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知事記者会見[平成24年度]

2017年6月8日

知事室 目次

臨時記者会見[平成25年2月14日(木)]

◆日時 平成25年2月14日(木)午後1時35分〜2時23分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

(動画の音声にお聞き苦しい所がありましたことをお詫びいたします。)

内容 配布資料 動画
(1)平成24年度2月補正予算(案) リンク
(PDF 2047KB)
リンク
(16分)
(2)新作「おもてなし『越中料理』」美食会の開催について リンク
(PDF 443KB)
リンク
(2分16秒)
(3)海王丸パークの「恋人の聖地」選定について リンク
(PDF 137KB)
リンク
(3分52秒)

2 質疑応答

(動画の音声にお聞き苦しい所がありましたことをお詫びいたします。)

内容 動画
(1)2月補正予算案について
(2)職員給与の削減、退職手当の見直しについて
(3)公共事業の執行について
(4)微小粒子状物質(PM2.5)の監視について
リンク
(25分)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子●知事
 それでは、きょうは3点発表させていただきたいと思います。
 第1点は、24年度の2月補正予算であります。これは、国の大型補正予算に対応しまして、金額もかつてない程大きいわけですので、できるだけ早く県として予算計上して、そして事業を着実に執行したいと、こういうふうに思っております。今回、来週早々に行います臨時議会に提案することにしております。
 総額は、ご覧いただきますように420億7,000万円ということで、過去、補正予算で大型といいますと、今から14年前の平成10年の9月補正で384億円というのがありましたけれども、それを上回る大きな規模だということでございます。
 財源内訳はここにございますように、国の支出金が264億円程、あと地方債、一般財源等もつけておりますが、特に富山県としてといいますか、全国知事会としても年末から1月にかけて、私自身も中央政府や政権与党の皆さんにお願いしてまいりましたが、地域の元気交付金(地域の元気臨時交付金)もここに入って計上されてるわけであります。
 そして、もう1枚おめくりいただきますと、一般会計補正予算案のポイントですけれども、420億7,100万円というのは過去最大規模の補正予算ということになります。内容的にはここに4項目挙げてありますけれども、まず1つには防災・減災と地域活性化のための社会資本整備の推進ということでございます。
 大きく3つ、このページでは内訳がついてまして、防災・減災(事業)の推進が約183億円程でございます。それから、その内容としては、ここにありますように橋りょうの耐震化、トンネルの設備更新、通学路の安全対策、また河川改修、砂防堰堤などの土砂災害防止施設の整備、また国営の総合農地防災あるいは災害に強い山づくりのための治山事業等々となっております。
 2つ目は地域活性化のための社会資本整備(の推進)ということで、これも119億円という大きな数字になっております。内容的に、後でちょっとパネルも見てもらいますけれども、新幹線新駅やインターチェンジへのアクセス道路ですとか、また都市の環状道路・放射道路、それから農業基盤整備、また農業用水を利用した小水力発電施設、また林道整備等でございます。
 それから3つ目の柱としては、生活に密着した社会資本整備(の推進)ということで、県の単独事業で国の補助金等の対象にならないきめ細かな生活に密着した身近な道路など整備することにしております。内訳は、ここにありますように道路橋りょうや雪寒対策施設費、また緊急防災関係です。
 また今回の特色は、トンネルや橋りょうなどの点検、また農林関係は補修も入りますけれども、実施するということで、それぞれ、例えば県単独災害防除費というのが挙がってますけれども、トンネル51カ所、橋りょう2,300カ所の点検を行う。また県単独河川海岸整備費等もここにあるように河川水門等21カ所等々、相当たくさんの箇所を調査するということになっています。また、砂防や林道関係も挙がっておりまして、森林整備関係は補修的なものも行うことにしております。
 それから1枚おめくりいただいて、これは例年、ある程度やっておりますけれども、債務負担行為の追加ということで、ゼロ国債、ゼロ県債を合わせまして4億9,600万円、打つことにしております。年度間の切れ目のない発注によって事業量を確保していく、それで円滑に工事を進めるということであります。
 また除雪費も、昨年程ではありませんでしたけれども、今年もそれなりに降りましたので8億円、これは公共の補助対象になるものが2億円、県の単独事業が6億円ですけれども、合わせて8億円計上いたします。
 それから大きな2つ目の柱が、県立学校や県民会館などの耐震化の推進でございます。
 2つ目に県立学校の耐震化の推進とございますけれども、ここにありますように魚津工業とか高岡工芸、富山総合支援学校、また富山視覚総合支援学校の教室棟なんかの整備を行います。
 また、高岡武道館とか警察署の耐震工事等も実施しますし、ちょっと順番があれですが、上の方にありますように理科教育関係の実習備品等の整備も行います。
 また、この機会に新幹線開業を目処としまして、できれば県民会館等も大分リニューアル(を望む声が出て)おりますから、早く耐震化とあわせて今の時代にふさわしい県民会館となるように機能向上を図ろうと、この設計に着手することにいたしております。
 3番目の大きな柱としては、県民の安全対策と生活環境整備ということでございます。
 交通安全施設、これは信号機なども入りますけれども、更新や(信号柱の)建替えも含めております。
 また、富山の住まいの耐震化の促進ということで、木造住宅の耐震診断、耐震改修を促進することにしております。
 また、原子力防災関係では、氷見市内の公共施設等に簡易サーベイメータなどの放射線測定器を配備いたします。
 また、最近PM2.5というのが話題になっておりますが、この微小粒子状物質の自動測定器の設置を、今回新川地区、魚津地区の大気汚染常時観測局(の中に)設けようということであります。11月補正予算で既に福野についても増設することにしておりましたので。(また)これは富山市さんで、これは中核市でいらっしゃるので、富山市の方で2基持っておられますが、これと今回追加したものを入れますと県は4基になりますので、県内6基体制でしっかり監視をするということになります。
 また、障害者のグループホームの整備ということで、これは施設(整備)の前倒しでございます。
 それから大きな4は雇用とか子育て、介護、また森林(整備・林業)再生関係ですね。これを進めるための国からの基金の積み立てを行うものございます。内訳はここに書いてあるとおりでありますのでご覧いただきたい。
 こうしたものを財源に、今度の25年度当初予算、またできるだけこれを活かして予算編成も行いたいと、こういうふうに思っております。
 2月補正予算の公共事業関係の調というのが1枚おめくりいただきますとありますが、土木部関係、農林水産部関係、また直轄事業、災害、また特別会計で流域下水道関係なんかもございますが、トータルではいわゆる公共事業費という計算をしますと306億円程になるわけでございます。
 もう1枚おめくりいただいて、これは主要な県単独建設事業ということでありまして、道路橋りょうとかまた雪寒対策、河川海岸あるいは県単の森林整備、また県営施設の改修等々合わせて22億1,000万円を計上することにいたしております。

(パネルの説明)
 今ざっと数字的なことを申し上げましたけれども、とにかく過去最大規模の補正予算ということでありますので、例えば防災、減災では自然災害に備えて、補正予算でも随分予算計上しましたが、昨年の7月に集中豪雨あるいは9月には滑川等でもありましたが、こういったことに対応するために、これは高岡市の谷内川ですけれども、今回も補正予算で、予備費で既に計上しているものもありますが、補正予算でも今回も計上することにしております。それから魚津市の鴨川ですね。それから土砂災害ということで、魚津の深谷川とかいろいろ挙がっております。それから高波対策だと朝日町の境海岸。また雪の多いところですとロックシェッドとか落石防護壁とかスノーシェッドとか消雪装置、消雪装置がちょっと割れたりしてといったものもちゃんと補修をして、また来シーズンに備えるというようなこともやるわけです。
 また、地震への備えで橋りょうの耐震化。これは孤立集落になる恐れのある橋りょうは計画を1年前倒しして、27年度までというのは26年度までにやるということにしました。一応そういうことで進めると。例えば、こんな状態になっているのもこういうようにきちっと落橋防止、橋脚を補強するということですね。
 それから橋りょうの長寿命化計画の推進というのも全部で50カ所ですか、やることにしております。道路ストックの老朽化対策、港湾施設の老朽化対策、交通災害への備えといったようなことであります。
 それから、地域活性化のための社会資本整備。富山駅の連続立体(交差事業)、これは富山県が事業主体になっていますが、これもさらに着々と事業を進めるということ。それから例えば一例を挙げると高岡の桜馬場長慶寺線というのは長年進めてきましたが、今度の補正予算でこれで完成ということになります。そういう意味では地元の皆さんにとっても大変明るい話だと思います。
 それから新幹線新駅へのアクセス道路の整備ということで、能町庄川線の整備なども26年度の供用予定というふうになっていますし、話せば長くなりますが、例えば射水市でも県道小杉婦中線というのがありますが、ご存知でしょうかね、JRのところを少し陸橋で越すんですけれども、今度の予算で旧国道8号線、富山高岡道路まではちゃんと立体交差できるようになりますので、あと今用地交渉中の200メーターぐらいができてしまうと、さらに新湊大橋、伏木富山港まで一気通貫で行けるようになります。とりあえずこれで、南の方から行ってるわけですが、JR線を越えて旧8号線のところまで、富山高岡道路までつながって暫定供用できるということで、これは地元の皆さんのご希望に応えられるということになります。
 その他、観光地であります立山地域とか五箇山地域へのアクセス道路の整備をするとか、そういう意味では2年後に新幹線開業ということもにらんで、できるだけ地域活性化、減災・防災も大事ですけれども、活性化につながる道路整備で、なかなか進まなかったものを今回できるだけ取り組む、また完成させるということであります。
 その他子どもたちの通学路なんかで少し交通量が増えて危ないといったようなところの歩道の整備ですとか、また孤立集落を解消するための道路整備ですとか、またトンネル、橋りょうなんかの点検等も行うというふうにしております。
 この他の、実は、農業関係、土木、林業関係もあるんですが、ちょっと話していると長くなる、一応(説明パネルを)上げておいてください。

 それから次に、あと2つだけお話ししたいと思いますが、まず「おもてなし『越中料理』」美食会の開催会であります。
 富山の食材をふんだんに使った新しい創作料理を「おもてなし『越中料理』」と言っているんですけれども、ラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフに考案をしていただいて、「落合流 イタリアン『越中料理』」ということで、これは東京の銀座で富山県のアピールをするということで進めることにしております。2月20日でありまして、場所は東京の銀座のラ・ベットラ・ダ・オチアイでやると。報道関係者や旅行雑誌、料理雑誌関係者の方、余り大きな店舗でありませんので、それぞれ25人、入れかえ制で50名ご招待をし、その後、いろんな富山県ゆかりの著名人にもお出でいただいて、またこの落合流の「イタリアン『越中料理』」を楽しんでいただく。食材としては、ブリとかバイ貝とか氷見牛とか、また富山の食材使ってもらうのはもちろんですけれども、例えばブリ大根とか昆布じめとか富山の伝統料理を、また落合さんは大変著名なシェフでいらっしゃるので、いろいろアレンジをしていただいて出してもらうということでございます。
 またこのおもてなし料理の一部は銀座店と高志の国文学館に入っている富山店で3月下旬から一月程度、特別メニューとして提供する予定にしておりますので、今回銀座の店に来られない方はぜひ、皆さんそのときに楽しんでいただければと思っております。

 それからもう一点、先にお話ししますと、海王丸パークの「恋人の聖地」の選定ということであります。
 NPO法人地域活性化支援センターというのがあるんですけれども、このNPO法人が、平成18年から全国の観光地の中で恋人たちにとって一番ふさわしいロマンチックなスポットを「恋人の聖地」として選定されるというような事業をやっておられまして、各界の著名人ですね、例えば千葉商科大の学長の島田晴雄さんとか、ファッションデザイナーの桂由美さんとか、華道家の假屋崎省吾さんとか、そのような方々で選定委員会を設けておられまして、今回全国から相当多くのというか複数の申請があったそうですけれども、数は教えていただけないんですが、おかげさまで海王丸パークだけが選定されたということでございます。
 その選定理由がここにありますように3つありまして、立山連峰を背景に帆船海王丸と新湊大橋が並ぶ比類なきロケーション、また海王丸のイルミネーション等が醸し出すデートスポットとしての魅力、それから船上結婚式の提案が大変斬新だといったようなことで評価されました。
 今後の事業展開ですけれども、せっかくそういう立派な地域として指定もいただきましたので、ブライダル関係の事業者の方と連携しまして、例えば海王丸の船長さんに立ち会ってもらって、船上結婚式などをやってもらう。今のところ、4月20日に東京のカップルでいらっしゃるようですが、ぜひここで結婚式を挙げたいという申入れも既にございます。あと婚活パーティーなどにも大いに活用してもらおうと、こういうふうに思っております。
 これまで、全国115カ所で選定されてきたんですが、県内ではクロスランドおやべ、有磯海のサービスエリアが過去に選ばれて、2カ所だったんですが、今回3カ所目ということにもなります。ちなみに全国の港でこういう「恋人の聖地」として選ばれたのは3つ目でして、先行しているのは神戸のハーバーランド、門司港レトロの2カ所と、今回海王丸パークが3カ所目に選ばれた、こういうことでありまして、今でも新湊大橋開通してから観光客が3割増とかになっておりますけれども、こういう名所として選んでいただいたんで、ますます県内外の皆さんに、特に若い皆さんに活用していただけるんじゃないかということで期待しております。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事記者会見の様子○記者
 補正予算についてお伺いします。国の方の補正は大型ということで、景気対策やデフレ対策という狙いがあるようですが、この県のこの2月補正予算によってどんな効果を期待してこの予算を組んでいるのかということが1点と、地方債の発行もある程度増えるようですが、財政面で大丈夫なのかなという認識をひとつお願いします。
 それと、中身で県民会館のお話がありましたが、県民会館は、これは一部リニューアルということなのか、大幅に改修していくということなのか、狙いをお願いします。

●知事
 これは3月中にも有識者の方にも中身は議論してもらおうと思うんですが、それは県民会館に限らず他の文化施設などについても議論していただくことにしているんですけれども。県民会館について言いますと、今大変ご熱心に県民会館をもう少し改善してほしいとおっしゃる方々のほとんどのご意見は、まず耐震化をしっかりすること。それから施設の内容も、若干老朽化もしている面もあるのと、例えば多くの県民や県外の方も含めてお使いになるトイレとか座席とか楽屋とかいろんなところを大幅にリニューアルしてほしいというご意見が大半、ほとんどだというふうにも聞いておりますので、これはやるのであれば県民会館については、新幹線の基幹駅になる富山駅からも歩いて行ける距離でありますし、ある意味では富山県の顔に当たるところですから、何とか新幹線開業までというのを目途にして耐震化と機能向上を図りたい、こういう気持ちでおります。
 それから、この補正予算の目的ですけれども、一つはやはり国も今回の大型補正の目的の柱として防災とか減災ということをおっしゃっているわけで、これはまず防災、減災ということを1つ、大事な柱としてもちろん考えて、そこだけに絞っても補助事業でさっき申し上げた183億円あります。単独でもいろいろやるわけですけれども。併せて補正予算を活用して、今申し上げた新幹線開業まで2年ということもございますし、また伏木富山港、日本海側の拠点になって、上海便も週1便だったのが週3便になるとか、ウラジオストク向けの国際海上コンテナも月2便だったのが6便になるとか、あるいはRORO船も不定期だったのが去年の夏(※10月)から月5便で定期便化するというふうに、大変国土交通省の港湾局もびっくりするぐらいにどんどん前進しておりますので、そういう伏木富山港がさらに活性化するようにアクセス道路とか、もちろん港湾施設とかいったようなことを、今度の補正予算ではどっちかというと道路とか安全対策、河川、そういうのが多いんですけれども、精一杯活性化のためにも活かしていこうということであります。
 また、小水力発電などそういう再生可能エネルギーについても支援する、国もそういう考え方でありますので、今回の地域活性化のための社会資本整備の中にはそういうのも入っておるわけでございます。
 その他のそうしたことにあわせて、安全という面では先程の県立学校の耐震化とか高岡武道館、警察署の耐震化というようなこともありますし、さっきのような県民会館の耐震化、機能向上というようなこともございます。
 あと、細かく言いますと、原子力防災とかまた最近話題のPM2.5への対応、こうしたことにもしっかり目配りをしてやらせていただきたい。なお、基金の積増しも結構大きな額ですけれども、これも25年度当初予算でしっかり前向きな政策に活用する、そのためにはまず積み立てる、こういうことでございます。
 それから公債費が心配ではないかというか、地方負担、借金のことを心配されましたが、一つは地域の元気交付金、1.4兆円の配分を精一杯もらおうということで、逆にいろいろと働き掛けもしておりますので、ある程度見込んでもおりますが、その分新たな地方債発行は減らすことができたと、これは年末から1月にかけて何とか私自身も、また全国知事会の山田会長なんかとも連携して働き掛けをしたことの成果だと思いますし、この地域の元気交付金をできるだけたくさんもらって活かしたい、そのことによって、地方債の発行も抑えられる。
 もう一つは、補正予算に関連して、もちろんどうしても補正予算債も計上せざるを得ないんですけれども。これは普通の地方債ですと、交付税による元利償還に対する交付税措置率がなかったり、あっても比率が少なかったりするんですが、今度の国の大型補正に関連するものは50%の交付税措置率ですから、これは通常の地方債に比べると、言うなれば半分は国が後でお金をくれるということですので、そういう点では、今回の国の大型補正を富山県としてはうまく活用して、様々な安全・防災対策、地域活性化策に活かしているという意味では、多分全国でも相当前向きに、しっかり取り組んだ方ではなかろうかと思っております。
 なお、今回の国の大型補正予算の配分、まだ若干もう少しもらえないかと思って今交渉しているところもございますので、とりあえずまず確実なものをここに計上しているということでございまして、さらに努力をしていきたいと思っております。

○記者
 2つあるんですけれども、まず補正で、知事に細かいことを聞いて恐縮なんですけれども、警察署の耐震工事という、これは具体的にはどこの署のことを指しているのか、というのが1点ですね。
 あともう一つは補正ではないんですけれども、前回もお伺いしたと思いますけれども、例の職員の方の給与を引き下げるかどうかという問題について、知事のお考えは固まったのかどうかというのを教えていただきたいと思います。

●知事
 警察の場所は、また何でしたら詳しく聞いてもらったらと思いますが、黒部と魚津と砺波の3つの警察署でございます。
 それから、職員給与については、国の、今考え方が一応総論的には出ていますけれども、それに伴って大分地方交付税なり、それから義務教育費国庫負担金も減るであろうと。それが数十億円の規模になるなということはもちろん承知しておるんですけれども、まだそこがまさに精査中で、どういう影響になるのかというのをもう少し見極める必要がある。
 それから、その辺の中身もしっかり確認をした上で、一方でかねて申し上げておりますように、もともと富山県なんか最たるものですけれども、国に先行して真面目に行政改革をやり、また職員の皆さんのご協力もいただいて給与の削減等も行い、また他所の県以上に職員の定数削減等もやってきておりますので、正直、今頃になって国が給与削減2年間やったからといって、それを理由に地方の方が行革が足りんからというふうに言われるのは大変心外でありまして、まして、それを理由に交付税を削るというのは大変残念なことであります。ぜひ、そういうことが二度とないようにしていただきたいということも、この間、麻生副総理・財務大臣にお目にかかったりしてお願いをしてきましたけれども。それはそれとして、実際に交付税総額なり義務教育費国庫負担金が最終的にどのくらい減るのかといったようなことも見極めて、一方で地域の元気のために何か財源措置をするとかというような話もありますが、そうした中身をよく見極めて、現実に交付税や義務教育費国庫負担金の削減額が明確になってくると、どう考えるかですね。過去に行革をやったとはいえ、その分が見方によれば、県民の皆さんに行政サービス、様々な施策の充実に回るはずの交付税が減ったわけですから、富山県としてそうした行政改革なり給与削減を含めて全くやらないということになると、その分、県民の皆さんへの行政サービスの充実ができないというふうにもなるわけですから、その辺もよく考えて総合的に判断をしたいなと。 最終的にはそうした財政面での現実的な影響をしっかり把握する。同時に県議会も含めて幅広い県民の皆さんの声に耳を傾けて、総合的な判断をしたいなとこういうふうに思っております。

○記者
 退職金の手当の減額については、2月臨時議会でも条例の改正案が提出されているようですが、それについては、今年度からみたいなことでいいんでしょうか。

●知事
 これについては、おかげさまで県の知事部局の組合の皆様とは、先般、円満にご理解いただきましたので。
 いずれにしても、組合の皆さんもそういうことでご理解いただいたということでありますので、これはちょっと給与の削減の方と違って官民格差をしっかり国と全国を調べて、民間よりも国家公務員の退職手当がやはり400万円ぐらいか、ならすとそのぐらい高いという調査結果になったと。それを3年間というか(三段階で)、実質2年半(※1年半)位かな、かけて削減するということでありまして、その第一段階が地方でいうと3月31日までにやるというのが、これは法の趣旨に沿った、しかも人事院勧告(※人事院見解)にもちゃんとあった措置でありますので、これはやっぱり私は、公務員は私ども県庁職員を含めて、県民の皆さんの税金を財源にして給与をいただいているわけですので、やはり退職手当についてはルールどおり順次削減するというのがあり方だと思いますので、幸い、職員組合の皆さんのご理解も得られましたんで、そういうことで対応したいと思います。

○記者
 前回の会見でも話題に出たんですけれども、公共事業にこれだけたくさんついたということで、例えば県の建設業業界とか下請の業界の人たちも非常に喜んでいらっしゃるんですが、果たして消化できるのかということですごい不安の声というのが業界の方からも出ています。それに対して執行する県としてどういったように対応していくか、知事としてのお考えをお聞かせください。

●知事
 まずおっしゃるような声も、私も聞いておりますので、まずいち早く来週、2月の臨時県議会を開いて、即ご議決もいただいてというのは、結局早く発注をして安定的に事業実施できるようにしたいという考え方からでして、そういう意味では、まずこの2月臨時県議会開くということが、そもそも事業執行を円滑にするまず第一弾だと思います。
 それから、これは土木部や農林水産部の実務をやってる皆さんともう少し相談しなくちゃいけませんけれども、従来、公共事業が相当大幅に減ったということもありまして、かといってぜひ事業をやってくれというのは県内各地にありますから、1カ所の発注額がやや、かつてに比べると金額が小さくなっていたんですけれども、今回大型の補正予算も組むということになりますと、当初予算も合わせれば相当大きな金額になりますから、例えば1カ所当たりの発注枠を、従来は例えば道路なんかも県内各地いろんなところでぜひやってくれというのが多いものですから、1カ所当たりの発注額がかなり小さくなっていた面があるんですけれども、それをもう少しまとめて出すようにするとか。また実務面でできるだけ、もちろんちゃんとした工事をやっていただくということは大事ですけれども、そういう適正な工事、入札、これは当然ですけれども、それを前提にしながら、なるべく事業執行が円滑に運ぶように、発注もどこかである時期、どっとまとめて出すんじゃなくて、なるべく早く出す。また一時期に集中しないように出すといったような工夫をして、できるだけ円滑に進めていきたいなと思います。

○記者
 2点お聞きします。先程の退職金の件ですが、早期退職についての懸念が全国のいろんな自治体ではあるんですが、その懸念について、もしあればお聞かせください。
 もう一点なんですが、PM2.5について、富山県は全国の他の自治体よりもかなり取組みが進んでいると聞いていますが、これで6基に拡充されると、全体ではですね。ただ、国は75,000人に1基の割合で増やしてほしいというような方針を示していると聞いています。今後、何か拡充の方針だとか注意喚起の方針など新たにあればお聞かせください。

●知事
 まず前段の退職手当の件については、前にも何かそういうご質問があったように思いますが、私は県の職員また県立学校の教員の方々、また警察官等々、皆さん、やっぱり自分の仕事、公務に誇りを持って長年しっかりと勤務をしてきてくださった方々がほとんどだと思いますので、今回こういうことにはなりましたけれども、それでもってどんどんたくさんの方が退職、「駆け込み退職」というんですか、そういうことになるという事態は、起きないんではないかと期待はしております。
 ただ、万一、そういうケースもないとは言えませんので、その点についてはそれぞれ、例えば、学校の先生であれば教育委員会、あるいは県警本部、それぞれ司々で皆さん混乱が起きないようにいろいろ工夫をされているんじゃないかなと思います。
 基本的にはそんなにたくさんの方々が駆け込みでということはないんじゃないかと期待をしておるんですけれども、いずれにしても県民の皆さんにご迷惑を掛けないように、しっかりとした、万一の場合も含めて対策を講じていきたいなと思います。
 後段のご質問をもう一遍。

○記者
 PM2.5を6基に拡充されたという話で広がると思うんですが、環境省は75,000人に1基の値でみたいな方針を示していますけど、今後、さらに拡充の方針とかあるのでしょうか。

●知事
 これはもう少し実際に、PM2.5、今までも4基体制の段階で、ほとんど国の環境基準を超えていないんで。ただ最近の一月ぐらいで確か3回ですか、一時的に超えたことがあるということで、かつ環境省に問い合わせましても、その程度であれば何かすぐに健康に影響するとかそういうものではないという見解もいただいております。
 ですから、もう少し他所の地域でも、特に九州とかかなり今懸念されている国に近いところの方が多いわけですから、そういったところのデータなども見せていただきながら。今度、環境省の方で専門家会議をつくられる(※平成25年2月13日 第1回専門家会合開催)と聞いていますし、そこで当然富山県のデータももちろん国に差し上げていますし、リアルタイムで。向こうも全国の状況もつかんでいらっしゃると思うんで、そういう中で今おっしゃった75,000人なんていう数字で、比較的そういう影響が少ないと思われる富山県についても、ぜひそうした方がいいということになるのか、富山県の場合はこの6基体制でやってみると、今のところ、それ程多くないんで、これで十分だということになるのか、もうちょっと様子を見て。ただ今回も11月補正で1基増やし、今度もうじき工事をするんですけれども、それから2月補正でさらに1基増やすのも、別に環境省に言われてやるんじゃなくて、私ども富山県として自主的に判断してやっておりますので、実際のデータを見ながら判断をしたいと。もちろん国の、日本全体のいろんなデータの結果も見ながら判断したいと思います。

パネル説明

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分(※は訂正)などです。

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