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知事記者会見[平成22年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成22年10月26日(火)]

◆ 平成22年10月26日(火)午前11時00分〜11時42分
◆ 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
(1)ツキノワグマ被害対策について
(2)スポレクとやま2010を終えて
(3)富山のさかなキトキトフェアの開催について

※配布資料は、関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事 それでは、記者会見を始めさせてもらいます。
 最初に、ツキノワグマ被害対策でありますけれども、9月ごろから注意情報を出してまいりましたけれども、去る10月12日に魚津でお二人、クマによりましてけがをされるということがございました。そこで、早速13日に現地視察もしまして、ツキノワグマ緊急対策会議も開催してまいったわけで、そのときに市町村、また、警察、猟友会、消防等との連携強化、また、捕獲檻の増設ですとか、県の財政支援を拡充することを検討しますというふうに申し上げました。
 その後、15日にクマ出没時の近隣市町村との情報共有化の徹底ということをお願いする文書を出し、またその後、19日に富山市の海岸通で人身被害が発生したということで、再度、クマの出没警報を出させていただきました。また、ホームページでツキノワグマの出没情報地図の「クマっぷ」というものも随時更新をして、県民の皆さんにクマに関する情報を徹底して、注意を呼びかけているということでございます。
 それから、9月から既に県管理河川で草刈りとか伐木を実施してきたのですが、この13日の緊急対策会議を受けまして、県内20の河川、片貝川、山田川、子撫川といったような、クマがそこから伝って下流におりて、あるいは市街地におりてきそうなところを草刈りや伐木をして、クマが来られないようにするということでやっております。国交省にも、国の管理の河川の草刈り、伐木をお願いしているわけであります。
 県管理の河川の数でいいますと316あるのですが、その中でクマが伝ってきそうなところ、既に片貝川の天神橋付近など12河川13地区で、草刈りや伐木を実施済みになりました。さらに、上市川の立山橋付近など10河川10地区で、できるだけ早く実施することにしております。
 また、国土交通省では、11河川について、神通川初め管理河川で通常の堤防の草刈りはもちろん春・秋やっていただいているのですが、それに加えて、常願寺川をはじめ2河川4地区で、クマ対策として今後速やかに実施するということにしていただいております。
 また、19日付で、各市町村についても、市町村管理の河川の河川敷や堤防の草刈り、伐木等についてご努力いただくようにお願いをする文書も出しております。また、もちろんパトロール強化、捕獲檻の設置といったこともお願いしております。
 そこで、いろんな対策をしますと、やはりそれなりにお金もかかるということでありますので、今年度は何年かに一遍のクマの多発、ドングリの数が少ないとか、そういうようなことで多発した時期ですから、とりあえず今年度に限って従来から設けております市町村への補助金の上限額を2倍に拡充し、30万円を60万円にすることにいたしました。
 クマは通常ですと大体11月20日ごろに冬眠しますから、それまでが勝負なので、それまでにどのぐらいの出動経費だとか檻の設置費とか、いろいろかかるかということをお聞きしましたら、ほとんどの市町村で、2分の1補助で60万円まで出せば、ほとんどそれでカバーできるということがわかりましたので、2倍に拡充するということにしました。ただ、団体によっては、これを相当上回るという事情のある市町村があれば、別途検討させてもらおうと思っております。
 補助対象経費として、ここにありますように、「捕獲隊による緊急パトロール実施に対する謝礼」ですとか、また、「自動車使用料、会議諸費、委託料」に加えて、「捕獲檻の購入・設置」、「消防団の緊急パトロール」に対する経費等も入れております。
 今回、同じ中部圏の県とか、また、中部圏以外でもクマがかなり出てきているという県に問い合わせをしたのですが、私どもが調べた範囲では、「捕獲隊による緊急パトロール実施への謝礼」ですとか、「消防団の緊急パトロールに対する経費」、これを県が補助しているという例は全くありませんでした。しかし、富山県としては何とかクマ対策を徹底したい、市町村も財政も大変だろうということで、何とかこの対策を実施するために、いろいろ議論はしましたけれども、これらも補助対象にしようということで踏み切らせていただきました。
 それからもう1点は、来年すぐということになるかどうかはありますけれども、市町村や県議会からも、必要なら法令の改正等を国に求めてはどうかという話もあり、また、先般13日の緊急対策会議で、むしろ私のほうからも市町村の現場に行ってお話を聞くと、やっぱりクマをせっかく追い詰めたのに、住宅地だから銃器が撃てないと、あるいは夜は使えないということになると、なかなか難しい。もちろん、一番理想は、駆除しないで、麻酔銃かなんかでできて、山間にまた放獣するというのが理想ですけれども、実際は人をけがさせたり、街中に出てきたクマは放獣してもまた戻ってくると言われますので、そういう場合は銃の使用を可能にするように、法改正をしてもらってはどうか。あるいは法改正でなくても、解釈運用で広がれば結構ですけれども。
 それからもう一つは、今の法令で仮に法令違反だと、緊急避難に当たらないということになってしまうと、もっぱら人の安全のために善意で銃を使った方、猟友会の方なんかが罰せられるというか、そういう責任を問われるという今の現行制度は、やはり合理性を欠くのではないかと思いますので、こういった点も何とか制度改正、改善ができないか、これは国に働きかけをしてまいりたいと思っております。
 いずれにしても、11月中下旬ぐらいまでもうしばらくありますので、何としても県民の皆さんの安全をしっかり確保するために努力をしてまいりたいと思っています。もちろんこれとあわせて、中長期的には荒れたふるさとの森を復元していく、里山を整備していくということが大切ですから、水と緑の森づくり税の充実なんかも含めて、もう既にタウンミーティングも始めていますけれども、県民の皆さんのご意見を伺って、しっかり対応してまいりたいと思います。

 それから2つ目は、「スポレクとやま2010」でありまして、これは結果報告ですけれども、私が申し上げると、やや自画自賛になって恐縮ですけれども、教育委員会や所管の関係部局の報告を聞きますと、やはり大変成果があったと言っていいのではないかと思っております。
 お手元の資料の祭典参加者ですけれども、開会式から種目別大会、日韓スポーツ交流事業まで、全部で21万3,000人ほどの方が参加されたということで、これは第15回の広島大会、平成14年以来、最高の参加者数になっております。ちなみに、昨年、宮崎県での大会は12万6,000人ですから、21万3,000人というのは相当な数字だと言っていいのではないかと思います。
 それから、競技成績ですけれども、これは国体と違って順位を争うということではないのですが、それでも県内最高齢の廣瀬さんの三段跳びでの優勝をはじめ、壮年サッカーや女子ソフトボールチームなどに優勝が出まして、都道府県代表参加種目18種目のうち、17種目において60人の個人、35のチームがスポレク賞、つまり1位から3位までに入ったということでありまして、過去に類を見ない活躍をしてもらったと、大変よかったなと思っております。
 数えると95のスポレク賞を、富山県の個人なりチームが取得されたわけで、2番目が愛知県と新潟県で39だそうですから、やはり地元だから参加者も多く確保できたということもありますけれども、県内のスポーツ・レクリエーションの普及振興に大変役に立ったのではないかと思います。
 また、国際交流の面では日韓スポーツ交流事業で、韓国選手に大門小学校を訪問していただいて交流してもらいました。大門小の生徒さんが韓国選手の応援旗を作ったのがきっかけとなって、そのお返しに訪問をしてもらったということでありまして、大変、国際親善・交流の面でも効果があったかと思います。
 また、祭典の成果が5つほど挙がっておりますけれども、1つ目は生涯スポーツの振興で、2つ目は大変多くのボランティアの皆さんにご参加いただいたことです。はっきりしている方だけでも175人の方が大変熱心にやっていただいておりますし、また、開会式や、あるいは特別行事会場で、例えば65張のテントで富山の物産を売ったのですが、ほとんど売り切れになったということであります。
 また、エコスタイルの大会ということに力を入れまして、メーンの開会式の会場が富山駅から近いところに設定したということもございますが、過去の3回の大会と比べるとCO2は約4割減った。バスの動員台数が328台、その前の宮崎大会と比べますと約200台減っておりますので、エコの面でもよかったかなと思います。
 また、経済効果の出し方は大変難しいのですが、宮崎の場合は県外参加者の方が8,200人で22億円という計算だったそうですけれども、本県は約1万2,000人という数字と推定できるようですので、大まかに言うと、経済波及効果は30億円程度、いろんな計算があって、32億円ぐらいという計算もできますし、28億円ぐらい、29億円ぐらいという計算もできるのですが、丸く30億ぐらいかなと思います。もう少し緻密な計算は、また一月ぐらい経つと出していただけるかもしれません。
 それから、「きときと君」の活用ということですが、このスポレク用のマスコットで公募で決めたキャラクターなのですが、皆さんもそう感じられたかもしれませんが、おかげで子供たちを含めて大人も、ご高齢の方も大変親しみを感じてもらって、この全国スポレク祭が終わっても、時々「きときと君」に会いたいという声が多いものですから、大変いいキャラクターとして定着してきたように思いますので、今後、本県のスポーツ振興等に関するイベントその他でシンボルマスコットとして位置づけをして活用していきたいと思っております。これは大変望外の成果で、よかったなと思っています。
 事務局に言わせると、県にもそうですが、いろいろな市町村にも、競技された方から、富山の人は親切で温かいとか、本当にいいところだとか、また来たいとか、そういうお手紙などがたくさん来ているようでありまして、うれしく思っております。

 それから、3点目が富山のさかなキトキトフェアの開催ということでございます。
 これは、まだ時間がありますけれども、来年1月19日に東京のザ・キャピトルホテル東急の1階をお借りしてやるということでございます。このザ・キャピトルホテル東急は、今月22日にオープンした東急グループのフラッグシップホテルということでございまして、オープン間もない新年早々の時期にやれるというのは、大変いいのではないかと思っております。
 最初の5時から6時半までは報道関係などの皆さんに、旅行雑誌の記者とか料理関係者とかといったような方も含めてですが、立食方式で約200名の方をご招待する。それから、7時半から9時までは、今度は同じ会場で一般の方、着席形式で約100人、これは公募で参加者を募って、会費も5,000円いただいてやるということでございます。
 この機会に富山湾の魚をふんだんに用意して、できればその朝にとれた朝どれの刺身、今朝どれの刺身というのでしょうか、そういうのも用意したい。
 この東急ホテルの料理長さんがたしか水落さんとおっしゃって、著名な方ですが、富山県出身の方でもありまして、いろんな面で便宜も図っていただけたなと思います。また、富山の地酒、特産品等については、県の酒造組合とかキリンビールさん等にも協賛をしていただく。また、アトラクションは、まだ決まっていませんが、できれば本県ゆかりの方にでも、例えばタレントさんにも参加いただくようなことも検討を進めていきたいと思っております。
 それから、ホワイエでも富山県の観光物産をPRしますが、ちょうど毎年11月3日に、富山の酒とかまぼこフェアというのをやっているのですが、アンテナショップいきいき館で、先着順で100名の入場券を発売します。
 こういったことで、ちょうど東急グループの皆さんも、そういうフラッグシップホテルを立ち上げて、いろいろ気合を入れてやろうという時期ですから、そういう意味では連携して、富山県の食のブランドのイメージアップ、特にお魚の魅力のアピールをやっていきたいと思っているわけでございます。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 3点お伺いしたいと思います。
 まず、政府のほうで補正予算案の閣議決定がありましたが、知事はかねがねパンチのある補正が必要だというふうにおっしゃってらっしゃいましたが、この補正についてどのような印象をお持ちになりましたかということが1点。
 それと、行革の関係ですが、職員給与の問題で、特例条例に基づく3年間の給料削減というのが今年で終わりになります。来年度以降、どのような方針で臨まれるか、職員の給与カットについて、2点目にお伺いします。
 最後に、行革になるのか、知事の公用車の件ですが、新しく買いかえられたと思います。環境対応の車という点で評価する部分もあるのだと思いますが、かなり高額という部分でどうかなと、行革の観点ではどうかなという声もあるようです。そのことについて、公用車についてどのようにお感じか、3点お伺いします。

○知事
 (閣議決定された後の補正予算案については)残念ながら詳しく見ていないのですが、基本的に今まで私が情報収集していたのとほとんど同じではないかと思いますので、そういう前提でお話ししますと、もちろん先般の予備費9千数百億を活用してもらった経済対策に続き、今度第2弾ということで、それはそれでもちろん一定の評価をしたいと思います。ただ、もう少し精査して、もし何か直す点があれば後で連絡させていただきたいと思いますが、昨日の夜まで、また、今朝まで聞いていた情報がそのままだとしますと、もう少しパンチ力があってもいいのかなと思います。
 特に、地方に対する交付金が、やはり相変わらず余り変わっていないようです。地域活性化で、特に昨年ですと、前政権時代ですが、地域活性化の交付金は大変大きな金額でしたが、今度はその関係で3,500億円ぐらいと思うのですが、そういう点とかは少しパンチが足りない。雇用とか人材育成とか、新成長戦略とか、あるいは子育て、医療、介護、福祉、こうした点についてそれぞれ目配りされていることは、もちろん一定の評価はさせていただきますけれども、パンチ力はやや弱いような気がしております。
 もともと今の政権におかれましても、第3段階の経済対策もあるのだと、ステップ1、ステップ2、ステップ3とおっしゃっているから、今後の国会論議などを通じて、もう少し政府の考え方も確認しなくてはいけませんが、さらなる対応を、経済対策をはじめ、地方に一層目配りした対策をしていただけるように期待をしたい。また、働きかけも、もう少し内容を見た上ですけれどもしたい。
 今までも、この春以来ずっと何度も何度も経済産業大臣にお会いしたり、国交大臣にお会いしたり、いろんな方にお会いしてやってきたので、ここまで来たことも一定の成果だとは思いますが、まだまだヨーロッパ、アメリカの経済情勢も厳しいようですから、また、新興国の経済成長も一服感が出ているという見方もありますので、さらに国に対して、世界の経済も踏まえたしっかりした対策、さらにご尽力いただくように、今後もまた補正予算内容を精査の上で、必要なものは働きかけもしていきたいと思います。

 それから、2つ目の行革の点ですけれども、それについて給与削減をどうするのかというお話がありました。
 これについては、まず今年の人事院勧告への対応、これもまだ、今朝確認したのでは決まっていないということだったと思うのですが、それが前提ですけれども、これは国ベースのお話だと思いますが、やはり政府がひと頃は、昨年マニフェストで、あまりこれまで国は行革を真剣にやっておられない面があって、総人件費を2割削減するということをマニフェストに掲げておられたわけですが、それは今のところ実行されていないわけで、この人事院勧告を踏まえてどうされるのかというのは注目をしていきたい。
 しかし、一方で、人事院勧告制度というのは大事な制度ですから、これをどういうふうに政府として対応していかれるのか。そちらのほうは尊重すると、他でどういう行革をされるのか。また、場合によっては、国の人件費は減るけれども、地方に何かそのツケを回すようなことにならないのか、これはしっかり見極めをして、必要なことについては、少なくとも地方にしわ寄せとかそういうことがないように、本来の行革をやっていただくようにお願いしようと思っております。
 富山県としては、それを踏まえてですが、職員の給与の臨時削減、最初に就任しまして2、3か月ぐらいで、職員組合の皆さん、職員の皆さんにもご理解を得て3年間、それでも財政が、大分よくはなったといっても、まだ厳しい。国全体の財政が厳しいことの反映でもありますけれども、さらに3年間ということで理解と協力を求めて、ご理解いただいて進めてまいりました。
 それで、これからどうするかについては、基本は、特に本俸を引き下げるという部分は3年、さらに3年と来ておりますから、地域手当は当分の間というようなことになっていますが、本俸については、3年目、最初から数えると6年目に来ましたから、原則的には、何とかこの辺で本来の姿に戻したいなという気持ちはありますけれども、これはまた今後、県民の皆さんの声に耳を傾け、県議会をはじめとして、しっかり検討して対応していきたいと思います。

 それから、知事の公用車のお話と行革との関係についてご質問をいただきました。
 正直これは、当初予算のときにも議論があり、私も悩ましいなと思ったのですが、順序立ってお話ししますと、東京事務所に置いてある知事車が17年経って、それで運転手さんからも直接直訴を受けたのですが、「知事、行革というのもよく我々もわかります。ただ、これでは、実は部品が見つからなくなりつつあるので、何とか買い替えていただくとありがたい。」と、現場からそういう声があって、ああそこまで、私は本当はあと1、2年はこういうことでいければと思って、最初、漠然と思っていたのですけれども、そういうことがありました。
 今それを運転している運転手さんがまだ定年前でいらっしゃるわけですから、富山で乗っている知事車11年たっていますけれども、まだ若干使えますので、これを回そうと。そこで、富山での知事車については、やはりこういう時代ですから、環境に配慮した公用車にしなければいかんだろうなと。そのときに、前の車種がセンチュリーで、これとトヨタの同じようなものというと、これは事務方がいろいろ検討してくれたのですが、当時、環境に配慮するというと同じ4,900ccぐらいだとトヨタのレクサスしかないということでございました。
 値段が少々、前のセンチュリーに比べると、たしか300万円ぐらい高いものですから、弱ったなと思ったのですけれども、燃費を考えると、今まで乗っていたセンチュリーに比べると、たしか年に19万円ぐらいガソリン代が安くなる。そうすると、15年乗ると約300万円ぐらいになって元が取れますよという説明だったので、そういうことなら県民の皆さんのご理解が得られるかなと。
 ただ、考えてみますと、新しいセンチュリーをもし買い替えたとすると、月々の節約が19万円までいかないと思いますので、そうなると300万円は15年乗ってもカバーできなくて、その半分なり3分の1ぐらいしかカバーできない計算もあり得ると思うんですが、一方で、CO2を少しでも減らすという政策で、昨年から4年間で200台、厳しい財政事情の中ですけれども、やっぱり姿勢を示そうということで、逐次、県の車を低公害車なりに切りかえてきていますから、これは若干割高にはなるのですけれども、ガソリンの消費量が減る、そのことでかなり元が取れる、それから、環境には間違いなくいい。細かいことをご質問になる方があれば、これは森林のスギに換算すると何本だとか、いろいろ計算があるようですけどね。
 ただ、しかし、実は行革ということもあるもので、そこでどうしたかというと、東京の車は知事車と議長車があるのですが、この機会にちょうど、実はちょっと立ち入った話になりますが、運転手さんもそろそろ来年になると、公務員は定年というものがありますから、ということで、実は来年度からは一旦緊急避難的に、部品も無いと言われては困るので回しましたが、今まで富山で使っていた車も11年で、相当いい年限になって、普通なら買いかえる、むしろ、1、2年前に買いかえてもおかしくない時期に来ていますので、これは議長にもご意見を聞いて、そうだなと言ってもらっているのですが、この際、東京の知事車と議長車を廃止して、これは必要なら民間のハイヤーなりタクシーを使わせてもらうと、こういうことにすることにしております。全部ハイヤーに切り換えたとしても、そのことで年間5百数十万円浮く計算になりますので、そうすると、富山の知事車のハイブリッド、レクサスにしたことによる割り増し増は十分カバーしたことになるので、県民の皆さんのご理解も得られるのかなと。
 それから、本当は記者の方にたまに知事車に同乗してもらうとわかるのですが、車の中で居眠りしているのではなくて、仕事をしているわけですね。文書を読んだり、県の課長にこういうふうにやってほしいと電話をしたり、また、国会議員の先生とか経済界の皆さんとか、まさに動く知事室そのものなので、一定の執務環境を確保して、大いに知事は働いてほしいという人も多いと思いますから、私はご理解いただけるのではないかと、こういうふうに思っている次第です。以上です。

○記者
 2点ありまして、まず、24日に衆議院の北海道5区補欠選挙の結果が出たと思うんですけれども、その結果についてはどう思われるでしょうか、あるいは、政権の行く末を占う結果と思っておられるのかどうかということと、あともう1点は、広島県知事が育児休暇を推奨する意向を表明されたんですけれども、それに対しての評価を。

○知事
 まず、町村議員さんがご当選されたことについてですけれども、これは北海道での出来事ですから、富山県知事である私がコメントするというのはどうかなと思いますけれども、一般的に言えば、もちろん1つは、ああいう不祥事もあった後の選挙区だということもありましょうし、ですから、不祥事があったほうから出た方には、少なくともそれはプラスにはならなかっただろうなと思います。同時に、中央政治の諸情勢が、北海道の一つの選挙区とはいえ関係なかったかといえば、それはやっぱり普通に考えればあるのでしょうね。
 ただ、だからこう思うとまでは、私としては差し控えたい。むしろ、政権を担う立場にある方は、常に国民の皆さんの声に耳を傾けて、そしてなるべくいい政治をしなくてはいけないということだと思いますので、現内閣におかれましては、こうした選挙結果を真摯に受けとめていただいて、国民のため、国のためによりよい政治をしていただければなと思います。
 それから、広島県知事さんの育児休業については、これは正直、余り詳しい事情を知りませんが、いろんな見方あるのだと思いますけれども、私はなるべく、経済環境厳しい中、あるいはそういう中で公務員というのはやっぱり、特別職も公務員ですから、いろんなご意見があるということを念頭に置いた行動というか、政策選択をされるべきなんだろうと思いますけれども、そういうリーダーの立場にある人が率先して、なかなか日本人は育児休業という制度があっても遠慮してとらないケースが多いわけで、そういう意味で、育児休業を県民の皆さんがもう少しとりやすい環境にするためにあえて、いろんなご意見もあり得るかもしれないけれども、育児休業をとったということであれば、それなりに受けとめてもいいのかなと。ただ、詳しい広島県の事情はわかりませんので、一般論でとどめさせていただきたいと思います。

○記者
 クマの関連で1点お伺いします。制度改正を国へ求めていくということですけれども、これは鳥獣保護法の改正を求めるということかと思いますが、具体的にはどのような形で求めていくのか、県議会で意見書を出して求めていくのか、それとも直接大臣にお会いして求めるか。

○知事
 もちろん、県議会ともご相談しなくてはいけないので、県議会としてのまたいろんな動き方は、今お話のようにあると思いますが、これは私からああしろ、こうしろということではないので、またご相談ということですが、いずれにしても、市町村、また、猟友会の皆さんとか県民の皆さんの中から、今の鳥獣保護関係の法律なり規定というものが、やっぱり現場の実情に合わないのではないかという声はよくお聞きしますし、今回、改めてそういう切実な声をお伺いしましたので、大臣に会うときは幹事長室に行かなければいけないとか、いろいろ手順があり、大臣も国会中でお忙しいかもしれないけれども、なるべく早い段階で、鳥獣保護法を直接所管されているのは環境省ですけれども、あと農水省のほうも鳥獣による農作物被害とかで、来年度当初予算の概算要求にたしかそういう鳥獣による被害に対応するための予算要求もされているはずですから、そういった政府の関係方面ですね、あるいは与野党、国会方面にも、どういう点を直してもらったらいいのかということも少し煮詰めた上で要請、働きかけをしたいと思っております。あんまり時間かけずに、早目に行きたいなと思っているのですが、先方の都合もあると思いますしね。

○記者
 国の事業仕分けが、今回、対象が特別会計ということですが、県の特別会計を見たときに、一般会計からの繰入が増えたりしないかとか、埋蔵金と言われるようなものがあったりしないかとかなどは、今、再評価の対象にほとんどなっていないと思うんですけれども、事業の見直し等はどうされるのか、そのあたりお聞かせください。

○知事
 富山県にも特別会計はあるのですが、国でよく言われる埋蔵金があるのではないかとか、あるいは隠れ借金があるのではないかというような特別会計、特にひところ焦点になった埋蔵金があるのではないかと言われるような特別会計はないと私は思っているんですけれども、これはちょうど今、富山県版の事業仕分けというか、内部の職員でやるのではなくて、外部の有識者に入ってもらって、オープンに1件いくら以上のものはやるというようなことをやっていますし、そういう目で見て、特別会計も議論してもらってもいいと思いますし、これからも、いずれにしても、国ほど複雑ではありませんけれども、一般会計、特別会計通じて、できるだけそういう、仮にも、埋蔵金というのは言葉の定義によりますが、何かもっと有効に使っていいはずのものが眠っているというようなことがないようにしたい。
 もちろん、意識して、いろんなことを考えて基金というのをつくって、例えば経済が厳しいときとか、あるいは子供の安全・安心とか、いろんな目的で積み立てて、計画的に使おうというものは当然あると思いますが、そういう事柄事柄をきちっと確認のうえで、もし仮に、これはもうこの際、今のかたちは適切ではなくて、一般会計でちゃんと引き取ったほうがいいのではないかというものがもしあれば、それはできるだけそういうふうに対応していきたい。
 その点は、例えば住宅供給公社はもう既に廃止しましたし、土地開発公社も来年3月と、近く廃止することで準備していますが、そういう外郭団体の整理の問題とあわせてきちんとやっていきたいと思っております。

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