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知事記者会見[平成24年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成24年9月4日(火)]

◆日時 平成24年9月4日(火)午後1時30分〜2時30分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)平成24年度9月補正予算案の概要について リンク
(PDF 2696KB)
リンク
(22分08秒)
(2)「北陸新幹線開業!!2年先取りキャンペーン」について リンク
(PDF 8527KB)
リンク
(4分06秒)
(3)富山県と神奈川県の連携による中小企業相互支援窓口の設置について リンク
(PDF 78KB)
リンク
(2分38秒)
(4)立山有料道路の愛称決定について リンク
(PDF 1881KB)
リンク
(2分08秒)
(5)平成24年度富山県総合防災訓練の実施について リンク
(PDF 921KB)
リンク
(5分23秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)9月補正予算案について
(2)富山−台北便の利用促進について
(3)地方交付税の交付先送りについて
(4)知事選挙について
リンク
(23分43秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子●知事
 最初に、9月補正予算について説明をいたします。
 お手元資料にありますけれども、今回補正額が138億2,300万ほどになっております。これは、さかのぼりますと、一昨年でしたかね、9月補正額が、一昨年(※平成21年度)を除きますと、平成13年(※平成12年度)以来(の)多額の補正予算ということになっております。
 内容は、ご覧いただきますと、1枚おめくりいただきますと、ちょっと多岐にわたるものですから、7項目、大きく言えばなってますけれども、第1番は、北陸新幹線開業に向けた取組みということでありまして、ここにありますように、まず、あと2年半ほどで金沢まで開業ということですけれども、開業2年前のイベントをやろうということでございます。その県民の皆さんの機運醸成ということもございまして、各種のイベントをやったり、県内3カ所で基調講演をやったり、また開業に向けた各地域の取組事例の紹介をしたり、トークショーをやったりというようなことであります。
 それから2つ目が、新幹線を活用しての、ビジネスに活用するとか企業立地促進のPRなどということ、それから新幹線が来た際に、その新幹線の駅からバスを、路線をうまくつなげて、そして観光振興やビジネスの拡大につなげたい。そこで、3つの駅があるわけですけれども、それぞれそれについて調査を行いたいという市町村を支援するというふうにしております。
 それから、当初予算で、まちの逸品ブラッシュアップ事業というのを予算化しまして、希望される事業者を募ったところ、100以上の大変(多くの商品について)提案がありまして、その中で今絞り込んでおるんですけれども、幾つに絞り込むかはもう少し時間かかるんですが、それに残念ながら選定されなかったものでも相当いいものがあって、もう少し工夫すれば全国的にもそれなりに評価されるものになるんじゃないかというようなものがありますので、こうしたものを、アドバイザーなどを派遣したりしてブラッシュアップをさらに進めたいというような事業でございます。
 それから大きな2つ目が、観光振興と定住・半定住の推進ということでありまして、とやまの極上プロモーション事業でありますとか、それから、とやま雪見酒仕込み体験事業でありますとか、また冬季着地型観光商品の造成といったようなことが書いてございます。
 1番目、2番目、3番目も、台北便が就航しましたが、当初から課題が、冬季のお客さんをいかに増やしていくか、秋から冬にかけてですね。春頃は非常にたくさんいらっしゃるので、それが一つ課題だったんですけれども、特に最初のとやまの極上プロモーションのほうは、台北のメディアの皆さんを招聘して、繁体字のパンフレットなどもつくったりしますけれども、あとDVDとか、そういうことで、できるだけ台湾で(※から)お客さんに来てもらえる努力をしようと。
 それから、2番目の雪見酒は台湾の旅行者の方も想定してますが、例えば首都圏からも、富山の観光はどうしても冬が一つネックになってますので、例えば県内のどぶろく特区ですね、南砺市の利賀村とか氷見なんかの民宿等でどぶろく特区の認定を受けたようなとこがありますが、そうしたところでこうした雪見酒仕込み体験プロジェクトというのがありまして(※つくりまして)、富山の冬のよさに関心を持ってもらおうと、こういうことであります。
 それから4つ目に、富山の観光アンケート事業というのがございますが、これも富山県の観光の魅力向上のためにインターネット調査とかいろいろやってきたんですが、いよいよ新幹線開業まで2年半ですので、県内32カ所で観光客に対面調査などもしまして、しっかりとその観光客の皆さんのニーズを把握したいということでございます。
 それから、1枚おめくりいただいて、項目、数が多いんでポイントだけにしたいと思いますが、1番目の外国人観光客おもてなし研修というのは、今後増加が見込まれる外国人の観光客、ビジネス客などに商店街に来ていただくようにするために、実践的な研修の開催とかまち歩きマップをつくる。これは商店街や百貨店の接客スタッフなんかを対象にした質の高いサービスの提供、おもてなし方法(を学ぶ)研修をするとか、あるいはまち歩きのマップをつくるとか、そういったような事業です。
 それから、台湾南部でも、ご承知のように台北市が大体人口266万ですか、首都なんですけれども、高雄市がそれを若干上回るぐらいのところですが、この高雄とか、あるいは嘉義市ですね、これもやや南の、台北に比べると南のほうですけれども、周辺でいうと80万人ぐらいの人口があります。そういったようなところの百貨店で富山の冬の味覚とか特産品のPRをする、販売促進をすると。物産の販売と、ひいては観光の振興につなげたいということでございます。
 そのほか、台湾からのお客さんは多いもんですから、観光案内サポーター、言葉の問題で繁体字とか、それから台湾の方と話ができる人を2人置こうと。それから、北京・大連便からも搭乗率もさらに高めていきたいということもございまして、北京・大連の旅行会社等を招聘して、本県へのツアーの造成などを促進していくと。
 それから、氷河とかラムサール条約の湿地にもなりましたので、こうしたものの魅力を体験するモニターツアーをやることにしております。あわせて、このラムサール条約の湿地、やっぱり保全、適正管理ということが大事ですから、観光振興だけではなくて自然保護の観点からの調査もあわせてやることにしております。
 それから、おかげさまで「おおかみこどもの雨と雪」というのが、もうご覧になった人が300万人を超したという大変な大ヒットになっておりまして、この上市などにいらっしゃる方が大都市あたりから多くなっておるんですが、この機会に映画のモデルになった上市とか、それから一部、立山町もございますが、そこで田舎暮らしの体験をしてもらおうということで、これ2回に分けて、2泊3日のコースと1泊2日のコースがあるんですが、東京など大都市から希望者を募って、これは観光振興ということもありますが、定住・半定住の促進につなげたい。
 それから、空き家も全国的に課題になってますけれども、県内で改めて実態モデル調査をやりまして、そして同時に空き家対策のワーキンググループをつくりまして、まずこの空き家の現状を把握すると同時に、有効利用をいかに図っていくか。それから、どうしても防災の面で問題になる場合もありますから、それにどう対応するかといったようなことも含めて検討することにしております。

 それから、3つ目の大きな柱が中小企業の振興と産業・経済の活性化ということでありまして、中小企業支援ファンド(仮称)の造成とございますけれども、今度、中小企業の振興と人材育成に関する基本条例というのを提案することにいたしておりますが、そういうこともございますし、中小企業が行う研究開発とか新分野進出等を支援するための基金を設けようと。これは、県としては30億、この基金に拠出をしますし、それから県内金融機関から120億円出していただいて、トータルで150億の基金をつくりまして、その運用益で、最近金利が低いですけれども、150億円ということになりますと、堅めに見ても約1億円ぐらいの運用利子が生まれると思いますので、そうしたものを原資にして、中小企業の研究開発とか新分野進出等を支援していこうと、こういうことでございます。
 それから今回、今申し上げた条例を提案しますので、それが成立した後ですね、県民の皆さんに幅広く条例制定の趣旨、それからそれに合わせてさまざまな中小企業の振興、人材育成についての施策を考えておりますので、その普及PRをやる。それから、あわせて県民会議のようなものもつくってやっていこうということで、その経費でございます。
 それから、中小企業向けの金融面では、その下にございますように、いよいよ来年3月末で金融円滑化法が、再延長はなくて今回で終わりだというふうにもなっておりますので、そうなると、今まで金融円滑化法ということもあって何とか資金繰りがついてきたような企業で、厳しくなる企業が出てくることも考えられるということもございますので、緊急経営改善資金(借換資金)を融資枠で50億円追加をすると。これは、4倍協調ですから、県としては12億5,000万原資を出して50億円の融資枠を造成すると。当初予算で100億分、融資枠は組んでありますから、これで150億円ということになります。
 それから新幹線、2年半後の開業と絡むんですけれども、商業・サービス業活性化資金の中に、新たに新幹線開業対策枠というのを3億円分創設をいたします。また、観光旅館施設整備枠というのは、もともとこれは組んでありまして、2億円、枠がとってあるんですが、この観光旅館施設整備枠と今新たに設ける新幹線開業対策枠、この2つの資金については金利を引き下げて1.35%にするということにいたしております。
 それから、再生可能エネルギーの利用促進資金ですけれども、これも再生可能エネルギーを活用して発電事業を進めるという中小企業者の皆さんに向けて融資をしようということで、これも金利もできるだけ安くということで、1.35%でお貸しをすると。融資枠としては3億円確保をしております。
 それから、産業活性化関係では、富山県ビジネスサポートデスクをバンコクや台北に設ける。また、グローバル人材の養成講座、オーダーメイド型のもの、台湾編というもの、これはオーダーメイド型のグローバル人材養成講座というのがあったんですが、それに台湾編を追加するということでございます。
 それから、もう一枚おめくりいただいて、今農業関係でも精米施設とか乾燥調製設備等(の整備に)を取り組む農業法人等に対して、国からの補助金もいただいて、一定のものは県も上乗せ補助をするということにしております。
 それから4つ目の柱が、社会基盤、生活基盤の整備で、ここにありますように、道路、土地改良、河川なんかの公共事業を37億4,000万ほど拡充いたします。この中には、先般、集中豪雨等で浸水のありました高岡の地久子川の改修を急ぐといった事業も入っております。また、県単の道路橋りょう整備、河川海岸整備なんかの予算も追加しておりまして、ここにありますように一般会計で29億3,000万、特別会計で2億円となっております。
 点線の中にありますけれども、7月の豪雨対策、災害対策としては、今申し上げた河川、それから農地・農業用施設、例えばため池の堤防が崩れたとか、いろいろ皆さんご承知のようでございますが、また、豪雨災害を未然に防止するための護岸改修工事を促進していくといったようなことも併せて、全部で9億2,700万計上いたしております。これは、公共事業と主要県単事業を合わせたものでございます。
 それから、5つ目の柱としては、再生可能エネルギーの導入促進ということで、小摺戸発電所関係、それから農業用水の小水力発電導入の促進、それから再生可能エネルギー等導入推進基金の積立て、それから再生可能エネルギー利用促進基金の創設といったようなことにしております。
 この中で、2番目の農業用水小水力発電導入の促進、200万というのは、今年から来年以降、順次やっていくんですけれども、ご承知のように固定価格買取制度は今非常に値段が42円でしたか、高くなってますけれども、順次下がっていく可能性もあるんで、なるべく早目に小水力発電を進めたいということで、来年実施予定のものを前倒しして調査を進めていくというものでございます。また、再生可能エネルギー利用促進資金も、できるだけ前向きにこうした発電事業等に民間の皆さんにも取り組んでほしいということで、金利を1.35%と低いレベルにして、優遇した金利にして推進を図るというものでございます。
 それから、6つ目の柱が医療・福祉関係で、障害者防災拠点スペース整備への支援。これは災害時に避難される方々を受け入れられるようなスペースや設備をグループホームに併設するといったようなものであります。また、生活・介護支援サポーターの養成、それから新たな総合リハビリテーション病院の整備とありますが、これは高志リハビリテーション病院なんかを今回再編することにいたしておりますけれども、その関連で電子カルテシステムなどの構築に向けた技術的支援(を受ける)とか地盤調査をすると。
 それから、福祉人材の確保を進める、それから障害者施設の改修、備品整備への支援をする。また、一番下のとやま医療連携ネットワーク構築モデル事業の支援というのは、富山県医師会が実施します医療連携ネットワーク(の構築)をモデル的に支援する。当面は富山市周辺中心にやりますけれども、いずれは全県的にやっていくと、こういう内容になっております。
 それから、もう一枚おめくりいただいて、安全・安心の確保ですけれども、防災対策関係で緊急浸水対策、それから緊急浸水対策計画策定についての調査を支援する。それから実践的防災教育の追加。それから土木事務所や警察、いざというときには安全・防災体制の拠点にもなりますので、そういったところの非常用電源装置の設置。それから7月豪雨災害への対応は先ほどの再掲でございます。
 それから、中ほどに耐震化関係がございます。中央病院とか障害者支援施設、それから漁港海岸保全施設なんかの耐震点検なんかの調査もございます。また、県立学校施設における照明器具の落下防止対策。
 それから、最後になりますが、食や健康などの安全確保ということで、ここに挙がっておりますようなことをやります。保育所給食の放射性物質検査への支援ですとか、環境放射線(※環境放射能)のモニタリング体制の強化。それから災害廃棄物の試験焼却。今それぞれ、富山地区広域圏、高岡、新川で検討されてますけれども、住民の皆さんの理解を得て試験焼却をやるという場合には県も一定の役割を果たす、この支援するための経費でございます。
 なお、公共事業関係、主要県単(については)ついておりますんで、ご覧いただきたいと思います。

 それから2つ目は、「北陸新幹線開業!!2年先取りキャンペーン」の実施ということでありまして、今年の10月1日から年末までやることにしています。今、新幹線開業後、半年目ぐらいの27年の10月頃から12月ぐらいに、ぜひデスティネーションキャンペーンをやりましょうということで、北陸3県共同で今JR6社にも働きかけをしてるわけですが、その2年前に、今から、秋から冬にかけての富山旅行の魅力の向上、知名度アップを図ろうというキャンペーンでございます。
 ここにありますように、「富山のとっておき物語」といったようなのをコンセプトにしてまして、なるべく、1枚おめくりいただくとわかりますけれども、旅館なり民宿の経営者の方、あるいは黒部渓谷鉄道の車掌さんとか、山ガールとか、いろんな、すし屋のご主人とか、そういう現場で汗をかいてる皆さんにご登場いただいて、とっておきの富山の楽しい観光用の物語を語っていただいて、観光客に関心を持ってもらう。
 それから、(2)のとこにありますが、専用のホームページで投稿サイト設置などをしまして、観光業者や県民の方、観光客の方から広く富山のとっておきの魅力を投稿してもらうといったようなこと。それから、個人客、個人旅行というのはだんだん非常に増えていますので、そうした方々をターゲットにして、大都市等に向けて多様な広告媒体によって情報発信する。山手線の中づり広告とか楽天の予約サイトでの広告掲出とか。また「じゃらん」という雑誌がございますが、ここに広告を出すとか。また、大都市のJR駅でのデジタルサイネージ(電子看板)で広告を出すとか、あるいはこれは全く初めてと思いますが、東京都内の郵便局でポスター・パンフレットトラックを設置するとかといったようなことでございます。
 内容的には、ちょっとばっとおめくりいただくと、例えば8ページなんかご覧いただきますと、8ページの上から前段のほうを見ていただくと、例えば国宝瑞龍寺を見て、八丁堀を散策して、高岡の大仏、それから金屋の鋳物体験をするとか、あるいはベニズワイガニというのはこうやって食べたらおいしいとかといったようなことですね。
 それから、例えば、もう一枚おめくりいただいて9ページ。井波では欄間を見ながら町並みをやりましょうとか、10ページでいうと、地鉄さん、富山市の、このセントラムとか、あるいはますの寿しを、路面電車一日乗り放題券で、ますの寿しも適当に食べられるというようなフリー切符をつくるとか、いろいろ新規色を出しておりますんで、また記事にしていただくとありがたいと思います。
 それから3点目は、富山県と神奈川県との連携による中小企業相互支援窓口の設置ということで、これは先日8月29日に横浜で神奈川県ものづくり交流商談会というのをやらせていただいたんですが、その席上、私どもの富山県新世紀産業機構と神奈川さんのほうの産業振興センターとの間で、お互いに中小企業の相互支援窓口を設置しようということで合意ができました。窓口はそれぞれここに書いてあるとおりでございます。明日から始めたいと。
 きっかけは、大変商談会をやりましたら、神奈川の黒岩知事も感動されてましたが、私も非常にある意味では強い感銘を受けましたが、本当に熱心に皆さん、発注が大体神奈川県なり首都圏付近が多くて、受注が富山県企業なんですけれども、本当に真剣に商談をされていて、その、しかも商談の中でお互いに、どう言うか、ニーズがかみ合うというのか、非常に突っ込んだやりとりをして、お互いに非常に刺激やエキサイティングであったと。それを見ておりました私どもも大変感銘を受けましたが、こんなふうに富山県にいい企業があるなら、ぜひ意見交換、常日頃情報交換をしたいという話になりまして、こうした窓口をつくるということになったわけでございます。
 どうしても知事が一緒に行ってというのは、年に1回か2年に1回かぐらいに限られますので、各地域でありますから、常時神奈川と富山でそういう窓口をつくってやっていこうということであります。
 ちなみに富山県側は、大体1,400社ぐらい、こうしたことに参加していただく企業が期待できますが、神奈川は何と言っても人口900万の県ですから、1万1,000社ぐらいの登録が期待できるということで、両県、お互いにいい意味で刺激し合って、ものづくり産業の活性化につなげたいということです。
 次が、立山有料道路の愛称決定でございます。
 先般、ふるさと(教育推進)協議会からご報告を賜ったわけですけれども、立山有料道路について3案をいただきましたが、内容的にいろいろお聞きしますと、この「美女平 天空ロード」というのが大変審査に当たった皆さんの中でも評価が高かったということでもございまして、また、私どもが改めて見ますと、ここに、選定理由にありますように、壮大なイメージがあって人が行ってみたくなる愛称である。「天」とか女性の「女」という漢字が美しく感じられる愛称である。また、上り坂が天に向かって上がっていく景色とイメージに合うといったようなことで、非常に評価が高こうございましたので、これを愛称として決定させていただきたい。
 これまでの経過はここに書いたとおりですし、また愛称決定に当たって、公募いたしましたので、最優秀賞の方1点、優秀賞の方2点、ささやかでございますが表彰もさせていただこうということでございます。
 なお、富山空港についても一応3案提出されたんですけれども、それぞれいろんなご意見があって、もう少し幅広くご意見聞いて決めたほうがいいんじゃないかというような附帯意見もいただいて、ふるさと教育推進協議会から報告がありましたので、もう少し幅広く議論をしたいと、こういうふうに思っております。
 それから、最後になりますけれども、24年度の富山県総合防災訓練でございます。これは、9月30日の午前中を考えておりまして、富山県と富山市が共催でやります。今回は、富山市内の3会場でやることにしております。
 特色、幾つもありますが、3つだけ申し上げますと、1つは、この1ページの中ほど下にありますように、県の広域消防防災センターの防災拠点機能を活用した訓練をやる。万々一、例えば県庁舎が地震などによって被災したような場合に、災害対策本部の代替機能を持たせたいということで、もともとこの消防防災センターをつくるときからそういう考え方でございましたので、実際にここに災害対策本部員会議というものをここで開催する、あるいは災害対策本部室もここに設ける。そして衛星通信車やヘリコプターからの被災地映像などの受信をしたり、集約をしたりといったようなこともやっていくということでございます。
 また、そのほか、広域搬送の拠点臨時医療施設(SCU)の設置とか、これには孤立集落から搬送された傷病者の受け入れをやったり、また県警や緊急消防援助隊、自衛隊、DMATなんかの連携による救助・救援活動をやったり、それから高層建物の火災を想定して救出の訓練をやったりということであります。
 それから、2つ目のところで、これは2枚目見ていただきますと、中部9県1市の災害時応援協定に基づく広域応援をやるということであります。今回は、想定からして、例えばお隣の石川県や長野も被災する可能性もありますので、第3順位の岐阜県からの連絡員の方を受け入れまして、その方に広域的な応援の窓口的なことをやってもらうということで、他県への救援物資搬送の要請とか、福井県からのヘリコプターの救援物資の受入れとか、あるいは広域消防防災センターから県内避難所への救援物資の供給、搬送といったようなことをやる。
 それから、3点目の特色は、この2ページの中ほどにございますように津波災害に対する迅速な避難訓練をやるということであります。
 幸い太平洋側と違って、富山県の場合は、一番極端な被害想定の場合でも津波の規模は太平洋側に比べると随分少ないんですけれども、しかし、やっぱりしっかり対応しなくちゃいけないということで、この2ページの中ほどにありますように、富山県の津波の特徴を踏まえた住民の迅速な避難活動、規模は大きくないけど非常に早く津波が押し寄せてくるということがありますので、大きな揺れを感じたら直ちに海や川からできるだけ遠くへ走って逃げるといったような実践的な訓練をやると。また、災害時の要援護者の避難誘導等をやる。
 また、住民の皆さんに対する津波浸水想定区域の周知とか、住民の皆さんとの図上訓練、こういったことを避難場所でやる。また、日本医師会のこのJMATによる津波被害からの避難者への医療救護活動、またその下にありますが、緊急速報メールによる情報伝達とか、ケーブルテレビによる災害放送とか、FM放送を使うとか、外国人に対しても対応するといったようなことが特色になっております。
 なお、ちょっと申し遅れましたが、この前提としては1ページの中ほどよりちょっと上にございますが、呉羽山断層帯を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生して、富山市で震度7、富山湾で大きな津波が起こったと、あるいは県東部で局地的な集中豪雨が発生したと、こういう想定のもとに行うものでございます。
 3ページ、ご覧いただきますと、参加機関数が83、参加人員3,100人、それから車両が160台、ヘリコプターが全部で8機、相当大きな規模で広域的にやるということになっておりますので、また皆さん、取材していただければと思います。
 以上で説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事記者会見の様子○記者
 9月補正予算の中でもあったんですけれども、富山―台北便が週3便になって、これで2カ月がたちますけれども、補正予算でもかなり力を入れてるようなんですが、冬季の利用促進含めて、あと搭乗率ですね、特に週3便になった以降の分はどういう状況で、その辺踏まえて、どういうような感じでその利用促進に向けて力を入れていきたいのか。お願いします。

●知事
 富山―台北便ですけれども、4月16日でしたか、週2便でスタートして、7月から週3便となったんですけれども、4月から8月までの5カ月間の利用率ですね、大体65%前後でありますので、まあおおむね順調だとは考えております。ただ、当初からやっぱり冬場にどの程度このお客さんが確保できるか、搭乗率が維持できるかというのは課題でございます。何といっても台湾では、立山黒部アルペンルート、雪の大谷といったものが人気が高いわけですので、できるだけ通年で事業の掘り起こしをしなくちゃいけないと。
 そこで、富山―台北便等のことも念頭に置いて、冬季を中心とした利用促進のためのプロジェクトチームを庁内に立ち上げたりしまして、いろいろ検討してきました。そこで、さっきの補正予算でもご説明したようないろんな予算措置もしております。
 また、予算措置もさることながら、例えば富山県ビジネスサポートデスクですとか、あるいはスポーツチームなんかにお願いをして、例えば台湾のチームとの交流をしてもらうとか、あるいは環水公園の冬のライトアップをするとか、雪を利用したイベントの観光商品化とか、そういったインバウンドの促進、それから冬季は台湾は雪も降らなくて、例えばゴルフが好きな人だと楽しめるとか、いろいろとありますので、そういう富山の方にも台湾に行っていただくとか、そういうことをいろいろ取り組んでおります。
 一例を挙げると、富山グラウジーズと台湾チームとが今度スポーツで対戦されるということでありますので、そういったようなスポーツ交流とか文化交流とか、教育の面でいうと修学旅行をお互いにやるとか、そうしたことがさらに広まっていくといいなと、こんなふうに思っております。

○記者
 知事選について教えてほしいんですけども、先日もお伺いしましたけど、石井さん以外に立候補を表明した方がいらっしゃいますんで、改めて知事がお考えになる今回の知事選の争点は、知事ご自身は何だと思っていらっしゃるのかというのが1点と。あとご自身のマニフェストというか公約というか、9月にも発表するということをおっしゃったと思うんですが、この9月補正予算を見ればわかるのかもしれませんけど、改めて目玉というか柱は知事ご自身はどのようにお考えになるのか。
 あと、もう一つお願いしたいんですが、選対組織、先日、自民党を中心にという案が固まったというような報道、話があったと思うんですけど、この推薦を受ける自民党さん以外の政党からの支援はどのような形で引き受けていくんでしょうか。
 この3点、お願いします。

●知事
 知事選挙の争点ということですけども、これは近々、2番目のご質問、マニフェストのご質問とも関連しますけれども、近々私のマニフェストと言うのがいいのか、何かマニフェストというと、何となく思いつき的なことを書いて守らないという傾向が強いというイメージが出てきましたので、政策集とでもいうのか、いずれにしても、そういうものを私がまじめにまとめて近々公表したいと思ってますので、その際にいろいろまたご質問いただければなと。
 それから、争点というのは、他の候補者になられる方がどういう政策を掲げられるかにもよるわけで、今の時点で私のほうから特にこれが争点というのは、選挙の争点というと、普通はA候補とB候補がいて見解が違うと、そこが争点になるわけですから、B候補なりC候補が何をおっしゃるのかもよくわからないので、今の時点で争点がどうと言うのはちょっと控えたいなと思います。
 ただ、重要なことといえば、やっぱり常日頃申し上げてるように、非常にグローバル競争が進む中で、残念ながらこの10年、20年、日本は世界の中で残念ながらやや地盤沈下し続けてきたということが言われます。ですから、その中で日本という国を、特に東日本大震災ということもございました、その復旧復興をもちろん急がなくちゃいけないわけですが、その復旧復興のプロセスを被災地だけではなくて日本全体の再生、日本という国自体の立て直しにつなげていかなくちゃいけない。そのために、富山県は地方の県ではありますけれども、ぜひ全国知事会の皆さんなどとも連携して、その日本という国を立て直す、その一翼を担っていかなくちゃいけないと思っております。
 富山県についていうと、この3月末の高校生諸君の就職決定率とか大学生諸君の就職決定率も、いずれも全国トップクラスでもありましたし、また、交通インフラの面では、2年半後に迫った新幹線の開業とか、また伏木富山港の総合拠点港化、また富山空港も国際路線が充実してきたりと。以前よりも相当な前進もあったと思いますが、そうしたものもフォローの風にしながら、しっかりと富山県のものづくり産業を含めた産業経済の活性化、そして次の時代を担う若い人たちを健やかにたくましく育っていただくようにしなきゃいけない。
 また、大震災もありましたから、富山県を、現在でも日本有数の安全・安心な県だと思いますけれども、さらに安全・安心で災害にも強い日本一安全・安心な県にしていきたい。こんなふうに思ってますので、想定というよりは、出られる人が何かいらっしゃるようですけど、それはそれとして、私としては今言ったようなことを政策の中心にしながら、しっかり富山県の限りない発展、県民の皆さんの幸せのために頑張っていきたいと思っております。
 それから、選対組織の噂もありましたが、新聞報道にもあって、今例に挙げられた政党ではいろいろご検討中だと聞いておりますけれども、まだ正式に伺っておりませんが、近くお決めになるようにも伺っておりますんで、それは大変ありがたいことと思います。他の政党なり、あるいは団体といいますか、政治団体というのか、そういった皆様が具体的にどんな体制をとっていただけるかは、これからのご相談になると思っております。
 いずれにしても、多くの方からご推薦をいただいて、本当に心から感謝申し上げてますし、また、せっかくの皆様のお気持ちを大事にし、またご期待に沿うように頑張っていきたいなと思います。

○記者
 補正予算についてお伺いしたいと思います。
 中小企業支援ファンドということで、非常に大きな額、計上されていますけども、これは現在の県内の中小企業の状況をどう認識してらっしゃって、どんなふうに誘導していくのか。生き残りに向けた戦略みたいなところがあるんだと思うんですが、それ、どう運用していくのかというのを教えてください。
 それと、もう2点質問させていただきます。
 再生可能エネルギー導入の推進ということで、幾つか補正が入っていますけども、今年の夏、非常に暑かったですけども、県内についても原発なしということで乗り切ったということだと思います。知事とすると、今後は原発というよりも、原発依存度を下げて再生可能エネルギーに舵を切るべきだという考えで、こういった施策をやってらっしゃるのか。エネルギーについての考え方を2点目にお願いします。
 3点目、少し補正と関係ないですけども、地方交付税の関係で、本来であれば本日、国のほうから地方交付税、普通交付税分、あるはずでしたが、特例公債法案の関係などで先送りということになりました。県としては、国のそういった対応をどのように見てらっしゃるか。3点、お願いいたします。

●知事
 最初の中小企業支援ファンドについて言いますと、先ほどもちょっと申し上げましたが、中小企業の皆さんがチャレンジされてるさまざまな研究開発とか、あるいは新分野進出といったようなものを例えば従来以上に積極的に支援しようという趣旨でこの基金をつくりました。
 もちろん、これまでも中小企業の皆さんの研究開発とか新分野進出、さまざまな形で低利融資制度をつくったり、またテーマによっては補助金を出したり、あるいは県の力で限りもありますから、ある一定の段階のものは県の単独の補助金で支援しますが、委託費とか、ある程度いったら、これを国の戦略的な産業育成の資金の対象にしていただいて、さらに飛躍してもらうとか、それからもちろん研究、ものづくり研究開発センター、昨年4月からオープンしたりとかいろいろやってるわけですけれども、それをさらに充実させていきたい。
 特にファンドという形をとりますのは、どうしても、どこの自治体、国も同じですが、予算は基本は単年度主義なもんですから、もちろん補助金を出して、零細企業に出すときに、2年以内に順を追って使ってくれればいいというような交付の仕方もありますが、原則、予算単年度主義なのでちょっと窮屈な面もございます。
 そこで、ファンドというところから出せば、余り予算の単年度主義に縛られないで、より臨機応変というか、弾力的な運用がしやすいということもございますし、それから、あらかじめ毎年毎年の予算だけではなくて、そうした150億円なら150億円のファンドをつくって、その運用益でできるだけ弾力的な支援をしますよと。しかも、それは県だけじゃなくて民間の金融機関も協力してもらって出すということですから、中小企業者の皆さんに、ああ、そういうことで準備もしてくれてるのかと、非常に目に見えるわけですから、中小企業の皆さんのチャレンジ精神というか、もっともっと前向きに頑張ってみようじゃないかというのを鼓舞するといいますかね、奨励する効果もあるんじゃないかと、こういうふうに思ってるわけでございます。
 それから2つ目が、再生可能エネルギー、どういう思いで、特に原発との考え、関連をお聞きになりましたが、エネルギー政策は、私はすぐれて国全体で大いに議論すべきことだと、国民的議論をして決めていくべきことだとは思ってますけれども、当面考えると、やっぱりああした原子力、福島の問題もありましたから、できるだけ原子力発電を、すぐにやめるというのはなかなか非現実的なように思います、県民の皆さんの生活とか、あるいは産業振興ということを考えますと。
 しかし、できるだけ原子力発電への依存度を下げていくということはやっぱり必要かなと思っておりますので、できるだけ再生可能エネルギー、水力発電とか太陽光発電とか、将来の課題ですが、風力発電とか地熱発電とかいろんなことがあるわけで、そうしたもので技術面で、あるいは環境面にも配慮して、実現性の比較的高いものはできるだけ積極的に進めていくということでありまして、特に小水力発電等については、ご承知のとおり富山県、非常に3,000メートル級の立山連峰、水深1,000メートルの富山湾という地形ですので、非常に急流河川や農業用水も多いわけですから、こうした立地の優位性というものを大いに生かすべきだということですね。
 太陽光発電も一定のスペースがとれれば、日照時間が比較的少ない富山県ですが、比較しますとね、他県に比べると、しかし適地もありますので、そういったところはできるだけ太陽光発電というようなことも進めていきたい、こんなふうに思ってやってるわけであります。
 原子力発電についてはいろいろな議論がありますけれども、世界を見ると、引き続き原子力発電をむしろ中心的なエネルギー確保策として進めていこうという国のほうがむしろ多いぐらいですので、今すぐ原子力発電に依存するのをすぐやめるというのはなかなか現実的じゃないと、そういうふうに思っておりますので、今申し上げたように、なるべく依存度を引き下げて、自然エネルギー、再生可能エネルギーをできるだけ重視していきたい、こんな気持ちでおります。
 それから、交付税の話が出ましたけれども、これはもちろん中央政府、あるいは中央政治の皆様におかれましては、ぜひやはり国民の生活に直結する面がありますから、地方への交付税の配分はできるだけ予定どおりにやってほしいので、そういう意味で法案が成立しなくて相当分が先送りになるということについては残念に思っておりますが、ただ、富山県について言いますと、そのことによって今すぐ何か差し迫った支障があるということは幸いありませんで、大分財政再建も軌道に乗ってきておりまして、歳計現金もある程度余裕がある。それから、銀行、指定金融機関との間では当座借越制度といったようなものも持っておりますから、いましばらくは大丈夫だと思います。
 ただ、この例えば公債特例法の成立がさらにおくれて、例えば12月の中旬以降になるなんてことになりますと、大変資金繰りの面でも厳しくなってきますので、できるだけ中央政府の皆様、また関係の皆様には、いろいろ議論はあるんだと思いますけれども、そうした地方交付税の配分というのは日本の地方、国全体にも影響する話ですから、できるだけ円滑にいくようにそれぞれのお立場で努力をしていただきたいなと、こういうふうに思っております。

○記者
 (補正)予算案についてなんですが、災害廃棄物の試験焼却への対応とありますけれども、その600万円は具体的にはどのような事業としてお考えなのかということと、もう一点、以前、秋ぐらいの試験焼却が望ましいのではないかとおっしゃっておられましたが、改めてどのような時期に実施するのが望ましいとお考えでしょうか。この2点お聞かせください。

●知事
 まず、今度の補正予算は、さっき申し上げましたように、試験焼却等を行いますときには、岩手県のほうから災害廃棄物が送られてくるわけですけれども、送る側の岩手県側でももちろん放射線関係の調査はされるわけですけれども、富山県側でも受け入れた際に念のためチェックをしまして、そしてその先はもちろん受け入れ側の、例えば富山広域圏や高岡市さんなどとの分担になるわけですが、一定の測定とか放射線の測定等については、富山県のほうで、これは市町村とのご相談ですが、大体静岡方式というふうにやってほしいというご要望もありますんで、大体そのようなやり方に準じて役割分担をして、一定のものは予算措置をするということにしたわけでございます。
 それから、時期についてですけれども、もちろん何といってもこの災害廃棄物の受け入れは、安全性の確認と、そのことと住民の皆さんの理解ということが大切で、今そのために、高岡市は大体済んだとも聞いてますが、高岡市さんでも、また富山地区広域圏でも、また新川でもそれぞれご努力をされてるわけで、その結果として住民の皆さんの理解が得られれば、できるだけ早期に試験焼却などをして、さらにその結果について住民の皆さんのご理解が得られる、また、安全面でも確かに問題がないということが確認できれば、順次受け入れていくということかと思います。
 もちろん被災地の皆さんからすれば、一日も早く受け入れしてほしいということだと思いますけれども、今申し上げたように住民の皆さんの理解ということが大事でありますし、安全面の確認もしながら、できるだけ円滑に進めていく。
 そういう意味で、前にも確か申し上げたと思いますが、今9月に入りましたが、9月の下旬とか10月とか、遅くとも11月の初めぐらいまでには、試験焼却などもできる情勢になれば、住民の皆さんにご理解いただいて、そういうことが望ましいなとはもちろん思っております。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分(※は訂正)などです。

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