたしました。その副座長には、土木部長と近代美術館長、座長代理には生活環境文化部次長を充てて、鋭意検討準備を進めることにしております。ちなみに6月26日水曜日には、今の検討会の中に専門部会を設けてやるといっていまして、その第1回目の専門部会を来週水曜日、26日にやりますので、そのためにも実務的なサポート体制を強化する必要があると。それも早急にする必要があるということで、こうした判断をさせてもらいました。
 また、近代美術館の整備検討、それから県民会館を始めとする県立の文化施設の耐震化とか機能充実を図る体制強化のために、文化振興課に係長級の事務職員1人増員することにしております。
 3点目は、JR東日本との人事交流でありまして、いよいよ北陸新幹線開業まで2年を切りました。JRとのタイアップによって観光振興施策を積極的に展開して、今までの観光政策を一段飛躍させたいとかねて思っておりまして、そのためにもJR東日本さんとの人事交流をすることにいたしました。これは、昨年12月に、JR東日本の冨田社長とお会いしたときに、いろんなお互いに予算で事業をやったりすることも大事だけれども、人の交流を是非やりたいというふうにお願いしまして、大変快く前向きに受けとめていただいて、JR東日本からは、ここにありますように、鉄道事業本部の営業部観光開発・インバウンド課長を受け入れまして、観光課に主幹として、デスティネーションキャンペーンとか商品開発担当ということで配置することにいたしました。伺っているところでは、大変JR東日本でも将来を嘱望されるいい方をお出しいただけるということで、大変ありがたいと思っております。また、観光課付けでJR東日本に県の事務職員、まだ非管理職ですけれども、東京支社のびゅう事業部に配属させて、旅行商品の販売促進、商品造成等に従事する予定にしております。
 皆さんから見るとどんなふうに見えるかわかりませんが、やっぱり具体的な旅行商品をつくっていく、企画するということがすごく大事で、本当は県の職員がそこまでやるかという面もありますが、そこまでやることで初めて、富山県の観光振興というのもワンステージ上に上がれると。そのことが民間の皆さんに刺激になる。県内の観光業界、旅行業界の活性化につながる、こんなふうに判断をしてやった次第でございます。
 いずれも大変大事な事柄でありますので、記者会見ということで説明させていただきました。ひとつよろしくお願いします。

2 質疑応答

知事記者会見の様子(質疑応答)○記者
 今回の柳原さんの人事については、さまざまなプロセスがあったというふうに思うんですけれども、最終的に柳原さんに決まった経過というか、どういう形で決まったのか教えてください。

●知事
 これは人事に関することですから、なかなか申し上げにくいんですけれども、かなり早い段階でそうした可能性について打診がありまして、その時点では、やはり大変こういう世界の人にとっては魅力的なポストですから、随分候補者が何人もいらっしゃったと聞いておりますけれども、私としては、もちろん柳原さんの見識、実績がすばらしいと思っておりましたし、また何より、国のしっかりした責任あるポストに、地方の現場で美術とか芸術・文化の仕事に携わった人が就くというのは、今の地方分権を進めるという意味でも大事なことだし、特に富山県は今、近代美術館をどうするかというようなこともホットな議論になっている最中でもありますし。それから、今の日本の美術界、文化界、例えば美術館でいうと、国立デザイン美術館をつくろうといった構想が流れていたり、いろんな新しい潮流がありますから、そういう中で、地方の現場で汗をかいて、知恵を出して、実績を積み上げられた柳原さんを、ある意味では強力に推薦をして、幸いこういうふうになったということで、水墨美術館のことだけ考えると、大事な人をとりあえず週3日(水墨美術館勤務)ということにもなるわけで、正直言えばつらい面もないわけじゃありませんが、大きな目で見ると、やっぱりこの地方の現場、特に富山県の現場で近代美術館や水墨美術館の立上げとかいろんなことをやって実績を上げた方が中央で頑張ってもらえる、活躍されるというのは、私はすばらしいことだと思って、積極的にこういう結果になることで努力をしたということであります。良かったなと思います。
 それから、ちょうど今、近代美術館はまさに移転改築というご意見が大変多いわけですけれども、その基本的なコンセプトをどうするかとか、具体的にどんな機能を持たせるとか、いろんな議論を今から本当に短い時間につくっていかないと、一方で新幹線開業対策ということもありますから、そういった際に、地方で実績があって、富山県のことをよく知っている人が国の美術の世界で大変重要なポストに就かれるというのは、これは富山県にとって大変プラスだし、近代美術館を新たに構想していく、つくっていくときにも、いろんな面で有形、無形のメリットがあると、こういうふうに思って、その点でも良かったなと思っております。

○記者
 今の話、ちょっと整合性で、この文(記者発言資料)だと青柳氏からの要請によりという話で、今、知事がこちらも強く推薦したとの話ですけれども、後押しをしたという意味合いでとってよろしいですか。

●知事
 人事に関することですから、ご質問があったのであえて申し上げたので、もちろん人事を決めるのは向こうの人事ですからね。
 だから、同時に現に県の職員というか、館長でいらっしゃるわけで、それは向こうが最終的には要請という形になるのは当然でしょうね。

○記者
 どういったところを評価されて、あちらからそういう要請があったというふうに考えていますか。

●知事
 これは一つはあれじゃないですか。やっぱり私は国の今の青柳理事長がまさにそういう人じゃないかと思うんですが、あの方も、どう言ったらいいか、生粋の美術界の何か専門家というよりは、コンペの発掘とか、非常にダイナミックな活動を世界各地でされて、現場を踏んで、その中から新しい創造的なアイデアも出し、実績もつくってこられた方だから、やっぱり青柳先生の感覚からいうと、もちろんほかにも立派な方がたくさんいらっしゃったと思うんだけれども、やっぱり地方の現場で実際に、富山県でいえば近代美術館、水墨美術館の立上げで苦労して、かつ実績、それは三山展なんかも大変成功したと思いますし、最近でいうと、人脈を利用して、徳川の姫君のああいう展覧会もあったし、なかなか企画もいいですよね。やっぱりいろんな人脈に柳原さんは通じていらっしゃるし。それから実績として、東京国立近代美術館の収蔵品の選考委員会の委員もやっていたので、多少そういう面識も皆さんあって、やっぱり最後は人間同士の信用とか、そういうのがありますから。だから、もちろん念のため言いますが、ご本人が立派だから選ばれたのでありますけれども、いろいろ候補者は多いわけですから、私どもも精いっぱいサポートさせていただいたと、こういうことであります。

○記者
 確認ですけれども、3番目のJR東との交流ですが、これはJR東とは初めてですか。

●知事
 全く初めてですね。

○記者
 県から送る職員は、クラスとしては係長級とか、そういう人ですか。

●知事
 まだ係長になる前ですね。30前後の女性です。県庁は男性職員も優秀ですが、女性職員が大変きときとで、優秀な人が多いですから。
 JR東日本さんは、やっぱり私はありがたいなと思うのは、皆さんもそう思われると思うんですが、鉄道事業本部の営業部の観光開発・インバウンド課長というと、すごい大事なところでして、戦略的なところをやっていらっしゃる、まさにそういう重要ポストの将来を嘱望されるような人を出してきていただいたということと、かつJR(東日本)さんの本当の管轄は新潟県境までなんですね。しかし、実際には新幹線は、それに乗って富山県の3つの駅、さらに金沢まで行くわけですから、そうしたことも念頭に置いて、あえて富山県に、私がもちろんお願いしたからですけれども、お応えいただいて、かつ普通に考えて、極めて優秀な方を、大事な人を出してもらったなと。これは私、大変ありがたいと思いますし、先方もいろいろ狙いや戦略的な判断があると思いますが、私もそれにお応えをして、しっかりこの方を活かして、新しい商品開発、観光振興、今までにない形に持っていきたいなと思っております。北陸三県で初めてじゃないでしょうかね。まして県庁へ入っていらっしゃるわけですから。

○記者
 3点お願いしたいんですが、まず1点は、2番の県立文化施設の整備に向けた体制整備ということで、まずこの26日に専門部会の初会合を開かれるということなんですが、専門部会初会合では、どこまで踏み込んだ話を想定されているのかということが1点。続きまして2点は、これに呼応する形で、大変迅速に、スピード県政が信条の石井知事らしい、24日にはもうプロジェクトチームを立ち上げるという、次々と手を打っておられるわけですが、この速さにやはり思うのは、県立近代美術館の移転というものをいつ頃までに、もうある程度実は目処を持っておられるのではないかというふうに思ってしまうぐらいのスピード感を持っておられるように思います。もし何か、例えば新幹線の開業1年以内とか、さりとて平成27年、28年、そういったある程度目処をお持ちでこういったタイムスケジュールを組んでおられるのであれば、ご一端をお聞かせ願えればと思います。
 最後が、柳原館長の京都近美の館長就任なんですが、ちょっと重複する質問になりますが、改めて、地方の現場でこうやって一生懸命地道にやってきた方が中央で脚光を浴びるということは、何も美術の世界に限らず、富山県民にとって、地方で頑張っていれば、それで終わるんじゃなくて、こうやって大きく広がる道もあるんだという意味では大きな意味を持っていると思います。改めてそういったことで、県民全体に向ける、国に登用されるという人事が持つ意味について、知事の所感をお聞かせください。

●知事
 まず、前段の近代美術館の移転改築について、何か目処を持っているんじゃないかという点は、これはまだまだ具体的にいつとか、そういうことはまだそこまで念頭にあるわけではありません。やっぱりまだ圧倒的に、移転改築をこの際すべきじゃないかと。そのための理由は、ご承知のようにいろいろお金の問題とか、改修しても25、26億もかかるならというようなこともありますし、かねてから近代美術館、もっと開かれたものにしてほしいとか、お子さんたちも含めて多くの県民が親しめる、また創造のきっかけになるような、刺激を受けるような場所にしてほしいとか、いろんな要望が、ご意見があるわけで。そういうことを集約していくと、なかなか今の現地の建替えということにはなりそうにもないなとは思いますけれども、まだ正式に移転改築というのが決まったというわけではありませんので、そのために専門部会もやっていただくわけですので。ただいろんな可能性がありますけれども、移転改築を是非やったらどうだという意見が、非常に今のところ圧倒的に多いわけで、そうしたことも念頭に置いて、早く、仮にそうした場合にはどういうことを詰めなくてはいけないか、場所なんかも含めて、またどんな機能を持たせるか。こういったことを早くやっぱり実務的な案として検討して、そして専門部会、ひいては委員会で議論をしっかりしていただくためのいろんな材料を早くつくらなければいかんと、こういうことであります。
 それから、一般的に言えば、もちろんこれは同時に新幹線開業に備えて、富山県にいろんな魅力的な場所をつくっていくと。今、結構、例えば近代美術館でいえば、本当にすばらしい美術品がたくさんあって、ロシアのシュビトコイさんという文化・映画庁長官が4、5年前に来たときに、びっくりするようなすばらしい美術品があるのに、意外と全国的にも、国際的にも余り、一部の玄人以外には知られていないと。これをもっと県民みんなのものにするだけではなくて、東京を始め首都圏、全国、あるいは外国の人もできるだけ気軽にアクセスしてもらえるような形にして、かつ、子どもたちや県民の皆さんがそこでいろんな刺激を受ける、あるいは安らぎを感じる、新しい創造意欲が湧く。そんなふうな場にしていくということで、そういうことでは、新幹線開業に備えて新しい名所をつくるという面もあるわけです。高志の国文学館もひょっとしたらそういうふうになっていくのかなというふうに思っていますけれども、そういうふうに新しい魅力をつくり出していきたいと、そんな思いでおりまして、そのためにも体制強化を図っていかなければいかんということであります。
 それから、2つ目の質問については、全くお話のとおりで、地方分権の時代と言われて久しいんですけれども、やっぱり人材の登用もそうあってほしいので、もちろん中央で、あるいは東京や大都会でいろいろ活躍した人が地方にいらっしゃるということももちろん必要なことだと思いますが、やっぱり地方の現場で汗をかいて、いろいろ知恵を出し、工夫して、実績を上げた方が、全国レベルで見て注目されて、そしてもっと広い舞台で活躍される。これ本当にすばらしいことで、お話のように、これは富山県の美術関係者、美術界にとってもうれしいというだけじゃなくて、やっぱり私は県民みんなにとって喜んでいい、ああなるほど、地方でいろいろ困難があっても頑張っていると、ちゃんと見てくれる人がいて、そして大きなチャンスをもらえることがあるんだというこの事例になるわけで、本当にそういう意味で良かったなと思っております。そういう意味でも、せっかく候補に挙がった以上は是非、というような気持ちで応援をさせていただきました。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分です。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム