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知事記者会見[平成22年度]

2017年6月8日

知事室 目次

定例記者会見[平成23年1月4日(火)]

◆ 平成23年1月4日(火)午後1時31分〜1時58分
◆ 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
(1)第22回全国「みどりの愛護」のつどいの開催日の決定について
(2)新作「おもてなし『越中料理』」美食会の開催について

※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事○知事
 皆さん、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、2項目ですが、お話ししたいと思います。
 まず第1点目は、第22回目の全国「みどりの愛護」のつどいの開催日が正式に決まったということでございます。お手元にありますように、今年の5月14日、土曜日ということで、場所は富山県の県立の富岩運河環水公園及び富山市の総合体育館をお借りしてやるということでございます。
 行事内容としては、式典の中で「みどりの愛護」にご功績のあった人を表彰したり、記念植樹をしたりということですけれども、これは全国の行事でございますので、1,500人ぐらいの方は少なくともお見えになるんじゃないかということと、皇室の方がご臨席になる予定で、これまでの例ですと皇太子殿下がおいでになったということでございますので、大変ありがたいことと思っております。
 主催としては、国土交通省と富山県、また富山市、財団法人公園緑地管理財団、こういうふうになっております。そのときの国会の様子にもよると思いますが、国土交通大臣等もいらっしゃることになるのではないかと思っております。
 「みどりの愛護」のつどいで、これは全国の都市公園の中で持ち回りでやるということでありますけれども、富岩運河環水公園は、おかげで全国的にも高い評価を受けておりまして、今も整備しているところであります。
 この3月には、お手元の資料にありますように、西地区の見晴らしの丘というのが完成しまして、これは親子連れで楽しんでいただけるような、お子さんが喜ぶような遊具施設も整備しておりますし、また、坂井宏行さんに監修していただいたフレンチレストランを開業するということなのですが、これも4月ぐらいには完成すると伺っておりますので、ちょうどいろんな意味でいい時期になるのではないかと。環水公園そのものも3月末をもって完成ということになりますので、ちょうど節目のいいときになる。いずれ新幹線が金沢まで開業したときにも、富山県の魅力を高める代表的な新名所の一つになるのではないかと期待をしております。

 2つ目は、新作「おもてなし『越中料理』美食会」の開催ということでございます。道場六三郎さんについては皆さんご承知だと思いますけれども、一昨年の11月におもてなし越中料理のコンテストの審査委員長なんかもお願いした方でありますし、かねてから料理の鉄人というので有名な方ですけれども、新たに創作したおもてなし越中料理を報道関係の方、旅行関係の方、また県ゆかりの著名人の方々に紹介しまして、富山県の食材とかあるいは郷土料理の魅力を東京、首都圏、県外の人に幅広くアピールしたいということでございます。
 これは2月9日に予定しておりまして、第1部は新作おもてなし越中料理の発表会ということで、これ場所は銀座の三愛のある、2枚目を見ていただきました通りですけれども、三越とか三愛がある中央通りに面したところですが、かねまつビルというところに懐食みちばというのがございますが、それを舞台にしてやることになっております。第1部50名、第2部40名とありますけれども、実際希望者が多くて大分混雑するかもしれませんが、ぜひこういう機会に越中料理のPRをしたいということでございます。
 これも富山県の観光振興、その中で立山黒部とか、世界遺産の五箇山とか、温泉とかいろいろございますけれども、食の魅力も大いにアピールしたいということでやるものでございますので、また県政記者クラブの皆さんにもご協力をいただければありがたいと思っております。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 年末に氷見ブリの偽装の疑いがあったことでお伺いいたします。
 氷見ブリという名の魚として有名なんですけれども、そのブランド力強化というのは、富山県全体としての大きな問題になっているのですが、県としては調査をしていますか。それと、どのような対策をとられるのかということをお答えください。

○知事
 私がお聞きしております範囲では、先月の中旬に、東京都の水産物卸売業者協会のほうから氷見漁協などに対しまして、氷見産ブリ産地表示についての要望書というのが出されたと聞いております。
 県としましては、当然「富山のさかな」のブランド化というのに一生懸命取り組んでいるところでありますので、やはりこういう産地偽装疑惑ということが問題とされること自身が非常に残念なことでありますので、ぜひ氷見漁協を中心にしっかりとした対応をしていただきたいなと思っていますが、伺っている範囲では、産地偽装の疑いが起きないように、今後商標登録の取り組みですとか、例えばタグとかシール、それから魚を入れる箱、これの規格の統一とかいったことに取り組んでいくというふうに伺っていまして、東京の築地などの皆様とも大体そういう線でお話し合いをしているのではないかと伺っています。
 県としても、氷見ブリは富山県の食のブランド化を進める場合のそれこそ、その中でも特に、今でも既にブランド化しているものでありますので、仮にもそういう疑いが持たれることがないように、また担当の課のほうでもしっかり現地も確認をしてもらいたいなと、近々そういうふうにやってもらえると思っております。

○記者
 新幹線についてお聞きしたいんですが、鉄道・運輸機構の利益剰余金の扱いについては、昨年の知事のいろいろなご尽力もあって一定の決着を見たんですが、残された課題として、新潟県が主張している各県の1駅ずつ停車という問題が残されていると思いますし、最近の泉田知事の発言でも繰り返し、やはり最近になっても主張していらっしゃるようですが、この主張について、現時点で石井知事はどう受けとめていらっしゃるかということと、今年、この残された課題にどう取り組まれるか、期成同盟会の会長さんでもいらっしゃいますが、どういうふうに取り組まれるか教えてください。

○知事
 北陸新幹線についてはいろんな課題があるわけで、一つには金沢以西への延伸の問題もあったわけですけれども、これは今回残念ながら先送りとなりました。このことも大変残念で、今後も粘り強く働きかけもしていきたいなと思っております。
 それから、今回の予算で意外と皆さんに割りかし書き込んでいただけていないような気もしますけれども、大きな前進もあったんですね。それは、利益剰余金1.45兆円のうち1.2兆円も年金の一回こっきりの財源に使われてしまうことにしてはまことに遺憾だと思っていますけれども、一方で、並行在来線の経営安定、これに貨物調整金の拡充も含めて対応する。それから地方負担の軽減ですね。これは、新幹線の負担というのは平成8年の政府与党合意で3分の1が地方負担。これは富山県でいうと、もとの事業費でも6,400億ほどですから、富山県の負担は2,100億を超すわけで、これは大変な負担なわけですね。それがさらに難工事とか物価上昇等で地方負担が増えるという話も別途あるわけですけれども、そうした地方負担の軽減に今度新幹線の貸付料等のかたちで負担軽減が図られるという方向がはっきりしましたので、この並行在来線の経営安定と地方負担の軽減で、今後10年間で約2,500億ぐらいの資金枠が確保されましたので、この点は大きな前進で、有効にそれが本当に実際に北陸新幹線の並行在来線なり地方負担なりの軽減に役に立つように、これはまだスキームができたばかりですから、各論をしっかりフォローして働きかけをしていきたいと思います。
 その各県1駅停車というのは、そういういくつかある北陸新幹線に係る課題の一つなのですけれども、私はまず1つには3分の1という多額の地方負担をする県の責任者として、やっぱりせっかくなら走行する新幹線が県内の1駅ぐらいには停まってもらいたいという気持ちは大変よくわかります。そういう意味で、沿線県4県でいろいろお話し合いの上で、原則、1県1駅ということも要望として中央政府に出しているわけです。
 ただ一方で、新幹線の使命として、定時性と速達性といいますか、お客さんをなるべく早く目的地に到着してもらう、しかも、それがまた同時に正確な時間を維持していくということが大きな新幹線の使命でありますので、そうなると、同時に新幹線そのものの経営も、もうJRも民営化されましたから、それなりに経営が成り立つようにしなくてはいけないということもあると思います。そうしたことで、どこの駅に停車するかというのは、今の鉄道事業法上は経営に当たるJRが責任を持って決めるという仕組みになっておりますから、現行法を前提とすると、最終的にはこれはJRの判断になるわけですね。
 そこで、富山県でも同じ問題があるわけですけれども、私は富山駅のみでなくて、新高岡駅(※仮称)や新黒部駅(※仮称)もできるだけ多くとまってもらいたいと思っておるわけですけれども、それには今言った新幹線を経営する側のある程度経営が成り立たなくてはいけないということもありますので、そこで極力停まってもらうように、富山駅はもちろんですが、新高岡駅(※仮称)、新黒部駅(※仮称)も、皆さんご承知のとおり連続立体事業をやったり駅前広場を整備したり、さまざまなアクセス道路の整備をしたりということで、また周辺にもなるべく地域が活性化して多くのお客さんが乗り降りするような駅になるようにやっているわけで、そういうことを新潟県でも当然お考えだと思いますが、そこはやっぱりお互いに努力をして、結果としてJR側も快く、各県1駅はもちろんですが、富山県でいえばなるべくたくさん停まってもらうようにするというふうにやっていかなくてはいかんと思います。
 ですから、そういうことで、新潟県さんにもそういう努力を一方でしなくてはいけませんよと、お互い頑張りましょうねと、こう言っているわけで、この点については、あと4年ありますけれども、お互いに魅力ある地域づくりを進めるということで切磋琢磨しながら、一方JRさんにもそういう地域を代表する地域ごとにそれぞれ事情があることにも理解を求めていくと、こういうことじゃないかと思います。

○記者
 今の関係で、新幹線開業まで4年ということですけれども、課題の一つとして、並行在来線の問題があると思います。経営分離の時期が迫っているわけですけれども、三セクでいくのか、JRでいくのか、いろんな課題がありますが、今年1年はいろんなその準備が本格化する年になると思いますので、どんな決意でその準備を進められるかという決意をお伺いしたいのが1点と、先ほど、午前中の新年の執務始めのごあいさつの中で、もう一歩踏み込む、もう一息の事業というか、その中に子育て支援、出生率の向上みたいな話とか、観光というお話がございましたが、それは、新年度の予算でその辺をしっかり手当てしていくという意味なのかなと聞いたのですが、その辺の感触を少しお伺いします。

○知事
 まず、並行在来線について言いますと、今回、並行在来線等に新幹線の貸付料等の活用という形をとりながら政府が国のほうとしても支援する、助成するという、制度に穴をあけてもらったなと思っております。
 遡りますと、平成2年の政府・与党の申合せ等があって、新幹線は作る代わりに3分の1を地方負担だよと、それから並行在来線は切り離して地方でやりなさいと。これは例えば、新幹線の建設費でいえば、さっき申し上げたように地方負担2,100億ということですし、それにさらに増分経費もあるわけです。それから、並行在来線も今の仕組みのままですと、前提の置き方にもよりますけれども、20億前後の赤字が毎年続くということですから、私は、もともと先行する上越新幹線などが、これは地方負担もゼロ、それから並行在来線も引き続きJRが経営するということになっていたことと比べますと大変な不平等な扱いで、安政の不平等条約というのがありますが、これは平成の不平等条約じゃないかと、もう6年前に知事になったとき、本当に残念だなと。
 ただし、そういう状況をのまないと新幹線をつくってやらんと言われて、やむを得ず当時は受け入れたのだと思いますけれども、そこで、地方負担の軽減も3年前に交付税の措置率の引き上げで300億とか、今回もいずれにしても富山県でそれは数百億単位の負担が軽減されると思いますが、並行在来線についても今までは全く地方がやりなさいということだったのですけれども、何とか国の支援が、貨物調整金を通じて、そういう道が開かれました。
 そこで、問題は、では並行在来線について、どういう経営形態でいくのかとか、例えば石川県と富山県、新潟県、長野県とありますが、4つそれぞれ違う会社でやるのか、1つの会社でやるとか、いろんな問題がありますよね。そうした問題について、今年度はそれなりの整理をそろそろしていかなければいかん。大体先行した他県の例で見ますと、新幹線開業の大体2年前ぐらいには経営に当たる会社をつくっていますので、富山県はあと4年後ですから、もう少し時間があるといえばありますけれども、そろそろ議論を整理して準備をしていかなければいけない。
 そのときには、富山県は従来、あまり他のことを言っては悪いのですが、他の県の先行事例とかと比較しましても、割合前向きに前からいろんな調査をやって、いろんなデータを整理してある県だと思いますけれども、1つには、最終的にやはり地元が受け入れるということ以外には道がないのか、例えば一時期しばらくの間JRが自ら経営する手法もあるのではないかという議論も一時ありましたが、しかし、それはJRがやればすべて解決するかというと、実はそうでもない問題がいろいろありますので、最終的に地元が、県ごとになるか沿線県で合同でやるかという議論はありますけれども、そうした経営形態を定める。
 一方、国の財政支援の仕組みももう少ししっかりしたものに、壁に穴はあけましたけれども、もう少し具体的に詰める。そういう中で経営形態の問題も含めて、いろんな需要見通しもありますし、体制を23年度固めて、24年度あたりにはそろそろそうした会社の設立とかという段階に行かなくてはいけないんじゃないかなと、こういうふうに思っております。
 ただ、ご承知のとおりで、今度の年末ももう少しはっきり、金沢以西の問題もさることながら、では並行在来線をどうするのかというのも、本当は私は中央政権に、やっぱりこれは国家的なプロジェクトですからもう少し明快な処方せんを示していただけるのかなと思っておったのですが、まだそこまで行っておりません。ご承知のように、調整会議というのができて何回も議論されていますし、私もそこへ行って、よその県の知事と一緒にきちんとお話もしておりますし、何べんも大臣にお会いしたり、いろいろお話ししているわけですが、中央政府の方針がまだ不分明なところもありますので、そういったところはさらにこちらも踏み込んでいろいろ働きかけもしながら、地方ではどういう受け皿をつくるかというのをそろそろ整理をしていかなくてはいかん。
 いずれにしても、着実に進めていきたい。県民の皆さんがそういうことかと、それならもう安心だなと思ってもらえるようにしていきたいと思っております。

 それから、子育て支援などについて、それはもう一歩踏み込むというのは予算をつけるということかというお話がありましたが、いや、そういう意味で申し上げたのではなくて、予算をつけるつけないはともかく、その前に、もう少し例えば子育て支援ということをやる際に、結果として出生率が上がったりということにうまくつながるには何が足りないかというのを、もう少し勉強して、例えばよく言われるのは、女性の有業率、就業率が高いほどかえって出生率が高いというふうに言われておるんですが、富山県は女性の有業率は高いけれども出生率は全国平均並みだとか、そういう問題が例えばあるわけで、いろんな点で子育て応援券を出したり、市町村とともに幼児医療制度を充実させたり、最近ではお国が子ども手当というのを出したり、いろんなことをやっておられるけれども、非常に顕著な成果が上がっているとは必ずしも言えないので、そういった原因をもう少し踏み込んで勉強して、ではどうあったらいいのか、国の制度に変えてもらうべき点があれば大いに言わなければいかんし、県なり市町村のほうでさらに工夫しなければいかん点があれば、そうしなければいかん、そういったことをきちんと整理して進めていこうということを申し上げたわけでございます。

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