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知事記者会見[平成24年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成25年2月19日(火)]

◆日時 平成25年2月19日(火)午後2時〜2時48分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)新幹線貸付料の前倒し活用による地方負担の軽減について リンク
(PDF 2328KB)
リンク
(8分47秒)
(2)新たな総合リハビリテーション病院・こども医療福祉センター(仮称)の基本設計の概要について リンク
(PDF 5639KB)
リンク
(10分29秒)
(3)高志の国文学館特別展『おおかみこどもの雨と雪』の開催について リンク
(PDF 4924KB)
リンク
(5分22秒)
(4)立山黒部を題材にした「ふるさと切手」の発行について リンク
(PDF 1008KB)
リンク
(3分16秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)新幹線貸付料の前倒し活用について
(2)北陸新幹線の名称について
(3)北朝鮮による核実験の実施について
(4)富山地区広域圏の震災がれきの本格焼却について
(5)富山−北京・大連便の再開に向けた対応について
リンク
(19分12秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子●知事
 今日は4点ご説明したいと思います。
 最初に、新幹線の地方負担の軽減ということで、かねて新幹線の貸付料の活用ということを申し入れして働き掛けをしてきたんですが、今日は大変うれしい発表をさせてもらいます。
 この四角の中を見ていただきますと、平成25年度の国の当初予算におきまして、新幹線の建設財源として新幹線貸付料の将来分を前倒しして活用する方針で予算措置がなされました。これによって、平成25年度の県の負担は約140億円軽減される見込みとなりました。
 25年度の本県の負担軽減額は、今年の貸付料、毎年毎年貸付料というのは入ってきますが、これで約50億円軽減されますので、さらに、今年のではなく将来入ってくるものを前倒しで活用してくれというお話をしていたのが今回実現しましたので、合わせると約190億円の軽減という見込みになります。大変画期的な措置をしていただいたと思います。
 仕組みは、ちょっと見ていただきますと、中ほどにある棒グラフは国全体の数字でありますが、まず25年度の政府予算、新幹線関係の総事業費は2,660億円ですけれども、そのうち国費ですね、本来の国費、公共事業費がここずっと706億円というふうになっておりますけれども、それの半分は地方負担353億円ということですが、残りは今年度、これ23年度からそういうふうになったんですが、入ってくる新幹線貸付料426億円、それと今回ですね、将来入ってくるものも前倒し活用するという決断をしていただきましたので1,175億円入ってくると、こういうふうになります。これによる本県の負担見込み額が、先程申し上げたように、この前倒し活用による負担軽減が約140億円、それから、もともとこの棒グラフでいうと一番左端の当該年度に入ってくる貸付料、これが約50億円でありますから、合わせると190億円ということになります。
 なお、26年度についても、これは新幹線開業までの最終年度、富山県にとってはなりますけれども、これも貸付料の前倒し活用で、今の時点で余り数字を申し上げるのも何ですけれども、少なくとも数十億円期待できますので、2カ年で200億円位は負担軽減できるのかなと思っております。
 なお、参考を見ていただきますと、新幹線の地方負担は、これは先行した東海道新幹線や山陽新幹線、それから上越新幹線、東北新幹線でも盛岡までは全部お国のお金でやったのに、その後は3分の1地方負担を取るというのは余りにも不公平だということで、この7、8年いろいろ努力を積み重ねてきたんですが、1つは、5年前に交付税で約300億円措置されることになったと。それから、新しい交付金の配分というのは2段目にありますが、これは、平成21年の景気対策に関連して交付金をもらいまして、約73億円いただいたと。それから、昨年(2月7日)発表させてもらいましたが、23年度から新幹線貸付料を財源に使うことになった。それが単年度約50億円で4カ年ですから200億円と申し上げてたんですけれども、今年度、今25年2月ですが、24年度の予算としては48億円、2年目ですね。ですから、あと2年ありますので、大体200億円来るというのは間違いないだろうと思っております。
 これにさらに貸付料の当該年度に入ってくる分だけじゃなくて前倒してちゃんと入れてほしいということが今回実現しまして、その今年(平成25年度)の分が140億円。来年度分(平成26年度分)が、はっきりしませんが、丸い数字で申し上げると(平成25年度、26年度)トータルで約200億円軽減されると。そうなると、参考の一番下の段の当該年度に入ってくる貸付料50億円の4カ年200億円と合わせると、約400億円、貸付料で新幹線の地方負担が軽減されることになります。
 なお、2枚目を見ていただきますと、そもそも貸付料とは何かという点で、記者クラブに最近いらした方はご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので申し上げますと、新幹線を運行するJRが鉄道施設設備等を保有している鉄道運輸機構に対して受益の範囲内で払う施設や設備の使用料ということで、現在は年額426億円ということでございます。かねてから、この貸付料というのは何から出てるかというと、1つは新幹線開業による増加利益。もう1つは、いろいろ潜在的な赤字路線である、富山県で言えば北陸本線。並行在来線(として)切り離すことによって赤字分が解消できる。この2つによる、その受益が貸付料というふうな形になっていますので、これはぜひ、新幹線の地方負担の軽減とか、さらには並行在来線の負担軽減等に活用すべきではないかということで、今から4年前に、当時の長野の村井知事と一緒に、当時の(国土交通)大臣は金子大臣でしたが、申し入れて以来の経過がございます。
 23年度から、1つは当該年度の貸付料を新幹線整備の建設に充てるということが実現をしました。その後も将来の分も前倒し活用してもいいんじゃないかということを申し入れしてきまして、ようやくこの25年度でそれが実現したということでありまして、全体として両方足すと、この前倒しの来年度(平成26年度)分まで入れると、前倒し分が約200億円、それから、昨年(平成23年度)から4カ年で200億円と言ってましたので、当該年度分の4年分ですね。そういう意味で合わせて400億円の活用が図られるということで、長年、先行した東海道新幹線や、特に上越新幹線などと比べると余りにも不公平だと言ってきた制度の欠点がこれで相当改善できたなと思って、大変うれしく思いますし、また、これまでのことを思うと感慨無量であります。

 次に、新しい総合リハビリテーション病院・こども医療福祉センター(仮称)の基本設計の概要についてご説明をします。
 これまでも概況的なことはお話ししていますので、特に見ていただきたいのは、整備の基本方針はこれまでもお話し申し上げていると思います。
 2の基本設計の概要の中の特に設計の特徴として、1から5まで5つの特色があるということを申し上げております。それから、概算整備費は約70億円、また、今後の予定はその下に書いてあるとおりでございます。
 1枚おめくりいただいて、これに近いものは前に見ておられるかもしれませんが、まず左上の完成イメージ図というのがありますけれども、これは現地に行った方はご存じだと思いますが、この配置図、下に平面図がついていますけれども、駐車場から下の方がいわば南側でして、こちらから約3キロのところに新幹線が通るということになります。それから、この建物の北側ですね、こちらが北側と言ったら変ですけど、この写真でいうと建物の上の方が北でして、このリハビリテーション病院の約100メートル位北のところを在来線、今の北陸本線が走っていると、そういう位置関係になります。
 次に、もう1枚おめくりいただきますと、新たな総合リハビリテーション病院・こども医療福祉センター(仮称)の基本設計の概要の2ですけれども、この中で、その左上の方にさっき申し上げた設計コンセプトの5つの特徴というのが挙がっております。それで、そのうちの1から3がこの今お示ししたところに挙がっているわけで、まず左の中ほど、1として、すべての人を優しく受け入れる「ユニバーサルケアタウン」だということで、アプローチデッキですとかホスピタルモールですとか、また外来診療、ちょっと内容を読んでいただければと思いますが、車なり等でそこへ玄関に来ますと、非常に大きな庇で受け、雨の時もいいように対応しますし、屋根つきの車椅子駐車場なんかもあると。それから、病院の正面に雨を避ける形で行きますと、そこに病院の正面玄関からこどもセンターの交流ロビー、チルドレンモールへつながる、そういう吹き抜けの通路状空間があるといったような配慮がしてございます。また、外来の診療も、診療検査部門をこのホスピタルモールに沿った直列配置にして、患者さんが大変分かりやすい構造になっております。
 それから、右の方を見ていただいて、2として、広く充実したリハビリ環境とシンボルタワーとなる「展望リハステップ」とありますけれども、これもリハビリ部門、それから展望リハステップというのはちょっと後でまたパネルで説明しますけれども、これでいうと右下にありますね。階段がちょっと透き通るようになっていますけれども、5階までですね。これは、1階と病棟の訓練室を直結しまして、立山連峰の眺望を楽しみながら訓練や移動ができるというふうになっておりまして、これを展望リハステップと称しております。
 それから、3番目の特色がこの左下の方のところでして、アメニティの向上と365日リハに最適な病棟環境とあります。従来から高志リハでリハビリが大体1日92分しかできなかったのを今回120分以上やれるようにする。それから、平均在院日数が87.6日でしたが、それを70日に短縮できるようにすると。それには訓練をしっかりできる場だとか機能の充実が必要でして、そういう形になっております。
 また、その下にありますけれども、ファミリーラウンジがついている4床の部屋で、これは、家族なんかがいらした時に、他の患者さん、子供たちに気兼ねしないで、家族が一緒に来れるような配慮もしてるということであります。
 それから、もう1枚おめくりいただいて、4つ目、5つ目の特徴がこの次のページでして、4の特徴が大きな屋根と交流ロビーによるこどもセンターのデザインということで、シンボルとなる、後でまたパネルを見てもらいますが、八角形の塔としてデザインをしまして、内部が明るい吹き抜け空間と、こういうふうになっております。
 それから、右下に子どものための優しい環境づくりとございますけれども、リビングルームつきの4人部屋ということになってまして、自宅にいるようにくつろげてプライバシーも確保した構造になっていまして、こういうリビングがついてるのは日本で初めてと言っていいのかな、ということでございます。
 それから、もう1枚おめくりいただきますと、新しい総合リハビリテーション病院等の工事完成までの手順であります。(パネルの説明)ここをまず解体して、そこにまず新しい病院とこどもセンターをつくります。それから今度は、ここに今の高志リハ病院はここへ移す、高志通園センターはここへ移すというふうに、こどもセンターも含めてこういうふうに移すと。それから、これが移った後ここを改修して、今ここにあります法人立のワークホームとかサポートホーム、そういったものはこの中に入ってもらうようにすると。最後に、今度はここが解体してこっちに入りますから、その後で今度はアプローチデッキだとか外構工事をやってでき上がりということになるわけです。でき上がりますと、もともとある高志支援学校とはもちろんここでこどもセンターとつながると。それから、こちら側にある高志ライフケアホームというのは、そのまままだ建物も十分使えますので存続するということで、全体として非常に面目を一新した形の、全国でトップクラスのリハビリテーションセンター病院ができるということであります。
 さっきも幾つか特色を申しましたが、こういうことで、例えば車などやマイクロバスとかで、体の不自由な方も多いですからいらっしゃると、こういう幅広い屋根で受けていますので、雨が降っても雪が降ってもすぐにここにそうしたものを避けながら入れるということであります。この前には、さっき言った外来の方がすぐにアプローチできるように直列に各診療部門が並んでいる、こちらの方に行くとお子さん向けの外来、それからお子さんが入所できるこどもセンターがあると。子供たちには、なるべく明るい、温かい雰囲気の安らげる空間を確保したいということで、1つはこれ、とんがり屋根になってる八角形で、非常に安定感があって内部も広くとれる、そういう意味でこれ八角形の中身ですけれども、これを交流ロビーというふうにしまして、大変、親子や子供たち、家族で少し温かい、くつろげる雰囲気にすると。
 また、(これは)病院のエントランスのホスピタルモールの内観のイメージ、それからこどもセンターに、これは入所の場合ですけれども、ふれあいの庭というものもつくりまして、ここで少し安らいだり交流したり、こういうふうにすることになっております。
 全体としての立体的な感じは(模型にあるとおり)こうだということで、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、リハビリテーション病院も詳しく言えばまだいろいろお話しすることがあるんですが、とりあえずそうさせていただいて、次に3番目、高志の国文学館の特別展第3弾ということでございます。
 3月20日から6月3日まで、今度は「おおかみこどもの雨と雪」をテーマにしてやりたいと思っております。これは、記者クラブの皆さんも映画をご覧になった方が多いんじゃないかと思いますけれども、主役3人、どういう役柄であるかというのはここに書いてありますのでご覧いただきたいと思いますが。子供たちが成長して、最後、自立していくという物語でもあるんですけれども、最初は、主人公の花という母親になる女性が、オオカミが姿を変えた男性と親しくなるということからスタートしていますので、いわば異質なものとの出会いというのがまずあって、そしてそういう中で親子の普遍的なテーマ、それから親と子の愛情とか、あるいは子供たちの成長、自立といったことが描かれているわけで、ご承知のとおり、国の内外で340万人の方がご覧になったということでございます。
 それで、1枚おめくりいただきますと、これに合わせて記念上映会も、細田守監督、大変今注目を浴びていらっしゃる監督で大変お忙しいものですから、まず、映画は4回、「おおかみこどもの雨と雪」と、かねて評価の高い「サマーウォーズ」とか「時をかける少女」とかといったようなものも、教育文化会館で、せっかくですから定員550名、ここで見ていただくことにしております。
 あわせて、3のところをご覧いただきますと、それぞれ有識の方々でこの特別展関連の講座をやっていただく。これは高志の国文学館の101の研修室で行います。
 この他にも、一番いいのは細田守監督ご本人なんですが、大変お忙しいようですので、それに代わるふさわしい方に、できれば一、二度位は講演とか講座とかをやっていただくとありがたいなと思っておりますが、これは今調整中でございます。
 それで、次のページは、特別展のポスターなんですけれども、もう1枚おめくりいただくと展示の構成がございまして、特別展をやる部屋は皆さんご存じだと思いますが、今のところ、入口から入ったところにお母さん役の花の部屋をつくると。それから、次に娘さんの雪の部屋をつくると。それから、その次に息子さんの雨の部屋をつくると。真ん中に縁側のジオラマなどを置こうと検討中でございまして、これはですね、もちろん花とか雪とか雨の部屋にそれぞれの主人公にふさわしいキャラクターバナーとか絵コンテとかボックスとかを置くんですけれども、同時に、この中央に、今大変国の内外でファンの方がヒートアップされてる上市の農家がありますね。例えば縁側のジオラマ的なものを展示するとか、今いろいろ検討中でございますんで、請うご期待ということで。皆さんご存じでしょうけど、花の家のファンクラブがもう結成されておりまして、大変熱烈なファンも多いんで、多くの方にご来場いただけるんじゃないかと期待をいたしております。
 あの映画そのものがさまざまな鑑賞の仕方ができるわけで、大変すばらしい映画だと思いますが、この特別展でも、さらに一歩踏み込んださまざまな問題提起をしたいなと思っております。

 次に、立山黒部を題材にした「ふるさと切手」が発行されるということになりました。今日、これについては日本郵便と私どもが同時に、プレスリリースしていることになります。この四角の中をご覧いただきますと、日本郵便株式会社におかれましては、日本の代表的な観光地の風景や風物等を題材としてふるさとを全国に紹介するために発行している「ふるさと切手」というのをやっておられますが、その第17集ということで、富山県の立山黒部周辺の雄大な風景や貴重な動植物を題材にした切手を発行していただく。これを、今年1日早めましたが、アルペンルートの全線開通、4月16日に1日早めていますが、この日に合わせて発行していただけるということでございます。
 この「旅の風景シリーズ」というのは平成20年度から始まっているんですけれども、これまで京都、奈良、北海道といったような代表的な観光地が取り上げられていますけれども、中部地域が題材となるのは今回が初めてということでございます。
 その下に幾つか、今言ったアルペン(ルート)開業の日に合わせてやるといったこととか、従って切手の中にも雪の大谷も盛り込まれております。この切手を見ていただければと思いますが、雪の大谷、それから例えばライチョウとか、それからラムサール(条約)湿地に登録された弥陀ヶ原、それから完成50周年を迎える黒部ダム、それから落差日本一の称名滝、それからタテヤマリンドウですね、といったような貴重な動植物も含む1シート10枚ということでありまして、1,200万枚、120万シートを発行するということでございます。大変ありがたいことで、日本郵政さんとタイアップして、これを富山県の観光振興、地域活性化につなげていきたいと思います。
 それから、1枚おめくりいただくと切手シートの見本、それからもう1枚おめくりいただくと切手帳のイメージがついております。大変魅力ある切手シートで、多分、富山県以外の多くの国民の皆さん、あるいは外国の方を含めて人気が出るんじゃないかなと期待をいたしております。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

質疑応答の様子○記者
 2点あるんですけれども、まず、先程の新幹線の関連で、今朝の一部新聞にも出ていたと思うんですけど、長野の知事さんが長野の経済界に請われて、北陸新幹線の呼称に長野という名前が残るよう沿線県とかJRに求めるという意向を表明されたようです。これについての知事のご見解を教えてください。
 それが1点と、これは若干旧聞に属する話ですけど、北朝鮮の核実験、これに対する知事自身の見解と政府にどういうことを求めていくかという、その2点を教えていただきたいと思います。

●知事
 最初の北陸新幹線の呼称に長野というのを入れてほしいとかということについてですけれども、これはね、私は長野の阿部知事さんとも親しくしておりますけれども、直接そういうご意見なりご希望を伺ったわけではありませんので、そういう報道があったようですけれども、今の段階で私がそれについてどうこうというのは、間接間接の伝聞についてコメントすることになりますから差し控えたいと思います。
 ただ、皆さんご周知のとおり、北陸新幹線というのは、あれは法令に北陸新幹線というのは明確に書いてあるわけですので、この名称を、どういう意味で言われたのか分かりませんので、そう何か簡単に変えるというような性格のものではありませんので、今後ですね、我々北陸3県の関係者とか多くの方は、当然あれは確か法令上の名称だと思いますけれども、それが今まで四十数年間そういうことで沿線みんな努力してきたわけですので、それが基本だというふうに思っております。
 それから、北朝鮮の核実験については、確か先般もコメントを出したと思っておりまして、そのとおりだと思うんですが、これは、明確に国連の安全保障理事会やなんかから出してきた今までの決議なんかとも明確に違反するわけで、非常に遺憾でありますし、こうしたことについては断固として反対をしなくてはいかん。
 ただ、これはやっぱり国と国との関係でありますから、中央政府、安倍内閣におかれては、既にもうアメリカ、ロシア、中国とかいろんな安全保障理事会の主要国も含めて、もちろん韓国とかですね、働き掛けもされているやに聞いておりますけれども、しっかりとした、日本だけが、というだけじゃなくて、もう世界のほとんどの国が非常に遺憾なことで、絶対こういうことは認めるべきじゃないということのはずでありますので、しっかりと国際的に、世界的に連携して、こうしたことをしっかり、今度引き続きそういうことが起こらないようにしてもらいたいし、また当然、何らかの制裁措置とかいろんなことを今ご検討のようでありますので、毅然とした対応をしていただくように見守りたいと思っております。
 よほど何かあれっと思うようなことがあれば全国知事会としても何か考えなきゃいけないかもしれませんが、まずは中央政府でしっかり対応していただけるものと期待をしております。以上です。

○記者
 今日、富山地区広域圏事務組合が震災がれきの本格焼却の実施を決定して県当局に伝えたということですけど、富山地区広域圏の決定についてどう受けとめているかということについてお聞きしたいのが1点と、もう1点、本格焼却の実施時期というのが焦点になってくるかと思うんですけれども、知事として時期の見通し、また、見通しがなければいつ頃になればいいかなという知事としてのお考えがあれば、教えていただければと思います。

●知事
 先程報告を受けましたけれども、今日の午前中に富山地区広域圏事務組合から、災害廃棄物の本格受入れを決定したというご連絡を書面でいただきました。その際に、私ども県の方でその実施に向けて岩手県等と具体的な準備を進めていただきたいと、こういうご要請もありました。従って、県としては、この問題については、ご承知のとおり、昨年の3月、4月以来の経過があって、4月には私自身が岩手県の山田町の現地まで行って災害廃棄物の状況なども見て、その安全性もその時点で一旦確認してきた経過もございますが、今回、試験焼却も行って、いずれも安全だということが確認できたと。また、説明会も、昨年もそれぞれの町や市で実施もされ、また今回の試験焼却の結果も説明会等もされたということでありますので、それを踏まえて、富山地区広域圏としてご判断をされたわけですから、私どもとしては、そのご判断なり要請を踏まえて、円滑に災害廃棄物の受入れが実施されるように、もちろん安全・安心の確保ということが大前提ですけれども、国や、また搬出元であります岩手県にも、富山地区広域圏が受け入れるということで準備をしてもらいたいという要請があったことも早速お伝えをしまして、そして今後、災害廃棄物の受け入れる量とか運搬の方法とか、あるいはいつから開始するか、それから安全性の確認のための測定計画なり手順、こういったことについて、必要な調整・協議を行って、協定書なり、あるいは委託契約の締結なりいたしまして、しっかり取り組んでいきたいと思います。
 既に高岡市長さんも、確か2月1日でしたか、ぜひ高岡市としても受け入れるので岩手県との協議を進めてほしいという要請もいただいておりますから、それぞれの地元の市町村長さんなり組合のご判断を受けとめて、しっかり進めていきたいと思います。
 実際に受け入れるというところまでについては、先行した他県の市などの状況を見ますと、受け入れるのでぜひ準備に入ってほしいと搬出元である県にお話ししてから大体2カ月近くかかっているように聞いておりますので、そういったスケジュール感になるのかなと。これから進めるわけですけれども、そういうふうに考えております。

○記者
 昨日、北京・大連便の運休の延長という発表がありましたけど、今後、観光とかビジネスにさらに影響が長引くことが予想されまして、県内経済への影響も心配されるんですけど、知事は今後の中国南方航空への働き掛けとかどのようにしていきたいとお考えでしょうか。

●知事
 これは、結局、もう皆さんも感じていらっしゃるように、ごく最近でも尖閣諸島のところに中国の船などが行ったりしてるわけですので、そうした国と国との領土問題というか、そういういろんな問題があってのこの大連・北京便の運休だと思いますのでね、県としてはこれまでも、昨年の秋には副知事に行ってもらいましたし、その後も国際航空の担当部局で実務的にはいろいろ南方航空なり遼寧省なりいろいろ接触はもちろんしているわけですけれども、何といってもそれぞれの皆様は、これみんな全部、国の中枢の方で決まった方針が背後にあるんだからというような印象のお話でありますので、まずは中央政府にしっかりやっていただきたい。そのことについては、国土交通省の航空局長さんとか、あるいはもちろん国土交通大臣とか(に)私も何度かお願いもしております。
 また、何といっても国同士の、中央政府同士の話し合いだと思いますけれども、情勢によって、それがいい結果に結びつくということの見通しが立てば、もちろん県としてもまたさらに努力をしていく、そういう考えでおりますが、今の時点としては、まず国に、実務的にはもちろん当然いろんな接触をしたり協議はしておりますけれども、今はまさに中央政府同士の課題ですので、しっかりやってほしいと。
 これは、もちろん中央政府にも、これから引き続き働き掛けもしたいと思います。
 ただ、そういう中でも台北便がこの4月から(週)4便になるし、またタイからもチャーター便だとか、韓国との関係とかいろいろ努力はもちろんしていくわけで、全体として国際観光が、何かこのことによって非常に停滞するということにならないように、努力をしていきたいと思います。

○記者
 貸付料のことで質問させてください。
 ちょっと今いち理解できないんですけど、25年度1,175億円と書いてありますが、これは単年度の措置なのか、もっと未来永劫続くものなのか。かなり長いスパンでこれが続くということは、貸付料、先の分をどんどん使っていくということになると、もうそれは敦賀開業とかが早くなるということなのか違うのか。それと、余り先食いしちゃうと、例えば大阪延伸の財源は(どうなるか)というようなことが心配にならないのか、その辺をちょっと教えてください。

●知事
 1つは、貸付料そのものが無尽蔵に増えるということではもちろんありませんし、それから、これはあくまで25年度の数字なんですね。26年度も、まあ数字は少し変わると思いますが、考え方は同じだと思っておりますが、いずれにしても地方負担の軽減というのは、富山県について言えば、26年度で工事が終わりますので、大体その辺で終わりだと。そこで私は、来年の分は多分工事量も減るから数十億円位かなと。丸い数字で言えば。そうすると来年の分も入れると200億円位。これまで4年間で(毎年)50億円、(計)200億円と言っていましたのにプラス200億円ということだなというご説明をしたわけですね。
 ですから、地方負担の軽減という意味では、26年度までですから、金沢までは。これから延伸していくと、今調査に入っているけど、延伸の工事が始まると、当然、建設財源にこの貸付料を活用するわけですから、金沢以西だけじゃなくて、当然北海道方面もあるわけですね。そういうものの事業の進捗状況がどうなるかということもありますし、私の見方では、敦賀までの延伸に必要な事業量あるいは北海道方面でどの程度やるかというその事業量などを考えると、貸付料を26年度で金沢までの分はまあ一応これで終わりとして、その先、貸付料はもちろん貴重な財源ですが、多分それだけでは、金沢開業後確か11年間ですか、敦賀まで(延伸するのは)。というペースがなかなか早まるということに至らないだろうと思うんですね。それをもし早めるとしたらどうしたらいいのか。別の財源を確保できるのかとか、それは今後の課題だと。
 同時にですね、延伸のことも大事で、それもできるだけ早いに越したことはないんですけれども、一方で地方負担が余りにも重い、また、並行在来線の経営安定も大事。いろんな課題が並び立っていますので、私は、今回の政府、昨年、一昨年からのこの貸付料を金沢までの建設費にも充てるという判断をしていただいたことについては大変高く評価していますが、そのことが、それだけで何か今後の延伸が非常に助かるということになるかというと、想定される貸付料の規模から考えると、それで今の計画がもっと前倒しになるとは思えないと。逆に言うと、そういうことも念頭に入れて金沢以西、あと11年位はかかりそうだなということを中央政府は見通していらっしゃるんだろうと思いますね。
 また今後、大きな制度改正というか、他に財源が見つかったりすればまた別ですよ。例えば、思い切って公共事業費に国費をもっと投じようということももちろんあると思いますしね。いろんな可能性がありますんで、ということで理解をしていただきたいと思います。
 まずは、しかし、富山県とすると、金沢までの開業までの間に、現にこの貸付料を活用してもらったというのは、さっき申し上げたように、この4年間の、これを申し入れるまでにいろいろまたいろんな経過があるわけですけれども、そういう意味では4年どころか5年間と言ってもいいのかもしれませんが、そういう努力が実ったということで、大変このことは喜ばしく本当に思います。県民の皆さんにも喜んでもらえると思います。
 これにお金を取られれば取られるほど、他の事業に回す財源が少なくなるわけですから、逆にこういう措置をしてもらったことによって、県としてこれまで以上に、例えば2年後の新幹線開業に備えてさまざまな社会資本整備とか、あるいはソフトの面の施策も含めて、そこに積極的にお金を回す、政策を展開する基盤ができているわけで、このことは、また並行在来線の経営安定を考える時にも大変ありがたいなと思っております。

○記者
 貸付料なんですけれども、25年度当初に県の予算として幾らをつけて、最終的に負担額は幾らになるという見込みなんでしょうか。貸付料の負担軽減で、県の25年度当初予算に負担額を幾ら積むのか。

●知事
 これは、25年度当初予算のまた今最終段階ですが、いずれまた別の機会に記者発表しますので、その時にさせていただきたいと思います。25年度の当初予算の話としてはね。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分などです。

パネル説明の様子

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム