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知事記者会見[平成23年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成23年10月4日(水)]

◆日時 平成23年10月4日(火)午後1時34分〜2時07分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項

内容 配布資料 動画
(1)「とやま科学オリンピック2011」小・中学校部門予選の結果及び高校部門募集について〜とやま科学オリンピック初めてとなる本大会の実施〜 リンク
(12枚)
リンク
(7分2秒)
(2)富山県の放射能監視体制の強化について リンク
(2枚)
リンク
(4分8秒)
(3)「県民参加の森づくりフォーラム」の開催について リンク
(1枚)
リンク
(1分23秒)
(4)「豊かな海づくりフォーラム」の開催について リンク
(1枚)
リンク
(1分43秒)

2 質疑応答

内容 動画
(1)並行在来線を運営する第三セクター会社への出資等について
(2)生食用食肉に係る新たな規格基準について
リンク
(20分5秒)

注)上記は質疑応答の内容を大きく分けた項目であり、順番が前後している場合があります。

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記者会見録

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事●知事
 それでは、まず私のほうから4点説明したいと思います。
 1つは、子ども(とやま)科学オリンピックの開催でありまして、先日、小・中学校部門については予選を行ったのですけれども、その結果を受けて本選を、ここにありますが11月20日に開催するということになっています。
 それから、高校生の皆さんは予選というのはありませんので、同じく11月20日ということであります。
 この予選の結果、これは8月27日に開催したのですけれども、参加者は小学校、中学校合わせて690人でありまして、実施内容は、基本は個人参加で、検査時間50分の3分野ということになっております。この予選に参加された方の3割ぐらいが決勝大会に進出されるということであります。
 今回、この結果を見て大変うれしく思いましたのは、事後アンケートの中で、「参加して大変よかった」という答えが非常に多かった。
 1枚おめくりいただきますと、小学生では「参加してよかった」という子どもたちが87%に達した。中学生でも77.7%。それから来年も参加したいですかということについても、小学生で70.9%が「参加したい」、また中学生でも57.6%の方が「参加したい」と(答えた。)
 この下の表を見ていただくと、難しかったと感じた割合というのが、やっぱり小学校部門でいいますと、人文社会関係だと56.5%が「難しかったと感じた」、理科は74%台。それから中学校ではいずれの科目も70%台半ば、「難しいと思った」と皆さん答えているんですが、その下におもしろかったと感じた割合というのがありまして、いずれも小学校部門ですと70%前後、中学校でも6割近く、数学だと83%のお子さんが「おもしろかったと思った」と(答えています。)
 別紙2というのを、もう1枚後ろを見ていただくと、また読んでいただきたいんですけれども、「問題は難しかった。でもおもしろかった。学校では難しい勉強はおもしろくないのに科学オリンピックの問題はおもしろかった。来年も参加したい」とか、あるいはその下に「この大会で富山に興味を持ちました。これをきっかけに富山のいろんなことを調べて見たいと思います」とか、その下も「難しい中にも楽しさがあった」とか、それから「頭が柔軟になった気がした」とか、大変前向きなお答えが多くて、教育委員会にもお願いをし、また現場の作問に当たる教員の皆さんにも随分努力をしてもらったんですけれども、こうした生徒さんたち、児童の皆さんの反応は大変よかったなと思っております。
 これから11月20日に、小・中学校は決勝、それから高校は本選ということになるんですけれども、また難しい問題に色々頭を悩ませて取り組んでもらって、しかし、「おもしろかった。またさらに学習意欲がわいた」ということになれば、うれしいなと思っております。
 なお、これが終わりましたら、まだ時期は正式には決まっていませんけれども、できれば、教育フォーラムということもやりまして、子どもたちが様々な可能性を持っている、そういう科学的な才能とか論理的な思考力とか、そういうものをもっともっと伸ばしていく、そういうことのために、今後の教育はどうあるべきかといったようなことをテーマにしてフォーラムもやったり、また、チャレンジして頑張って成果を上げたお子さんには表彰するといったようなこともやってみたいなと思っております。
 お手元に、小・中学校部門の参加者募集―もっともこれは予選を通らなければいけないわけですが―(があります。)それから高校の本選の資料が入っていますから、またご覧いただきたいと思います。
 高校の場合には、数学以外の科目は、グループで2人1組という形で実験も入ってきますので、また別のおもしろさもあろうかと思っております。
 こうしたことを通じて、教えられたことをただ暗記するという受け身の勉強ではなくて、やっぱり大変変化の激しい時代ですから、富山の子どもたちがしっかりと、皆さん様々な才能、能力を持っていらっしゃるので、物事を少し掘り下げて考えて、これからチャレンジ精神を持ってたくましく生きていってもらう、そういうことにお役に立つものにしていきたいと思っております。

 それから2つ目が、放射能関係の放射能の監視体制の強化についてでございます。
 今回の福島第一原発の事故を踏まえまして、4月以降、県独自に設置するということにしておりましたモニタリングポスト2基の工事が完了しました。場所は、それぞれ氷見市と入善町で、設置場所はここに記載してあるとおりでございます。
 今日から、新たに県のホームページで、これまでありました射水市の環境科学センターのモニタリングポストも含めまして、計3基の観測値を公表することにしましたので、是非またご覧いただきたいと思います。
 この写真は、高岡厚生センターの氷見支所の屋上のモニタリングポストになっております。今回は、大気中の放射線量を24時間監視をして、観測値はリアルタイムで1時間ごとに自動更新をしていく。これまでは職員が手動で1日2回提供していたんですけれども、リアルタイムになる。それから観測値も、地図上で数値とグラフでわかりやすく表示する。
 1枚おめくりいただきますと、県のホームページの構成ですけれども、これはある日時で、その現在の放射線量の状況を表示しているわけですけれども、例えば、地図上に観測値をマイクロシーベルト/アワーで表示をする。それからグラフでも表示をする。それから、富山県内だけではなくて、近県の放射線量もこれは相互に情報交換をして表示をするといったようなことで、後でゆっくり見ていただきたいと思いますが、クリックをしたりしますと、1日単位で24時間の表示も出る。この2枚目の下のグラフは24時間の表ですよね。1日単位で出る。それから、月単位で30日間出すというようなこともできることになっておりますし、適宜クリックすることで観測地点を変えてデータも見られると、こういうふうになっております。
 なお、この後、1枚目にお戻りいただきますと、今、文部科学省のほうで、全国にモニタリングポストを国の補正予算で増設するというふうにされていまして、本県については4基増設予定ということになっております。
 今、設置場所は、文部科学省といろいろ相談しているところですけれども、なるべく早く協議を整えまして、来年の3月末までには4基増設して、県内では今申しあげた、もともとあった1基と、今回増設した2基と合わせて7基体制でしっかりと放射能の監視をする体制を整えたいと思っております。

 それから次に、県民参加の森づくりフォーラムの開催についての発表でございます。
 11月13日に、水と緑の森づくり税の5年延長ということをこの9月議会でご承認いただきました。
 そこで、今後のこの税を活用した森づくりの進め方等について、県民の皆さんにご紹介をする。また、県民の皆さんの一層の参加をお願いするという機会を持とうと思っております。
 この下にあるようなことで、コーディネーターは早稲田大学の宮口先生、それからパネリストが私も入れていただいて5人、また特別講演をNPO法人のアクアプラネットの理事長をやっている田中さん、女優さんですけれども、環境問題を大変ご熱心にやっていらっしゃると聞いております。
 こういったフォーラムもやりますので、また取り上げていただくとありがたいと思います。

 それからもう1点、豊かな海づくりフォーラムであります。
 これは、平成27年度、北陸新幹線が金沢まで開業した翌年度となりますけれども、第35回目の全国豊かな海づくり大会を県内で開催するということにしております。そうしたこともございまして、これまで以上に海や川の環境保全、豊かな海づくり、こうしたことに取り組んでいこうと。また、県民の皆さんに一層参加していただこうという趣旨で開くものでございます。
 これまでも、例えば魚津市とか氷見市で、それぞれ学校の生徒さんやあるいはそういうことに関心のあるグループの方々が、海岸の清掃あるいは藻場を造る、そういったことに一生懸命取り組んでいただいております。そういったことの事例発表や講演、この特別講演もこういう分野に大変ご熱心な、女優さんでもある吉本さんにお願いするということになっております。
 以上で私のほうからの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 今日のリリース内容についてではないんですが、並行在来線について2つほどお聞きしたいと思います。
 1つは、昨日、富山市の森市長が会見で、三セク会社への市町村の出資比率について、県にボールを投げられた。要点は、協議の場を早くつくってほしいということと、月内にたたき台を示してほしいという2点だったというふうに思うんですが、これについての知事の受け止め方というのが1つと、もう1つは、高岡、黒部と、これで2度タウンミーティングをやられて、たくさん参加されて、県民からも生の声をたくさん聞かれて、私もお聞きしていて、例えば運賃の問題とか、切実な運賃や利便性に関する要望がたくさんあったように思うんですが、それについてどんなふうに受け止めておられるのかの2点です。

●知事
 前段については、確か5月30日だったかと思いますが、県の並行在来線対策協議会を開きまして、これには、市町村長さんや経済界の代表などもお入りになっておりますが、その席で、これまでの並行在来線の運営のあり方等についての報告、その前に北陸新幹線についての進捗度合いや金沢以西の問題も報告した上で、県単独の三セク会社を上下一体で作るということについてご了承いただくとともに、是非すべての市町村にできれば出資もしていただきたいと。これは、この場でもそういう方向の議論が出ましたが、8月にそういう要請も行っているところであります。
 5月末の協議会の席上で、「出資についていろんな考え方があるけれども、政府の新幹線なり並行在来線の経営安定、その他に対する24年度予算がどうしても12月頃になりますから、そのへんの政府の対応、考え方も見て、1月ぐらいになったら、是非市町村長さんたちに相談をしたい。早いに越したことはないんだけれども、詰めたご相談はどうしても予算編成が終わらないと間に合わないのでご理解いただきたい」と言ったら、それは皆さんそのとおりだというのでご了承いただいているわけです。
 ただ、もちろんいろんな環境整備を早くするに越したことはないので、実は、できれば今月中、10月中に、全市町村で出資したほうがいいんじゃないかと熱心におっしゃっている市長さんも多い、理解を示す町長さんも多いわけで、そういう方向で、例えば出資比率がこんなような考え方も考えられますよといったことをお示しする方向で、実務的には市町村長さん本人にお伝えしたケースも多いんじゃないかと思いますが、お伝えしてありまして、今言われた市長さんはもともと、全市町村で出資したほうがいいんじゃないかというご意見を確か前から言っておられたと思います。そういう意味では並行在来線をしっかり安定的な経営運営にしていきたいと、それに自分でも協力したいというご熱意のもとに、さっき言われたようなご発言があったんじゃないかと思いますけどね。これからもみんなで意思疎通をよくしながら、できるだけ円満に進めていきたいなと、こういうふうに思っています。
 それから、タウンミーティングを高岡と黒部でやったわけですけれども、お話のようにいろんな意見が出ましたけれども、それはある意味では当然のことですが、運賃をなるべく上げないでほしい、特に高校生のような通学の料金はできれば据え置きにできないものかといったようなご意見が、高岡でも黒部でもあったと思いますし、それから乗り継ぎの利便性とか、なるべくなら今ある特急もできるだけ残してほしいと。
 そういう意味で、県民の皆さんがそういったご意見をおっしゃるんではないかということはある程度は予想していたんですけれども、やっぱりそういう切実といいますか、ご要望が多いなということは改めて実感をしました。
 そのタウンミーティングの場でも申しあげたんですけれども、これまでの並行在来線の先行事例を見ますと、残念ながら、特急はすべて廃止になっておりますし、それからほとんどのところは、私が見ても随分大幅だなと思うぐらい運賃の値上げもされていますよね。
 ただ、私としてはなるべく、特急についてはちょっと微妙で、あまり無理して特急をたくさん停めるという方向で頑張りますと、JRさんは先行事例もあるから、もちろんそう容易に「うん」とはおっしゃらないと思いますが、一方で、新幹線はなるべく富山駅をはじめ3つの駅にできるだけ多く停車してもらいたいということもありますから、そういうものとの兼ね合いで、あまり特急がいろいろ残るということになりますと、新幹線の停車回数に響く―お客さんの量がそっちが今度は減るということになりますので―ということになりかねないという問題とか、それから特急が今あるために、例えばある時間帯をとると、特急の通過待ちで15分間、特定の駅で停車して普通列車がそのまま待たされる。多分、皆さんも経験されたことがあるんじゃないですか。私も知事になってからも経験しましたし、それ以前にも、「ああ、やっぱり特急が優先になって、そういう意味では普通列車というのは割が悪い時もあるな」ということを実感していましたので。
 しかし、特急は基本的にはそういう意味では、新幹線ができるということは、特急に当たるものは新幹線に移行するので、したがって、普通列車とかそういったものは特急に左右されずに、例えば富山県内の一般の県民の利便性に資するようなダイヤが組みやすくなるというメリットがあるわけです。
 そういった点もタウンミーティングでご説明をして、ご希望はもちろん真摯にお受けとめして、JRとも交渉しますけれども、この問題はよく考えてみるといろんな論点がある。最終的にはそうしたことを総合的に判断をして対処していかなければいけないということもご説明をして、私はそれはそれでまた、なるほどそういう考え方というか、見方もあるんだなということは、多くの県民の皆さんに伝わったんじゃないかなと思います。
 こういう、まじめに真摯にいろいろひざをつき合わせて議論をするために、このタウンミーティングをやっておりますので、今後も、一方ではもちろん県民の皆さんのそういうご要望を積極的にJR側に伝えて、できるだけ努力することはもちろんですけれども、また県民の皆さんにも問題の所在というか、そういうものも理解してほしい。
 本当は、特に乗り継ぎなんかの問題は、だからこそ、早く敦賀まで、あるいは大阪までつなげなければいけないわけです。それが金沢開業で、しばらくの間はしようがないんだけれども、当分そこで凍結ということになると、やっぱり乗り継ぎの面で配慮するにしても、いずれにしてもそこで乗り換えという問題も起こりますから、そういったことも考えると、金沢以西の延伸についても今後とも真剣に取り組んでいかなければいけない。
 また、私は今の政権は、どうもやっぱり金沢以西の問題について、今度の概算要求を見ましても、もちろん検討はするという姿勢でいらっしゃるんですが、なかなかこれはそう簡単には結論が出ないんではないかとちょっと危惧をしておりまして、これは沿線の知事さんや議会や、また沿線の住民の皆さんと連携しながら、新政権に―新政権といってももう2年経ちましたが、やっぱり東日本大震災が起きて、一層太平洋側にばかり偏った国土構造を直して、リスク分散の観点からも富山県はじめ日本海側に光を当てなければいけないということを非常に痛感されているはずですから、勇断をもって金沢以西についても決断をしてもらいたい。
 是非、年末までにそういう取組みをしてもらいたいと、こういうふうに思っております。

○記者
 今の並行在来線のお話の続きなんですけれども、全市町村への出資要請、これについては、返事あるいは反応として、各15市町村の皆さんは了承したという理解でいいんですか。もともと議会とかで反対がなかったという理解をされておられるという答弁はされていたと思うんですけれども。

●知事
 5月末の並行在来線対策協議会では、明確な反対意見はなかったですよね。ただ、そこで、じゃ、全市町村で出資することが決まったかというとそうではなくて、それはまさに今後に持ち越したんですけれども、私の理解としては、いろいろ考えさせてほしいという議論はありましたが、絶対困るとか、そういう話はなかったように思います。むしろ「全部で、やっぱり県民の日常の通勤通学の足でもあるので、これは全市町村で支えて応援していくということでいこうではないか」という何人かの市長さんや町長さん、首長さんの声があり、また経済界からも、「経済界としても及ばずながらそれなりの役割を果たしたい」という発言もありましたので、私は流れとしては、「みんなでやろうや」という雰囲気は出ていると思います。ただ、まだ正式に決まったわけじゃありません。
 そういうこともありますので、今の段階で、当然、全市町村だというのを何か決め打ちしたような言い方はちょっと難しいですが、幸いにしてご理解が得られれば、全部の市町村で出資していただいたらどうだろうかと。その場合の出資比率の考え方というのは、例えばこういう考え方があるんじゃないでしょうかといったようなことを、出資比率ということになると、市町村の中でも話し合ってもらわなければいけませんから、そういうたたき台になるようなものを幾つか、1つだけということではなくて、場合によっては複数になるかもしれませんが、それは今後よく研究した上で、いずれにしてもご相談していくということになると思います。
 ただ、最終決着は、最終的な出資額がどんなふうになりそうかといったようなことともやはり関連する面があると思いますから、少し時間が掛かるのかもしれません。

○記者
 もう1つあるんですけれども、別件で、生食用の牛肉の新基準の施行の話なんですけれども、これはいち早く知事は国に要望されて、そういういち早い対応としては評価できると思うんですが、その一方で、各報道を見ると、うちもそうですが、施行までの時間が短いとか、厳しい基準であるとか、そういった店とか、消費者からはそういう不満の声が上がっているのも、またこれは事実なようなんですけれども、新基準の成立に一役買った知事にこんなことは聞きにくいんですけれども、そういった現状をどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。

●知事
 そうですね。あのころは、皆さんも感じておられると思いますが、一日も早く、法律に基づく厳しい規制をしろと。国がやらないのなら、県が条例なりでやったらいいじゃないかというのが割合マスコミの方も含めて、全国的にもそういう論調だったように思います。
 県の中にも、そういう独自に条例で規制するようなことを検討するようなことをおっしゃった方もいらしたように思います。
 ただ、私は一貫して、これは言うなれば日本は自由経済の国ですから、規制するには、一方で人の口に入るものですから、これはやっぱり安全・安心ということを最優先にしなければいけない。と同時に、経済的に自由主義の国ですから、自由経済な国ですから、そういうものを規制する以上は、しっかりとしたエビデンスを出して、その根拠に基づいて、できれば法律に基づいてきちっとやらないと、いくら地方分権の時代といえ、こうした性格のものについて、特に人の命に関わるようなことを県ごとに規制がばらばらだとかというのは好ましくないので、むしろしっかりしたエビデンスに基づいて、いろんな知見や実験データやなんかを一番持っていらっしゃるのは、やっぱり何といっても、スタッフの数からいっても当然国なんですから、国が責任を持ってやるべきだというのが私の一貫した主張でありまして、その後の経過を見ますと、独自規制云々と言っておられた県も皆、それはやっぱりなかなか難しいなということもだんだんお分かりになって、皆さん、法律に基づく規制になったということについては理解されているんじゃないかと思います。
 一方、規制される側の方が、今おっしゃったような意見の方もおられるかもしれませんが、そういった方々には、現に亡くなった人がこれだけいらっしゃるわけですから、国がそれなりの知見というかエビデンスも固めて、法に基づいて規制をするということになったんですから、これは是非そういう人の命を損なうかもしれない、そういう可能性も含めたお仕事をされている立場ですから、こうした法律に基づく規制ができた以上は、しっかりそれに沿ってやってもらってはどうかなと、こういうふうに思います。

○記者
 並行在来線の補足で、県議会で出ていたのですが、今、複数案を示す考えだということでしたが。

●知事
 複数というか、決めたわけじゃないですよ。色々詰めてみて、もうこれしかないということになれば、もちろんそれでもいいんですが。

○記者
 複数案を示すことも含めて。

●知事
 含めてという感じですね。

○記者
 それについて2点だけ、どこで、どういう場を通じて市町村長に伝えられるのかということと、それと議会なんかでも、例えば駅の数だとか財政規模ですとか、そういったようなことを基準に比率について考慮するというふうに言っておられるんですが、その示されるものは、そういったような基準を考えておられるということですか。

●知事
 そうですね。自ずから、幾つか論点があると思うんですが、ちょっと今はまだ、これからしっかりまず事務方に詰めてもらわなければいけませんし、事務方もある程度のことは勉強していると思いますけれども。
 それから、富山県でいろんな問題について各市町村が協力し合ってお金を出し合う時の、いろんな今までの事例がありますよね。そういったことも含めて、そういった過去のいろんな事例とか、あるいはおっしゃるように今回の並行在来線の性格とか、それから市長さん方の中には、今度の新幹線整備によって固定資産税が増収になる市町村もあるんじゃないかと。そういうことも、今後の並行在来線に対する出資なり支援をする際には、当然考慮に入れていくべきではないかというご意見も、何人かの首長さんがおっしゃっていますから、そういう首長さん方のご意見も念頭に置きながら市町村で議論していただくたたき台みたいなものをつくっていくということになると思います。

○記者
 各市町村に個別に示されるということですか。

●知事
 そこは、もう少し時間をいただきたいと思いますが、いずれにしても、そういうことを10月ぐらいにはお示ししたいということは、各市町村には実務的にお話ししているというふうに、もちろん間違いなくしておりますし、市町村長さん本人に申しあげたケースもあるようですけれども、そういうことで粛々と進めていきたいと思います。

※( )内は、発言内容をわかりやすくするため補足した部分などです。

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