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知事記者会見[平成23年度]

2017年6月8日

知事室 目次

臨時記者会見[平成23年9月29日(木)]

◆日時 平成23年9月29日(木)午前11時33分〜11時55分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
富山−北京・大連便の増便(デイリー運航)について リンク
(3枚)
リンク
(9分15秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)富山−北京・大連便のデイリー運航について
(2)ウラジオストク便の運航再開について
(3)政府・与党の復興増税案について
リンク
(14分3秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事●知事
 大変うれしいニュースがありましたので、臨時に発表させていただきます。
 北京・大連便について、先般、冬季ダイヤから週5便になったというふうに申し上げていたんですけれども、これまでの本県の数次にわたる働き掛けも踏まえて、南方航空の本社で相当議論があったようでありまして、いろんな諸情勢も踏まえてもらって、一挙に週7便、1日1便にすることを決定したというご連絡をいただきました。
 これまで数年間かかりましたけれども、富山・大連便を北京まで延伸する、さらにできるだけ便数を増やしてもらって、いずれはデイリーにということでやってきていたわけですけれども、東日本大震災ということはありましたけれども、期待していた以上に、ある意味では早いうちにそういう決断を南方航空がしてくれたというのは大変うれしく思いますし、また、これまで、もちろん私自身も中国に行って、南方航空の北京の支社、大連の支社の支社長さんとも議論してきましたが、また昨年は、広州市で南方航空の社長にお会いしましたけれども、それはそれとして、本当にこの間、職員がよく努力をしてくれたなと思って、うれしく思っております。
 この資料にもありますように、これまで中国からの観光客、ビジネス客は、特に観光は、東日本大震災の影響で3月末から4月、5月はもちろん、ぴたりと止まりましたし、その後、北京で大分PRした結果、7月などは向こうから団体旅行客も若干は来たんですけれども、まだまだ、正直、低調であります。
 1つには、東日本大震災ということもありますが、何といっても円高で(1ドル)76円とか75円前後で動いていますので、今この時期にあえて日本に行くのもなということもあるんじゃないかと思います。ですから、中国のお客さんはどっちかというと、東南アジアのほうに向かっているというふうにも聞いております。
 しかし、そういう中で、富山県と大連や北京との経済交流、ビジネス交流、また富山県から大連や北京に観光に行かれる方々が大変根強いということでここまで来たわけで、旅行代理店などもそれなりに頑張ってくださったと思いますが、今後は、まず利用率を見ていただくと、大震災の影響が顕著だった4月、5月でも55%、60%でしたが、その後、60%台のかなりいいところを維持して、今月は74%ぐらいになりそうだということで、大変優良な路線になっています。しかし、これは週4便の時のものですから、デイリーということになると、利用者にとっては本当に便利になるので喜んでいただけると思いますが、しかし、それだけお客さんを乗せる容量は増えるわけですので、結果として搭乗率が大幅に減ったということにならないように、これまで以上に路線のPRの拡充を図る。また富山県からのビジネスや観光面での送客を図る。それから、中国からの誘客もさらに促進をしたいと、こういうふうに思っております。
 1枚おめくりいただきますと、この機会に、冬季における国際線利用の促進を図るということで、国際定期路線は、やはり東日本大震災の影響がまだまだ大きゅうございます。海外からのインバウンド利用者が完全に回復しないどころか、まだかなり影響があるということもございます。
 それから、元々富山県は、雪の大谷の春とか、秋はなかなかいいんですけれども、冬がお客さんになかなか観光で来てもらえないという点があったわけでして、まさに冬季ダイヤからデイリーになるということでありますから、ここでしっかり多くのビジネスのお客さん、観光のお客さんにも利用していただいて、それなりの搭乗率を維持することが今度の大連・北京便のデイリー化の恒常化につながると。来年の夏以降の恒常化にもつながると、こういうことでありますので、努力したいと思います。
 そのためもございまして、国際定期路線利用者への助成事業ということで、5人以上の団体で富山空港の国際定期路線を利用して、国際交流事業なり、また企業や団体の研修を行うという場合、現行1人5,000円で上限10万円としていたんですけれども、これをもっと利用しやすいように1人1万円、ただし上限は10万円で同じですけれども、そういうふうにしたいということであります。
 幸いというか、全国を調べてみますと、1人1万円まで助成している県が幾つかございまして、そういうことも参考にさせていただきました。
 それからもう1つは、富山からの送客に対する支援制度ということで、冬季期間だけ、元々搭乗率がどうしても低くなる傾向がありますので、北京・大連便、もちろん関連でソウル、上海便もそうですけれども、団体ツアーを実施する県内の旅行業者に対して、送客人数に応じた助成金を交付しようと。5人以上の団体で国際定期路線を往復利用した場合ということで、1人当たり3,000円、上限10万円というふうにいたしております。
 これも全国を調べますと、中には5,000円とか1万円を出しているという主要空港もありますが、3,000円ぐらいがとりあえず妥当かなというふうに考えた次第であります。
 例えば羽田とか成田などからの観光の団体ツアー客などを考えますと、今パック料金がいろいろ出ているんですけれども、どうしても首都圏や関西圏、特に首都圏でツアーを募集しますとロットも大きくなるということがあって、例えば中国、北京などのディスカウント率も高くなるから、1人当たりのツアー料金が大分安くなるわけです。
 一方、富山県は、それはさすがに首都圏と比べますとマーケットが小さいですから、どうしてもディスカウント率もそんなに大きくならない。したがって、羽田や成田から北京に行く場合よりも、結果としては団体ツアーでも若干高くなる。そういった差を埋めたい、バランスをとりたいというようなねらいもございます。これも他県のいろんな助成策も参考にして、このあたりでやれば、県民の皆さんのご理解もいただけるのではないかと、こういうことでございます。
 あと3枚目は、先般9月5日に週5便になりますということを一旦記者発表いたしましたので、その時の資料を参考にさせていただいております。当時も、引き続きデイリー化に向けて努力すると申し上げておったんですけれども、幸い今回実現したということでございます。
 ということで、発表とさせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 2点ありまして、今回のデイリー運航化は、県として非常に喜ばしい話ということで、そうなると、どうしても次への期待も膨らんでしまうということで、今運休中のウラジオストク便の運航再開に向けた現状と、県としての働き掛けなり取組みを教えてほしいというのが1点。あともう1点が、ちょっとこれは外れるんですけれども、政府・与党の復興増税案が先般まとまったんですけれども、これに対する所見、つまり地方税である個人住民税も対象になるということを含めた所見を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

●知事
 ウラジオ便については、もちろん気にかけておりまして、運休しているのが復活すれば一番いいんですけれども、ロシアのウラジオ航空ですか、色々ご事情もあるようでありまして、1つは、ウラジオから成田空港に飛ぶようになったんです。したがって、確か新潟空港さんもウラジオ・新潟便が運休になったというようなことでございまして、従来、成田への乗り入れができなかったから北陸に来ていたという部分もないわけではないので、やはりお客さんの総量とそれを運ぶ手段とのバランスの問題ですから、そう簡単じゃないと思うんですが。
 それからもう1点は、今まで使っていた機材が古くなって、あるいは今までの20人乗りが古くなって、とりあえずロシア側が用意しようとすると確か150人というようなとても大きな数字になってしまって、向こうはもちろん、航空会社は民間会社ですから、それに踏み切るわけにもなかなかいかないというので、向こうも悩んでいるようです。
 我々からすると、いきなり150人乗りとかではなくて、70〜80人乗りぐらいのうまい飛行機などを見つけてもらってやってもらったらなと思っているんですが、ちょっとこれは時間がかかると思います。
 しかし、これは別に富山空港だけそうなったというよりは、今申しあげた成田・ウラジオ便ということもあったりして、新潟空港さんもそういうことのようですから、またそれぞれ今後の課題として努力していきたいと思っています。
 それからさっき言おうとしましたけれども、今度北京便がデイリーになりましたが、これで国が管理している空港では、確か5カ所で北京便がデイリーであるんですけれども、地方管理空港としてはこの冬から岡山空港が運休になったので、富山空港だけが北京便がある、かつデイリーだということでありまして、これまでの岡山空港は週3便でしたから、そういう意味でも地方自治体が管理している空港としては破格の扱いというか、成果が出たということでありますのでよろしくお願いしたいと思います。
 それからもう1つ言われた復興増税・財源のことですけれども、いろんな議論があり得るんですけれども、割に早い段階で政府の復興会議などが言っていたのは、復旧・復興に要する財源を確保するために、基本的に今を生きる世代が全部負担すべきだと。あの時―今でもそうかもしれませんが、約19兆円という議論が、報告書を読んでいただければわかりますが、相当前面に出た報告になっていました。
 その時に、地方税財政特別委員長というのもさせていただいていますので、全国知事会の中で議論もした上で、今、ああいう東日本大震災という未曾有の大震災からの復旧・復興ですから、まず復旧・復興を急ぐということが大事で、お金の話を先に言って、かつそれを今の世代が負担するというのは、気持ちとしては非常によくわかるし、共感できる点もあるんだけれども、そこをあまりリンクさせると復旧・復興の事業が遅れてしまうから、早くまず復旧・復興を決めて、そのうちどの部分をどういうふうに財源調達するかというふうに考えないと、あまり増税の話を前面に出して復旧の議論をするというのはおかしいんじゃないかと、こういうことを申し入れた経過がございます。
 その後、今のような形になってきているわけですけれども、かといって復旧・復興の事業をやりますと、物にもよりますが、例えば堤防をかさ上げしたり、新しく道路を造ったり、橋を直したり、学校を建て直したり、こうしたものは一旦造れば耐用年数が40年、50年とあるわけですから、今の世代が例えば今後5年間とか10年間で全部それを負担しなければいけないというのは、そういう考え方もあってもいいんですが、必ずしも合理的でないなとは思うんです。
 しかし、かといって、この復旧・復興に要するお金を全部起債で賄って、それは将来の子どもたちが負担すればいいというようなことが本当にいいのかと、私はそういうふうにも思っておりまして、またいろんなマスコミの方も世論調査もされているようですが、国民の皆さんもある程度の増税はやむを得ないと思っている人のほうがむしろ多いというふうな結果になっていますし、そういう意味では、一定程度は税外収入あるいは復興債で賄って、しかしある程度の部分は、この際、国民の皆さんにご負担をいただくというような形になりつつあるのは、それなりに理解できる方向かなと思っております。
 これからまた、野党との調整、あるいは国会での議論になると思いますが、そういう議論の推移を見守りたいと思いますけれども、今の時点で考えますと、すべてを増税で賄うのはいかがなものかと思います。確かに当面の円高対策、デフレ対策ということも大事だけれども、かといって、それを全部先送りしてしまうというのが本当にいいことなのか、次の時代を担う子どもたちにすごい借金を残すことになりますので、やはりバランスのとれた解決策をしっかり議論して対処すべきだと、こういうふうに思っています。

○記者
 前回の9月5日に週5便になると発表されましたが、1カ月を待たずにデイリーの運航になりましたが、その間に県としての具体的な働き掛けみたいなもの、要請みたいなものはあったんでしょうか。

●知事
 早く7便にしてくださいというのは、前から口を酸っぱくして言っていましたけれども、富山県の働き掛けもさることながら、その間に恐らく南方航空も、中国各地だけではなくて国際的な航空会社でいらっしゃるので、他の路線の状況、率直に言って搭乗率、営業成績なども見て、やはり可能性のあるところに航空機をできるだけ回す、また頻度も上げるということに当然なるわけで、そういう意味で、色々とお願いしていた結果、この4月から9月までの搭乗率、特に9月が74%に達したということで、富山−大連・北京便というものが非常に根強い航空ニーズ、需要があると。
 一方、南方航空としての国際戦略というか、また対日本に対する路線をこれからどう樹立していくかと、いろんなことを総合的に判断されたんだと思いますが、当然、その判断の中には、昨年私が本社に行って、社長さんと直接じかにお話ししたこととか、またこの春、5月に北京の支社、大連の支社のそれぞれ支社長さん、また準ずる方にお会いして、富山県の今や日本海側を代表するものづくりだとか、観光の面でもポテンシャルを大いに発揮する時期になっている富山県という存在をアピールしましたので、そうしたことがそういう判断をされた時にプラスにはなっているんじゃないかと。また職員もいろんな形で努力してくれた。それはよかったなと思っています。

○記者
 元々今年3月にデイリー運航とおっしゃっていて、震災の影響で来られなかったのですが、知事としては、震災に対する影響は、中国のほうでは大分薄らいでいるというか、そのへんの感触というのは。

●知事
 いや、やはり残念ながら、震災の影響はまだまだあると思います。特に中国から富山県に来るお客さんのほうは、5月にセールスした結果もあって、7月にある程度まとまった方が団体観光ということで来てくださったんですけれども、その後、個人的にいらっしゃる方はそこそこいらっしゃるんだけど、団体観光という感じでまとまった形で来ていただいていませんので。
 これは、東日本大震災ということと、もう1つは円高があると思うんです。何も1ドル76円の時に日本に行くことはないじゃないかと。東日本大震災、福島の問題もあるしと、こういうのはどうしてもあるんではないかと思うんです。
 ですけれども一方で、中国側も、にもかかわらず9月で言えば74%の搭乗率になってきたということは、やはりビジネス利用、それから富山県から中国へ向けての観光、これが非常に需要が多いということはよく実感をされたと。
 私は中国側にかねて言っているのは、週4便、5便もいいんだけれども、それは週3便より便利になるんだけれども、毎日とにかくどの曜日でも1便あるということはすごくいいんですよ。それは県内のいろんな企業の経営者や責任者にお聞きしても、毎日1便あるということは、いろんなビジネス、観光の日程を組むにしても非常に自由度が高まって、安心感というか利便性が飛躍的に高まると。やはり、これはどこかの曜日に穴があいているということは、日程を作る時に非常に制約になるんです。
 だから、今回デイリー化したことは、県内の経済界、もちろん観光業界の方もそうですが、非常に喜んでもらえると思います。これがこれから、中国をはじめ東アジアが世界の中で一番発展していく中で、日本の地方空港の中で唯一北京便ができて、かつデイリーだというのは、富山県というものを国の内外にアピールする大変な武器になると、私は思っております。

※( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分などです。

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