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知事記者会見[平成22年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成22年12月28日(火)]

◆ 平成22年12月28日(火)午後2時5分〜2時40分
◆ 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
 ・年末のあいさつ
(1)射水警察署移転新築の基本設計の概要について
(2)呉羽梨選果施設の整備に係る国事業の採択について

※配布資料は、関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事○知事
 それでは、今年最後の記者会見をさせていただきます。
 最初に、年末のあいさつということになっているのですけれども、「平成22年県政のうごき」という資料がお手元にあると思いますが、またご覧いただきたいと思いますけれども、今年を振り返ってみますと、一昨年秋からのリーマン・ショック以降の世界同時不況で、昨年は県内の経済への影響は厳しいものがあって大変だったと思うのですが、今年の春以降大分持ち直しをしてきました。
 特にこの春、3月、4月、それ以降もそうですが、必死に、倒産を防ぎたいということで中小企業緊急融資とかいろいろなことをやってきましたので、結果としては、世界同時不況が始まる前の1年半なり1年9か月と比較すると、倒産件数や金額はむしろ減りまして、3月末で1年半ベースくらいで計算すると88%、マイナス11%くらい、金額でいうと減ったと思います。
 また、近隣の人口規模が同じ県と比較しますと、倒産件数や金額は約3分の2くらいに減ってきておりますし、また、昨年と今年を比較しますと、これも倒産件数が大幅に減っている。そういう意味で、県内企業、経済界はこの危機を何とか乗り切れつつある。ただ、もちろん、経済環境、業種により、企業によってまだまだ厳しい面はあるので安心はできませんけれども、これからも緊急対策をしっかりやりながら、10年先、20年先を見据えて、新たな富山県の成長、飛躍、元気な富山県をつくる、県民の皆さんの幸せの充実を図る、そのためにしっかり手を打っていかなければいかんなと思っています。
 そういう面で見ますと、今年1年は、この行事を見ていただいてもわかりますが、まず、北陸新幹線、沿線知事さんの中にもいろいろ独自の主張をされる方もあったりして、1月21日を見ていただくと、4県知事と国土交通大臣や鉄道機構の理事長、JR西日本や東日本の社長さんも入った8者会議というのを無事スタートさせることができました。いろいろな経過がありますけれども、北陸新幹線については金沢以西の延伸が先送りになったことは大変残念で遺憾に思いますが、一方で、本当に長年の懸案であった並行在来線の経営安定に対してかなり前進と言える対応をしていただいたというのは岩盤に穴をあけたことになるかなと。
 また、地方負担の軽減についても、北陸新幹線増高経費はたしか2,600億円でしたか、そういうことで、この負担が今まで宙に浮いている格好になっていたわけですけれども、そうしたものをカバーするために、今度の鉄道機構の利益剰余金を結果として活用して対応をするという方向になりましたので、これはこれで相当、一歩、二歩、あるいはかなり前進した面もあると思っております。まだまだいろいろなことはあるでしょうけれども、4年後金沢まで開業というのは、いろいろな困難を乗り越えてはっきりした見通しが確立しつつあるのではないかと思っております。
 また産業の面でいうと、いろいろな話がありますが、例えば2月に富山県ものづくり懇談会というのを正式に発足させたり、また、この月は経済環境がまだ厳しゅうございましたから、富山県緊急経済・雇用対策推進会議をいうのもスタートしていますが、例えばこの8月のところを見ていただくと、8月5日に富山県ものづくり総合見本市というのをやりましたけれども、これは結果として、まず中国をはじめ外国から171社参加していただいて、国内でも富山県だけではなくて、北海道とか、近県の岐阜や石川なんかはもちろんですけれども、国内から参加していただいて、全部で348社、商談が54億円、2年前にやったものは17億円でしたから、一挙に3倍になったという。これはジェトロとかいろいろなところにも、経済産業省のご支援もいただいた点もありますけれども、専門家に言わせると、名古屋あたりで国際見本市をやったのに匹敵するくらいの商談件数、金額になったということで、日本の地方都市でこれほどの成果を上げたのは今までなかったことだと伺っております。
 そういうふうに、富山県経済は厳しい中でもしっかりと足場を固めて、新たな成長、飛躍に向けてしっかりした歩みを始めているな、そういう兆しがしっかり出てきたなというふうに私は思っております。
 また、この間、例えば2月に県立中央病院の新東病棟(※仮称)の着工もいたしましたし、また、長年の懸案でありましたイタイイタイ病資料館(※仮称)の整備基本構想も3月に発表して、その後も着実に進めております。
 そんなふうに医療や福祉等についても着実な歩みを進めてこれたように思っていますし、また、教育問題、人づくりでは、例えば高等学校の再編統合というと、どんな県でももめにもめてなかなか結論が出なかったり、しこりが残ったりということが少なくないはずだと思うのですが、富山県の場合には論議を尽くして、いろいろな方のご尽力もいただいて、この4月に新しい高校を5校、従来の10校を再編統合してスタートさせることができました。これも途中経過はいろいろございましたが、今のところ、新しい実習棟とか施設整備、それから、教員の配置なんかについて配慮させていただいたこともありますけれども、やはり統合してよかったなという声のほうが基本的に非常に多いように、むしろ喜んでいらっしゃる方が非常に多いように受けとめておりまして、この点もよかったなと思っております。
 そういうことで、例えば文化の面でも、平城京に出て行って越中万葉のPRをしたりとか、また、今年は大変スポーツで成果があった年で、2月末にバンクーバーオリンピックで、田畑、穂積両選手が銀メダルを取って県民栄誉賞を差し上げたりもしましたけれども、その後も高校総体、国体でも大変大きな成果がありましたし、また、ユースオリンピックで宮原さんが金メダルを取ったり、また、最近ではアジア大会で北本忍選手が金、銀、銅を取ったり、また、10月に全国スポーツ・レクリエーション祭をやりましたけれども、21万人参加ということで、前の年に宮崎でやったときは12,3万人ですから、これも大変成果があったと言っていいのではないかと思っております。
 12月に入って、新たな総合計画の着手に入りましたけれども、これからも県民の皆さんの知恵や力を結集して、皆さんの力添えもいただいて、富山県が元気になるように頑張っていきたい。そういう意味でいろいろな課題はありますけれども、富山県政もそれなりに前進しているのではないかというふうに思っております。記者クラブの皆さんにおかれましても、今後ともまたご理解とご協力をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、射水署の基本設計ができましたので、説明したいと思います。
 こちらを見ていただきたいと思いますが、整備の基本理念としては、「誰もが安全で安心して暮らせ、犯罪を未然に防ぐまちづくり」ということでありますけれども、この建築の特色は、要するに全方位で正面性を持たせておりまして、この地域の治安のシンボルという高いランドマーク性を持った建物になっております。また、見ていただいてもわかりますが、余り重苦しくならずに、がっちりとした堅牢な建物ですけれども、清涼感もある、そういう建物にしております。また、場所が大変いいところで、前面に道路がこういうふうになっています。移転先は、射水市今井170番1というところですけれども、これは現地を見た方もいらっしゃると思いますが、交通のまさに要衝で、射水署の管内のほぼ中央にあるいいところだなと思っております。
 特にお手元資料を見ていただきますと、まず、基本的な効果として、初動対応の向上をさせる。ここにありますように大体場所がほぼ中央でありまして、半径4〜5キロでほぼ人口密集地をカバーできる。これまでに比べると管内区域の境界までに最大8分短くなるということで、これは犯罪でも火災でもそうですが、初動対応が一番大切ですので、その点では非常に効果があると思います。
 また、ご承知のように射水署管内には伏木富山港がありまして、割に外国人犯罪なども多い地域だったわけで、これまでも港湾地区特別捜査隊の活動拠点が、前の新湊署だったですか、あそこの幹部交番に置いてあったわけですけれども、この特別捜査隊を新たに射水署の新しい庁舎の中に移して、装備資器材等を総合活用して対応していく、犯罪のグローバル化に対応するというふうになっております。
 それから、実践的な訓練場所ということで、武道場の整備も行うということにしております。
 それから、これまで大変狭くて、署員の皆さんにも苦労をかけておったのですけれども、さっきの施設の概要というところを見ていただきますと、延べ床面積で5,221平米、これは現在の射水署の建物の床面積が1,626平米ですから、3倍以上ということになるわけです。署員は今まで116人だったのが、今度140人ほどになりますが、これは特別捜査隊の方22人が加わるからということでございます。
 それから、先ほどの2ページに戻っていただいて、狭隘化を解消できますから、捜査会議室とか、証拠品庫を新設するとか、IT化に対応するといったようなことでございます。また、警察署を来訪される方のプライバシーに配慮した相談室を設けるとか、駐車場の確保とか、訪れる市民の皆さんの利便性が大幅に改善されます。
 また、自然エネルギーの活用ということで、自然採光のライトウェルとか、太陽光発電設備を設置しますし、また、LEDを使用するということでCO2を減らしていくことにしております。
 もう1枚おめくりいただきますと、さっきもランドマーク性というお話をしましたが、管内のほぼ中央にあって、全方位から、遠くからでも近くからでもよくわかるところでありまして、全方位で正面性を与える外観ということで、「地域を見守る・治安のシンボル」になるというふうに思っております。

 次に、もう1点、大変うれしい話がございまして、「呉羽梨の選果施設に係る国の事業の採択について」ということであります。
 農水省のほうから、昨晩大分遅くなってから連絡がございまして、呉羽梨の選果場、本当は22年度の当初予算でつけていただけるものと期待しておったのですが、ご承知のとおり、農林関係予算が大変減額されましたので、残念ながら当初予算で漏れておりました。その後粘り強く国にもお願いをしてきまして、今度の補正予算、22年度の追加経済対策で、「食料自給率向上・産地再生緊急対策交付金」というのができましたが、この中で採択していただいた。また、要望額4.5億円に対して4億3,700万円ですから、非常に高い率で要望を通していただいたと思っております。この結果、なのはな農協の呉羽梨選果施設、これは現在2カ所ある選果場を1カ所に統合して集荷能力を高めるということです。
 呉羽梨は、大分全国的にブランド化が進んでいますけれども、実は従来は外観とか目視で選別していたわけで、これからはセンサーで果実内部の糖度の選別、品質を選別できる、そういう最先端の選果機も導入できることになりますので、消費者にとってはより品質が保証されて、また、生産農家にとってはもっとさらに自信を持って出荷できて、ブランド力の向上につながるということでございます。
 この間も鹿野農林水産大臣に、また篠原副大臣とか政務官にもお会いして、何としても地元の熱意をお伝えして、これは年内に決めてほしいということを申し上げておったのですけれども、今回大臣から直接ご連絡いただいて、大変よかったなと思っております。
 県のほうも、これに伴って国の補助の5分の1相当、8,700万円余りの補助をしようというふうに考えております。
 今度の選果施設は、最新鋭でありますので、お伺いしますと、今まで2カ所で180人の方が選果作業に携わっていたそうですけれども、これが80人で済むということだそうですから、生産性も向上して、今でも全国的にブランド化しつつある呉羽梨のさらなる発展につながるのではないか。地元の皆さんも大変喜んでいただいているようで、とてもよかったと思っております。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 今ほどの呉羽梨の件ですが、国の事業仕分けで縮減となっていたと思うんですが、今回の23年度の予算についても仕分けにひっかかったものがまたなったというか、いろいろなことがありましたが、国の仕分けについて知事はどのような認識でいらっしゃるかということをお尋ねします。

○知事
 私は、事業仕分けそのものは、昨年政権が変わってスタートされたときから、いろいろな予算や事業を国民の皆さんが見守る中でオープンに議論をするということは、しかもそれなりに見識のある人が参加してやるということであればいい点もあるだろう。しかし、それがややもしてパフォーマンス的なものになってはいけないなというふうに思っておったわけですけれども、やはり2年目になって、最初から危惧していた点がかなり顕在化してきた。特に1年目は、まだ前政権のころにつけた予算なり事業を新たな視点で見直すということですから、それなりの意義はもちろんあったのだと思うのですが、2年目になって、言うなれば、自分たちがつけた予算とか、進めている事業を、結局政権の中というか、すぐそばの近い方がいわば仕分け人として仕分けるということになるわけです。そのこと自体が本当にどうなのかなという気もしないでもなかったのですけれども、やはり懸念していたとおり、現場をよく知らないで仕分けがなされるものですから、私どもはこれはとんでもないということで、それぞれ責任ある省庁の政務三役などに直談判というか、お話しますと、皆さんも感じていらっしゃるように、相当というか、どう見ても半分以上、大部分何らかの形でもとに、実質的には変わらないような予算づけになってきております。
 私は、事業仕分けという表現がいいかどうかはともかく、予算編成過程をオープンにしたり、今までやってきた事業を見直したりということは今後も大切で、国民の皆さんの前でオープンにやるということも大賛成です。県もまさにそういうことをやっているわけですけれども、ただ、やはり政権をとられて2年目にもなっておられますので、もう少し現場の事情もよく踏まえた総合判断をする、それから、もともと予算なんかについて言えば、要求官庁と財務省のような査定官庁もあって、もちろん要求する側の大臣がみずから査定するという面も必要ですけれども、もう少しオーソドックスな形でしっかり取り組む、それをまた、事業仕分けという表現がいいのかどうかわかりませんが、なるべく国民の前にその過程をオープンにして、わかりやすく系統立てた作業にしていただくべき時期にそろそろきているのかなという気もしております。
 いずれにしても、今回は例えばほくりく健康創造クラスター事業もそうですし、繊維クラスター事業もそうでありますし、中小企業対策で中小企業応援センターもそうです。かなりのものが、ちょっと方向が違うのではないかと思われるような仕分け結果で、それを幸い、いろいろなご方面に率直にお話を申し上げて相当程度ご理解いただいたのですけれども、よく考えてみますと、考えなくてもそうなんですが、何か少し無駄な面もあるなあと。もう少し秩序立ててやったほうがいいのではないか。
 やはり結果として、今の民主党の皆さんは昨年のマニフェストでたしか無駄をなくせば16.8兆円出ると言っておられたはずだと思って、私は当時からそんな数字が出るかなと懸念していたのですが、結局財務省の発表でも、昨年の仕分けで0.7兆円、今年の仕分けで0.3兆円ですので、発表されたものを額面どおり受け取ったとしても全部で1兆円にしかなっていないわけで、16.8兆円というのはいかにも現実に合わなかったということがはっきりしたと思います。
 2年連続国の予算も毎年の税収を上回って、新たな国債を発行されるという異例の予算編成になっていますから、これはやはり政権を取られていらっしゃる皆さん、いろいろお考えだと思いますが、しっかりとした対応を今後していただかなくてはいけない、こういうふうに思っております。

○記者
 上海の県のアンテナショップですけれども、開設されて半年くらいたちまして、その間には県産リンゴの試験販売も実施されております。現段階での成果といいますか、その辺を知事はどう見ていらっしゃるのですか。

○知事
 正直、最近細かな数字を見ていないので、また調べてお話ししますけれども、今年の5月、上海万博の際にスタートしてから、どうしても、一つは品ぞろえの面で、中国はだんだん変わりつつありますけれども、やはり果樹とか野菜とか、ああいった農産物についてはすんなりはそこで売るというのを認めてくれないのですね。
 それから、例えば食品加工品についても製造工程をきちんと教えろ、そうしないと認めないということになると、企業によってはいろいろなノウハウをこの機会にみんな公開しなければいけないのかと言って、ちょっと出店に二の足を踏むという面もありますので、最初からそういうことはもちろんある程度織り込みながら、あえてアンテナショップを作って運営しているわけですけれども、中国側とも折衝しながらだんだん商品もふえてきております。
 ただ、今のところそんなにものすごく売り上げが多いというふうには聞いていませんけれども、まだ始めて半年、しかも最初の半年というか、それから、今言ったようないろいろなすぐにさっと越えられないハードルみたいなものもありますから、若干息長く見なければいかんなと。しかし、年が明けましたら、来年度の予算編成をやらなくてはいけませんので、これまでの成果をしっかり分析した上で、課題も当然あると思いますが、これを新年度以降も続けるのかどうかも含めて検討していきたい。
 現在の数字的なものが必要でしたら、また後ほどということにさせていただきたいと思います。

○記者
 国の予算が固まりましたけれども、これを受けて県の新年度予算案の規模、積極型でいくのか、緊縮型でいくのか、方向性があればまずお聞きしたいのと、また、知事のキーワードであります元気とやまの創造につながるような特に力を入れていきたい政策や方向性が何か決まっていれば、その辺をお聞きしたい。

○知事
 まず、今度の国の中央政府の予算編成は、予算全体として見ますと、さっき申し上げたような財政構造が相当無理な構造になっていますから、気がかりなんですけれども、当面の富山県ということについていいますと、まず、一番懸念しておりました、地方にとってはある意味では命綱とも言える地方交付税交付金については総額が0.5兆円増えた、臨時財政対策債等は減らすということになりましたが、地方税収の増も若干ありますので、地方一般財源総額は0.1兆円増で、その積算の中には地方の社会保障の当然増の分の8,000億円も含まれたりしておりますから、私はそういう面で、まず富山県が新年度の予算編成でできるだけ県民の皆さんの期待にこたえるための財政基盤についてはそれなりの足がかりができたかなと思っております。
 もう一つ危惧しておりました公共事業関係も、22年度予算は18.3%減という大変ドラスチックな予算でした。今年も当初はさらに場合によっては1割、2割削るなんていう場面もあるのかというふうに懸念していたのですけれども、トータルとしてマイナス5.1%ですから、もちろん22年度18.3%減って、さらに5.1%減るのですから、厳しいことは厳しいのですけれども、そういう社会資本整備の緊急度の高いものを何とか選んでやっていくという点では最悪の事態は防げたのかな、こういうふうに思っております。
 個々の政策で言うと、さっき申し上げ新幹線についても地方負担軽減とか、並行在来線の経営安定とか、また、例えば米の生産数量目標についてもマイナス5.2%ということで、これはとんでもないことだと思いましたけれども、結果としては富山県の要望をほぼ100%認めてもらったということにもなりました。また、社会保障関係は新政権もかねて割合ご熱心で、かなり伸ばしておられますので、そういう面からいうと、私は、富山県の新年度の予算編成について言えば、交付税総額の確保と相まって、社会資本整備なんかは厳しゅうございますけれども、何とか県民の皆さんの期待にこたえられる足がかりは一応できたのかなと。これからいろいろと厳しい中ですけれども、しっかりと皆さんの希望、期待にこたえられるような予算にしていきたいなと思います。
 そういう意味では、今日ちょうど労働局から発表がありましたが、今度有効求人倍率が0.76というふうになって、これでこの6月から6か月連続0.7以上になったわけです。もちろんこれは1になるのが望ましいのですけれども、0.76で、高いほうから全国4番目、先月が0.72でしたから、そういう意味では経済も、あるいは雇用情勢も厳しいながら着実に戻っているというか、回復しつつあるので、今後そういう意味での富山県、よくなる兆しが大分出てきているかな。
 あとは、例えばまたやや円高に、82円とかになりつつありますし、やはり一つの県がやることには限界もないわけではありませんから、中央政府に、予算面は大体一応方針が出たわけですけれども、金融政策も含めた経済対策、雇用対策、もう少し系統立てた総合的な戦略性のある対策を講じていただきたいな、こういうふうに思っております。

○記者
 年末年始の過ごし方は、今年は鳥インフルエンザがありますので。

○知事
 実は鳥インフルエンザについて、終息しつつあるのかと期待はしているのですけれども、この間陰性と出まして、1月7日までこのままなければ終息したと一たんは言えるのではないかと思いますが、やはりいろいろなことが起こる可能性がありますので、職員は、出先の家畜保健衛生所は元旦も含めて出勤をして万一に備えるということですし、本庁の職員も農林水産部の農業技術課と生活環境文化部の自然保護課は元旦だけは休ませてもらう、電話連絡はつくような状態にして休ませてもらいますが、31日までと、2日からは出勤ということになっております。
 また、昨年、一昨年と2年続けてきまして、今年も3年目ですが、まだまだ厳しい経済環境、雇用環境、厳しい企業や勤労者の方もいらっしゃると思うので、中小企業金融とか、あるいは工事代金の支払いとか、あるいは生活相談等の部局は、昨年に引き続いて、今日28日が御用納めですけれども、29日、30日までは出るというふうにしております。
 私は、あしたはお昼くらいからでも出てきて、せっかくみんな頑張ってくれていますから、激励に回りたいなと。あとはこういう鳥インフルエンザもある時期でありますので、昨年までは毎年、基本的には元旦は皇居に伺候して両陛下にごあいさつしていたのですが、今年はご遠慮させていただいて、富山の地元で万一の事態に備える、こういうふうにしたいなと思っております。

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