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知事記者会見[平成24年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成24年4月23日(月)]

◆日時 平成24年4月23日(月)午後3時00分〜3時49分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)「新・元気とやま創造計画」の策定について リンク
(PDF 3218KB)
リンク
(5分4秒)
(2)「元気とやま協働戦略アクションプラン」の策定及び新幹線開業とやま戦略推進県民会議(仮称)の設置について リンク
(PDF 916KB)
リンク
(7分43秒)
(3)中国(北京・広州)及び台湾(台北)での観光プロモーション等について リンク
(PDF 778KB)
リンク
(4分38秒)
(4)「高志の国文学館」のロゴマーク及び開館予告ポスターの制作について リンク
(PDF 1381KB)
リンク
(2分4秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)新総合計画と知事の出馬表明について
(2)大飯原発の再稼働を巡る動き等について
(3)新幹線開業とやま戦略推進県民会議について
(4)「元気とやま協働戦略アクションプラン」に基づく取組みについて
(5)中国での観光プロモーションについて
(6)北陸新幹線開業の時期について
リンク
(29分58秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

知事記者会見の様子●知事
 それでは、記者会見を始めます。今日は4項目、私のほうから発表させていただきます。
 1つは、「新・元気とやま創造計画」の策定ということでありまして、今からいうと一昨年の12月から県の総合計画審議会に諮問してきたところですが、去る4月6日にご答申いただきました。その後、事務的に整理もいたしまして、このたび「新・元気とやま創造計画」を策定いたしたものであります。
 計画の名称等はここに記載してあるとおりですけれども、「新・元気とやま創造計画」と銘打ちまして、「みんなで創ろう! 人が輝く高志の国 〜活力、未来、安心のふるさと〜」というふうにしています。2021年度までの10カ年ということでございます。
 それから、経過はご承知のとおりでありますが、特色としては、活力、未来、安心の3つを柱とした60の基本政策、それから、県民の皆さんにとって緊要度が高くて最優先に取り組むべき5つの重点戦略を策定したということであります。できるだけメリハリをつけて政策の推進を図る。また、全体を通じて「人づくり」ということを、基本政策を支える重要政策として位置づけております。また、成果を重視した県民参考指標、これ189項目を設定しますとともに、県民の皆さんの幸福度という視点から、「とやま幸福度関連指標」というものを150項目提示いたしております。計画の構成、概要は記載のとおりであります。
 また、これを受けたアクションプランもつくることにしていまして、これは毎年ローリングをして、予算編成を通じて打ち出される新規・拡充事業などに反映をさせていくことにしております。期間は5年間ということでございます。
 それから、計画の広報・推進、最後の総合計画審議会でも、計画の中身は相当充実したものになったけれども要は実行だということで、大変そういうご意見も多かったので、まさにそのとおりだと思います。そこで、計画概要をまとめた広報紙を増刊号で全世帯に配布する。4月の下旬ごろを予定しております。44万部ほど作成する。また、知事のタウンミーティングということで、4月28日を皮切りに県内4地区でタウンミーティングを開催しまして、その際に「新・元気とやま創造計画」の内容もご説明をし、また、それから、この内容についてのご意見、ご質問、また実施についてのいろんなご意見を承ろうと思います。もちろん、この計画をつくるに際して、これまでもタウンミーティングやパブリックコメント、もちろん市町村長さん、それから県会議員の皆さん、また多くの県民の皆さんのご意見を伺ってきましたけれども、策定した後もそういう、同じようにしたいと。
 それで、別紙1は計画策定の経過でございます。ご覧いただきたいと思います。
 別紙2は、県民参加の状況でございます。県民世論調査等も行っております。また、元気とやま創造計画の特色を別紙3に載せておりまして、今ほど申しました。
 別紙4は全体の骨子でありまして、別紙4−2は活力、未来、安心の基本政策の体系。
 それから、別紙5は計画の普及啓発を図る実施をどうするか。
 それから、最後にマネジメントシステムというか、こういうふうにしてPDCAサイクルでやっていきたいということでございます。
 次に、今日最終回(第3回元気とやま協働戦略検討会議)がありました「元気とやま協働戦略アクションプランの策定」と、これも受けまして、また今冒頭ご説明した新たな総合計画、これも受けた形で新幹線開業とやま戦略推進県民会議(仮称)の設置をすることにしております。
 これは、今ほど、まず元気とやま協働戦略アクションプランというものをつくっていただいた訳ですけれども、これは皆さん、今日の会議がありましたのでちょっと説明は省略してもいいかと思います。1ページの下のほうにプランの概要というのがまとめられていますが、地域活性化というのを共通目的にして、「協働」をキーワードにして、民間や地域団体、県民などと行政が連携して行う取組みを県民行動計画として示すということであります。
 基本的考え方はこの3つございますが、県民の視点に立ったアクションプランだということ。また、行動計画にふさわしく大括りで、できるだけ覚えやすい柱立てにした。また、「協働」の具体的あり方を提示したということでありますが、特色としては、例えば今日も話題に出ていますが、意外と県民の皆さん自身が、例えば立山連峰(雪の大谷)に登った(※行った)ことがまだないという人が意外と4割(※6割)とか、いろいろ、意外にそういう数字がありますので、まず東京始め全国あるいは世界の方にアピールするためにも、県民自らが県内の主要な観光地を自ら訪れようではないかと。1回行ったことのある人ももう一度行こうじゃないかと。
 それから、私が薦めるビューポイントとかおいしい飲食店とかいったことをPRする、ふるさと推奨運動というのがあります。皆さんそれぞれブログとかツイッターなんかも使っていただいて、大いにPRしてもらおうと。それから、観光事業者や交通機関、商店街の方の「おもてなし」の向上で、例えばまだまだ、随分ひところよりもよくなったと言われていますが、中にはちょっとまだタクシードライバーのマナーがよくないということをよく聞くこともありますし、また、せっかくこういう趣旨のお土産が買いたいからぜひどこか紹介してくれと言ったら、運転手さんの方が「いや、富山には何もないっちゃ」と言われたという話なんかやっぱり時々聞きます。

 そういったことも含めて、みんなで頑張ろうということでありますが、これを受けて、2枚目おめくりいただきますと、いよいよ新幹線開業まで2年半ほどでありますから、ちょっと名前が長くて恐縮ですが、新幹線開業とやま戦略推進県民会議(仮称)─新幹線開業とやま戦略会議とか何か短くしなければ駄目ですね。それで、これに2つ、実務的にといいますか、各論になるべく若い人も含めて入ってもらおうということで、2つのプロジェクトチームをつくります。また、3つの地域推進会議というのをつくろうというふうにしております。
 この戦略会議全体は、知事である私が会長を務めさせていただいて、各界の代表に入っていただきますが、有識者だとか。このプロジェクトチームは、できるだけ実際の現場に近い方に入ってもらおうということで、座長は、観光・交流のほうは国際大の長尾先生、また産業・地域活性化のほうは経営者協会の副会長、コーセルの会長の町野さんに入ってもらって、いろんな方に入ってもらって、ここに書いてあるようなことをやろうということであります。
 また、今回の特色のもう1つ大きな点は、新幹線駅が3つできますから、全県的なことをしっかりやりながら、推進会議は全県的なことと同時にもちろん北陸3県とどう連携するか、あるいは岐阜県や長野県とどう連携していくのか、あるいは中部圏全体、あるいは首都圏戦略、いろんなことをもちろんやるんですけれども、同時にPTで観光とあるいは産業活性化関係と各論も詰めてもらいますが、同時にやっぱり地域ごとに、東からいえば新黒部駅、それから富山駅、新高岡駅と一応できますので、そのところの市とかだけで、言うなれば小さくまとまるんではなくて、それぞれの圏域、例えば黒部であれば新川地域全体を見て、どんなことをやったらさらに地域の魅力をアップして、東京始め首都圏からたくさんのお客さんに来てもらって、来てもらったときに、ああ、やっぱりいいところだなと、また来たいなと思ってもらえるか、1回見たからもうこれからはこれでいいわとこういうふうに思われるかが勝負ですから、そこをしっかり皆さんで取り組んでもらおうと。それは富山、高岡も同じでありまして、そこで、富山地域は会長に富山商工会議所会頭の犬島さん、これは県全体の連合会の会長もされております。また、西部地域は高岡商工会議所の会頭でもいらっしゃる川村さん。それから、新川地域は黒部商工会議所顧問というよりも、YKKの会長CEOといった方が分かりがいいと思いますが、吉田会長さんにお願いしまして、この方も大変グローバルに活動してお忙しい方ですが、快く引き受けていただきました。こういうことで、新幹線開業に向けて万全の体制をとりたいということでございます。
 それから、そうですね。戦略会議のアクションプランの方は皆さん大体聞いておられましたから以上にします。

 3点目は、中国、台湾での観光プロモーションでございます。
 まず、今年は日中国交正常化40周年という節目の年なものですから、北陸信越運輸局と中部運輸局、また中部北陸9県の観光関係者から成るハイレベルミッション団というのを、北京市と広州市に派遣をする。今年は私が団長を仰せつかっております。また、このミッションに合わせまして、富山−台北便の就航をきっかけに台湾からのお客さんにもっともっとたくさん来ていただくということで、私を団長として観光訪問団を派遣することにしております。
 日程はご覧いただいたとおりでありますが、連休の最後の日曜日、5月6日からスタートいたしまして、5月12日に台北から戻るということでございます。
 主なところは、まず北京では国家旅游局とかまた観光説明会も行い、大使館その他関係方面で中国の最近の事情、また富山県や中部圏の観光PRをいたします。それから、5月8日は北京の旅行会社等訪問しました上で、かなり有力な旅行会社が2つありますからそこも直接訪問しまして、それから広州に向かいまして、中国の南方航空、これは皆さん、富山−北京便を運航している中国の南方航空というのは実は本社は広州市にありまして、譚(タン)さんというのは総経理でありますが、この方と久しぶりに、一昨年、2年ぶりになりますか、お目にかかって、北京便就航のお礼とさらなる充実をお願いしていく訳でございます。そのほか、広東省の州政府にも訪問したい、また観光説明会も行いたいと思っております。
 また、10日以降は台北に飛びまして、ここからは富山県としての単独の訪問でありますけれども、チャイナエアラインの首脳と会うとか、台湾への進出企業等との交流会、また台湾の政府の経済部、日本でいえば経済産業省ということになります。そういったところの首脳とお会いしたり、観光説明会、また台湾の交通部等も、これは日本でいえば国交省になりますけれども、というようなことで、台北駅でのPRイベント等も積極的に行うことにしています。
 2枚目以降は事業の内容を書いてありますが、北京でも職員も頑張ってくれまして、中部圏全体で行くということになってございますが、50社程度の現地旅行会社のご説明会、広州でも40社程度。そのほか、国家旅游局とか先程申し上げた北京の全国的な有力な旅行会社を訪問するとか、ということでございます。また、チャイナエアライン等も、先程申し上げたようなことで台湾も回ることにしております。
 3枚目の最後になりますかね。(11)番として台北駅でのPRイベントなども、台北駅の周辺にそれなりのスペースがありますから、ここを利用してにぎやかに富山県のアピールをしていきたいなと。それから、富山−台北便の就航記念祝賀会等も行うことにいたしております。以上であります。
 それから、最後に「高志の国文学館」のロゴマークと開館予告ポスターの制作ができましたので発表させていただきたいと思います。
 高志の国文学館、結構話題性があるんじゃないかと思いますけれども、さらに県民の皆さんの関心を高める、また東京を始め首都圏などからも関心を持ってもらうために、ロゴマーク、開館予告ポスターというものをつくりました。制作者は新村さんで、後ろに資料がついていますが、なかなか第一級の方であります。
 それから、このロゴマークを、2枚おめくりいただいたらいいんですかね。万葉集であるとか、またヘルン文庫とか、それから辺見じゅん先生の作品とかいろんなものを、瀧口修造さんとか、そうしたものから発想してこういうロゴにしたということであります。「文学」の「ぶ」の字の文字をかたどっていまして、なかなかおもしろいロゴマークができたんじゃなかろうかと思っております。ぜひ皆さんからもご愛顧賜ればと思っております。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

知事記者会見の様子○記者
 まず1つ、新しい総合計画なんですけれども、ざっと見たところ非常に充実した内容で、非常に評価されるかと思うんですけれども、これをもってやっぱり、これを2期目だけでやり遂げるというのは多分、恐らく無理だと思いますので、これをもってやっぱり知事の事実上の出馬表明みたいなふうに私は受けとめたんですけれども、そういう理解でいいでしょうか。というのが1点と、あとこれの、ちょっとごめんなさい、この間聞いた話の続きなんですけれども、大飯原発の再稼働をめぐる続きなんですけれども、あの後京都とか滋賀の知事さんが政府に対して共同提言をするという動きがありまして、これは政府の再稼働の決定に関西、反発するところが出ているということなんですけれども、これは自分たちの地元であるという、原発の隣接県の動きだと思うんですけれども、こうした動きをどう思われているのかということと、こうした動きが志賀(原発)の再稼働時にどのように影響するとお考えなのか、この点をよろしくお願いします。

●知事
 まず、前段の、この「新・元気とやま創造計画」の策定というのが、2期目だけでは全部なし遂げられないので、3期目への気持ちを表しているのかどうかということですけれども、これは、いろんな受けとめ方を皆さんがされるのは、それはお任せしたいと思うんですが、私としては何といっても2期8年、あと半年ほどの残り任期になりましたが、まずはせっかく県内外を代表される皆さん、また有識者の皆さんからいろいろご意見いただいて立派な内容の計画をつくっていただきましたので、何としてもまず任期中にしっかりとその土台を築きたい。
 もともと、元の「元気とやま創造計画」も着実に実施できたと思いますけれども、この「新・元気とやま創造計画」も、この2年ぐらいの間に世界同時不況とかもありましたし、それから中央政治で政権交代があった。それから東日本大震災があったとか、またその間に大変歴史的な円高になったといったようなこともございます。
 7年半前(※6年半前)、策定年次からいうと6年(※5年)ほど前になりますが、つくった「元気とやま創造計画」、着実に進めてまいりましたが、客観情勢、国の内外で大きな情勢変化もあったので新しい計画をつくっていただいたんですけれども、まずは残された任期でこの新しい計画がしっかりと実現に向けて力強く踏み出せるように、残り任期に全力を尽くしたいと。その後のことにつきましては、前から申し上げていますように、県議会を始めとして県民の皆さんの声に耳を澄まして、よく熟慮をした上でまた適切に対応したいと思っております。
 それから、大飯原発に絡めてのお話がございましたが、私は、大飯原発再稼働ということもあったからでしょうけれども、政府の方で今回安全基準というものを新たに示されたりしております。ただ、これは前にお話ししましたが、私は前から、ストレステストというのが前総理の頃に急に出てきましたが、それも大切なことかもしれないけれども、福島第一原発の教訓を踏まえて今後どういう安全対策を講じるのか、そこの基準を明確にして、それを実現していく工程表もしっかり示さなくてはいけない。そういうこととそのストレステストをやるということがどういう関係になって、したがって、これなら安全だからぜひ再稼働しましょうというふうになるのか、そこを政府がもう少し丁寧に説明しないと分かりにくいですねということを申し上げてきたんですけれども、今回そういう意味で安全基準的なものをお示しになりましたが、ちょっとどういうかな、少し唐突というのか、急いでお作りになったような感じがしますので、内容はまだ政府から詳しく聞いていないんですけれども、そういうこともあって、京都や滋賀の知事さんがこういうことではそれぞれの県民の皆さんになかなか説明がしにくいと、もう少し体系立った安全対策なりを示していただき、また今後の手順というか工程表的なものを示してもらって、その上で再稼働について判断していくべきではないかという脈絡でいろいろご提言をされているのかなと思います。
 私の方もまだ志賀原発、いろいろ北電さんも安全対策を一生懸命やっていらっしゃるんだと思うんですけれども、まずは、ご承知のとおり志賀原発について、30キロ圏内で大変そういう意味では近くにある氷見市とともに安全協定について、今北電さんに申し入れて協議している最中でございますので、そういう協議の中には、今言ったような諸情勢を踏まえた政府の対応とか、あるいは今度福井県のほうでも独自にそういう安全委員会をつくって、何か審議されているやに聞きますし、そうした動向というものはもちろんよく注意深く見守って、なるほど、このことについては、志賀原発についても十分参考にすべきだと、取り入れるべきだというものがあれば、そういうことは適切に対処していきたいなと、こういうふうに思っております。

○記者
 今ほどの原発の関係で、関西電力の話ですが、大阪市の橋下市長のほうから、100キロ圏は安全協定を結ぶべきではないかという提案が出ています。富山県は、今30キロ圏内の氷見市とともにという話ですが、50キロ圏内、100キロ圏内、県内の自治体もありますので、富山県知事としては、30キロ圏以上の自治体と北電との関係、協定についてどのように考えるかお伺いしたいと思います。

●知事
 私どもがとりあえず、特に安全協定ということになると、あるいはその前のEPZ、これも地域防災会議で原子力防災対策部会でも議論して、おおむね30キロというのは政府が出している方向性というのが妥当ではないかということで、今その方向で、まだ最終的な結論を出していませんが、原子力防災部会の議論の方向としては、そういうふうになっておりますし、またそうしたことも念頭に置いて、30キロ圏内に半分強ですか、かかっています氷見市さんと富山県で、北電さんに安全協定を結んでいただくように申し入れているところであります。
 大阪府あるいは大阪市の方で、原発から100キロ程度の都道府県と安全協定を結ぶべきではないかというような問題提起をされたやに、これは私も新聞報道等で承知している程度で、直接考え方を伺う機会はありませんけれども、ただご承知のとおり、この大阪府の松井知事と大阪市の橋下市長が、この大飯原発の再稼動をめぐって24日に藤村官房長官に、この100キロ程度ということを、こうしたことも含めて、8項目の提案を政府に提出されたというふうに聞いております。藤村官房長官の方は、こうした提言について、内容をよく拝見して、その提言を受けとめるところから始まると発言されて、まずは内容を精査するという考えを示されているわけであります。
 私が聞いている範囲では、大阪府、大阪市の8項目の提案というのは、まだ正式に国に提案されたというものではないんじゃないかと聞いていますが、したがって、今申し上げたように報道を通じてしか把握していないので、今の段階でそれがいいとか悪いとかというのは、ちょっとコメントとしては避けたいと思います。
 ただ、もちろん原発の再稼動の問題、志賀原発がありますから富山県民にとっても関心事項だと思いますので、私としても、今後もそうした動きについて十分関心を持って見守って、また富山県としていろいろ参考にすべき点があれば、もとよりそのことについて十分考慮した上で、今後の安全対策に取り組んでいきたいなと思います。

○記者
 また同じ原発をめぐる話なんですけれども、先日、福井の知事が中間貯蔵施設を原発立地県だけではなくて痛み分けという形で、ほかの消費地にも建ててもいいんじゃないかな(※分担をお願いしないといけない)というような発言をされましたけれども、他山の石として志賀原発で石川の知事がこのようなことをもしもおっしゃる場合、今の時点では石井知事としてはどういうふうな見解ですか。

●知事
 それは全く仮定の議論ですから、ちょっとお答えは差し控えたいと思います。

○記者
 推進会議、県民会議なんですが、ちょっと細かいんですが、設置はいつになると、どのあたりに設置するか。

●知事
 ちょっと今、委員の皆様にいろいろご予定を(伺っているところであり)、皆さんお忙しい方ばかりなので、今のところ5月末までには1回目を開催したいなと、こういうふうに思っております。
 新幹線開業まで2年半ほどぐらいしかありませんから、なるべく早くスタートしたいなと。

○記者
 この5月24日に実施するということですか、このときに発足するということですか。

●知事
 失礼しました。大体皆さん、大方の方はこれでご都合つくそうですから、24日付で第1回、この県民会議を発足させるということになります。

○記者
 関連ですけれども、じゃ発足のときにこの仮称がとれるということですか。

●知事
 もちろんそうですね。

○記者
 数値目標とかというのは、もしかして入れていらっしゃるものはあるんでしょうか。このプランの体系などを拝見して。

●知事
 いや、今度の協働戦略アクションプランで何か具体的な数字、特に新幹線に絡んで、そういう数字はなかったよな。
 大体むしろ取組みの姿勢とかということが中心ですので、具体的に何か数値目標というのは、今のところはないと思います。

○記者
 どれが大事かといったら、みんな大事だとおっしゃるんだと思うんですけれども、中でも県民から行政まで丸の4つついているのが、みんなでとりあえず一致団結してやってもらいたいというようなお考えだということですか。

●知事
 この丸は、どっちかというと、もちろん誰が取り組むかというので、主として民間が中心ですよとか、主として行政が、あるいは両方がという区分を分けたので、今度のアクションプランの特色は、ややもすると、どうしてもいくら県民の代表の方や有識者の方が入って議論した上で策定されたものとはいえ、結局発表したりするのは行政ですので、ややもすると結局何かそのうち県庁が、あるいは行政が何かやってくれるんじゃないかということになりがちなんですが、今度のアクションプランの最大の特色は、もちろん行政が責任を持って当然やるべきことはやるんだけれども、それだけではなくて、県民の皆さんや企業の皆さん、それも関係業界はもちろんですけれども、幅広い企業や県民の皆さんにも一定の役割を担っていただきたいということをかなり明確に分野別に示したもので、例えばその最たるものが、富山県の魅力を大いに発信しようとみんなおっしゃるんだけれども、よくよく調べてみたら、富山県が世界に誇る立山連峰(雪の大谷)でも、まだ一度も登った(※行った)ことがないという人が県民のうち4割(※6割)いらっしゃると。これはちょっとどうかねと。もちろん足腰に障害がある方とか、非常に高齢の方とかそういう方は無理にしても、割に健康な元気な方であれば、ぜひこの機会にみんなでまず登って、登ってみたら本当にすばらしいと。すばらしいんだけれども、ちょっとこういうこともちょっと気をつけないといかんなということも、あるいはアピールするならここだなということを実感してもらって、そういうことが大事だということと、それから、それをじゃ後はPRを県庁や市役所でという、もちろんこれは県も市役所もやっていますけれども、それだけじゃなくて、例えば今ブログとかツイッターなんかも皆さんがお持ちだったり、あるいは携帯とか、いろいろなアピールの仕方がありますから、ぜひそれぞれのお立場でキャンペーンを張る一翼を担っていただきたいと、そういうことも書いているのも特色だと思いますね。
 それからよく言われるのは、富山県は蝶々が羽を広げ(たような形の)非常にコンパクトで、まとまりのいい県なんだけれども、案外例えば呉東の人で、世界文化遺産の五箇山にまだ一度も行っていないという人が意外といるとか、逆に呉西の方で魚津の埋没林とか蜃気楼とか、呉東のいろいろ魅力あるものを、例えば立山だって多分少しそういう傾向があると思うんですが、案外見ていないとか。だからもう少し県内でも案外ちょっと離れたところは、そのうち行けるわと思って行っていないということがあるんですね。
 私、昔、静岡県庁にもう20年ほど前に行っていましたが、びっくりしたのは、あの富士山にまだ一度も登っていないという部長が県庁の現役にいましたよ。よくあなたそれで部長になったねと言ったら、申し訳ないと。その人は本当に健康でピンピンした人でしたが、そういうことってやはりあるんですよね。
 近いからいつでも行けるとか。だけどもやはり人にアピールするには、まず隗より始めよと、自分がやはり実践をして、ということが大事じゃないかと。
 それから例えばこの計画のアクションプランの特色でいえば、例えばもてなし力で、旅館の女将さんとかといったようなことはもちろんですけれども、タクシードライバーのもてなし力とかマナーとか、そういったことにもきめ細かく提言をしている。大変そういう意味では、民間の方だからこそ、割合思い切っていろいろなご意見も出たということで、これはこれで貴重なアクションプランになったなと。こうしたことも含めて、問題は議論は随分してきたので、要は実行ですから、第4コーナーを回って、あと一直線に走らなければいかん時期なので、余り評論ばかりしていないで、みんな自分がやれることをお互いやりましょうと、こういうことでございます。

○記者
 来月の中国、台湾の訪問のほうについてお聞きしたいと思います。
 中国については中部圏の事業もありまして、富山県だという制約もあるかと思うんですけれども、両国でどのようなことを富山県としてアピールしていきたいかということを知事の抱負とあわせてお聞きします。

●知事
 そうですね、中部圏の代表として行くんですから、余り富山県のことばかり言うわけにいかないと思うんですが、まず中部圏全体として見ますと、セントレア、やはり大きな国際空港としてありますけれども、今年は日中国交正常化40周年ということもあって、その一環として、例えば昇龍(道)プロジェクトといったようなことを中部圏全体としてやろうとしております。そういったことも含めて中部圏各地域の魅力というものを、また多彩な魅力もありますから、これをしっかりアピールをしたいなと。
 同時に富山県あるいは北陸としますと、中部7(※9)県といっても、ややもすると人口の大きな愛知県とか大都市名古屋というものの存在感が結構大きいわけでしょうから、少しこの機会にやはり伏木富山港、日本海側の拠点港になりましたよとか、それから富山空港もご承知のとおり、今、北京便が週5便飛んでいるんですが、全国で自治体管理の地方空港というのは54あるんですけれども、たとえ週1便でも2便でも、北京と結ばれているのは富山空港だけでありまして、こうしたことも大いにアピールをしていきたいと。
 皆さんは、さほどにも思われないかもしれないけれど、霞ヶ関とか永田町に行くと、富山空港から北京便があるというと、みんなあっと驚くという、まず10人のうち9人までそうですよね。それだけ価値があるので、地元の皆さんは、こんなもんだと思っていらっしゃるかもしれませんけれども、中国でもまだまだ知らない。昨年5月に東日本大震災の直後に真っ先に行ってはきたもののまだまだ知られていないと思いますから、アピールをしたなというなということですね。
 そういう意味では伏木富山港も、物流の面でも総合的拠点港になりましたから、非常に大きな意味はあると思うんですが、これからクルーズが非常に盛んになると思うんですね。特に日本はどういうものか、余りクルーズがこれまであまり伸びなかったんですけれども、この数年、中国ではものすごくクルーズが盛んになっている。クルーズ船の船籍はアメリカだったりヨーロッパだったり、もちろん中国のものもあるかもしれませんが、大変伸びています。そういうものをしっかり今回、丁度クルーズについては小樽、伏木富山港、京都舞鶴で連携したために、クルーズ部門では、何と第1位の評価を国交省の審議会で受けたわけでありまして、しっかりとこれもやらないといかんと思います。中国は大変大きなマーケットですから、そういうことをしっかりアピールしたいなと。
 それから同時に、東海北陸自動車道も全線開通して4年になりますけれども、東京と名古屋というのは公称3時間で、特に県の呉西からですと2時間半とか、場合によっては2時間という感覚になっています。中国では、私は何度か、ほとんど毎年のように中国に行っている計算になりますけれども、大体高速道路を4時間ぐらいで行けるという距離は近いというのが向こうの感覚ですよね。要するに大陸の感覚ですから。
 話せば長くなりますが、中国のまさに中国全体の首脳と言われる方でも、そういう感覚でお話しをされるので。ですから、富山−名古屋3時間なんていうのは本当にすぐ隣じゃないかという感じですし、新幹線2時間、東京−富山、これもすぐ隣もいいところと。そうすると、これから非常に富山県は観光や人の交流の面ですごく有利な立場に立ちつつあると思っています。これを生かさなきゃいかんと。生かさない手はない。それが今度の戦略会議の趣旨で、県民の皆さんにももっと自信を持って、要するに中国に行って話すときには、富山県というのは名古屋や東京のすぐそばなんだと言っても、全くうそをついたことにならない。なるほどそれはそうだという感覚でこれからは我々は仕事しなくちゃいけない。そういうことであります。

○記者
 原発の話に戻って申しわけないんですけれども、いわゆる北電さんとの安全協定ですか、最初の会議はとりあえず終わったんですが、その後もし何か進行しているのであれば、お聞かせいただきたいということと、再稼動について、知事なりの見解というか、お考えがあれば、もし差し支えなければお聞かせいただければと思います。

●知事
 まず1つは、北電さんとの安全協定(に係る協議)については1回目やりまして、2回目を、まだあれですけれども、いずれ当然やろうと思っています。
 1回目は確か安全協定の全般的な内容について、例えば立地県である石川県さんとはどんなふうに結んでいらっしゃるとか、内容の説明を受けたと。この次は、まずはどんな場合でも必要な志賀原発についてのさまざまな情報の提供システムというか、どういう場合にどういう情報を流して、それも速やかに正確に流していただけるか、そういったシステム、仕組みなり取決め、どういうことをお互いに、こちら側もこういう情報を欲しいということもあるし、向こうももちろんそれを出しますよということもあると思うんですが、なるべく立地県と同等の安全といっているわけですから、そういった面もどういうふうに担保していくか、これを中心的に議論することになろうかなと思っております。ちょっと時期はまだ、そんなに遠くない将来にやりたいと思っていますが、ご理解をいただきたい。
 それから原発再稼動についての私の見解ということでしたが、それも何といっても県民の皆さんがそういう仕組み、あるいはそういう対策を講じた上で再稼動するなら安全だなと、一応ご理解いただけるということがやはり大事なことで、そのために、まずは国にもしっかりして欲しいんですけれども、国の方針も受けて、北陸電力としてはこういう対策を既に講じていますと。あるいは、これは少し時間がかかるけれども、こういうことで段取りをつけてきちっとやりますと。そういったようなことが明確になるということが、まず必要ではないかなとこういうふうに思っております。

○記者
 (知事が)最近言われる言葉で、北陸新幹線開業まで2年半とおっしゃるんですけれども。そうすると開業は26年10月ということになるんですが、それは何か根拠というか、考えがあって言ってらっしゃいますか。

●知事
 これは微妙なんですよ、まさに。ですから最近まではあと3年と言っていたんですが、3月頃だとそれでいいんですが、いずれにしても遅くとも26年度末までと向こうも言って、それ以上のことは今言ってくれていないので、年度末と考えれば2年半じゃなくて、もうちょっとあるんですが。しかし先行事例を見ますと、結果的として、年度末じゃなくて、年度としては同じだけれども、少し前倒しで秋ごろになったり、年末になったりしておりますので、そうなると、これ(新幹線開業とやま戦略推進県民会議)は要するに開業に向けてスピード感を持って取り組みましょうという会議ですから、これを今から3年、3年と言っていたんじゃ(開業に向けての取組が)開業に間に合わなくなる可能性があるので、若干そういう意味では前倒しになっても、余裕度を持って対応できるように2年半と言っていると。とういうことでありまして、ご理解をいただきたいと思います。

注)( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分(※は訂正)などです。

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